神宮詣で2018
2018.08.26 Sunday
信じられないくらいの猛暑の中、土日と年に一度のつば九郎詣で=神宮観戦へ行ってきました。
当日の気温予想を見て暑そうだなーと覚悟をしていましたが、現実は想像を遥かに超えていました。
あんなに暑くて熱くて暑くてたまらかなったのは初めてです。
こんな酷暑でスポーツの祭典とか大真面目に狂気の沙汰としか思えません。
拭ってもぬぐっても次から次へと汗が吹き出し、最初に持って行ったタオルが汗でびしょびしょになってしまい、急きょ現地でまた買い足す羽目になりました。
さて、観戦記と絶品スイーツだよりは明日以降にして。
とりあえず。今回、初めて球場前に出来たつばちゃんお薦めの日本青年館ホテルに宿泊してみました。去年の夏に開業し、観戦時に3塁側ににょきっと聳え立つ有り難い影になる建物の中に遂に入りました。
開業してすぐ、つばブロでも紹介されていた通りこのホテルフロントロビーから神宮球場が丸見え!
もちろん球場側に面した部屋からも球場が見えます。
残念ながら、今回宿泊した部屋は反対側だったためちょっぴり楽しみにしていた試合後の球場の様子は見られませんでしたが。開場前に涼を取るのを兼ねてホテル内のレストランでお茶をしていた時に練習に励む選手の様子がよく見えました。あの暑い中、練習する姿には本当に頭が下がりましたよ。
さて、この日は会館内のホールで秋田県関連の催事が行われていたため、チェックイン前に荷物を預けようとホテルに足を踏み入れた途端、いきなり”なまはげ”がお出迎えしてくれてびっくりしました。
なまはげのいでたちのまま、エレベーターはあちらですと案内してくれるのが何だか可笑しかったです。しかも、あのなまはげ催事の出演者なのでホテルの従業員ではもちろんなく。15時前にチェックインのため再訪した時はもうなまはげはいなかったので、絶妙なタイミングだったようです。
フロントロビーに到着した途端、うわー本当に球場が見えるーと感激したのですが、それ以上に真っ先に目に止まったのがこちら。
ななななんとすわくろうが飾られているんです!
なんて素敵なホテルなんだっ。荷物を預けたあと、嬉しくなって近寄ってこっそりなでなでしてしまいました(苦笑)。
更にすわくろうの横にはこんなものも。
ちゃんとその日のカードが表示されているのです。後ろに球場が映っているのがわかると思いますが、こんな感じでバッチリ見下ろせるのです。
この日はベイスターズ戦でしたが、これタイガース戦だったらトラッキーがかわりにいるんだろうなーと思ったらわくわくしてきます。
ちなみにホテルは新しくて綺麗です。部屋も丁度いい広さで何より嬉しいのがトイレとバスが完全に別の部屋になって分かれていました。
これはよかったです。バスタブはそんなに大きくはないけれど、トイレスペースがない分洗面台がゆったりめで着替えを入れるカゴもあってとても使い勝手がよかったです。
最上階には大浴場もあり、宿泊客は無料で利用できます。
絶賛丸ハゲ中なので残念ながら今回は利用できませんでしたが、観戦後に大きなお風呂にゆったり浸かることが出来るのはかなり魅力的。
珍しく朝ごはんをつけてみたのですが、朝の球場を眺めながらご飯を食べるという贅沢なひとときを味わえました。しかも、朝っぱらからグラウンド内に人がいてトレーニングをしていてびっくりでした。
朝食時、小さな女の子がつば九郎に会いに行くーとフロントロビーのすわくろうを愛でていてとっても微笑ましかったです。
小さいお子様にすぐ泣かれてしまうのが本鳥のささやかな悩みですが、小さい子があんなに喜んでてよかったね、と。すわくろうだから本鳥よりかなり小さいんだけど、あんなちっちゃい子にもちゃんとつばちゃんが認識されてるーと嬉しくなりました。
外苑前なので神宮観戦以外では、そんなに利用機会はなさそうだけれど。来季の観戦もまたココにしよう、と固く心に誓ってチェックアウトしたのでした。
ロビーは宿泊客以外も入れるのでつばちゃん好きは観戦時に寄ってみるのもお薦めです。
よこはまたそがれ
2018.07.01 Sunday
この土日と横浜へ行ってきました。
地元も恐ろしく暑かったようですが(実際、今日の15時過ぎに帰ってきたら信じられないくらいの暑さで家の中がもわ〜っとしてました)、昨日のお昼前に関内駅に降り立った瞬間、焦げるー!と思ってしまいました。
そんな私の横を青や赤のユニを着た人達がハマスタに向かって歩いていましたが、この猛暑の中でデーゲーム!? とわが目を疑いましたよ。
選手もですが、観客の皆さんは熱中症は大丈夫だったのか心配です。
横浜に来るのは本当に久しぶり。最後に来たのは多分、最後の夏イベ以来?
最後の夏イベっていつだったっけ? と調べてみたら2009年。9年ぶり!?
若い頃はイベントで毎年のように訪れていましたが、昨日は一応まだ6月の最終日。6月でこの暑さでは、今の時代に真夏の野外イベントは命をかけた催し物になるなとしみじみ思いました。
今回の旅行はミッチーのワンマンショーに参加するためでしたが、せっかく横浜に行くのだからとお昼ごはんは現地のお友達に付き合ってもらい、カサデフジモリに行ってきました。
パエリアを食べたくて行きましたが、これが本当に掛け値なしに美味しかったです!アヒージョも美味しくて。あまり食べないと認知されている(?)私ですが、昨日はしっかりがっつり頂きました。
美味しすぎて食べるのに夢中で写真も何もありませんが、魚介類のうまみとオリーブオイルが沁み込んだパエリア絶品でした。
おこげが美味しいのになかなか取れないーと、お友達が頑張ってくれていたら男性店員さんがやってきて、綺麗におこげを鍋から剥がしてくれました。カリッカリのおこげが香ばしくて幸せでした。
夕方からは会場である神奈川県民ホールへ行き、べいべ友さんと合流。
通称かなけん、で知られるこのホール昔から名前だけは知っていましたが入ったことはなく。イベント等で横浜を訪れた時に横目で見つつ、来ることはないだろうなーと思っていたのがまさかの今になってこんな機会が巡ってこようとは。
かなり古いホールだと思うのですが、広くて綺麗でした。音響もど真ん中だったおかげか良かったです。
で、このかなけんの3階から外を見るとみなとみらいの景色が一望できるよ、と行く前に身内から聞いたので開演前にぜぇぜぇ息を切らしながら階段を上り行ってきました。
本当にみなとみらいが一望出来ました。赤レンガから独特なフォルムが印象的なインターコンチネンタルホテルとランドマークタワー、その横に出来たツインビルが聳え立つ景色はなかなかの眺めです。最初は何もないところに夏が巡って来るたびにどんどん色んなものが建っていったんだよなーと懐かしかったです。
桜木町界隈は多分、この先も行くことはないのであの景色が見られただけでもわざわざ来た甲斐がありました。
スマホで撮ったのですが、パノラマ写真みたいに横長のためブログ用に縮小すると豆粒にしかならないため、これも写真はありません(ぺこり)。
ワンマンショーは心の底から、ものすごく楽しかったです。行く前はちょっとテンション落ち気味でショーより昼ごはんの方が楽しみなくらいでしたが(えぇぇ)、行ってよかった!!
明日からの地獄の1週間、幸せな記憶のおかげで乗り切れそうです。
レポは明日また抗がん剤なので副作用が落ち着いたら、備忘録を兼ねてさらっと書きたいな。
新穂高ロープーウェイ
2018.05.01 Tuesday
3連休の初日、4月28日に岐阜県にある新穂高ロープーウェイへ行ってきました。
3連休は全国的に天気に恵まれましたが、この日の飛騨地方は雲一つない快晴。
気候も暑すぎず丁度よくとても気持ちがよかったです。
新穂高ロープーウェイは新穂高温泉駅から鍋平高原までの第1ロープーウェイと
徒歩1分のしらかば平駅から西穂高口までの第2ロープーウェイの2段階に分かれています。
乗っている時はそんなにスピードを感じないのですが、途中必ず下り(上り)のロープーウェイをすれ違う地点があり、その時に相手のロープーウェイがかなりの速度ですれ違うため、こんなにスピードが出ているのかとびっくりでした。
平地はすっかり春ですが、山の上はまだ雪があり途中の山肌は冬枯れで茶色く。
鍋平高原ではちょうど桜が満開でした。
乗り換えの待ち時間を含め30分足らずで西穂高口へ到着です。
新穂高温泉駅で山頂の気温は4℃と聞き、寒い〜と思いましたが実際に降りてみると日差しもあるため、あまり寒さは感じず。風も殆どなく空気が澄んでいて気持ちよかったです。
駅のてっぺんは展望台になっていて、日本アルプスの山々がぐるりと見渡せます。
高いところが苦手で手すりの際まで行くともっといい写真が撮れたのだと思いますが、怖くてとてもそれどころではなく。
こちら側は槍ヶ岳が見える側です。肉眼でも頂きがギザギザになっているのがよくわかり、あれを登るクライマーの人達の凄さに脱帽です。
こちらは焼岳側です。天気がよかったため、写真には写っていませんが焼岳のてっぺんからガスが出ているのがよく見えました。右端の後方にはうっすらと白山が見えるほどの晴天で本当にいい眺めでした。
景色は最高だったのですが、何しろ標高が高くて。駅に着いた時点で身体がものすごく重く。とても疲れた夕方に感じる疲労感よりもっと凄いしんどさがずっとあり。最初は立って動いたりしていたのですが、そのうちとても耐えられなくなってきて座るのがやっとになってしまいました。
前日までの疲れがお休みで一気に出たのかと思いましたが、帰りのロープウェイに乗り出発地点まで戻ると、途端にだるさがすーーっと引いていき、そこで初めて高山病のようなものになっていたのだと知りました。
昔はこれくらいの高さは何ともなかったけれど、身体が弱っている人は標高が高いところに急に行くのは危険だということを身を以て知りました(汗)。
ちなみにこのロープウェイは夏や紅葉の季節は乗車のために長蛇の列が出来るほどの人気スポットだそうで。
春先のこの時期は行きも帰りも並んだ人数全員が乗車でき、窓から外の景色を眺められるくらいの余裕がありました。
紅葉はものすごく美しそうですが、青空と雪山と山桜のコラボが見られるこの時期も意外とお薦めかも。
メキシカンランチ
2017.09.10 Sunday
この週末は夏が戻って来たかのような暑さでした。
一度涼しくなってからの残暑は、身体がすっかり緩んでしまっているせいか余計に堪えます。あまりの暑さに今日は久しぶりにクーラーを入れてしまいました。
さて、今更ですが先週行った神宮観戦記その1。まずはご飯辺です。
この日は少し早めのナイターだったため、お昼に表参道で待ち合わせをして駅近くにあるFLYING TIGER という北欧雑貨のお店を見てから、ぶらぶらと原宿方面へお散歩がてら移動。
FLYING TIGER 北欧独特のデザインや発想が楽しくて、しかもびっくりするくらどれも安くて近くにあったらきっと通うにのになぁと。
ま、こういう地元にないお店に行くのも旅行の楽しみなんだけどね。
この日は気候もよく、お散歩するには丁度よくぶらぶらと裏通りを中心に歩きましたが、普段の旅行では決して通らないような道を歩いて楽しかったです。
表参道って表はお金持ちの御用達という感じだけれど、裏に入るとこんなところにこんなお店が(もちろん、それも高そうだけど^^ゞ)あったりして。
家も代々受け継がれてきたんだろうなと思わせる古い邸宅もあって、なかなか機会はないけれど一度じっくり散歩してみると色んな発見があって面白そうです。
今回のランチは原宿駅近くにあるメキシコ料理店・ラスドスカラス。
すぐ近くにジャニーズショップがあり、道すがら通りましたが、週末は常に行列なのかと思いきやこの日は空いていました。一生縁のない場所だと思っていたけれどこんな偶然ってあるのね。
ビルの地下にあるお店は、2フロアに分かれていて天井が高く開放的な雰囲気です。各テーブルの間隔も程よくなかなか快適でした。
週末はホリデーランチ1500円 前菜、サラダ、選べるメイン、デザート、珈琲がつきます。場所を考えるとかなりお得です。
それぞれがメインを選び、まずは食前ドリンクのサービスでハイビスカスティーが小さなグラスで運ばれてきます。
歩いた後なのもあって、冷たいティーが甘酸っぱくて美味しかったです。
まずは前菜の盛り合わせ、時間が経って内容を忘れてしまいましたがどれもけっこうしっかり食べごたえがあり美味しかったです。
続いて本日のサラダ。これだけでけっこうボリュームがあり美味しいんだけれどお腹がけっこういっぱいに(苦笑)。
私が選んだのはメキシカンライス。熱々の鉄板に載って出てきました。ちょっぴりピリ辛で美味しい!美味しいんだけど如何せん量がアメリカーンじゃなかったメキシカーン♪ 3人分ですか?と出て来た瞬間に思いました(^^ゞ
こちらはお友達のチョイスしたチキンケイジャンだったかな? これもいい感じに辛みがあって美味しかったです。緑色のアボガドソースだったかがチキンによく合っていい感じでした。
こちらもお友達のチョイス。ビーフのブリトーだったかな?真っ赤なお皿に白いブリトー、黒っぽいソースの対比がとても綺麗です。これ、ものすごく昔に大阪でメキシカンを食べた時と同じ懐かしい味がしました。あの時食べたのはこれだったんだーと。
とても食べきれないよーと思っていたメキシカンライスも、お友達の協力により無事完食。全員それはそれは満腹になりました。
一緒に頂いたレモンなんちゃら、という名前の飲み物も美味しかった〜。これもたっぷりなグラスに並々とやって来ました。全体的にとても太っ腹。
そういえば、近くのお客さんがチキンファビータを注文されるたび、料理を運んでから火をぶわっと点けるため、その炎と熱が凄くて皆さん必ずびっくりするという楽しさがありました。
デザートは一見、揚げ出し豆腐を干したもののように見えますが(笑)、ココナッツチーズケーキです。ココナッツ大好きなのでこれは嬉しかった!
甘さも控えめで満腹でも美味しくいただきました。
量はちょっと(かなり?)多いけれど、どれも美味しかったし店員さんも感じよかったし、機会があればまた食べに行きたいです。夜の方がより楽しいかも。
しかーしかかしおかし。ここであまりに満腹になりすぎてしまい、球場で行列が凄かったのもあるけれど全員殆ど何も食べられなかったという。
せっかくお家に遊びに行ったのに、あんまり銭っ子落としてあげられなくてつばちゃんめんご(ぺこり)。
見返りの塔
2017.09.04 Monday
神宮日記の前に先月末に行った長野の旅行の続きを。
東御で美味しい昼ご飯を食べた後は、宿がある青木村までのんびり移動して、同じ青木村にある大法寺へ。
ここにある三重の塔は国宝に指定されています。
お寺は小山の上にあり、石段をえっちらおっちら上がっていきます。
まずは本殿にお参りして下からも聳え立っているのが見えた、国宝・三重塔(さんじゅうのとう)へ。
正面からだと見上げる感じで意外と見ずらいです。と、そこに小道を発見。もしして、ここからぐるっと登るといい感じに見られるのかも? と行ってみると。
じゃーん、絶好の眺めで見ることが出来ました。
かなりシンプルですが、桧の皮葺屋根が何とも言えないいい色合いで。光の当たる角度によってグラデーションのように見えるのが素敵です。
1333年、鎌倉後期に建立されたそうで。あの時代にこれだけの建造物を険しい山道を登り思い資材を運び、これだけ精巧な建物をどうやって建てたのか? 古の人々の知恵と力と技に恐れ入るばかりです。
夏の終わりだったため、すっかり色あせた紫陽花が塔の周囲に咲いていましたが、春には桜に囲まれた姿が拝めるようで。きっと綺麗だろうなぁ。
このお寺には、他にも重要文化財に指定されている、十一面観音菩薩像、普賢菩薩像があるのですが、これは前日までの予約が必要なため、今回は諦めて周辺をのんびり歩きました。
すぐ近くに青木村常設美術館があったので、ついでに入ってみました。
青木村や周辺の長野県の各地出身の作家の作品が沢山展示されていて、なかなか見ごたえがありました。
大正時代や戦前の信州の風景が精緻な筆致で描かれていてとても綺麗だったり、かなり前衛的なぱっと見ちょっと怖い絵もあったりで面白かったです。
とても小さな美術館だけれど、疲れすぎずふらっと寄るには丁度よかったです。
神宮が真っ赤に染まった日
2017.09.03 Sunday
今年も神宮観戦から帰ってきました。
普通に1塁側のつば九郎を堪能できる席を取ったはずだったのに、びっくりするくらい球場が真っ赤で。1塁側なのに何故か完全アウェイの雰囲気をこれでもか、と味わいました(^^ゞ
試合はまぁ、勝てるとは思ってなかったけれど、ライアンの粘りのピッチングも見られたし、ココの好返球なんて貴重なものも目の前で見られたし。
てっぱちくんのヒットも出たし。
何より、つば九郎がたっぷり見られて大満足です。
鳥小屋から見える頭とぷっくり真っ赤なほっぺやなだらかな肩のラインをたっぷり堪能できました。
写真の整理がまだ出来ていないのでそれはまた明日以降。
とりあえず、明日は抗がん剤投与の日です。旅の疲れは点滴中の爆睡で補えそうです(笑)。
夏の終わりに信州
2017.08.30 Wednesday
先週末は約10ヶ月ぶりに長野県青木村にある、沓掛温泉・満山荘へ行ってきました。去年は初冬でしたが、今年は夏の終わり。道中の外気温はそれなりに暑かったけれど、青木村に着いてからは高地なのもあり涼しく快適に過ごせました。
温泉へ行く前に東御市(とうみし)にある、アトリエ・ド・フロマージュという手作りチーズを33年間製造販売しているお店のカフェでお昼ごはん。
行きは運転をしながら、アクセルを踏んでもやっと30キロくらいしか出ず。軽自動車に3人とはいえ高速道路は全く問題がなかったのに何でこんなに馬力が出ないんだろう?と思っていましたが、帰り道でかなりの急こう配であることが判明。そこそこの高さを登ったところにあるため、窓からアルプスが見渡せてとても気持ち良かったです。
ちなみにお店の横に停車中の軽自動車はお店の車です。
野菜好きな我が家は、全員この時期限定の夏野菜のカレーでした。
器に触れないくらいの熱々で、猫舌なため食べるのにかなり時間がかかりましたが、野菜が新鮮で上にたっぷりかかったチーズが全くしつこさがなく。とても美味しかったです。
カレーの後はやっぱり甘いものが欲しくなるよね、というより殆どこれがメインなデザート。
アッサムティーです。400円なのにポットで出てくる太っ腹さが嬉しい。
かなり迷った末にやっぱりアップルパイ好きなので、自家製カマンベールのアップルパイ。
カマンベールチーズとアップルパイという発想にびっくり。りんごのコンポートも下のカマンベールのベイクドチーズケーキの部分もどちらもとっても美味でした。
家族が注文した普通のベイクドチーズケーキもほんのり甘さがあってものすごく美味でした。
カレーも美味しかったし、他のデザートも食べてみたいのがまだまだあるので、また長野に来ることがあったら行きたいです。
食事をしながら気になっていましたが、お店の前でヤギを飼っていました。
家族連れのお子さんが小屋の前に生えていた草を食べさせているのに便乗してぱちり。
3頭のヤギが一心不乱に草を食べる光景はなかなか見ものです。
全員頭を桶に突っ込んで下から食べていて、上の方の草は太陽の光で固くなるのかな? 等疑問がいっぱいでした。
実はもう1頭お父さん(お母さん?)ヤギがいるのですが、ずっと奥にある小屋で休んでいました。
左端のヤギはこの後、盛大に糞をなさり、草をあげていた男の子が大喜びするというおまけつきでした。
お腹も満たされ、青木村目指してのんびり道中は続きます。
ミュシャ展と美味しい洋食
2017.05.04 Thursday
5連休初日の昨日は、それまでの疲れもあって家でのんびりまったり。
ご飯を作るのとちょこっと掃除以外は本当にのんびり過ごし、前日が職場の飲み会だったのもあり、夜は9時前に寝てしまいました。
飲み会と言ってもカルピスソーダだったから、アルコールはゼロなんだけどね。ここ1年くらいは職場の飲み会はずっとソフトドリンクで過ごしてます。少しくらいは飲めるけれど、そもそも職場の飲み会は業務が終ってからなので、その時点でくたびれ果てていて、くたびれた状態でアルコールを飲んで帰ると思うと面倒で(^^ゞ
普通のお店だとビールコップ1杯とかできるけれど、飲み放題だとジョッキでどーんと来てしまって飲みきれないし。ソフトドリンクだと注がれない、という利点も発見して(何をいまさら 笑)すっかりクセになりました。
そんなわけで、昨日書くつもりだった先日の旅行記の2日目。
ワンマンショーで至福の時を過ごした翌日は、国立新美術館で開催中のミュシャ展を見てきました。
連休中だし混みそうだよね、ということで開館前に集合して行ったのですがこれが大正解。ほぼ並ばずにスムーズに見ることが出来ました。
前夜の打ち上げと興奮で寝不足だったので半端じゃなく眠かったけれど、頑張って早起きした甲斐がありました。
今回のミュシャ展の目玉は何といってもスラブ抒情詩全編が一気に見られる、というもの。もちろん生で見るのは初めて、というよりミュシャの絵画自体初めて生で見ましたが、繊細で奥行きのある大胆な描写が素晴らしく、とても好きな作風でした。
今回、作品が大きいのと人が多くて解説文を読みづらいかも、と初めて音声ガイドを借りてみたのですが、これがもうとにかく有り難かったです。
何しろ絵が大きいのでちゃんと見ているつもりでも、解説で右上にある○○と言ってそちらを見ると、こんなところにと見落としているポイントがいっぱいで。そして、個人的にとっても嬉しかったのが音声ガイドを務めていたのが檀れいさんだったこと。ミッチーを堪能した翌日は檀ちゃんのガイドで絵画鑑賞♪、と1人ほくそえんでしまいました。
真面目な話、檀さんのガイドとても聞きやすくてよかったです。
スラブ抒情詩はスラブ民族の歴史でもあるので、1枚ずつずっと見て行き最後の絵になった時はこれまでの苦難の歴史にこみあげるものがありました。
1枚の絵が本当に大きいため、遠くから全景を眺めて近寄って細かい部分を見る、と1粒で2度美味しいグリコみたいな楽しみ方が出来ます。
全景も真ん中で見るのと右より左寄りに立って見るのとでは、少し印象が違ってみえたり。1枚ずつにけっこう時間がかかるため、それなりに疲れるのだけが難点(^^ゞ でも、真ん中にちゃんと大きな椅子が容易してあるので、休憩しつつ見ることもできます。
全体的には柔らかいタッチなんだけれど、絵によって幻想的だったり、とても素朴な感じだったり、悲しみが溢れていたりと色んな表情になるのが当たり前だけど上手いなあ、凄いなぁと感心しきりでした。
これを見ていると、猛烈にもう1回チェコに行きたくなりました。
最初の方に展示されていた絵でとても好きなものが何枚かあったので、途中戻ってもう1回見たかったのですが、人が多いので諦めましたが、近くであればもう1回見に行きたいと思った展覧会でした。
お土産コーナーで大きな図鑑があり、ちょっと欲しいなぁと思ったのですが、そんな重いものを持って歩く体力もないため、いつもどおり気に入った絵のポストカードを数枚購入しましたが、それくらい好きな絵でした。
ちなみに、同じ会場で草間弥生展も開催されていて、ちらっと見えた作品は当たり前ですが、あの強烈にカラフルな世界で。カラフルな色は好きですが、あれをこれでもか、と見続ける自信は体力気力ともにちょっとないです(^^ゞ
国立新美術館は初めてでしたが、会場の広さが丁度いい感じでとても見やすかったです。千代田線なのがちょっと面倒くさいけれど(←単に自分が乗り慣れてないだけ 笑)、駅に直結で便利だし。
休憩スペースもお手頃価格で安心で、また機会があれば何か見に行きたいです。
さて、展覧会を堪能したあとはお腹がとっても空いたのでお昼ごはん、というわけで入谷へ移動して美味しい洋食を食べてきました。
入谷に昔からある洋食屋さん、香味屋(かみや)。
いつもこのメンバーでご飯を食べる時は、私は旅行者ということもあり、連れて行ってもらうのに慣れてしまい、普段だときちんと道順を調べていくのが今回ものんびり構えていたら……。全員入谷駅から少し歩いたところ、としか知らず(笑)移動の電車の中で慌てて確認し、無事にたどり着くことが出来ました。
駅からほぼ道なりに左折するのみの1本道なのでわかりやすいです。
入谷に行ったのは初めてでしたが、生まれる前の昭和の風景がそこかしこに残っていてへぇぇぇでした。
お店はこじんまりとした一軒家。ドアを開けると白いテーブルクロスが敷かれたテーブルがいくつも並んでいて、むかーし、子供の頃に連れて行ってもらったレストランてこんな感じだった、と何だかそれだけで懐かしく嬉しくなってしまいます。
洋食屋さんなのでメニューには美味しそうなものがいっぱい並んでいて迷いましたが、下調べをした時から気になっていた1品にやっぱり落ち着きました。
タンシチューのハーフサイズ。
このお店はデミグラスソースがとても美味しい、とあったので楽しみにしていたのですが本当に美味しかったです。
お肉はトロトロに柔らかくてクセがなく。付け合わせの人参のグラッセが甘すぎずとても美味しい。
ジャガイモだーと喜んだら、なんと上にチーズがかかっていてそれがカリカリで香ばしくてとにかく美味しかったです。
量もハーフサイズで充分。ごはんもしっかり完食。美味しかった〜。
お友達は3段重ねの重箱に入ったお弁当を食べていて、それもとても綺麗で美味しそうでした。1品1品とても丁寧に作ってある、と感心していましたが、自分が食べた料理を鑑みても頷けます。
エネオスのCMに出て来る、怖そうなお姉さんもこれならきっと「丁寧な仕事ぶりだったわ」とお墨付きをくれること間違いなしです。
食後に珈琲を頂きましたが、予想通り淹れたての美味しい珈琲でした(^-^)。
入谷って普段の行動範囲から離れているので、なかなか行く機会はなさそうだけれどもう1回別のメニューを食べに行きたい、と思ったくらい大満足なお店でした。ごちそうさま〜。
本当に最初から最後までひたすら楽しかった旅行でした。
お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。
今回の旅行ではつばちゃんに全く会えなかったのだけが唯一心残りです。最近は観戦でなくても、時間を作ってせっせと神宮近辺もしくはブラジリアに必ず寄っていたので(笑)。つばちゃんには秋にはまた会える予定だから、めんごー。
ネパールなカレー
2017.05.01 Monday
ゴールデンウィーク前半の29、30日と千葉と東京へ行ってきました。
2日間これでもか、というくらいにあれこれ楽しんだおかげで流石に今日は疲れで気を抜くと意識が飛びそうになるのをこらえての1日でした(こらこら)。
東京へ行くのは珍しいことではないけれど、この時期にあまり行くことはなく。
以前、一度くらいはGWに行ったことがある気がしますが、その時は飛行機だったので。この時期に新幹線で東京方面へ向かうと、地元ではすっかり散ってしまった桜ですが、長野〜軽井沢は今が丁度見ごろで。トンネルを抜けるたび、車窓にぱぁっと薄紅色の桜や真っ白な木蓮が満開な光景が広がるのがとても綺麗で何度もお花見(しかも山の)が出来て得した気分でした。
今回の旅の目的は市川で開催されたワンマンショーに参加すること。
ありえないくらいに楽しくて素晴らしかったワンマンショーについては、後半のお休み中にレポを書く予定なので今回は割愛。
翌日のことを考えると東京で宿泊してもよかったのですが、連休中は都内は高いのと会場近くのホテルがとにかく楽ちん、ということを去年の大阪でのワンマンの時に知ったので。今回も近くのホテルがないか探したら、いい感じにありました。ごく普通の小さなビジネスホテルですが、駅からもホールからも近く、部屋も広くてフロントの方々もとても親切で大当たりでした。
昼間はせっかく千葉というか市川まで行くんだから、と現地のお友達にランチを付き合ってもらい、本八幡の駅近くのサンサールというネパールカレーのお店でお昼ごはん。
本店は新宿にあり、割と最近本八幡にも進出してきたようで。カレー大好き&食べログの評判も良かったため、ココにしましたが。本当にネパールの方がやられていてこじんまりとしたいいお店でした。
ランチは4〜5種類くらい。
ネパール料理のランチも心惹かれたのですが、この日の日替わりカレーが里芋とチキンのカレーだったのと量が丁度良さそうだったのでスペシャルランチに。
食べかけですみません。
これにふかふかでもちもちの巨大ナンがついてきます。地元のインドカレー店でもナンがつきますが、こんなにもちもちしていないので、今度から物足りなく感じてしまいそうなくらい、もっちりした美味しいナンでした。
お目当ての里芋とチキンのカレーもとても美味しかったけれど、それ以上に虜になったのがバターチキン。一見スープのように見えますが、そこまでサラサラではなく。しかしかかしおかし。これがもう何とも言えず美味でした。ちょっと甘めでバターたっぷりなんだけれど重くなくて。これだけじゃなくて、もっといっぱい食べたいっと思うくらい気に入りました。
とても美味しいランチをごちそうさまでした!
沓掛温泉満山荘その2
2016.12.14 Wednesday
日も暮れて、ようやく待ちに待った夕食の時間がやって来ました。
夕食は午後6時から食堂(名前を忘れてしまいました^^ゞ)でいただきます。
部屋ごとにテーブルが別れていて、テーブルとテーブルの間には衝立があるのでゆったりできます。
奥山田温泉にあった時の食事がとても美味しかったので、今回もそれはそれは楽しみにしていました。
テーブルの上には既に食前酒と前菜のプレートが載っていました。
相変わらず素敵な盛り付けで、それだけでかなりテンションが上がります。
生湯葉(クコ柚子胡椒)、信州サーモンのコンフィ、アロエヤングリーワシーサラダ、地物野菜とピクルス等
ピクルスがとっても美味でした。赤色がビーツのソース、黄色っぽいのがパプリカのソース、茶色がオニオンバルサミコ酢 でどれもそれぞれ美味しかったですが、とりわけビーツとオニオンバルサコミ酢が絶品でした。
事前にオーダーしておいた(チェックイン時に聞かれます)地ビールの小瓶で乾杯。ちびちび飲みながら美味しく頂きます。
柚子みそで頂く牛乳豆腐。あったかくてほんのり甘くて美味しい〜。
写真を取り損ねましたが、お隣にはドライベジタブル入りの十六穀米スープ。これがホントに美味しかったです。可愛らしい小鉢に入って出てくるのですが、お椀いっぱいでも食べられそうでした(笑)。
テーブルの上にはお品書き。料理が運ばれてくるたびに、答え合わせのようにこれだっと眺めて楽しみました。
冬の天ぷらシリーズ。1品ずつ揚げたてを入れてくれるのをハフハフ言いながら添えられた抹茶塩でいただきます。写真は最後の信州りんご。
万願寺甘唐、エリンギ、まこも筍、スティックブロッコリー、りんごの5種類。
グラスワインの白を追加注文したのですが、ほんのり甘くてさっぱりととても飲みやすかったです。
チーズの茶わん蒸し。茶わん蒸しの下に熱々のチーズが隠されていて、それがとても香ばしく。トマトの酸味とねぎの甘味が混ざり合って美味しかった!
スープとのこの茶わん蒸しはもう1回食べたいくらい気に入りました。
殆どの温泉の料理は、これでもかっというくらい色んな料理が沢山出てきて完食出来た試しがないのですが、ここの料理は1品1品が丁度良いサイズで、しかもとても丁寧に作られているのでここまで食べてもまだまだ胃袋に余裕があるのが嬉しい。
お肉料理は冬瓜のお吸い物の中に隠されています。牛ヒレ肉、柔らかくて美味しかったです。ただし、ほんのちょっぴりなので、男性やよく食べる人だと少し物足りないかも(笑)。
大岩魚のジェノバ風ソース。大岩魚ですが、それを小さく切り分けてあるので、見た時は小岩魚だよと思わず突っ込んでしまいました。
岩魚の下には長芋としいたけとミニキャロット。これがどれも香ばしくて、個人的には岩魚より付け合わせの方がより好みでした。
奥は柿の生ハム巻クリームチーズ。ブルベリーソースと一緒に頂きます。これも美味しかった〜〜。
〆は野沢菜のお茶漬けです。長野に来たらやっぱり野沢菜が食べたいのでお茶漬けで出てきて嬉しかったです。
ちなみに今年は野沢菜が不作だそうで。帰りに寄った道の駅にも確かに品薄でした。
お楽しみのデザートは、りんごシャーベット。ラ・フランスの赤ワイン煮、マンゴーヨーグルトソース添えです。
本物のりんごで作ったシャーベット、しゃすでりでした。
最後は各テーブルを回って熱いお茶のサービス。食事の後はやっぱりお茶でしめないとね。
そんなわけで、見事に綺麗に完食。はー美味しかった〜〜。
食事のメニューは基本同じでところどころ季節ごとに違うそうなので、またいつか今度は春や夏などの暖かい時期に来てみたいです。
ホントに本当にごちそう様でした。
沓掛温泉満山荘その1
2016.12.11 Sunday
書くと言いながら、何だかんだと2週間経ってしまいました。
今更ながら先月末に行ってきた沓掛温泉満山荘(まんざんそう)の滞在記です。
小布施を出て再び高速道路に乗り温泉がある青木村へと向かいます。
上田から行くのがオーソドックスですが、真田丸ブームで上田は混んでるかも、と反対側から山道を来たところ、途中からあちこちに雪があるではないですかっ。幸い道路にはもう雪はなかったですが、途中の山や民家の屋根にはしっかり雪が積もってました。この辺はもう冬なのねーと実感でした。
そんなこんなで14時前には無事満山荘へ到着。
以前、奥山田にあった時と同じ看板がかかってます。
先に荷物だけでも置かせてもらって、その辺を散策しようと中に入るともう部屋の準備は出来てます、というわけで。ロビーで美味しいお茶と茶菓子を頂きつつ説明を聞いて早速部屋へ。
部屋の写真は撮りませんでしたが、畳の上に大きなベッドが2つ並んでます。
温泉だけれどベッドなのは有り難い。トイレと洗面所は共同です。山の中にあるだけに、昼間でも寒かったです。もちろん各部屋にはストーブがあるので大丈夫ですが、廊下は寒い〜。
まだ時間が早かったので一度外へ出て周辺を散策することに。宿のすぐ後ろが散歩道になっていてちょっとしたハイキングコースです。
途中の共同水場では、地元の方が野沢菜を洗っていました。
石段をえっちらおっちら上がったところにお堂がありました。鐘があると衝いてみたくなるのが人間の性。お連れの方が張り切って衝いてました。
お堂から更に急な坂道を上がってまだまだ散歩コースは続いていたのですが、予想外にお堂に着いた時点で私の息があがってしまい、これ以上登るのは諦めて宿の外にある池を眺めることに(とほほ)。
ピラニアのような魚がいる、とご主人が説明してくれたのですが、その魚がまあ何とも大量で。池の中にびっしりという感じで泳いでました(^^ゞ
再び部屋に戻り、少し早いけれどお風呂へ。
お風呂は2種類、最初は露天つきの方が女湯でした。お風呂はこじんまりとした小さな湯船と洗い場です。入り口にここのお湯はしばらく水を出しているとお湯になります、と注意書きがあり。しばらく待ってみましたが……水のままです。
更に待つ、じーっと待つ。トミーと待つ、利家と待つ。と本当につばブロ状態でじーーーーーっと待ちましたがいつまで経っても冷たい水しか出ません。
先に入っていた方に尋ねてみましたが、どうやら同じらしく。仕方がないので湯船からひしゃくでお湯を掬って何とか身体を洗いましたが、寒かった〜〜(>_<)。
肝心の温泉は少しぬるめでいいお湯でした。
お風呂から上がった後は、夕食の時間まで部屋でのんびり休憩。
途中、ストーブの表示が気になったので見てもらいに来てもらった際に、お風呂のお湯のことを聞いてみたところ、慌てて飛んで行かれました。
どうやら元栓か何かを開け忘れていた模様。これでもう寒い思いをしなくてすみます(ほっ)。
明石紀行
2016.07.04 Monday
6月末にワンマンショーのため大阪へ行った翌日、明石へ行ってきました。
せっかく大阪へ行くのだから久しぶりに会う友人とランチをしよう、と約束した際神戸や梅田もいいけれど、なかなか行く機会がない明石に行ってみようというわけで新快速に乗って行きました。
学生時代に住んでいた頃、神戸以西にも数回行ったことがありましたが、明石はいつも通過地点で。明石市内に行くのは初めて。
神戸に行くときは大抵、阪急や阪神を使うのですが明石だったので新快速に乗ってみましたが、いや〜〜速いっ。何しろ止まる駅が少ないのであっという間に到着してしまい、もうちょっと乗ってみたいのもあって西明石まで乗って戻ってきました(^^ゞ
明石といえば明石焼き、というわけでお昼は駅近くの明石焼きやさんで明石焼きとたこ焼きを食べることに。
明石焼き、プレーンや色んな具が入ったのが色々あったので、明太子&しそにしてみました。
15コが板の上に載ってどーんと出てきます。2コ欠けているのは食べたから(笑)。
お出汁につけてはふはふしながら食べるのですが、お出汁があっさりしていてとっても美味しかったです。
たこ焼きも明石焼きもどっちも数が選べるのが嬉しいポイントでした。最初ははふはふ言っていたのが、あれこれおしゃべりをしているうちにあっという間に食べやすい温度になりました(^^ゞ 冷めても美味しくて関西はやっぱり粉もんが美味しいなぁと再確認。
食後は明石の海産物を売っている市場をぶらぶら。アーケード街になっていてぱっと見は三宮のアーケードと造りは同じですが、こちらはだいぶのんびりした感じです。たこが名産だけあって、右を見ても左を見てもタコやタコを使った食べ物がたくさん売られていました。
海産物は地元の方が豊富にあるので(苦笑)、明石といえば……のイカナゴを購入。現在、毎朝美味しくいただいてます。
今回、明石で見たいものは? と聞かれてリクエストしたのが標準子午線。
は? と言われそうですが明石は明治時代に初めて子午線の測量が行われた時に日本の標準子午線はココ、と制定されて以来の子午線のある街なんです。
ココが標準子午線である東経135度線は、なんと人丸駅のホームにあるというので明石から山陽電車で行ってきました。行くといっても2駅なのですぐ。
しかも、電車を降りたその足元にありました(苦笑)。
本当に地面に書いてあるだけです。一応記念にまたいでおきました。
すぐ目の前には天文科学館が見えます。
実は、最初は天文科学館に行きたかったのですが、この手の多くの施設がそうであるように月曜は休館日。というわけで残念ながらホームから眺めるだけになってしまいましたが時計台が見られたので満足です。
楽しい1日をありがとう!また次回も元気に会えますように。
舞鶴引揚記念館
2014.06.13 Friday
昨日は舞鶴引揚記念館へ行ってきました。
数年前にシベリア抑留体験者である詩人・石原吉郎についての書物を読み、初めてシベリア抑留というものがあり、どんなものであったかを大まかながら知りました。同じくシベリア体験者の画家・香月泰男の美術館が山口県にあることを知り、行ってみたいと思ったものの、何しろ山口はあまりにも遠く、実現しないまま月日が流れ。
療養中に大量に読んだ、内田康夫の浅見光彦シリーズに舞鶴引揚記念館が出て来る話があり、その時に初めて昔、引揚者がたくさん舞鶴港から帰国したこと、記念館の存在を知り、舞鶴ならそんなに遠くないから行ってみたいなと思っていたのです。
実は、何故か舞鶴は福井県の端にあると思っていて、行こうと思い立ち、記念館のホームページ等を調べた時に京都府にあることを知りました(^^ゞ
舞鶴へは北陸道を経由し、今は舞鶴若狭自動車道が小浜から開通しているため、金沢からだと車で4時間弱で行けます。
高速道路を降りて国道27号線に出ると、すぐに舞鶴引揚記念館や赤レンガ博物館の案内標識が要所要所に出ているため、とてもわかりやすかったです。
記念館は舞鶴湾を望む高台にあり、すぐ近くには自衛隊の舞鶴駐屯地や原発に関連した施設があったりして、記念館自体は静かな佇まいですが、あまり慣れない小心者にはそこへ至る経路はちょっぴりものものしく感じました。
入口の前に1985年に建てられた終戦40周年を記念して作られた大きな”平和の誓い”の文言を刻んだ石碑があり、これを作ってから更に30年経ち、平和の誓いが蔑ろにされそうな世の中になるなんて、建てた当時は思いもよらなかったんだろうなーと思ってしまいました。
記念館の入館料はなんと300円。入場券、小さなパンフレットと一緒に併設のカフェで使える50円の割引券も一緒についてきます。
館内は貴重なシベリアから持ち帰った当時の生活用品や衣服、手紙や日記などの展示品が分類されて展示されているほか、シベリア抑留と日本国内、世界の主なできごとを併記した大きなパネルの年表があり、時系列がわかりやすくて私のような当時をまったく知らないモノにはとてもありがたかったです。
シベリアからの引揚自体は終戦の翌年1946年12月から開始されたのですが、最後の引揚者が帰国したのは終戦から13年も経った1958年だということを知り、愕然としてしまいました。
昭和に直すと昭和33年、東京オリンピックが昭和39年ですから、敗戦からの復興がどんどん進み、東京タワーが完成し、チキンラーメンが発売になったのと同じ時に、ようやく強制労働から解放された人々がいたのかと思うといたたまれないです。
ラーゲリと呼ばれた収容所で出された1日の食事を再現したものにも、たったこれだけと思いましたが、食事については書物にも文字でこれだけと記されていたので予備知識がありましたが。収容所で使われていた食事のスプーンを、くず鉄などを溶かして白樺の木に彫った鋳型に流し込んで作った、というのにびっくりしてしまいました。どんな状況でも工夫して道具をこしらえる人間の逞しさにはただただ感心するばかりです。
ラーゲリが点在した位置を示す地図、引揚船の模型、抑留者を帰国させるために尽力した方々についての展示などとても見ごたえがあり、どれも初めて知ることばかりで色々考えさせられます。
三波春夫さんがシベリア体験者であったことも初めて知りました。私の世代だと「お客様は神様です」の人というイメージしかないのですが、あの有名な台詞と幼い頃にテレビで見たあの明るい笑顔の裏には、きっと想像もつかないような色んな思いがつまっているんだろうな、と思ってしまいました。
別の部屋には、ころ島=中国南西部にある都市 からの引き揚げの様子が写真と文章で紹介されていて、当時の様子をほんの僅かですが窺い知ることができます。その中にあった、引き揚げ者の言葉『戦争とは、特権階級者が私欲のために引き起こされ、その戦争の犠牲になるのは弱い者である。二度と戦争はしたくない』という文(要約)がとても印象に残りました。
行ってみたいと思っていたクセに、元来怖がりのため、昔、原爆資料館に行った時に怖くて怖くてたまらなく、出て来た時には食欲もすっかりなくなり。今回もそうなったらどうしよう、と少々おっかなびっくりでしたが、そんなことはなく。
改めて毎日あたたかいご飯が食べられて、暖かい布団でゆっくり手足を伸ばして眠れることがどんなに幸せなことなのか、をしみじみ噛みしめています。
実際に引き揚げを体験された人がどんどんいなくなり、シベリア抑留や戦争がもたらした悲劇が実感としてわからない人が殆どになってしまった現在。
決して風化させてはいけない記憶があることを後世に伝えるためにも、この先もずっと展示を続けていってほしいなと思います。
P.S.
併設のカフェでは海軍カレー(辛口)引揚カレー(甘口)があり、人気メニューだそうですが、抗がん剤の副作用のせいでカレー等の刺激物がちょーっと苦手になっているため、代わりにチャーハン(550円)を食べました。キャベツがたくさん入っていて手作りでしかもボリューム満点(運ばれて来たのを見て、残そうか真剣に迷いました 笑)で美味でした。
大福おばさんの豆大福
2014.03.30 Sunday
ただいまです〜。入院以来、最大の楽しみというか目標ですらあった世界選手権観戦から無事帰って来ました。
ワールドレポや”かふぇでぶらじりあ”等については明日以降順番に書いていきます。
とりあえず、今回観戦したり久しぶりの友人に会ったりする以外でもうひとつだけ目的がありました。
それは、上中里にある平塚亭に行って”光彦だんご”を買って帰ること。
光彦だんご?? なんじゃそりゃって感じですが。内田康夫の浅見光彦シリーズを読んだことがある方ならお馴染みの、みたらし団子のことです。
少し前のブログでも書きましたが、入院中に家族が読みやすいモノをということで、浅見光彦シリーズの「北の街物語」を持って来たのを皮切りに、旅行前に家にはない2作のみを残し現在出版されている浅見光彦シリーズを読破してしまうくらい、すっかり嵌まってしまいました。
所詮、娯楽小説なのであんまり自慢できることでは全くないのですが、”米穀通帳”や”乾坤一擲”、戦後の混乱期のあれこれ等、今まで知らなかったことを物語を通じてたくさん僅かだけれど学ぶことが出来ました。
そんなシリーズを通して初期から現在に至るまで殆ど毎回のように必ず登場するのが、平塚亭の団子なのです。
お団子好きとしては、初めて読んだ時からどんなに美味しい団子なんだろう? と興味津々。特に入院中は点滴ばかりでロクに食べられなかったこともあり、そんなところに団子だの天ぷらそばだのモンブランだのが次から次へと出て来た日には、どんなに美味しいんだろう、天ぷらそば食べたいっという妄想だけが膨らむばかり。
かなりの数を読破する頃には、今度上京する機会があったら平塚亭でお団子を買って帰ろう、と決意するまでになりました(笑)。
さて、そんな平塚亭は上中里駅のすぐそばにある平塚神社の参門入口にあります。
事前調査によると日曜は不定休とのことなので、せっかく行って休みだったら大変、とわざわざ前日ホテルから営業確認をしました。
小雨がぱらつく中、石段を登るとお目当ての平塚神社がありました。
小説にも謂れが出て来ますが、八幡太郎源義家公が祀られている神社です。
想像より小さくてちょっと驚きました。
「金沢殺人事件」の冒頭で、事件に巻き込まれて殺されてしまうバイオリニストとして将来を嘱望されている金沢出身の音大生が、飼い犬の亡きがらを境内に埋めるくだりがあるのですが。実際に行ってみると、ここで死骸を埋めるのは悪目立ちしすぎて難しいよ……と。作品が書かれたのは20世紀のことなので、今とは多少勝手も違うとは思いますが(^^ゞ ってそんなことを突っ込んでも仕方がないんだけどね。
神社を見学した後はお目当ての平塚亭です。境内から参門の方へと戻って行くと……、本当に入口にありました。
中村俊介が演じるドラマ版では、このアングルの平塚亭がたびたび登場するそうですが、生憎見たことがないので
この前に桜の木が1本生えていて7分咲きに咲いていました。
ちなみにこの古めかしい、いかにも歴史を感じさせるこちらは入口ではなく。入口は通りに面したところです。
ガラガラとガラス戸を開け、中に入ると。んんん?? 朝が早いせいか殆ど商品がまだ並んでいません。うぐいす餅に豆大福、さくら餅に……れれれ、お目当てのお団子がありません。
お団子はないんですか? と聞くと、まだ出来上がっていないそうで。1人で作っているのであと1時間ほどかかります、と言われてしまいました。
そんなぁとトホホな気分になりましたが、こればっかりは仕方がありません。諦めて豆大福3個とさくら餅1個を買うことにしました。何故、さくら餅が1個なのかというと、私は大福よりさくら餅の方が好きだからです。
注文をしていると、店の奥からつきたてっぽい湯気があがっているもち米が入ったお蕎麦を入れる箱みたいな四角い入れモノを抱えたおばあさんが「いらっしゃい」と笑顔で出て来ました。
あ、この人が小説にも登場する大福おばさんだーと思いましたが、いわゆる巷で言うアサミストというほどのファンでもない、ただの食いしん坊おばさんなので心の中でだけドキドキしておきました。
少しだけ時間に余裕があったので、近くにある滝野川警察署も見て来ました。
もちろん一般人にとっては、たとえ小説にしょっちゅう出て来る場所であっても、警察署というのはあんまり気分がいいものではないのでパチリはありません。近年立て替えたのか、割と新しい感じの建物でした。へーここが堀越警部が勤務する滝野川署なのかーと思っているうちに雨足が強くなったので、早々に退散しました。
”つるおか”が職人であるご主人の名前なのでしょうか。
豆大福とさくら餅です。大福がちょっとつぶれているのは、鞄の中に入れていたからです。
早速、夕飯のお供にいただきましたがさくら餅は、ほたほたで中の餡子は地元のとは少し味が違っているけれど美味しかったです。
豆大福を食べた家族によると、中はつぶあんで餡子がどっしり詰まっていて上品な甘さで美味しかったとのこと。
有名パティシエが作る、見た目も美しいお菓子もいいけれど、昔ながらの地元の人が通う下町のおやつもたまにはいいものです。
ごちそうさまでした〜。いつか、機会があれば今度こそ”光彦だんご”=焼きみたらし団子を食べてみたいです。
日本平と久能山東照宮の旅2
2013.12.04 Wednesday
さて、日本平にて富士山堪能しまくった後は、お待ちかねのランチターイム♪
富士山を愛でながらバイキングランチを楽しむという何とも贅沢な企画です。
ランチ会場は外に面した部分が大きなガラス張りになっていて眺望はバッチリ。
案内された席につき、好きな料理を持ってきていただきます〜。
毎度のことながら、あれも食べたいこれも食べたいと思うけれど、胃袋はひとつしかないので吟味しての選択でしたが、どれもこれも本当に美味でした。
特に手前にあるグラスに盛られたかぼちゃの前菜風な逸品が絶品でした。
あと、パンで黒ゴマのパンがあったのですが、これが本当に美味しかった〜〜。
これに更にメインとしてスパゲティが3種類の中から選べます。友人はきのこ類のクリームソース、私はイカと小松菜だったかな(うろ覚え)のガーリック風味にしましたが、どちらも美味しかったです。
美味しいランチを食べながら、久しぶりなのでつもる話に花が咲きます。
お腹いっぱい〜と言いつつも、隠れメインのデザートも欠かせません。じ、実は写真には撮っていませんが、この他にヨーグルトとグラスデザートのパンナコッタを頂いたのですが、この2つが濃厚な味でそれはそれは美味でした。
さて、すっかり満足した後はいよいよ久能山東照宮へ。
ホテルの前からバスでロープウェイ乗り場へ移動です。さすがにロープウェイ乗り場は更に標高が高くなるので、寒くはないけれど日本平に比べるとかなりひんやりしています。
久能山へと行くロープウェイ。僅か5分と短時間なのですが、色んな地層が重なり合っていて見どころ満載、ガイドさんの話にいちいちへぇ〜へぇ〜と頷きっぱなしでした。
そうこうするうちに無事、久能山へ到着です。
徳川家康といえば、どうしても尾張三河の人だという印象なのですが、実は駿河の国つまり静岡にもとても縁がある方だそうで。この久能山には遺名により家康公が葬られているそうです。
境内に入るとすぐ左手にお馬様が祀られていました。ちょっと撮影中の方がはいってしまってすみません(^^ゞ
石段を登ると唐門が聳え、後ろに拝殿、本殿と続きます。
お参りするためには、右手に回るのですが、そこにはこんなものが祀られていました。
何、この巨大な水戸黄門マークの山は!? と大爆笑してしまいました(こらこら)。
本殿にお参りを済ませ、せっかくなのでと裏手にある神廟へと足を延ばして。
家康公のお墓所です。
無事、お参りを済ませ博物館へと向かう途中、こ、こんなところに!?
何でも静岡は日本でも有数の模型産業が盛んな地域だそうで。
右からMG武者ガンダム、SD家康公、連邦の白いヤツの1/144モデル2体。
どれもとても精緻に作られていて感心しきりでした。
石段の段差が少し大きくて、上り下りがちょっぴりキツいですが、東照宮は静かで古い木々に囲まれたいいところでした。
参拝した後は、併設されている博物館も見学。徳川家縁の貴重な展示品の数々にまたもやへーへー連発でした。この博物館のおかげで今年は徳川慶喜没後100年だと知り、そんなに長生きされた方だったんだーとびっくりでした。
再びロープウェイで山をくだり。バスで静岡駅へと戻ります。途中、動物園の前を通るのですが、行く時も車がいっぱいでびっくりでしたが、帰りは帰る車の行列がすごかったです。今回は残念ながら時間がなくて無理でしたが、機会があればあの動物園にも行ってみたいな。
夜は友人おすすめの静岡に来たんだから、というわけで。静岡名物”静岡おでん”が食べられるお店で夕食。
静岡おでんて何? と思ったら、静岡ではおでんにダシ粉という鰹節と青のりを混ぜた粉をかけて食べるそうで。
おでんに粉?? と思ったのですが、これが実際に食べてみると美味しい〜。
あと、静岡でははんぺんと言えば、サバ(鰯)を原料につみれをはんぺんにしたような黒いはんぺん、黒はんぺんのことを指すそうで。おでんには欠かせない一品とのこと。これもおっかなびっくり食べてみましたが、コクがあって美味しかった〜。更に友人お薦めということで、この黒はんぺんにチーズを乗せてフライにしたものも食べてみましたが、これも旨みがあってとても美味でした。
しかーし、お店に入った時は、2人ともお腹がすいていたのでわーいと食べ始めたものの。おでんて1コが大きいというか、すぐにお腹が膨れてしまい、次第に箸の進みが遅くなっていきました(苦笑)。うーん残念!
あと、静岡ではおでんの具に大好物のあぶら揚げがない、というのもびっくりでした。
おでんも美味しかったけれど、このお店で個人的に大ヒットだったのが”茶ルピス”カルピスを静岡茶で割っただけのものなのですが、これが何とも言えない味で。缶などで売られているところがあれば是非、買って帰りたいと思ったのですが、残念ながら友人曰くこのお店でしか見たことがない、隠れた1品だそうで。いつかまたもう1回飲みに行きたいです。
そんなわけで、早朝からあれこれ充実しまくりの楽しい1日でした。付き合ってくれたTちゃんありがとう!!
富士山を愛でる旅
2013.12.03 Tuesday
少し前になりますが、11月23日の勤労感謝の日に1泊2日で静岡へ行ってきました。
もう何だかんだといつの間にかけっこう長い付き合いになった友人が、東京から静岡へ帰ると聞いていて。帰ったら静岡に遊びに行くね♪ と約束していた彼女から地元に戻り近況を知らせるメールが届いたのが数ヶ月前。
ようやく暑い夏が終わり、良かったら静岡に来てね、というお誘いに行くなら今でしょ! とばかりに11月ならそんなに大きな予定もないしここは行っちゃえーということで思いきって行ってきました。
最初は電車で行くことを考えていたのですが、当たり前ですが金沢から静岡ってすごーく遠い上に新幹線も使うのでなかなか旅費がかさむ。むむむ、と思いもしかして車なら? と調べてみたら軽自動車だとかなり安くなるなーということで、思いきって車で行くことに。
昔、友人と一緒に福島まで車で旅行したことがありましたが、その時は2人だったので交代しつつの移動。こんな長距離1人で行けるかなーという一抹の不安はありましたが、何とかなるだろうというお気楽さで行ってきました。
午前3時に出発した時は、殆ど真冬のような気温で。こんな時間に高速道路に乗ったのはもちろん初めて。途中、福井から滋賀にかけてものすごい霧が発生して前を行く車のテールランプを頼りに走行した以外は、最初の関門(?)米原JCTまでびっくりするくらいあっさり行きました。その後米原から名神に乗り、途中トイレ休憩も兼ねてSAによってみてびっくり。ななななんとトイレにウオシュレットがついてるよ!! しかも、冬季は手洗い場にお湯が出るというサービスっぷりに大感激(笑)。
名神から東名に乗り換えても同様の感激は続き(^^ゞ初めて乗った東名高速道路、最初はおっかなびっくりでしたが、思ったより混雑もなく。流れに乗ってすいすい〜。好きなCDをかけながら快適なドライブとなりました。
さて、愛知も通り過ぎ静岡に入ってしばらくすると、それはそれは見事な青い湖が見えて来ました。おーもしかしてこれが有名な浜名湖? というわけで、到着予定時間までかなり余裕があったので、浜名湖をゆっくり堪能するべく浜名湖SAで休憩。
朝なので少し肌寒かったですが、本当に綺麗な青い色に感激でした。一瞬、海と見まごうほどの広さです。
琵琶湖もとっても大きいですが、琵琶湖はけっこうグレイがかった緑色なのに対しこの綺麗な青がたまりません。
何だかこれだけでも、ここまで頑張って来てよかった〜と思いました。
さて、その後は日本坂トンネルを通過し、牧ノ原インターもすぎ。いつも道路交通情報で”牧ノ原インター付近10キロの渋滞です”とか”日本坂トンネル登り下りとも20キロの渋滞です”なんて音声でお馴染みだったあの場所を実際に通過してるんだーという何ともアホらしい感慨にふけってしまいました。
途中、前方に富士山が見えた時は「おぉぉ〜!!富士山だっ」とテンションがとっても上がったのですが、すぐにまた見えなくなるという、まるで御堂筋パレードの高島屋のような現象も体験しつつ、無事静岡に到着。
静岡ICから静岡駅までの道のりは、事前にネットで親切なルート説明を見つけメモっておいたので、それに従い迷うことなくスムーズに着くことが出来ました。
早速ホテルに荷物を預け。待ち合わせ場所の駅へと向かいます。すると、ここで大発見。静岡の横断歩道が青の時の音楽は「富士山」なのです。それも、♪ふーじはにっぽんいちのやま〜 ♪ とイントロのごとくその部分が流れてから♪あ〜たまをくーもーのう〜えにだし〜♪になるのです。 これは、なかなか楽しい発見でした。
そんなこんなで無事、友人と合流し軽くお茶でバス時間までを調整してから、一路日本平へと向かいました。
この日の目的地その1。日本平ホテルでランチをしつつ富士山を愛でる、いよいよ決行です。
この週は金沢は連日ずーーーーーっと雨でしたが、静岡は絵に描いたような秋晴れ。暖かくとても気持ちのいい気候でした。そういえば、浜名湖SAの入口にソーラーパネルが設置してあるのを見た時、初冬でもこんなにお日様に恵まれているのなら太陽光発電にももってこいだなぁ、とすごく納得でした。
ランチの時間まで少し時間があったため、先にホテルの前庭のような場所を散歩しつつ富士山を愛でることに。
本当に♪あ〜たまをく〜も〜のう〜えにだし〜♪ 状態の富士山です!!
って太平洋側の方にはきっと珍しくも何ともないのでしょうが、人生において富士山をこんなに近くで見たのは初めてなので大感激(笑)。
日本平はそれなりに標高があるので、空気の美味しいこと。空は綺麗に済み渡り。本当に気持ちがよかったです。
手前に広がっているのは清水港だそうで。
反対側の斜面には茶畑も。こんな狭い空間でもしっかり茶畑があるところが静岡らしいです。
ふと空を見上げると、ジェット機が絵に描いたような飛行機雲を描きながら飛んでいるのが見えてびっくりでした。あんなに綺麗な飛行機雲を見たのは初めてです。
さて、日本平といえばサンセット・サンライズ。周辺を散策しながら、あれれ?この風景どこかで見たような……。という思いが募ります。もしかしてサンセット・サンライズってここでやってたんじゃ…と思い、帰宅後、参加者の身内に確認したところやはりそうでした。♪夜明けのLANDING BAHN はあそこだよ、と。
未だに当時の面影が残っていることにちょっぴり感動でした。
続きます。
輪島・里山里海ウォーク
2013.03.25 Monday
日曜日に家族の健康維持のため、輪島・里山里海ウォークに参加してきました。
晴天に恵まれたものの、まだまだ肌寒い早朝から輪島へ。
今週末から能登海浜有料道路は無料になるのですが、有料となる最後の週末に滅多に乗らない能登海浜に乗りました(^^ゞ
普段から輪島は県内でも少し気温が低い、と言われていますが来てみて実感。
本当にまだまだ寒い〜。場所によっては、これ一体いつ降った雪なの? という雪が残っている箇所もあってびっくり!
そんなこんなで7時過ぎに会場となる輪島ポケットパーク。平たく言えば朝市の駐車場に到着。受付を済ませ地図やら記念品やらが入った袋をもらい、中を見た瞬間、なななななんとこのにっくき(笑)YGマークはどう見てもどこぞのチームではないですか!? 現地に来るまで知りませんでしたが、このウォーキング大会の主催が読売新聞社でした。しかも、ありがたくないことにオレンジタオルまで入ってるよ、と家族で大ブーイング(笑)。
しかし、視点を変えればこれは心おきなく掃除や汗まみれなどのどうでもいい時に使えるよ(こらこら)、というわけで早速首に巻いた人が約2名。
ちなみに私は、丁度車を新しくしたこともあり、洗車に使うことにしました(^^ゞ
出発前のセレモニーでは、輪島と言えば……な御陣乗太鼓の実演がありました。
ごじんじょうだいこ、名前は聞いたことはありますがもちろん見るのは初めて。
何でも戦国時代に上杉謙信が七尾城を攻略し、奥能登を平定せんと攻めてきた際、ロクな武器を持たぬ村人達が樹の皮で仮面を作り、海藻を頭髪とし、太鼓を打ち鳴らしながら寝静まる上杉勢に夜襲をかけ、思いもよらぬ陣太鼓と奇怪きわまる怪物の夜襲に驚愕し、戦わずして退散させたことが始まりだそうで。
そういえば、何とも言えない髪の毛はわかめかこんぶのように見えるかも、と思わず見入ってしまいました。
よく見ると着流しにも何だか海藻のようなものが描かれています。
強面のお面ばかりかと思えば、オレンジの着流しの方は何だか黒ひげ危機一髪ゲームに出て来そうな、ひょうきんな面貌です。
最後は総勢6名が入り乱れての乱れ打ち。滅多に見られない貴重なものを見ることができた楽しいひとときでした。
セレモニーも終わり、いざ出発です。今回はこのマリンタウン駐車場から朝市を通り千枚田までの11キロを歩くコースです。
朝市と言えば、去年今日も飛ばすぜい!で京様&慎吾ちゃんが訪れたところだー、と密かに楽しみにしていたのです。もちろん、朝市そのものも来たことはなく。確かにテレビ等で見たとおりずら〜〜っと海産物や名産品を売っているのですが、如何せんウォーキング中のため、ゆっくりのんびり見られない(T-T)。
そんなことをしていたら、置いてけぼりを食らうので横目でちらちら眺めつつ。
アワビの燻製みたいなのがどこにあるのか探しましたが、わからずじまい。
結局、いがら餅を買って食べながら歩くのが精いっぱいでした。でも、出来たての温かいお餅が美味しかった〜〜。
朝市を通りぬけると、今度は県民ならあの一度見たら忘れられないCMでお馴染みの光州園が目に入って来ます。おーあれが光州園かーと単なる観光ホテルなのに妙に感慨深いものがありました(^^ゞ
この日は天候に恵まれ、日本海も穏やかで殆ど浪が立っていません。遠くに小さく白い漁船が見えました。
こちらは、岩の上にびっしり止まった海鳥たち。何だか変わった形の岩だなーと思ってよく見たら、鳥達が休憩していたのでぱちりさせてもらいました。
と、最初のうちはそうやって物珍しげに写真を撮ったりしていたのですが、割と単調な景色にそれもすぐに飽きてしまい(^^A、あとはひたすらのんびり景色を眺めながら歩くことに集中しました。
この日の為に用意した、ストレッチウォーカーのおかげで思いの外歩くのも気にならず、すいすいすいてくてくてくてく歩くあるく歩く。
暑過ぎず、寒すぎず丁度いい気温で、何だかんだと歩くこと2時間超。遂に終点の千枚田ポケットパークに到着です。
テレビや新聞でしか見たことがなかった、千枚田がすぐ目の前に。意外と狭いんだなーというのが正直な感想でした。
山側にも小さな田んぼがびっしり。まだ田植えがされていないのでわかりにくいですが、1枚1枚の田んぼはけっこう小ぶりです。
完歩証をもらい、ふるまい鍋(野菜のめった汁)をいただいたのですが、これがもう野菜がごろごろで汁にうまみがたっぷり浸み出して、めちゃくちゃ美味でした。は〜やっぱり運動したあとのご飯は美味しいね♪
帰りは門前にあるじんのびの湯、に浸かり帰路につきましたが、この日の夕食はいつになく美味しくもりもり食べられたのは言うまでもありません。
ちょっと寒かったけど、なかなか楽しいイベントでした。
トラヤカフェ
2013.02.10 Sunday
さくさくと書けるうちに〜とか言っておきながら、今更1週間前の旅行記の続きになりました。
表参道ヒルズに入った際に偶然見つけたトラヤカフェの文字。以前から気になっていた羊羹の虎屋がカフェを出したニュースを聞いたのは数年前。同じ建物には両口屋是清のカフェもあったのですが、東京なんだからやっぱり虎屋でしょ、ということで虎屋カフェでランチを食べてきました。
ランチは全部で3種類(だったかな?)どれも1000円でプラス150円でデザートをつけることができます。デザートも確か4種類くらいから選べました。
レンコン挟み揚げのようなものがパンの上にのったのもすごーく美味しそうだったのですが、この日は何故か無性に野菜が食べたかったのでカリフラワーのスープがメインのこのタイプにしました。
カリフラワーのスープはとろりとした甘みがあって美味でした。スコーンには手前にある2種類のペーストをつけていただきます。左側の黒い方が黒ゴマ餡、右側がクリームチーズ。一応両方試してみたのですが、予想通り黒ゴマ餡はあんこだけあってかなり甘かったので、殆どクリームチーズの方をいただきました。
にんじんのスライスサラダにゆで卵がついているのが妙に嬉しい♪
珈琲か紅茶、日本茶を選べたので今回は紅茶をいただきました。けっこうたっぷりポットで来たのがお得な感じです。
二度目はないと思ったので(旅行者だからそうそう来れない)、150円プラスでデザートもいただきました。写真を撮り忘れましたが(^^ゞあずきとカカオのフォンダンという名のガトーショコラのようなミニケーキとチーズのマカロンのセット。フォンダンケーキの方は、見た目はチョコレートケーキなんだけど、たべると餡の風味と食感があり、ちょっぴり不思議な感じでした。必ず餡が必須なのが虎屋らしいなぁと逆に感心してしまいました。
マカロンの方はあっさりしていてとっても美味でした。
ゆったりとしたスペースで居心地もよく、帰りにミニあんぱんが売られていたのでお土産に買って帰りましたが、食した家族によるとこれも美味だったとのこと。
和デザート単体でも美味しそうなものがたくさんあったので、いつかまた再訪してみたいな。
りんご狩り
2012.11.23 Friday
今日は朝から長野までりんご狩りに行ってきました。
高山村の農協で毎年行われている、つめ放題が目当てだったのですが、到着した時には既につめ放題は終了。お客さんがどんどん詰めていくのに、りんごを並べる方が追いつかず、開始と同時にあっという間に終了したそうで(^^ゞ
ま、でも元々つめ放題に関しては家族に任せて(だってたくさん詰めたところで袋を持ち上げる力がない 笑)、試食&普通に箱買いするつもりだったので特に問題はありません。信濃ゴールド、王林、陽光の3種類のりんごを農協のおじさんが次々切って試食用に出してくれるのですが、これがどれも本当に美味。爽やかで瑞々しく、密もたっぷり♪
これだけでかなり幸せです。売られているりんごも1袋にたくさん入って100円や200円という信じられない安さ。
袋入りを何種類かと2箱購入して会計場に持って行くと、おじさんが箱の中から1コ引いてください、と言うので取り出してみると……。オレンジの球に5のシールが貼ってありました。何と書いてある数字の数だけりんごを更にプレゼント、ということで5個袋につめてもらってしまいました。
わーい、ラッキー☆。よく見ると、既に引かれたボールが並んでいる箱には1や2ばかり。日頃クジ運悪いのにまさかの大当たり。
ちなみに、このりんごちょっと小ぶりですが、早速翌朝食べてみたところ、甘くて蜜がたっぷりでとっても美味でした。
りんごを買う、という最大の目的を果たした後は、お昼ごはんを食べて小布施にあるお百ショップ、といういわゆる野菜の100円均一ショップに寄り大根や長芋を買い込み、峠の釜めしを夕食用に購入し松代で日帰り温泉の湯につかりぽかぽかして帰路につきました。
長野は山なので、やっぱり地元よりは数度は気温が低く、この冬初めて外にいると寒いっと思いました。
そんなわけで、現在我が家には美味しいりんごがてんこ盛り。当分、りんご三昧になりそうです。せっかくだから久しぶりにりんごを使ったおやつでも作ってみようかな♪
ボランティアガイドと歩く山の辺の道
2012.07.02 Monday
7月1日は氷室の日。
この日は毎年、1年の無病息災を願って”氷室まんじゅう”を食べる日です。
以前は頑なに7月1日にならないとこのおまんじゅうは食べられなかったのですが、近年は6月の終わりから売られていることもあり、今年は前日の30日にいただきました。このおまんじゅうについては、過去何度もこのブログで書いたので今回は割愛です。
さて、1日の日曜日は早起きをして日帰りバスツアーで奈良まで行ってきました。去年、書店くじで当たったお買いものツアーのバス旅行に参加しましたが、いわゆるバス会社が募集する近年大流行のバスツアーに参加するのは初めて。
今回は古事記編纂1300年を記念してボランティアガイドと山の辺の道を歩く、というツアーです。
と言っても日頃古事記のこの字も知らない&興味もない私がそんなものに目をつけるはずもなく(^^ゞそういうものが大好きな母の付き添いで行ってきました。
こういうツアーだからなのか?参加者の年齢層が高く、皆様年配の方ばかり。勝手に昨今巷で話題の歴女みたいな人やいわゆる歴史オタク的な人が多いのかと思っていましたが、ハイキングがてら的な感じの参加者が殆どでした。
今回のツアーに行くに当たり、いくらなんでも古事記について全く知らないのはマズいだろうと思い、直前に書店で学研ムック『ゼロから知る古事記』を購入し、付け焼刃的にほんの少しだけ学習しましたが難しい〜(苦笑)。
人の名前も昔の国の読み方も難しすぎてちっとも頭に入らず。とりあえず、本当にほんの触りだけ何とか頭の片隅に入れて参加してきました。
観光バスに揺られってこのバスが豪華というか、至れり尽くせりで。
朝は珈琲、美味しいコンソメスープが出てくるわ、袋に入ったおやつが全員に配られるわ。当然お昼にはお茶(温かいのと冷たいのが選べる!)も出てきたりとびっくりするくらいのサービスぶりでした。
そんなわけでバスに揺られること数時間、滋賀京都経由で奈良へ。奈良って数えるほどしか来たことないのであれこれ新鮮でした。
途中、最初の訪問地がある天理市内に入った途端、目につく天理教総本山の異様なる建物の大きさにひぇぇぇ〜となりました。実は昔、学生の頃一度だけ仕事で中に入ったことがあるのですが、その時はSPに囲まれて指示された範囲以外は出入り禁止だったり、とにかく物々しかった記憶しかなく。まぁもう二度と中に入ることはないと思うので、今から思えば貴重な経験だったなーと。
さて、そんな天理教の建物の数々に囲まれた奥にあるのが石上神宮。
石上神宮と書くといしがみじんぐうと読みたくなるのですが、いそのかみじんぐうと読むそうです。日本最古の神社のひとつで武門の棟梁たる物部氏の総氏神として、国宝「七支刀(ななつさやのたち)」が奉納されています。
もちろん非公開で写真とレプリカによる展示でした。
石上神宮では、今日の7月1日から夏の大祓いとして茅の輪くぐりが開始です。
出来たてなので、傍に寄ると新鮮な草のいい香りがしてなかなか気持ちがよかったです。
境内にはそれはそれは見事な鶏さんがいっぱい。何でもその昔、誰かが捨てた鶏が野生化してこんな立派な鶏になったそうで。今では神にお仕えする神鳥として元気に境内を歩き回っています。
鶏自体、小学校の頃に学校で飼っていたごく普通の”コケコッコー”と鳴くあの白いのしか見たことなかったので、すごく珍しがっていたところ、昔から日本にいるタイプの鶏で年配の方々にはすごーく馴染みのある鶏だそうで。
もう少し色の綺麗なのや立派なトサカのやら沢山の鶏達が大声で何とも言えない声を発するのはなかなか見ごたえがありました。
これも境内の一部なのですが、こんな風に馬が通るために真ん中に通路が作ってあるのは珍しいそうで。さすがに最古の神社と言われるだけあって、境内に茂っている樹木がどれもそれはそれは年代物で見事でした。
境内には池もあり、よく見ると鯉も泳いでいるのですが、池の向こう側に大きなしだれ紅葉の木があり、秋になったらさぞかし綺麗なんだろうな〜と参加者皆で言い合ってました。
次に行ったのが長岳寺。ここから山の辺の道に入り、ひたすら歩きの始まりです。が、この頃から元々怪しかった雲行きが本格的に怪しくなってきました。
そうそう、このお寺は書院作りで寝殿造りと書院造りの違いってわかりますか?とボランティアガイドさんに聞かれたのですが、そんなものわかるはずもなく(^^ゞ
段違いの棚のようなものが置いた造りになっているのが書院造だそうです。
って言われても肝心の寝殿造りの方が、今やってる大河に出てくるセットのような造りなんだろうなーくらいしかわからないのでふんふんと頷くのみでした。
しかし、このガイドのおじいさん、とにかく物知りで感心しきりでした。
どんなくだらない質問にも丁寧に答えてくれるし、知らないことはきちんとそれはわかりません、と適当なことを言わず、ガイドの鑑のような方でした。
よく歩いておられるせいか、とにかく健脚で。それでもガイドを始めた頃は全然歩けなかったそうで。年月の積み重ねでここまで健脚になれるのかーとそちらにもびっくりでした。
長岳寺を出てからしばらくは田んぼのあぜ道のようなところをひたすら歩き、崇仁天皇陵、景行天皇陵(ヤマトタケルの父)と言った古墳を順番に見て歩きます。と言っても古墳は何しろ大きいので前から見ても全貌がちっともわからず、何だか盛り上がった土の上にひたすら木々が生い茂っている感じです。
あ、途中に額田の女王の歌碑もありました。和歌にあまり興味がないので景色を眺めて楽しんでいたので忘れてました(^^ゞ
この頃から雨足がどんどん激しくなり、相撲神社に向かう途中で遂に一旦この先どうするか会議となりました。
この先相撲神社→桧原神社→大美和の森を経て最終地点の大神神社に行くのですが、ここからは道があまりよくない&何しろものすごい雨だったので、私達を含めた半分くらいはタクシーで大神神社へ向かうことに。
ホント、バケツをひっくり返したような大雨で、バスのガイド氏も参加者の方々も口々に「大人になってからこんな大雨に遭ったのは初めて」と言われているようなすごい雨でした。
ごく個人的には学生時代の色んな行事を始め、けっこうこういう大雨の中で何かをするというのを経験していたりします(苦笑)。夏イベでも2回くらいあったし、数年前にお台場にガンダムを見に行った時もこれくらい酷い雨の中ずぶ濡れで見たもんなーと。
はっ。ということは……この大雨は私のせい?(大汗)でも、すごーく晴れてほしい時はちゃんと晴れてたし。きっとたまたまですよ、うん。
そんなわけで、先回りして大神神社へ。これもおおがみじんじゃと読みたくなりますが”おおみわじんじゃ”と読むのです。ややこしい〜。
先に待機していたバスで温かい珈琲を1杯ごちそうになり(ホント、何から何まで気配り満点です)、びしょ濡れになった身体を少し拭いてから本日のメインイベント?大神神社へ。
駐車場から神社までの参道にはやはりここも1日がお祭りらしく、沢山の屋台が出ていました。が、ここも大雨に降られてしまいテキヤのおじさん達もかなり大変そうでした。
石上神宮では1コだった茅の輪がここでは三つもあります。だからおおみわ=大三輪なんだーといたく納得でした。
しかーし、これ3つもあると一体どういう順番でくぐったらいいの? としばし迷いましたよ。他の参拝者の方々の様子を見て、見よう見まねでくぐってきました。そういえば、神社の入り口にご神水があり、他の方々同様一口飲んで見たのですがほんのり甘くて美味しかったです。
大神神社の奥には狭井神社(さいじんじゃ)があり、ここのご神水は万病に効くという霊水ですよ、と事前にガイドさんに教えられたので行ってみたところ。
こじんまりとした小さな神社なのですが、いわゆるお賽銭をあげるところに何故かお神酒に混じり、たくさんの卵が置かれています。
???この辺の風習なのかと思い、件のガイドさんに尋ねたところ、この神社の神は大物主神という蛇なのだそうで。女の神と交わったのが実は蛇と聞くと、ひぇぇぇぇとなりましたが、三輪のみも己(へび)を表しているそうで。最初にお水をいただいたところに俵に蛇がとぐろを巻いているから後で見てごらん、と言われ、帰りに確認したところ確かにそうでした。
肝心のご霊水はこちらも美味しかったです。そうそう、この神社には何故か?三島由紀夫の石碑もありました。
あと、この狭井神社の後ろが大神神社のご神体である三輪山で、境内には三輪山への登拝口もありました。当日は時間が遅かったので、入山可能時刻が過ぎていましたが、噂どおり入口にはあれこれ注意書きがしてありました。神聖な山として簡単には入山出来ない古来から伝わるご神体だけあって、入口近くはひんやりとした空気が漂い、ただついてきただけの私でも何となく神秘的な印象を受けるに充分でした。
また、狭井神社と大神神社の途中に展望台があったのでそちらにも行ってみることに。展望台ということは、けっこう登らないといけないのかな、と言う母に冗談半分に「多分、さざえ山(兼六園内にある霞が池を掘り広げた時に出た土を利用して作った小高い小山)くらいじゃない」と言っていたのですが、本当にそれくらいの高さしかなかったです。でも、見晴らしは抜群。桜井市内が見渡せて気持ち良かったです。
最後は神社の入口にある茶店で抹茶を頂いて帰りました。雨のため涼しかったので有名な三輪そうめんは食べずじまいでしたが、お土産に買った、神社駐車場向かいにでーんと店構えをしていた白玉屋栄寿の「みむろ」という最中がものすごーーーく美味しかった!
日頃、最中はあまり得意ではないのですが、薄皮で中の餡がそれはそれは上品な味でこんなに美味しいと知っていたら、もっと沢山買って帰るんだったと思ったほどでした。
そんなわけで、雨にも降られた山の辺の道歩きでしたが、なかなか楽しい旅でした。機会があればもう少し寒い時期にじっくり全行程を歩いてみるのもいいなぁと思ったり。
しかーし、あれだけ色々聞いたボランティアガイドさんのお話、数日たったらかーなーり忘れてしまいました。
しかも、天皇の名前を言われてもそれがいつぐらいの時代なのかさっぱり。西暦で聞いて、いちいち中国ではいつの時代、西洋ではどこどこの国がどうしてあーしてと変換していたという。一番大事な日本の歴史について本当に何にも知らないのをしみじみ実感でした。日本史選択していたらもう少しマシだったのかしらん。そんな遥か昔のことを言い訳せずに今から読めばいいじゃん、と言われたらそれまでなんだけど。
でも、何度でも言いますが日本の方が人も建物も場所も名前とか難しくて憶えられないよう〜〜。何でそんな風に読むのかと思うともうこんがらがってしまって(大汗)。
塩野七生の「ローマ人の物語」で皇帝やら有名どころの家臣やらの名前があれこれ次々出てくるのは全然苦にならない、というかむしろわくわくしたのになぁ。
法師温泉と鬼押出
2012.05.28 Monday
週末は群馬県の法師温泉に行ってきました。
群馬県といっても広く、法師温泉があるみなかみ町は上の方、つまりかなり新潟県寄り。昔は群馬県、と聞いただけで遠〜〜〜いイメージがありましたが(^^ゞ、高速道路が整備された今ではびっくりするくらい近く(というと語弊がありますが)。
長野の小諸を経由して軽井沢を通って行ったのですが、本当のいわゆる賑やかな軽井沢は通ってないけれど、いわゆる別荘地帯はやっぱり避暑地という感じで。
途中、昼ごはんを食べにたまたま入った峠の茶屋というお店で食べたランチがことのほか美味でした。
みなかみに行く前に、せっかく群馬に行くのだからということで、嬬恋村にある鬼押出し園へ寄り道。天明3年(1783)に浅間山が噴火した際に流れ出た溶岩による自然の景勝地。
園内の立て札に天明3年の噴火により〜という詳しい経緯が書かれていたのですが、天明3年と言われてもいつの頃だかさっぱり(^^ゞ帰宅後に西暦を調べてようやく、どういう時期か理解できました(苦笑)。
奥にでーんとあるのが浅間山です。
園内の至るところにこんな風に溶岩が。これは溶岩の上に白い苔のようなものがびっしり生えています。
こちらはまるでオブジェのようです。
奥には火山の神の怒りを鎮めるためか、お堂も建っていました。ゴーンと鳴らす大きな鐘があったのでしっかり撞いてきました。
まだ本格的に咲いているものは少なかったけれど、園内には色んな植物があり、更に奥にはちょっとした植物園もありました。
さて、今回泊まった温泉は法師温泉の中でも特に老舗の長寿館。
なんと明治時代からあるそうで。中でも法師の湯と呼ばれるお風呂は有形文化財として登録されているとのこと。
それがこのお風呂です。見事な茅葺。
お風呂は内湯と露天風呂がある”玉城乃湯”と混浴の”法師乃湯”、女性専用の”長寿乃湯”の3つ。
どれもぬるめのお湯で気持ちがいいのですが、如何せん明治から続くお風呂なので造りも昔の時代を大事にしているらしく、シャワーがありません。周りの人の様子を見ながら桶を使っての入浴は少し難しい分、他では味わえない楽しさでしした。
翌朝、宿の裏に滝がある、というのでご飯前にお散歩。
宿の裏手は三国峠へと続く道になり、草木が生い茂る法師自然文化公園になっています。
途中、珍しい白山吹
や可愛いスノードロップ
が咲いているのを眺めながら早朝のひんやりとした空気を肌に感じながら歩くのがとても気持ちがよかったです。
10分ほど歩くと水がごおごおと流れる音が聞こえ、右手に目を向けるとありました、逢初の滝(あいそめのたき)です。
しょぼい写真なのでわかりづらいですが、落差は30mくらいでけっこう水量もありました。
すぐ傍に山水が流れていて、手を触れると冷たさが心地よく。と言っても長野の山に流れる水ほど冷たくはなく。雪の量が違うと水の冷たさも違うんだなーと。
帰りは白根山から奥山田牧場を経て、牧場で牛の群れを眺めながら美味しいソフトクリームを食べて(笑)帰路につきました。
京都日帰りの旅
2011.10.29 Saturday
今日は早朝から職場近くの書店のくじで当たった京都日帰りバスツアーに行ってきました。
朝6時過ぎに駅に集合し、観光バスに揺られ京都へ。
今回は同伴者以外は全員、某書店が主催したくじで当たっての参加、ということで、私も含めバス旅行は初めてという方が多く、全体的に一体どこへ連れて行かれるんだろう?という感じで皆さんお行儀も良く。
色々盛りだくさんでしたが楽しい1日でした。
最初に向かったのは、滋賀県にある八ツ橋で有名な井筒屋の菓子工場。
八ツ橋やお餅等試食し放題でしたが、朝の9時くらいからそんなにたくさん食べられるわけもなく。時節柄りんご味や見た目もすごいオレンジの柿八ツ橋、栗、芋などを食べてみましたが……。結論、普通のが一番美味しかったかな特に柿はこれのどこが柿なの?という感じで。
お土産は八ツ橋でなくわらび餅を購入してしまいました。
次はこれまた滋賀県・草津にある、ジュエリー工房さいら。彩楽というのが正式な屋号だそうで。
最初にとある一室でイケメン風なお兄さんの説明を聞いた後は、隣室の工房をちょこっと見学し、試着会場へ。早い話が高価なネックレスや指輪をあれこれ試着してみて、買ってねというもの。
確かにどれも綺麗だし素敵でしたが、如何せん値段が高い&そんなもんどこに着けていくのよ。というわけで、なかなか熱心な社員さんの誘いを適当に何とかやり過ごし。「頑張れば買えるでしょ?」ってかなりしつこくお誘いいただきましたが、そりゃーそうかもしれないけど、そこで頑張りたくはないよ、ということで(苦笑)。
何人かご購入された方がおられたおかげで(?)無事、工房をあとにすることができました。
そんなわけで、随分滋賀県で寄り道した気がしますが、いよいよ京都へ。
今回のメインである嵐山に到着し、まずはお昼ごはん。特別料金を払うと松茸ご飯&お刺身等がつく、という事前の予約制でしたが、これもまた普通の御膳を選択。天ぷらはちょっと(いや、かなり?)冷めてたけどまぜご飯やその他のおかず、湯豆腐などどれも美味しくいただきました。
その後は2時間弱ほどの自由散策。嵐山自体は、以前同好の士の方々とロケ地巡りをした時にめぼしいお寺は殆ど周っていたので、今回はバスの中で希望者を募っていた桂川を屋形船で上ろう、企画に迷わず参加。
お寺はまた来ることが出来るけど、屋形船ってこういう時じゃないとなかなか乗る機会もないもんね。
私達のグループは10名ほどで1槽貸し切り。かなり年季の入った船頭さんが漕ぎ出すといい感じにゆらゆら船が揺れて気持ちいい。
まだ紅葉には少し早い、ということでそのおかげでいつも激混みな印象の嵐山もこの日は割合空いていました。
小倉山 峰のもみじ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ
の百人一首で有名な小倉山もこのとおり、ほんのり色づき始めた程度です。
約30分ほどの船遊びは、風がそよそよと吹き、山の上にとても綺麗で大きな鷺の一種がいたり、となかなかオツなものでした。
その後は集合時間までその辺をぶらぶら。あまりに観光客の皆さんが食べていたので欲しくなってしまった抹茶アイス、抹茶味がしっかり効いていて美味でした。
その後はまた京都市内へと戻り、陰陽師で一躍有名になってしまった晴明神社へ。
こんな風に神社の鳥居から提灯など、あちこちに五芒星が記されています。
こちらは厄除けの桃。触ると厄除けになる、というのでしっかり触ってきましたが、沢山の人にべたべた触られたら、ご利益もへったくれもなさそう……とかそういうことは思ってはいけません。
その後は、京都でお漬物といえばココな”西利”にて漬物と白ワインの試食を楽しんだ後、家族に頼まれていた漬物を買ってようやく帰路へ。
余談ですが、この白ワインがめちゃくちゃ美味しかった〜。試食用に出されていた柚子風味の大根漬けも美味しかったです。
今回、バスのお隣さんがとってもいい方で帰りは爆睡かな?と思っていたのですが、道中楽しく語らったおかげで一度も眠ることなく。
帰りのバスの中では「踊る〜2 レインボーブリッジを閉鎖せよ」のDVDを久々に見ているうちに気がつけば石川県に戻ってました。
昔、学生の頃のバス移動や子供の頃の町内会の旅行の車内で流すビデオといえば、水戸黄門かマルサの女or夜逃げ屋本舗 が定番でしたが、今や「踊る〜」なのねーとそこが新鮮というか、時代の流れをしみじみ感じてしまいました。
いつも旅行というと、何某かの目的があり自分で計画を立てて行くことが殆どですが、たまにはこんな風にのんびり(といってもけっこう詰め込みだったりもしたけど 笑)連れて行ってもらうのもいいなーと思った1日でした。
甲子園球場のグラウンドに立とう!
2010.12.27 Monday
♪あらし木枯らし〜 という歌がまさにぴったりくるようなぴゅーぴゅー風雪流れ旅が吹きすさぶ昨日、甲子園レンガメッセージ感謝イベント『甲子園球場のグラウンドに立とう!』にはるばる甲子園まで行ってきました。
甲子園球場の中は、学生時代に幸運にも何度も入る機会に恵まれたのですが、まさか社会人になり遠く離れてしまった今となっては、そんなチャンスは二度とないだろうと思っていたところにやってきた今回の企画。
未だに甲子園球場の中へ入ったことがない父に一度あの感激を体験してもらおう!というわけで、申し込んでみたところ難なく当選。(実際に参加してみて思いましたが、あれきっと応募した人は日にちの変更くらいはあってもほぼ全員OKだったんだろうな)
雪の中、朝から電車に揺られ一路大阪へ。途中の福井は当たり前に雪が多く、でもその先の滋賀に入りしばらくすると、それまでの天候が嘘のように青空が広がり。毎度のことながら、同じ国内でこうも気候が違うのかと思うとちょっぴり悲しくなります。
お昼丁度くらいに甲子園に到着。既に球場前にはたくさんの人が。へーこんなに参加者がいるのか、とびっくりしながら、集合時間までもうひとつのお目当てである「甲子園歴史館」へ。
今年開館して以来、行ってみたいなと気になっていたのです。が、ここも今日はイベント参加のついでに見に来られた方で賑わっていました。
館内は主に高校野球ゾーンと阪神タイガースゾーンに分かれており、他に甲子園ボウルのコーナーや球場にまつわる展示物のコーナー等がありました。
父は当然、古いタイガースのコーナーが見たいのですが、個人的にどうしても見たいコーナーがあるため、集合場所と時間を決めてそれぞれ好きに見て回ることに。
というわけで、まず向かったのが中央にある甲子園ボウルのコーナー。
何でそこ?という突っ込みはあるかと思いますが、だって高校野球やタイガースに関しては普通にテレビで見ることが出来るけれど、地方在住では甲子園ボウルの試合はおろか、こんな展示品や特集なんてココでしか見られないんだもん。なので、開館した当初からとても楽しみにしていました。
甲子園ボウル所縁の各チームのユニフォームとヘルメット、見慣れた母校のモノはもちろん懐かしいフェニックスやギャングスターズのモノを久しぶりに間近で見て、そういえばこんな色だったなーと。
コーナーに設置されたスクリーンでは甲子園ボウルの歴史をダイジェストで紹介していて、初めて見る昔の映像など新鮮でした。日大のお家芸ショットガンやそれを見事に封じたギャングスターズの雄姿、当時の各大学の名物監督の姿等、すっかり見入ってしまいました。
しかし、当たり前ですがこのコーナーの前だけは空いてたなぁ(^^ゞ。
そんな感じでこのコーナーで随分時間を使ってしまったため、慌てて隣の高校野球のコーナーを回り。ある特定の年代以上の地元民には高校野球といえばコレ、な伝説の試合の両投手が使っていたグローブが展示されていて、その上に史上最高の名勝負のコピーがついているのが何だか嬉しかったです。
近くには、ドカベン香川、牛島1点に泣くのコピーとともにやはり思い出の品が飾られていて、それぞれの試合につけられたコピーを見ているだけでも楽しい。5打席連続敬遠の試合のコピーは「意外な結末」だったかな。でも、あの試合リアルタイムで観戦しながら、松井君の敬遠がなくても星稜が勝てるとは思えなかったので、そのコピーの方が意外な気がしました(^^ゞ
中高時代大好きだった池高ユニや、KKコンビ時代のコーナーには金足農のユニもありました。奥の暗室では何席かの椅子の前に置かれたテレビからハンカチvsマー君の試合が流れ休憩がてら鑑賞している人が沢山いました。
タイガースコーナーでは、引退を記念しての矢野捕手のコーナーや、志半ばで引退に至った赤星選手のコーナーにちょっぴりうるっときたり。1985猛虎戦士のコーナーや優勝ペナントをざーっと見て回りましたが、何しろ時間がないのが残念でした。
入る時に受付のお姉さんが1時間はかかりますけど、(集合があるからそんなに回れないけど)大丈夫ですか?と聞かれたとおり、40分くらいでは全く足りませんでした。個人的には1時間どころか半日でもじっくり見たいものが目白押し。なので来年、また時間を作って今度は心ゆくまでのんびり鑑賞したいと思います。
さて、いよいよイベント。というわけで集合場所に行くと、実に幅広い年代の方が集まっていました。今回のイベント参加記念としてネックウォーマーが全員にプレゼントされました。
色はこの緑と黒の好きな方を選べます。係のお兄さんが「私の個人的な意見ですが、女性は緑、男性は黒が似合うと思います」と言われたのでその意思を尊重してそれぞれ緑と黒をいただきました。
こちらは当日、参加者が首から下げていたパスカード入れ。これもそのままプレゼントです。これ、仕事で使えるなーと思わずほくそ笑みました。
今回のイベントでは、1塁側アルプスと1塁内野席の間の通路から、高校野球の入場行進と同じルートで球場内をウォーキング、その後外野で自由に撮影タイムというもの。まずは1塁側アルプス席で係りの方から注意事項を聞き順番待ちです。が、その辺はやはり関西人。注意事項の説明がやたら面白かったです。
みぞれがぱらつくこと数分。いよい入場です。
このようなゲートをくぐっていざ、出発。事前アナウンスの際、「高校野球の入場行進のように腕を大きく振り足を高く掲げて行進してくださってもかまいません」と言われていましたが、さすがにそんな人はどこにもいませんでした(^^ゞ
当たり前ですが、殆どの参加者はグラウンドに入るのは初めて。おじいさんもおじさんも子供もおばちゃんも皆大感激。足を踏み入れてまず「甲子園は広いなー」と喜ぶ父の姿に連れてきてよかったなーと思った瞬間でした。
まずは1塁ベンチです。ベンチの奥にあんなにゴミ入れ(なのか?)が並んでいたとは。もちろんベンチの中には入れませんが、よく選手達が身を乗り出している前のクッションに腰掛けて撮影するのはOK。なので、皆順番に思い思いのポーズで撮影していました。
これは、こっからしか撮れないぞーというわけで、グラウンドから銀傘を見上げた図です。
じゃーん、ホームベースです。この小さな五角形めがけて皆必死になるんだよなーと思うと感慨深いものがあります。今回のイベントではダイヤモンドの中は柵で囲われて入場禁止(そりゃそうだ)になっていましたが、間近で見ることは可能。ここも絶好の撮影ポイントで多くの人が記念撮影に興じていました。
こんな感じで皆さん楽しんでいます。
ショート後方、つまり内野手から見た光景です。こんな感じでプレーしているのかな、と思うと楽しい。
こちらは改装中のバックスクリーン。一体どんな風に仕上がるのか来季が楽しみです。
こちらは見てのとおり、外野フェンスです。フェンスどのくらいの固さだろう、と2人で触ったりグーで殴ってみたり(こらこら)しましたが、思ったよりは固かったです。クッションがあるとはいえ、ここに物凄い勢いで走ってきて激突したら、、改めて大変な仕事だなと。
球児のハリボテです。皆順番にこの球児の置物の横や前で記念撮影をするのですが、1人のおっちゃんが「まず最初は球児ピンで撮らな」と言われたので、皆素直にそれに従いハリボテの撮影タイムとなりました(笑)。
置物でも大事なのが、可笑しくも哀しいファン心理です。
外野には他にレフト側に新井さんのハリボテ、ライト側は確認してませんが恐らくアニキのハリボテ。リリーフカーも展示され乗るのはダメだけど前で撮影するのはOK。
お立ち台の上でヒーロー賞の看板を持ってパチリ、も出来ました。これはさすがに恥ずかしいのでやりませんでしたが。ここにも長い列が出来ていました。あと、東海大相模と興南のプラカードが置いてあるので、それを手に開閉会式の真似ごとも出来るようになっていました。
撮影に興じる人、元気に外野を所狭しと走り回る子供達、ひたすら芝生の上に寝そべり感触を楽しむ人。気温はかなり寒いですが、でも皆さん本当に楽しそうです。
こんな感じで皆、思い思いに楽しんでいます。写真が小さいので分かりづらいかと思いますが、芝の上に先日の甲子園ボウルの名残でラインが引いたままなんですよ。思わず、歩いてみて1stダウン、と1人アメフトごっこをやってしまいました。思ったより距離が短いのにびっくり。あれだけの距離を巡ってあんな激しい攻防を繰り広げるんだなーと思うとすごいスポーツだなと改めて思いました。
これは予想外の嬉しさでした。だってグラウンドの中ならかつて、遊んだ(こらこら)ことがあるけれど、アメフトのラインが引いたフィールド内に入る機会なんて過去にもこの先も二度とないので、二重に楽しかったです。
楽しかった数十分間は過ぎ、今度はレフトスタンドに移動して外野からしばらく球場全体を眺めて楽しみました。
レフトスタンド最上段からの光景です。が、高いところが大大大嫌いなので、決死の覚悟でカメラを構えましたが、本気で怖かった
でも、こうして上から見ると本当に美しい球場です。よく大リーグから助っ人に来た選手が口を揃えて「こんな美しい球場は世界のどこにもない」と言ってくれますが、本当にそう思います。今は冬なので芝生の色も薄いけれど、真夏に外野席からグラウンドを眺めると青空と緑の芝生の対比が本当に綺麗です。
そんなわけで遥々ン百キロを超えて参加した甲斐がありました。
とっても寒かったけれど、とても楽しいひとときでした。素敵な楽しい企画をありがとう!!
黒部トロッコ電車の旅
2010.10.12 Tuesday
昨日は体育の日。と言っても昭和世代(笑)には、体育の日と言えばやっぱり10月10日でしょうと毎年思ってしまいます。
3連休最終日は母を連れて隣県の富山は黒部峡谷を走るトロッコ電車に乗りに行ってきました。
黒部を走るトロッコ電車は、電力会社の専用鉄道として、建設用の資材や作業員輸送に重点がおかれていたのが、探勝を希望する一般の人が絶えないため、やむを得ず生命の保証をしないことを前提に便乗乗車を認めていたそうです。その後、地元や利用者からの要望により、昭和46年5月より黒部峡谷鉄道として、秘峡を巡るトロッコ電車が誕生し現在に至っているそうです。
このトロッコ電車、10年くらい前に乗ったことがあるのですが、その時は11月だったのでかなり寒かったのですが、今回は10月。しかも11日はかなり暖かく約1時間20分ほどの快適な電車の旅となりました。
トロッコ電車には普通の電車のような形の車両と、遊園地に見られるような天井と下半分のみが覆われた、いわゆるトロッコ型の車両があり、今回はトロッコ型の方に乗車しました。最初に写真を撮っておくのを忘れたのでうまく伝わらなくてすみません〜。
宇奈月駅を出発し、最初に見えてくるのが対岸の赤い橋です。
程なくして新柳河原発電所の前を通過。トロッコなのでガタゴトガタゴトという音がかなり響きます。
周囲の山々からこんな風に黒部川に水が滝となって注ぎ込んでいます。
あまりに深い峡谷のため、かつて入山者が、思わず後ろへ引き下がったことからついた「後曳橋」を渡り、黒部川沿いを更に上流へと上っていきます。
ちょっとわかりづらいですが、何とも特徴的な形の「出六峰」。
光と谷の深さの効果で、黒部川はこんな風にとても綺麗なエメラルドグリーン色でした。
昭和8年着工、昭和11年より運用を開始した黒部川第二発電所。先に、駅前の黒部川電気記念館で、この発電所建設にまつわる苦労ビデオを見てきたばかりだったので、おぉーあれか、と感激でした。
単線なので途中下り列車と待ち合わせをしながら、1時間20分で終着駅の欅平へ到着。標高数百メートルとはいえ、山の上はやはり気温が下界とはかなり違い、ひんやりとしていました。
帰りの電車までお昼を食べた後は、近くを散策。約20分ほど歩いたところに猿飛峡がある、というので行ってみることに。
これもわかりづらいですが、本物のふくろうに見える自然の木です。
猿飛峡。黒部川本流で最も川幅が狭く、昔、猿が飛び越えたことからこの名前がついたそうです。地球の歴史を感じさせる大きくえぐれた岩肌はなかなか壮観でした。
こちらは駅へと戻る道すがら、見つけた高山植物の一種”ミヤマダイモンジ”花弁が何となく大の字に見えることからついた名前です。
帰る頃にはすーっと日が陰ってきたせいで、気温がみるみる下がり、行きは暑いくらいだったのがすっかり肌寒く感じた車内でした。
しかし、さすが連休。電車は満席、頂上も出発地点の宇奈月駅も人でいっぱい。帰りは近くの日帰り温泉に入ろうかと思っていたのですが、混んでいたので諦めて温泉宿にあったブルーシールのアイスを食べて帰りました。
このアイスがめっちゃくちゃ美味しかった♪
山を下ると先ほどまでの肌寒さが嘘のようにまた暖かくというか、少々暑いくらいになり、しみじみ変わりやすい山の天気を実感しました。
のんびりトロッコに揺られ、美しい景色を眺めたプチ旅行は思いのほか楽しかったです。
ドイツ紀行あれこれ
2010.10.03 Sunday
今回は仕事なので(というより、仕事以外で海外なんて行けません)、ひたすらホテルと仕事関係のところの往復で日々は過ぎて行ったのですが、最終日の前日夜に現地の取引先の方に、夕食前にほんの少しだけ近くを観光案内してもらいました。
Tübingen、チュービンゲンという都市で大学がある関係で学生がたくさんいる街だそうで。
テレビや観光案内などで見るいかにもドイツ、ヨーロッパという感じの街並みが広がっていました。街の作りがチェコのプラハに似ていて素敵です。石畳の坂道が続いていて、坂を登りきると中世の時代から続く古い教会が当時の佇まいのまま建っていたり。中心部を流れる川にかけられた橋の両側が色とりどりの花で装飾されていてとても綺麗でした。
こちらは、その日の夕食に連れて行ってもらったドイツ料理の店で出てきたソーセージ。10月は丁度ビール祭りの時期で、このソーセージはその時期に食べる象徴的な食べ物だそう。このソーセージ何本もつながったままの状態で器に入れられていて、それを1コずつ切って、更にその1コにナイフを入れて皮を剥いて食べるのです。が、いかんせん呆れるくらい不器用な私、その皮が上手く剥けずかなり難儀しました(^^ゞ
このソーセージに添えられたマスタードをつけて食べるのですが、このマスタードがまた辛味が効いていて美味でした。ソーセージもすっごく柔らかくクセがない優しい味で。結局1本しか食べられなかったけれど(汗)、もう少し胃袋が大きければ……とつくづく残念でした。
本場のビールは飲みやすく、ほんのり甘くて現地の人は水代わりに飲むというのも頷ける味でした。
あと当たり前ですが、ドイツは右側走行で日本と逆なので左折・右折時にすごく変な感じです。歩く時も右側をふらふら歩いていると後ろから車が急にやって来るので慣れるまで少し怖かったです。
今回ホテルの部屋が広く、ベッドも大きくてうわーいと喜んでいたのですが、元々根が貧乏性なのが祟り、荷物も隅にちょこんと広げただけ、大きなベッドの右側のすみっこしか使わないという有様。寝る前に少しでもと辞書やら本を広げ、それを左側に置いたまま寝ても、本や辞書の位置は翌朝になっても1ミリたりとも変わっていないのには自分でも苦笑してしまいました。
という話を姉にしたところ、なんと彼女も全く同じで血は争えないというか、つくづく貧乏性な家系だよと2人で爆笑してしまいました。
使わないクセに広いと嬉しいのも同じというか、人間の心理ってそんなものなのかも。
フルーツショップレモン
2010.01.20 Wednesday
昨日は名古屋へ日帰り出張でした。
全国的に暖かくなるという予報でしたが、名古屋はさぞやあったかかろうと思って出かけたところ、本当に暖かいというより暑かった。
一応あったか下着の中でいちばんあったかくないものを着て行ったのですが、それでもやはり名古屋と思わせる気温でした。途中の福井はかなりの雪景色で滋賀県に入ってもしばらくは雪深く。へーこの辺もけっこう雪があるなぁなんて思っていたのが、長浜に近づいた途端、突然雪が消えました。
帰りに僅かな時間でしたが、お友達と待ち合わせてティータイム。JR名古屋高島屋の地下2Fにとても美味しいカットフルーツを出してくれる果物屋さんへ連れて行ってもらったのですが、ショーウィンドウに並んだ果物を見てびっくり。だって1パック千円近い苺とかが並んでいるんですよ?
季節の果物をそれぞれスライスしたり、フルーツあんみつやジュースなどにしてくれるので、パイナップルのカットフルーツを2人で1つ食べてみました。
オーダーを受けてから果物をカットしてくれるのですが、その手つきの鮮やかさに唖然。店員さんは全員若い男性でしたが、なんて器用なんだと思わず見とれてしまいました。
肝心のお味ですが、こんなに美味しいパイナップルを食べたのはいつ以来?もしかして修学旅行で行った沖縄のフルーツランド以来かも、というくらい美味しかったです。メロンや桃と同様パイナップルも下の方が甘く、2人で食べるなら縦半分ずつにした方がいいですよ、とお兄さんに言われ、試しに下の部分を食べてから上の部分を食べてみたら……確かに甘さが全然違いました。これ、桃は芸術的な包丁さばきで種も綺麗に取って出してくれるそうで。今度は桃の季節に出張があるといいなーなんて(笑)。
夕食用にここのフルーツサンドを頂いたのですが、これがまた開けてびっくり。ぎっしりフルーツが詰まっていて、どれもとても新鮮でシャキシャキの歯触り。キウイやリンゴはもちろん中にはメロンや苺も入ったのもありそれはそれは美味でした。元々フルーツサンド自体そんなに食べたことはないですが、それでもこんな美味しいフルーツサンド食べたことないよ!というくらい美味しく。疲れた身体にとてもよく効きました。ごちそう様でした。
傘がない
2009.11.26 Thursday
昨日は名古屋へ日帰り出張でした。
始発電車に乗るべく、夜明け前に家を出ようとしたところ昨夜から置いてあった靴の上に何かが乗っており、何だろうと明かりをつけて見てみると。
”25日の名古屋の降水確率80%傘が必要”との紙があるではないですか。あれれ?昨夜の天気予報じゃ晴れ&暑くなるって言ってたけどなぁといぶかしみつつもせっかくの忠告に従いわざわざ長い傘を持って出かけました。結果は勿論雨は1滴も振らず、予報通り昨日の名古屋は暖かいを通り越してこの時期としては充分暑い日でした(^-^)。
傘が邪魔という気持ちよりも、名古屋に忘れたら取りに来られないという思いが強く、どこへ行くにも手放さず、帰りの新幹線の中でもしっかり握っていたのですが。米原でしらさぎに乗り換えた際、安心したのと本を読むために窓と前の座席の間に嵌め込み、降りる際に絶対に忘れないようにしなきゃ、と固く思ったはずが……。
ようやく着いた途端、あっさり忘れてしまい。時計駐車場で清算を済ませ愛車に向かおうと思った時にようやく「傘がないっ」と気づき。幸い電車は金沢止まりだったので今ならまだ間に合うはず、と駅までダッシュで戻り駅員さんに説明したところ親切にあちこち問い合わせてくれたものの生憎見つからず。とりあえず、電車はこのまま車庫に入るので明日また連絡しますということで昨夜は帰りました。
本日、仕事中に電話がかかってきたのですが、やはり傘はないとのこと。
電車を降りてから忘れたことに気づくまで、時間にして5分ほどの間に一体どこへ行ってしまったのか
これから冬本番、傘が手放せなくなる季節なのに、と思うと文字通りトホホホホな気分です(T-T)。
30分もかけて選びに選び抜いたお気に入りの傘だったのにぃぃぃ。
よく、ビニール傘や壊れかけの傘などどうでもいい傘はなくならないのに、お気に入りの大事な傘ほど忘れたり失くしたりする、と聞きますが本当にそのとおりだよなぁと身をもって実感しました。
写真は名古屋城。堀の外側から木々の間にかすかに見える(笑)天守閣です。出張先が名古屋城の近くだったので、1つ目の用事が終わり次へ移動する折にちょっと寄ってみました。正門から写真を撮ろうと思ったのですが、料金所の看板と巨大な木の扉と睨みをきかせたガードマンを前にあえなく退散(^^ゞ。名古屋城って昔、ヒムロックのライブに行った際に仲間達と真夏の暑い中見学したことがあるのですが、暑さで殆どどんなお城だったのか記憶になく。あっ何だかキンキンキラキラの金のしゃちほこだけは覚えてます(苦笑)。
お城の周囲は暖かいせいか、紅葉もさほど進んでおらず。箒とちりとりを手にしたおじさんの集団がぞろぞろ歩いていました。
こちらは帰りがけに、ういろうを買いに寄った高島屋の地下で食べた”赤福ぜんざい”500円也。
注文をきいてからお餅を焼いてくれるので、あっつあつが出てきました。赤福ぜんざいと聞いて、てっきりお汁粉の中に赤服が入っているものを想像したのですが(^^ゞ、汁粉の部分が赤福なんですね。けっこう甘いですが、ぜんざいはやっぱり甘さが命なのであったかくて疲れた身体にとても美味しかったです。
9月に出張に来た際、お友達にここの「赤福氷」を食べる?と薦められたのですが、量が半端なく多かったので断念したのですが、赤福ぜんざいならもう1杯くらいいけそうです。
次回名古屋へ出張した時には、反対側の高島屋にあったクラブハリエのバウムクーヘンを食べてみようかな。(って遊びに行ってるわけじゃなく、一応ちゃんと仕事はしてますから 笑)
尾張名古屋
2009.09.03 Thursday
今日は1日名古屋へ日帰り出張に行ってきました。
名古屋はそんなに行ったことはないですが、季節を問わず暑いイメージがすごくあり、今日も暑いんだろうなぁ〜と些か憂鬱な気もしつつ出かけたのですが、意外や意外。今日はやけに涼しかったです。帰ってきて地元の駅に降り立った時、あれれこっちの方が暑いやと思ってしまったくらい(^^ゞ
出張先が名古屋港のすぐ近くだったので、お昼休みにふらふらと近くの広場に出かけて行ったところに船がででーんと鎮座していたのでとりあえず撮っておきました。
すぐそばには新しそうな水族館があり、心惹かれたのですが遊びに来たわけではないので(当たり前です)断念。でも、平日なのに意外とその辺一体には人がいてちょっぴり羨ましかったです。
帰りの電車まで少しだけ時間があったので、お友達と待ち合わせて名古屋駅でお茶に付き合ってもらいました。短い時間でしたが、日頃なかなか会えないので、思わぬところで再会出来て嬉しかった〜。いいリフレッシュになり、あと2日なんとか乗り切れそうです。
行き帰りの車中は太宰治の「右大臣実朝」を熟読。これ、先日たまたま書店で爆笑問題・太田光のイチオシと紹介されていたのを見かけて、太田氏がそこまで薦めるのなら、、と購入してみたのですが、いや〜〜〜ほんっとに面白かったです。これについては、また後日きちんと紹介したいと思います。
そうそう。地下鉄や電車慣れしていない田舎モノがたまに都会に行くと閉口するのが駅の階段の上り下りなのですが(笑)。大阪や東京だと大抵の駅はエスカレーターがあってかなり楽ができるのですが、名古屋って殆どないのね。今回、私が利用した路線がたまたまそうなのかもしれないけれど、とにかく階段階段で。普段あまり履き慣れないハイヒールで階段を上り下りするのでけっこう緊張でした(苦笑)。
しかも、関西では当たり前のように「お歩きになる方のために左側をお開けください」とアナウンスが流れて、流れてなくてもそういうルールが暗黙の了解で成立してますが(東京はその逆で右を開けてますよね)、それもなく。何となくカオスな状況で人の波にもまれつつ階段を上り下りするのはちょっとしたスリルでした。
でも、帰りの電車の中で食べた名古屋コーチンわっぱめしは美味しかったです。ホントは写真を撮りたかったのですが、隣にサラリーマンのお兄さんが座っていたため恥ずかしくて断念しました
奥山田温泉満山荘
2009.08.23 Sunday
さて、今回のお宿。奥山田温泉満山荘。
温泉街ではなく、奥山田牧場の隣にひっそりと建つ隠れ家のような温泉。
秘湯の宿、と掲げられたとおり、正に秘湯という感じの落ち着くとても居心地のいい温泉でした。
入口からしてちょっと山奥の温泉に来ました、という雰囲気です。
全部で30人しか宿泊できない小さな温泉なので、到着した何組かをまとめてロビーでそば茶を御馳走になりながら、簡単な宿の説明と夕食の飲み物のオーダーを取られます。宿のご主人も物腰の柔らかいとってもいい感じの方でした。
部屋に入ってびっくり!広〜い&眺めがとってもいい!!
まずはお風呂に入り、お風呂は硫黄の匂いがかなりキツイのですが、さらっとしたお湯で程よい温度でゆっくりつかっても疲れません。
シャンプー、リンス、ボディーソープなども充実していました。で、試しに宿備え付けの黒糖シリーズのシャンプー類を使ってみたのですが、これがものすごく気持ちよかったです。
こんなので毎日洗っていたら、お肌すべすべ、髪もしっとりツヤツヤになるだろうなーと(苦笑)。
部屋でのんびり寛いだ後は、お待ちかねの夕食。夕食は全員食堂にでいただきます。が、各グループごとに仕切られているのでとても落ち着いていただくことができました。
席に着いた時に丁度夕日が沈むところだったのでパチリ。でも、ガラス越しなのでイマイチ綺麗に撮れなくて残念。
まずは各自の席の前に並べられた料理の数々にびっくり。
青い皿に載っているのは長芋そうめん。奥の盃に盛られているのは牛乳豆腐。これ、甘くてまるでお菓子のようでした。手前の鉢にある白いのは山菜芥子酢味噌生湯葉。左奥は馬刺し不夜城アボガド。
馬刺し&アボガドだけはどうしても無理でしたがあとはどれもびっくりするくらい美味でした。
こちらは大皿料理。エシャロット味噌いぶしこんやく。行者ニンニクレモン酢、小芋練りうに、蕗味噌焼きetc.
写真を撮り損ねましたが、次に出されたのは揚げたての天ぷら。
どれもとても美味しかったですが、中でも絶品だったのが無花果。最初はえーっイチジク?と思いましたが、これが本当に美味しくて。実は今まで無花果って食わず嫌いで食べたことがなかったのですが、こんなに美味しいものだったのかーとびっくりでした。
怒涛のメニュー。どれもとにかく美味しくて。中でも気に入ったのは上から3番目のチーズの茶碗蒸し。茶碗蒸しの中にとろーり蕩けたチーズが甘くて。既にかなり満腹でしたが、それでもなんて美味しいんだっと思ったほどでした。
それにしても、高原にあるだけあって涼しいこと。お風呂上りに少し窓を開けると気持ちのよい風がすーっと入ってきます。
翌朝、朝食までかなり時間があったので宿の周りをぶらぶら散歩。
朝のひんやりとした空気が気持ちいい〜。珍しい花はなかったけれど、月見草やオタカラコウ、メタカラコウなどの野の花が沢山咲いていました。
普通、温泉宿の朝ごはんといえば、焼き魚に生卵、海苔が定番ですが。なんとここは朝食がバイキング形式。それも和食だけでなくパン食も。
これはかなり嬉しかったです。
帰りは恒例の野菜やくだものの買いだし(笑)をしながら、のんびり帰って来ました。
満山荘、今度は山がくっきり見える季節にまた訪れてみたいです。
奥山田温泉の旅1
2009.08.23 Sunday
すっかり1週間がたってしまいましたが。
15・16日のお盆休みの最後の土日は恒例の信州へと行ってきました。
今回は行ったのは奥山田温泉。
長野は子供の頃から数え切れないほど行ってますが、奥山田温泉は初めて。
ちなみに高速道路1000円が実施されてから、初めての千円旅行(苦笑)。さすがにお盆休み中だけあっていつもは空いている北陸自動車道も普段より3倍増しくらいの車の数でした。
まず最初に行ったのは上田城。
真田昌幸、幸村父子が守り抜いた上田城。思ったよりかなり小さくてびっくりしました。西櫓にも登ってみましたが、ここも小さいというか低い〜。
大阪城や名古屋城の天守閣、地元の菱櫓にすっかり慣れてしまった身にはこれじゃぁすぐに狙撃されそう、と思ってしまいました。
真田昌幸は小国ゆえに生き延びる為に色々苦労をしたようですが、それが偲ばれるお城でした。
こちらはお城の奥にあった真田神社。
お城見物でいい感じに時間が潰れたので、おそば屋さんへ移動。
今回行ったのは真田町にあるそば処”そばの花”。
〒386−2203
長野県小県郡真田町傍陽 410−14
電話 & FAX 0268−75−3326
山間の民家の中にひっそりと建つ小さな蕎麦やさん。
中に入ると山荘風のご家庭がそのまま蕎麦屋の店内になったようなフロアーには既にお客さんでいっぱいでした。
全体的にとってものんびりした雰囲気で。(ま、お店の人はお盆中の繁盛に大変そうだったけど^^ゞ)注文の品が来るのを待つお客さんも、かなり待たされているにも関わらず皆ゆったりと構えているのがいい感じでした。
家族がお薦めのもりそば=十割そば を頼むのを尻目にあったかい蕎麦が好きなので真夏なのに注文した”かけそば”。
細い麺がそばと言うよりは、冷麦のようで(温かいけど)。とても優しい味の蕎麦でした。
食べている最中は「そんなに熱くないよ」と言っていたはずが。食べ終わる頃には背中をつーつー滝のような汗が伝ってました。
とっても美味しかったけど。うん、やっぱり真夏はざるそばにするべきですね(苦笑)。
こちらはデザートのそば羊羹。ようかんというよりはそばプリンと言った方がしっくりくる感じで。こちらもほんのり蕎麦の香りに黒蜜のタレがとってもいい組み合わせでした。
さて、お腹も膨れたのでそろそろ宿へ向かいます。
奥山田温泉は奥山田牧場の中にありました。
牧場というからには、そうです。ココには牛がいっぱいいました。
それはそれは絵にかいたような牛模様の牛から黒牛まで。牛がいっぱいです。牛って寄ってくる蠅や虫を追い払うためくるんくるんとしっぽを回すんですね。それがとっても新鮮でした。
でも、牛と言えば糞(笑)。気をつけないとあっちにもこっちにもそれはそれは大きな糞が。そんな自分達の糞の上に平気で座ったりもする牛達に逞しさを感じてしまいました。
その2へ続きます。
台場に立つ
2009.08.14 Friday
夏イベ旅行2日目は雨の中、お台場に行ってきました。
目的はもちろんアレ、18mの巨人に会うために(笑)。
最初に等身大ガンダムがお目見え、というニュースを聞いた時は凄いな〜と思いつつもメカオンチ&遠方なのもあり、さほど興味もなく。
ふーん世の中には凄い人たちがいるもんだ、くらいに思っていたはずが……。
7月末にBS−2にて1週間放送されていたガンダム30周年特集を見ていたら、無性に見てみたくなってしまい。せっかく横浜まで行くんだからついでに見て来ようというわけで同じくガンダム好きな友人を誘ってみたところ快くOKをもらったので(大感謝)、雨にも負けず会ってきました。
昨日の何とかもった天気とは打って変わり。この日は朝から雨。神奈川のホテルを出る頃はそんなに降っていなかった雨も、新橋に着くころにはかなりの本振りに。
夏休み&お盆休みに突入したところも多いのか月曜の午前中にも関わらず、新橋駅には次から次へと人がやって来てどんどんエスカレーターへと吸い込まれていきます。大都会の凄さを実感してしまいました。
台場駅に着いても、雨はやむ気配もなく寧ろどんどん酷くなり。2人ともお台場に慣れていないのと駅にあったガンダムの矢印が曖昧だったのもあり(って人のせいにしてはいけません 笑)、最初間違えて反対方向に行ってしまい、突如出現した自由の女神像にびっくり。何でも夏休み中にフジテレビで行われている”お台場合衆国”の一環だそうで。でも、あんなところに自由の女神もどきって『猿の惑星』のラストシーンじゃあるまいし(苦笑)。
そんなわけでてくてく歩くこと10分少々。目指す会場=公園がありました。雨の中同じようにたくさんの人が公園内に入っていきます。
いわゆるアキバ系(って実際にどんなのかよくわからないけど)の人ばっかりなのかなーと、少々おっかなびっくりだったのですが、ごく普通のその辺にいるようなおじさんから家族連れ、おばさん、ガンプラ少年がそのまま大人になったような男性グループ等、幅広い層の人で溢れていました。
ガンダム人気、恐るべし!
場内に入り、ガンダムはどこ?と見まわす必要もなく聳え立つRX-78が目に入り、いよいよ感激のご対面。
で、でかい!さすが18mはダテじゃない。しかも色といい形といい、よくぞここまでと思うくらいの完璧さ。
この時点で相当な土砂降りでしたが、ずぶぬれになるのも構わずカメラのシャッターを切りまくってしまいました(^^ゞ
あっちもこっちも雨の中、濡れることも厭わずカメラを構える人だらけ。
そうこうするうちに、懐かしい音楽とともになななななんと目の前の巨人が動いたではないですかっ!?
モノアイが光り、頭部が動く姿にただただ感動(単純)。
すごーい、凄すぎです。そうこうするうちに胸の青い部分からシャーっと白いものが吹き出してくるわ、でずぶ濡れになっても構わずひたすら「うわーうわー」と心の中で思いながら見上げてしまいました。
同じようにますます土砂降りになっていく雨の中ずぶ濡れになりながら、まるで子供のように見上げている多くの人を見ながら、自分も含めて「どんだけ好きやねん!」と突っ込みを(苦笑)。
や、でも。近くに住んでいる人なら期間中何度か足を運べますが。田舎モノにとっては今日を逃したらもう二度と見られない。しかも、なんたってあのアムロが乗っていた1stの機体の再現が目の前にあるんですよ!!
昨夜濡れなくてよかった〜と心から思っていたのに、今日ここでありえないくらいずぶ濡れになっている自分て一体……と複雑な気もしますが(^^ゞ。
あの嬉しさ&感激はちょっと言葉では言い表せません。
メカオンチでこれだけ嬉しいんだから、自分でプラモデルとか作ったことのある人などの感激はものすごいものがあるんじゃないかな。
後ろ姿も手を抜いていないところが素晴らしい。ちゃんとランドセルしょってるーと友人ともども大喜び。「これ、数センチでも跳び上がったら凄いよねー」とおバカ極まりない会話を交わしつつ見惚れっぱなしでした。
しかし、ホントこれ凄いですよ。設計した人も凄いし、実際にパーツを作り組み上げていく工程を思うと、携わった人はこの上もなく楽しかっただろうなーと。
で、等身大ガンダムを堪能した後、記念に(?)グッズ売り場に行ってみたら、、なななんと長蛇の列。90分待ちです、と言われ一瞬めまいがしましたが頑張って並ぶことに。待っている間も雨は容赦なく降り続け。でも、友人が作ってきてくれたお握りを頬張りながら(めっちゃくちゃ美味しかった&ありがとう〜)、雨に煙る向いの景色を眺めたり。そういえば、ここってベイエリアをやった都有13号地があったすぐ横だよなぁと思うとちょっぴり感慨深かったです。(というより、そんなところで何をしてるんだか 笑)
並んでいるうちに雨も上がり。再び始まった動くガンダム像を眺め「1時間ごとって何だかからくり時計みたいだなぁ」と思ってしまいました。
そんなこんなでようやく入れたテントの中では、スタッフの方がスクレッパーを使って泥水を一生懸命外へかいだしてました。
夏休みに入ってしばらくたつので、既に売り切れいている商品もけっこうありましたが。こういうイベントの定番土産・お菓子のタイトルが「ガンダム、台場に立つ」だったのに笑ってしまいました。
いや、ありがちというか、あまりにもありえそうというかそのまんまなネーミングが嬉しいやら可笑しいやら。
記念Tシャツやらポスターやら、限定プラモデル等全体的に対象年齢が高いのがよーく伺える(笑)大人なお値段で。
でも、皆さん大人なので凄いです。レジで大人買いをする人続出の様子に感心しきりでした。
そんなこんなでとんでもない土砂降りの中、ずぶ濡れになってのご対面でしたがほんっと嬉しかったです。
帰りにゆりかもめの窓から見える姿さえも嬉しく。行きも見えていたはずですが、どこにあるかわからなかったのが、帰りはあれだと思うと改めてその大きさに感動でした。
なんか頭のおかしい人丸出しの記事になっていて恥ずかしい限りですが。
でも、あれは一見の価値大ありです。
今までそんなことを思ったことはなかったですが、実物を目の当たりにして大きさはもちろん、ガンダムって綺麗だなーとしみじみ思いました。
友人が言った「でも、あれが飛び回る世の中になってほしくない」には大いに同感です。いつか本当に人類はあぁいう巨大ロボットを開発・運用してしまう日が来るのかもしれないと思うと、人の叡智の凄さに驚くとともにその時は戦いではなく平和利用に徹してほしいな、と切に思います。
そんなわけで少しでもガンダムを知っている人なら見て損はないと思うので機会があれば是非、ご自身の目で堪能してくださいね!
大阪あれこれ
2009.07.31 Friday
夏休み2日目は、甲子園観戦時の恒例となっている関西在住の友人と年に1度のデート。
住んでいる場所がそれぞれバラバラなので、大抵ミナミで会うことが多いのですが、今回は珍しく梅田周辺でのデートとなりました。
まずは腹ごしらえということで、お昼ごはんに入ったのが大阪駅前第二ビル地下にあるインドカレーのお店ヒマラヤ。
ランチセット。2種類のカレーにナンとタンドリーチキン、デザート、サラダ、飲み物がつきます。
野菜のカレーともう1つは何だったか忘れました(^^ゞ。野菜カレーは野菜の味が沁み込んでいてカレーが苦手な人にも優しい味です。もう1つの方はピリ辛で、辛いカレー好きにはこっちのほうが好みでした。
意外だったのがサラダ。ドレッシングにスパイスが仕込んであるのか、後味がけっこう辛くてびっくりでした。ナンが美味しかったです。
デザートはゆるゆるというより殆ど液状化したプリン。でも、甘くてカレーのあとには丁度いい感じです。
ドリンクはラッシーを選びましたが、期待にたがわない甘さで美味しかったです。普段甘いの苦手とか言ってますがラッシーは大好きなので、満足満足。ちなみにボリュームけっこうあってお腹もしっかり満足でした。
その後は場所を変えて、ナビオ阪急のある通りを中津方面へ行き、1本筋を入ったところにある『昭和カフェサロン・彩珈楼』でティータイム。
なんでも関西ローカルのテレビで紹介されていたそうで。こんなトコがあるよーと友人に聞き、楽しみにしていたのですが……。
小さな路地裏にあるので、ちょっとわかりにくいです。昭和サロンというだけあって看板もレトロな感じです。
お店お薦めのオリジナルブレンド・緑だったかな?とチョコチーズケーキ。
関西唯一の氷だしコーヒー店というのがウリだそうですが、お店に入ってまず感じたのが、コーヒー店なのにコーヒーの香りがまったくしないということ。
もう1つ、私が地元で愛用しているコーヒー専門店では、同じ値段のコーヒーを頼むと漏れなくサイフォンつきでたっぷり出てきます。なので、えーこれだけしかないの?と(苦笑)。しかも、温いんですよ。猫舌だけどホットを頼んだらふーふーしないと飲めないようなアツアツが欲しかったんだけどな。
チーズケーキがこれまた、レアなんだかベイクトなのかはっきりしてよーという中途半端さ。お店にいる間は皆、大人しく「???」な思いを抱えたまま、次の場所で「さっきのお店って……」と白状したところ全員が同じ感想だったことに笑ってしまいました。
残念ながらコーヒー店はXだったけど、同じ界隈は手作り小物やちょっと変わった感じの小さな店がいくつもあって、機会があればまた訪れてみたい場所でした。
まだもう少し時間があったので、今度はホントの駅前に移動してヒルトンプラザのすぐ隣にあるこちらも高層ビルの上にあるお店でお口直し。
先ほどの店がこじんまりとしていたのもあって、吹き抜けになった天井と全面ガラス張り、白を基調とした内装どれもがとても開放感に溢れてました。
椅子もゆったりしてるし。何よりどこに行っても混んでいる中、空いているわけではないけれど、並ばなくてもすぐに入れて。お友達愛用のお店らしいのですが、梅田界隈では隠れた穴場かも。
今度はイングリッシュミルクティーのホットをオーダー。ちゃんとティーサーバー付きのポットで出てきたのが嬉しい。
お友達の1人が頼んだアイスティーのグラスに盛られた氷が珍しかったので思わずパチリ。
キューブ状の氷です。お団子みたいで可愛いです。でも、3人がかりでキャーキャー言いながら写真を撮っていたら、店員さんに笑われました。
追加用の氷は普通に四角で、そっちも丸だったらもっとよかったのにな。
そんなわけで久しぶりに会った友達とあーだこーだたくさん話せて楽しい1日でした。毎度毎度付き合ってくれてありがとう♪
しかし、この日は昨日以上に暑くて。涼しい店内に長くいると寒いくらいだけど、ちょっと外を歩くとあっという間に汗が滝のように流れてしまいます。暑い寒いの繰り返しとどちらを向いても超高層ビル群に囲まれる状態に、昔は住んでいたこともあったのに「ひぇぇぇ〜やっぱりココには住めないよ」と思ってしまったのでした(^^ゞ
来るたびにどんどん新しいビルが建ち続ける大阪人の逞しさには心底脱帽です。
ルーブル美術館展
2009.07.30 Thursday
もう2日も前のことになってしまいましたが(^^ゞ
夏休み初日の7月30日、年に一度のお楽しみ甲子園観戦に出かけてきました。昼前に大阪に着き、まず向かったのが中之島にある国立国際美術館。
事前に調べた行き方では、バスで行くのが最も歩かなくて済むというわけでバス乗り場に行ってみたところ。。大阪・神戸の辺は電車・地下鉄はとてもたくさん本数があるけれど、バスは少ないんですね。路線によっては30分もしくは1時間に1本しかないなんて!?
というわけで、そんな30分も待ってられないよというわけでタクシーに変更。どのくらいかかるのか不安でしたが、900円で現地に到着。
よくしゃべる運転手さんで、宝くじを盛って真夏にえべっさん参りをしたお客さんの話やら、途中に通った大阪地検の前では「ココ、この前小室さんが来はった時は、あそこに報道陣がずらーっと並んで大変でしたんや」等色んな話を聞かせてくれました。なんでも東京だとマスコミがうるさいので、わざわざ新幹線で大阪までやってきたそうで。あれこれその時の様子を話しながらも、またいい音楽作って頑張る言うてるから頑張ったらえぇねんと好意的な感じで好感が持てました。
降りる際にも美術館は地下やからね、目の前にあるのは科学館の方やから間違えんときな、ととっても親切な運転手さんでした。
初めて来た国立国際美術館。まだ新しいのもあってとっても綺麗なところでした。お昼時だったので、まず最初に美術館に併設のレストランでお昼を食べたのですが、場所的に大して期待してなかったのに反してとても美味しかったです。
肝心の美術展の方は、「美の宮殿の子どもたち」という副題がついているとり、ルーヴル所蔵の数多の作品から子供をモチーフにしたものを集めての展示。全部で7つのグループに分かれた展示は、どれもみごたえがありまくりで。何と言ってもその数の多さに圧倒されました。
これで前売り1300円は安い!と思います。地元の美術館だとスペースのせいもあってこの3分の1も無理なんじゃないかな。
絵画だけだと思っていた展示品は、彫刻から古代エジプトの出土品まで実に様々。各時代ごとに特徴があるのがよくわかり、歴史好きにはなかなかたまらない品が沢山でした。
レオナルド・ダ・ヴィンチやゴッホなど誰でも知っている作家の作品はないけれど、さりげなくレンブラントやルーベンスの作品もあり、初めて見る本物に感激でした。
夏休みらしく、孫を連れたおばあさんという一行も多く、平日ながらなかなかの人出でした。
その後、ホテルにチェックインし、部屋で休憩がてらテレビのスイッチを入れたところ。丁度高校野球兵庫県大会の決勝戦、9回育英の攻撃中。対戦校のユニの袖についているマークに「あれ、もしかしてこれって……」と思ったとおりなんと高等部ではないですか。決勝まで来ていたなんて知りませんでした。うわーすごい、とそのまま応援(単純)。見事70年ぶり(!)に夏の甲子園の切符を手にした姿に思わずテレビの前で歓声をあげてしまいました。おめでとう!!
選手たちの喜びも凄かったですが、スタンドの応援席の声援も凄かった。沢山のユニフォーム姿の応援団に高等部って人数少ないのにいつの間にあんなに控えの選手が沢山いるようになったんだろう?と間抜けなことを思っていたら、OBの方々が自前のユニフォームを着て座っていたんですね。
ものすごい大声で「空の翼」を熱唱するスタンドの声が、明らかに流れる伴奏そっちのけでどんどん先を歌ってしまうのに「気持ちはすんごいわかるけど勝手に先行っちゃだめでしょー」と笑ってしまいました。
いっつも夏の大会中は甲子園が近いのもあり、グラウンド(と言っても大学の方のだけど)を出場校に貸し出していましたが、今年は晴れて自分達が使うことになってよかったね。
今年は地元の出場校が、いちおう県内にあるけれどそれって県代表なの?というところになってしまい、なんだかつまんないなぁ(こらこら)と思っていたので、これで甲子園大会を見る楽しみが出来ました(^-^)。
さすがに遠方だし本当の母校ではないので、アルプス席に座ることはないですが、1回戦くらいは勝ってくれるといいな。
北島商店
2008.09.14 Sunday
将門様の史跡を訪ねる旅2日目の午後は、この旅のもうひとつの目的(?)である北島商店に行ってきました(爆)。
せっかく上京するんだから、行ってもいい?とミーハー心丸出しの申し出に快く応じてくれた○ちゃんありがとう!
2大会連続の金メダル以来、すっかり西日暮里のメッカとなった感のある北島選手の実家、肉のきたじま北島商店。
JR西日暮里駅を出てすぐ目の前の457号線を宮地方面歩いて数分。
通り沿いにあります。
この日は日曜日だったのでお店はお休み。2Fに干してある洗濯物が当たり前だけど生活感を感じさせます。
お店はお休みでしたが、お向かいにあるミートデリカ北島は空いていて、私達が行った時には1組のカップルが来ていました。
これならもしかして、入れるかも……と思い先客が去ったところでこんにちはーと声をかけてみると。
中から北島選手そっくりなくりくりっとした目の小柄な女性が出てきました。
恐らく日本全国から観光客が来ているのでしょう。
「どこから見えられたの?」と問われ、「金沢です」と答えた途端、「金沢?今度行くよ」の声が。「えーっとどこだったかな。大きなところ」というので「大和ですか?」と問えば、「うーん。ちょっと待って、今調べてくるから」と奥に入って行かれました。
その間に向かいのお店の写真を撮っていると、「わかった。まるこしだよ」と言うので「あ、エムザですね。わかります」「23日から一週間私も行きます。でも、私は表には出ませんけど来てくださいね」と笑顔で言われたので「行きます!」と力強く答えてしまいました。
金メダル以来、目も回る忙しさだそうで。この日も連休明けから始まる森光子さんの舞台から注文を頂いてありがたいことです、と森光子の名前がかかれたお弁当に貼るのし紙を嬉しそうに見せてくれました。
ちょこっと入れてもらったミートデリカさんの方は、デリカ特有のひんやりした空気に包まれていて、冷凍食品業界ではお馴染みの匂いがたちこめていました。今日はお休みだけどメンチカツサンドでよければ(多分、私たちのような休みでも来てしまうお客さん用だと思われます^^ゞ)と薦められたメンチカツサンドを購入。
再び、来週のエムザでの再会を約束してお店をあとにしました。
とっても気さくで明るい北島選手そっくりな女性、話し口調から勝手におばあちゃんかなと思ったのですが、下町の働き者という感じできびきびと働く姿が目に浮かぶような方でした(^-^)。
というわけで、偶然ココに辿り着いてしまった金沢市(近郊)在住の方。
23日からエムザにあの北島商店が出店します。お楽しみに〜♪
(って完全に回しモノと化してます^^ゞ)
肝心のメンチカツサンド。帰りの電車の中でいただいたのですが。
実は、カツサンドや揚げパンなどのボリューム感がある調理パンは苦手なのですが(大汗)、これは玉ねぎがとっても甘くて食べやすく美味でした♪大きさも丁度よくてぺろりと平らげることが出来ました。ごちそうさま〜。
23日は今度こそ、念願のメンチカツと今度は家族の分もメンチカツサンドを購入したいと思います〜。
平将門の史跡を訪ねるその2
2008.09.14 Sunday
2日目は今度は都内にある将門様の史跡を訪ねてみよう、というわけで2箇所ほど回ってきました。
まずは、都内で将門様の名所といえばココ、な首塚です。
大手町のオフィス街のど真ん中にある、とのことでしたが、大手町駅C5出口を出てすぐのところにありました。
昨日と違い、ここは日曜の午前中にも関わらずというより寧ろ連休中もあってか、既に何人もの方がお参りに来られていました。
首塚に関しては、昔から色んな伝説があり、訪れた方が異口同音に普通とは違うというようなことを言われているので、かなり覚悟していきましたが。
沢山人もおられたせいか、若干涼しい以外は特に変わったこともなく。
ただ橘や松など木々が非常に考えて、手入れも行き届いて植えられているという印象を受けました。
もちろん首塚の周りもどの史跡よりも綺麗に清掃され、お花が沢山手向けられていました。
別におかしくないよ、と言っておきながらやっぱり写真を撮るのは怖かったので(汗)肝心の首塚そのものは遠景です。
一応、写真を撮る前にお願いをして、礼拝も前の方に倣って形だけはきちんとしっかりお礼も兼ねて参ってきました。
別に何ともなかったねーと言いながら、塚を後にした時友人は鳥肌が立ち、私は左の掌がほんのり痺れていたのは緊張しすぎたせいなのか。うーん。
でも、無機質なオフィス街の中のオアシスのような不思議で贅沢な空間でした。あの場所を綺麗に保っている保存会の方々に感謝感謝です。
次は御茶ノ水へ移動して神田明神へ。
噂に聞く神田明神、真っ赤な色が目に眩しく、また本殿の大きさに圧倒されてしまいました。
本殿(でいいのかな)では丁度結婚式のまっ最中で、雅な楽の調べが境内に響き渡っていました。
式の邪魔をしないよう横からぐるっと見て周ります。
将門様が祀られているという三宮にお参りし、更に裏手に回るとあまりに見事な朱赤に思わず写真を撮ってしまいました。
そのまま更に進んでいくと思わぬものを発見!
神田明神といえばこの人、銭形平次の石碑です。知ってる方には珍しくもなんともないと思われますが、全く予想してなかったので将門様めぐりはそっちのけで喜んでしまいました
左隣には番組関連の石碑が建てられ、長谷川一夫さん、大川橋蔵さんの名前も刻まれています。
右隣にはがらっ八さんの石碑も(嬉)。
すっかり浮気したところで、再び今回の目的に戻ります。
なんと神田明神では9月6日〜10月26日までの間、秋の特別展と題して
”「兵」つわもの 平将門公”展が開かれていました。
神田明神に所蔵の将門関連の品々を公開、というわけでこれは大ラッキー!とばかりに喜び勇んで見てきました。
中はもちろん撮影禁止ですが、会場である資料館の壁にはこんな風に様々な浮世絵が展示されていて、神田祭の様子がいきいきと描かれていました。
さて、その将門公展。貴重な書物や浮世絵、当時の武具を復元したもの等などとっても盛りだくさんでした。貴重な所蔵品に混じり、これもある意味貴重(?)なNHKから寄贈された「風と雲と虹と」で加藤剛さんが実際に着用していた鎧が展示されていました。
さすがに経年の為、心なしか色褪せていましたがすっかり見慣れてしまったあの装束がでーんと目の前にあるのは壮観でした(^-^)。
各階の階段には神田祭のスナップ写真が沢山貼られていて、こちらもとっても楽しかったです。
また、神田祭の様子を再現した巨大ジオラマは、まるで本物かと見まごうほどのリアルな表情の人形がこれぞ職人芸!といった感じで見ごたえありまくりでした。
神社入口の横には神田祭で実際に担がれる将門公御輿 がキンキンキラキラと光を放って展示されています。
でも、あまりにキンキラ過ぎて、これじゃ将門様というより尾張名古屋だよ、と突っ込みたいくらいでした。資料館にて公開されていたこれの前の形の方が渋くて好きだなーなんて(^^ゞ
と、緩〜い将門様の史跡を訪ねる旅はこれで終了。あとはオマケというかもう1コこの日のメインについては別項にて。
平将門の史跡を訪ねるその1
2008.09.13 Saturday
今日から3連休。今月は会社カレンダーの関係で2週続けて3連休な上にそろそろ過ごしやすくなってきたのもあって、この機会に以前から行きたかった平将門の史跡を訪ねる旅に行って来ました。
平将門は10世紀、平安時代中期に活躍した日本最古の武士。当時の中央政権に刃向かった朝敵として明治以降第二次大戦終戦まで長く逆賊として不遇な扱いを受けた人物です。
歴史は好きだけれど圧倒的に日本史よりは世界史の方に興味がある私が、突然将門の史跡を訪ねてみようと思ったのは……。ずばり、春から夏にかけてこのブログでも取り上げた昔の大河ドラマ『風と雲と虹と』の影響です。
CSでの再放送の際、毎回将門ゆかりの場所を紹介する映像を見ているうち、行ってみたいなぁという思いがどんどん強くなってしまい、この熱が醒めないうちに行ってしまえ!というわけで決行となりました(^^ゞ
とは言っても平将門が活躍したのは関東一円。いまで言う茨城県から千葉県一帯とかなり広く。土地勘も何もない、車を使わず公共交通機関と徒歩を駆使してとなると、行動範囲も限られてきます。紹介されていた場所の中から行きたいところを厳選し、特に史跡が集中している岩井市を中心に行って来ました。
茨城県に行くのはもちろん初めて。こちらからだとまず東京に出て秋葉原からつくばエクスプレスに乗って守谷まで行き、そこから先は関東鉄道に乗り換えです。つくばエクスプレス、初めて乗りましたが速くて綺麗で快適でした。
守谷から関東鉄道下館行に乗り換え、石下駅で下車です。
関東鉄道、車両が1コしかなくてびっくりでした。のんびり電車に揺られながら車窓を眺めると、のどかな風景がずーっと続いています。
水田よりは畑が多く、主に野菜畑が沢山でした。
そんなこんなで秋葉原を出て1時間ほどで石下駅に到着。
石下駅、予想以上に寂しいもとい小さな駅です。駅を出てまっすぐ道なりに行き大き目の通りに出たところで左手に行くと、石下橋を渡ってすぐ、右手に精米所、左手に石切り場があります。石切り場のところを左折し、道なりに行くと最初の目的地・将門公苑に到着です。
実は、最初この曲がるポイントがわからず橋を渡ってからどんどんまっすぐ行ってしまい、なかなか着かないなぁと思ったところに通りかかった自転車のおじさんに教えてもらいました。おじさんも「すごくわかりにくい」と言われたとおり、看板も表示も何もないので、この先行こうと思う方は精米所を目印にしてください。
そんなわけでちょっぴり苦労して(?)辿り着いた将門公苑。
本当に小さくて住宅街の中にひっそりとありました。
テレビで見たとおりの石碑がどーんと立ってます。
石碑の中央は略系図になっています。史実でわかってますが、貞盛の子孫は豪華というか何と言うか……。
こちらは裏側。「風と雲と虹と」の文字がしっかりあるとおり、放映を機に作られたようです。
ここには載せていませんが、この石碑の周りをご近所の飼い猫らしき、可愛いネコちゃんが日向ぼっこをしてました。
公苑の中央には将門様のレリーフが置かれています。
将門公苑を後にし、来た道をまた駅へと戻ります。連休初日の土曜だというのに駅前のお店はどこもシャッターが降りていて閑散としていました。
石下から今度は取手方面行きに乗り、水海道で下車です。
水海道からは関東鉄道バスに乗り換え、岩井バスターミナル行に乗ります。
その前にお昼も過ぎていたので、ご飯にしようと思ったのですが、ここも石下同様駅前にお店がなく。あってもやはり閉まっており、唯一駅前のローソンだけが営業していました。この時点で既にお腹がぺこぺこだったため、ようやく手に入れたローソンのおにぎりがこの上なく美味しく感じられました。
お腹を満たした後は1時間に1本しかない、貴重なバスに揺られ岩井方面へ。バスもかなりレトロなバスで開け放たれた窓から吹き込む風が心地よかったです。
バスに揺られること約30分。岩井の市街に入ると少し開けた感じのところに来たな〜とちょっぴりほっとした気分に。そんなこんなで目的の岩井警察前に到着です。
この付近一帯には将門様の史跡が数多く点在しています。
手持ちの地図と警察署の窓に貼られていた地図をたよりにまずは目印の国王神社を目指して出発です。
結城坂東線を10分ほど歩いたところで国王神社の表示が見えてきます。
言うまでもなく茨城は車社会なので、私たちの他に休日の昼下がりにてくてく歩いているような人は見当たらず。しかも幹線道路のせいかこの道はやたら大型トラックや工事関係の車がびゅんびゅん走るので、ちょっぴり怖かったです(^^ゞ
奥から回って来た方がルートとしてはいいだろう、というわけで国王神社の交差点を渡り、まっすぐ徒歩で5分ほど歩くと延命寺に到着です。
この辺りは石下と違い、ずっと各史跡への案内表示があって非常にわかりやすかったです。
将門の館(営所)の鬼門(北東)に、鬼門封じとして建てられたという延命寺。何とも趣のある佇まいです。
こちらは延命寺の中にある池(?)にかかっている石橋です。
この古めかしい橋は”石製太鼓橋”といって岩井市の指定文化財になっているそうです。
この橋がかかっている池はかなりどんよりしているのですが、ちゃんとミズスマシがすいすい泳いでいたり、鯉がのーんびり尾ひれを揺らしていたり、他にも色んな水中生物が生息していました。
延命寺を出て、来た道を数メートル戻った曲がり角を左折して真っ直ぐ行くとのっぱらの中にぽつんとあるのが石井の井戸です。
豊田の館を失い、再起を図る将門が新たな館を建てる場所を探していた折、不意に喉の渇きを覚えたその時、「水」という声に振り返ると老翁が一人立ち、傍らの石に杖を打ち下ろした。
すると、杖を打ち下ろしたところから水が湧き出し、将門が喜んで飲んだところ、今まで飲んだことのないような妙味だった。水を飲み終わり、満足した将門が顔をあげると、すでに老翁の姿はなかった。
という伝説の地とされています。
石の井戸ということからこの地は石井と書いて”いわい”と呼ばれていました。劇中、「いわい」と皆が言うのに、たまに出てくる表示が「石井の館」となっていて石井なのにいわいなんだーと不思議に思っていた謎がここで解けました。
石井の井戸のすぐ近くにはその老翁を祭った「一言神社」もあります。
本当にひっそりと静かな佇まいでうっかりしていたら見落としてしまうような小さな神社です。
神社近くの道端に咲いていた秋の草花がとても綺麗でした。
石井の井戸から更に道なりに進んでいくと大きな民家があり、その前を通り過ぎた行き止まりにあるのが九重の桜です。
京都御所の桜を株分けしたという九重の桜。残念ながら桜の時期ではないので木には葉が生い茂ってましたが、その代わりに百日紅が鮮やかな桃色の花を咲かせていました。
機会があれば桜の季節に訪れてみたいです。
またまた来た道を戻り、国王神社前からの道に出て「島広山」の表示に従って行くと路地の中にぽつんとあるのが”石井営所跡”です。
私たちのように今春の再放送で訪れる人が増えたのか、辿り着くまでの道すがらあちこちに「島広山」の表示が出ていました。
でも、史跡には人っ子1人なく。すぐ近くの民家で野焼きしている匂いがぷーんと漂うのみ。この辺は野焼きが一般的なのか、あちこちで野焼きをしている方を見かけました。
史跡を訪ねる旅、1日目ラストは将門様戦没の地と言われる国王神社です。
鬱蒼とした樹木に覆われ、けっこう暑い日でしたがここだけはとても涼しい空気に包まれていました。
入口に樹齢何百年か?というような巨木が聳え立っています。一方で神社のすぐ後ろに民家もあって、いろんな意味で時代の流れを感じさせられます。
ここに限らず、将門様関連の史跡は石碑の文字が赤く彫られているのが目を惹きました。将門カラーの赤にちなんだのかなぁ、なんて勝手なことを思ったのですが真相はいかに?
奥の社殿に右手には神社秘蔵の「寄木造平将門木像」のモノクロ写真が飾られています。また、賽銭箱の横に記帳があるのですが、数は少なくとも毎日誰かしらが訪れていることに驚かされました。さすがに関東近郊の記帳が多く、ここで”金沢”って書いたら目立つだろうなーと思いつつ、恥かしいのでお参りだけして帰りました。
静かでとても落ち着くいいところでしたが、時節柄蚊が多く。お参りをしているほんの数十秒の間にあちこち刺されてしまいました
これでこの日の史跡めぐりは終了。再び徒歩でバス乗り場まで戻ります。今度は2つ手前の岩井(郵便)局前から急行守谷駅行に乗って守谷へ。
田舎のバスって途中から料金がぼんぼん上がるので、これも急行だしすごい料金になったらどうしよう、、と途中からびくびくしていたのですが(^^ゞ結局片道700円でした。
途中、巨大なはりぼての七福神があったり、常総市街を通った時には思わず常総学院ってこの辺なのかなーと探してみたりと快適さ以上になかなか楽しいバスの旅でした。
初めて訪れた茨城県、行けども行けどものどかな景色が続くところでいいところでした。特に石井の井戸から九重の桜がある一帯は、日本にもこんなところがまだあったんだー、と思ってしまったくらい目の前に広がる田園風景ののどかさに目を奪われました。
帰り道再びつくばエクスプレスに揺られながら、以前広沢コーチが暴露していた井川のエピソードもあぁいうところならさもありなん、としみじみ思い返してしまいました。
戸狩温泉その2
2008.08.15 Friday
2日目。朝ごはん前に時間があったので旅館の近くをぶらぶら散策。
山に靄が立ち込めて少しだけ幻想的な雰囲気です。
旅館の周りには沢山の花が咲いていたのですが、その中でも一際目を惹いたのがこの大きな花。
名前がわかりませんが、とにかく花の部分が大きくてまるでうちわのようです。
こちらはかぼちゃの花。初めて見ましたがかぼちゃって花も黄色いのね。
せせらぎが涼しさを感じさせてくれます。昨夜の夕食、おかずも美味しかったけれどご飯がとっても美味しかったのはお水がいいからかな。
こちらは葛の花。葛は本当にこの辺一帯に群生していて、これで葛餅を作ったらどれくらいになるかなーなんて思ってしまいました(^^ゞ
旅館に別れを告げて帰り道がてら小布施の道の駅に寄り、新鮮な野菜と果物をどっさり買い込み(笑)。綺麗な大玉の真っ赤な桃が沢山入って1パック300円とかですよ!野菜もつやつやまん丸の紫光りする見事ななすびがどっさり入って1袋100円etc.長野は空気も美味しく山の景色も最高だけれど、この新鮮な野菜や果物が買えるのも大きな目的なので今回も満足満足でした。
この日のお昼は飯綱町にあるサンクゼール・ワイナリーに併設されたレストラン。
ワイナリーでは様々な種類のジャムが試食できます。ピンクグァバ&パイナップルが甘酸っぱくて美味しかったな。
事前調査ではジャム食べ放題でランチは1300円〜でしたが、お盆期間中なのでランチは2100円のセットのみ。
最初はとうもろこしの冷スープに温泉卵が乗ったもの。写真をうっかり撮り損ねましたがこれが甘くて香ばしくてめちゃくちゃ美味しかった!
隠し味ととろみ&色づけにかぼちゃと人参も入っているそうで。聞いて納得でした。
ジャム食べ放題は小さなテーブルの上にジャムの瓶がずらりと置かれ、白いお皿に好きなだけ取って食べるというもの。
自家製のフォッカッチャと胚芽ソフトフランスパンにつけて食べるのですが、このパンがまたふわふわできめが細かくて美味しい♪もちろんジャムも美味しくてパン好きにはたまりません。
メインの自家製ハンバーグ。ぶどうの葉に包まれています。残念ながらぶどうの葉は食べられません。
デザートのりんごとキャラメルのケーキ。キャラメルの香ばしさとりんごの甘酸っぱさが絶妙でした。チョコで書かれた文字が可愛い♪
この時期の長野はどこへ行っても花がいっぱいですが、ここも綺麗な花が満開でした。鮮やかな白と赤のコントラストが美しいホットリップス。
この時期ならではの光景。かなり色づいてきたりんごの木。
こちらは宿根フロックスという名前の花。
こんなもんも知らないの?と家族にバカにされた(汗)ねむの花。
たわわに実がなっているぶどう園。秋に来ると新鮮なぶどうが食べられるのかな。
眼下に広がる信州の山&集落。涼しくて本当に気持ちがよかったです。
楽しかった2日間もあっという間に終了〜。旅行中は殆どかかなかった汗が家に着いた途端、どっと噴出しまだまだ終わらない夏を実感したのでした。
戸狩温泉その1
2008.08.14 Thursday
今日から4日間のお盆休み♪
当初は家でのーんびりオリンピック三昧なんて思っていましたが、あまりの暑さに涼しいところに脱出だ!というわけで急遽長野県の戸狩温泉に行ってきました。
前夜は雷を伴う激しい雨、この日も朝から激しい雨でフロントガラスが滝のよう。このままずっと降り続いていたら嫌だなぁと思った雨も新潟県に入る頃から小降りになり、長野に着く頃にはすっかり上がってました
黒姫高原を経てまず最初に向かったのは木島平にあるお蕎麦屋さん。
健生庵”山愚”(けんしょうあんさんぐ)。すぐ近くには秘湯の馬曲温泉があります。まだ開店には少し早かったので、馬曲温泉てどんなところだろう?と回ってみましたが、新しいらしくかなり綺麗な建物です。
山奥なので秘湯と言えなくもないけれど、ウチの基準ではあんまり秘湯って感じはしなかったです(^^ゞ
折りしもこの日の午前中は男子200m平泳ぎの決勝が行われた日。
旅行中なのでテレビ観戦は無理ながら、どうしてもリアルタイムで観戦したい!というわけでお店の前に車を停めラジオ観戦。無事2個目の金メダル(しかも圧勝)を聞き届けてお店に入りました。
こじんまりとした山奥の一軒屋風な店内は、入ってみると意外と広く、天井が高くてすぐ傍に川が流れているのでとても涼しい。(虫もいっぱい飛んでたけど^^ゞ)
壁に並んだお品がき。その横にはホワイトボードにお酒やおつまみが手書きされています。”かつおの酒盗”や冷やしの部分を強調した”冷やしトマト”etc.一体どんなものが出てくるんだろう??と興味をそそられる品書きがてんこもりでした。
蕎麦通の基本?らしい、十割そば。
上品な味とのどごしの歌い文句に吊られて私が注文した更科そば。
透き通るように美しい麺のとおり、本当に上品な味のつるりとしたお蕎麦でした。自家製と思われる野菜の天ぷらもサクサクで香ばしくてとっても美味でした。
お店の周りは山だけあって花の色がとても鮮やかです。地元じゃすっかり枯れ果てている紫陽花もこんなに美しく、会社の花壇で伸び上がっている向日葵が気の毒に思えてしょうがなかったです。
さて、美味しいお蕎麦でお腹を満たした後は、男子体操個人総合の実況を聞きながら食後の運動も兼ねて斑尾高原へ。
この辺りは様々なトレッキングコースがあり、自然と戯れながらウォーキングを楽しむことができます。
沼の原湿原から赤池ぶな林を巡る約3キロ、2時間弱のコースにチャレンジ。
ブナ原生林がの生い茂る林の中は涼しい風が吹き、真夏の暑さを忘れさせてくれます。
ところどころ、こんな感じで古い大きなブナの木が。
しかし、ブナ林だけあって雑草やシダ系の草ばかりで綺麗な花が見られないのがちょっぴり残念。このペースなら3キロも楽勝さーと思ったのですが、10分もしないうちに雨がぽつぽつ降り出し、ブナ林を抜けたところでトレッキングは終了
そのまま赤池をさらっと見て周り。
赤池では釣りを楽しむ人の姿が池のあちこちに見られました。
天候が酷くならないうちに、と少し早めでしたが今夜の宿、四季彩の宿かのえへ。
田んぼの真ん中にぽつんと立つ、のどかなところにありました。
温泉旅館というよりは、合宿などで泊まる施設に近い感じです。
窓からは涼しい山の風も入ってきて静かないいところでした。
お風呂はちょっと小さめでしたが、お料理がとにかく美味しかったです。
ぱっと見た感じの華やかさはないのですが、一品一品丁寧に作られているのがよくわかるいいお味です。ピーマンの煮びたしやかぼちゃを千切りにした和え物、鯖の味噌煮、さやインゲンの小鉢など地物野菜を使った家庭料理は胃に優しく美味しくて、こういった温泉宿ではまず無理な完食を達成。
デザートに出た自家製の蕎麦アイスもとっても美味でした。
夜は先ほどラジオで観戦した競技をじっくりテレビで再観戦。
体操の男子個人総合。あん馬での落下からの逆転は見事でした。鉄棒でのコバチ→コールマンの離れ業3連発も凄かったですが、跳馬は本当にお見事!
冨田選手もつり輪の落下での痛みを押しての平行棒、鉄棒であの演技は素晴らしかったです。あれがなければ……と思うとホントに残念です。
眠い目をこすりながら見たvs台湾戦。これを書いてる17日の時点ではすっかり立ち直ったけど、この日はホントに毎回新井〜〜(T-T)で歯がゆかった。9回の追加点を引き出したのはやっぱりその前の球児の3者連続三振の力投です。上原が無事打ち取った瞬間電池切れ。お休みなさい〜zzz。
ぶらり東京バスの旅
2008.07.27 Sunday
東京や大阪の都会に行くといつも思うのは、都会の人って健脚だなぁと。
車社会の地元では、最近は休みの日はなるべく控えているとはいえどこに行くのも車。おのずと歩く機会が減ってしまいます。
旅行に行くと大抵の場合、普段より沢山歩くことになりますが、東京の場合はそこに電車や地下鉄の移動が加わります。最初の頃は地下鉄そのものが珍しく(笑)、好んで利用していましたが、この地下鉄が疲れる一番の元なのです。というのも、とっても便利な地下鉄ですが”地下”とつく以上、当然地下にあるわけで乗るのも、降りて地上に戻るにも長い階段もしくはエスカレータを使わないといけません。この地下がもう半端じゃなく。一体どこまで潜るのよ〜と思った方もきっと多いはず。
更に○X線から▽△線に乗り換えの際、一見便利〜と思いきや駅や路線によっては、ゆうに1駅はあるよ!という距離をてくてくてくてく歩くことになり、電車に乗る頃にはへとへとという事態も少なくありません(^^ゞ
そんなわけで、毎回東京から帰ると足の爪に血マメを作るのが常だったのです。しかし、今回は地元よりマシとはいえ、この猛暑の中移動で体力を消耗したくない!出来れば地下鉄は極力乗りたくない〜。と思いながらホテルから出た目の前にあったのが都営バスのバス停。
そうだ!バスなら楽チン〜。と行き先を調べてみたら、小滝橋車庫。どこそれ?と思いましたが、路線の途中に新大久保駅前の表示を発見。新大久保なら山の手線沿線だからホームまであまり歩かなくてすむ〜、時間はあるしというわけで、今回は最大限このバスを利用しては都心に出かけてました。
ホテルがある永田町から麹町、市ヶ谷、途中中央線沿線を少しだけ走り、戸山住宅、若松町を経て新大久保までの約20分弱。
神楽坂付近にとっても美味しそうなケーキ屋さんを見つけたり、ものすごーく年季の入った仏壇やさんがあったり。お洒落な雑貨やさん、大量の花があまりにも雑然と並んでいて、「いくら何でも少し整理して並べた方が・・」と思ってしまった国立医療センター近くの花屋さんetc.
観光旅行ではあまり通ることのない、ごくごく普段着の東京の街並みを眺めることが出来てとても楽しかったです。
ぐるぐるバスで走りながら思ったのは、もう少し街路樹に気を配ればいいのに、と(^^ゞ 雑然、という言葉があまりにもぴたりと来るくらい、観葉植物の植え込みが並んでいる中に突然むくげの木がにょきーっと白い花を咲かせていたり、その横にはつつじが植えられていたり、と好きなものを好きなだけ植えてみました〜状態(笑)。雑草が伸び放題になっているところもあったり、新大久保近くになると街路樹そのものがなかったり、と町によって本当にまちまち(←洒落じゃないですよ!)で。景観は……と思いつつ、この雑然とした感じが東京らしいのかなぁ、なんて思いました。
四季おりおりに色んな花が咲くよう、綺麗に手入れされまくりな地元の街路樹にすっかり慣れきっていたので、最初は何だかなぁ、と思ったごった煮街路樹だけど、見慣れるうちに何でもアリなこの都市を象徴しているようで、こっちの方がしっくり来るかも、と思ってしまいました。
交通事情に著しく左右されるので、急いでいる場合には不向きですが、のんびりバスに揺られて知らない街を見るのもいいなーとしみじみ思った今回の旅でした。バス移動、思いの外楽しかったので、次回も機会があれば今度は違う路線に乗ってみたいな。
休日ランチ
2008.06.07 Saturday
観戦翌日はすっかり恒例となった日頃なかなか会えないお友達とランチ。
待ち合わせまでしばらく時間があったので、”食いだおれ太郎”に会いに道頓堀へ。
今、ちょっとした太郎ブームになっていると先ごろテレビ等で言ってましたが本当に太郎の前には沢山の人だかり。しかも皆、携帯やカメラを手にしてます(苦笑)。
なので私も太郎の見納め記念にパチリ。
先日はインディ・ジョーンズのイベントでドアラと共演したり、と露出が多いせいなのか、何となく太郎綺麗になってるような(^^ゞ
この日の毎○新聞に食いだおれ同窓会の記事が出ていて、その中で2代目店主の方が1985年のタイガース優勝の際、道頓堀川に投げ入れられそうになった太郎をしがみついて守ったことが載ってました。
カーネルサンダース人形を投げ入れてしまったことは有名な話ですが、太郎まで投げようとしていたとは・・・恐るべし(汗)。
その後はなんば高島屋をぶらぶら。途中で喉が渇いたので地下のジューススタンドで1日70杯限定のアメリカンチェリージュースをごくり。
さっぱりしてとても美味です。
デパ地下といえば、昨日行った阪神デパートの地下には1箱8500円の佐藤錦が売られていて、思わず家族と1粒いくらか計算してしまいました
今回のランチはなんばマルイ7Fにある和カフェチャノマ
お腹が空いていて写真を撮り忘れてしまいましたが、かなり美味しかったです。お店の雰囲気ものんびり落ち着ける雰囲気で混んでいても隣が気にならなりません。
遅れて来る友人が到着したので、場所を変えて今度は近くにある英国屋カフェへ。
英国屋に行くのはン十年ぶり。しかもなんばのこんな駅の近くにあるとは知りませんでした。
シフォンケーキセット900円。ちょっと高い気もしますが、ここのお店はセットの飲み物がメニューに載ってるどれを頼んでもOKなのです。
これはかなり嬉しい!なので迷わず大好きなロイヤルミルクティーを頼んでしまいました。しっかりした味でとても美味しかったです。
ケーキもしっとりしていて、生地を包んであるクリームも甘すぎず薄すぎず。
店内の調度品は英国屋らしく、全体的にアンティーク調。飾られていた桜が綺麗だったのでパチリ。
4人でわいわい話すうちにあっという間に時間が過ぎていきます。
いつもありがとう!また遊んでやってね。
福寿草まつり
2008.04.13 Sunday
今日は福寿草を見に長野県に行ってきました。
”福寿草まつり”は全国数ヶ所で行われているそうですが、今回行ったのは姫川源流入り口白馬さのさか。以前はテントが出て色んなお店があったのですが、今年はそれは20日だそうで。今日は福寿草まつりののぼり旗は立っているものの他には何もなく静かです。
地元では散り始めた桜も長野はまだまだこれから。道のあちこちには雪が残り、冷気が周囲を包みます。もしものためにと持参した既に片付けておいた手袋が早速役立ちました。
車を降りて小道を源流に向かっててくてく歩くと、あっちにもこっちにも福寿草が沢山咲いています。
小さいけれど黄色い花びらがとても可愛い。
もう少し奥に行くと、福寿草に混じり白いイチリンソウも咲いています。
姫川源流は水が本当に澄んでいて綺麗です。源流に何やら緑の群生が。苔?と思って近づいてよく見ると、なんと野生のクレソンです。
あんまり沢山群生しているので、一見藻のように見えます(^^ゞ
奥に行くに従い、ぐぉーげおーという何とも恐ろしいというか、無粋な声が聞こえてきます。てっきりウシガエルでもいるのかな、と思っていたら、、なんと木の上でゲラが鳴いていました。姿は可愛いのにその声はあんまりだ、可愛くない、と皆で散々けなしていたら、、それが通じてしまったのか、フンとばかりに向こうへ飛び去って行ってしまいました
気を取り直して、こちらはザゼンソウ。
よーく見ると殻のような傘の中にサボテンと見まごう姿が見えます。じーっと見ていると確かに座禅をしている僧侶に思えてきます。
このザゼンソウは開花する時になんと25℃まで発熱し、その熱でもって周囲の雪を溶かして顔を出すそうです。存在感のある外見ともども何ともたくましい花です。
源流の傍にちょっと変わった木が見えたのでパチリ。この辺りはようやく植物が芽吹き始め、まだまだ春はこれからといった感じです。
オープンカフェになった山小屋風なカフェを見つけたので、福寿草を愛でながら一休み、というわけで入ってみました。と言ってもせっかくなので外の席でのコーヒータイム。
自家製の山葡萄ソースが甘くてとても美味♪アイスクリームもさっぱりしていて添えられた自家製のミントが可愛い。
いい呼び水になったらしく、私達の後から来たお客さんも次々にオープンカフェでコーヒーブレイクを取っていました。
こちらは帰り道で見つけたムラサキイチゲ。この辺りの花は本当に野草という感じでどれもとっても可憐です。
その後は安曇野の方まで足を伸ばしてドライブ。どっさり新鮮な野菜を買い込んで(笑)、すっかりおなじみとなった堀がねの道の駅で昼ごはん。
ボリュームたっぷり、常念山にちなんだ”常念丼”。これでミニなのだから恐れ入ります。お吸い物と菜っ葉のおひたし、漬物つきで何と500円!
普通の人なら充分お腹いっぱい。天ぷらがサクサクで美味しい〜。
ちなみに普通サイズの”常念丼”はそれはそれは見ただけで笑っちゃうくらいの特大サイズ。その盛り付けのすごさは圧巻。大きすぎて携帯カメラでは入りきりません。なのに値段は800円。
この日はこの食堂が農林水産大臣賞を受賞したお祝いに、来店者にティッシュを配布していました。車通勤のため日頃なかなかティッシュを貰う機会がないのでラッキー☆
まだGW前なのでどこも空いていて、まだまだ雪に覆われたアルプスの山々を眺めながらのんびり走り、夕方には金沢に帰着。お疲れ様でした〜。
やっぱり長野はいつ行ってもいいなぁ。
サンクトペテルブルグ
2008.02.11 Monday
昨日、先週末にBSで放送されていた、世界遺産シリーズのサンクトペテルブルグを録画しておいたものを見て以来、猛烈に行きたくなり、今日は旅行会社を回ってパンフレットをかき集めてきました。
生まれてから就職するくらいまでずっとレニングラードと呼ばれていたので、未だにサンクト〜と聞くと一瞬、どの辺にあるのか考えてしまいますが(^^ゞ北の水の都と呼ばれるくらい美しい都市。帝政ロシア時代にピョートル大帝によって建設され、ロシア革命でニコライ2世が失脚・殺害されるまでロシアの都として栄え、エルミタージュ美術館や、エカテリーナ宮殿など目も眩むようなロシア華やかなりし頃の建造物は写真やテレビで見ても美しい〜の声しか出ません。
そんな能書きはともかく、前からずっとサンクトは行きたいなーと思っていたのですが、休みが取れない等色々ふんぎりがつかず。でも、よく考えなくても今の職場にいる限り、永遠に10日間くらいの休みなど取れるはずもなく。だったらお盆休みを全部使って3泊5日で行くしかないぞ、と。
お盆や年末年始は高いとか言っていたら、行ける頃には長時間の飛行機に耐えられない体力しか残ってないもんね
で、山のように取ってきたパンフレットを見比べてみても、サンクト5日間なんてそんなせせこましいプランはどこにも載ってなく。ま、海外旅行なんてお金と時間に余裕がある人が行くものだしね(苦笑)。
イギリスやドイツなら飛行機と宿だけ押さえてあとは自力で、という手もありますがロシア語は読むのも話すのもさっぱりなので、一応ツアーという名のついたものじゃないと流石に不安です。
ならばネットでと検索したらあることはあるのですが、4月から直行便が就航するおかげで毎週金曜日の出発プランばかり。モスクワ乗り継ぎでいいので3月までやっている毎日出発の格安プラン、4月以降も実施してくれないのかなぁ。
それより先に明日、会社で今年のお盆休みの確認してこなくっちゃ。
新庄の日本旅行に行ったついでにエクラタンでおやつを購入。
今回はパンナコッタ・コンカフェ
写真を撮ったのですが、見事に失敗していたので今回はナシです<(__)>
ふるふるのパンナコッタの上にコーヒー味のチョコを刻んだものを散らしてあります。先日食べたアップルパイと同じく炒ったピスタチオを飾りにしてあるのですが、これが本当に香ばしくて美味しい。もしかして、このピスタチオこのお店の売りなのかも。
暑かった!
2007.09.15 Saturday
当地の今日の予想最高気温は32℃。暑〜い地元を脱出して、今日はハマスタで涼しくデーゲーム観戦するもんね!と出かけたら、、、甘かった
1?年ぶりくらいにこの時季のデーゲームを見ましたが、丸焼きになるかと思うくらい暑かったです。おかげで9月も半ばというのに完璧な土方焼けになってしまった。。
観戦の主目的は見事に果たせなかったけど(大汗)、なかなか楽しいゲームでした。途中、T−D戦が気になり携帯でチェックした時は0−0でどうなることかと心配でしたが、先ほど帰宅して確認したら、、今日は無事勝ったようでよかった(^-^)。
日帰り観戦ツアーについてはまた後日。今日はもう疲れたのでお休みなさい〜zzz
おわら風の盆
2007.09.05 Wednesday
少し前になりますが、9月1日の土曜日。友人とお隣の富山県八尾町で毎年行われている”おわら風の盆”に行ってきました。
毎年この時期になると、ニュースなどで必ず話題になる行事ですが、実際に見るのは初めて。
今では一大観光行事なので、マイカーなどの乗り入れは一切禁止。バス会社企画する日帰りツアーでの参加です。
この日帰りツアー自体も初めてなので、そちらも楽しみでした。
かなり直前に申し込んだため北鉄バスの方はもういっぱいで、小松バスのツアーでの参加となりました。
初めて乗った小松バス。座席が広くシートてとっても快適です。シートの柄も斬新なお洒落な感じで、実は北鉄バスより1000円値段が高かったのですが、あまりにバスが快適なので「こっちでよかったねー」と言っていたら、、何とこのバス。昨日バス会社に納車され、今日の午前中にお祓いをしてきたばかりの正真正銘の新車。この日が初運行とのこと。
私達以外は、けっこうバスツアー慣れしたおばさん、おじさんが多かったのですが、そんな方でも新車でバス旅行は初めてだったらしく(そりゃそうだ)ガイドさんの新車です、アナウンスに車内は大盛り上がりでした(笑)。
旅行といっても、隣県なので15時半に金沢を出て1時間くらいで八尾に到着。
今では毎年たくさんの観光客が訪れるこの行事、今年は丁度週末と重なったおかげで更に沢山の人出が予想されます、とのガイドさんの紹介どおり会場駐車場には既にたくさんの観光バスが停まっていました。
ところで「風の盆」とは不思議な名前ですが、この風の盆ってどういう意味なんだろう?と思い、調べてみました。
暴風を吹かせて農作物に災厄をもたらす悪霊を、「二百十日」に歌や踊りで鎮める行事
だそうで。風の盆の踊りには男踊りと女踊りが有名ですが、もうひとつ豊年踊りがあり、こちらの方はまさにこの風の盆の意味にぴったりな感じです。
さて、車内でもらった簡単な地図を手にいよいよおわらの町を散策です。
おわらは坂の町、と聞いていたとおり、寺町のW坂や小立野の馬坂並みの急な登り坂を登るといよいよおわらの町です。
一応、何ヶ所か決まった時間に踊りが見られる舞台があるので、それが始まるまでは町の散策をしよう、と歩き始めた途端、向こうから何やら人の波がやってきました。
もしかして、踊り流し?ラッキー☆ というわけでさっそくパチリ。
男性は男踊り、女性は女踊りと別れていて、大まかなところは同じなのですが、決めポーズやちょっとした手振りがそれぞれ違っているのが興味深いです。
この踊りを踊るのは女性は25歳以下、と決まっているそうで。大きな笠をかぶっているのではっきりと顔は見えませんが、確かに笠の下から覗く顔立ちは男性も女性もかなり若かったです。
年配の方々は「道をあけてくださーい」と交通整理をしたり、お囃子や歌にまわっているようです。
ちなみにこの踊り、各町ごとに着物の柄も決まっていて最初に見たこの一行は西町の皆さんです。
それにしても、覚悟はしていましたが人が多い!
しかも町全体が坂なので、坂の下や上から向こうを見るとものすごい群集がいるように見え、「今からあそこに行くの?(やだなぁ、怖いよう)」と恐る恐る近づいていくと、、「あれ?意外とすいてるよ??」という不思議な現象に。まるでエッシャーのだまし絵の世界を体験しているようで面白かったです。
散策しながら途中、ツアーについていたお弁当を諏訪神社の石段で休憩がてらいただき、また町の中心へと一本入った筋を折り返していたら、、またまた新しい一団に遭遇。
今回はかなり小編成でしたが、ものすごい至近距離でじっくり見ることができました(^-^)。
おわらの踊りは、三味線と歌い手の他に胡弓を使うのが特徴ですが、この胡弓が本当に何ともいえないいい音色で。独特のメロディーに癒されます。
また、踊りもどちらかというとかなりゆったりした踊りなのですが、これがまた女性のたおやかな感じがしみじみと伝わってくる、とても素敵な踊りで、日頃盆踊りさえ踊らない私ですが(^^ゞ、「あーいいなぁ」とうっとり魅入ってしまう不思議な力がありました。
その後は屋台で富山ならでは”白エビのかきあげ”をつまんだり、友人が目ざとく見つけた”桑の葉茶ソフト”を食べたり。桑の葉茶ソフト、とってもあっさりした風味でとても美味でした
途中、ボランティアの方が”豊年踊り”を教えてくれているところがあったので私達もちゃっかり参加。地元の方が優雅に踊っているのを見ると何だか誰でも出来そうな気がするのですが、いざやってみると難しい〜(><)。
ここで籠を持って種を撒く、笠をもち月を仰ぎ見る、などひとつずつ意味を教えてもらうと少しだけ踊りやすかったです。
教えてくれているのは男性ですが、踊っているのは圧倒的に女性(笑)。
すぐ近くで熱心に練習していたおばさんに、いきなり同じくらいの年嵩のおじさんが近づいてきて「さっきから何回も携帯で呼んどるのに返事もせんと何しとる!」と怒りながら連れ去られていってしまいました
せっかく楽しく踊ってたのに〜とちょっぴり気の毒でした(^^ゞ
夜も更けてきて演舞場での踊り時間が近くなったので会場へ移動。
運良く見える位置に立つことができたものの、ものすごい人の数で身動きがとれません。なのに、それでも動こうとする人がいて、あちこちで怒声が飛び交うかなり殺伐とした状況で本気で怖かったです(T-T)。
おまわりさんが注意すると逆ギレする人もいて、せっかくの踊りなのにもうちょっとお互いを思う気遣いが欲しかった。大人の行儀の悪さをつくづく実感しましたよ
ま、それでも何だかんだとじっくり踊りを堪能することができました(^-^)v
町をあげての行事なので、いくつかの家の玄関にはこんな立派なふすまや灯りを置いているところも。
また、おわらの町に入るところにある川にかかっている橋の手すりには、こんな風に踊る姿の装飾が。
全部つなげて見ると、立派な踊りの図解になりそうです。
また、夜になると雪洞(ぼんぼり)の灯りだけになるため、坂の上から下まで雪洞の明かりが揺れているのがとても綺麗でした。
写真を撮りたかったのですが、夜景は難しく友人ともども悉く失敗してしまいました。残念!
とっても楽しい一夜でしたが、この日の人出はなんと13万人。
帰りのシャトルバスに乗るだけで1時間強並ぶ羽目に。昔よく行っていた夏イベよりすごい行列を体験してしまいました(苦笑)。でも、ピストン輸送のためにやってくるバスがすごーく豪華な観光バスばかりで一緒にツアーに参加した方の「富山じゅうの観光バスを集めたみたいだね」という言葉に大きく頷いてしまいました。
当初の予定では11時過ぎに金沢着のはずが、家に着いたのは夜中の1時を回ってました。
もう少し歳を取ったら今度は泊りがけでじっくり、もう少しのんびりまた見に行きたいな。
大盛りランチ
2007.07.30 Monday
この日は友人とランチ。
せっかくなので普段あまり行ったことのないところでいいお店はないか検索して見つけたのがココ。
彼氏の手料理ダイニングSORALI
何とも素敵な(笑)名前のお店で、一体どんな料理が出てくるのかな?と期待してお店に入ると。
まず、安さに喜び次いでメニューの写真や周囲のお客さんが食べているボリュームにびっくり。
サラリーマンのお父さん達が喜びそう、と話していたら近くの官庁街からなのか、おじさんの一団が後から後から来店していました。
メンチカツとデミグラスオムライス、650円なり〜。+150円でドリンクが付きます。スープにちゃんとサラダもついてます。
オムライスも美味しかったけど、メンチカツが美味しい♪
こちらはホタテのカルボナーラとローストビーフサンド
オムライスも相当ボリュームあったのですが、こちらはホントにドーンという感じで、カルボナーラだけでも普通のランチとしての量がありました。
思わず、皆でこんなに食べたら夕食で調節しないとーなんて言いながら、私はしっかり完食(^^ゞ。旅先ではお昼ご飯はしっかり食べとかないとね。すっかり満腹ごちそうさまでした。
その後もレトロな喫茶店に場所を変え、楽しくおしゃべりするうちにあっという間に時間が過ぎて行きました。
平日に付き合ってくれてありがと〜。また遊んでやってね。
ペルシア文明展
2007.07.29 Sunday
今日から恒例の年に一度の甲子園観戦ツアー。
朝イチで参議院選挙の投票をすませ(ちなみに今回のBGMはモーツァルトの交響曲第40番。曲名はわからずとも多分、誰もが一度は耳にしたことがある最も有名な交響曲のひとつ)9時過ぎの電車で大阪へ。
途中、滋賀に入ったあたりからそれまでどんより曇っていた空が明るくなってきて絶好の野球日和を予感させてくれました。
大阪に着いたらまずはお昼ご飯。というわけで手っ取り早く駅ビルのアクティ大阪16Fにある蕎麦と炭火串焼 -Gen- 弦
事前にネットで調べて行ったのですが、日曜のお昼時だけあってお店の前に少し行列が出来ていました。
待つこと数分。案内された席は掘り炬燵仕様の窓際。眼下に阪神百貨店が見えます。駅周辺に林立するビルの屋上にはこの時期らしくビアガーデンも。
でも、真昼のビアガーデンは当然のことながら閑散としていました(^^ゞ
さて、大阪といえば親子丼。何でやねん!と突っ込まれそうですが、大阪の丼ってお出汁が効いていてとっても美味しいのです。
年に数回は関西に来ることがあっても、ここ最近はなかなか食べる機会がなかった親子丼を今日は久しぶりに食べました。
しかも1日30食限定の地鶏炙り親子丼
コラーゲンたっぷりのお吸い物もついていたのですが、こちらの方はちょっと脂っこいというか味がしつこくてイマイチでした
が、丼の方は炙った地鶏が貝のような味わいでふわふわ卵に関西風の出汁が効いていてとっても美味!
食べた後は汗びっしょりになりましたが、量も丁度よくこの味で1000円でおつりがくるのはかなりのお得感がありました
ちなみに店名のサブタイトルになっている蕎麦の方は、注文した蕎麦通の家族によると「………」とのことでした(苦笑)。
程よくお腹が膨れたところで今回のもうひとつの目当てペルシア文明展を見に大阪歴史博物館へ。
2000年に建てられたここへ来るのは初めて。モダンで大きな建物を見上げながら中に入るといきなり目に入ったのが「水木しげると妖怪たち」という催し物と”どーもくん”
???と思ってよーく見ると、、この大阪歴史博物館とNHK大阪はお隣同士だったのですね(^^ゞ 何にも考えずに前を歩く人についていったら間違えてNHKの方に行ってしまってました。
でも、NHK大阪といえば現在秋からスタートする朝の連続小説『ちりとてちん』の撮影が行われているところです。もちろん日曜なので撮影はお休みなのですが、建物だけでも入れて嬉しかった〜。
単純すぎと笑うことなかれ。田舎モノにすれば、行く機会もないところなので偶然とはいえ、ここなのかーと実感できただけで大ラッキーなのです。
気を取り直してペルシア文明展へ。
50年ぶりの大公開!の謳い文句で、主催でもある某新聞にて大々的に宣伝されているこの展覧会。日曜な上に夏休み期間なのでかなり混んでるかも…と覚悟したのですが、いい感じに空いていて見やすかったです。
エジプト展あたりは各地で人が押し寄せますが、個人的には四大文明の中ではメソポタミア文明が一番好きなので、その流れを汲むこのペルシア文明展もすごーく楽しみなのです。
一般にペルシャといえばペルセポリス遺跡で知られるアケメネス朝ペルシア、日本でも奈良時代にシルクロードを通じて交易のあったササン朝ペルシアが浮かびますが、その時代の王朝遺跡からの出土品だけでなく、アケメネス朝以前のエラム王国時代のモノも展示されていました。
6Fと7Fに別れた展示は、7Fがエラム王国時代から古代ローマ帝国の東方問題として常に頭を悩ます存在であったパルティア王国時代から一大帝国を築いたアケメネス朝時代初期の作品を中心に展示。
7Fの目玉は各時代に流通していた通貨(コイン)=銀貨 時代が新しくなるにつれ、最初は豆粒ほとだった通貨が徐々に大きくなっていったのがよくわかります。1つ1つに拡大鏡を当てて展示してあるので、描かれた王の顔をじっくり見ることが出来るのも嬉しい配慮でした。
また、土器の中には古代エジプトの神であるホルスやイシスを模写したと思われる絵が描かれているものもあって、ペルシャ帝国がエジプト領域にまで及んでいたことを実感させてくれます。
現代の北アフリカは遺跡と砂漠のイメージですが、古代世界では北アフリカは豊かな果実が豊富な肥沃な地でカルタゴを中心に交易で栄えたことが知られています。
7Fから6Fへはエスカレーターで移動するのですが、その踊り場がちょっとした展望場になっていて思わぬものを見られました。
ガラス越しなのでちょっと見づらいですが大阪城です。何度も近くに行ったことがあり、中にも入ったこともありますが、この角度から見るのは初めてだったのでかなり新鮮でした。
でも、せっかくの景色なのにすっかり林立してしまった高層ビルが恨めしい〜(><)。
こちらはお堀。やっぱり大阪城のお堀は大きいなぁ、と地元の菱櫓の横に申し訳程度に再現したしょぼいお堀(笑)を思い出して比べてしまいました。
6Fの方が展示物が沢山あります、と係りの方が言われたとおり、大物はこちらにありました。
ペルセポリスの遺跡の大写真や、遺跡についての詳しい解説も見ごたえがありましたが、何と言ってもこの黄金の輝きには適いません(笑)。
別名、黄金の部屋(ってそんな名前はついてなかったけど、あまりにキンキンキラキラ眩しかったので勝手に命名)
これぞアケメネス朝の栄華を示す純金で作られた品の数々に圧倒されまくりでした。
中でも目を引いたのが、チケットにも写真が載っている有翼ライオンの黄金のリュトン。
リュトンとは酒器で祝い事などに使われていたようです。
他にももう少し大きなリュトンもいくつかあり、そのどれもが純金100%
各品は全てガラスケースの中に入れられているのですが、皆考えることは同じらしく、私も含め多くの人が背伸びをして底まで金なのか確かめてました(笑)。
しかし、これだけ贅沢に金を使ったせいで鉱物を掘りつくしてしまったのか(?)、古代ローマ帝国を滅ぼしたササン朝ペルシアの時代になると金製品は殆どなく、銀やガラス製品が主流になっているのが興味深いです。
また、古い時代のものは楔形文字に代表される、この地方やバビロニア色が見られるのに対し、ササン朝時代になるとはっきりとギリシア色が見られるのも歴史の流れを実感させられました。
今の時代でイランといえば、イランイラク戦争以降、常に何らかの争いごとを抱えているちょっぴりおっかないイメージがありますが(汗)、そのイランが古代世界では、日本がようやく竪穴式住居で集落を作り始め、やがて高床式へと変わり、ゆっくりとよくいえばじっくり農耕民族として成長していく間に、何度も覇権を取り一大帝国を築き上げていたと思うと、純粋に凄いなぁと感嘆を覚えるとともに、世界の大きな大きな歴史の移り変りに何ともいえない不思議な気持ちになります。
そんなわけですっかり満足して梅田に戻ってきた私の目に飛び込んできた1枚のポスター。そこには先日、地元で見たナスカ展の表示が(苦笑)。
50年ぶりの大公開につられ、今しかない!と意気込んで見に行ったけど、、これ半年〜1年後には地元でも見られるのかも(^^ゞ
ま、でも大阪歴史博物館新しくてとっても綺麗だったし、大阪城も見られたしこれでいいのだーと信じることにしよう。うん。
おのぼりさんツアー
2007.07.10 Tuesday
日曜はヒムロックのツアー最終公演に参加しにさいたまスーパーアリーナに行ってきました。
このホール3回目にして初めてスタンド席でしたが、すっごく見やすい上にアリーナや向こう側のスタンドの盛り上がりも見られて楽しかった〜。
大きなホールや野外イベントなどで、大勢の観客が盛り上がってるのを眺めるのが大好きなのです。
肝心のライブも予想以上に楽しくて、わざわざ行った甲斐がありました(^-^)。前日はパーソンズのカバーを演ったようで、それは聴きたかったけど(^^ゞ、でも贅沢言ったらキリがないもんね。
あんまりしゃべらないヒムロックだけど、今回のMCはホントよかったなぁ。
来年は20周年、今から楽しみ〜!
翌日、帰りの飛行機の時間まで少し時間があったので、ホテルの周辺をお散歩してみました。
3月に上京した際も同じホテルで。でも、前回は翌日にもあれこれ予定を詰め込んでしまったので、あまり周辺の散策が出来ず。ちょっと勿体無かったなーと思っていたのです。
あのときよりは暑かったけど、それでも月曜の朝ということで、あまり人もおらずのんびり散歩出来ました。
ハイ、言わずと知れた国会議事堂です。後ろから見た写真もいいかなーと思っていたのですが、それだとどこかわからないのでオーソドックスに正面から。
国会議事堂には、この正面の他に参議院口、衆議院口など何箇所か入口があるのですが、そのどこにも男女ペア(何故男女なのかは不明)の警備員が立っていました。
でも、警備員なのにけっこうどの人も笑顔で、観光客用のサービスなのかちょっと謎でした。
ちなみに、国会議事堂は予約をすると中も見学が出来ます。たまたま、見学受付入口の前を通りかかった際、へー見学できるんだーと思って立ち止まったら、見知らぬ通りすがりのおばちゃんに「私しゃ、東京に住んでるけど初めて来たわ。見学できるのねー」といきなり話しかけられました(^^ゞ
いや、別に聞いてないから、と突っ込みたかったのですが、そこはやんわり笑顔で逃げました(苦笑)。
国会議事堂の道路を挟んだ向かいには国会図書館もありました。一度入ってみたい場所なのですが、入ってしまったら、半日は出て来れなくなりそうなので今回は外から眺めるだけ。
どのみち地方からだと、万一借りても返せないけどね(笑)。
議事堂もだけど、あっちは一応マメに手入れしているのか見た目綺麗ですが、こっちはそのままけっこう古そうです。
議事堂正面の道路を挟んだ向かいには前庭があります。
木々が青々としていて気持ちよさげ&無料だったので入ってみました。
いきなり、綺麗な花が満開の木がお出迎え。でも、名前がわからないよー。
中は至って普通の庭園です。一応、前庭というだけあってか、園内の木々はそれなりに手入れが行き届いているようです。
中ほどにある階段を数段登ったところは広場になっていて、議事堂の反対側から見えていた大きな時計の塔がありました。
塔の前には尾崎行雄氏について書かれた石碑が立っていて、私のような「尾崎行雄って何をした人だっけ?昔、社会の教科書に載っていたなー」程度のモノにも、氏が残した功績をひと目で知ることができるようになっています。
ちなみにこの前庭の隣は尾崎行雄記念館があります。
広場中央には噴水も。ま、目の前を走る道路から車の騒音が聞こえるのがアレですが、なかなか気持ちのよいところです。
この高台からは霞ヶ関のお堀も見えます。ちょっと風流な気分も味わえたり。
純和風な庭園かと思ったら、何故こんなところに椰子の木が???
ちなみにそのお隣には憲法施行50年を記念して植樹された”ハンカチの木”がありました。
時期が時期だけに、何でこんなところもハンカチなの?と思ってしまいましたが(^^ゞ、ハンカチの木って幸せの木とか(それは幸福の黄色いハンカチです 笑)そういう意味があるのかな。
椰子の木と灯篭が並んでいる図はかなり不思議でした。
と、気持ちよーくお散歩をしていたら、わらわらと清掃員の方が来てしまったのと、ふと足元を見ると、地元でもついぞお目にかかる機会のなくなった、干からびて丸くなった軟体動物があちこちにいるではないですか!
(もう名前も書くのも絶対嫌なくらい、苦手なのです)
ひぇぇぇ〜、これは嫌だというわけで、そそくさと前庭から脱出。
最後に思わぬハプニング(?)に遭いましたがなかなか気持ちのよい、東京のど真ん中なのに何だかほっと出来るいいところでした。
五色沼
2007.05.05 Saturday
山形ツアーもいよいよ最終日。
この日も早朝に宿近くを散策。朝から白布大滝を見てきました。
写真ではわかりづらいですが、あまりに激しい流れと日の光の力か、ところどころ白い中に黄緑色の流れが混じりとても綺麗。
滝までは山道というか半分岩場をくだっていくのですが、これがなかなか傾斜がきつく起き抜けの身体にはかなりの運動に。特に帰りは全部登りとなるため、アニキ直伝のスクワット体操(笑)より効きました。
宿のすぐ傍に民宿兼喫茶店があり、掘りごたつとステンドグラスの組み合わせに惹かれ、覗いてみたところ早朝にも関わらず人の姿が。
「やってますか?」とダメもとで声をかけてみたら、、店主のおじいさんが快く対応してくれました(感謝)。クセのない飲みやすいコーヒーで久しぶりに美味しい〜♪と感激できる美味しさ。ごちそうさまでした<(__)>。
思いがけず朝から美味しいコーヒーを飲み、またまた美味しい朝ごはんを食べいよいよ山形ともお別れです。
裏磐梯を見ながら、途中五色沼へ。
裏磐梯で最も有名な観光地。磐梯山の噴火によりできた大小さまざまな沼が太陽の光や沈澱物、植物等によって刻々と色合いが変化する湖沼群。
桧原湖の方からハイキングスタート。
まずは周囲を柳に囲まれた柳沼。
全体的に冬枯れな色合いでここは割とどこにでもありそうな感じです。
次は目にも鮮やかなエメラルドグリーンが美しい青沼。
以前、「(ハワイの)エメラルドグリーンの海が見たかった」というとんでもない言い訳をされた某市長が見た海もこんな綺麗な色だったのかなーと思ってしまった美しさ。
青沼からすぐ先にあるのはるり沼。
「瑠璃色の地球」という歌が昔ありましたが。青沼ほどの鮮やかさはないけれど、ほのかに青く見える瑠璃色の水面と磐梯山の対比が見事に嵌ります。
各沼を巡る道は歩きやすいように整備されていますが、ところどころ枝が生い茂っていたり、でこぼこだったり水溜りがあったりとかなりいい運動になります。で、道端にはのぼりすぎたぜんまいがあちこちに異様な姿を晒していました。
中にはかぼちゃ?と見まごうくらい、ぼってりもっさりのもあったりして。ここまでのぼってしまうともはやグロテスク。
次は再び綺麗なブルーが美しい弁天沼。
静かでじーっと見ていると思わず吸い込まれそう。でも、何故弁天なのか、弁天様ってどんな形だったっけ?と気になりました。
お次は竜沼。
りゅうぬま、と読んでしまいそうですが、たつぬまです。
こちらも弁天沼同様、何故竜?と悩んでいたらたまたま居合わせたカップルの会話の中に答えがありました。
男「たつぬまかー。しかし、何で竜沼なのかな」
女「・・・(しばし考え込む)あ、たつ色だから竜沼なのね」
男「あ、竜色ね。確かにそうやな」
というわけで名前の由来はどうやら部分部分により色が異なる何とも神秘的な色にあった模様。これですっきり。でも、ひと目見てたつ色と明言した女性の方お見事です。
深泥(みどろ)沼。
こちらも独特な色合いがとても印象的です。この頃になるとだいぶくたびれてきました(^^ゞ
最後にこれだけは見たかった赤沼。
見てのとおり、見事なまでの抹茶色で。思わず赤沼じゃなくて抹茶沼やん!と突っ込みたくなりました。僅かに周辺部分が茶色いのでそこから赤沼なのでしょうか。赤沼と最初に聞きつい真っ赤な血みどろ色のおどろおどろしい沼を想像していたのですっかり拍子抜けしてしまいました。
でも、こんな色の沼は見たことがなく、これはこれでなかなか見ごたえがありました。
まだこの先にこの五色沼群最大の毘沙門沼があったのですが、そこまで行っていると戻るのが大変なのでここで終了。
最初はちょっぴり肌寒かったのが、てくてく歩いてすっかり汗だくに。
気持ちのいい散歩でした。
この後は喜多方で昼ごはんを済ませ、磐越道から長岡JCを経て北陸道と高速道路を飛ばし17時半過ぎに無事帰宅。
3日ぶりに戻った金沢は既に咲き誇っていたつつじが満開。道行く人も半袖姿がちらほら見られるすっかり初夏になってました。
よく遊び、よく食べた楽しい3日間でした。初めて訪れた山形県。食べ物は美味しいし、景色はどこも綺麗だしとってもいいところでした。
たかはたワイナリーと浜田広介記念館
2007.05.04 Friday
明けて2日目。
朝ごはん前に軽く宿の周りを散歩。
石段を百段ほど登った先にあったのは小さな神社でした。
酢川温泉神社の表示があります。古より温泉街の氏神として崇められてきた温泉神社。最上川の支流のひとつがこの酢川。火山性の硫黄を多く含むため酸っぱい川の意味でこの名がつきました。
散歩でお腹を空かせたところで朝から美味しいご飯を沢山頂きました。
おかずも美味しいけれどご飯そのものが美味しい〜。
ここで蔵王を後にし、同じ山形県の上山市へ。
蔵王ハイラインをどんどん車で登っていくと、周囲の景色がだんだん初春から冬へ逆戻り。中ほどから上は立山の「雪の大谷」も霞んでしまうくらい大きな雪の壁が両側にずっと続きます。
壁の外側はスノーモンスターとして知られる、アオモリトドマツの群生林がびっしり。殆ど雲のない青空との対比が綺麗〜。
宮城県との県境や苅田峠を過ぎ、ようやく山頂に到着です。先ほど通ってきた雪の壁が象徴するように外は寒いだろうな〜と思ったとおり、ここは真冬。風がぴゅーぴゅー吹いて寒い〜(>_<)。
しかし、寒さに負けていては本日の目的が果たせません。がっちり上着のボタンを留めて寒風吹きすさぶ中お釜へ向かって歩くこと数分。遂にお釜が見えました!
お釜は綺麗なエメラルドグリーンと聞いていたのですが。まだ寒いこの時期、なんとお釜は凍っていました。見るだけで寒い〜。
とにかく風が強く、写真を撮るのも一苦労。それでも何枚か写真を獲り終わる頃には耳がすっかり痛くなってました。
反対側にある小さなお堂を見て、逃げるようにもと来た道を引き返し暖かい室内に入りようやく人心地つきました。お釜は珍しかったけど、ここはもう少し暖かくなってからの方がいいかも(^^ゞ
さて、お釜(蔵王連峰)をくだりお次は高畠ワイナリーへ。
ワイナリーって一度行ってみたかったのです。目的はもちろん試飲(笑)。
連休中なのでさすがに混んでましたが、それでも身動きできないほどでもなく。
まずはマイグラス(おちょこ)を持ち、いちばん奥のさくらんぼのワインから試飲開始です。さくらんぼワイン、真っ赤な色が綺麗だけど甘い〜。甘すぎて何だかジュースみたい。
目の前に辛口ワインコーナーがあったので、お口直しに赤と白それぞれ頂きましたが、、美味しいけどこれ辛口かなーと首を傾げたくなるくらいこれも甘いです。
その次は最上の樹氷の名がついた甘口白ワインに、、と順番に飲み干します。いちばん美味しかったのは「まほろばの貴婦人」の名がついたこの春売り出しの新商品。キンキンに冷えていて、極甘の名のとおり甘かったけど飲みやすくて美味でした。
あんまり美味しかったので、全部試飲し終えた後にもう1回もらいに行ったくらい(笑)。全体的にどれも甘めだけど、上品な甘さで甘口ワインが好きな人にはお薦めです(^-^)。ほどよく混んでいたのでたっぷり(といっても一口大のおちょこだけどね)何杯もおかわり出来て満足まんぞく〜♪
他にもワインケーキや干しぶどうのヨーグルトチョコがけのおやつにジャム、ヨーグルトソースなど試食のオンパレード。旅の恥はかきすて、とばかりにしっかりほぼ全部頂きました。ごちそうさま〜。
奥にはワインの製造工程を説明したコーナーや、コルクの木についての説明コーナーもあり、真ん中の広場ではイベントも開かれていて賑わってました。
ワイナリーの後はお昼ご飯。最初米沢市内に行ったのですが、殆どのお店が休み&空いてるところはどこもいっぱいです。で、諦めて次の目的地・浜田広介記念館に向かったところ・・なんと、GW限定で浜田広介氏の生家を開放しそこで即席のお蕎麦やさんが開かれていました。ラッキー。
こんな風に真ん中に囲炉裏があって、柱には死ぬまで大事にしていたベルリン製の柱時計がかけられていたり。風情のある古〜い民家といった感じです。開け放たれたドアというか壁からはそよそよと風が吹いてきて気持ちがいい〜。風と一緒に虫がやってくるのもご愛嬌(^^ゞ
お蕎麦の前にまず、竹を使ったお皿(?)につけ合わせが出てきます。
山菜と薬味、オレンジ色の棒状のものは大根のお漬物。ほんのり甘くて食べ応えがありました。
お蕎麦も同じ入れ物に十割そば(蕎麦粉100%使用の蕎麦のこと)が盛られてきます。なかなかしっかりした歯ごたえでこちらも美味でした。
お腹が膨れた後は、お隣の記念館本体へ。
綺麗でのんびり落ち着いた雰囲気で、各展示物がゆっくりと見られるのが嬉しい。浜田広介さんて誰?という方でも「ないた赤おに」の話は知ってますよね。その作者がこの方なのです。他にも「むくどりの夢」や「龍の目のなみだ」など、動物を主役にほのぼのとしたしんみりと少し哀しい童話を沢山書かれた方です。
今まで知らなかった生い立ちなども詳しく書かれ、あのお話が出来た土壌はこんなところにあったんだなーと。
丁度、GW中は「童話まつり」なるものが開催中で、ちびっこ相手に世界の童話の読み聞かせも開かれていました。休憩がてら3本ほど見学。すっかり寛いでしまいました。
のーんびり和んだところで本日のお宿へ。
ところで、ここ山形県は丁度さくらんぼの花が満開。沿道にびっしりとさくらんぼの木が立ち並びそのどれもがぷりっぷりの白い花を枝もたわわに咲かせている様子は壮観です。
さくらんぼの花は初めて見ましたが。桜の花と見まごう感じですが、桜の花より全体的に少し大きく、1本の枝にとにかくたっぷり花がついてるのが特徴のようです。
これが次はさくらんぼの実になるとしたら、、一体どれだけのさくらんぼが獲れるのでしょう?綺麗で可愛い花を見ながら、つい食べ物のほうに関心がいってしまいました。
さくらんぼの木の周りには必ずと言っていいくらい菜の花も植わっていてこちらも満開。至る所で黄色と白の可愛い花々の共演が見られ、何となくウキウキとした気分になります。
この日のお宿は白布(しらぶ)温泉・中屋旅館不動閣。
古めかしい佇まいの景色が美しい山間の温泉宿です。
お風呂は、東京オリンピックを記念して作られたとーっても長いオリンピック風呂(実際、20Mはゆうにありました)とほおの木の大木が茂り、森林浴とお風呂の両方を楽しめる露天風呂の2つ。こちらもお湯はとっても熱く、でも蔵王温泉のように硫黄の匂いがきつくない、気持ちのいいお風呂でした。
この日の夕食も山菜づくし&米沢牛。
ぶっちゃけこちらの方が料理が美味しかったです。特に米沢牛は肉厚なのに柔らかくてご飯がすすむすすむ。連日食べきれないほどの量が申し訳なくなりつつ、この日もすっかり満腹となりました。
ところで、、GW突入と同時に連敗街道をひた走るタイガース。
この日も5−11の惨敗。ようやく今岡に今季初HRが出たのだけがほっとした材料でした。しかし6連敗が3年ぶりとは・・。何だかんだとこの数年強かったのね。。
大山桜と蔵王温泉
2007.05.03 Thursday
GW後半の4連休は山形県へ行ってきました。
朝、5時前に家を出て北陸自動車道を新潟方面へ北上。
毎年のことですが、早朝にも関わらずいつもより車が多くGW真っ只中を実感させてくれます。混むと解っていても出かけてしまうこの時期しか休めない人々の悲しい性(笑)。
地図で見るとすごーーーく遠くに感じていた山形ですが、中条まで高速を飛ばし後は下道を走り続け、11時頃にはもう山形県に到着〜。
そこからまず最初の目的地、西蔵王高原にあるそば処『大山桜』へ向かいます。
11時半の開店なのでお昼過ぎに到着した時には既に行列が出来ていました。
近くに大山桜の群生地があることを写真つきで雑誌やテレビで紹介されて以来、毎年桜の時期になると大賑わいとなるそうで。
でも、私たちのような遠路はるばるの観光客というよりは、地元の方々がドライブを兼ねてといった感じで来る方が多い風に見受けられます。
並んでいると家族連れのおじさんが話しかけてきたので金沢から車で来た、というと大層驚かれてしまいました(^^ゞ
まさかこの蕎麦の為だけに来たのか、との心配までされてしまい、山形県観光と答えると幾分ほっとされた様子でしたが、訛りがきつく半分くらいは何とな〜くそんなこと聞いてるのかなぁという感じで会話してました。
待つこと30分ほど。ようやくお目当てのお蕎麦にありつけました。
寒そば1人前1000円なり〜。
写真のとおりの寒そばが2枚に山菜の天ぷら(けっこうボリュームあり)がついてこのお値段。安い〜。
ちなみに寒そばとは寒晒しそばのことで春の限定品だそうです。
連休中ということもあってお客さんの列が絶えず、食べている間も入れ替わり立ち代わりいつまでも行列が続いていました。でも、そのおかげで”そば湯”も濃厚などろ〜りとした味で美味しゅうございました(^-^)。
まだまだこの地は春が来たばかり、といった感じでお目当ての『大山桜』も咲き始めたばかり。
しょぼい写真ではわかりにくいですが、代表的なソメイヨシノと比べて花びらが細かくぱっと見は八重桜のようです。
百人一首で御馴染み「村雨の露もまだひぬまきの葉に霧立ち上る秋の夕暮れ」の歌で知られる西行法師が『山家集』の中で”薄紅の色濃き花”と詠ったとおり色がとても濃くて綺麗〜。
こちらはお蕎麦やさんから少し離れた高原にある大山桜の大木。
まだ5分咲きもしくはつぼみ膨らむ、の木々の中唯一咲いていた1本です。
これが咲いていてよかったよ〜。
桜を眺めた後は今夜のお宿へ。
蔵王温泉ホテル『オークヒル』
名前の通り高台の上にあり、部屋からは後ろの蔵王高原スキー場が見えます。シーズンオフなのでもう誰もいませんが、さりげなくジャンプ台も見えたり。周辺の道路脇にはまだまだ雪が残っていて少〜し寒い、いかにも初春といった感じです。
お風呂は酸性が強く、かなり硫黄の匂いがする熱いお湯です。乾燥肌のご老人は注意をとありましたが、私は全然平気というより寧ろかえってすべすべになりました(^-^)。
外の露天も少し風が冷たいけれど、いい感じでゆったり。
夕食には初めて食べる米沢牛のステーキ(ミニ版)がとても柔らかくて美味しい〜。山形ぶどうを使ったワインもかなり甘めだけどさらっとしていて飲みやすかったです。
朝が早かったので夕食&2度目のお風呂を済ませて早めの就寝〜zzz。
東京観光&美味しいもの
2007.03.23 Friday
今回の上京はフィギュアスケート観戦がメインですが、せっかくなので美味しいものを食べたり、普段行けないところにも行ってみよう!というわけで
今回の旅行で食べたものや行ったところの紹介です。
まずは22日の昼ごはん。
観戦は長丁場なのでお昼はしっかり食べよう、と新大久保にあるソムオーでランチ。
東南アジアレストランというかカラオケパブのような感じ。
昼間からあちこちに設置されたテレビモニターにタイ?(歌詞がタイ語独特の花文字だったのでそうかなーと)の歌謡曲のようなものが映し出されてます。何となーくお気楽な気分になるメロディーです。
ランチはどれを頼んでも800〜900の間というお手ごろ価格なのが嬉しいです。しかもドリンクは飲み放題。
いっぱいあるメニューの中から2人ともオーダーしたのがベトナムチャーハン。トムヤンクンのラーメンもかなり心惹かれたんだけど、長丁場を前に刺激物はアレかも、、とこちらにしました。
ベトナム風だけど、香草などきつくなくほんのり甘いてとても食べやすく、とっても美味でした。セットで出てきたスープがまたあったかくて何とも言えない出汁というかコクがあってベリーグッド♪
飲み物はライチジュースを選んだのですが、美味しいけどあっさり派の私にはかなり甘かったです。マンゴージュースはもっと甘いらしいのでそれは多分飲めないかも(^^ゞ
サラダも美味しくて満足満足〜と思っていたところに、何とも言えない気分にさせてくれたのがコレ。
タピオカとココナツミルクのデザートなのですが、何故か中につぶつぶコーンが沢山。元々生ぬるいと形容したいくらいの微妙な温度にコーンが止めを刺してくれました。
ま、でも¥800でお腹も膨れてメインは文句なしに美味しかったし、駅からも近いしかなりお薦めです。
感激から一夜明けての23日。
朝早くからゆりかもめに揺られ向かったのが日本科学未来館
科学オンチが何しに来たかというと。ここで毛利さんが見た宇宙が再現された世界最多・500万個の恒星が投影されたプラネタリウムを見るためです。1日3回上映、定員制というので開館前から春休みの子供たちに混じり並びました(苦笑)。
プラネタリウムなんて子供の頃以来でとっても楽しみにしていたのです。
並んで入った場内は綺麗で椅子がふかふか。頭上全体がスクリーンでリクライニングシートでゆったりと星空(宇宙)鑑賞。
・・・・のはずだったんですけど。最初の10分くらいは見たこともないくらいの星の数に綺麗だなーと圧倒されていたのですが。。
リクライニング、というのが仇となりました。前日の観戦疲れでいつしかぐっすり夢も見ずに眠りこけてしまい、気づいたときには場内の電気が点いてました
滅多に来られない場所なのにぃぃぃ。宇宙空間を擬似体現の楽しみは儚く消えてました(トホホ)。
気を取り直して下の階に降りるとHONDAのアシモの実演をやっていたので見学。
ロボットというよりは宇宙服を着込んでいるように見えます。
一応横にお姉さんがいて、あれこれ話しかけたり、色んなお願いをしてアシモ君に応えてもらうというもの。
こうやって歩くことも出来ます。でも、横から見ると後ろにしょってる弁当箱のような箱といい、全身真っ白なスーツとヘルメットで固めているところといい、某ガンダムに出てくる主人公のよう(笑)。
丁度改装中で一部閉鎖されていたところがあったのが残念ですが、なかなか面白い施設でした。
全国に色んなこういう施設がありますが、¥500でプラネタリウムや実演、科学のあれこれを見聞き出来るのが嬉しい♪
中々ゆっくり来る機会がないですが、いつかまた今度こそプラネタリウムをちゃんと見たいです。
この日のお昼ご飯は、北千住にあるCURRY BAR GAKUというカレー屋さんのチキンカレー。
数十種類のスパイスを煮込んだカレーは、コクがあってしっかりした辛さが美味しいです。ほろほろに煮込んだチキンも美味しい♪
見た目どおりのかなりのボリュームで食べても食べても中々減りません(^^A 気さくな店主のおばちゃんの「ごめんねー。ウチはいつもこの量だから残していいよ」とのお言葉に甘えて完食を断念。
サラダと食後にグリーンティーをベースにした美味しいお茶がつきます。
これで800円だったかな。夜はカレーバーになるそうで。
こういうお店が地元にもあればいいのになーと思ったくらい、美味しいカレー屋さんでした。
その他にもあちこち買い物に行ったり、花見を兼ねて東京タワーの近くに行ったら当然のことながらまだ桜は咲いてなく。でも、電車の窓から見える道沿いに菜の花や蓮華が咲いていてここはすっかり春なんだなーと実感しました。
23日の夜に友人に連れて行ってもらった新宿の高層ビルから眺めた夜景がとっても綺麗でした。ずーっと果てまで光の洪水が続いていて、一体東京はどれくらい広いんだろう、と思ってしまったほど。
見られそうで滅多に見られない光景を見せてくれてありがとう!
大阪2日目
2006.08.27 Sunday
試合後はお腹が空くので(笑)、夜食用に昼間阪神のデパ地下で購入した、ヴィタメールのケーキ。
上のミントの部分のすっきり感と下のチョコの部分の濃厚な味がいい感じに対照的で美味です。
こちらは、翌朝食べたマンゴーのパンナコッタ。
これはもう、ショーケースに飾られているのを見た瞬間、これ食べたい〜と思ったほど個人的にヒットだったのですが、肝心の味の方もめちゃくちゃ美味しかったです。上に生のマンゴーが載っていて、下のパンナコッタの部分は生地がしっかりしていて食べ応えバッチリ。上に突き刺さっている”vitamel"の文字入りチョコの甘さがいい感じにパンチが効いていて、しかもこのチョコ下までずーっと刺さっているのもグーです。
地元にヴィタメールがないので、なかなか機会はないですがこれはもう1回食べたいくらい気に入りました(^-^)v
大阪2日目も相変わらず暑いです。
この日は久しぶりに会う友人と心斎橋でランチ。
姉に教えてもらった木綿やで、だしまき卵定食を食べつつ楽しくランチ。
あんまり楽しくて、うっかり写真を撮るのを忘れてしまったのですが(^^A、だしまき卵定食とっても美味しかったです。
結局全員それを頼んでしまったのですが、なんと小鉢がめいめい違っていて、その心遣いに感激。
けっこうな人気店らしく、11時30分頃でも既にお客さんがいっぱいで、食べ終えて帰る頃には順番待ちのお客さんが並んでいました。
その後も向かいのお店に場所を移して、時間まで楽しくおしゃべり。
帰る頃には笑いすぎて頬がだるくなりました(苦笑)。
楽しいひとときをありがとう〜〜。また会える日を楽しみにしてます。
大阪駅に戻り、今度は大丸の地下で家族へお土産を買い、上にあがったところに可愛いらしいアクセサリーを発見。
KU-CROISSANTの新作。グランマザーボタン、と言ってアンティークボタンを指輪にしたもの。
珍しさと可愛らしさに惹かれ、旅の記念に(?)購入。
19時半過ぎに家に着き、昨夜焦がれた球児の熱投&タイガースの勝利を無事見届けていたら、、昨夜見かけたゾウさん耳の男の子がテレビに映っていてびっくりでした。お父さんに連れられて、きっと毎日通ってるんだろうなーと思うと、微笑ましくもあり羨ましくもあり。
試合は散々だったけど、両日ともとっても楽しい2日間でした。
しかし、遊びすぎて月曜からの1週間が長そうです(^^A
伝統の一戦初観戦その1
2006.08.26 Saturday
今日は毎年恒例の甲子園観戦日。
昨夜の嫌〜な負けは忘れ、ロードから甲子園に帰ってきてそろそろ勝つだろう。勝ってほしい!と願いつつサンダーバードで13時前には大阪に到着。
さぞかし暑かろう〜と思いきや、車内の冷房がガンガンに効いていたせいなのか、駅から外に出た当初は生ぬるい風が吹いているものの、暑さ自体は金沢とそれほど変わらない気がしました。
今回は友人と観戦だったのでいつもの常宿ではなく、西梅田のハートンホテル西梅田にしたのですが、駅から近く新しくて綺麗な上にお風呂が広くてなかなか快適でした。
大阪駅周辺にはヒルトンイースト・ウエストやハービスENTetc.新しいビルが立ち並び、すっかり変わっていてびっくり。大きなビルに囲まれて、大阪中央郵便局が何だかひっそり建っている感じです。
お昼ごはんは、ヒルトンイーストの地下にある陶陶居で食べようと思っていたのですが、いざ行ってみると行列だったので、そのまま地下街を第一生命ビルの方へ歩いて数歩も行かないところに、”揚げたて”の文字とともに何とも食欲をそそる天ぷらの匂いが漂う天丼やさんを発見。
関西の丼もの大好き&すいていたので迷わず入り、野菜天丼を注文。
エビ天にサツマイモ、ナス、ししとうの野菜3種に海苔の天ぷらが載って550円。オトクです。文字通り揚げたてで美味しい〜。
つゆだく派としては、もうちょっとつゆがかかっていると嬉しかったのですが、この値段でこの味なら大満足。お店の名前を忘れてしまったのが残念でした。
ホテルのチェックインまでまだ少し時間があったので、タイガースショップに寄りがてら(笑)阪神デパートの中をうろちょろしてホテルに向かう頃にはすっかり汗びっしょり。やっぱり大阪は暑い!と実感しました。
野沢温泉の旅2
2006.08.14 Monday
今日も朝から晴天。でも、山の朝は涼しくて、温泉街で開かれている朝市をちょこっと見物。美味しい牛乳&濃いヨーグルトがあるというので、どっちにしようか迷い、結局ヨーグルトに。どろっとしてかなり濃いけれど、ほんのり甘くて美味しい。
ついでに木製の渋くて可愛いお箸が売られていたので購入。
そういえば昨夜歩いた時は、ちょっとした広場というか角に小さな雪山を作り、町のおじさん?の掛け声のもと、子供達がミニスキーで遊んでいました。
とても楽しそうな様子に、ここの子達はこんな風に一年中雪やスキーと戯れるのが日常なんだろうなぁとしみじみ。こういう環境から未来の選手たちが育っていくんだろうなと実感してしまいました。
朝市のあとはまたまた丁寧に作りこんだ朝ごはん。
そばがきの蒸し物の中にゆず味噌が入った、そば蒸しまんじゅう?がとても美味しかったです。
朝食を済ませたら温泉ともお別れ。加賀の温泉だと、出発時に仲居さんたちがずらーっと並んで手を振る光景がよく見られますが、ここはお見送りは1人で、あの仰々しさが苦手な身にはそんなところもポイントUP。
途中、地元の野菜・果物市みたいなところでどっさり野菜やら果物やらを買い込み(長野に来る目的のひとつはコレなのです)、またまた志賀高原を通り群馬県・草津の白根山へ。
お盆休みだけあって志賀高原は大型の観光バスや自家用車でいっぱいでした。横手山の山頂までのちょっとした歩きコースに蟻の行列のように人が群れをなしているのには、ホントびっくりでした。
白根山も駐車場から山頂の火口へと続く細い道は人の行列でいっぱいです。
野沢温泉も涼しかったけれど、ここはもっと標高が高い山なので気温はなんと16度。涼しくてノースリや半袖だと羽織るものがないと少し寒いくらいです。
人の波に混じってのんびりなだらかな斜面を登ること30分弱。
山頂に着いたら景色が全然違う、と言われたとおりいきなりエメラルドグリーンの湖のような火口が目の前に飛び込んできました。
途中の登り道に避難小屋があったことからもわかるように、この白根山は活火山なので、酸性度が高く植物が育たず、草の1本も生えていない、カルデラ湖以外はごつごつとした岩肌しかありません。
以前は銅山で多くの人が働いていたそうですが、活火山で犠牲者が後を絶たないのと、石油に押され昭和30年代に閉山となったそうです。
元来た道を降り、高原ロッジで美味しいトウモロコシを食べて一休み。
ここも人でいっぱいです。子供づれからお年寄りまで色んな人が思い思いに楽しんでいます。一応、というか本格的な登山ではないけれどちゃんとした山なのに、ピンヒールやサンダルに今年流行のひらひらロングスカートの女子がけっこういたのにはちょっと???でした。街中では可愛く見えるけど、こういうところでそんな服はないんじゃないのかなぁ。と小姑じみたことをちらっと思ってしまいました。
その後は山道をすいすい運転する家族にハラハラドキドキしつつ、小布施を通り中郷から再び高速に乗り、5時過ぎに無事到着。
家に着いてドアを開けた途端、2日間締め切っていたおかげでもわぁぁ〜っとした熱気に襲われ、この2日間でいちばん汗をかきました(笑)。
野沢温泉の旅1
2006.08.13 Sunday
今日から1泊2日で野沢温泉に行ってきました。
早朝5時30分に家を出て、普段より少し車の量が多い高速を飛ばして長野に入り、10時前には志賀高原に到着。
東館山山頂の高山植物園までゴンドラに乗って移動です。
久しぶりにゴンドラに乗りましたが、高いところから見下ろすのは気持ちがいい。窓ガラスが汚れていて少々見づらかったのが残念。
15分ほどで山頂に到着。真夏だから下界も山頂も変わらないかなと思いましたが、標高2000mだけあって、山頂は涼しくて気持ちがいい!
てっきり植物園の建物があるかと思いきや、あたり一面に色々な高山植物を植えてある、人工だけど自然の植物園です。
ハクサンフクロ、ヤナギランetc.沢山ありすぎて名前を覚えられない高山植物がいっぱいです。ただ、全体的に丁度端境期なのか、春爛漫花が満開!という感じではなく、ちょこちょこ今の時期の花が草に混じって咲いているといった方がしっくりきます。それでも、小さな淡い色の花が咲いているのはとても綺麗です。
唯一私でも図鑑を見なくてもわかる、ニッコウキスゲも終わりがけでした。
花のあるところに蝶が集まる、と言われるように蝶(もしかして蛾?)は特にこの花がお気に入りらしく、ミツバチとともに沢山蜜を吸っている姿が見受けられました。
のんびり花を眺めながら帰りは高天ヶ原行きサマーリフトで下山です。
久しぶりにリフトに乗りましたが、そよそよと風に吹かれながら足元に咲く高山植物を眺めるのはとても気持ちがいいです。
途中、高天ヶ原で乗り換えの際に、手作りアイスの看板を見つけたのでブルベリーヨーグルトを食べて一休み。甘酸っぱくてとても美味〜♪
アイスで休憩の後は数分の短いリフトで発哺温泉へ戻り、お昼ご飯のために小布施へ。
あっちでもない、こっちでもとナビと地図を見ながらウロウロした先にひょっこり見つかった目的のお蕎麦やさん「せきざわ」
新しい店らしく、店内は木の新しい香りでいっぱいです。天井が高くて涼しく、席と席の間隔も広くて落ち着いた雰囲気です。
家族は冷たいお蕎麦だったので、今日は珍しく鴨南蛮にしてみました。
かもなんって殆ど食べたことがないのですが、柔らかい鴨肉がたっぷり入っていて、汁は出汁がきいていて細麺の蕎麦にとてもよく合います。
あんまり汁が美味しいので、今日は頑張っていつもより沢山飲んじゃいました。
宿に行くにはまだ少し時間が早かったので、松代へちょろっと立ち寄り。
竹風堂の後ろに松代城の城門が復元されていて、少しだけ見て廻りましたが、昔からある石垣と新しく建てられた門が綺麗すぎて少々興ざめ(^^ゞ
時間も丁度よくなったので、今夜のお宿、野沢温泉村にある『さかや』へ。
会社や家族との旅行で、ちょこちょこあちこちの温泉に行きましたが、ここは今まで泊まった山の温泉の中ではもっともいいお宿でした。
この「さかや」実は、長野・リレハンメル五輪・ノルディック複合元日本代表の森 敏さんの実家で。予約時にそうだと知り、複合好きなミーハーとしてはすっごく楽しみにしていたのです。
宿の佇まいから、ロビーや中庭の豪華さにはびっくり。ロビーには代○○当主の嫁入り衣装が展示してあり、歴史を感じさせる風情に思わずひぇぇぇ、森君てすごいお家のご子息だったんだーと感心してしまいました(^^ゞ
2002-2003シーズンを最後に引退された森さん。先輩の阿部さん、河野さんは全日本のコーチとして活躍しているけれど、森君て今どうしているのかなーと思っていましたが、旅館の方によると現在スキー関係の仕事に就くために大学に通っているそうで。数年後には裏方として選手とともに頑張る姿が見られるかなーと嬉しくなりました(^-^)。
お部屋は10畳の和室と聞いていたのですが、予約の関係か和室にベッドが2つついた広〜いお部屋になっていて嬉しい驚き!
こんなの昔、会社の○○周年記念で加賀屋に泊まって以来だーと大喜びしてしまいました(笑)。
部屋には飲み水もついていて、これが山の湧き水なので冷たくて美味しい!!
温泉の要、お風呂も広くて硫黄の香りがたっぷりで、紛れもない天然温泉だと肌で感じさせてくれる湯ざわりです。桶も椅子もお風呂も立派な木造でとても居心地がよかったです。特に外の露天風呂は、水車が廻っていてその上には紫陽花が咲いていて、蝉時雨を聞きながらお湯につかっての〜んびりできました。
お食事も、ひとつひとつが丁寧に造られていてほんっとに美味しかったです。温泉の食事って大抵食べきれないくらいドーンと並んでいて(しかもあんまり美味しくないのが^^ゞ)、いつも勿体無いと思いつつ残してしまうのですが、ここは一品一品が丁度よい控えめな量で、でも味は心を込めて作ったのがひしひしと感じられる美味しさで、器もさりげなく凝っていて大満足でした。突き出しから最後に出てきたスイカのシャーベットまで、バッチリ楽しめました。
夕食の後は、温泉街をぶらぶら散策。丁度夏祭りのシーズンで、浴衣を着た各旅館のお客さんで賑わっていました。
お休み前にもう一度お風呂に入り、今度は星空を眺めての露天風呂を満喫。
ちなみに大浴場を出たところに、森君が現役時代に着ていたスキースーツ、板、長野五輪の思い出の品々が展示されていて、懐かしいなーとすっかり読みふけって浸ってしまいました。日の丸に複合チーム皆の名前が書かれていた旗の黄ばみ具合が月日の流れを感じさせてくれます。
森君の思い出の品の横には、同じくフリースタイルスキー選手として活躍を期待されながら病気の為、志半ばで逝ってしまった弟・森徹さんの遺品も展示されていて、隅にひっそりと置かれているところが余計切なかったです。
スイーツフォレスト
2006.07.16 Sunday
DOIツアー2日目。
この日は朝からどんより曇り。でも、やっぱりムシムシと暑く、少し歩くと汗ばんできます。
今日は美味しいスイーツが食べたい、ということで自由が丘にあるスイーツフォレストに行くことに。
その前に友人宅近くにある護国寺にお散歩がてら、てくてく行きました。
五代将軍徳川綱吉公が、その生母、桂昌院の発願により建立されたお寺だそうで。
石段の中ほどにある不老門をくぐると、少しこぶりな大仏様がお出迎え。
重要文化財の本堂の中からは、ありがたいお説教の声も聞こえます。
手入れの行き届いた桜やつつじ、松などの木々が生い茂り、そよそよと吹く風がとても気持ちがいいです。
四季折々に花や紅葉が楽しめるように植えられた木々に囲まれたお寺は、人もまばらでのんびりお散歩するにはもってこいでした。
さて、護国寺から渋谷に出て今日もまたまた東横線で自由が丘へ。
2分ほど歩いたところにありました。
いかにもスイーツな感じの入り口が可愛いです。
まずは、フェテドリーブにて1日5食限定の”マンゴー”に挑戦。
注文を聞いてから盛り付けるため、店頭には並ばないのです。お時間がかかりますが、と言われ待つことしばし。やって来たのは自分で注文しておきながらびっくりするくらい巨大なサクサクパイの上にとろとろのマンゴーとアイスクリームが乗った大盛りスイーツ。
パイ生地がサクサクで軽く、ひんやりとしたバニラアイスと一緒に食べるととっても美味しい♪そして、宮古島産の最高級‘木熟マンゴー’これが本当に柔らかくて甘くて、こんなマンゴー食べたことないよ!というくらい美味しかったです。
こちらはTちゃんが注文した抹茶パイ。
なかなか濃厚な甘さでこちらも美味でした(^-^)。
ちまちま沢山食べる気満々だったのですが、最初のお店ですっかり満腹となってしまい、とりあえず他のお店も順番に眺めることに。
で、もう1個くらいなら入るぞというわけで。
寒天の中に苺やキウイなどをつめてビー玉のような形と色がとっても可愛い九龍(クーロン)。
軽くてあっさりした味で、こってりした中華の後などにはもってこいのスイーツです。
またまたTちゃんのお皿をパチリ。
胡麻しるこ(だったっけ?)というネーミングから、冷たいお汁粉を想像していたら、下の部分は胡麻のムースになっていて、これがかなりのボリュームなのです。上の黄色い部分はサツマイモペーストでほんのり甘くて、胡麻との相性もばっちり。
流石にこれだけ食べるともう入らないよ〜となってしまい、後は美味しそう〜(><)と言いながら見て回りました。
焼き上がりまで30分待ってから食べるスフレは、次回機会があれば是非挑戦したいな。
向かいのスイーツセレクトゾーンに移動し、製菓器具を眺めて楽しんだ後は表参道へ。
今回のDOIチケットを取ってくれた家族へのお土産探しを兼ねてぶらぶら色んなお店を見て回りました。
丁度バーゲンなんだけど、表参道のお店はどこも30%オフでしかも元値がいいお値段なので、バーゲンでこの価格なの!?と思う品がいっぱいでした。帽子好きな友人のおかげで素敵な帽子屋さんで気に入った品をゲット。
思わず自分も欲しくなっちゃうような、お洒落な帽子が沢山並んでいて流石東京だ!と感心しきりでした(笑)。
すっかりあちこち歩き回り、空港に向かう頃には完全に足が棒状態。
とっても素敵なショーを見て、美味しいものを沢山食べて楽しい2日間でした(^-^)v。
Tシャツアート展とラーメン博物館
2006.07.15 Saturday
今日から待ちに待った3連休。今回は首を長〜くして待ったDreams on Ice 2006を見に新横浜に行ってきました。
感激いっぱいのDOIについては、別に書くとしてその前に行ったところについて簡単にレポを書きたいと思います。
この数日は梅雨明けしましたか?と思うような暑さが続き、昨夜連休中の東京の気温をチェックしたところ35度という数字に、ひぇぇぇと慄いてしまったとおり、空港に降り立った時からとても暑かった。
ちなみにさすがに3連休。少し早めに行ったにも関わらず、地元の空港には今まで見たことがないくらい、多くの人で賑わってました。あんなに並んだのは初めてかも(^^A
殆どが家族連れや遊びに出かける人々でしたが、その中で面白くもなさそうな顔で暑い中スーツを着込んでいるビジネスマンの方々、お勤めご苦労様です。
さて、空港に到着し待ち合わせの新横浜に行く前に、立ち寄ったのが各紙でこそっと紹介されていたTシャツアート展。
虎ノ門駅からてくてく歩くこと5分ほど。すっかり汗だくになりながら入った会場内はクーラーがとっても効いていてひんやりこ〜と気持ちよかったです。最終日にも関わらず午前中だったせいかお客さんの数も殆どなく、のんびりゆっくり見ることが出来ました。色んな作家さんの様々なデザインのTシャツがずらーっと展示されていて、眺めているだけでもかなり楽しい。ちょこっと覗くはずが思いのほか目移りしてしまい、どれにしようか散々迷った挙句購入したのがコレ。
最近はすっかり小さいTシャツを着ることに慣れていたので、ちょっと大きいかなぁと思ったのですが、帰宅して試しに着てみたら程よいゆったり感で首周りもしっかり閉まっていてグーです。白や原色を着ることが多くベージュのTシャツってそういえばもっていなかったので、これからの季節に重宝しそうです(^-^)。
会場を出る頃には、殆ど犯罪のように照りつける太陽の中、今度は溜池山王駅までまたまた汗だくになりながら歩き、渋谷経由で新横浜へ。
待ち合わせの友人と合流し、スケート鑑賞前に腹ごしらえも兼ねて、新横浜ラーメン博物館へ行ってきました。
こういう観光施設ってあまり期待してなかったのですが、ラーメン博物館こぢんまりとした中にちまちま昭和30年代がおもちゃ箱のようにつまっていて、とっても楽しかったです。
見学よりまず先にラーメンを食べよう!とやけに早かった朝ごはん以来の空腹を満たすべく各ラーメン店を物色。山形の赤湯からみそラーメンにものすごーく惹かれたのですが、待ち時間の長さにあえなく断念。
九州は熊本のこむらさきにてとんこつラーメンを食べることに決定。
店造りからちょっぴりうらぶれた感じの店内まで、すべてが場末のラーメン屋の雰囲気が漂います。
夏季限定の枝豆が入った、夏ラーメンにしようか迷った挙句、せっかくなので店のイチオシ、王様ラーメンを注文。
待つことしばし、運ばれてきた王様ラーメンには写真のようにチャーシューがどどどどーんと乗り、キクラゲともやし、シナチクがたっぷり入った豪華版です。とんこつだからこってりかなーと思いきや、あまりのあっさり感に食べてびっくり!チャーシューも、こんなにいらないよーと最初は思ったのですが(^^ゞ、薄切りのこれまたあっさりした味わいで。細めんがするするっと入り、少し甘めの汁がまたまたいいお味です。
ちなみに友人が頼んだ夏ラーメンはこちら。
少しだけ試食させてもらいましたが、汁がとってもまろやかで、枝豆も美味しかったです。
美味しいねーとずるずるとラーメンを啜っていると、何やら聞きなれた歌声が。うぬ、これはもしかして・・?と耳を澄ませば♪COLD RAIN この雨を俺は忘れない〜♪ と桜井さんの声が。何故にこの場で「一月の雨を忘れない」なんだ、と季節感・時代感のなさに大受けしてしまいました(笑)。
その後は博物館内を物色。駄菓子やさんや、当時の街並みを再現したセットや古い映画ポスターの数々に感心したり、かなり楽しませもらいました。
友人が懐かしい〜と声をあげたミルメーク。私はまったく知らなかったのですが、地方によってはとてもポピュラーな給食のアイテムだったそうで、試しにココア味を購入。翌朝しっかり試してみたら、面白いくらいココア味になっているのに感激でした。
1Fのショップでも色々ツボを刺激する面白グッズが売られていたり、奥のコーナーでは池田にあるラーメン博物館?で上映されている、カップヌードル誕生にまつわる秘話が上映されていて、へーなるほどーと楽しく鑑賞させてもらいました。
ココ、出来てからもう数年のせいか、お客さんの数も程よい混み具合で、しかも入場料が300円という安さでこの楽しさ!新横浜で時間がちょこっと余った時などかなりお薦めです〜。
鳥羽・伊勢めぐりその2
2006.06.10 Saturday
2日目は朝から曇り空。ホテルで豪華すぎる朝食を済ませ、今日は神島
へと向かうため駅近くの佐田浜港へ。
シーズンオフのせいなのか、それともいつもこんなものなのか、港には
ちらほらと何組かの旅行客の姿が。それでも土曜日だけあって昨日より
は若干人が増えています。
神島へと向かうのは鳥羽市が営業する定期船。
港には他に、イルカ島〜真珠島〜鳥羽湾めぐりをする遊覧船もいます。
定期船が実用的な船なのに対し、遊覧船は遊び心がいっぱい。
ちょっとわかりにくいですが、1枚目の船のてっぺんには人魚が乗って
いるのです。2枚目は見てのとおりの竜をかたどったカラフルな船です。
途中答志島(とうしじま)を経由し、ゆらゆらと波に揺られながら45分
ほどで神島に到着。
ガイドブックにレトロな雰囲気とあったとおり、のどかな漁村風景が広が
る島は何だか数十年前にタイムスリップしたようなのんびりした空気が
流れています。
季節柄、神島には紫陽花を始めとする、普段は目にしないような色とり
どりの花々が咲いています。
住宅街の中を走る細〜い曲がりくねった道を登り、まずは最初の目的地
八代神社へ。
220段以上ある石段をひとつずつ登っていくと、だんだん息があがり
じっとりと汗ばんできます。日頃の運動不足を痛感しながらも、滴る
汗と時折吹く風がとても心地よく、よく茂った木々の間からはウグイスの
鳴く声が聴こえてきます。
ようやく石段を登りきり、白い大きな鳥居をくぐると狛犬が出迎えてくれ
ました。
本堂でお参りをすませ、もう少し奥に足を踏み入れると小さな木作りの
お堂があります。中へ入ってみると、、
とってもカラフルな絵馬が壁一面にかけられていました。
続いて目指すは島のシンボル(?)神島灯台。
灯台付近にはネコが沢山いる、とあったとおり歩いていくとどこからとも
なく猫がやってきました。
同じ船でやって来られた、熟年夫婦の方が持っていたビスケットをもらい、
撒くと最初は警戒していた猫たちもしっぽを上げて寄ってきます。
猫に別れを告げて、更に登っていくとようやく灯台に到着です。
灯台からは水平線や志摩半島がくっきり見えて、島にいるんだなーと実感。
海の上には漁船や定期船だけでなくタンカーも見えます。
ちなみに、島の入り口から各名所には全て、三島由紀夫の『潮騒』のその場所を描写した箇所と、後に映画化された際に
ヒロインを演じた吉永小百合のカット写真つきで紹介されていました。
神島はとても自然に溢れたところでどこもかしこもよくいえば緑がいっぱい、はっきり言えば、かなり草ぼうぼう(笑)。
気がつけばしっかりジーンズでガードした足は大丈夫でしたが、指や手
首などあちこち蚊に刺されまくって真っ赤になっていました(^^ゞ
灯台を下り、監的哨跡を目指す道のりもやっぱり急なのぼり坂。
この辺でだんだん暑さも手伝い、ちょっときつくなってきます。
途中、レーダー塔へと続く道しるべがあったので行ってみると、それまで
にも増して草や木が生い茂り、木々の間には大きなくもの巣が張っている
わで、気分は殆どジャングル探検隊でした。
物語のクライマックスで登場する監的哨跡。実物は
どんな感じだろう? と期待に胸膨らませていましたが、前日からの雨
の影響もあってか下は水溜りがあちこちに出来、また監的哨自体が昭和
初期に造られたものだけあり、かなり古びてまさに前世紀の遺物といった
感じです。でも、一番上まで登ると見晴らしがよく、眼前に広がる遠くの
岸や海の様子がとても印象的です。
先ほど灯台で出会ったご夫婦とここでも遭遇。
しばらく世間話をしてみると、何と私達がまだ小さな子供だった頃、金沢
のお隣の野々市町に5年ほど住まわれていたことが判明。
思わぬ出会いにお互いびっくり! 丁度お昼時だったので、奥様が作られ
た手作りおにぎりのお相伴に預かりながら(とっても美味しかったです。
ごちそうさまでした)、当時の金沢の話や今の町の様子など話にすっかり
花が咲きました。
その後は一緒に廻りましょうとのお誘いに乗って、4人での島内探検と
なりました。奥に行けば行くほどひどくなるジャングル地帯。
茂みをかきわけかきわけ進んでいきます。
監的哨跡からニワの浜までは長い下り坂が続き、転ば
ないよう一歩一歩踏みしめての道中です。
ニワの浜にはそれはそれは見事なカルスト地形がそそりたっています。
ひとしきり自然と地形の変化なせる業を堪能し、ご夫妻のありがたい
お話を聞きながら、またジャングルを掻き分け、殆ど廃校と化している
神島小中学校の前を通り、ようやく出てきた普通の道を下っていくと
最初に出発した港が見えてきました。
約3時間ほどかけた島内一周でしたが、沢山歩いていっぱい気持ちのよい
汗をかき少しだけ疲れたけれど、とてもすっきりした気分です。
帰りの船までまだ少し時間があったので、港の桟橋まで足を伸ばし、釣り
を楽しむおじさん達を見学したり、桟橋から島の全景を眺め、カラフルな
家が並ぶ様に、本当に島の前面部分に家が集中しているんだなーと。
途中、鳥羽からの定期船が到着すると、ダンボール箱いっぱいにトイレッ
トペーパーや生活必需品を抱えた島の人々が降りてきて、一輪車や
スクーターなどを使って、重い荷物をそれぞれの家へと運んでいってま
した。
顔にいっぱい皺が刻まれたおばあちゃんが、私たちにはわからない島の
言葉を交わしながら、抱えきれないほどの荷物を一輪車に積んで行く
姿に、島で生活するって大変なことなんだなぁとしみじみ。思わず日頃の
自分の暮らしがいかに恵まれたものであるのかを実感しました。
帰りの船は、いつ出発して着いたのかもわからないくらい熟睡。
鳥羽に帰り着いた時には朝にはなかった雨がパラパラと降っていました。
この日はホテルではなく、駅近くの居酒屋さんで夕食。
軽くビールを飲みながらあれこれ目についたものを少しずつ注文。
小エビのかきあげとおかかと海苔が沢山かかった冷奴がとても美味しかっ
たです。
またまたホテルの送迎で(朝の港への送迎といい、この日の夜のお迎え
といい本当によくして頂きました^^)、19時過ぎにはホテルへ。
今夜も貸切風呂にのんびり浸かった後、W杯の特番を見ているうちに
夢の中へと突入してました(苦笑)。
鳥羽・伊勢めぐりその1
2006.06.09 Friday
今日から年に一度の4連休。去年は新庄クンを見に札幌ドームへ野球
観戦がてら小樽・札幌に行ってきましたが、今年はたまにはイベント
抜きののんびり旅行をしよう!というわけで、三重県の鳥羽・伊勢に
行って来ました。
待ちに待った旅行の朝は、生憎の雨。かなり雨が激しく振る中、高速バス
に揺られて金沢を出発です。
平日だけあって、名古屋行きの高速バスはかなり空いていました。
途中、滋賀に入ったあたりでようやく雨もあがり、お昼過ぎに名古屋に
到着。
名古屋といえば、きしめんだ! というわけで、駅の桜通口から太閤口
へと抜ける通路沿いにある”駅釜きしめん”で軽くお昼ごはん。
本格的な生きしめんが味わえる、とのうたい文句どおり、柔らかくて
あっさりしたきしめんに、鳥のつくねやしいたけ、かまぼこ、等色々
具沢山でとっても美味しかったです(^-^)。
腹ごしらえをすませ、名古屋からは”JR快速みえ”で鳥羽へと向か
います。車窓からは青い稲が茂った田んぼや黄金色の穂が揺れる麦畑
などの、のどかーな景色が広がります。途中うつらうつらしながら
2時間近くかけてようやく鳥羽に到着〜。
小さな駅前には殆ど人もおらず、目の前には鳥羽湾が広がり、後ろは
すぐに山という、海と山が同じ場所にあるちょっぴり不思議な光景
です。
ホテルのお迎えまで少し時間があったので、駅から徒歩5分ほどの
ところにあるミキモト真珠島を見学です。
真珠の養殖の工程を見学して、ちょっぴり夢が壊れたり(^^A、
15〜19世紀の天然真珠を使ったそれはそれは見事な展示品の
数々に見とれたり、ミキモト社の遊び心炸裂!としか思えない総真珠
で出来た五重の塔や夢殿、地球儀などの大作に圧倒されたり、となかな
か楽しい場所でした。
途中、真珠貝を採る海女さんの実演も見学。
まだまだ海に入るには早い時期、ちょっぴり寒そうです。
そうこうするうちに時間が来たので、お迎えの車に乗り今回の宿へ。
鳥羽駅から車で15分くらいの山間にあるリゾートホテル ラ・コスタリカ
こじんまりとした、とても綺麗なところでした。
部屋が海に面していて、窓からは停泊したヨットの群れが見えます。
朝になると桟橋で釣りを楽しむ人々も。
シーズンオフもあってか、宿泊客は私たちを含めても3〜4組くらいで
したが、その分のんびりできました。
この日の夕食はホテルで頂いたのですが、和洋折衷のお料理はかなりの
ボリュームで、どれも美味しく。唯一お刺身の盛り合わせは、普段家で
食べている地物のモノの方が美味しいかなと思いましたが(苦笑)、
神の名水(だったかな)という名前のドイツワインがほんのり甘くて
口当たりがよく、とても美味しかったです。
デザートもコーヒーのプリンとショートケーキ、チョコとフランボワーズ
の盛り合わせの豪華版で。特にプリンとフランボワーズのケーキが
美味でした(^-^)v。
食べながら、友人とこの豪華さを写真に撮っておくんだったと悔やんだ
くらい満足満足な夕食でした(ごちそうさまです)。
お風呂は一応天然温泉だそうで。程よい広さでジャグジーもついていて、
貸切状態で思いっきりのんびりつかってきました。
そんなわけで1日目は無事終了〜。明日は一応この旅のメイン神島です。
春の南木曽をゆく その2
2006.05.05 Friday
2日目も快晴。家族は朝早くから旅館の周囲を散歩に出かけたのですが、
昨夜何故か殆ど眠れなかった私は、睡魔に勝てずパス。
それでも、6時半過ぎには布団から起き出し、そーっと窓を開けてみると、
昨日はまだつぼみが固かった花ももの木がだいぶほころんでいました。
朝から美味しい朝食をいただき、のんびりドライブがてら塩尻・松本
方面へと向かいます。
途中、清内路村の花桃が満開で山の斜面一体が見事な桃色、赤、白の
3色に染まっていました。
花桃は清内路村の目玉のひとつだそうですが、1本の木に桃、赤、白の
3色の花が咲くとても綺麗で華やかな珍しい桃の木です。
あまりの見事さに、車から降りて写真を撮っている人がたくさんいました。
せっかくなのでちょっとアップの映像を。
その後は飯田・伊那を通り諏訪大社の前宮でまたまた寄り道を。
この辺りも山桜がほんのりと山肌を淡いピンクに染めていたり、道端には
たんぽぽが沢山さいていたり、とある民家の前には大好きな雪柳が
満開だったりと花がいっぱいでした。
この日は午前中ずっとラジオで「錦織健 オペラへの招待特別版」を
聴きながらのドライブだったのですが、普段は昔演奏したことがある、
とか○○選手がSP(FP)で滑っていた曲くらいの認識しかない
オペラの名曲の数々が楽しいおしゃべりとともにいっぱい聴けて、中々
面白かったです。
お昼は塩尻の『道の駅小坂田公園』でボリューム満点、とーっても
美味しい安曇野放牧豚のカツ丼を食べ、(ちなみに家族は天丼を頼んだ
のですが、ありえないくらいの巨大どんぶりにぎっしり盛られてきたの
にはびっくり!!美味しそうだけど見ただけで胸焼けがしそうな量には、
大食漢な家族もあえなく途中リタイアしておりました 笑)
白馬〜大町、糸魚川を経て、いつもよりかなり交通量の多い(でも渋滞
はしていない)北陸自動車道を飛ばし、6時過ぎには家に帰りつくことが
出来ました。毎年何度か長野には足を運んでいますが、この時期の長野
はどこに行っても花がいっぱいで、ちょっぴり混んではいるけれど、
雪山と青空のコントラストも美しく、何度行ってもいいところだなーと
改めて実感した2日間でした。
と、大事なこと(笑)を忘れていました。
クドちゃん、43歳おめでとう!!
先日はしてやられてしまいましたが、次は我らがタイガースも負けてま
せんよ! というより阪神戦にあんまり登板しないでー
春の南木曽をゆく
2006.05.04 Thursday
暦の幸運で、後半は5連休となった今年のGW。せっかくお休みが5日も
あるんだから、気持ちがいいこの時期に出かけない手はない!
というわけで4、5日は1泊2日で長野県の南木曽(なぎそ)町に
行って来ました。
朝6時過ぎに出発し、北陸自動車道を富山方面に向かって走らせ、砺波
からは新しく出来た東海北陸自動車道で白川郷へ。新しい高速道路は
山を切り開いて作ったため、トンネルばかりでちょっぴりつまらない
ですが、これまでよりかなり時間が短縮され、あれ?もう白川郷なの??
という感じでした。
白川郷からしばらくは、まだ高速道路が完成していないため国道156
線の狭い山道を行くのですが、普段はすいているであろうこの道も
さすが連休、朝早くなのにかなりの交通量です。そうこうするうち、
トンネルの手前で突然渋滞しだし、1人のおじさんが
「すいません、500Mほど先なんですけど・・・」と我が家を含め
周辺の車にバックしてくれるよう頼みに来ました。
どうしたんだろう? と思いながらも出来範囲でバックしたり、
トンネル手前のちょっとした空き地に車を移動させたりして、何とか
スペースを確保するドライバー達。日本人は、こういう場でとても
協力的な民族なのだそうですが、本当に皆嫌な顔ひとつせず、
突如としてリーダーシップを発揮してくれた、数人の頼れるお父さん
を中心に各車が助け合い、30分以上かけて何とか無事通りきることが
出来ました
その後は中央高速を通り、10時過ぎには中津川に到着。
そのまま馬籠へと向かいます。馬篭宿(まごめじゅく)は江戸の町並み
を今に残す観光地なので、どんなものか通ってみましたが、人がいっぱい
で車の窓から眺めただけで終了。
馬篭峠の途中にある男滝・女滝に休憩を兼ねて立ち寄っ
てみました。
写真は男滝(おだき)の方です。かなりの勢いで水が流れていて、
写真を撮っている間もこちらに水しぶきがかかるくらいでしたが、
綺麗な空気と涼しい滝で気持ちよいひとときでした。
そろそろお昼が近づいてきたので、途中にあった岩魚料理の看板が
あるお店でお昼ご飯です。
肝心のご飯は、皆お蕎麦を注文したのですが、これがお世辞にも美味しい
とは言えない代物で。ま、観光地のお店はこんなもんでしょ、と自らを
納得させて外を出たところにぐてーんといたのが、その名もラウム君。
あんまり気持ちよさそうにぐてーっとしていたので、激写してしまいま
した。ラウム君、と呼ぶと一瞬だけ「ん?」という感じで目を開ける
のですが、すぐさままたもとのぐてぐてに戻ってしまう、なんとも
ぐうたらな猛犬(らしいです。ぼくラウムの立て札の下に書いてありまし
た)でした。
宿に行くにはまだ早いし、南木曽の観光をというわけで向かったのが
ミツバツツジで有名な天白公園
残念ながらミツバツツジは、殆どおしまいでしたが、それでも公園の
上の方は真っ赤なツツジが咲いていました。
公園の前には重要文化財の桃介橋(読書発電で有名な
福沢桃介氏を記念して架けられた橋だそうです)が木曽川に架かっていて、
記念に渡ってみました。実は高いところがとーっても苦手なので、橋の上
からの見事な眺めとか写真に取るどころではなく、ひたすら広い橋の真ん
中を早足で歩いただけですが(^^A、風が気持ちよく恐々覗いた眺めも
よかったです。
で、橋を渡り終えたところで木曽川から見える町並みをパチリ。
その後は、道の駅・大桑で美味しいりんごソフトを食べ、もう少し足を
延ばして上松町の『寝覚の床』へ行って来ました。
浦島太郎伝説のゆかりの地、とありましたが、激流でまるで機械か何か
で切ったかのような四角い大きな岩が連なる岩場です。丁度駅からも
近いせいか、子供づれの家族で大賑わいでした。
そうこうするうちにいい時間になったので、ようやく本日のお宿
床浪荘へ。平屋建てのこじんまりとした旅館でしたが、
お部屋も広く、部屋から花ももの木が見えるロケーションもバッチリ、
料理がとっても美味しく、そして何より露天風呂が2つもあるお風呂が
とても気持ちのよいお宿でした。
夜、露天風呂に入りながら上を見上げると、ちょっぴり太めな三日月に
満点の星空☆ 思わず幸せ〜とのんびり湯船に浸かりながら楽しい1日目
は終了したのでした。
いいところで放送が終了した、甲子園での伝統の1戦。
翌朝矢野のラッキーなヒットでサヨナラ勝ち!と知り、これまた嬉しい
朝となりました(^-^)
ぶらり東京紀行その1
2005.08.13 Saturday
待ちに待ったお盆休み。毎年お盆ではなく、その前後くらいに色んなイベントがらみで出かけることが多いのですが、今年は特に予定がなかったので、久しぶりに会う友人とのんびりお江戸見物に行こう!ということで2日間
のんびり楽しんできました。
鹿教湯温泉
2005.05.05 Thursday
天候に恵まれたGW,皆様いかがお過ごしでしたか?
前半は掃除や冬物の片付けや買い物等、バタバタとした日々でしたが、5月3・4日と長野・鹿教湯(かけゆ)温泉にのんびり行ってきました。
親しい友人には、○○さん家はよく長野に行くね、と言われるくらい四季折々、年に少なくとも4回くらいは長野に行ってます。
こちらから長野というと、遠いイメージがあるかもしれませんが、高速道路が完備された最近では、安曇野・白馬くらいならラクラク日帰りコースなのです(^-^)。
信州はGWではまだ冬枯れの地が多く、本格的な山シーズンではないですが、空気は美味しいし見渡す限りアルプスが広がり、いつ来てもほっとさせてくれます。
今回は松本と上田の丁度中間くらいにある、丸子町近くの鹿教湯温泉をメインに小諸周辺から帰りはやっぱり穂高町周辺をドライブがてらのんびりしてきました。
朝、6時くらいに出発し北陸道を新潟方面へと車を飛ばします。
1年中ほぼ渋滞はしない、と言われる北陸道ですが流石にGW中。早朝にも関わらず普段の3倍くらいの交通量でした。(でも渋滞はやっぱりしてません^^ゞ 思いっきり高速道路を飛ばしたい!という方は一度是非試してみてください。エンジン全開140キロの旅が楽しめます)
初日はチェリーパークライン(浅間山付近を走行するドライブコース)を登り、車坂峠から浅間山をバックに八ケ岳、アルプス、高峰高原の眺望を満喫。まだ山は冬枯れですが、雲海の間からぽっかり浮かぶ富士山の特徴ある頭が見えました。この車坂峠は丁度長野県と群馬県の県境に位置し、白い立て札の右側の側面には”長野県小諸市”、反対側には”群馬県嬬恋村”の文字が書かれています。
県境フェチ(本当にそういう方々がいるそうです)ではないですが、ここがまさにその県境なのかーと思うとちょっと嬉しかったです。
途中、佐久で美味しい信州そばを食べ、3時すぎには温泉に到着。
宿周辺を散策し、小山の上の展望台から周囲の山々を眺めてちょっぴり一汗をかいたあと早速温泉へ。
少しぬるめの刺激のないいいお湯です。
宿もこじんまりとした、でもゆっくり落ち着ける料理も美味しくて、静かないいところでした。
2日目は、日本一標高が高い国道を走ってみよう!ということで、蓼科・中央高原を走る国道299号線、茅野市芹ケ沢から八千穂への別名「メルヘン街道」へ。GW中なので混雑が心配でしたが、
あっけないほど渋滞もなく、すんなり街道へ。大小のヘヤピンカーブが続く山道を登っていきます。周囲は見渡す限りの白樺林。いちばんの見ごろはやはり紅葉シーズンの10月ですが、冬枯れの白樺林もなかなかいいものです。標高2000mを超えると、突然周囲の景色が白樺林から一転、もみの木林へと変わります。車で登ること約20分。ようやく頂上である麦草峠に到着です。
ひんやりとしたちょっと強めの風がとても心地よかったです。
帰りはやっぱり長野に来たからには、とお馴染みの安曇野・穂高町を周りすっかり見慣れた白馬の山々を堪能してのんびりと帰途につきました。
某ノルディック複合の世界的に有名な元選手ではないですが、やっぱり白馬の山々を見ると落ち着きます(^-^)。
天気のおかげか、途中中網湖の水面に太陽の光が反射してキラキラと輝く様子は、そのまま絵画にして飾っておきたいくらいの美しさでした。
また、昨日同様この時期に長野に訪れると必ずといって目にするのが、大きな川の岸から岸までずらりと吊り下げられた鯉のぼりの群れ。
大小さまざま、色とりどりの鯉のぼりが、風に煽られてゆらゆらと泳ぐさまは、地元ではなかなかお目にかかれない壮観さです。
ちょっと大きめな民家の軒先には、何と全身金粉まみれの金ぴか鯉が揺れていたりもして、これには思わず笑ってしまいました。
そんなわけで、よく食べよく遊んだ2日間でした。
楽しかった連休もあと1日(T-T)。もうちょっと遊び足りない〜と思いつつ、明日からはまた日常に戻らねば(^^A。
今日は、どうしても書かねばならないこともあるので(注:武男さんではありません^^ゞ それは放送後に某所で叫んでいると思います 笑)
あとでもう1回、ブログを書きに来ます〜。
三大がっかり
2005.04.27 Wednesday
何人かの方から日本三大がっかりについてのご質問を頂いたので、調べてみました。
すると、あるわあるわ(笑)これについてのページが。
いや〜あながちでたらめではなかったようです。
しかし、どこが ”がっかり”であるのかは、人によって意見が分かれるようで。それでもあちこちに載せられている情報を総合すると三大がっかりのうち、札幌の時計台と高知のはりまや橋は、ほぼ確定(^^ゞ
残りのひとつは本当にばらばらで。ざっとあげただけでも福井の東尋坊、沖縄の守礼門、名古屋テレビ塔、長崎オランダ坂etc.
先日の時計台ではそれほどのがっかり感ではなかったですが、高知のはりまや橋、これは本っっっ当にがっかりしました(オイ)。
今から10年くらい前に四国めぐりの旅をした際に、行きましたが、とにかく橋がしょぼくて小さい&言われないと、これが”はりまや橋”であるということがわからないくらい、目立たないのです。
え、これがそうなの!?嘘でしょ!!というあの落胆ぶりは、未だに忘れられないなぁ。
高知といえば、駅前に何故かやしの木がずらーっと繁っていて、思わずここはハワイか沖縄か?と驚いたのも懐かしい思い出です。
沖縄の守礼門は遠い昔の修学旅行で行きましたが、別にがっかりしなかったというか、あまり印象にない(汗)。沖縄といえば、アイスクリームの玉が本州の1.5倍はあってものすごく美味しかったです。しかも安い上に味もめちゃくちゃ美味しい!
くぅぅぅぅぅ、なんていいところなんだー、と少女心を思いっきりくすぐられました(笑)。あれはもう一度味わってみたいです。
自殺の名所として知られる東尋坊。ここも特にがっかりしないというか、別段なんの期待もせずに行ったからなぁ。学生の頃は、ここで写真を撮ると絶対に”何か”が映るということをよく聞きましたが、怖くてとても真偽のほどを確かめる勇気はありません。
とりあえず、この辺は越前ガニ(ズワイガニの一種)の産地で美味しいカニがあちこちで食べられます(^-^)。
長崎オランダ坂。ここは普通に楽しめました。というより長崎はメガネ橋も長崎ちゃんぽんもグァヴァ邸も、観光地はどこも行って損はないと思います。路面電車に乗るのもすっごく楽しいです。国内海外問わず、出先で路面電車を見つけたら、とりあえずそれじゃなくても目的地に行ける場合でも、時間があれば必ず1度は乗ります。それくらい好きです。
あと、原爆資料館の前の通りで売られていたアイスクリームも美味しかったです(^-^)。とても暑い日で、原爆資料館に入る前に食べたのですが、先に食べて正解でした。
出てきた後はショックでとてもじゃないけれど食べられる状況ではなかったので(^^ゞ
名古屋のテレビ塔。だから何?と言ってしまえばそれまでのような。先日の札幌ではテレビ塔が丁度街の中心にあるので、何かとそれを目印にして行動してました。
ちなみに塔といえば大阪の通天閣にも行ったことがありますが(^^ゞタワーそのものより、新世界界隈のディープな大阪そのもの!といったコテコテな感じがツボに嵌りました。
ただ、この地域は治安があまりよくないのでお出かけの際は気をつけて、昼間でなるべく男性と一緒に行くことをお薦めします。
ってがっかりの話だったのに、いつの間にか日本全国観光地めぐりの話になってしまった。。
みみずくの湯
2004.11.23 Tuesday
あまりに見事な晴天と久しぶりの祝日休み、ということで今日は信州・長野に出かけてきました。
某所の作業や写真集の受け取りなど、出かけたくない〜という思いもあったのですが(^^ゞ、このところずっと祝日も仕事だったため、気分転換も兼ねて行ってきました。
ホントにびっくりするくらいの晴天で、途中新潟県の親不知を通ったとき、綺麗な青い海の水平線がくっきりと見えたのにはびっくり&感激でした。
日本海、特に冬場は本当に東映映画のタイトルバックか石川さゆりの歌の世界(爆)、のまんま灰色の海に波しぶきがザバーン!というのが、ずっと見慣れた海の風景なのですが、この日は本当にここ、太平洋じゃないよね?と言いたくなるくらい静かで美しい青い海でした。
高速道路からの風景なので、じっくり止まって見られなかったのが惜しいです。
どこまでも続く青い水平線に、思わずあぁ地球ってホントに丸いんだなぁとしみじみ子供みたいに感動でした。
ちなみにその昔、初めて太平洋を見た時の感想は、「な、波はどこ?」でした(笑)。
半日かけて白馬や安曇野周辺をぶらぶらし、帰りに温泉に入って帰ろう!ということで。白馬の駅近くにある温泉・みみずくの湯へ。
湯船につかりながら、白馬の山々が見られる露天風呂!というのが売りだったので、喜び勇んでいざ、露天風呂に行ってみたら・・・。
ホントにくっきり真っ白な山々が目の前に広がるのですが、何しろ山に雪が積もっているくらいなので寒いっ(><)。しかも、私の座高では、思いっきり湯船から身を延ばさないと山がよく見えません(ガーン)。山は見たいっ、けどめちゃくちゃ寒いよう〜〜状態に。しばらく、ご一緒になったおばちゃん達と、「綺麗だけど寒いですよねぇ」と首まで浸かる→温まったところでちょこっと岩に腰掛山見物を繰り返しつつ話していたら、1人の方が突然、「あ、こっちに向いてガラスに映った山を眺めれば寒くないですよ」とすごい発見を(←てか、それまで気づかなかったほうがおかしいのか 笑)。
「あ、ホントですねー。ちょっと邪道だけどこっちにしましょう♪」と一斉に反対側に移動してガラスに映る雪山見物となりました(^-^)。
ここ、美人の湯との但し書きもついていたのですが、ホントに気持ちのいいお湯で。こんなところに1ヶ月くらい通ったらお肌もツルツルになるのになぁ、と近くに住んでいないことがちょっぴり残念でした。
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