途中経過
2018.03.30 Friday
今日からプロ野球も開幕。
桜も少しずつ先始め、いよいよ春満開になってきました。
退院以来、少しずつ社会生活に復帰していますが、意外とお腹の痛みがなかなか取れません(^^ゞ
ここしばらくは、運動量が少ないせいかお腹の働きも鈍くそのせいで余計痛いのかな? とせっせと便秘薬を飲んで本日めでたく解消。
これでお腹の痛みも一気にすーーーーっと引くのかと思ったら、そんな簡単な話ではなかったです。
うーん、前回の開腹手術の時はそもそも数ヶ月間の療養期間があり、出来る範囲で少しずつ散歩したりしていたため、お腹が痛ければ寝て元気な時は活動、という悠々自適な生活のおかげでそこまでの不自由は感じてなかったのかもしれません。
しかも、今回は腹腔鏡だから大して痛くないはず、という思い込みのせいで余計もどかしく感じるのかも。
それでも、昨日までは椅子に座っているのもけっこう苦痛だったのが今日はそこまででなくなっているので、少しずつだけれど前進しているかな。
リンパ節切除その2
2018.03.24 Saturday
3月14日水曜日。いよいよ手術当日です。
9時から手術なので、起きて歯磨き等準備を済ませると早々に手術用の着衣に着替えて待機です。手術時は弾性ソックス着用ですが、前回は初めてでなかなか履くのに手間取りましたが、今回は普段から5本指ソックスを愛用しているのが功を奏し難なく装着完了。見に来たベテラン看護士さんに「あら上手やねぇ」と褒められるとどうでもいいことだけれどちょっとだけ嬉しい。
前回は手術室に入り麻酔を注入されるまでの記憶があるのですが、今回手術時間がとてつもなく長くてずっと眠っている間に諸々忘れ去ったらしく。手術室に向かうあたりからの記憶がすっぱりと抜け落ちています。
当初、10時間くらいと言われた手術は最終的に先生曰く12時間かかりました。終わったのは日付が変わるのも近い時刻。執刀医の先生は術後、何とか今日中に渡すことが出来ました、とナースセンターにホワイトデーのお返しを持ってきたそうで。
そんな長時間の手術だったため、本人の全く知らぬ間にナースセンターの有名人になってました(苦笑)。
術後は今回もICUで一晩過ごします。一度経験しているのと開腹でなかったため、動けないのはつらかったけれど前回ほどの喉の渇きや体調の悪さでなかったのが救いです。
明け方何度か嘔吐したら、褐色の液体が出て来るため当直の男性看護士に何でこんな色なんですか?と聞くと胃液に胆汁が混じっているからだそうで。
生理現象でどうしようもないとはいえ、嘔吐の対応をしてもらうのはどうしても申し訳ない気持ちになってしまいます。
翌朝9時くらいにようやく病室へ戻ることが出来ましたが、ここでも動けず身体のあちこちに管がついているのは変わりません。
時折、口腔うがいをさせてくれるのが何より有り難かったです。この日はまだ麻酔が残っていたため、うとうとしながら1日が過ぎて行きました。
昼過ぎぐらいに先生が顔を出し、お水の摂取がOKになりやっとお水が飲めるーと思うのですが、背中に挿入された痛み止めの副作用で嘔吐があるため、怖くてちょっとずつしか飲めません。
この日も何度か嘔吐し、夜になると今度は腸が働き始めたらしくお腹がごにょごにょしてきました。
この時点で人生初の意識がある状態でオムツ装着ですが、この感触は……明らかにオムツを替えた方がいいのかなぁ?? と迷いつつナースコールをしてみたら、にっこり笑顔で「バッチリです。どんどん言ってください」との言葉に救われました。
綺麗になりそのまま眠ろうとしたら、今度は急にお腹が張って苦しくなってきました。再びナースコールを押し、飛んできた看護士さんの判断でこの夜は病室ではなく、夜勤の看護士さんの詰め所横のスペースで一夜を明かすことになりました。ずっとお腹が張っていて、30分おきくらいにお通じがあり、その都度嫌な顔ひとつせずオムツを何度も何度も替えてくれた看護士さんには本当に頭が下がりました。
一晩お世話してもらったおかげで、すっかり仲良くなりましたが、あの夜の当直が彼女で良かったと心から思います。ありがとうございました。
そんなわけで、この夜は彼女曰く「私と一緒に夜勤」状態で殆ど眠れませんでしたが朝になったらお腹の張りも治まり楽になっていました。
手術から3日目、予定より1日遅れで遂に弾性ストッキングを脱いで歩行訓練をする日がやって来ました。
4日間ずーーーーっと足をがっちり固定されていたため、ようやく脱ぐことができると思うと嬉しくて嬉しくて。テンションが上がりました(苦笑)。
尿管に差し込まれていた管も無事に取れて、これで晴れて自分の足でトイレに行ける喜びを噛みしめましたよ。
まだ、お腹から漏れて来るリンパ液等を出す管が入っているため、体液袋(けっこう入っているので意外と重いです)を首からぶら下げての行動ですが、これで確実に一歩前進です。
最初こそ、ふらついたものの何度かトイレに行くうちにだんだんと病室のすぐ横のトイレまでは自力で行けるようになりました。
土曜日になると、お腹の管もなくなり点滴以外は身体の自由が戻ってきました!
ただ、管を抜いたところからしばらくは液が漏れて来るため、訓練のために院内を歩いたりすると一気に出てきて下着やパジャマがびしゃびしゃを何度か経験しました。
この頃から、ずっと寝たきりのため背中や腰が痛くて痛くて寝返りを打っても治まらず。かと言ってずっと起き上がっている元気はまだないため本当に辛かった。あんまり辛くて、以前テレビやネットで見た厚手のタオルをくるくると巻いて腰の下にダメ元で置いてみたら……意外とこれが効果がありました。
日曜日、手術前から何度も場所を替え続けていた点滴の針を刺すところが遂になくなってしまいました。元々普段の採血でも入るところを探しているくらいだったのが今回の手術ですべて使い切ってしまった模様。
丁度ベテラン看護士さんが担当の日で、どうやっても入らないのを見かねて「これ、どうしてもしないとダメですか?命に別状ないのならやめません?」と言ってみたところ、当直の先生に確認を取ってくれて「アンタの言う通りやわ」と点滴は終了することに(パチパチ)。
これで完全に身体についていた針や管はすべてなくなりました。
院内を少し歩いたり、談話室の椅子に座ったりとベッド以外で過ごす時間を少しずつ増やしては残りは本を読んで過ごします。
ご飯は軟飯でほぼ普通食と変わらないものに消化のよいおかずが出るようになったのですが、最初に流動食が出た時は、手術前からずっと何も口にしていなかったためお腹が空いていたものの、それ以降は1日の運動量が極端に少ないのもありお腹が空きません(苦笑)。1日3食はとても無理なため、朝を少しにお昼は抜き、日中動いてお腹を空かせて夕食をなるべく食べる、という戦法に。
差し入れてもらった果物やヨーグルトも何日もかけてやっと消化したくらいです。
今回、夕食には毎回カットフルーツが出たのがとても嬉しかったです。しかも、これが新鮮で美味しかった〜〜。ご飯は食べずともお味噌汁とフルーツだけは毎日食べてましたもん。
腰の痛みに加え、週末になって来ると手術明けからずっと続く不眠がそろそろ辛くなってきました。本当に嫌になるくらい眠れず。どんなに疲れて眠っても30分もしたら目が覚めてしまうため夜が長かった!
身体の回復に伴い、連続して眠っていられる時間が30分→40分→1時間と増えても眠れない状況は変わらず。
月曜には不眠疲れで違うしんどさが出てきたため、火曜朝の回診で思い切って訴えてみたところ……意外にもあっさりと「退院を早めますか」と言ってもらえてほっとしました。
退院後の生活の注意を聞いたり、むくみ解消のDVDを見たり、術後の歯科検診に行ったりで火曜日は1日盛りだくさんでした。
15時頃に先生の診察と手術についての説明があり。
右の尿道付近のリンパが一番腫れていたそうで。どのリンパ節も血管にべったり張り付いていたため採るのが大変だったとか。気の遠くなるような作業をやり遂げてくれた先生に感謝です。
今後は血管がだいぶ弱っている為、4月は病理結果の確認のみで5月からまた治療再開しましょう、とのことでした。
これでやっと家に帰れるーーーと思ったら現金なもので、最後の夜ご飯は出来るだけ食べて夜もいつもよりはたくさん眠ることが出来ました。
退院の祝日は、ナースセンターで一晩ともにした看護士さんの出勤日で最後にちゃんと再びお礼が言えてよかったです。
しんどい時30分置きに夜中、トイレに起きるとトイレの床の木目が何故かあれ?こんなところに○○さん(つばちゃんではない)と自分が好きなものの顔に見えるのが不思議でした。元気になるにつれ、ただの木目にしか見えなくなったので無意識に楽しいことを考えていたのかも。
はじめての…
2018.03.24 Saturday
今日は朝からいい天気。
まだすたすた歩いたりはできませんが、だいぶ回復してきたので月曜からの出勤に備えて手術後初めてほんの少しだけ1人で外出してみました。
と言っても家から車で10分もかからないクリーニング店に冬物を出しに行くというだけ。
車の運転自体が入院後初でしたが、久しぶりなのとまだ身体が思うように動かないのもあって怖かった〜〜(>_<)。
とりあえずバックで少しだけ身体をひねるのが辛いため、前進あるのみ(笑)。
いつもだとバックで停車して楽ちんスタートなのですが、そんな高度な余裕はなく。とりあえずお店に突っ込んで、ゆっくりそろりそろり時間をかけて出ました。家に帰っての車庫入れもいつもと勝手が違うので緊張します。
無事に車を収納し、今度は近所を少しだけ歩いてみました。
家から徒歩5分で行けるコンビニまでえっちらおっちら、自分でも驚くくらいちょっとずつしか進まない(苦笑)。どこのおばあさんかという歩き方になっていると思われますが気にしない。いつもの倍以上の時間をかけて往復できました。
少しずつ食べる量も増えてきて短時間でも仕事に行くようになれば、もっとお腹も活性化して回復していくかな。
リンパ節切除その1
2018.03.22 Thursday
12日の月曜日から10日間、リンパ節切除手術のため県立中央病院へ入院していました。
今年の初めに通称・県中が新しくなってからこんなにも早くに自分が入院する羽目になるとは露ほども思わず。昨年末に見学会へ行った時は次に入院するのはもう最期の時だと勝手に思ってました(^^ゞ。
朝、入院手続きのため病院へ行き受付で手続きを済ませると程なくして病棟へ。
西病棟6Fの4人部屋に案内されました。
4人部屋ですが、それぞれのスペースがとても広く、隣とのストレスを殆ど感じずにすみます。ベッドの傍には大きな窓、そこから市内が見渡せます。
病衣(これだけは以前のまま 笑)に着替えて待機していると、まずは麻酔科で手術前の説明を受け、その次は歯科です。
何で歯医者? と不思議でしたが、手術前に口の中をチェックし、ぐらついた歯や虫歯など手術に耐えうるか必要だそうで。
長年病院に通っていて思うのは、女医の数が圧倒的に増えました。
麻酔の後の説明をしてくれたのも、歯科衛生士もみんな女性で同性としては知らないことも気兼ねなく聴けてよかったです。
歯医者10年ぶりくらいです。私、ズボラなクセに何故か歯は丈夫なんです。
今回も虫歯はなく、ただ歯石がたまっているのを取ってもらいました。ラッキー。
それだけを終えるとお昼ご飯。今回、手術前に食べられるのはこの昼ご飯のみ。
夜は流動食になりその後は絶食だったため、今回10日ほどの入院で食べた唯一の普通食でした。何を食べたか、既に忘れましたが以前より各段に美味しくなってました。
夕方の手術の詳しい説明まで、必要なものを買い足しに行ったり、あとは看護士さんの”しばらく食べられないから夕食までにおやつを食べておいたほうがいいですよ”とのアドバイスに従い、コンビニで普段は買わないちょっぴり贅沢スイーツを買って食べたりして過ごすうちに手術前説明。
これまでの経緯説明で5年前に最初に手術してから、今回で4回目の再発と聞き案外しぶといなーと改めてびっくり。
今夏の手術はお腹に6展ほど穴をあけ、そこから腹腔鏡でお腹の中を点検し、ガン細胞で取れるものがあれば取り、腹部から右大腿部にかけてのリンパ節を切除する、というもの。
簡単に切除と言ってもリンパ節自体が入口から最も遠い背中側にあるためとても時間がかかる&様々な危険を防止するための策を講じる必要があるとのこと。
術後の尿道を確保するため、尿管にステントという管を挿入するのですが、もしかしたら手術中にステントが尿管を傷つけるとその処置が必要とか、腹部に新たながん細胞が発見された場合は、開腹手術に切り替えとなり、その場合は退院が遅れます等、いろいろ聞くとしんどそうですが、あくまで最悪の場合を想定してのことなので確率は低いと言われてほっ。
いくら聞いたところで、こちらはまな板の鯉なので先生頑張ってね、とお願いするしかありません。
ひとつだけ、10時間くらいかかりますと言われたので、その間先生は飲まず食わずですか? と聞いたところ途中で栄養補給はします、と言われほっとしました。
その後はシャワーを浴び、(ここも新しくて綺麗&暖かい!)夕食は……本当にいきなり流動食になってました。とはいえ、これが術前最後の晩餐なので美味しく?いただきました。
その後はほんの少しだけテレビを見たり、読書をしたりして就寝。
この日は身体も元気だったため、あまり苦もなく眠りにつくことができました。
<2日目>
初日と違い各科の検査は不要ですが、この日の最大の目的は明日の手術に備え胃腸の中を空っぽにすることです。平たく言えば、下剤を飲んで中のものを全部出しなさいということ。
朝から完全絶食のため、栄養補給の点滴を打ちながらとうとうその時が来ました。てっきり錠剤かと思いきや2リットルの大きな瓶がどーんとおかれ、これをコップに移して少しずつ飲み切ってください、とのこと。
3種類の便入り便器写真を渡され、こういう風になるまで頑張ってくださいと去っていきました。
凄いよ、そんなリアルな写真つきの資料を渡されるとは思わなかったよ!
でも、これがすごーくわかりやすかったです。作った方偉い!!
やるしかないため、最初はムキになり1リットルくらいは割と短時間で飲み進めつつ横になりながら読書の続きです。が、しかーしいっこうに兆しがありません。何で?と思いつつ、この線までに最初の便意がない場合はと書かれたすぐ近くまで飲んだところで遂に看護士さんに”効果ないみたいなんですけど……”と告白。しばし瓶と私を見比べ”少し、動いて腸の動きを活性化させましょう”。
すぐトイレに行かなきゃいけないからむやみやたらと動き回ってはいけないのかと思ってましたよ(苦笑)。
そんなわけで早速、院内を徘徊です。
効果絶大(笑)、程なくして最初の便意があり、その後は遂に2リットルを飲み切り夜までには最終目標の写真どおりになりました(パチパチ)。
ちなみに下剤の味はポカリから甘さを引いた感じで美味しくはありません(きっぱり)。
いよいよ明日は手術です。この日はお腹空いたなーと思いながら眠りにつきました。
とりあえずただいま
2018.03.21 Wednesday
本日、退院してきました。
週末までの予定でしたが、病院ではあまりに夜眠れず昨日先生に言ったところ、退院を早めましょう、となり急きょ本日の退院となりました。
家も外も病院に比べると断然寒いけれど、やっぱり家のお布団はいいなぁ。
入院、手術についてはまた後日長いのを(笑)書きます。
昨日の朝、ヤクルトさんとつばちゃん談義で盛り上がり、明日の木曜の朝、ヤクルト本社が出している2018年度つば九郎グッズ一覧表を持ってきまーすと言っていたのですが、一足先に退院しちゃってめんごです。
でも、朝からきゃいきゃい楽しかったおかげで回復に確実に一役買ったはず。
明日から
2018.03.11 Sunday
明日からしばらく新しいお部屋で静養に行ってきます。
準備はしばらく前から少しずつしていたので、あとは明日の朝”かれんだーだれんだー”と簡単な化粧セットをカバンにつめるだけ。
(つばくろうかるたは万が一1枚なくしたりすると嫌なのと荷物になるのでやめました^^ゞ)
本も持ったし、ウォークマンも入れたし充電器もつめたし忘れずにスワローズクルーの会員証も入れた(笑)。今週のどこかで発売発表かな。手術前もしくは動けるようになってから発売だと有り難いけれど、そうは上手くいかないかな。
図書室もあるようで、明日着いて諸々が終わり時間があったら早速目ぼしい本がないか物色しようと目論んでます。
帰ってきたらアルバム発売とツアーだっ。
しばらくは誰にも邪魔されずゆっくり本を読んだり音楽を聞いたり出来るかなと思う心境は殆ど避暑地に行く前のようです。
今夜もあとは「99.9」を見て寝るだけ(笑)。
普段は明日からまた仕事だーと憂鬱な気分ですが、眠たくなったら昼寝も出来るしと呑気なことを思ってます。
気が向いたらスマホで何か書くかもですが、基本スマホで打つのがとっても遅い化石人なので。とりあえず行ってきます。
3.11
2018.03.11 Sunday
今日は3月11日。
震災時は直接の被害もなく、節電や水資源・食料不足ともほぼ無縁だった地域に住む私が震災に関して忘れられない一コマがあります。
震災後、数年経った頃私が働く職場に1人の男性が入社してきました。福島で被災し移住してきた方で中学生と小学生の子供を抱えるお父さん。既に中年もかなり後半に差し掛かっていましたが、自分でパソコンを組み立ててしまうくらいのスキルがあり、色んなことにも詳しく同僚と珍しくものすごく出来る人が来てくれてよかったね、と言い合うくらい(中小零細企業のため、なかなか出来ると感動するような人材が来ることは珍しいのです 苦笑)でした。
慣れない土地での暮らしは大変だったと思いますが、人当たりもよい明るい方でした。
色んな事情で結局、1年足らずでやめてしまわれたのですが。
ある日、その方が帰宅後、当時の上司が言いました。
「あいつら、働かんでも国から金が出とるんや」
一瞬、何を言われたのかわからず、それ以上話が膨らむこともなく会話は終わりましたが。あとで被災者に対して国から補助金が出ていることを指しているのだろうな、と思い至りびっくりしました。
ろくでなしを自認している私にすら、その発想はなかったです。
被災した移住者に補助が出て、それを受け取ることがズルイ(もしくは妬ましい)、そう思う人がいるのかと。
件の上司はごく平凡などこにでもいる典型的なサラリーマンです。善人か悪人かと言われれば間違いなく善人に近い部類に入るでしょう。
そんな人が殆ど無意識にそんなことを思ってしまい、そしてそういう人の数は決してごく少数ではないのだろうな、と。
震災から7年が経過し、今年も色んな報道がメディアを通じてされていますが、そういう時に必ず「いつまで復興と言っているのか」とか「未だに暮らしが立ち行かないのは自己責任だ」と声をあげる人がいます。
自己責任論は震災に限らず生活保護や事件、事故等さまざまな場面で投げかけられ、ここ10年くらい本当の流行語大賞みたいによく見聞きします。
でも、そういう他人に厳しい人に限って自分にはとても、砂糖をたっぷりかけたお菓子みたいに甘い人が多いです。
自分には受ける必要も資格もないのに、他人が何か施しや恩恵を受けることに対して異常なまでに嫌悪する人というのが近年増えてきている気がします。
もしかしたら、今まで気づかなかっただけで元々そうだったのかもしれませんが、ネットの普及により一気に顕現化してしまいました。
暗い気持ちになる一方で、震災直後からずっと変わらず地道な活動を続けているサンドイッチマンやその他大勢の人達、今年も変わらず東北への熱い思いを綴り呼びかけてくれるつば九郎を見ると、あまり明るい未来を感じることが少なくなってしまったこの国にもまだ少しは希望があることを思い出させてくれます。
震災も原発事故もまだまだ終わっていない、時間をかけてゆっくり進んでいかなくてはならないことを改めて思い出させてくれてありがとう。
なかなか時間も機会もなく難しいけれど。
元気に動き回れるうちに一度、東北(太平洋側)に行ってみたいです。
入院前検査
2018.03.05 Monday
今日は来週からの入院に備えて検査のためにまたしても病院へ。
週末は驚くほど暖かかったけれど、今日は途中まで暖かくて夕方一気に下がる予報が出ていてそれなりに覚悟と準備をしていたのですが、結局それほど寒くならずにすんでほっとしました。
初めてする検査もあり、けっこう盛りだくさんでしたが出だしの血液検査で血管がなかなか見つからず、全幅の信頼をおいているベテラン看護士さんをもってしても何度もやり直しになってしまうアクシデント(?)があった以外はスムーズに終えることが出来ました。
結果発表まで長いのはいつのものこと。ひと眠りしたらようやく順番が回ってきました。
足の血管に血栓が出来ていないか、尿管や腎臓が腫れていないかの検査結果はどれも異常なしで余計な治療をしなくてすみそうでほっ。
ただし、あちこちの検査を周っている時に2日間お休みだったけれど、今日はやけに疲れてるなぁ。色々入院前に冬もの片づけとか張り切ったからかな? と思ったら、腫瘍マーカーが一気に上がってました(^^ゞ
どうりでここ最近、ものすごい勢いで爪が割れたり反ったり日常生活にちょっと困るレベルで爪がボロボロになってるわけだ、と納得です。
詳しい手術の内容や術式等は来週入院した日に20分くらいかけて説明があるそうで。現時点では腹腔鏡でお腹から右大腿部にかけてのリンパ切除で8時間くらいかかること以外は不明です。
ま、素人なのでそれ以上詳しいことを聞いても理解しきれない気もします(苦笑)。
その後、場所を変えて入院についての説明があれこれ。
これだけは先に絶対に言っておかねば、と意気込んでいたご飯の量は、新病棟になった時に食事の量の見直しが行われ、身長に合わせて1日のカロリーが設定されることとなり私は1回100グラムのご飯になりました。
100グラムでも充分多いなーと思い、80とか60くらいになりませんか?と言ってみたところ、100は少ないですよとサンプルを見せられたのですが、一般的には少ない方だと思うけれど普段食べてる量よりはやっぱり多く。食べきれなかったら残せばいいや、で落ち着きました。
前回の手術時は手術の前後に使用する下着を事前に用意する必要があったのですが、今回はなんと紙おむつを準備してください、とのこと。
病院内に少量パックが売られているのでそれを利用することにしましたが、人生初の紙おむつ体験をすることになりました(笑)。
コインランドリーは洗剤つきだし、ICカードでテレビや冷蔵庫だけでなくコンビニやこまごまとした入院に必要なものの購入も出来てチャージも出来る、という、普通の病院ではとっくに実現していたであろうことが、遂に地元の病院にもやってきたのね、と妙なところで感動してしまいました。
うん、一気に21世紀仕様の病院に様変わり。長生きはするもんだね。
病気との付き合いもいい加減長くなってくると特にこれといった不安もなく。入院が丁度世間の年度末と重なるため、今季見ている2本のドラマの最終回と見事に被るのがちょっぴり残念です。
相棒は手術当日だから録画しておいて退院後に見るけれど。99.9は上手くいけば部屋で見られるかな。消灯時間に被るけど、イヤホンで見る分には皆さんけっこうやってますよーと言われていたのが変わってないといいな。どっちも録画しておけばいいだけなのですが、99.9はやっぱりリアルタイムで見たいのです(^^ゞ
ひな祭り
2018.03.03 Saturday
今日はみみの日であり雛祭り。
今年も♪あかりをつけましょ ぽんぽこりん
を無事聞く(見る?)ことが出来てニンマリです。お正月のひゃぁ〜と同じくこれがないとひな祭りって気がしません(苦笑)。
前回のブログで今年はカレンダーがないのかも、と書いた直後にかれんだー撮影の話が出てやっぱりあるのね、と一気にテンションが上がりました。
が、しかしかかしおかし。これ、発売はいつなんだろう?まさかの入院中に発売になったら買えないなんてことはないよね??
よし、入院用の荷物の中にスワローズクルーの会員証も追加しよう(笑)。
数年前の入院時はガラケーだったのでたまにメールをするくらいでしたが、今回はスマホなので起き上がれるようになればつばブロも読めるもんね。
ってアンタ病院に何しに行くの? って感じですが。
今日は入院前に済ませなきゃ、と長靴やあったかブーツの手入れをしたのですが退院する頃には間違いなくもう着ないウールのコートのクリーニングは……引き取りに行けないので退院後ですね。
で、もうひとつ入院前にやることリストに入っていた、テレビを新しく買い換えました。昨年末ごろから地デジが映ったり映らなくなったりしていたのが、1月になると全く映らなくなり。最初は寒いから? とか間抜けなことを思ったメカオンチの昭和脳です。でも、DVD経由だと地デジが映るためケーブルの不良かと思い、電気店に持って行ったところケーブルには異常がなく。テレビ本体が原因ですと言われ、2006年製のテレビがまだ現役だったことにも驚かれ(^^ゞテレビの寿命は大体6年くらいなんだそうで。倍の長寿でした。
まぁ昼間は仕事で見られないし夜も見たい番組がなければテレビはつけないため、通常より遥かに長持ちしたのでしょう。
DVD経由でだましだまし見ていたのですが。オリンピックでフィギュアを視聴した際、早い動きで手足が真っ赤になる事態が発生。これはもういよいよご臨終が近いなと諦めて購入することにしました。
幸い今日はテレビを運ぶにはもってこいのぽかぽか陽気で。壊れかけたテレビも無事引き取ってもらい、あっという間に新しくなりました。
お店で見た時からわかっていましたが、今どきのテレビって薄い!しかも軽い!そして価格がここまで安くなったのねーと色んなところに感動でした。
もちろん画像も格段に明るいです。やっぱり末期で画面が暗くなってたんだなーとしみじみ。
綺麗で画面もちょっぴり大きくなったので、今夜は久しぶりにプルさんでも見ようかな。
これで見納め?
2018.03.01 Thursday
3月になりました。
毎月の楽しみだった今季のかれんだーも最後の1枚。
去年、カレンダーはこれが最後かも? というようなことを言っていましたが今日現在カレンダー発売については音沙汰もなく。
本当にこれでしばらく見納めなのかな。色んなグッズの中でこの卓上カレンダーが一番好きだったのでなくなってしまうのが残念です。
もし、今季ないのなら過去のカレンダーを飾って眺めようかな(笑)。
2週間後の入院に備えて少しずつ準備を進め中です。旅行と違い何日間とはっきり決まっていないため、どれだけ持っていこうか悩みます。月曜の検査の時にもう少し詳しいことがわかると思うのでそれで足し引きしなきゃ。
もちろん楽しいことではないけれど、カバンに必要なものを入れていると何となく遠足前のような気分になってくるのが不思議です。
現在外は絶賛大荒れ。風がびゅーびゅー吹き荒れてます。
でも、これが過ぎ去れば確実に春が近づいてくるのであと1日乗り切ろう。
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