大事に至らず
2014.03.31 Monday
昨日、旅行から帰り茶の間に入った途端、おかえりもそこそこに「今、西岡が大変なんや」と家族が蒼くなっていました。
テレビを見れば人工芝に横たわったまま、動かない西岡の姿。
家族から経緯を聞き、もし命にかかわることになったら……と気が気でなかったですが、病院での診断の結果、鼻骨骨折、左肩鎖(けんさ)関節脱臼、胸部打撲、脳しんとうということで。重傷は重傷だけれども選手生命を断たれるようなことにはならなかったようで心底ほっとしています。
今回のようなケースでは、外野=福留に任せていれば……と思うけれど。西岡の場合、衝突はなかったけれど昨シーズンもそこは外野に任せておけばという場面でもけっこう自分で捕っちゃったりしてたからなぁ。
歓声で互いの声が聞こえなかったのと、西岡の何につけても積極的なプレーが不運にも裏目に出てしまった気がします。
西岡の離脱は痛すぎるけれど、起きてしまったものは仕方がありません。
坂や上本ら、他の選手がこれをチャンスに活躍してくれることを願うばかりです。
西岡の身を案じてコールしてくれたG党の方もありがとう!
カフェデブラジリア2014
2014.03.31 Monday
ワールド観戦の為、早朝の飛行機に乗り羽田空港へ。
当初は荷物をホテルに預ける予定だったのですが、荷物を持って移動するのがしんどいなぁと思っていたところに、午前中に到着の便であれば本日中にホテルに届けてくれる宅空便なるものがあることを知り、それを利用したのですが、これはとっても便利でした。
そんなわけで、少しだけ時間が出来たので行きたいけれど行けないよう、と諦めていたカフェデブラジリアに行くことが出来ました。
カフェデブラジリア、何それ? ですが、新橋にあるヤクルト本社1Fにある昭和の香りがぷんぷんする喫茶店です。
このブラジリア本社内にあるため平日しかやっていないのです。
つば九郎本鳥も先日の開幕前の決起集会でヤクルトホールに来て初めて知った模様。
さて、1年ぶりのブラジリアは以前にも増してつば九郎が前面に押し出されてました(苦笑)。売上のかなりに貢献してるもんね。
席につくと全てのテーブルに今年の卓上カレンダーの宣伝シートが置いてあります。
宣伝なのに、つば九郎さん(ここではつば九郎は100%敬称をつけて表示されています。一応同じ社員なのにこの扱い。ブラジリアにとってつば九郎がいかに大切なのかが伺えます)が今年も自分だけの卓上カレンダーを作りました。
選手?いません、野球?まったくしてません、という上げてるのか落としているのかわからない文句が笑えます。
せっかくなので、期間限定のさくらミルクティーを飲んでみましたが、甘さも控え目で美味しかったです。
去年より若干、つば九郎関連の陳列物が増えていたので店員さんに断って写させてもらうことにしました。
さりげなく下に”つば九郎さんとの比率は実際のものとは異なります”と注釈がついているのが笑えます。
あんなに巨大なヤクマンがあったら逆に怖いよ。
隣の好物のナポリタンにかぶりついている図も撮ったのですが、そこまで需要もないと思うので割愛です。
そうやって写真を撮っていると、店員さんに「あちらの展示物は撮られましたか?」と聞かれたのでそちらに目を向けると……。
なんと期間限定で”つばくろうびじゅつかん”が開館していました。
つば九郎作のおわりのきょしょう=ドアラ の絵が2枚飾られています。
さりげなく撮影禁止を禁止します!!じゃんじゃん撮ってね、とあるのが何ともww
昨年のカレンダー購入特典だったつば作の尾張の巨匠の原画です。
こんなものまで見られるとは、わざわざ足を運んだ甲斐がありました!わーい。
そんなわけで短い時間ながらもたっぷりと堪能したブラジリア。会計時に卓上カレンダーを購入すると、なくなり次第終了のブラジリア特典”秘密のコルクコースター”を入手することが出来ました。
少し前に残り僅か、と出ていてもうないと思っていたのでラッキーでした。
え? 秘密のコルクコースターってどんなのかって??
それはひみつです。だって、宣伝シートにも”あ、秘密厳守ですのでSNSとかダメですよ”と書かれてますから〜。
卓上カレンダーの特典、ブラジリア版”ちょうだのれつ”も予想以上の可愛さと笑える図で満足まんぞくでした。
肝心のワールド観戦記は時間がかかるのでもうしばらくお待ちを〜。
大福おばさんの豆大福
2014.03.30 Sunday
ただいまです〜。入院以来、最大の楽しみというか目標ですらあった世界選手権観戦から無事帰って来ました。
ワールドレポや”かふぇでぶらじりあ”等については明日以降順番に書いていきます。
とりあえず、今回観戦したり久しぶりの友人に会ったりする以外でもうひとつだけ目的がありました。
それは、上中里にある平塚亭に行って”光彦だんご”を買って帰ること。
光彦だんご?? なんじゃそりゃって感じですが。内田康夫の浅見光彦シリーズを読んだことがある方ならお馴染みの、みたらし団子のことです。
少し前のブログでも書きましたが、入院中に家族が読みやすいモノをということで、浅見光彦シリーズの「北の街物語」を持って来たのを皮切りに、旅行前に家にはない2作のみを残し現在出版されている浅見光彦シリーズを読破してしまうくらい、すっかり嵌まってしまいました。
所詮、娯楽小説なのであんまり自慢できることでは全くないのですが、”米穀通帳”や”乾坤一擲”、戦後の混乱期のあれこれ等、今まで知らなかったことを物語を通じてたくさん僅かだけれど学ぶことが出来ました。
そんなシリーズを通して初期から現在に至るまで殆ど毎回のように必ず登場するのが、平塚亭の団子なのです。
お団子好きとしては、初めて読んだ時からどんなに美味しい団子なんだろう? と興味津々。特に入院中は点滴ばかりでロクに食べられなかったこともあり、そんなところに団子だの天ぷらそばだのモンブランだのが次から次へと出て来た日には、どんなに美味しいんだろう、天ぷらそば食べたいっという妄想だけが膨らむばかり。
かなりの数を読破する頃には、今度上京する機会があったら平塚亭でお団子を買って帰ろう、と決意するまでになりました(笑)。
さて、そんな平塚亭は上中里駅のすぐそばにある平塚神社の参門入口にあります。
事前調査によると日曜は不定休とのことなので、せっかく行って休みだったら大変、とわざわざ前日ホテルから営業確認をしました。
小雨がぱらつく中、石段を登るとお目当ての平塚神社がありました。
小説にも謂れが出て来ますが、八幡太郎源義家公が祀られている神社です。
想像より小さくてちょっと驚きました。
「金沢殺人事件」の冒頭で、事件に巻き込まれて殺されてしまうバイオリニストとして将来を嘱望されている金沢出身の音大生が、飼い犬の亡きがらを境内に埋めるくだりがあるのですが。実際に行ってみると、ここで死骸を埋めるのは悪目立ちしすぎて難しいよ……と。作品が書かれたのは20世紀のことなので、今とは多少勝手も違うとは思いますが(^^ゞ ってそんなことを突っ込んでも仕方がないんだけどね。
神社を見学した後はお目当ての平塚亭です。境内から参門の方へと戻って行くと……、本当に入口にありました。
中村俊介が演じるドラマ版では、このアングルの平塚亭がたびたび登場するそうですが、生憎見たことがないので
この前に桜の木が1本生えていて7分咲きに咲いていました。
ちなみにこの古めかしい、いかにも歴史を感じさせるこちらは入口ではなく。入口は通りに面したところです。
ガラガラとガラス戸を開け、中に入ると。んんん?? 朝が早いせいか殆ど商品がまだ並んでいません。うぐいす餅に豆大福、さくら餅に……れれれ、お目当てのお団子がありません。
お団子はないんですか? と聞くと、まだ出来上がっていないそうで。1人で作っているのであと1時間ほどかかります、と言われてしまいました。
そんなぁとトホホな気分になりましたが、こればっかりは仕方がありません。諦めて豆大福3個とさくら餅1個を買うことにしました。何故、さくら餅が1個なのかというと、私は大福よりさくら餅の方が好きだからです。
注文をしていると、店の奥からつきたてっぽい湯気があがっているもち米が入ったお蕎麦を入れる箱みたいな四角い入れモノを抱えたおばあさんが「いらっしゃい」と笑顔で出て来ました。
あ、この人が小説にも登場する大福おばさんだーと思いましたが、いわゆる巷で言うアサミストというほどのファンでもない、ただの食いしん坊おばさんなので心の中でだけドキドキしておきました。
少しだけ時間に余裕があったので、近くにある滝野川警察署も見て来ました。
もちろん一般人にとっては、たとえ小説にしょっちゅう出て来る場所であっても、警察署というのはあんまり気分がいいものではないのでパチリはありません。近年立て替えたのか、割と新しい感じの建物でした。へーここが堀越警部が勤務する滝野川署なのかーと思っているうちに雨足が強くなったので、早々に退散しました。
”つるおか”が職人であるご主人の名前なのでしょうか。
豆大福とさくら餅です。大福がちょっとつぶれているのは、鞄の中に入れていたからです。
早速、夕飯のお供にいただきましたがさくら餅は、ほたほたで中の餡子は地元のとは少し味が違っているけれど美味しかったです。
豆大福を食べた家族によると、中はつぶあんで餡子がどっしり詰まっていて上品な甘さで美味しかったとのこと。
有名パティシエが作る、見た目も美しいお菓子もいいけれど、昔ながらの地元の人が通う下町のおやつもたまにはいいものです。
ごちそうさまでした〜。いつか、機会があれば今度こそ”光彦だんご”=焼きみたらし団子を食べてみたいです。
最高傑作
2014.03.27 Thursday
明日はいよいよ世界選手権観戦です。
既に緊張やらもろもろでドキドキしてきました。長丁場なので最後まで体力がちゃんともちますように。
昨日の男子ショート、町田の”エデンの東”が素晴らし過ぎて。あれを生で観戦できた方はおめでとう!です。
最高傑作を最高傑作として魅せることができた、という何とも彼らしいコメントでしたが、あのプログラム何度見ても名作だと思います。
あの演技がオリンピックでも出来ていたら、メダル獲得出来たのになぁと思う一方、いつも通りの演技が簡単には出来ないのがオリンピックなので納得です。
しかし、オリンピックの経験が確実にひと回りも二回りも成長につながったようで。明日のフリーがとても楽しみです。
ベルネルも久しぶりの会心の演技で、テレビの前で思わず歓声をあげてしまいました。明日もどうか、満足のいく演技ができますように。最後の雄姿を目に焼き付けて来ます。
ミハルのフリーを楽しみにしていたのに棄権となってしまったのは、すごくすごく残念ですが、しっかり治して来季また元気な姿を見せてくれるのを待ってます。
ところで、ショートの時点で首位発進で初出場で表彰台の期待が俄然、高まった町田ですが、彼の今季のプログラムはショート、フリーともに内容が充実しているだけでなく、音楽の使い方がとても上手いなと。
特にフリーの”火の鳥”はこれまでにも多数のスケーターが滑っている、定番曲ですが、元の曲の世界観を壊すことなく演技も盛り上がるように上手く構成されているなと見るたびに感心します。
きっとそういう部分にもとても拘ってプログラムを練ったのだろうなと思います。
上手にというか聴き手に心地よく編集してあるという点では、鈴木の”オペラ座の怪人”もそうですね。
演技時間が限られている関係で、どうしても音楽はオイシイとこや使いたい部分のつぎはぎになりますが、たまに一体どこをどうしたらそんな編集に!? というプログラムにお目にかかると悲しくなってしまいます。
というか、そういう確率がものすごく高い選手のファンを長年やってきたので、余計に今季の町田の編集が素晴らしく聴こえるのかも。
何しろ最後の最後に究極の変編集を披露してくれたような方なので、編曲に対する考え方自体が凡人とは異なるんだろうけれど。
ミーシン先生や本人の中では、きっとワシ史上最高傑作だ、と思ってるだろうし(^^ゞ
でも、変の方が圧倒的に多い分、ごくたまに”ニジンスキー”や”ロクサーヌのタンゴ”のような素敵な音楽に出会うと喜びも3倍増しになるんだけどね。
そんな愛すべき変曲も回数を重ねるうちに、妙な味を感じるようになってくるんだけど、ゴッドファーザーみたいに何度聴いても頭を抱えたくなるものもあったり。
って、話がおかしな方向に行ってしまいましたが。
久しぶりの生観戦、楽しんで来ます〜。
桃色断層
2014.03.27 Thursday
少し前に食べた春色のおやつの紹介です。
サンニコラのシャルロットフレーズ。
ピンクを中心とした綺麗な3色にやられてしまいました。てっきり春の新作かと思ったら、お連れの方はずいぶん前に既に食されたそうで。
フランボワーズ、苺とベリーづくしの甘酸っぱい爽やかなケーキです。
淵の部分のビスキュイもほんのり苺味で柔らかいけどサクサク。
フルーツ系は漏れなく好物ですが、こういう2色とか3色などの綺麗な層になっているケーキに目がないということを最近自覚しました。
味が一番だけれど、見た目も大切です。
ごちそうさまでした〜。
ひたむきな思い
2014.03.26 Wednesday
モンゴル出身の鶴竜が第71代横綱に昇進しました。
ひと昔前は不撓不屈だの不惜身命といった、あまり日常では使われない言葉が口上とてい述べられていましたが、鶴竜は一生懸命努力します、といたってシンプルだったのが印象的でした。
その鶴竜、子供の頃からお相撲が大好きで日本へ「どの部屋でも入れてもらえれば一生懸命がんばります」という手紙を送り、入門を果たしたそうで。
関取になりたいという一途な思いがひしひしと伝わってくる文面です。
朝青龍ら同国の先輩諸氏が活躍していたとはいえ、言葉も文化も異なる異国へ、右も左もわからず渡って行こうとする決意に感心するばかりです。
なかなかここまでひたむきに一つのことに突き進む人は、そう多くはないのでは?
横綱が全員外国人という嘆きも聞かれますが、謙虚にこつこつ頑張る姿に、あまりに真っ直ぐな思いに、モンゴルだ、日本だということ関係なく応援したくなりました。
遠藤ともども来場所が楽しみです。
どきどきの……
2014.03.24 Monday
今日は血液検査でした。今日の結果次第で週末の楽しみがOKかどうか決まるため、昨夜は落ち着かずなかなか眠れませんでした(^^ゞ
いつもより少しだけ時間がかかった今日の検査。どきどきしつつ先生との対面の結果、白血球の値はやっぱり少ないけれど前回も2回の注射で回復したから今回もそれでいきましょう、ということで今日と水曜の2回打つことに。
副作用が今まででいちばんしんどかったのは、やはり蓄積されたせいだそうで。しんどい時にお腹が痛くなるのが気になる&4回が終了したので来月一度CT検査をすることになりました。検査は嫌だけれどCTは痛くないから、お財布は痛いけど(苦笑)いいかな。
そんなわけで、水曜に病院へ行けば来月までは治療はなし、ということで……。
にににににににににににん。
無事、世界選手権の観戦に行けることになりました。うわーい!
こうなると俄然、散歩にも熱が入ります(単純)。
長Tシャツにカーディガンを羽織っただけのスタイルで出かけたのですが、ぽかぽか陽気で帰りはそれでも暑かったです。てくてく歩きながら4月になったらこんなに暖かくなるんだなぁ、と。
暖かいといえば、病院の前に噴水がある小さな公園のような緑の空間があるのですが、そこに鳩が鈴なりになって一斉に水浴びをしていました。
最初は数羽だったのが、どこからやって来たものか来るわ来るわで気がついたら殆どおしくらまんじゅう状態で水浴びする鳩の群れが可笑しいやら微笑ましいやら。しばらくしたらあっという間にあれだけいたのがいなくなる中、ほんの数羽だけいつまでも水浴びしているのがいるのも面白かったです。
近くの川につばめが来ているそうなので、明日はつばめを見に行ってこよう。
眉毛の効用
2014.03.22 Saturday
昨日までは冬に逆戻り〜の寒さでしたが、今日からはまた暖かくなってきました。
プチ散歩に出たついでにコンビニで肉まんを買おう、と思って行ったところ。
残念ながら既に発売が終了していました。早いよ!と思ったけれど、少し前まではかなり暖かかったから仕方ないかな。
ちなみに市の繁華街にあるコンビニでは1年中売られているそうで。それは知らなかったので、そうなのかぁと逆にへぇでした。
夏でも売られているのか、憶えていたら今度チェックしなきゃ。
そんなわけで、今日からようやく散歩も再開です。
だいぶサクサク歩けるようになっていたのが、しばらく休んでいたのでまたやり直しです。初日だったので今日は割合軽めにしましたが、それでも帰る頃には足がすっかりだるくなっていました。
明日はもうちょっとたくさん歩いてみようっと。
ところで。副作用で髪がずいぶん抜けてしまってから久しいのですが。ある一定の量のところで一時停滞していたのが、ここ数日またちょこちょこ抜け始めました。それは特に問題ないのですが。
少し前からいつの間にか抜け始めていた眉毛とまつ毛が、いよいよ乏しくなってきました。
髪の時はさほどでもなかったのですが、眉毛やまつ毛がないと人相が変わりますね。先日の朝、起きて顔を洗う時など、少し瞼が腫れぼったかったのもあり。鏡を見て、ふとハムの中田翔??と思ってしまいました(苦笑)。
瞼が普通だと流石に中田からは脱却しましたが、いずれにしても眉毛って見た目に影響が大きいんだなと今更ながら実感です。
なので、外出するためにまず服を着替えると、これが自分でも笑ってしまうくらい全然似合ってない!
馬子にも衣装というより、ウィッグもメイクもないと殆ど不完全な女装をしているような状態になってしまいます。
そんなわけで、これを機会に今更すぎるけれど眉毛を上手に描くテクニックを身につけなくっちゃ。
至福のマーラー
2014.03.19 Wednesday
昨夜は東芝グランドコンサートを聞きに音楽堂へ行ってきました。
入院してから夜のおでかけは初めて。しかも、前日まで副作用の影響で寝たきりだったので外出自体がほぼ1週間ぶり。
途中でしんどくなるかも……という不安もちょっぴりありましたが、とっても楽しくて聴き終えた後は何だか元気が出た気がしました。
今回はヴァシリー・ペトレンコ指揮のオスロ・フィルハーモニー管弦楽団を招いての演奏会。
演目は1部が
モーツァルト 「フィガロの結婚」序曲
メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Vo.諏訪内晶子
2部のメインは
マーラー 交響曲1番「巨人」
という豪華なラインナップ。特にマーラーは、こちらではなかなか生演奏を聞く機会がないのでとても楽しみでした。
ステージの上に乗りきらないくらいの椅子が並べられ、久しぶりの大編成にわくわくするうちに、わらわらと楽団員が登場。いかにも北欧風な風貌の人やら、綺麗なお姉さん、音楽室の額からそのまま抜け出してきたような見事なヘアスタイルのおじさんに混じり、アジアン系の楽団員もちらほら。
この公演では、ほぼ1F前方の座席を振りあてられることが多いため、死角になる部分も多いけれどオケの人の顔がよく見えます。
気軽な感じであっさり登場したペトレンコ氏、若くて色々茶目っ気たっぷりな仕草を見せてくれる方でした。
ペト様もそうだけど、ペトレンコという名前には何か人をひょうきんにさせるものでも備わっているのかと思ってしまいました。
フィガロの結婚、生で聴くのは久しぶりでしたが楽しかった〜。
大編成なのに弦の音が繊細で素敵です。
続いて諏訪内晶子が真っ赤なラメ入りドレスで登場。
相変わらずとても綺麗だけど、さすがにちょっと老けたなぁなんて失礼なことを(^^ゞスタイルといい、まさに天は二物の典型を見ているようです。
数年前にも別のオケとの共演でメンコンを聴きましたが、安定した演奏は変わらず。お手本にしたいような美しい奏法も健在。全体的に余裕すら感じられる演奏でした。
アンコールはバッハの無伴奏ソナタ3番より3楽章「ラルゴ」
こちらも安定したしっとりとした演奏でした。
諏訪内晶子、本当にお手本にしたいような演奏で掛け値なしに上手いんだけど。ちょっと優等生すぎる演奏なのが物足りないなぁ、と聞くたびに思ってしまいます。こればっかりは好みなので仕方がないかな。
メンコンは、子供の頃に観光会館で聴いた堀米ゆず子の演奏が忘れられないのでどうしても辛口になります(汗)。
だって、当時のあのショボイ観光会館であんなスゴイ音を出せるって、どんだけ凄いんだと子供心に衝撃でした。
休憩を挟んでお待ちかねのマーラーです。
とっても楽しみにしていた「巨人」ですが、本当に本当に楽しかった〜!
冒頭の静かな導入部からバンダ、ホルンの調べが聴こえてくるとわくわくしっぱなしでした。
弦の音色が本当に綺麗で、フォルテになった時の音の厚みが心地よく。コンマスとサブコン2人でのソロの音色の美しさにやられました。
当たり前ですが、各パートのソリストも聴きごたえたっぷり。個人的にはファゴットが本当によかったです。
3楽章のコントラバスのソロから始まり、バスクラのソロが見事でした。トランペット隊の何とも言えない哀愁漂う旋律のたそがれた感じがとっても好みの音色で素敵でした。
しかし、この曲の要は何と言ってもホルン。要所要所で力強く、時に繊細に吹き上げる音が笑っちゃうくらい楽しくて。お馴染みの4楽章で7名が立ちあがって吹き鳴らした時はものすごい高揚感がありました。
演奏会自体、久しぶりでしたが本当に楽しかった!!
1部が終わった時は、ちょっぴりへたっていたのがあまりの楽しさに何だか身体中から力が湧いてきているのが自分でもわかってびっくりでした。
素敵な演奏をありがとう!
アンコールはお馴染み
ブラームス ハンガリー舞曲6番
こちらもペトレンコ氏のお茶目っぷりと相まって、楽しい演奏でした。
こういう演奏会のアンコールで聴くワルツって掛け値なしに楽しいので大好きです。
久しぶりに友人にも会えたし。とっても楽しい一夜でした。
しかーし、、楽し過ぎて興奮してしまったらしく、昨夜はなかなか寝付けず。寝不足がたたり今日は1日何だか疲れを引き摺ってしまったのでした(汗)。
明日からまた体力回復に励もう。
蓄積されたか?
2014.03.18 Tuesday
先週の水曜日に4回目の抗がん剤を投与してから、長かった〜。
前回も副作用は出たものの、本当にしんどい時期が短くて意外と楽だったので今回は体力も以前よりついてきたし……と思っていたのですが、甘かったです。
今までで一番しんどかった。
個々の症状に対しては回数を重ねたので対処方法もそれなりに心得ていて、便秘などは早めに手を打ったおかげで殆ど薬に頼らずに過ごすことが出来ました。
が、肝心の身体そのものというか、殆ど起き上がれないという状況はどうにもできず。
木曜の夜から昨日まで、結局殆どの時間を横になって過ごすことになりました。
日曜まではめまいやふらつき、痛みに加えて吐き気が酷くてそれがとても困ったのですが、昨日になると吐き気がようやくひいてきたのが助かりました。
これまでだと月曜くらいから、かなり人間らしい生活が出来ていたのですが、今回はめまいやだるさがとにかく酷く。横になって休んでいるとしばらく楽になるものの、起き上がって椅子に座って何かをするのが辛く。PCの前に座るのも5分くらいが限界で。
だんだん薬がたまってきますからねぇ、という先生の口癖みたいなものの威力を身をもって体感です。
あと数日もすれば、今回は本当にしんどかったなぁと思えるくらいに回復しているのだと思いますが、4回目でこれだったら5回目はどうなるのか、と少し考えてしまいます。
毎回、不思議なのが抗がん剤の副作用が酷い間は、決まって手術をしたお腹の内部も痛くなること。最近は痛みも殆どなくなり、かなり快適に過ごせるようになっていたのにこれは一体どういう作用によるものなのか??
しかも、最初は病巣であった左側から始まり、お腹の真ん中辺りへと時間とともに痛む箇所が変化していっているのも不思議です。
と言って、考えたところで何の知識もない自分に答えが出るわけではないのですが(^^ゞ
あと、副作用が酷い時は突然、身体中がぼわっと発熱したように熱くなる症状が頻繁に出ます。ぼわっとなった後は、これまた突然、すーっと身体が冷えます。この2つは必ずセットです。
これに関しては、更年期障害にも似たような症状があるそうで。将来、そうなった時にそんなもんだというのが先にわかってよいかな、くらいに思ってます(苦笑)。
最初はとまどいますが、慣れてしまえば意外と楽にやり過ごせます。なので、この先、更年期障害になるかも……と怯えている方は参考にしてください(笑)。
手足の痺れと痛み。これはずっと継続していますが、骨がきしむような痛みは数日なので、症状が悪化するようなこと=温める をしないように注意していればこれも乗り切れます。
ただ、何もしないでいると足が固まってしまいそうなので、毎日5本指靴下を履いて強制的に足の指を動かすようにしています。意外と効果があるのか? 5本指を始めてからは、耐えられないような痛みになることはなくなりました。
そんなわけで、今回は副作用について簡単にまとめてみました。
今日はこのまま、ゆるゆると過ごして夕方から頑張ってお出かけしてきます(^-^)。
抗がん剤4回目
2014.03.12 Wednesday
今日は抗がん剤投与の4回目でした。
だんだん慣れてきて、ものすごく嫌であることには違いないけれど。だからと言って逃げてもどうにもならないので、なるようになるさ〜的な気持ちで行ってきました。
先に行った血液検査では、久しぶりに白血球が3300あり、「散歩効果ですね」と喜んだら担当医は笑ってました。
この調子で食べて散歩等をしていけば、月末の一大イベントも大丈夫なはず。
しかし、点滴をセットする看護師さんに「スケート行くんですよね?」と聞かれたのにはびっくりでした(^^A 入院中に別の看護師にその話をして、消灯後の全日本選手権テレビ観戦を許可してもらいましたが、しっかり広まっていたようで。恐るべし看護師さんの情報拡散ネットワーク(笑)。
でも、そういう目標を持つことは大事です、と言ってくれたのでよかった(ほっ)。
何だかんだと、とうとう4回目の投薬で、医師にも後半戦ですねと言われたのですが。
副作用とかも嫌だけれど、いちばん困るのがだんだん点滴を入れるところがなくなってくることです。前回右腕だったので、今日は左腕なのですが、これまでの治療で血管がすっかり固くなってしまい、最初に入れたところは失敗。
いつもは腕の内側に針を刺すのですが、表にも刺していいですか? というわけでいいも悪いも入るところでやるしかないので、今回は初めて表側での点滴となりました。
痛みは、看護師さんの方も色々工夫をしてくれるため、そこそこあっても2回目の時のような酷い痛みではなく。
しかも、最初に入れる吐き気止めの薬の中に催眠剤も入っているせいか、とにかく眠くて。自分でもよくもこんなに寝れるわと呆れるくらい、殆ど眠って過ごしました。身体はだるいけれど、これだと眠っている間は痛さとか早く終わらないかなぁといった感情がないのがいいです。
別のブースからは豪快ないびきも聞こえてきたりして(笑)。
指先や足の指の痛みは、薬がだんだん蓄積されてきたらしく、投薬から時間が経っても完全に消えることはなくなったけれど、付き合い方もそれなりに覚えてきました。
しかし、これだけ痛みというか痺れみたいなのがあるのに、毎日の練習の成果なのか? ピアノはどんどん手が動くようになっているのが不思議です。練習って大事なのね、と昔は知っていたことを改めて再確認です。
そんなわけで、4回目の投薬も無事終了しました。室内の暖房設定が28度になっていて、途中から暑くて仕方がなかったこと以外は寝ていたおかげでそんなに苦にならずにすみました。
これまでは、投与した当日と翌日までは、けっこう元気で3日目くらいからへたっていたのが、今日は帰りの段階からかなりだるくしんどくなってきています。
これも薬の蓄積作用なのか?
でも、しんどいのが前倒しされただけと思えば、そんなものかな。
というわけで今夜の相棒は録画しておいて後で見ることにします(笑)。
震災関連の番組とかも見たいんだけど、さすがにしんどい時にこれは無理です。ごめんなさいっ。 おやすみなさい〜zzz
忘れない
2014.03.11 Tuesday
今日は3月11日。あれからもう3年が経ちました。
ここ数日、メディアで被災地の今の状況や震災を乗り越えた人達のことが報じられていて、個人レベルでは歩みは遅くとも、前を向いて立ちあがっているけれども、インフラの整備やがれきの除去といった、国や自治体が行う事柄が未だに殆ど進んでいないことに愕然とします。
その一方で、震災当時にメディアに寄せた著名人の言葉が掲載されたのを読んで、改めてそのとおりだな、という思いを強くもしました。
日々の生活の中で、いつもいつも震災のこと、被災地のことを思っているわけではないけれど。こうして毎年この日が近くづくと色んなところで振り返ったり、今の状況を伝えることで、あの日起きたことを思い出させてくれます。
それをしたからと言って、何かが劇的に変わったりするわけでもないけれど、忘れない、ということが大事なんだと思います。
今できることは何だろう?
それを考えつつ、明日また4回目の抗がん剤投与に行ってきます。
さくらづくし
2014.03.09 Sunday
なごり雪にはまだ早いけれど、昨日は朝から雪。うっすらと街じゅうが再び雪化粧。
雪が降ると当然、寒い〜となるのですが、その寒さも1月2月の寒さに比べると少しだけ優しくなっている気がするのは、やっぱり3月なんだなぁと感じさせてくれます。
さて、昨夜は桜づくしという名の手抜きご飯でした。
市民なら知らぬ人はいないというくらい有名な、庶民的なお寿司と呼ぶにはちょっとおこがましい芝寿しからさくら弁当が発売になったので、買ってみました。
さくら弁当(小)ということで、少し小ぶりな2段重ねの弁当です。
牛蒡のスープをお供にいただきます。
こちらはおかずのお重。春らしい色どりのおかずがあれこれ。早くも筍の木の芽あえが入っています。さくら餅やさくらこんにゃく等あれこれ桜づくしです。
こちらはご飯というか、お寿司の重。桜ご飯はほんのり塩味が効いていて美味しかった。
箱が少し小ぶりだったので、私はともかく家族には少ないんじゃ……と思ったのですが、食べ始めてみるとこれだけご飯というかお寿司が詰まっているため、最後には全員がもうお腹いっぱい! ということに。
見た目よりボリュームがありました。
お腹いっぱい〜と言いつつ、しっかりデザートもいただきます。
ラ・パレットの季節限定商品”さくら”ケーキです。
丸い桜色のケーキの上に桜の花びらをかたどったチョコが載っています。
断面はこんな風にとっても春満開。何とも上品な味と軽〜いムースなので、満腹でも美味しい♪
一気に気持ちだけ春になりましたが、早く本当の春が来るといいな。
ぞけさの逆襲
2014.03.07 Friday
テレ朝の情報番組、グッドモーニングでは、金曜日に林修先生による”金曜言葉塾”というコーナーがあり。
いつもはコーナーが始まる頃に丁度出勤時間が来てしまうため、ほぼ見られなかったのですが。休職中はのんびり見られるようになり、林先生の講義は面白いので見られる時に楽しく見ているのがすっかり習慣になってます。
今日取り上げられたのは「蛍の光」。
日本人なら大抵の人が知っている、この蛍の光に関する言葉のあれこれでした。
その中で、歌詞の区切りを間違えたために、とんでもない方向で解釈してしまった例として挙げていたのが、林先生が敬愛する蓮實重彦という偉い学者の幼年期のエピソードに大笑いしてしまいました。
「明けてぞけさは/別れ行く」という『蛍の光』の最後の一行に含まれる強意の助詞「ぞ」の用法を理解しえなかった少年は、なぜか佐渡のような島の顔をした「ゾケサ」という植物めいた動物が、何頭も何頭も、朝日に向かってぞろぞろと二手に別れて遠ざかってゆく光景を、卒業式の妙に湿った雰囲気の中で想像せずにはいられないのだ。ゾケサたちは、たぶん彼ら自身も知らない深い理由に衝き動かされて、黙々と親しい仲間を捨てて別の世界へと旅立ってゆくのだろう。生きてゆくということは、ことによると、こうした理不尽な別れを寡黙に耐えることなのだろうか、可哀そうなゾケサたちよ。蓮實重彦「反=日本語論」ちくま文庫(筑摩書房)
テレビでは、わざわざこの”ゾケサ”なる鹿もどきのような不思議な動物をイラスト化してあり、余計笑いを誘ったのですが。しかし、蛍の光の歌詞をバーンと表示され、私は蓮實氏のことをまったく笑えないことに気づきました。
蛍の光窓の雪
文読む月日重ねつつ
いつしか年も過ぎの戸を
開けてぞ今朝は別れゆく
というのが、1番の歌詞ですが。
この中で2行目の 文読む月日 のくだり。
歌詞を見て思わず、えーーー、そういうそういう文章だったの!?と叫んでしまいました(^^ゞ
子供の頃、数回歌ったきりですが、ずーーーっと 文よ、六月(むつき)ひ だと何故か思い込んでました(大汗)。
って文よ、六月って何だよ、と我ながら思いますが。しかも最後の”ひ”って余ってるじゃないの、と思うのですが。
これ、歌う時に♪ふみ〜よむつき〜 ひ と何だか最後の日はオマケみたいな譜割りになっているのもあって、ここは小休止で最後のひのところはブレスタイムみたいなもんなんだ、と勝手にそうしてました。
蛍の光ってメロディーはよく知ってるけれど、あんまり歌詞のことは考えたこともなく。冒頭の♪蛍の光 窓の雪 の部分だけ、窓の外いっぱいに蛍が飛んでいて雪みたいに綺麗なんだなーと思ったら、それだけで胸いっぱいお腹いっぱい状態で満足してました。
遅まきながら、今回のコーナーのおかげでン十年ぶりに正しい歌詞を知ることが出来てよかったです。
ちなみに、こういう歌詞や文章等の区切りを間違えたために、本来の意味とかけ離れた言葉になってしまうことを、○○語という呼び方があるそうで。
●●と伏せ字なのは、聞いた当初はへーと感心していたのに、数時間経って何て言っていたか忘れたからです(とほほ)。
これの最も有名な例は 「重いコンダラ」ですが。
「巨人の星」世代でないので、さすがにその勘違いはしませんでしたが、これで忘れられないのが、百人一首に編集されている、山部赤人の有名な歌
田子の浦に 打ち出でてみれば 白妙(しろたへ)の
富士の高嶺に 雪は降りつつ
田子の浦に行き、振り仰ぐと富士山が白い布をかぶったみたいに真っ白になっている あぁ富士山の高嶺に雪が降っているよ
という意味の歌ですが。これを幼いころ、家族で百人一首のカルタ取りをやっていた時、母親が句を読むのを見よう見まねでやらせてもらい、張り切ってこの句を読んだものの、意味も何にもわかっていないため
♪たごのうらに うちいでてみればしろたへの
と読んでから、「ばしろたえ」って何? と聞いてしまい、その場にいた家族全員が、は??? という顔になり、一斉に大爆笑された思い出があります。
まぁそのおかげでこの句は一生、忘れられない歌になりましたが(苦笑)。
日本語って奥が深いですね(←そういうことではない!)。
ところで、蛍の光は2番までしかないと思っていましたが、全部で4番まであり、しかも3番と4番の歌詞はとても普通に卒業式などで歌うにはそぐわない、きな臭い軍国主義色満載な歌詞であったことも今朝の講義で初めて知りました。
もうひとつ、へーだったのは、蛍の光は歌詞が五七調ですが、同様にチェッカーズの「ギザギザハートの子守唄」も五七調であり、歌詞をそのまま蛍の光のメロディーに当て嵌めるとよくわかる、ということでアナ氏に ♪ちっちゃな頃から悪ガキで15で不良と呼ばれたよ を歌わせていたのも面白かったです。
せっかくなので、この先の♪ナイフみたいに尖っては触るもの皆、傷つけた までのいわゆるAメロ部分を全部歌うと1番終了になるんじゃ……、と思い早速実践してみたら、全然違う歌になってしまい余計笑えました。
「ギザギザハートの〜」は、作詞が康珍化氏ですが、この名前、昔から”こうちんか”? 中国の人なの?それとも誰かのペンネーム? と思っていたので、ついでに調べてみたところ。元韓国在日2世の方なんですね。”かんちんふぁ”と読むそうで。長年の疑問が解決してスッキリ!
期日前投票
2014.03.04 Tuesday
今月16日は県知事選挙。ですが、生憎その日は丁度、副作用でダウンしているはずなので、散歩がてら期日前投票なるものに行ってきました。
期日前投票という制度があることは知っていても、実際に利用するのは初めて。
お役所=ハンコ、という認識が何故かあって投票所の入場券の他にハンコまで用意して行ったのですが、ハンコは不要でした(^^ゞ
期日前であっても投票なので、いつもの投票箱も記入するための衝立付きの机もちゃんとあります。立会人等もそのまま。
最初にこれこれこういう理由で期日前投票をします、という用紙に記入し、受付でバーコードのような紙を貼ってもらい、投票用紙を渡され、反対側に回りいざ投票です。
普段の投票だと大抵何人かの人が隣のブースで書いているのですが、今回は何しろ1ヶ所しかないので、投票をする人も自分だけ。
覗かれるわけでもないのに(そりゃそうだ)、やけに緊張してしまいました。
記入後はいつものように用紙を折りたたんで投票箱へ入れて終了です。
思った以上にすごく簡単でした。これは楽でいいかも。
しかし、あの投票所につめている方は、選挙前日まで毎日ずーーっとあそこにいるんだろうなと思うと、仕事とはいえ、殆ど誰も来ない時とか眠いだろうなぁ、退屈しないのかしら?等、非常に余計なお世話なことを思いつつ、投票所を後にしました。
やせ我慢の季節
2014.03.02 Sunday
3月になりました。あっという間に今年も2ヶ月が終了。
去年”あっぱれぱれ〜”の文句とめでたすぎるポーズににんまりしたのがついこの前のような気がするのですが。そんなかれんだ〜だれんだ〜もとうとう最後の1枚になってしまいました。
3月と聞くと何だか春はもうすぐそこで、自然と顔が綻んできてそろそろ春の装いをして等勝手に心が浮き立ってきます。
けれども、例年より寒さがうんと優しかったとはいえ、まだまだ春の陽気には遠く。
金沢の人は見栄っ張りだから3月の声を聞くと、冬のコートなんか脱ぎ捨てて……と言われて育ち、実際にまだ肌寒い季節にやせ我慢をして(苦笑)春物を着たり薄着をしたりしてきましたが、だんだんそれがキツくなってきました。
特に今年は風邪を引いたら大変なことに、というプレッシャーもあり。冬のコートはさすがにもう殆ど出番がないだろうけれど、中はしっかり見た目春っぽく、こっそりカイロを貼ったりして上手に誤魔化すことになりそうです。
ってあれれ? それだとやっぱり見栄っ張りなやせ我慢は継続ということに。
そういう気質って多分、簡単には抜けきれないものなんだろうなぁ。
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