パレスチナ 1948・ナクバ
2008.06.29 Sunday
入梅してからずっと続いていた空梅雨を吹き飛ばすような、昨夜からの雨が1日降り続く、じめじめと蒸し暑い今日、シネモンドにてパレスチナ1948・ナクバを見てきました。
パレスチナについての知識はもちろん、この映画についても先日たまたま入った飲食店でもらったシネモンドのスケジュールに書かれていた”1948年の事件。世界のほとんどが何も知らない。”というキャッチコピーに目を惹かれ、以前『ミュンヘン』で衝撃を受けた身としては、もう一方の当事者のことも知っておかなきゃ、くらいの気持ちで行きました。
イスラエルが建国された1948年、70万人以上のパレスチナ人が難民となった。今もなお続く動乱の中東の核心にはNAKBA(大惨事)と呼ばれる事件があった。数々の戦場を取材してきたフォトジャーナリスト広河隆一。「被害者側にどんなことが起こっているのか。それを調べ、伝えるのがジャーナリストの役割」を信念とする彼が、40年間パレスチナを追い続け、廃墟と化した地図から消えていった村々を徹底取材し、パレスチナ人の痛みに迫る渾身のドキュメンタリーを歓声させた。いまだ終焉をみない中東の悲劇、遠い国の話ではなく人類が繰り返して着た悲劇。 シネモンド発行月刊シネマガイド7月号より
冒頭、広河氏が撮影したモノクロ写真が字幕入りで紹介され、全編写真のみの構成なのかな?と思った途端、映像がカラーへと変わり画面が動き出しました。広河氏がかつて、イスラエル在住時に働いていた場所を尋ねるところから始まります。そこで氏が偶然目にした、荒れ果てた石だらけとなった廃墟に疑問をもち、調べていくうちに彼が知った驚愕の事実。彼が撮影した写真や映像、そして当時を生き延びたパレスチナ、イスラエル双方の人々が雄弁に語る内容にただただ打ちのめされました。
恥ずかしいくらい、パレスチナというものに関して無知だったことを改めて思い知るとともに、スクリーンを通して問いかけてくるものがあまりに重すぎて、途中から見るのが苦しくなりました。何かを訴えかけずにはいられない映像を凝視し、聞きなれないヘブライ・アラビア語に耳を傾けながら字幕を追う、という作業が思いのほか辛く、たまに英語が流れてくるとほっとする、という妙な感覚を味わいました。
人類史上、例を見ない悲惨なホロコーストを生き延びたユダヤ人たちが、今度はパレスチナ人に対し、方法は違えど同じような侵略・弾圧・虐殺を行っていたという事実以上に、自分がそれについて何も知らなかった、ということがよりショックでした。イスラエルが建国された当時の出来事は、生まれる前の遠い出来事、と言い訳できても1982年に起きたレバノン侵攻について全く記憶にない、という事実。その数年前に起きたソ連によるアフガニスタン侵攻は小学生ながら記憶しているというのに。
映画の中で紹介されていた、消された村についての資料を公開している、資料館の館長の「世界中の人々はホロコーストにはとても興味を持ち、本も沢山出ている。なのに、(虐殺があったと)パレスチナ人の言うことは嘘だと言い、耳を傾けてくれない。何故?」という言葉が胸に突き刺さりました。
82年のレバノン侵攻時に起きた虐殺を生き延びたパレスチナ難民、メルバットとキファーの姉妹の物語は、全編緊張感の連続の中で唯一、希望を感じられるほっとする瞬間でしたが、それでも、武装ゲリラのメンバーとして活動中に捕らえられ、6年間もの投獄生活を過ごした姉キファーが、出獄後「収容所は完璧だった。戻りたい」と語る姿には、言葉がありませんでした。その後、結婚して多くの子供達に囲まれているシーンに心からほっとしました。
そもそも自分達は選ばれた民である、という選民思想も理解しがたいですが、それ以上にパレスチナの人々から奪った地の多くは、ユダヤ人が居住地として使用するのではなくただ廃墟と化している、ことに強い憤りを感じます。ある日突然、長年暮らしてきた土地を追われ、自分達の村が目の前で爆破されるのを見てしまった側の人の気持ちを彼らは何故考えなかったのか。
しかしながら、ユダヤ人の全てが自分達は正しいと思っているわけでなく、当時も今も占領に反対する人々がいることが僅かな救いだと感じました。
あまりに一度に色んなことを見たせいで、どういう風に伝えたらいいのかわかりません。本当なら、1人でも多くの人にこの作品を見て欲しい、と言うべきなのですが、あまりに重過ぎて苦しくて、簡単に見てください、とは言えません。私自身、もう1回この映画を見るか?と聞かれたら、、少し時間をくださいと言ってしまいそうです。
とりあえず、これまであまりに知らなさすぎたことへの反省も込めて、広河氏が書かれた中東問題に関する書物を読んでみることから始めたいと思います。
この映画を作る基になった広河氏の長年の苦労や、この映画を製作・公開する為に奔走した方々の努力に心から感謝したいと思います。
桃李でランチ
2008.06.27 Friday
忙しさにかまけてアップし忘れていましたが、先週の土曜日、仕事でホテル日航金沢の29Fにある中国料理店・桃李で豪華なランチを頂いてきました。
普段、行きなれない場所なのでどうにもお尻が落ち着かないまま、通された奥の別室は大きな窓から市内が一望できる絶好のロケーション。
最初は野菜の盛り合わせがメインの(だったかな^^ゞ)前菜。
次に出て来たのが薄いグリーンの色が綺麗なその名も”枝豆とフカヒレの翡翠スープ”
翡翠スープ、すごいネーミングです。「翡翠の気持ちがわかる夜」と同じくらい不思議な名前です。まぁ、翠色にちなんで翡翠スープと想像がつくだけこっちの方が理に適ってるかも。
一見、冷たいスープかと思ったら温かいスープ。枝豆味のスープの下に麺状のフカヒレが沢山隠れています。とっても美味しいのですが、スープを飲んでいくとどうしてもフカヒレが置いてけぼりに。でも、コラーゲンたっぷりなフカヒレは食べたい!というわけでお箸でラーメンのようにずずずっとやってみましたが、これがまた食べにくく。綺麗な見た目に反し、なかなか手ごわい代物でした。
名前は不明ですが、これ、手前のぷるんとしたものが妙〜に甘く。同僚と最初は冬瓜(とうがん)じゃない?と言いながら食べてみて判明。なんとアロエでした。全体的に甘〜い味付けの不思議な一品でした。
中華といえば、コレな点心3つ。さすがにどれも美味しかったです。そのままでも美味しいのですが、酢醤油をあわせていただくと更に美味でした。
エビチリ、レタスチャーハンと定番が来て最後はこれまた御馴染みマンゴープリンで締めくくり。
途中からラストに辿りつけない予感がありありだったので、写真に盛った分のみでセーブしたのですが、もうこれ以上入らないくらいの満腹に。
ご馳走様でした〜。
ホテル日航金沢は中華料理が一番売りだそうで。全体的にあっさりした味付けで食べやすかったです。
好みとしては、やっぱり菜香樓の方が本格中華を食べました!という達成感がありますが、静かな店内で案外手ごろな価格で美味しい中華が味わえるココもけっこう穴場かも。
(経費でいただいといてつべこべ言うなーって感じですが)
ひとすじの光
2008.06.26 Thursday
左ひじ周辺の炎症で2軍調整中の横浜の工藤が、イースタン・ロッテ戦(横須賀)に登板し1回無失点。4月1日のヤクルト戦(横浜)以来の実戦登板で45歳左腕が復活に向けて大きな一歩を踏み出した。得意のカーブで細谷から三振を奪うなど3者凡退でピシャリ。「ひじの張り具合を見ないと次の登板予定は分からない」と慎重だったが、「正直、光が見えない時期もあったので投げられたことが大きい」とホッとした様子だった。また、エース・三浦も5回2安打無失点。「球自体はまだまだだけど、全球種を投げられたのは良かった。右肩の状態?問題ないよ」と来月初旬の1軍復帰へメドが立ち表情は明るかった。 6月26日付スポーツニッポン
いつ帰ってくるのかヤキモキしっぱなしでしたが、少〜しだけ光が見えたかな。首を長くしすぎて待ってるけど、焦って取り返しのつかないことにだけはならないよう願ってます。頑張れクドちゃん!
ところで、同じスポニチサイトに出ていた、7月1日から発売になる桧山の「錦を飾るひのき舞台弁当」。京都・平安高出身のひーやん曰く「京都出身なので、あっさり系のものにしてもらった」という中身がとっても気になります。湯葉とかそういうのが入ってたりして(^^ゞ
ジェフにちなんだメニューというのも気になるし、もう1回甲子園に行きたい〜〜。
久々の大失敗
2008.06.26 Thursday
本日、会社で約半日くらいかけて作ったファイルがパーになってしまいました。このファイルを作成する時間を作る為、お昼休みも返上して仕事をしたのに(トホホホホ)。2時間くらいかけてサーバー上を探したものの、結局ダメとわかり、ずどーーーーーんと落ち込みましたよ。
PCを使って仕事している人なら、1度くらいは経験したことのある失敗ですが、流石に社会人も長くなるとそれなりに色々対策を講じるのですが、今日は急いでいたせいもあって、うっかり10年ぶりくらいにやってしまいました。
会社といえば、2週間くらい前から職場にゲ○ゲ○やら毛虫やら、足が沢山ある動物がやたらと出没するようになって困ってます。
おとといなど、外に雑巾を平干ししていたら、なんとその雑巾の上を毛虫がうじゃうじゃ歩いているではないですか!? 思わず、うぎゃーっと言いながら、もう雑巾ごと捨てました(^^ゞ
元々、生き物図鑑みたいに家庭ではもはや滅多にお目にかかれない小動物がよく出現する、古い社屋なのですが、このところは少しおさまっていたのが何故か突然ぶり返してきたようで。
最近では、もう見ても悲鳴をあげないくらいに免疫がついてしまいました。
いくら免疫がついたとはいえ、この虫屋敷何とかしてほしいよーー!
へとへと
2008.06.23 Monday
5月から週一で行っている太鼓の練習が来月頭の本番に向けて大詰めになってきました。
元々そんなに体力があるほうでもない上に、年齢的にも若くないので(^^ゞ練習の途中からもうへろへろです。
帰りは家まで無事辿り着けるのか?と思うくらいへとへとに。月曜からこんなに疲れてあと4日間もつのか心配になってきました
来週を乗り切れば……を糧にあと1週間頑張ります。
土曜日のハチワン・ダイバー。
みるくさん人形を勝負に勝ったら欲しい、と言ったら即座に「ダメ!と言った口調と表情の可愛さにやられてしまいました。他の部分もすかしたところととぼけた部分のギャップの大きさがたまりません。年々とぼけた味に磨きがかかってきた気がするのは気のせい? とぼけ風味の演技大好きなので、今回は沢山見られて大満足でした(^-^)。
しかし、せっかく話がだいぶ盛り上がってきたのに、斬野さんもう出ないのかなぁ。文字山さんとニこ神さんの3人も加わって鬼将会と戦ってくれたらいいのに〜〜。
ところで、第3話から見始めたので、何故菅田がプロ棋士への道を絶たれてしまったのがよくわからず。年齢制限とかそういうのがあるのかな、にしては菅田はまだ若いのに?? と色々疑問だったので調べてみました。
うーん。。難しい&よくわからないけど、要するに奨励会にいた時に勝ち抜きできなかったところに、賭博容疑で摘発されたから??
その辺の疑問が解消されることを願いつつ、来週からの展開も楽しみです。
ヴェンツェル・フックス
2008.06.20 Friday
今夜は仕事帰りに音楽堂にOEKの定期演奏会に行ってきました。
いつもは懐事情もあって(^^ゞ、安席で見るのですが今回は家族から会員席が回ってきたので久しぶりの2FのSS席。1F違うとこんなによく見えるのね、というのを席に着いた途端実感しました。
今日の演目はベルリン・フィル首席奏者のヴェンツェル・フックスを客演に招いてのクラリネットとOEKの共演。
クラリネット・コンチェルトを生で聴くのは多分、学生以来(^^ゞだったのでかなり楽しみに行きました。
ウェーバー:クラリネット協奏曲第2番
クラリネット協奏曲用の小編成でしたが、ソリストとのバランスが良くとても良かったです。OEKはこういう編成の方がやっぱり合っているのかなと改めて思いました。いつもは気になることが多い、ホルンの高音も今日はどちらの曲もとても綺麗でばっちり嵌ってました(^-^)。
肝心のクラリネットですが、当たり前だけど素晴らしかったです。どうやったらあんな風に吹けるのだろう?と首を捻りたくなるくらい軽やかに楽しそうに演奏するフックスさん。風貌もプログラムの写真のまんまのちょっぴり可愛らしい感じでした。
モーツァルト:クラリネット協奏曲
一般にも御馴染み。出だしの音が鳴った瞬間、自然と次のメロディーが浮かんできて、自分でもいつの間に覚えたか不思議なくらいよく知ってる曲でした。個人的にはこちらの方が、フックス氏の華麗なテクニックと豊かな音色をより堪能できてよかったです。上にも書きましたが、とにかく演奏する姿からものすごーく楽しんでます、というのが伝わってくるくらい、殆ど踊りながらの演奏で耳だけでなく目でも楽しませてもらいました。
どの部分も素晴らしかったですが、特にピアニシモでの音色の美しさとそれに交わるオケとの調和が本当に綺麗で心地よく。いいものを聴かせてもらいました!と言いたくなる演奏でした。
楽章と楽章の間にズボンのポケットから唾取り(布の端に紐がついていて、管の中にしゅるしゅると通すアレです)を出して、すいすいーっと通してまたズボンのポッケにくしゃくしゃっとしまったのを見て、思わず「汚くないのかなぁ」といらぬ心配を。金管楽器は唾だし部分(名前忘れてしまいました^^ゞ)からぴっぴっとそのまま床に落としてしまうのが当たり前になって
るので、木管奏者にはその辺抵抗がないのか昔から不思議です。
って弦の人から見たら、床に落とす方がもっと汚く感じるかも
あんまりよかったので、聴衆もかなり長い間拍手をしたのですが、残念ながらアンコールはなし。でも、最後は客席に向かってバイバイと手を振りながら出て行ったお茶目なフックス氏でした。
久しぶりのクラリネット協奏曲、とても楽しかったので、次はオーボエ奏者を招いての協奏曲が聴きたいな。
逆転勝利!
2008.06.17 Tuesday
部屋のテレビは何故かNHK関連のBSだけが映りが悪く、今夜もノイズ&画像が乱れまくりのテレビを何とかしようと、色んなコードを抜いたり差したりしていたら、、何とか少しマシになった画面に飛び込んで来たのがひーやんの綺麗なヒットでした(^-^)
今年のひーやんは打席に立つだけで、絶対打ってくれる!と思わせるものがありますね。
高橋光信の逆転打で4−3と試合をひっくり返した直後に相手のミスもあって5−3。最後は球児がきっちりしめてくれました。
この勢いで明日も勝って、ここまで来たら交流戦初優勝を是非勝ち取ってほしいものです。
さて、話は全然変わり。昨日、会社で同僚(男性)に「荻野目ちゃんのダンシング・ヒーローの振り付け教えて」と言われ、歌は歌えるけどあの曲にそんな印象的な振り付けついてたっけ??
そもそも私に振り付けを聞くこと自体間違ってるよ!と思いつつ、周りの年下の女性陣に聞いてみても皆、なんとなく右に左に動いていたような……という曖昧な答えしか得られず。
仕方がないので先ほど動画サイトで検索してみました。
さすが大ヒット曲だけあって、動画が沢山あること。しかも荻野目ちゃんだけじゃなく、当時のヒット曲の映像が目白押し。
個人的には荻野目洋子なら『六本木純情』の方が好きだったなぁ。ってそんなことはこの際おいといて。
振り付け振り付け、とダンシングヒーローばかりあれこれ見すぎたせいですっかり頭の中に♪愛してるよなんて〜 というあの荻野目ちゃんの独特の澄んだ声がこだましてます(苦笑)。
肝心の振りは、振りというより軽いダンスという感じで。これは口で説明するより自分の目で見てね、というわけで送っておきました。(←単に再現して踊ってあげる力量がないだけ 笑)
80年代前半のアイドルの曲は1度見たら忘れられないような、決めポーズ的な振り付けがついているものが多いですが(しかも簡単だから誰でも真似できた^^)、荻野目洋子がヒット曲を出した80年代も後半にさしかかると、あんまりそんないかにも、な振り付けってなかったような気がします。ってこの時期は諸事情で極端にテレビを見る時間が限られていたので説得力がない上に、どーでもいい分析だったりしますが(^^ゞ
しかし、時間がなくて我慢した昭和末期の歌謡曲の映像。面白そうだったのでそのうち時間を作ってじっくり鑑賞しようっと♪
マリーンズ劇場閉幕
2008.06.15 Sunday
今日のロッテ戦、テレビをつけた時点で7−3だったのがあれよあれよという間に9−3になり。こりゃ、今日もあかんわ……と思ったらまさかまさかの猛攻で8回に4点、9回に2点をもぎ取って同点。
よっしゃ、この勢いで延長に入って逆転だーと思いましたが、結局最後は渡辺が代打・ズレータに打たれてサヨナラ負け。
まさかの幕切れに終わったことを認識するのに5秒くらいかかりました(^^ゞ
負けちゃった(しかも千葉マリンでは2連敗)けど、今日はもうダメだと早々に思われた試合での驚異の粘りのおかげで何だか逆に勝ったような妙な気分です。あれで負けてたらマリーンズはちょっと立ち直れなかっただろうし。凄い試合を見られて満足まんぞく。
タイトルはJスポのアナウンサーがやたら”何かが起こるマリーンズ劇場”と連呼してたので拝借しました。
鶴クンは残念だったけど、皆の気迫を見習って次回はいい投球が見られますように。
そうそう、凄い試合のおかげで忘れかけてしまいましたが。6月に入りまだかな〜と待ちかねていたGPSのアサインがようやく出ました。
ざっと顔ぶれを見渡して、記念大会になるNHK杯も楽しみだけど、それ以上にロシア杯とスケートカナダが非常に楽しみです♪
優雅な休日
2008.06.14 Saturday
今日は6月14日。昔なら百万石まつりの日です。
って書くと年齢が知れますが。市が観光行事の一環として市祭の日を移動させてからけっこう経ちますが未だに慣れません
今年のパレードは先週甲子園に行っている間に終了。ちなみに利家公が山下真司、お松の方が石野真子さんでした。が、利家はまだしもお松の方はかなり微妙で週明けの職場でも評判はいまひとつでした。子供の頃絶大な人気があった石野真子さん、今でも充分綺麗で可愛いですが、職場の女性陣の意見はもうちょっと和服が似合う人を呼んでくれで一致しました。せっかく血税を投入するんだから、松嶋奈々子なんて贅沢は言わないのでもうちょっとね。いっそのこと田中美里にノーギャラで出てもらえ、なんてセコイ意見もありました(笑)。
そんなすっかり旬を過ぎた話題はこの辺で。
今日は家族がみーーんなそれぞれ旅行に出かけたので1人。
年に1度あるかないかのこの日を満喫するぞ〜〜、と数日前からとっても楽しみにしていました。
玄関の花も気分を変えて模様替え。ってあじさいが1本しおれてたのと、スーパーのお花屋さんが2割引だったので父の日も近いし、とオレンジのスプレーカーネーションを2本入れてみました。
昼過ぎまで諸々の雑事を終了させて午後は久しぶりに楽器でお遊びタイム。この3時間を捻出するために(大笑)、朝からバタバタしたのです。
楽しかったけど、さすがに弱音器3時間踏みっぱなしで足がおかしくなりました(苦笑)。CD並みに上手ければ気兼ねせずバンバン弾けるけど、たまにしか弾かない素人のいかにも練習中、な腕ではどうしても遠慮がちにこそこそしてしまう小心者です(^^ゞ
見事な負け試合を眺めながら、これぞ1人を満喫な本日のデザート豪華2本立て(笑)。
久々ラ・パレットの新作ケーキです。
ヴァカンス。その名のとおり南国リゾートをイメージしたそうで、上の白いのはフロマージュブラン(レアチーズ)の中にパイナップルの果肉の粒が隠れています。
レアチーズがあっさりめで苦手な人にも食べやすく爽やかな味。これだけでも充分美味しいですが、下のタルトがめちゃ美味でした。ヘーゼルナッツとココナッツが練りこんだ生地はしっとりサクサク。ココナッツ好きにはたまらない味と食感です。
こちらはカリビアン。ラムレーズンのブリュレの下は抹茶のスポンジケーキというとっても斬新なコラボ。ラムレーズのブリュレはラムレーズンアイスがそのまんまブリュレになった感じでお酒もバッチリ効いてます。中に入っているレーズンがとにかく美味しい♪抹茶とラムレーズン?と思ったのですが、意外とこれがよく合います。
本日も美味しいスイーツをご馳走さまでした。
さて、今夜は『ハチワンダイバー』だ♪楽しみ〜〜。
震度0
2008.06.13 Friday
震度0 (朝日文庫 よ 15-1) (朝日文庫 よ 15-1)
横山 秀夫
先日から読み始め、先週末の旅行で一気に読了。面白いというとちょっと語弊がある気もしますが嵌ってしまい、もう一度再読してしまいました。
未曾有の大震災の朝、N県警の1人の幹部が失踪。事件か蒸発か?N県警最高幹部6人がそれぞれの利害と保身と野心をかけて震災そっちのけでパワーゲーム(権力闘争)を繰り広げる様を描く。
N県警と聞いて真っ先に長野県を思い浮かべてしまったのですが(^^ゞ、舞台は長野ではなくそのお隣の新潟県でした。
県警本部庁舎と県警幹部公舎という非常に限られた舞台を逆に活かし、狭い空間で広げられる腹の探り合い、エゴとエゴのぶつかり合いをそれぞれの視点から追いかけながら、同時に事件も解明していく展開は緊張感とスリルに溢れいてページを繰るのがもどかしいくらいでした。
それぞれかなり極端に性格付けされた幹部6人の言動の滑稽さに呆れながらも、目の前で展開されているかのようなリアルな描写にどんどん引き込まれていきます。
前半、随所に散りばめられた象徴的なシーンの謎が後半、パズルが組み合わさるように解き明かされていくのが痛快で、ストーリーを追うのに夢中でつい見落としていた台詞や言動を再読して発見して、緻密な構成に唸ってしまいました。
多分、もっと若い頃にこの手の小説を読んだならとにかく彼らの無責任さ、保身ぶりに腹が立つばかりだったと思いますが、いい加減会社勤めも長くなってしまうとここまで極端でないにせよ、どこかで見たような風景に妙な親近感と可笑しさがこみあげてきてしまい、心ではサイテーと思ってもどうも憎めません。
「背広姿で汚れもせずにあの現場へ辿り着くことはできない──私はずっと神戸の映像を見続けていたんです」
同じ日に起きた阪神大震災には、業務上携わらざるを得ないただ1人を除き誰1人目もくれず。次々と報告される恐ろしい数字は単なる数字の羅列でしかなく、映像さえも目の前を素通りしていく。それに罪悪を感じることさえなかった彼らが、初めてほんの少し現実を直視させられたと思うこのシーン。とても心に残りました。
登場人物同様、読者も、とりわけ当時遠くでテレビが伝える映像を見ているだけだった読者にも堀川が発した言葉の重みを感じさせずにはいられない場面です。
小説の中では阪神大震災は同じ日に起きた大事件として登場するのみで、実際のストーリーとは無関係なことに批判的な向きもかなりあるようですが、私は逆にその方がよかったと思います。
遠くで大惨事が起きていようとも、目の前の小事にしか関心が向けられない人間の愚かさを見事に描き切る様は痛快であると同時に、己を省みて胸が痛みます。
この小説の主人公は”情報”だ、というのがハードカバーに添えられた作者の言葉ですが、最後まで読み終えて納得です。確かに主要人物6人のうち誰もが主役ではなく、誰の視点からでも読めるようになっています。今回は何となく冬木目線で読んでしまったので、次は別の人の気持ちになって読んでみようかな。
それにしてもこの小説のラストページ後の彼らが猛烈に読みたいです。
タイトルどおり震度0のまま押し通すのか、それとも決定は覆されるのか、だとすればそれは誰が? そんなことを考え出すと止まらなくなります。
初さされ
2008.06.12 Thursday
先月から会社行事の為に、週1回和太鼓の練習に通っているのです。
最初は難しいし面倒くさいなぁと思っていたのですが、やってみたら案外面白く昼休みも仲間でせっせと練習に励んでます。
で、今週の月曜日。練習後に先生が「今日は天気がいいのでこのあとちょっと外でもう少し練習しましょ(練習場は次の方々が使うので時間が来ると仕えないのです)」とのことで外へ。先の練習で汗だくになった身体にひんやりとした風が吹き、半袖だったのもあって「寒い〜」と思っていたら、、案の定翌日風邪をひきました
特に昨日はかなりだるくて、夕食後に風邪薬を飲んで寝たおかげでかなり楽にはなりましたが、まだ喉がいがいがいってるが忌々しいです。
そんなわけで最近読んでとっても面白かった本のこととか、書きかけの記事は週末にでもゆっくり書きます。
と、これだけだとタイトルと全然関係なくなるので(^^ゞ
今日の夕食時、何だか足の甲が痒いなぁと思いつつ、片づけを済ませてよーく足を見たら、、なんと左足の親指が赤くぽっこり腫れているではないですか。この見覚えのある腫れ具合と痒みは・・・・。そう、早くも蚊に刺されてしまいました
まだ6月も半ば前&ウチの地域は入梅前なのに!
こんなに早く蚊に刺されたのは初めてかも。これもやっぱり温暖化のひとつの現われなのかなぁ。
それにしても痒い〜〜。ムヒがどんどん減っていく(苦笑)のに治まらないよ〜。
休日ランチ
2008.06.07 Saturday
観戦翌日はすっかり恒例となった日頃なかなか会えないお友達とランチ。
待ち合わせまでしばらく時間があったので、”食いだおれ太郎”に会いに道頓堀へ。
今、ちょっとした太郎ブームになっていると先ごろテレビ等で言ってましたが本当に太郎の前には沢山の人だかり。しかも皆、携帯やカメラを手にしてます(苦笑)。
なので私も太郎の見納め記念にパチリ。
先日はインディ・ジョーンズのイベントでドアラと共演したり、と露出が多いせいなのか、何となく太郎綺麗になってるような(^^ゞ
この日の毎○新聞に食いだおれ同窓会の記事が出ていて、その中で2代目店主の方が1985年のタイガース優勝の際、道頓堀川に投げ入れられそうになった太郎をしがみついて守ったことが載ってました。
カーネルサンダース人形を投げ入れてしまったことは有名な話ですが、太郎まで投げようとしていたとは・・・恐るべし(汗)。
その後はなんば高島屋をぶらぶら。途中で喉が渇いたので地下のジューススタンドで1日70杯限定のアメリカンチェリージュースをごくり。
さっぱりしてとても美味です。
デパ地下といえば、昨日行った阪神デパートの地下には1箱8500円の佐藤錦が売られていて、思わず家族と1粒いくらか計算してしまいました
今回のランチはなんばマルイ7Fにある和カフェチャノマ
お腹が空いていて写真を撮り忘れてしまいましたが、かなり美味しかったです。お店の雰囲気ものんびり落ち着ける雰囲気で混んでいても隣が気にならなりません。
遅れて来る友人が到着したので、場所を変えて今度は近くにある英国屋カフェへ。
英国屋に行くのはン十年ぶり。しかもなんばのこんな駅の近くにあるとは知りませんでした。
シフォンケーキセット900円。ちょっと高い気もしますが、ここのお店はセットの飲み物がメニューに載ってるどれを頼んでもOKなのです。
これはかなり嬉しい!なので迷わず大好きなロイヤルミルクティーを頼んでしまいました。しっかりした味でとても美味しかったです。
ケーキもしっとりしていて、生地を包んであるクリームも甘すぎず薄すぎず。
店内の調度品は英国屋らしく、全体的にアンティーク調。飾られていた桜が綺麗だったのでパチリ。
4人でわいわい話すうちにあっという間に時間が過ぎていきます。
いつもありがとう!また遊んでやってね。
ビバ・甲子園!
2008.06.07 Saturday
甲子園観戦から帰ってきました。
プチ・リニューアルした甲子園、すっごい見やすい&座席も快適だし、トイレも写真をとりたかったくらい綺麗で数も増えていて快適でした(^-^)。
お弁当の種類もめっちゃ増えてるし、アニキ弁当のところには黒生ビールも売ってるし(←そこかい!)。
肝心の試合もいい試合で楽しかった〜〜〜。
新井&ひーやんありがとう!!
詳しいレポはまた明日。今日はもう疲れたのでお休みなさいzzz
下でいただいたコメントのレスも明日しますねー。
阪神vsソフトバンク○5−2
2008.06.06 Friday
プチ・リニューアルした甲子園。写真では見ていたものの、どんな感じかなーと4,5号門から中に入ってびっくり!!
通路が階段がめちゃ綺麗になってます。お弁当を売るショップもすごく増えていてかなりお洒落な作りに。そういえば外にあるショップも綺麗に改装されてました。
そして何より注目(?)はトイレ。女性用はピンクになっている上に数が倍以上、しかも和洋どちらも取り揃えてドーンと並んでいるではないですか!?あまりの変わりように写真を撮りたかったのですが、どうしてもトイレが無人にならず(当たり前です)断念しました(^^ゞ
さて、肝心のスタンド。今回、数年ぶりに1塁側の席を購入できたのですがやっぱり1塁側はいいですね。トラッキー&ラッキーも沢山来てくれるし、試合後はひーやんのサインボール投げ入れもあってとても楽しかったです。
ま、甲子園はどこで見ても最高に楽しいんだけどね。
ってスタンドの話しに戻すと。何と言っても一番の違いは広い&ドリンクホルダーの設置。これまでは試合前、中、後問わず席から移動しようとすると列のお客さんがみんな立たないと通れないくらい狭かった通路が改装により格段に広くなりました。当然、座っているときも膝が前の席につかえず快適です。少し体が大きな人だと窮屈でかなわなかった席そのものもゆったりした大きさに変更。そして傾斜がかなりついたのか、前の席に多少座高が高い人が座っても気にならないくらい見やすくなりました
今回、かなり上の方の段でしたが、全体がよく見渡せてとても見やすかったです(^-^)v
そんなあちこちに「うわー」と思う箇所がいっぱいの中、中ではホークスの選手が練習中。今回、南海時代の復刻ユニを着用するというのを知らなかったのでシンプルなあのデザインを着た選手達が遠めに何だか高校球児のように見えてしまい、一瞬試合進行を手伝いに来た地元の高校生かと思ってしまいました(苦笑)。
しばらくするとホークスの練習も終わり、我らがタイガースの選手が登場です。
ある一定以上の年代の方には懐かしすぎる南海ホークスのユニを着た小久保。あぶさん(笑)や門田さんが着ていた記憶が・・・。
甲子園での試合では99.9%くらいの割合で黄色い軍団が占めてしまうのですが、今日は復刻ユニの日だったのもあってか、1塁側にもちらほらよく見るとFDHのキャップを被ったおじさんの姿が見られました。
レフトスタンドの応援は凄かったです。応援歌が聞き慣れたホークスのものではなく、当時のものを演奏していたそうで。まとまり方が半端じゃなく、しかも楽器隊も上手かった!!
しみじみとそういえば南海って大阪やったなぁと今更ながら思い出してしまいました。
交流戦ならではのバックスクリーンに翻る5本の旗が何だか嬉しい♪
ホークスの練習時間が終わりにさしかかると、トラッキーも準備運動開始です。トラッキー半端じゃないくらい体が柔らかく、この後お手本にしたいくらい綺麗な180度開脚や見事な前屈運動などを苦もなく披露してました。
鳥谷、秀太、関本、フジモンの並びがなんか嬉しかったのでパチリ。
練習時間も終わり、いよいよ本日のスターティングメンバー発表。トラッキーにも気合が入ります。
各選手のコールに合わせてスイングするトラッキー。なかなか決まってます(?)。
外野で御馴染み連続バク転も披露し、スターティングメンバーの発表も終え、いよいよ試合開始に備えトラッキー&ラッキーも愛想を振り撒きながら退場。
試合の方は表題のとおりタイガースが見事な逆転で快勝
頑張っていた岩田に勝ちがつかなかったのが少しだけ残念だったけど、今年は上園か岩田が見たいっと思っていたので望みが叶って大満足でした。
バルディリスの華麗な守備にはホント目を奪われました。負けじと頑張った関本もよかったです。
先月の地元での試合に続いて新井のホームラン&ひーやんの一打が見られたのも最高に嬉しかった。監督ではないけれど、8回裏のあの場面で高橋に代わって代打の代打桧山が告げられた瞬間絶対に打ってくれる、と思いました。地元でも体験したわっしょいわっしょいの盛り上がりもやっぱり甲子園では違います。チームの勢いもあって楽しすぎてどうにかなりそうでした
念願だった甲子園での球児も見られたし。出てきた時の歓声は本当に凄かった。今日は調子も良さそうで、前回以上にキレのある球にただただ凄いなぁと魅入ってしまいました。
最後2ストライクと追い込んでの松中の打席。空振り三振ー!と思った半数以上のファンが風船を飛ばしてしまい、でもよく見たらファウルだったのには大笑い。「もう風船のうなってしもたやんかー」と嘆くおっちゃん達が可笑しいやら可愛いやら。最後は本当に望みどおり三振で締めくくってくれて風船の代わりに皆でバンザイ。最高に楽しい試合でした!
贅沢を言えば、林ちゃん&藤本も見たかったなぁ。でも、練習やコーチャーズボックスで見られたので満足です。
違う意味で面白かったのはフォード。周囲のおっちゃん、お兄ちゃん達のフォードへの観察眼が鋭すぎて、ライト方向へ打球が飛ぶたび声援(というか愛溢れる突っ込み、励まし)の台詞に大爆笑。無事、補球した時の喜びようは自分でもおかしくなるくらい釣られて大げさになってました。
でも、実際フォードの動きはいらん心配をしてしまうような部分がありすぎて。これからテレビでもつい彼の動きに注目してしまいそうです(苦笑)。
そんなわけで去年に引き続き今年も気持ちよく六甲颪を歌って帰りました。六甲颪といえば、今年は2番と3番の間の間奏で強い強いぞタイガースという合いの手を入れている方が沢山いて、そんな仕様になってるのかーと驚きでした。
「来年また弱くなったらどうするの?」といらぬ心配をする家族に「そんなん、省いたらいいだけやん」と返しておきましたが(^^ゞ、次から次へと新しい遊び心を発揮する虎党の皆様素敵すぎです。
今年も楽しすぎる1日をありがとう!!
今井の親子丼
2008.06.06 Friday
今日は待ちに待った甲子園観戦。
金沢は朝から雨でしたが、大阪・兵庫方面の予報は
予報どおり、滋賀にさしかかった辺りから空がぐんと明るくなり、終点の大阪ももちろん晴れ。でも、思ったより暑くなく快適です。
毎回、お昼ご飯をどこで食べるかが悩みのタネでしたが、今回は「美味しいうどんが食べたい」という家族の要望があったので事前にネットで調査済なので楽ちん。
大阪でうどんと言えば、ココでしょう。道頓堀今井
でも、道頓堀まで行くのはちょっとアレだなぁ、と思っていたところに中之島のリーガロイヤルホテル大阪の地下にも出店があると知り迷わずそちらを選択しました。大阪駅から無料シャトルバスでリーガロイヤルホテルへ。
10分弱で到着〜。リーガロイヤルホテル、といえば旧・大阪ロイヤルホテル。子供の頃家によくあった『暮らしの手帖』の中にロイヤルホテルの家庭料理というコーナーがあり、美味しそうな料理の数々にいつか食べてみたい、とずっと思っていたのです。
そんなリーガロイヤルホテル大阪、当たり前ですがめちゃくちゃ豪華です。
地下に降りてお店を探すものの、何せ全員初めてなのでどこにあるのかちっともわかりません。決して値札が書いていない、ものすごーく高価そうな洋服、カバン、アクセサリー、紳士服etc.のお店を横目にキョロキョロ。
奥の筋の通りにようやく発見。
お昼時なのでけっこうお客さんが沢山います。全体的に年齢層は高めです。
事前にお店を調べた際、これは絶対食べたい!と思った親子丼を迷わずオーダー。
上に生卵をそのままとろーりと載せるのが普通なのですが、生卵が苦手なので全部しっかりとじてもらいました。
鶏肉がやわらかくて、じっくり煮込んだのがよくわかります。たっぷり入っている葱は逆にシャキシャキです。関西風のお出汁がしっかり効いていてとっても美味しい!お吸い物付きで1,350円(だったかな)と関西の丼にしては、かなり高級なお値段なので、そりゃー美味しくなきゃサギでしょと思うのを差し引いても美味しいです。
量も多すぎず少なすぎずしっかり満腹〜。最後に途中何杯も注いでくれたものとは違う大きな湯のみでもう一度あったかいほうじ茶がたっぷり出てくるのも嬉しい。
この味なら、機会があれば今度は本店の方でもう1回食べてみたい、と思いました。
誰も注文しなかったけど、野菜がたっぷり入った”そばサラダ”もとっても美味しそうで、もっと暑い時期なら迷わずオーダーしたい1品でした。
帰りは散歩も兼ねて大阪駅までてくてく徒歩。風が吹いていてとても気持ちがよく、淀川もけっこう綺麗になったなぁーなんて思いながらすぐ近くを通ってみたら・・・。随分マシになったとはいえそこはかと匂いが漂い、たもですくったら色々細かいものが沢山取れそうでやっぱりそんなに綺麗じゃなかったです
水玉のカゴバッグ
2008.06.05 Thursday
月曜日に音楽堂へ行く前に夕食の為、立ち寄ったフォーラスでひと目ぼれして購入してしまいました。
アクアガールのカゴバッグ。あまり大きくなく、手で持つタイプのカゴがほしいなぁと先日から出かけた折にちょこちょこ物色していたのです。
持ち手の部分がスクエアカットになっているので、肩からかけることもできます。
無難なベージュの小さなリボンがついたものも使いやすそうで、どっちにしようか迷ったのですが、あまりの可愛さにせっかく買うなら冒険だ!とわけのわからない決意でこちらにしてしまいました(^^ゞ
中は巾着タイプになっていて、鍵などを入れる小さなポケットもついています。巾着にもピンクのドット模様があるのが嬉しい♪
カラフルなカゴのおかげで、今年の夏はお出かけするのが一段と楽しくなりそうです(^-^)。
さて、明日はいよいよ待ちに待った年に一度の甲子園観戦。
心配された天候もどうやら大丈夫のようでほっ。鞄に荷物をつめながら新しく憶えた応援歌の復習もすませ、準備はバッチリ。
明日もいい試合が見られますように
昨夜の中日vsロッテ戦。
和田さんの見事なパフォーマンスに思わず朝から爆笑してしまいました。
テレビ局も面白がってリプレイしてましたが、プレーそのものもさることながらあの表情がいいですね。
マリスタ特有の薄暮のせいらしいですが、中日にとっては宇野さん以来の後世に残る(?)珍場面かも。
一生懸命プレーしている選手には悪いけど、こういう楽しいエラーならもう1回見たいなぁ、なんて。
ブルーノ・レオナルド・ゲルバー ピアノリサイタル2008
2008.06.03 Tuesday
昨夜は会社帰りにブルーノ・レオナルド・ゲルバーのピアノリサイタルを聴きに音楽堂に行ってきました。
GW中のラ・フォルジュルネでロシアの若手ソリストによる『ハンマークラーヴィア』の演奏会があり、なかなか普段のコンサートでは聴けない曲目なので行きたいなーと思いつつ、マニアックな演目だから音楽祭が始まってからチケットを買えば大丈夫だろうと思っていたはずが。オープニング・ガラの時点で売り切れ。がっかりしたところに目に入ったのがこの日のコンサートの予告。
ベートーヴェンの有名ピアノソナタばかりの演奏会も珍しいし、同じベートヴェンつながりでこっちでもいいか、と軽い気持ちで購入しました。
後で調べてみたところ、ゲルバー氏はベートヴェンの弾き手としては第一人者的な方で世界各地で絶賛されているピアニストでした
今回は日本ツアーで全国各地で公演が行われているようでプログラムはAとBの2パターンがあり、金沢はBパターン。
1部が『月光』『ワルトシュタイン』休憩を挟んで2部が『悲愴』『熱情』
ちなみにAパターンは月光の代わりにテンペストになってました。
テンペストもいいなーと思いましたが、実際の演奏を聴いた後ではBパターンでよかった気がします。
これだけ並ぶと聴くほうはもちろん、弾き手の体力を心配してしまいそうなラインナップです。
名前から勝手にゲルバーさんはドイツ人だと思っていましたが、プログラムを見るとアルゼンチン出身でした。写真の風貌も実物もとってもアルゼンティーナの香りが漂う方でした。
ゲルバー氏の演奏は、テクニックや曲想の付け方も色々凄かったですが何と言ってもびっくりしたのは左手の音量でした。あんなに左手がよく聴こえる演奏は初めて聴きました。あまりに左手の音量が大きすぎて、時々右手が奏でる主旋律が消されてしまいそうになるほどでした。
どの曲も全体的にテンポはゆっくりめ。特に月光の第1楽章はかなりどっしりした感じで、かといって重すぎず。
この曲に限らず弱音の美しさは圧巻でした。バーンと弾いた時の迫力も流石でしたが弱音の繊細さが微妙に曲ごとに違っていて、それぞれ情景が目に浮かぶようでした。
『ワルトシュタイン』もゆったりしてしましたが、3楽章の倍速になる部分は逆に驚異的な速さで凄まじかったです。
4曲のうちでは『悲愴』の2、3楽章がいちばんよかったかな。
2楽章は本当に美しく、落とした照明と相俟って心がほっとするようなひとときに思わず浸ってしまいました。改めてこの曲のよさを再認識しました。
ただ、子供時代に患った病気の影響(?)で足が悪いせいか、ペダルを殆ど踏みっぱなしのため、音数が少ない時はいいのですが、月光や熱情の3楽章のような曲では前の音が残ってしまい、どうしても音がだんご状態に濁って聴こえるのがもったいなかったです。
スタオベしている人もちらほらいたので、概ね期待通りの演奏会だったのだと思いますが個人的には、、素晴らしい演奏だけど好みじゃなかったなぁ(大汗)。
上に書いたペダリングのおかげで音が濁ってしまうのがどうしても馴染めず、この曲のこのフレーズ、おかずが生音で聴きたいのにぃぃという欲求不満が残ってしまいました。
ところどころ散見したミスタッチは、彼が紡ぎだす世界の前ではまったく気にならなかったのですが。音の響きだけはやっぱり合わなかったです。
「熱情」のラスト、クライマックスでの行進曲風なメロディーは左手とペダルの濁音に消されて殆ど聴こえなかったですもん。
ショパンやドビュッシーはペダルたっぷりの方がいいけれど、ベートーヴェンくらいまでの時代の曲はペダルは必要最小限で抑えてくれた方が好きです。あれだけの超絶テクニックがあれば、ペダルが殆どなくても滑らかな演奏になると思うんだけどなぁ。。
と、愚痴で終わるのはアレなので。今回のリサイタル。照明が普段の演奏会と違い全体的に落としてあり、天井の客電がオブジェのように見えるのが雰囲気バッチリでお洒落でした(^-^)。
時間の流れに身をまかせると
2008.06.01 Sunday
4月から毎日CSで放送されている『風と雲と虹と』を見るのが夜の楽しみです。物語が盛り上がってくるにつれ、主役以外の人も誰が誰か区別がつくようになり(苦笑)、主要人物以外の方にも愛着が沸いて来ます。
そのうちの1人、平貞盛の家臣・侘田真樹(わびたのまき)が最近のお気に入り。いい主人、この人にならわが命かけても…とはお世辞にも思えない主人に仕え、色々思うところはあれど、ぐっと堪えて仕える1本筋がどっしり通った人柄に惹かれ。彼が登場するのがすっかり楽しみになりました(^-^)。
そんな真樹を演じているのが藤巻潤さん。なかなか男前な風貌とがっしりした体格で、何となく大昔の特撮で活躍してそうなイメージを勝手に持ち(^^ゞ、どんな作品に出ている人なのかなーと検索をかけてみたところ。。
出てきたのは♪アデランス〜 のCMでお馴染みの写真。
ガーン!! アデランスのおじさんだって見方によっては充分渋くてカッコいいとは思うのですが、この真樹さんのン十年後はあぁなるのね、と思うと(泣笑)。時の流れの残酷さをしみじみと実感してしまいました。
将来がアデランスのおじさんであっても、真樹さんの良さが色褪せるわけではないし、貴重な若かりし頃の凛々しい姿を拝見できたことを喜ぶことにします。
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