デススパイラル
2009.01.31 Saturday
1月もあっという間に終了〜。
ついさっき、ネットニュースで長野で起きたはずれた宝くじに当たりの番号を張り付けた券を換金しようとして御用となった男性の事件を読み、不謹慎と思いつつ笑ってしまいました。
気持はすごーくわかるんだけどね、普通やらないよなーと。でもその手口のあまりにのチープさがなんか憎めないというか。久しぶりにニュースで和んでしまいました
「ため息をひとつつくと幸せがひとつ逃げる」とは、とあるドラマにあった台詞ですが。初めて聞いたときから妙に心に残っていて。その理論で行くと、この半月くらいで一生分の幸せが逃げて行った気がします(爆)。
最近、気がつくとというか無意識のうちにため息ばかりついていて、かなりどころか大いにやばいよ、とさすがに思ってきました。
数年前、スポーツ観戦やライブだのとあちこち飛び回る私を見て、「いいなー私も他に何か楽しみ見つけよう」と言っていた友人が、今度はびっくりするくらい充実した日々を送るようになり、今度は私がそんな様子を見て同じことを思ってます(苦笑)。
いや、アンタは今のままでも充分楽しそうにやってるのに、まだ足りないの?と突っ込まれそうですが。
明日からはいよいよキャンプインだし、いい加減気持ちを切り替えなくちゃ。
あ、タイトルは深い意味はなく。フィギュアスケートのペアの要素のひとつです。リフトやスロージャンプなどペアには他にも色んな大技がありますが、なぜか昔からこのデススパイラルが好きなんです。あの独特の形、こう氷上すれすれに一見投げ出されたように見える女性と真中に立つ男性で作るあのラインが何とも言えずいいなーと見惚れてしまいます。
ユーロも全米も終わり、来月は四大陸。あまりにも世代交代が激しすぎる今季は、どうも楽しさより切なさの方が先に立ってしまって……。っていかんいかんまた負の連鎖が(大汗)。
とりあえず虎の子達とクドちゃんが怪我なくキャンプを乗り切れますように!!
万能ワクチン
2009.01.30 Friday
今朝のテレビで毎年猛威をふるうインフルエンザの万能ワクチンの開発に成功した、という話題をやっていたので興味をひかれて見てみると。
インフルエンザには香港A型、ソ連A型といったいろんな種類がありますが、これはインフルエンザのウィルスを球体を考えるとその周りにつく突起物の形状によって●×型という名前をつけていたそうで。各ワクチンはその突起物の部分に対して効くように開発されていたため、このワクチンはソ連型には効くけれども香港型には無効。といった課題がどうしても出来てしまう。ところが、このウィルスの中核にあるタンパク質の種類はどのタイプもすべて同じであることから、この中核のタンパク質に対抗するワクチンが開発されれば、どのタイプが流行しようが1つのワクチンで対応できる。
ということで、今回ようやくその万能ワクチンの開発に成功(ただしあくまでもマウス実験の段階)したというもの。
私のへたくそな説明ではすごくわかりにくいと思いますがテレビでは図解されていて、ほーウィルスってそういう風になっているのか、となかなか面白かったです。
丁度、インフルエンザが各地で猛威をふるっていて、しかも季節始めに大量に出回ったワクチンが効かない、と言われていただけにこれは朗報、と思ったら、、人体に有効なモノとして使えるようになるには最短でも5年はかかるそうで。画期的な快挙とはいえ、道のりはまだまだなのか、と少〜し残念でした。
なんとかは風邪をひかない、というとおりそろそろ周囲でもインフルエンザが流行し始めているものの、私自身は今のところひきそうにもなく。かかったらその時はその時。業界全体ではどんどん週休3日の通知が来る中、暇でもなぜか土曜・祝日出勤(プチ怒)な会社が休めるからそっちの方がいいや、なんてちらっと思ったり(苦笑)。
小さな心くばり
2009.01.25 Sunday
今日は朝から雪。いっこうに降りやまない雪に寒いよ〜と思いつつ、整体に出かけた帰り道、所用で小出に行ったところ。
駐車場に車を止めると店先から店員さんが傘を手に出てこられ、車からお店までの短い間すっと傘をさしかけてくれるではないですか。
こちらはコートなどを着込んでいるのでいいのですが、店員さんのほうはお店の制服のままで寒いでしょうに。申し訳ないながらもちょっとしたその心づかいがとても温かく感じました。
おまけに今日は此の木倶楽部会員にお菓子と抹茶サービスデーだったので、作りたての生菓子とお抹茶をあったかい店内で美味しくいただきました(^-^)。
初春というピンクと緑と白の練生地に白あんを包んだ優しい甘さのお菓子で、食べてしまうのがもったいないような綺麗な形で。携帯で写真を取り損ねたのが残念です。でも、あの雰囲気の中で写真を撮るのはかなり勇気がいったかも(^^ゞ
昨日の深夜見た友人が送ってくれた(感謝!)SOI東京公演の感想を書きにまたあとで来ます〜。
凹んだり浮上したり
2009.01.24 Saturday
毎月、月初めは今月こそはちゃんと日記を書こう、と思うのですが。必ず中盤になると息切れ
今回も気がつけば1週間ぶりです。
会社に行ってる間はけっこう気が紛れて、今日こそは家に帰ったら、、と思うものの。結局いざ、机の前に座るとどうでもいいことで時間を潰してしまい、日々が過ぎていきます。
今日も冬ごもりをしたのはいいものの、足もとに置いたストーブとひざかけがあまりに心地よく。結局転寝でつぶれてしまいました。
何だかダメダメ街道まっしぐらだなーと。気晴らしに出かけたりとかそういうのでもすればいいんだろうけれど。このご時世ではそういう気にもあまりなれず。ぐるぐるロクでもないループを繰り返している感じです。
そんなわけで1月ももうすぐおしまい。2月からもうキャンプじゃない?と先日気がついて愕然としてしまいました。
そういえば、数日前の地元紙の夕刊に「プルシェンコ復帰」というのが囲み記事で大きく報じられていました。紙面を開いた瞬間、思わず「うわっ」と大きな声をあげてしまい、家族に「どうした?」と聞かれ必死に何でもない、と記事を隠してしまいました(笑)。別にやましいことは何にもないのに(^^ゞ中身は先日の名古屋のショーで「バンクーバーで会いましょう」宣言をしたことなどが書かれていて、まぁ今更な感じですが。体重増のことなど大きなお世話(でも、事実だしね 苦笑)なことまで書かれていたのが何とも。
未だに話半分くらいの気持ちで、でも復帰してくれればもちろんものすごく嬉しいですが。来季はもう五輪だなーと思うと月日の流れの速さをしみじみ痛感してます。
カイロはぬくくない??
2009.01.17 Saturday
今週ずーーーっと続いていた寒波もようやく一休み。
今日は午後から美容院に出かけた帰り、お散歩も兼ねて高岡町から増泉までてくてく歩いたら、ものすごい厚着していたせいもあって、真冬なのにじっとり汗ばんでしまいました
ところで、今週は寒いので会社のブラウスの下にセーターを着込んで更にその下に貼るカイロを貼る、というハタから見れば「どんだけ寒がりやねん」と呆れられそうな風体で過ごしたのですが。この貼るカイロ、とっても寒い時はあまり役立たないということを発見しました。
というのも、カイロを背中もしくはお腹に貼っていたのですが、背中はけっこういい感じでぽかぽかしてくれるのですが、お腹に貼ると、貼ったその部分だけは暖かいものの、脇腹や背中など他の部分がやけにすーすーして逆に寒い有様。これは実によろしくなかったです。
来週は脇腹に貼ってみようかな。ってカイロの効果的な使い方を追求してどうするって感じですが。せっかくなのでこの際、いろいろ試してみたいと思います。
今日は1月17日。もうあれから14年もたってしまったんだなぁ、としみじみしています。少し前から震災についての特集記事が紙面にも掲載され、毎日うるうるしています。こういうの本当にダメなんです。
幸い身近な友人・知人が亡くなるということはなかったですが、あれで人生が変わった友もいて。そんな風に変えることが出来た彼女が羨ましくもあり。
忘れる、ということは時に幸せなことでもあるけれど、決して忘れてはいけないこともある、ということを毎年思い出させてくれる、私にとってはそんな日のひとつです。
メディアが伝えないこと
2009.01.14 Wednesday
今冬こそはスノータイヤは不要かも、という甘い考えを見事に打ち破ってくれている今週。と言っても全然大したことはないですが。でも、寒さだけは容赦なく、毎日寒くて夜中に目が覚めてしまってます。
とは言っても昔に比べれば大したことないんだけどね。年々寒さに対して弱くなっているようです
日本に暮らしていると、殆ど他人事になってしまうのが怖くもあり、悲しくもありますが。今週からまたガソリンが値上がりしたことで思い出した方もおられるかもしれません。
いつやむとも知れない、遠い空の下での悲しい出来事。
ますます先の見えない状況になってきたこの国では、そんなことにまで心を配る余裕は難しくなってきたかもしれないけれど、目を背けることだけはしたくないなと思います。
昨年見た映画『パレスチナ1948 NAKBA』の広河隆一氏によるパレスチナからのメッセージです。興味がある方はぜひ読んでみてください。
テレビや新聞が伝えないことが少しは見えてくるかもしれません。
DAYSから視る日々
あんみつ姫2
2009.01.11 Sunday
楽しみにしていた「あんみつ姫2」。
こういう企画モノの第2弾って、期待が大きすぎる分2作目はいまいちかなぁと思うことが多く。今回のもすんごく楽しみだけど、期待しすぎたらダメダメと気持ちを抑えつつ、でも今日は「ちびまる子ちゃん」からテレビの前に座る気合いの入れようで(苦笑)。「サザエさん」十年ぶりくらいに見ましたが、波平のジーンズ姿が見られて得しました(笑)。
で、その「あんみつ姫2」面白かった〜〜〜。
竹内力のはっちゃけぶりが凄すぎて、しかも登場するたびにツェッペリンの「移民の歌」がかかるのが余計可笑しくて。誰だ?竹内氏にあの役やらせようと言ったのは(笑)
音楽といえば彩姉さんの”ジェラシー”の踊りも素敵でございました。
井上真央ちゃんの太刀さばき(であってるのかな)、HPに特訓したとありましたがホント上手でした。上手って言ったらなんか失礼だけど、こうただ振り回してるって感じじゃなくて流れが綺麗で感心してしまいました。
甘栗くん、子供は成長が早いから1年たってすごーく大人顔になってたら寂しいなぁ、なんてちょっぴり心配でしたが相変わらず可愛い
あの泣き顔は反則です。いじらしすぎて涙腺が緩みっぱなしでした。
ちまきちゃんはもしかしなくても去年のおはぎちゃんと同じ子かな?
あとかがみ餅の助の人がカッコよかったな。ラストのかみしも姿なんて似合いすぎてて笑顔が爽やかで素敵です♪
さて楽しみにしていた金つばのリュウさん。
しょっぱなから登場してくれるわ、去年より出番が増えてるわで楽しすぎる2時間弱でございました。心なしかメイクも去年より更に濃くなってるような??加えて今年は市蔵さんも入ってる?と。葉っぱで刺すシーンなんかモロ市蔵さんだーと大喜びでした。立ち回りもけっこうあったし。贅沢言えば敵がもっと強いと見ごたえあってよかったけど、毎回のように立ち回りを見せてくれただけでも満足満足。
竹内さんとの濃すぎる対決では豪華サービスショットもあって、今年もこんなに美味しくていいのだろうか?といらん心配をするくらいでした。
わーい今年も楽しかった〜〜と思っていたら、、なんとエンディングで踊っているではないですか!?
踊る京本さん、もしかしなくてもはるちゃん以来?? 踊る姿が気になって気になってエンドロールがまともに見られませんでした(苦笑)。
なんか他にもいろいろありますが、きりがないので今年も楽しかったなーということで。
今、本当に世の中が暗いので(ウチの会社もひたひたと暗〜い話が忍び寄ってきてるし^^ゞ)、久しぶりに純粋に楽しい話を見てかなり気持がすっきりしました。やっぱりスマイルは大事だね。
土曜8時のお楽しみ
2009.01.10 Saturday
今週の楽しみ、といえばなんといっても明日の夜放送の『あんみつ姫2』ですが(^-^)。
それとは別にこの1月から毎週土曜8時がものすごーく楽しみになりました。
というのもNHK-BSハイビジョンで「刑事コロンボ」の放送が始まったのです
90年代くらいまでは定期的に金曜ロードショーで放送してくれていましたが、21世紀の声とともにそれもなくなり。(ま、もともと古い作品だしね)寂しさに追い打ちをかけるように、昨年の終り頃にコロンボことピーター・フォーク氏がアルツハイマー病で家族の顔もわからない状態である、という記事が新聞にも出てものすごくショックだったのです。
なので今回の放送がとても嬉しく。しかも、土曜8時というのがNHKやるじゃん、という感じで。そんなわけで先週3日に久々に再会(?)したコロンボは初期の作品というのもあって、びっくりするくらい若く。
電話や車など色んな小物が今となっては骨董品に見えますがそんな部分も懐かしく。3時間たっぷり堪能しました。
特に2本目の「歌声の消えた海」は、船の上ということで普段は見られないコロンボの姿がたくさん見られて得した気分でした。
劇中流れた歌がビールのCMにも使われている曲で、この歌ってこんな古い曲だったの!?と意外な場所での思わぬ発見にびっくりでした。
さらにその上、何気なく見ていたら、、突然流れた「只今から防災訓練を行う。総員ただちに準備にかかれ」というアナウンスの声がどう聞いても古代進(爆)。気になったのでラストの声の出演で確認したら、やっぱり本当に富山敬さんの名前がありました。時代的にブームの頃だったんでしょうか。30年以上たって気づいたNHKの遊び心ににやりとしてしまいました。
今夜の「指輪の爪あと」も面白かった〜。確実に何度も見ているはずなのに、すっかり筋を忘れているので再び楽しめて得した(?)気分です。
根が単純なので、こういう風にまんまと犯人が引っ掛かってくれての解決はこちらもしてやったり、という気分を味わえてすっきりします。
「構想の死角」みたいなのは、えーあれで逮捕になるの?ともやっとした気分が残るのでちょっぴり苦手です。
しかし、このラインナップ。次は何が来るのかまったくパターンが読めません。久しぶりに「自縛の紐」「死者からのメッセージ」や「策謀の結末」が見たいけれどそれは無理かな。
来週はシリーズ中でも特に好きな「権力の墓穴」なので楽しみ〜〜♪
ニューイヤーコンサート'09
2009.01.09 Friday
明日書くと言っておきながら結局2日後になってりまいましたが
7日の水曜日はオーケストラアンサンブル金沢のニューイヤーコンサートに行ってきました。
今年最初の公演はオールベートーヴェン。
今年日本各地で公演を行う若干20歳のピアニスト、アリス=紗良・オットさんによるピアノ協奏曲『皇帝』&この日の公演が3月29日にNHK教育テレビでOAされる、ということもあってか(?)会場は超満員。
まさかこんなに人がいると思ってもみなかったのでびっくりでした。
新年最初の公演ということで、開演前に楽団役員諸氏のステージ上からごあいさつがあったり、音楽監督の井上道義氏の新年らしい楽しくもありがたいお話も。
1曲目はエグモント序曲。
新年にふさわしく華々しい幕開けだったのですが、、いつにない大入り満員の熱気&仕事帰りの疲れですっかり睡魔に襲われてしまい殆ど記憶がありません。それだけ気持ちよかったということで(逃)。
2曲目は本日のメイン。
アリス=紗良・オット さんとの共演によるピアノ協奏曲第5番『皇帝』
1曲目が終わって井上氏が「次は若干20歳のピアニストが登場です」と紹介したとおり、若い!綺麗な黒髪にシルバーベージュのドレスが眩しい。写真で見てもとびっきりの美人ですが、実物も遠目にも綺麗、可愛いとわかるほど。
演奏は意外にも(?)割とオーソドックス。若いし外国の方なので勝手にもっとこう、迫力満点の演奏を期待していたので、こういう演奏をする人なんだーと軽い驚きでした。
超絶技巧の持ち主らしく、タッチが軽いので音が綺麗です。
ベートーヴェンは、モーツァルトに比べて「運命」や音楽の教科書などに載っている写真などから気難しく頑固、暗いイメージをもたれがちですが、明るく煌びやかなフレーズの組み立て方が本当に素晴らしいよなぁ、と彼女の演奏を聴きながらしみじみしてしまいました。
華やかなフレーズがお正月らしいというか、とってもめでたい気分にさせてくれます。
拍手に応えてのアンコールは、彼女自ら紹介した リストの超絶技巧曲「ラ・カンパネルラ」。
こういう聴き映えのする超有名難曲をアンコールで弾くってさすが若いな〜と。タイトルを告げられて、近くの席のあちこちから小さな歓声があがってました。
確かリストの全曲集CDを最近出したと新聞に載っていましたが、先ほどのベートーヴェンとは打って変わり、水を得た魚のごとくのびのびと個性的な演奏でした。もう笑っちゃうくらいの超人的なテクニックで軽々と弾きこなす様はさすが。最後はこれでもか、というくらい超絶技巧ぶりを見せつけて聴衆の度肝を抜いてました。
2曲通して思ったのは、うーん私にとっては浅田真央タイプだな、と。技術はものすごいけどこう胸に迫ってくるものがない。すみません、こればっかりは好みなので。去年聴いた小山実稚恵さんの方が私は好きです。
10年くらいしたら、また聴いてみたいです。
2部はOEKの定番中の定番、いまやベートヴェンの交響曲では「運命」に次ぐ有名になったかもしれない(?)交響曲7番。いわゆるベト7。
この日のベストはこれでした。いつもやっているだけあって、聴かせどころも手慣れたもの。安心して純粋に楽曲を楽しむことができました。この日は特にファゴットが◎。2、3楽章の木管メインの部分は聴き惚れてしまいました。
先月のメサイア公演で期待したラッパは、2人の音色が微妙に溶け合ってなくてちょっぴり残念でした。
いい演奏だったけど、ラストに「ブラボー」の掛け声がこの日はなく。思わず母が漏らした「今日はブラボーおじさんがいないから、ちょっと締まらないね」に苦笑しつつ同意してしまいました。せっかく全国放送するのだから、こっそり休憩中に会員席付近だけでもお願いしておけばよかったのにねーなんて余計な御世話な会話を交わしてました。でも、あえて何もないのがシャイな金沢人らしいのかも(笑)。
今年最初のアンコールは何かな?と密かに楽しみだったアンコール。
なんと井上氏とN響がらみ(この部分、よく聴き取れませんでした)で去年の大河ドラマ”篤姫”のテーマ。
未見だったので当然テーマも初めて聴きましたが、いかにも大河らしいフレーズに「この辺で出演、ここら辺は方言指導とか時代考証とか、ここは演出、制作」等勝手に字幕を想像しながら(笑)楽しませてもらいました。
冒頭の井上氏の挨拶にもあったとおり、先の見えない不況で今年は何回足を運べるのかわかりませんが、とりあえず3月の神尾真由子との共演が今から楽しみです♪
はかないもの
2009.01.07 Wednesday
今夜はOEKのニューイヤーコンサートに行ってきました。
今日の演奏会は3月に教育テレビで全国放送されるのに備え、宣伝などお客さん集めに奔走した成果なのか?ステージの上や、パイプオルガンの前にも臨時席がつくられる大盛況でびっくりでした。あそこまでお客さんが入ったのを見たのはラ・フォルジュルネ以来かも。おかげでトイレも行列、帰りも人でいっぱいで。日頃いかに空いているのか実感しました(^^ゞ
公演の感想は明日また改めて書きますが。
帰宅後、入浴するためにコンタクトを外そうとしたら……。左目がどれだけ探してもない!なんか今日は朝から見づらいな〜と思っていたら、朝から入ってなかったのですね。多分、朝入れる時にうっかり流してしまったのでしょう。
このコンタクト、昨年12月に角膜炎で眼科に行った際、5年も使っているなんてとっくに寿命だから新しくしなさい、と言われ変えたばかりだったのです。視力も測りなおしてこれは快適快適〜と喜んでいたのに。
しかも、先の見えない不況の折、これも大事に5年は使おうと思っていたのに〜〜(しくしく)。
車をぶつけたりとかそういうのでないだけマシなのかもしれないけれど、かなりショックです。うーん今年も先が思いやられるなぁ。
仕事始め
2009.01.05 Monday
今日から仕事始め。今年はお正月休みがまるまる8日間と長かったため、すっかり頭がぼけぼけになってしまい、年末にお客様と話していた内容も、「はて、なんだったっけ?」と電話口で思い出すのに数秒沈黙してしまいました(苦笑)。
今日は朝から年始回りで入れ替わり立ち替わりいろんな方が来られたのですが、そんな中外注先から「12月で廃業しました」という電話もあったり。家族が勤める会社の取引先では3月まで週4日営業(出勤日数が少ない分はもちろん賃金カット)というところもあるそうで。帰宅していきなり「お前んとこは大丈夫か?」と聞かれびっくりしてしまいました。
テレビのニュースも新聞も派遣社員の年越しの話題が大きく扱われていて、新年早々すっかり重苦しい空気に取り囲まれてしまってます。
でも、先ほどお気に入りのブロガーさんで「ものごとを良い方向に考えると脳が活性化する」ということを目にしたので、ここはひとつそれを信じて実行してみようかな。
12人の怒れる男
2009.01.03 Saturday
毎日お休みっていいなー(笑)としみじみ噛みしめつつ、休日もあと残り2日。今日はシネモンドで『12人の怒れる男』を見てきました。
お正月なので軽くハートフル・コメディの『僕らの未来へ逆回転』もいいかなと思ったのですが、時間が合わなかったのと予告編を見た限りでは涙腺がやばいことになりそうだったので当初の予定どおり12人の〜を見ました。
シドニー・ルメットの名作『十二人の怒れる男』を、巨匠ニキータ・ミハルコフが舞台を現代のロシアに置き換えてリメイクした社会派ドラマ。ヴェネチア国際映画祭で特別獅子賞を受賞したほか、アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされている。継父殺しの殺人容疑がかかったチェチェン人少年の裁判をめぐり、12人の陪審員がさまざまな思惑を交錯させながら審議を展開。現代ロシアの抱える社会問題を浮き彫りにした、骨太な味わいのある作品となっている。(シネマトゥデイ)
引用文にもあるとおり、この作品は50年以上前のアメリカ映画のリメイク。けっこう有名な作品らしく、年末に会った友人たちも殆どが知っていて内容の差異などを聞かれたのですが、あいにく元の名作も未見、詳しいストーリーも知らず単純にロシア映画、陪審員制度について考えさせられる内容らしいということで見始めましたが、かえってそれがよかったです。
見終わった率直な感想はロシアって本当に大変なんだな、と。
文字通り12人の様々な職業・環境にいるロシアの男たちが審理をする過程において、相手を納得させるために語る自身にまつわる話から見えてくる21世紀のロシアが抱える様々な問題・現実。
なんとなくロシアは大変、ということを聞いていても具体的な話を交えて語られるそれは想像をはるかに超えていました。
最初は誰がどう見ても有罪確定と思われた裁判。たまたま当案件を担当することになった12人の陪審員は、審理を決することよりも自己都合を優先しとにかく早くすませて帰りたい、こんなの楽勝さーと思ってとった採決で思いもかけず1人の男が無罪を主張したことから長い長い1日が始まります。
無罪に投じた男も確たる証拠があってそう言ったわけでなく、ただ自分が有罪に投じたことにより1人の少年の一生が決まってしまうことが怖いから。一見、はぁ?こんだけ状況が揃っててそういうか?という気にさせられますが、「とにかく皆で話し合おう」という彼の言葉にはっとさせられました。
12人が実にバラエティーに富んでいて、それぞれがてんで勝手にしゃべりまくるので最初は「あぁもう、うるさい〜!!」と叫びだしたくなるくらいでした。ロシア人はとにかくよくしゃべる、というのを聞いたことがありましたがまさにそれを実感。でも、どんなくだらない話でもとりあえず聞くという登場人物の姿勢は見習わないといけないなーと。
しかも、その一見くだらないと思える話の中にとんでもない宝、というか今まで見えてこなかった別の視点が潜んでいて、話し終える頃にはなるほど〜と納得させられてしまったり、うーんと考え込んでしまったり。
最初はただ1人だった無罪が、話が進むにつれ1人また1人と無罪へと意見を変える人間が出現し、そのたびに強固な有罪派から日和見的だとなじられたり、時には同じ趣旨変え人同士で相手の主張転向を非難するものもいたり。
日頃は自分が納得した場合は素直に相手の意見を認めるのが当たり前、と思いますが、簡単に意見を変えることに対し「自説に責任をもて」という男の主張にも考えさせらました。
1人1人と有罪⇒無罪へと転向していく順番が、一見なんとなくに見えて実によく練られているのが気持ちよく。最初はあんなに嫌悪していたモスクワっ子のタクシードライバーが最後に語ったエピソードには大きく頷くというか、いちばん心を動かされてしまいました。
次々と浮かび上がってくる今まで見えてこなかった事件の全貌に、遂にこの男だけはもうどうしようもない、と思っていた強力な民族差別意識にむしばまれた男がとうとう陥落し、ようやく長かった論戦に終止符が、と思ったその時に提示される新たな、けれど自分たちにはどうすることもできない問題には深く考え込んでしまいました。
正論と正義と自身の生活を天秤にかけ、惑う11人の男の姿は恐らく観客全員に当てはまるのでは?
人は他者を背負って生きることは出来ないということを改めて思い知った瞬間です。
実にいろいろなことを考えさせられる映画でしたが、ストーリーを追うのとは別の部分で興味深いシーンがとてもたくさんありました。
中でも凄かったのはカフカス地方に根付くナイフを使った踊り。踊りだとわかっていてもあまりの迫力に恐怖を覚えてしまったほど。
あの激しさは大陸の多民族にもまれて暮らしてきた民ならではのもので、文化の奥深さというものをまざまざと見せつけられた気がします。
あとタイトルバックがとにかくカッコよかったです。シンプルだけどちょっとした部分が凝っていてお洒落でした。
それから内容とは全然関係ないですが、「津波」はロシア語でも「TUNAMI」なんだと実感しました。発音も日本語のまんま。さらに日本語の3,4,5とチェチェン語のそれも非常に発音が似ているというのも新しい発見でした。
チェチェンといえば定期的に挿入される少年が体験したチェチェンの凄絶な戦争シーンがいたたまれず、遠い出来事としか認識していなかったチェチェンとロシアの争いについて改めて考えさせられました。
とりとめがなくうまく纏められませんが。個人的には心に残る面白い映画でした。長いし、冒頭はかなり忍耐を強いられる部分もあるので誰にでもお薦めはできませんが、ロシアに少しでも興味がある方なら是非。
快走!
2009.01.02 Friday
お正月といえば箱根駅伝。という人もけっこういて、これがなければ1年が始まらないというフリークの方もたくさんいらっしゃいます。
ウチはなんとなく時間があれば誰かがつけて、その部分だけ急に適当な学校・選手にいれ込んで見る、という実に勝手な観戦の仕方をしているのが。
お昼前にたまたまつけたら、丁度箱根の山越えの区間でした。テレビをつけた時点では早稲田がトップだったのが、あれよあれよという間に後ろから東洋大学の柏原君がやってきて、遂に並んだかと思うと抜き去るというシーンを見ることができました。
いや〜〜ホント見事な走りでした。何年かに1度こういうすごい選手が出てきますが、久々に胸のすくような快走でした。
しかもこの柏原くんまだ1年生。走っているときの表情も他のランナーに比べてかなり幼く。ついつい応援したくなります(←おばちゃんの証^^ゞ)。母と若いってすごいねーとひたすら感心しきりでした。
来年はまた違う区間を走るのか、はたまた再び自身が大幅に更新した区間記録に挑むのか今から楽しみです。
謹賀新年
2009.01.01 Thursday
あけましておめでとうございます。
今朝は起きたら、雪が降っていて久しぶりに白い正月でした。
昨年中は拙いブログに遊びに来てくださりありがとうございました。
今年も相変わらずだらだらしょーもないことを綴っていきますので、よろしくお願いします<(__)>。
今年もいつもと変わらず兄一家が遊びにやってきて、家族でわいわい飲んで食べての元日でした。
姪っ子が昨夏エジプト旅行に行った時の写真をDVDに焼いてきてくれたので炬燵に入りながら鑑賞。途中、酔っ払って寝てしまったけど(^^ゞなかなか目にすることのない異国の写真の数々に、少しだけ外国気分を味わいました。
宴会も無事終わり、今はのんぶりテレビで「東京フレンドパークSP」を見ながらパタパタPCの前に向かってます。
野球チームの微妙すぎる人選が何ともですが、ごく自然に談笑するクドちゃんとマッキー(槇原)の姿がなんだか新鮮。しかし、いくら現役を退いて長いとはいえ、槇原さんのあのコントロールはないんじゃないの?(苦笑)とりあえず工藤ちゃんの百発百中はさすがでした(ほっ)。
そういえば、大晦日に年賀状を投函しに行った帰り、頭上から形容しがたい音の塊が降ってきたので、ふと見上げてみれば。電線に夥しいスズメが文字通りすずなりになっていて、それぞれがチュンチュンさえずっていました。
思わず「すごっ」とつぶやいてしまったほどのかしましさ。
皆で声を合わせてさえずれば雀の大合唱ですが、あれだけの数がてんでにさえずると可愛い雀の声も立派な雑音にしかなりません。でも、滅多に見られないものを見てちょっぴり嬉しかった年の瀬でした。
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