EXAM
2011.03.28 Monday
先日、清々しい映画を見た反動か?何故だか急に七面倒くさそうな映画が見たくなり、久しぶりにレンタルしてきました。
同じコーナーに以前、劇場で見損ねてしまった「オーケストラ」があり、それも迷ったのですが、キャッチコピーが面白そうだったので借りてみました。
エグザム [DVD]
ポニーキャニオン
たった1つの雇用枠を賭け、国籍も年齢も異なる8人のスペシャリスト達が時に協力し合い、時に出し抜き。閉ざされた密室で80分間の難関な就職試験に挑む姿をリアルタイムで描いた究極のサバイバル・ブレイン・サスペンス!
とある有力企業の最終就職試験に残った8人の男女。
試験のルールは3つ、それに従わないものは「不適切とみなす」と試験監督は告げる。
1、試験監督、または入口に立つ警備員に話しかけてはならない。
2、試験用紙を破損してはならない。
3、部屋から出てはならない。
試験監督はカウントダウン用の時計を作動させ、部屋を去る。しかし、受験者達が問題に取りかかろうと用紙を裏返すと…試験用紙は[白紙]
我慢しきれない1人の受験者が用紙に誤った答えを書いた瞬間、警備員に部屋の外へ連れ出されてしまう。
その姿を見た1人がルールを思い出し、他の受験者に「質問が見つかるまで協力しよう」と持ちかけるが……。勝ち残るため、時に手を組み、裏切り、騙し合う受験者たち!果たして正しい質問と答えを見つけ出し、合格すると死ぬまでの生活が保障されている好条件の仕事を手にするのは誰なのか!?公式サイトより
あらすじにあるとおり、密室でのサバイバルゲーム。設定としては随分前に見た「cube」と似たような感じです。ただし、cubeでは登場人物は自分でも知らぬ間にあの空間に放り込まれていたのに対し、今回のキャスト達は自ら望んで会場に赴いた+就職試験なので途中で失格しても死なないという点が大きく違います。
101分と2時間を切る長さなのもあり、見始めたら集中して一気に最後まで見てしまいました。
試験なのに問題がわからない、という究極のシチュエーションに見る側も一体質問は何だろう?どうやったら答えが得られるのか?出演者達と一緒に終始考えさせられっぱなしでした。
8人が見事に男女4人ずつ、人種も職種も全て異なり、いい感じに全員とても個性的で、誰に感情移入しても楽しめる感じです。(まぁ、一番最初に退出させられる彼女だけは出番が極端に少ないけど^^ゞ)
普段の状況でも、こういう時に必ず場を仕切ろうとする人物が出てきますが、この場合も例外ではなく自称”ホワイト”と名乗る男が終始自分のペースで進めようとするのですが、だんだん本性が見えるにつれ、束の間の仲間達から反感を買い、つぶされかけた時に今度は別の人物がリード権を握ろうとするもその人物も……といった具合に質問の内容同様、キャスティングボード巡っての駆け引きもなかなか面白く。
やがて1人減り、2人減り、とうとう残り4人となった時点で遂に一触即発の事態が発生。そこから一気にラストへとなだれ込むのですが、最終的に残ったのは意外な人物のような、最初からじっくり見ると納得の人物でした。
個人的には”ブラウン”を応援していたので、ラスト近くで自ら降りてしまたのが残念でした。でも、あの状況になったら自分だって降りますね。
まぁそれ以前にあそこまで残れないのは確実ですが
しかし、最大の謎だった質問及び答えは、それってあり!?とまではいかないものの、かなりえぇーーーっというものでした。まぁ言われてみれば確かにそのとおりで納得なんだけどね。
途中でこの物語はどうやら現代ではなく近未来かパラレルワールド的な世界であることが明かされるのですが、質問と答えにそれを絡めなかった点は、そうきましたか、という意味でもけっこう良かった気がします。
しかし、途中採用者は1人じゃなく、複数残ればどちらも採用かなと思わせる部分もありながら、結局は1人だったのが何とも。床に転がっていた彼は試験は不合格だけど、これまで苦しんでいたことから解放されたことが惜しかったね賞の代わりなのかな(苦笑)。
胸がわくわくしたり、すーっとしたりとかそういうのは全然ないですが、中々密度の濃い内容でしかも怖い思いもさほどせずに済むのが高ポイントでした。どんな状況でも短気は損気ということを改めて実感です。
でも、万が一奇跡で自分が最後の1人になったとしても、あんな手の込んだ試験をするような会社には入りたくないなぁ(苦笑)。あれ、もし合格者が小細工せずに最後に残ったのが彼だったら、、合否はどうしたんだろう?何だかんだと理由をつけて不採用になるような気が。と観終わった後にやたらあぁでもない、こうでもないと考えずにはいられない1本でした。
セ・パ同時開幕
2011.03.24 Thursday
先日からずっとモメていたセ・リーグの開幕がようやくパと同じ4月12日で決定しました。って緊急理事会によるものなので、最終決定はオーナー会議後ですが、よもや差し戻しはないだろう、というか願いたいです。
新井さん、嬉しさのあまりか(?)会見では涙ぐみ声をつまらせていたそうで。泣くな!と思わないでもないですが(^^ゞ、ひとまずはお疲れさまでした。これでようやく野球に専念できるといいな。
で、概ね殆どの人はこれでよかったメデタシ、読売ざまぁみろ的な感じですが。ようやく決着が着き今年もプロ野球が開幕するのは、ファンとしてとても喜ばしいのですが。
今回のことは、ナベツネ氏あんど滝鼻オーナーが悪いのはもちろんですが、でも彼らを叩けばそれで問題は解決なのか?という気がすごくします。
そもそも最初の段階ではGだけでなく、Dのオーナーも確か予定通りの開幕で問題ないと公言していたはず。それに、我らが坂井オーナー始め他の5球団のオーナーも巨人の主張に強く異議を唱えることはしていません。
選手会の主張が通ったのは喜ばしいことですが、結局セ・リーグのオーナー陣は巨人1人を矢面に立たせて、自分達は知らん顔をしていただけで、問題はむしろそっちの方が深い気がします。
コミッショナーに至っては論外。あれで高額な給料を貰っているのだとすれば、それこそ経費の無駄では?
この先、夏になり去年のように猛暑が続いた場合の首都圏及び東北管内でのナイターはどうするのか?
巨人は4月のドーム使用は見合わせるようですが、じゃぁ5月になればガンガン使用しても構わないのか?
夏場のデーゲームが続いた場合、選手の体調管理は大丈夫か?逆にシーズンが長引いた場合、今度は防寒対策等まだまだこれから解決しなければいけない問題は山積みです。
これらの問題をこれからひとつひとつ解決していってくれることを願いつつ、今年もプロ野球を楽しむことができる喜びを噛みしめたいと思います。
オール電化住宅
2011.03.23 Wednesday
震災以降、首都圏で断続的に続いている電力不足に関して、読売新聞のサイトに興味深い記事が出ていました。
東京電力が、給湯や調理などすべてを電気でまかなう「オール電化住宅」の普及を推進してきたことが、今回の電力不足に拍車をかけている。
この3年間で戸数が倍増し、最大で原子力発電プラント2基分にあたる約200万キロ・ワット分の電力消費能力が増えた可能性がある。東電は、東日本巨大地震後、計画停電をせざるをえない状態で、オール電化の普及策は抜本的な見直しを迫られている。
東電によると、管内9都県のオール電化戸数は2002年3月末時点で1万3000戸だったのが、08年3月末に45万6000戸になった。10年末には85万5000戸に倍増した。「原子力は発電時に二酸化炭素を排出せず、地球温暖化の防止につながる。省エネにもなる」とアピールし、電気料金の割引を適用してきたが、急速な普及策が裏目に出た形だ。 YOMIURI ONLINEより
オール電化住宅、私が住んでいる地域でもものすごい勢いで普及しています。会社の同僚の話によると、最近家を建てたところは殆ど9割以上がオール電化住宅だそうで。
我が家にも例に漏れず、数年前地元の大型電気店のセールスマンがオール電化にしませんか?とやってきました。我が家は昭和の時代に建築され、しかも無駄に部屋数が多いので冷暖房はどこかのお店ですか?というような大きなボイラーと循環ポンプを使用しています。まぁそのおかげで一度入れると大事になるので、極力我慢をするよう歯止めにもなっていたり(^^ゞ
これならオール電化に替えた方が絶対に長い目で見たら得です、と彼は力説していたのですが、やはり替えるのには相当な労力がかかるのと、何かと新しいことを好まない家族の反対でお断りしましたが。今回の記事を読んで替えなくてよかったかも、と思ってしまいました。
もちろん一概には言えませんが、でもクリーンエネルギーを強調していた原子力が逆に今は恐ろしい脅威となっていることを考えると、危険と隣り合わせの発電方法を基にした電化推進にどうして誰も異議を唱えなかったんだろう?と。
そもそも自分達が住んでいる地域ではなく、他県に電力供給源を完全に頼りっぱなしな状況で、湯水のように電気を遣うことを推進するなんて首をひねるというか、正直腹立たしさを覚えます。
地球温暖化防止はそういう方向ではなく、やっぱり国を挙げて極力無駄な電力を消費しないことを前提に、その上で本当にクリーンなエネルギー開発に尽力していってほしいなと思います。
英国王のスピーチ
2011.03.21 Monday
3連休の最終日。地元のミニシアターで「英国王のスピーチ」を見てきました。元々は4月末頃からこちらに上陸予定だったのが、先頃のアカデミー賞受賞を受けて上映期間が早まる&ロングランへ変更。
受賞前から、一足先に見られたいつも信頼の置ける感想を書いてくれる映画好きな方のコメントを読んで、これは見に行こうと決めていました。
本来ならば、来月くらいになってから行く予定だったのですが、震災の影響で3月に予定していたことが全て中止になったのもあり、行ける時に行っとこうというわけで行ってきました。
開始10分程前にシネモンドへ行ってみてびっくり!ななななんとあのいつ行ってもガラガラで「ここ、大丈夫か?」と常に心配せずにいられなかったあのシネモンドの前に行列が出来ているよ!しかも、けっこう年配の方やおばさんの集団もいっぱいだよ!という状況に一瞬我が目を疑いました。
思わず入る時に別の方が「席まだ座れますか?」と聞いていたくらい。恐るべし!アカデミー賞の威力です。
これ、上映が終わって外に出て来たら次の回を待つ人でまた行列が出来ていました。
まぁ、他にもイベント的なことが行われている時もきっと行列が出来るんだと思いますが、たまにはこういうこともないとね。地味にここでしか見られない作品いっぱいあるから、つぶれちゃったら困るもんね。
さて、そんなわけで珍しく沢山の観客と共に鑑賞となりました。上映前のお楽しみ、coming soon作品の予告編では、真っ先に現在当館にて上映中の「その街のこども」が流れ、森山未來クン大好き&作品の内容からこれは見よう、と思っていた作品だったことを思い出したのですが、時期的&題材的にこれは映画館で見たら大変なことになるかも、、と思い直し、後日レンタルで見たいと思います。既に予告だけでけっこうやばかったので
肝心の映画は、とても良かったです。この映画館で見る作品は大抵眉間にしわが寄ったり、観終わった後にものすごーく考えさせられることが多いのですが(ちゃんと楽しいのもやってるのよ。以前の「俺達フィギュアスケーター」とかひたすら笑ったし)、今回は観終わった後すごく清々しい気持ちになりました。素直にいい映画だったなーと。
これまでイギリス映画といえば、007シリーズ以外では「フルモンティ」がとにかく大好きだったのですが(えぇぇぇ?)、またひとつ好きな作品が増えました。
幼いころから、ずっと吃音(きつおん)に悩んできたジョージ6世(コリン・ファース)。そのため内気な性格だったが、厳格な英国王ジョージ5世(マイケル・ガンボン)はそんな息子を許さず、さまざまな式典でスピーチを命じる。ジョージの妻エリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)は、スピーチ矯正の専門家ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)のもとへ夫を連れていくが……。 yahoo!映画より
面倒なので、またしてもあらすじは引用させていただきました。
国王の吃音という、捉え方によってはかなりネガティブなことを扱った作品なのに、全体を通してそんな暗さは感じさせず、寧ろところどころかなり笑える部分もあり、それでいて王とローグがだんだんと信頼を深めていく過程には素直に感動しました。
予想外だったのは音楽の使い方の上手さです。吃音に悩むジョージを何とか説き伏せてニセ医師ローグのところへ連れてきたエリザベス。
しかし、当の本人は、かなり突飛な王族に対する態度とは思えぬ様子で治療を始めようとするローグに反発を覚え、やったって無駄だと持ち前のかんしゃくを破裂させ抵抗するばかり。そんな彼に1シリングをかけて貴方はちゃんとしゃべることができるんだよ、と教えるためにローグが取った策は彼に大音響の音楽をヘッドフォンで聴かせながら、シェイクスピアの1節を朗読させるというもの。で、その時に流れるのがモーツァルトの「フィガロの結婚」。あのお馴染みのメロディーが大音量で流れた瞬間、思わず噴き出しそうになりました。何だかあまりに嵌り過ぎてツボにきました。
最初は反発したものの、結局は彼の正しさに気づき、2人で吃音を直すトレーニングに励むシーンでは同じくモーツァルトのクラリネット協奏曲第1番。やっぱりこういう癒しというか心の治療系にはモーツァルトなのかな、と思っていたら、、ラストのクライマックスでの世界初の戦争スピーチを読み上げるシーンではベートーヴェンの交響曲7番の2楽章が静かに流れ、音楽の流れと王のスピーチがあまりに見事に調和していることにとても感動してしまいました。
吃音に苦しむ王族の1人が紆余曲折を経て、吃音を克服していく過程を描く一方で当時のイギリスが抱えていた植民地や自治区に対する偏見・差別をライオネル・ローグを通じてしっかり描かれているのもよかったです。
かっとなったジョージが思わずライオネルに対し「オーストラリア人のくせに」と激昂するシーンを見せておいて、ラストのスピーチではそのライオネルがジョージに向かって”said to me as a friend”友達に話すように私に向かって語りかけなさい という演出にはやられました。
途中、ライオネルの正体=ニセ医者に気づいた教会の大司教様が王に向かってもっと身分が確かないい医者を紹介します、という場面で王がそれでも自分の問題だから自分で決める、と彼を撥ね退けるくだりは、思わず胸がスカッとしました。王自身も彼に騙されたと怒りながらも、大事なのは肩書や地位ではなく相手との信頼関係だと気づいたことを象徴するいいシーンです。
最後の演説は、恐らく多くの人がそうであったように王の一語一語に映画とわかっていても緊張して思わず聞き入ってしまいました。
ジョージの吃音の背景には、幼少時に受けた深い心の傷があり、そのむごさには驚きました。同時に大戦時のイギリス宰相として名演説でも有名なチャーチルに映画でさらりと語られたような過去があったことも大きな驚きでした。しかし、洋画で歴史上の人物が登場する際、本当によく似た人をどこで探して来るんだろう?というくらい似てますね。ジョージ6世のお顔は知らなかったので、どれくらい似ているのか不明ですが、チャーチルは出てきた瞬間、うわっチャーチルって感じでそれも笑いのツボのひとつでした。
アカデミー4部門受賞作だと思って見ると、期待はずれに思う部分もあるかもしれませんが(個人的にはアカデミー賞なんてどうでもいいです)、そういう装飾部分を取り払い、単なる1本の映画として楽しんでほしいなと思います。観終わった後、あったかい気持ちになれます。
主役の2人+妻のエリザベス役の女優さんや脇を固める方々も皆、素晴らしい演技でした。
危機的状況の中の希望
2011.03.20 Sunday
作家・村上龍氏がニューヨークタイムズ紙に寄稿した文章です。
興味を惹かれた方は何も言わずに読んでみてください。
きっと心の中に響いてくるものがあるはず……。
危機的状況の中の希望
音楽のある暮らし
2011.03.20 Sunday
地震から一週間余が経ちました。この週末くらいからテレビも通常放送を徐々に開始し、今朝は毎週聴いている日曜朝の「音楽の泉」がラジオから流れてきて、少しずつだけれどもあちこちで日常に戻ろうとしているのを実感しました。
実は、震災直後からテレビが地震一色になったのを見て、節電節電言うのなら地上波だけにしてBSは全部休止すれば?と思う一方で、こう全部同じ内容を流すのなら、1局だけひたすらずーーーっと音楽をただ流しっぱなしにするところがあればいいのに、とも思っていたので、こうして普通にラジオから音楽が流れて来るようになったのがとても嬉しいです。
下の記事でも書いた先日からゴタゴタやっているセ・リーグの開幕。一応、3月29日からになるようで。
今シーズンは延長ナシ9回打ち切り、輪番停電対象区域内では極力省電力に心がける等それなりの工夫はするようですが。どのみち延期するならパと同じ4月12日開幕でよかったのでは?
SBの和田を始め選手からもそういう意見があがっていたはず。大体3月末〜4月頭のナイターそのものが考えただけで寒いですもん。
ドームはとにかく電力を食うのだから(考えなくても当たり前)、5月か6月くらいまではできるだけ西の地域の空いている球場を使ったり、静岡、長野や新潟の球場で試合することにしました、くらいの案を出せば色んな意味で某球団の評価も上がったのでは?という気がするのですが。ま、他所の球団のことだから仕方がないんだけれどね。
と、ここで1ファンがぐだぐだ言っても何かが変わるわけではないので、やるからには、熱のこもったいい試合を期待してます。
さて、地震以来ユニクロの社長やヨン様、イチロー、タイガースも球団始め金本、城島、球児ら+先週はハービス大阪で選手自らが募金箱を持って募金集めに立ったそうで。大企業や著名人が多額の寄付をしてくれていますが。
昨日、あちこちで話題になっていた久米宏氏が2億円の寄付のニュース。我が家でも夕食時の話題になりました。久米さん随分久しくメディアで見ていない気がしますが、ポンと黙って多額の寄付をしてしまう潔さに感心してしまいました。
久米さんといえばその昔、Nステ初期の頃に一時社会現象(?)にまでなった金曜チェック最終回の日に、ゲストを始め視聴者出演者らが皆金曜チェック終了を惜しむ中、1人してやったりの笑顔で「僕ね、こういう人気絶頂の時にスパッとやめるのが大好きなんですよ」と言っていたシーンが何故かものすごーく印象に残ってます。今回のことも驚く世間に対して「こういうのはね、黙ってさっさとやればいんですよ」と言ってる姿が何となく目に浮かんでしまいました。
こういう持てる人が多額を出すだけでなく、今回は近所のコンビニやスーパー等日常的に人が出入りするあちこちに募金箱が置かれ、少なからずそれが埋まっているのをよく目にします。
今回の震災では被災地域があまりに広範囲なため、メディアで被害状況が報道される地域には、時間はかかっても少しずつ救助の手や支援物資が届けられたりする中、まったく報道されない地域は殆ど忘れ去られた状態になり、物資もなかなか届かないというのをネット上でもあちこちで見ました。
特に茨城県はそれが顕著だそうで。確かに、毎日会社に運送会社から送られてくる配達規制地域リストには最初から東北3県とともに茨城全域も入っていて、恥ずかしながら「あれれ?茨城にも送れないんだ??」と不思議に思っていたくらいです。
色んな方のそれぞれの思いがつまった義援金が過不足なく、本当に困っている地域に行き渡りますように。
開幕?
2011.03.17 Thursday
地震発生以来、全国各地で様々なイベントが延期や中止が相次ぐ中、先日からどうするか検討を続けていたプロ野球も今年の開幕についての発表がありました。
それによるとパは開幕を4月12日に延期、その分お尻が詰まるので今年に限りクライマックスシリーズの中止も検討、セは当初の予定どおり3月25日に強行開幕だそうで。
昨夜、それについてのニュースが流れた際、その是非以前に久しぶりにテレビ画面で新井さんを見て「あ、新井だ〜」と家族一同すごーく癒されました。新井さんで癒しっておかしいやろ、という気がしないでもないですが(^^ゞ連日の報道やら、身内の不幸などですっかり凹んでいたところに懐かしい顔(って大げさだけど)を見られて素直に嬉しかったので。
選手側の言い分はもっともだし、こんな時だから遅らせてもいいんじゃと思う一方で、今回に限ってはナベツネらオーナー・機構側の言うこともわからなくはない気もします。こういう時だからこそ、敢えてやることにより新たな活力が生まれたり、元気な地域が頑張って日本経済を回さないといけないのも事実です。
また、試合をすれば球場に足を運んでくれた観客、選手等から義援金や物資etc.を集めることも出来るし。
ただ、肝心の選手の気持ちが試合に向いていない状況で試合をするのは難しいんじゃないかなぁ。
ライトアップの功罪
2011.03.13 Sunday
一昨日突然起きた大地震。仕事中に今、揺れたよね?と言いながら詳細を確かめるべくネットにつないで、未だかつてない大地震の報と阪神大震災の時と同じく、時間が経つにつれ被害が広がっていく様にただただ茫然とする
のみでした。
関東近郊在住の友人・知人達は器物の被害等があったりしたものの、幸い殆どが無事でほっと胸を撫で下ろしていますが、15年前の時と同じく何の被害もない地域に住み、いつもと同じ生活を送っていることが申し訳なくもなったり。でも、こればかりはどうしようもないので、自分達に出来るささやかなことをするしかないな、と思ってます。
昨夜は全国的に節電しましょう、ということで我が家も22時前には全員就寝。今日は幸い晴天でぽかぽかと暖かい日なので、暖房器具を使うこともなく、せっせと掃除をしたり繕いものをしたりして半日が終了。
今年の冬から俄然、繕いものに凝って(?)しまい、ちょっとだけ穴があいたタイツや同じくちょこっと穴があいたババシャツなどこれ、誰に見せるわけでもないんだから繕えば来年もまだまだ着られるよ、と時間を見つけては繕ってます。裁縫はかなり不得意ですが(^^ゞやり始めると意外と楽しい。
で、節電しましょう。ということが昨日くらいからネットやマスコミで盛んに言われているので、出来る範囲で実施していますが。
個人がそれぞれ実行することはもちろん、まず最初に浮かんだのが今日のタイトルに書いた”ライトアップ”。数年前からどこの地域でもありえないくらい何でもかんでもライトアップする風潮になってしまいましたが、あれって本当に必要なの?と。
クリスマスやお花見などの期間限定でその間だけ楽しむのは、色々観光や地域振興等にも役立つと思いますが、特に何もない時期の大して人もいない場所でのライトアップはこれを機会に考え直してもいいのでは?
地元だと金沢城や丸の内界隈の殆ど人がいない植え込みの周り、長町界隈のライトアップ、年中必要ですか?市長様。
季節はめぐる
2011.03.10 Thursday
何だか3月に入り、春が近づくというより逆に冬に戻ってる?というような天候が続いていますが。先ほども白いものに混じり雪雷まで鳴りだして、これで本当にもうすぐ春は来るのか??と思ってしまいました(^^ゞ
でも、寒くても不思議なものであの1月の凍てつくような寒さとは明らかに違うのが肌で感じられるので、ゆっくり時に後戻りしつつも確実に季節は動いているんだなーと実感してます。
ところで先ほどネットニュースの最新ニュースの見出しに「黒い三連星のガイア声優死去」というのが出ていたので、黒い三連星ってあれのことかなーとクリックしてみたら、やっぱりそうでした。
この見出しでそれなりに多くの人に通じるところが凄いと言うか、恐るべしだよと妙なところに感心してしまいました。
と言っても黒い三連星がガイア、オルテガ、マッシュと一応名前はちゃんと出て来るものの誰が誰だかさっぱり(^^A
それに関連した日記を書かれている方が何人もおられたので、読んでみてようやくわかりました。「うぉっ俺を踏み台にした!?」の人ですか。
ちょっとすっきりしました。いや、だからどうっていうわけではないんだけどね。
もう随分前からこうしてネットや新聞などでガンダムの誰それで有名な方がお亡くなりになられました、というニュースが時折流れますが。
主人公のお二人が亡くなられてしまったら、さぞや大ニュースになりそうだなと思うと同時に出来れば長生きしてくださいね、とやけにしんみり思ってしまったのでした。
そう思うと関係ないけれど、波平さんやフネさんの声の方って長生きだなぁ。実は子供の頃に聞いていた時は、あの声ですごーく若かったのかもしれないけど
泣きっ面にハチ?
2011.03.03 Thursday
一昨日に発症した腰痛。一晩たっても痛みがひかないので昨日の朝、近くの整体というかカイロプラクティックに行ったおかげで、だいぶマシになりました。
さて、今日は雛祭り。ちらし寿司とお雛まんじゅうで雛祭りを満喫したまでは良かったのですが。その後コンタクトを外そうとしたところ右目のコンタクトがどれだけ探してもない!昨日というか今朝までは確実にあったので、恐らく今朝入れた時に入っておらずになくなってしまったと思われます。今月は車検もあるのに、何でこういう時に限ってそういうことが起きるかなぁと。そういえば今日会社からの帰り途、左右確認をしたときに何となく見づらい気がしたような気もしましたが、疲れていたからだと思ってましたが。あの時点で既になかったのかも。
しかし、このコンタクト。半年ほど前に破損したために買い替えたばかりだったのに。でも何となく度数が合わなくなっていた感じだったので、きちんと測定し直しなさいという天からの声だったと思って諦めます。
ぐぎっ
2011.03.01 Tuesday
今日から3月。とはいえ、やけに暖かかった先週と比べて今週はまた少し寒さが厳しくなるようで。一度暖かいのを味わってしまうと、寒さがこたえます。
さて、本日会社で少し重いものを移動する作業をしていたところ、とあるものを持ち上げた際、ぐぎっと腰がいってしまったのがわかりました(T-T)。
そんなわけで、ただいま左側の腰が痛いです。
いわゆる”ぎっくり腰”の軽い症状みたいな感じです。
せっかく3月になったのにぃぃぃ。と現在とほほな心境です。
とほほと言えば、本日発表になると言っていたロッテの人的補償。予想通り
やっぱり高濱でしたね。こちらがFAで選手を頂いたので当然といえば当然なんだけど、長い目で見たらどっちがいいんだろう?と毎回思ってしまいます。目先のことより若手を大事に育てていく方が見ている方は楽しみがあっていいんだけどなぁ。
だからと言って上手く若手を育てているチームが強いか、というとそれはそれで微妙な感じなので何とも言えませんが。
コバヒロはロッテ時代から好きな選手なのでタイガースで活躍してくれるのは嬉しいけれど。高濱本人はきっと甲子園で活躍することを夢見て練習を重ねてきたと思うので、本人の意思と無関係に他所へ行かされてしまうのは、何だか可哀想な気がします。
とここでグダグダ言っても仕方がないので、両人ともそれぞれのチームで活躍してくれることを願ってます。
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