春色のケーキ
2012.03.31 Saturday
今日で3月もおしまい。明日からは4月ですが、、季節が少し逆戻りしたかのように寒く。桜の木も近い将来蕾になるであろうらしきものがチュン、と顔を出しただけ。
それでも春だから(?)というわけで、久しぶりにサンニコラへ行ってきました。
毎回どれにしようか迷うのですが、今回は見た瞬間のインパクトの強さでコレに
決定。
鮮やかな桜色が目を惹く、メイ・ビュール。かなざわまち博2012の協賛作品だそうで。ちなみにいま”きょうさん”と打って変換したら「京さん」と出た(笑)。
見た目に惹かれてついオーダーしたものの、この可愛らしい容姿はもしかして激甘なんじゃ……、と怖々一口ほお張ってみると。これ、全体がメレンゲなんですね。フワっと軽く甘さも控えめ。柔らかい口当たりで思ったよりずっと食べやすかったです。これだけの高さなので、食べる時にぐちゃぐちゃになるんじゃ(苦笑)という心配はまったくの杞憂でした。
真ん中にはチェリージャムがこっそり隠れていて、いいアクセント。最後の最後まで美味しくいただきました。
久々のサンニコでしたが、これは個人的にツーベースくらいのヒットでした♪
ごちそうさま〜。
びっくり!
2012.03.30 Friday
3月ももう終わり。
さて、本日帰宅したところ何やら封書が届いておりました。
特に何かを購入した覚えも、誰かから何かを送ったよーという連絡もなく。はて? これは何だろうと表に貼られた伝票の差出人を見ても、身に覚えがなく。新手の何とか商法か? と思ったところに飛び込んで来た「極上空間」の文字。
そういえば……、も、もしかしてこ、これはクドちゃんのサイン入り本!? と不意に思い当り。でも、そんなもん当たる筈ないよなぁと思いつつ、開いてみたところ。
本当にサイン入り本でした。わーい。当たった本人が一番驚いてます。
今年の1月に出版された「折れない心を支える言葉」。表紙の顔がやけに怖いです(^^ゞ
で、ちゃんとサインがここに。
この本の存在自体は、発売当初に知っていたのですが。地元では何故か見当たらず。けっこう何軒も回りましたがどこにもなく。何が何でも欲しいわけではないけれど、もうしばらく待ってみてそれでも読みたかったらネットで注文しようかな、と思っていた矢先。
先月BS-朝日の「極上空間」でクドちゃんナベちゃん企画を見た際、サイン本プレゼントをやっていたのでダメ元で応募してみたのでした。
いや〜〜応募したことすらすっかり忘れていたのでホントにびっくりでした。ありがとう「極上空間」。番組自体もすっごく楽しかった上にこんな嬉しいオマケまでつくとは。お礼に今週も見ます……と思ったら、いや明日の夜は男子フリーをがっつり観戦しないといけないんだったわ。ごめんなさい。
でも、本当にありがとうございます!!
んで肝心の本の内容ですが。SPの放送を待つまでの間30分くらいでささっと読みました。
(もうちょっとありがたがって読めよ、と言われそうですが。1つの項目自体が短いのですらすら読めるのです)
タイトル通り半分啓もう書的な内容ですが、それぞれありがたい、時に耳に痛い諫言の数々。肝に銘じたいと思います。
ダイエーに行った当たりから、クドちゃんと呼ぶのがおこがましい(未だに呼んでるけど 苦笑)実は凄い人だったんだなぁとは思っていましたが、ひとつの世界で何事かを成し遂げた方の言葉だけに重みがありました。
ちゃんとやらなきゃなぁ、と日頃の自堕落っぷりを少々反省です。
実は、私は啓もう書やノウハウ本の類が昔からものすごーく苦手なのです。だから、この本もネットで注文してまで飛び付かなかったのですが(汗)。
綴られた言葉のどれもが自分にはハードルが高過ぎて、すみませんと平謝りしたくなってしまいましたが、せっかくクドちゃんが熱く、子供たちならず、サラリーマン諸氏にも語りかけてくれているので、全部は無理でも1つ2つは実践してみたいと思います。
やらないことには、結果が出るか出ないかわからない。先に答えを欲しがるのは、甘えでしかない。
ちなみに読み物としては以前に出た「現役力」の方が色んなエピソードが織り交ぜてある分、読みやすくファンにも面白いかな。
ビンボー君万歳
2012.03.28 Wednesday
毎度のことながら、気づいた時には番組終了。酷い時には数日後にあ、しまった!見逃したと思うことが殆どなバラエティー番組が多い中、今夜の銭形金太郎SPは、殆ど奇跡的にリアルタイムで見ることが出来ました。
必殺ビンボー人までのほんの十数分間のみの視聴でしたが、面白かったー!久しぶりにテレビを見ながら声を上げて笑いました。
しかし、すき焼き風な豆腐スイーツは、くりぃむ上田さんならずとも、あの見た目だけで既に無理です(苦笑)。
肝心の必殺ビンボー人。あのサントラを聴きながらジョギングしたり、通勤は無理だけど(^^ゞ、あんな風に熱い思いを抱いている彼が嬉しかったです。
仕事人ごっこ、その響きだけで夢のようというか、羨ましかったなぁ。
決めのポーズとかはもちろん、ごっこの台詞回しがビンボー君と本職の竜さんでは発声からして違っていて、改めてプロの凄さを当たり前ですが実感してしまいました。
贅沢を言えば、Vつながりならビンボー君には是非花屋の政に扮して欲しかったな。紐屋さんに扮するわけにはいかないので、敢えて勇次にした&絵的にも左右から締め上げる方がいいのかもしれないけれど。
数ある仕事人の中から竜さんに惚れてくれたビンボー君、ありがとう!
竜さんと言えば……。随分前から月1くらいで整体に通っているのですが。
先月、整体に行った際、会員証がなかなか見つからず、受付で財布の中をごそごそやっていた時に「それ、誰かのサインですか?」と聞かれたのでちょっと恥ずかしかったのですが正直に京本さんのです、と言ったところ。
担当の先生(男性です)が「うわーいいですね」と。
「京本政樹カッコイイですよね。昔、必殺で見てすっごい綺麗でカッコイイなーと思ってました」と言われてびっくりするとともに嬉しかったです。
お客さん相手なので、もちろん多少のリップサービスはあると思いますが、男性の目から見てもカッコ良く見えたんだーと。
思わず「男性でそう言ってくださるのって珍しいので嬉しいです」と言ったところ「いや、男から見てもカッコいいなと思いますよ」と。
更に「京本政樹って柳沢慎吾と仲いいですよね?」と言われたのには都バス効果恐るべし、と思いました(ははは)。
結局、その日は整体をしてもらいながら何故か慎吾ちゃんの話をする羽目になりましたが(いや、京本さんの話をするのがどうにも照れくさくて慎吾ちゃんに逃げてしまっただけという)。
その日以来、整体院でお財布を出すたび「京本政樹いいですね」と言われるのが少々気恥かしいながらも嬉しかったりします。
その昔、友人にうっかり京本さんのファンだと言ったところ、、かなり容赦なくけちょんけちょんに言われてしまったのがトラウマで滅多に人前でそういうことを言わなくなってしまったのですが。
今日のビンボー仕事人君といい、いい時代になった喜びをひしひしと噛みしめた一夜でした。
道頓堀川プール計画
2012.03.24 Saturday
お気に入りのブロガーさんの記事を読んでいて知り、それ何かのネタなんでしょ?と思っていたら、、本当の話だったんですね。
大阪府の松井一郎知事は25日の記者会見で、2015年の道頓堀完成400周年に合わせて、長さ2キロのプールを整備し、「世界遠泳大会」の開催を検討する考えを明らかにした。会見に先立つ同日の府市統合本部の会合で、特別顧問の堺屋太一・元経済企画庁長官はプールを有料化し、収入を得るアイデアも披露した。
凄すぎる。その前に道頓堀川って泳げるのかな?大丈夫なのかな? と思ってしまった他所者です。すみません。
でも、プールにしたら、タイガース優勝の暁に飛び込もうと企んでいる人にはありがたい話なのか、それとも逆に迷惑なのか、聞いてみたいところです。
人間失格
2012.03.24 Saturday
『人間失格』言わずと知れた太宰治の遺作に近い私小説(本当の遺作は『グッドバイ』未完です)。遠い遠い遥か昔の学生時代に読んだきり、それきりだったその本が何故が無性に読みたくなりました。
文庫本を持っていたはず……と本棚を探しましたが見つからず。他にも所持していた彼の文庫本数冊も見つからなかったので、随分前に書籍の整理をした際に処分したのかも。代わりに処分したとばかり思っていた『断筆宣言への軌跡』が見つかりました(苦笑)。
困った時の家族頼み。というわけで、もしかしたら日本の文学シリーズの太宰に収録されているかも。と探したところありました。生まれる前の蔵書なので原題で言うところのごつい単行本くらいの厚さなのに390円。読む前にしばし、当時の390円はどれくらい高価だったのだろう? と余計なことを思ってしまいました。
さて、十数年ぶりに読んだ人間失格。有名過ぎる冒頭の一節以外は綺麗さっぱりどんな内容だったのか忘れていたおかげで、新鮮な気持ちで読むことができました。この本に限らず、当時家にあった蔵書を片っ端から読み漁った殆どの内容はとっくに忘却の彼方。どれも断片的な記憶しかないのが悲しいと言うより、忘れるから何度でも読み返せるのかもしれないな、と。
自分の感想を書く前に、どんな感想があがっているのか調べてみたところ。こういう時ネットの利便性をつくづく感じます。さすがは往年の作品だけあって、なんとアマゾンのレビューが軽く200通を超えていたのには驚きました。
更にネット上に全文が掲載されていたのは驚きを通り越して、いいのか? と。
既に絶版となった書物ならわかりますが、この作品に限って言えば今でも大抵の書店で入手できるのに、わざわざネット上でタダで閲覧させることに少々ひっかかりを感じます。
太宰治といえば、去年だったかもう少し前だったか。教育テレビのJブンガクという英語学習番組で『ヴィヨンの妻』が題材として取り上げられていて軽い驚きを覚えた記憶があります。多くの作品の中から、何でよりによってあれだったんだろう? と思っていたら、一応(って失礼な言い方だけど)あれも『斜陽』や『走れメロス』等と並ぶ代表作のひとつなんだそうで。でも、あの話は取り立てて何かが起こるわけでも、格別文章が美しいわけでもなく。他に取り上げられていたのは「高野聖」や「にごりえ」「三四郎」「枕草子」「細雪」等々。それらに比べると地味な気が。しいて言えば、長さが丁度よかったのかな。
ま、それはどうでもいいとして。
私は太宰治が好きでも嫌いでもないですが、ものすごく好き嫌いが分かれる作家の1人であることにとてもびっくりでした。
ま、作家に限らず有名人なんて好きな人がいれば嫌いな人もいるのでそんなもんかもしれませんが、
普段から内容が自分にとって面白ければ、その書き手の人となりは気にしない方ですが、作品云々より生き方そのものに強い嫌悪感を覚える人、というのも少なからずいらっしゃるようで。呆れるより、そこまで見ず知らずの過去の他人に熱くなれることに逆に感心してしまいました。
あまりひとに誇れるような絵に描いたような偉人の一生ではないのは確かだけれど。そういう生涯を送ったからこそ、生み出せたモノがあっての作品群だと思うので。
過去の自分が、かつてこの小説を読んでどんな感想を抱いたのかは、内容同様全く記憶にありませんが。今、改めて読んでみて、若い読者のように大きな衝撃を受けるとかそういうことはないけれど、何となく何故突発的にこれが読みたいと思ったのかはわかった気がします。
客観的に筋だけ見れば、この小説の主人公である葉蔵が歩んだ道は、彼の言う世間から見れば大きく外れたどうしようもないモノだったかもしれないけれど。彼が本当に人間失格か? と問われれば違うと答えます。そもそも、果たして彼は狂人だったのか、と。面倒臭い付き合い辛い人ではあるけれど、彼の周りの人が思うほど彼自身は狂っていたのではなくひたすらもがいていただけなのでは?そんなことを思いました。
文中、世間というものについて、主人公が思う(語る)くだりに、あぁそのとおりだなと妙に納得してしまいました。
読み手の境遇、年齢色んな要素によって、読後感が激しく分かれる小説だと思います。昼間に読んだので、その後夕食の支度をしながら、あれこれ色々考えてしまいましたが、このところ暫く続いていた重苦しい感覚が吹き払われてしまった気がします。それ、逆じゃないの? という気もしますが。考え過ぎて逆に元気が湧いてきたというか、あれこれ考えるのがバカらしくなったというか。
もし、もう一度読むことがあるのなら、次は人生が残り少なくなった時に再び読んでみたいと思います。
そうそう、件のレビューを見ていたら、これと三島由紀夫の『仮面の告白』とセットで読むといい、と薦めている方がいて、しかも1人じゃなかった!、凄いことを思いつき実践する方がいるもんだ、と。仮面の告白なら、すぐ手に届くところにあるけれど、小心者なのでそんな剛毅な楽しみ方をする勇気はちょっとないのが残念です
マーガレット・サッチャー
2012.03.19 Monday
今朝、起きてみると粉雪がちらちらと舞い辺りがうっすらと雪化粧をしていました。今日タイヤの交換を予約していたので、一瞬迷いましたが、どう見ても春の雪なので大丈夫だろうとの予想通り、10時前には雪も止み昼間は青空が覗き気温も朝と随分違うという、何だかおかしなというか春先にありがちな天候の1日でした。
さて、会社カレンダーで今日は貴重な平日のお休み。というわけで先週末に公開になった『マーガレット・サッチャー』を見てきました。
感想の前にココを読んでいる方に質問です。
この映画の主人公であるマーガレット・サッチャー氏はイギリス初の女性保守党党首であり、同じく女性としてはイギリス史上初の第71代首相として1979年から1990年まで在職しました。では、彼女の次にイギリスの首相となった人物は誰でしょう?
正解は後ほど。って何故急にそんな質問をしたかというと、映画を見ている途中からそれがすごく気になったのですが、結局最後までわからず、その後もけっこうしつこく考えても出て来ず。帰宅後に調べてようやくそう言えばそんな名前だった、と思いだしたという
ついでなので、家族にも同じ質問をしてみましたがやはり正解ゼロ。
ちなみにサッチャーさんの次とその次の人は記憶にありましたが、現在のイギリス首相に至っては名前を見てもわかりませんでした(苦笑)。それはそれで社会人としてかなり問題がある気がしますが。
ドイツやフランスの首脳の方がまだちゃんと名前が言えるかも。
ビートルズを全曲完璧に歌える人は日本でもそれなりにいるかもしれないけれど、イギリスがどんな国かきちんと説明できる人って実はものすごーく少ないかもしれないな、と。
そんな遠くて遠い国イギリスにあって、日本はおろか世界にその名を轟かせたiron ladyのお話です。
ここから先はネタバレになりますのでそれでもいい、という方のみどうぞ。
春のあしおと
2012.03.17 Saturday
毎朝、通勤途中に気温が表示されているポイントを通るのですが、今朝の気温は8度でした。ついこの前まで氷点下〜1、2度が表示されていたのを思うと、ここまで暖かくなったのかーと少しばかり感慨に耽ってしまいました。
このところ週一どころか10日に1回くらいの割合でしかブログを書かず、このままだとブログを始めて以来の、1ヶ月の記事の最低数を更新しそうな勢いですが
何かを書いて誰かに伝えたい、という気持ちがすっかり低下しているのと、10数年くらい前まで熱心に読んでいたシリーズものの小説が未だに続いていることをひょんなことから知り、試しに最近のを読んでみたところ、1冊は面白かったので以前から所有していたものを10年ぶりくらいに読み返したりしています。
そんなわけで、スポーツコーナー目当てに毎週木曜夜の報ステを見る以外はテレビもロクに見ず、夜はもっぱら読書(と言えるような立派なものでは全くないけれど 笑)な日々を久しぶりに送っているこの頃です。
そういえば、離れていた間に出ていた数冊をまとめ買いする時に、カモフラージュで一緒に買った(ってアブナイ雑誌と一緒に普通の書籍を買う一昔前の男子高生みたいだな)浅田次郎の短編集がなかなか面白かったです。
さて、明日からは3連休。いつものお休み前よりテンションがかなり低いのが自分でも不思議というか、ダメダメだなーと思いつつ、がっつり楽しみたいと思います。
もたざるモノ
2012.03.12 Monday
今のところ毎回欠かさず見続けている「平清盛」。昨夜は佐藤義清(さとうのりきよ)が出家することがメインの話でした。
この人物が後の西行法師である、というのは大河ドラマが始まってすぐに知りましたが、出家したのが23歳だったというのは昨夜ドラマを見ていて初めて知りました。当時の寿命を考えても23歳はやはり若過ぎるという気がします。
何故彼が23歳という若さで出家してしまったのか、その理由はいくつか説があるようですが。作中では鳥羽院の中宮ある待賢門院璋子さまに恋するあまり、関係をもってしまったことから生じた一連の自身の行動が彼なりの美意識に反するため、世捨て人となるという説をとっていましたが。
桜吹雪が舞い散るシーンを見ながら、美に拘るあまりのこの決断は同意は出来ないけれど、確かにこういう人もいるだろうなぁ、と思いつつも突然放り出される恰好となってしまった義清の妻子は一体どうなってしまうのか、そちらが何よりも気になってしまいました。
数年前の再放送で大嵌りした「風と雲と虹と」の貴子姫みたいな最期にならないことを願うばかりです。って多分、彼女達のその後が描かれることはないと思いますが。
で、義清が何故にあれほどまでにあっさりと出家してしまったのか、あれからつらつらと考えてみて勝手に思い当った結論が今日のタイトルです。
わけがわかんないよ!と言われること必至ですが、順番に説明すると。
義清は都にその名を轟かせるほどの美男子で武芸にも学問にも秀で、家柄もよく裕福であったそうです。
つまり、今風に言えばすべて持っている人、美貌も学識も身体能力も財も地位も名誉(北面の武士は当時の武士のエリート職)も、更に付け加えれば幸せな家庭も。若くして全てのモノを既に手に入れてしまっていたがために、逆にそういう現在の状況への執着がなかったのでは? と思いました。
たとえがあまり適当ではないですが、その道一筋の職人さんや何かを極めた人、スポーツ選手等一芸に秀でた人がよく口にする台詞に「わしにはこれしかなかったから」というのがあります。勉強できへんかったさかい、家が貧乏だったから、不器用でこれしかできんから等、言い回しはその人それぞれですが、これがなかったら自分はろくでなし、くらいの気持ちがそこにはこもっていて。だからこそ、これに打ち込めたのだ、と。
何も有名になるような偉い人でなくても、ごく普通の人は大なり小なりそういう部分をもっていて。それが取るに足る足らない、はどうあれ、これだけは譲れない、これがあるから生きていけるモノ=執着心というのは誰しも持っている気がします。
でも、あまりにも何でも出来て持っている状態だと、そのことに執着することもなくなるのかもしれないな、と。スポーツでも芸術の世界でも、本当に才能がある人は意外とあっさりやめてしまうという話を聞くことがありますが、これももてるモノ故の執着心のなさから来るのかな、と。
義清がもし、ひとつでも欠けているものがあったら、あんなに早く表舞台からリタイアすることもなく、そうしたら歴史はもう少し変わっていたのかも、と思ってしまいました。
何だかよくわからない内容になってしまいましたが。もたざるモノ(そもそもの始めからもってるモノがないよ 笑)の1人として明日もその先もしょうもないことに時々執着しつつ生きていくんだな、と思った週の初めでした。
極上のモカ
2012.03.10 Saturday
今週はしばらく暖かな日が続いていましたが、昨日から少し寒波が戻って来てしまい今日も冷え冷えとしています。
早いもので桃の節句も過ぎ今日は3月10日。子供の頃の記憶が確かなら、3月10日って松田聖子の誕生日だった気がします。滅多に人の誕生日を記憶しない自分が何故そんなどうでもいいことを憶えているのかかなり謎です
とりあえずかつての聖子ちゃんは一体いくつになられたのか不明ですが、書いた手前おめでとうございます、と言っておこう。
寒いので暖を取りに近くのキャラバンサライまで出かけてきました。
先日、家族がコーヒー豆を買いに行った際、試飲させてもらったコーヒーがものすごく美味しかった、と聞いたので本日のドリップコーヒーではなく、1杯500円もするイエメン産モカコーヒー、ハラーズ・レッドというのに挑戦してきました。
イエメンと聞くと、常に政情不安で怖いイメージしか勝手になく(こらこら)、イエメン産というだけで貴重な気がしてきます。
500円なので、たっぷりサイフォンというかよく紅茶をオーダーした時に上に取っ手がついていてぎゅっとそれを押して茶葉を浸み出すタイプのもの(名前がわかりません^^ゞ)と小さな砂時計とともにやってきました。
ぱっと見は実に普通。小さい苺味のクッキーが添えられているのが嬉しいおまけです。砂時計の砂が落ちたらぎゅっと押してくださいね、と言われたので。浅田次郎の短編を読みながら待つことしばし。砂が落ちたのを見計らい、押してみましたがこれがなかなか固い本当にぎゅうううっと下まで押してカップに注ぎ一口飲んでみると……。
美味しい!!びっくりするくらい飲みやすくて美味しいです。
元々コーヒーは限りなくカフェオレに近いものにしないと以前は飲めなかったくらいコーヒーより牛乳好きなのに、ミルクを入れなくても何とも言えない優しい風味が心地よく。美味しいよ!なんて美味しいんだ、とひたすら心の中で呟きながら、結局最後までブラックで飲みきってしまいました。
コーヒーに添えられていた豆について書かれたチラシによると、イスラムの聖なる山「ハラーズ」地方で生まれた赤い宝石。まさにドライフルーツのような風味と濃厚な赤ワインのような余韻が楽しめます、とのこと。
その辺はよくわかりませんが(えぇぇ?)、とにかくクセがなくてすーっと飲めてゆっくりじっくり味わいたいコーヒーでした。
普段、喫茶店で1人で長居というのが出来ないタチで。注文したものが運ばれて来たらさっと食べて、食べたらすぐ出てしまうため休憩がてら入ったのにちっとも休憩にならなかった、ということがしばしばなのですが。(ちなみにこれは家系的なモノらしく、以前何かの拍子にその話をしたところ我が家の女性陣は全員そうだったのが笑えました)
今回は、せっかくの極上コーヒーをゆっくり味わわなきゃということでわざわざ文庫本を持参して短編1本を読み終えるまで粘りました。結果、1人で15分もいるという快挙を達成(そ、そうなのか?)
最後はすっかりぬるくなったコーヒーでしたが、それでも美味しかった〜〜。
1杯500円なんて相当贅沢なので、滅多にできないけれどたまにはこういうのもいいな、としみじみ思った昼下がりでした。
いとまきのうた
2012.03.01 Thursday
♪糸まきまきいーとまきまき という子供向け(?)の歌があります。
先ほど何故か頭から離れなくなり、子供の頃に憶えたまんま、いーとまきまきいーとまきまきと歌っていたのですが、もしかして自分が憶えているのは違うのではないか? と思い調べてみたら……やっぱりそうでした。
私が憶えていたのは ♪糸巻まき糸まきまきひーぱってトントントン♪ なのですが、正しくは”ひいてひいてトントントン”だそうで。勝手に簡略化してるのが笑えます。「赤い靴」の♪異人さんに連れられてを”ひいじいさんに連れられて”、と思い込んでいた人が少なからずいる、と以前テレビで見たことがありますが、それと似たようなものでしょう。
ってわざわざブログに書くほどのことでは全くないですが(苦笑)。
今日から3月。おまけに今日は昼間とても暖かく、今もここ数日同様暖房を入れずに電気ストーブだけでOKなのが嬉しくて、つい妙な歌を口ずさんでしまった模様です。
2月は思いっきり休養というか、色んなことをすっかり怠けてしまったので今月は少しずつ取り戻していきたいなと思います。
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