ちゃくちゃくと
2015.08.31 Monday
あさってから始まる抗がん剤治療に備え、せっせと先日購入してきたウォークマンにCDを入れています。
あっという間に複数枚ものCDが手のひらより小さいウォークマンに収まるのに驚く化石っぷりを発揮しつつ、あれもこれもとついつい何でも入れようとしてしまうのですが。
CDコンポやカーオーディオでは何の問題もなく聴くことができるCDなのに、ある一定の年代までに発売されたものは、洋邦問わずパソコンで認識されません。別のパソコンでは読み込めるため、どうやら私のパソコンが古いのが原因のようで。
元々LPとして発売され、CD時代の幕開け時にCD化されたものは仕方がない気もしますが、90年代半ばくらいの作品も読み込めないのは何故??。お気に入りのスティングのアルバムを聴くのを楽しみにしてたのにぃぃ。
それはともかく。音楽のおかげで快適(?)な投薬となるか、あまり効果がなかったよ(ぐすん)となるかは神のみぞ知る、です。
着々と準備している週末のつばハウス旅行、元気いっぱいなんて贅沢言わないから、普通に楽しく行けますように。
BS102
2015.08.27 Thursday
昨夜はBS102でヤクルトVS巨人戦の中継につば九郎が登場するから見てね、という指令をつばブロで知り、いそいそと観戦。
いつもの普通の野球中継はBS101チャンネルの方で放送しており、今までにない野球の魅力を伝える放送を行うという触れ込みでしたが。
いや〜〜〜想像を遥かに超えてとっても楽しい放送でした。
2回もつば九郎の筆談トークインタビューがあったのも嬉しかったけれど、鳥小屋ズームカメラが最高でした。
ライアンが菅野から押し出し四球を選んだ時のつばちゃんの一挙手一投足が逐一テレビで見られるなんて夢のようなひとときでした。
番組スタッフ及びスタジオ出演者達のつば九郎好きっぷりが素敵すぎて。
おひざ元のフジテレビ系CSでも、ここまでつば九郎がたっぷり見られることはないので、嬉しすぎて疲れも吹き飛びました。ありがとう、ありがとう!!BS102。
こんなことなら、録画しておくんだった、と昨夜は幸せすぎて忘れていましたが今になってしまった、と悔やんでます。
でも、可愛すぎる姿をぷりたつ見られたから満足です。
7回までの攻撃時は鳥小屋に待機しているけれど、7回裏の東京音頭終了後はどこにいるんだろう? と思っていたので、まさかあんなところに待機場所があったとは。隙間から覗く大きな目が可愛いらしすぎてテレビの前でにやけっぱなしでした。荒木トンネルなんてものの存在も初めて知りました。
恒例の5回終了時の花火もいつもと違う角度から見られたり、まさかの三輪くんズームカメラや裏方さんについて取り上げてくれたり。
視聴者からの質問に即座に答えてくれたり、と盛りだくさんで快勝の試合内容以上に楽しかった〜〜。
ポンポンと差し挟まれるエピソードや質問への回答が色々ぶっちゃけすぎな田口くんが面白すぎでした。
彼には確かにごく普通の解説者より、こういうポジションの方が似合うかも。
今回、初の試みとのことでしたが、いつもとかなり違った角度からあれこれ楽しめたので今後もまた機会があれば、他球場でも企画してほしいな。
桃のショートケーキ
2015.08.23 Sunday
金曜夜は暑さと疲れすぎたのが両方たたってか、なかなか寝付けず。ようやくうとうとしたのは明け方で。寝不足のまま会社へ行き、たまりまくった仕事を何とか片付けたおかげで、土曜なのにちっとものんびり出来ない1日でした。
会社の方は予想通り、これまでどおり勤務できることに。
色々しち面倒くさいことがてんこもりの、傍からみると滑稽なこと満載の職場ですが、こういう部分での緩さというか鷹揚さは助かります。
そんなわけで、くたくたに疲れ切って帰宅したため、昨夜はお休み前の楽しい夜だというのに8時前にはとてもじゃないけれど目を開けていられなくなり(^^ゞ
久しぶりにた〜〜っぷり睡眠をとることが出来ました。
盆休み中も実感しましたが、疲れがたまってくると背中が痛くなるため、今朝は朝からすっきり快適です。
さて、金曜の午後。病院帰りに久しぶりにサンニコラへ行ってきました。
桃のショートケーキが美味しかった、と聞き、この日は検査のため朝から何も食べられず。お昼は簡単に済ませたため行くなら今だっとばかりに勇んで行きました。
平日の午後だから飲食スペースは空いているかと思いきや、ちょっと年上のおばさま達が2組でーんといらっしゃり。いいなぁ平日の昼下がりに優雅にお茶ですか、と羨ましかったです。
端っこのスペースが空いていてよかった〜。
運ばれてきた時にうわっと思うくらいそびえ立ってましたが、食べ始めてみるとスポンジがふわふわでクリームもあっさり軽くて。最後の一口まで美味しくいただきました。
一口大サイズくらいの桃がコロコロ入っていて美味しかった〜。
まるごと桃、みたいなたっぷり桃タルトもいいけれど、それだともれなく何故かカスタードもくっついてくるので、私はこのショートケーキの方が好みです。
ショートケーキ、昔はそれほど好きでもなかったけれど、数年前くらいから苺でも他のフルーツでもショートケーキって美味しいなぁと思うようになりました。
このタイプのケーキって日本独自のものらしいですが、最初に考案してくれた方は素晴らしい!
PET-CT検査
2015.08.21 Friday
今日は先日の検診で受けましょう、と言われたPET−CT検査でした。
この検査を受けたのは昨年の5月。検査受付で「初めてですか?」と聞かれたので「2回目です」と答えたところ、「じゃぁ場所わかりますね」とにっこり笑顔で言われ「いいえ、忘れてしまったのでわかりません」と答える羽目に(苦笑)。
そんなもん、1年ちょっと前に1度だけ行ったところなんて憶えてるわけがありません。ただでさえ、病院て迷路のようでわかりにくい上に興味のない事柄は聞いた瞬間から忘れるタチですから。
まずは静脈注射をして、薬が身体中に回るまで1時間弱安静に。週末で疲れていたのも手伝って、朝から朝寝タイムとなりました。
この検査、一応だいたい20〜30分くらい機械の中に入っていないといけないのですが、前回は思ったより短く感じたのが今回は何だか長いなぁと。
一旦終了して回復ルームで待っていると「追加で撮影したい分がありますので、もう一度来てください」と言われ再び撮影室へ。
2回目は5分くらいですみました。
無事、終了した時点でお昼少し前。結果が出るまでしばらくかかるので一旦お昼に出て戻り、持参した本をすっかり読み終えた頃にようやく診察室へ。
結果は……腹部のリンパ節に再発している兆候がみられます、とのこと。
追加撮影があった時点で、何らかのことがあるだろうと思っていたので、やっぱりなぁでした。
寧ろ背中が痛かったりしたので、もしかしたらすい臓とか他の臓器に転移していたらやだなぁと思っていたため、予想よりはマシでした。
再び抗がん剤治療をすることに。ただし、今度は1ヶ月に1回ではなく、これまで一度に投与していた薬を3回に分けて毎週1回ずつ投与するとのこと。この方が身体への負担が少なくてすむそうです。
前回の治療を終えてから、色々調べたりして抗がん剤を投与するのは仕方がない部分があるにせよ(卵巣がんは抗がん剤の効果が比較的あるガンなので)、投与の量を減らしてほしい、というのを次に使用する時がきたら懇願しようと思っていたので、先生の方からそういう提案をしてくれて助かりました。
9月の2日から毎週水曜投与1セット=3週間を3セット行って様子を見ることになりました。
秋分の日の週は連休があるため、1セット目が終了した時点で1週間お休みになるのが身体にもちょっと嬉しい。
前回までの薬に加えて今回からアバスチンを試薬として使いたい、と言われたのですが、高額なのと一度に3種類も入れるのが嫌だったので、1セット前回と同じ薬をやって効果をみてから、ということにしてもらいました。
早速アバスチンについて、ネットで検索してみましたが……。費用自体は、高額医療限度額制度を適用すれば、そこまで高額ではないけれど。この薬、卵巣がんには延命効果がないというデータが出ているようなのですが。
もう少し調べてから、どうするか考えよう。
最初のガンは手術で一応の根治は期待できるけれど、再発したガンは根治はありえない、というのはこの1年で学習したので。だからと言って、ドラマや小説などでよく出て来る余命なんとか、にいきなりなるわけではなく。
ガンとうまく共存しながら暮らしていく方法を考えたいと思います。
私自身は最初にガンが見つかった時に、色々調べたり考えたりして治療についてはこうしたい、という思いがあるけれど。家族、特に母あたりは再発してもまた抗がん剤治療や手術をすれば治る、と思いこんでいるふしがあるので(^^ゞ。
その辺をどう折り合いをつけていくかが、今後の課題というと大げさだけれど当面の問題です。
そんなわけで、9月からは毎週水曜日は確実にお休み。1回目くらいは大丈夫かもしれないけれど、副作用が強くなってきたら当然、仕事どころではなくなるし。勤務形態を含め、仕事については明日会社で相談することになりました。
ちなみに9月の初めにつば九郎に会いに行く予定ですが、当然のことながら行きますよー。まだ1回目は副作用も大したことなかったし、その頃ならもちろん髪もまだあるしね(ふふふ)。
投薬日を決める時、月か水と言われ神宮観戦が頭にあったので迷わず「前回もそうだったので水曜日でお願いします」と言ってしまいました。
実際、水曜だと副作用のピークが週末に来るので何かと都合がいいのです。
夏に大人しくしていた分、秋はちょこちょこ予定があるのですが、欲張りなのでどれも諦める気はさらさらありません。
手術後、というハンディがない分前回よりマシだろう、と勝手に踏んでます。
ちなみに分割投与だと、髪が抜ける速度も前回よりゆっくりになるとのこと。
個人的には髪も大事だけれど眉毛とか鼻毛とか、そっちの方が身体的に困るのでそれもゆっくりだといいなぁ。鼻水が止まらなくなるのがとっても面倒くさかったので。
とりあえず投薬開始までに寝室で音楽が聴けるように方法を考えなくっちゃ。
えぇぇ、そこなの? と呆れられそうだけれど。私の中ではかなり大事なことです。
副作用でしんどい時、本をめくるのもいいけれど音楽が聴けたらいいなぁと前回思ったので。
ウエスタン 中日vs阪神
2015.08.17 Monday
のんびり過ごそう、と決めていたお盆休み。本当にのんびりしたおかげで土曜まではなかなかだるさが抜けなかったのですが、土日としっかり寝た成果か、昨日はお休み最終日にしてようやく体調もすっきりしました。
昨日の昼間は、地元の球場でウェスタンリーグの中日vs阪神戦が行われたので行ってきました。
どう考えても暑いだろうなぁと思ったとおり、灼熱でした。日焼けしないよう、薄手の長そでシャツに薄手のパンツ、首にはタオルマフラーをしっかり巻き、つばの広い帽子を被って観戦したおかげで、日焼けはせずに済んだのですが。唯一、シャツの襟元が少し空いていたらしく、鎖骨の間が小さく三角形に真っ赤になってしまいました。
ガンガン照りつける太陽の暑さも凄かったですが、椅子に座ろうとしたところ、椅子がものすごい温度に焼けていてそれが熱かったです。そのままではとても座れないので持参した首にあてるはずのアイスノンを椅子の上に置いて座りましたよ。甲子園は浜風が吹いたりしますが、それでもこの灼熱の中、真昼間に野球をする甲子園大会はあまりに過酷です。
のんびり暑さでぼーっとしながら、7月8月限定で2軍の試合がナイターになるのと、夏の甲子園大会の日程を変更する、どっちが先だろう? なんて考えてしまいました。
2軍の試合を見るのはもちろん初めて。田舎のぼろくて古〜い球場なので、信じられないくらいグラウンドが近く。試合前に円陣で気合いを入れているのや、コーチ、監督が指示しているのも聞こえてきます。
猛暑の中、試合前の練習からきびきびと動く選手達には、それが仕事とはいえ、本当に大変だなぁと頭が下がる思いです。
ファームの試合だけれど、1軍から2軍へ来ている選手が見られるかも、との期待どおり。この日のバッテリーは筒井と小宮山でした。中日の方は西川と赤田のバッテリー。
そろそろ1軍に定着してほしい、背番号2の北条がスタメンでしたが、ドラゴンズの方も背番号1をつけた友永選手がスタメンでした。背番号1ということは、期待の新人なのかな? と勝手に想像。
で、4番で小笠原が出場していました。小笠原ってあの小笠原だよなぁとバットを振る姿を見ると、確かに小笠原でした。殆ど土と同化するくらいに真っ黒に日焼けしていました。
肝心の試合は両投手ともあまりコントロールが定まらず。四球が多く、でもランナーが出てもチャンスを作ることができず。どちらかというと退屈な試合展開で。暑さだけがどんどんたまらんち、状態に(苦笑)。あ、ペレスの好守備が何度か見られたのはよかったな。
もうちょっとこう見ごたえが……と思った4回表。北条のホームランで1点先取。打った瞬間、これは入ったなとわかる見事な1発でした。
5回表にも今度は中谷、陽川らの連打で1点追加。尚もチャンスのはずだったのですが、ゲッツーで1点どまり。
その裏の攻撃で、これまでヒット1本だったドラゴンズ打線が4球やヒットであれよあれよという間に満塁。ここでこれまでの2打席、凡退続きだった小笠原。
絵に描いたような綺麗なヒットで一気に同点とされてしまいました。
ここぞという時の集中力というか、しっかり決めるあたりさすがです。
小笠原、巨人に行った時点でうーん、、と思っていたのですが。巨人から中日へと変わり2軍生活でもくさらず、暑い中あんなに真っ黒になるまで頑張っている姿を見たら、チャンスに働けてよかったなぁと思ってしまいました。
きっと野球が好きで好きでたまらないんだろうな、と。スター選手の引き際に関しては人それぞれ、難しいものがありますが。納得がいくまで続けられるといいな、と思います。
逆転された時点で筒井から小嶋に投手交代。地元の球場で小嶋が見られるとはおもっておらず。詰めかけた虎ファンも喜んでいる人がいっぱいでした。
だって、とにかく近いんだもん。昔、同じ球場で球児が見られた時の嬉しさを思い出しましたよ。
小嶋、最初の2球はおぉぉーと声が漏れるようないい球を投げていて、さすが! と思ったのですが、粘られた挙句結局四球でした(^^ゞ
続く打者は打ち取って押えましたが。筒井にしろ、小嶋にしろまだ1軍は遠いかなぁという感じです。筒井、序盤はつい先日まで1軍にいただけのことはあるな、という投球だったんだけどね。猛暑にやられたというのもあるのかも。
と、この時点で午後3時もまわったし。とにかく暑くてたまらなかったので、ホームランも見られたし、小笠原の活躍も見たし、小嶋も見たし、明日からまた仕事だから帰って休もう、というわけで球場をあとにしました。
まぁ、ファームなのでそこまで勝敗に拘る気もないというか(こらこら)。
その後、試合は動かずそのまま3−2でドラゴンズが勝利した模様。
ファームの試合は初観戦でしたが。スタンドはドラゴンズ主催試合なのに、虎党の方がかなり多く。でも、皆ファームなのでのんびり観戦。ただし阪神側だけ自分も含めユニフォーム着用率が異様に高く。Tシャツの人でもタオルや帽子、応援バット等でタイガースファンだというアピール(別にしてるわけではないと思う)は抜かりなく。
でも、応援は少ないドラゴンズ側が口応援でとっても張り切ってました。
一生懸命口で応援歌を歌う様子に、近場の高校生のトランペット吹きでも雇えばいいのに、とちょっと思いました(苦笑)。
その上、2番バッターの三ツ俣への応援歌、冒頭の♪おーおーおおおお〜 ♪
から始まりコンバットまでどこをどう聞いても、それ、井端やんと突っ込みたくなるまんまな応援に、タイガース側観客席のあちこちで、おいおいおいと突っ込みが入ってました(笑)。
個人的に、それはどうなんだ、と思ったのが、どの選手相手だったか忘れましたが働け働け○○○! という掛け声。いや、既にこの猛暑の中、こんな日影のかけらもない地方球場で一生懸命野球をやっている時点でじゅうぶん働いてると思うよ、と思ってしまいました。
そんな感じで1軍の公式戦とは一味もふた味も違う、どこかのどかさが漂うファームの試合。暑さを除けばこんな風にのんびり観戦するのもいいなぁ、と楽しかったです。
昨日見た選手達の中から、1人でも多く1軍で活躍してくれますように。
ドーナツを穴だけ残して食べる方法
2015.08.15 Saturday
お休み3日目。昨夜は久しぶりによく眠れたのもあって、今朝は昨日よりは調子がいい感じです。
昨日は8月14日だったので「日本のいちばん長い日」を朝イチの上映で見てきました。
どうでもいいのですが、最近このパソコンで”みる”と打って変換すると真っ先に”診る”が出て来るのが何とも(苦笑)。
映画自体はよかったけれど、前夜あまり眠れなかったところに早起きして(笑)重たい映画を見たツケか、その後がすっかりへろへろになってしまい、ものすごく久しぶりに昼寝をする羽目になりました。
それはさておき。先日、図書館で借りてきてもらった表題の『ドーナツを穴だけ残して食べる方法』を少し前に読破しました。
週初めの検査の際に待ち時間に読んでしまおうと思い、持参したものの疲れて居眠りしていたため、殆ど読めず(苦笑)。結局、毎晩少しずつ読み進めてお盆休みの少し前にやっと終了しました。
最初にぺらぺらとめくった時に、大学の教材みたいだなと思ったとおり、まさに読みやすい大学の講義資料といった感じでした。
しかし、色んな学者がそれぞれの得意分野の立場から、いかにしてドーナツを穴だけ食べる方法を模索するのかと思ったら……確かに物理的に実際にその手法をとった方も僅かにいましたが、殆どが物質としてのドーナツというよりも”ドーナツ”をひとつの概念に見立てたものが多く。
中には、ドーナツのドの濁点部分すらかすってないよ! と突っ込みたくなるものまで。
初めて「村上さんのところで」ドーナツの穴だけ残して食べる、という文を見て、どうやったらそんなことが出来るのか、と考えた私が思ったのは。
とりあえず○穴加工だから、フライス加工を使えば出来そう。でも、ドーナツは柔らかいからフライス加工したら穴だけ残るどころか、粉々になって跡形もなくなるなぁ。その上切削油がたっぷりしみ込んだドーナツなんて恐ろしく食べられないな。⇒ドーナツを金属の鋳型に流し込んで、フライス盤じゃなくてレーザー加工で超薄いリングになるまで加工すれば何とかなるかも、でした。
で、本書を開いたら私が適当な知識で思いついたなんちゃって機械加工で削ろう、という件を機械工学の観点から、もっときちんと論理的に説明しているものがいちばん最初に掲載されていて驚きました。
第1部では穴だけ残して食べるには とくくり、工学、美学、数学、精神医学、歴史学の見地からのアプローチが記されています。
美学の部分は、美学、そういえば大昔の一般教養で取ったなぁとその存在すらン十年ぶりに思い出したくらいでした。
意外に面白かったのは、最初の数行で絶対無理、理解できっこないと思った数学からの次元に絡めたアプローチでした。とはいえ、予想どおり難しすぎて半分も理解できませんでしたが、試みとしては騙された気がしないでもないですが、なるほどなぁでした。
第2部はドーナツの穴に学ぶこと とくくり、ここでは食べる方法は既にまったく関係なく、ドーナツそのものやドーナツの穴、ドーナツという現象や言葉といったことに着目し、文化人類学、化学、法学、経済学、社会人類学の観点から論じています。最後に再び別の法学者が、何故かアメリカで起きたトンデモ訴訟についての考察(そうなったのにはちゃんと理由があり、それについても冒頭で明記されている)でしめくくられます。
ここまで来ると、相当難しいというかなかなかついていけない部分も多くありましたが、特に化学的見地のくだりは、もっとも苦手な科目だったこともあり、もう化学記号を見ただけで拒否反応を覚えてしまい(苦笑)、ちっとも頭にはいってこなくて大変でした。
ただ最終的に述べられていた、PCB汚染油が化学の力で解決できるかもしれない、という研究については、全力で実用化されるといいなぁと思いました。
第2部で面白ろかったのは、訴訟の例を出して論じた法学者と、ドーナツ化現象を経済学の見地から分析したもの、ドーナツを「近代」の象徴であると見立て、ドーナツ以前と以後と分けて近代を論じたものが楽しかったです。
特に後者2つはかなり興味を惹かれる考察でした。ってあれれ? 2部は難解とか言いながら意外と楽しめたのかも。
この「近代」論のおまけに阪大の学生が近代について、ざっくり解説してくれているのですが、これがもう素晴らしかったです。
わかりやすくて、きちんと纏まっていて。歴史は大好きですが、いざフランス革命について説明しろ、という命題を与えられてもこんなに的確に説明できません。どうでもいいことをいっぱい入れて、肝心な部分がすっぽり抜け落ちること間違いありません。
タイトルは興味をそそられるけれど、中身が中身なので手に取るのにけっこうハードルが高そうな1冊ですが。ちゃんと箸休めに各章の間に世界各国のドーナツ事情的なコラムが紹介されていて、ほっとしたり美味しそう! と食べたくなったりできます。
ドーナツの穴ひとつとってみても、真正直にそのまんまの意味に受け取るのではなく、色んなことを考えたり、実践する人がこんなにもいることを知ったのが一番の収穫かな。
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
2015.08.13 Thursday
お休み1日目。昨日宣言したとおり、今日は本当にの〜んびりゆったり過ごしました。
一時期より暑さが和らいでくれたおかげで、日中家にいても熱中症もどきになる心配もなく。ゆったりが功を奏し、背中の痛みもたまに感じる程度にまで回復。
やっぱりお休みはいいね。
さて、先日から予告していたとおり月曜に見てきた「ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション」の感想を簡単に。
ローグネイションとは聞きなれない言葉ですが、ならずもの国家という意味です。なんでこの副題がついているのかは見てのお楽しみ。
例によってネタバレしまくりなので、この先は折りたたんでおきます。
まだ封切られて日も浅いのでネタバレしたくない、という方はここでお帰りくださいね。
夏休み
2015.08.12 Wednesday
今週は月曜にお休みを取ったので、2日間しか働いていないのに、生きるのってしんどいわ〜なんて贅沢なことを思った2日間でした。
そもそも、1年で一番暑い時期に大掃除なんて何かが間違っているとしか思えない(こらこら)。
始める前は、ちょっと真剣にこの状態で大掃除なんて無理、絶対に無理と思いましたが、始めてみたら何とかなりました。
終わった後の疲労感はシャレにならないくらいでしたが。あまりのへろへろっぷりに5分ほど休憩室で寝っ転がりましたよ(苦笑)。
帰る頃には疲れすぎて、まっすぐに歩けなくなったほど。2週間くらい前まではかなり元気だったのに何で急にこんなにばいや〜なことになってるの? とかなりとほほな気持ちになりましたが、猛暑による夏バテが一気にきたようです。
でも、毎日ご飯が美味しいと感じられるのでまだまだ大丈夫。
明日からは4日間だけれどお盆休みなので、のんびりできる〜と思うとかなり嬉しい。これといった予定もなく、というよりどこかへ行くよりひたすらだらだらのんびりしたいというのが率直な願望なので、そのとおりゆっくりしたいと思います〜。
あ、月曜に宣言した映画の感想は明日書きます。
そんなわけで今夜はひたすらのんびりだらだら過ごそう。
経過観察2015年8月
2015.08.10 Monday
連日暑い日が続きすぎて、昔なら甲子園大会が終わると秋風が吹く、と言われていますが、今年はその頃になってもずっと暑いままなのでは? という恐ろしい予感すらするこの頃。
今日は、先月に引き続き血液検査のために朝から病院へ。
夏休みに入っている人もそろそろ出てきたのか、受診受付機の前に並んだ人数がいつもの月曜より心なしか少ない気がしました。
血液検査もいつもほど混んでいなく。
逆に途中で通った小児科の前がものすごい人数になっていて、夏休みを実感させられました。
さて、先月引っかかった腫瘍マーカーの値は、今月は更に上昇してました。
まぁなんか下がってる気がしなかったので予想通りというか。前回が52.8で今回が70.5。
一昨年にガンが発覚した時は3ケタを軽く超えてたので、今すぐどうこう慌てる状況ではないですが。一応、問診の際に腹部のエコーを撮り、腹水とかが溜まっていないことは確認。
これは、お腹まわりに変動がないことや、便秘や下痢になっていないことからもそこは大丈夫だと思ってました。
現在の症状? としては、少し前から背中が痛いのが続いているのと、食欲はあるけれど沢山はいらない。
半年くらい前から、水やお茶などの水分がごくごく飲めません。普通にごくごく飲むと100%の確率でむせます。なので、ちびちびお上品に少しずつ飲んでます。
家族にはそれ、おかしいでしょ! と叱られましたが、気をつければいいだけなのともう慣れたので私自身はあんまり困ってないです。
あと、他人が聞いたら笑われそうだけど(^^ゞる〜び〜がですね、あんまり美味しくない。350ml缶1本を1人で空けられなくなったのが先月くらいかなぁ。
いや、その前に甲子園に行った時にも、日本で一番る〜び〜くんが進む野球場である甲子園なのに1杯でもういいや、と思ったのでその頃からだんだん要らなくなってきたかな。
もうひとつはぁぁ? と笑われそうなのが。カットケーキ1個全部食べるのがちょっと辛いです。3分の2くらいまではとっても美味しい。でも、あと少しが重たいなぁと思うようになりました。
幸い、和菓子は美味しくいただけるので、現在はおやつが食べたい時は和菓子で満足してます。こういう時、金沢に住んでてよかったなぁと心底思います。
だって、美味しい和菓子の宝庫だもん。(←ココ、重要です。他県にも和菓子店はいっぱいあるけど、やっぱり地元のが一番美味しい)おまけに家から歩いて行ける距離に市内を代表する和菓子メーカー数店のうち2店舗があるしw
それと、食べ物とは無関係ですが。個人的にあれれ? と思うことがもうひとつ。今年は戦後70年ということで、夏前からちょこちょこそれに関したドキュメンタリーや特番が組まれていますが。
これまでだと見ると怖くなるのがわかっていても、見ずにはいられないという自分でも変な嗜好があったのですが、今年は何故か見るのがきついです。
先日も、特攻隊についてのNスペを見ようと思って見始めたのに、結局3分の1も行く前にもういいや、となってやめてしまいました。
最後のはホント、そんなもんわざわざ見なくても……という意見の方がまっとうな気もするので別に困らないけれど。
背中が痛いのと毎日疲れてだるいのはちょっと困ります。疲れてるのは、熱帯夜続きで夜よく眠れないのが多分にあると思いますが。
とりあえず、すぐにむせる件は、主治医に言ったところ、たまに食道の入口が細くなって飲みづらくなる人がいます。どうしても困るのなら内科で診てもらうように手配しますが、とのこと。
外科の先生からしたら、それ命に関わらないしそんなもんだよなぁと妙に納得した上に、この上更に別の科にかかるのなんて面倒くさいのでその場でじゃ、いいですとなりました。
背中の痛みと腫瘍マーカーが2ヶ月連続上昇しているのが気になる、ということで来週PET検査をすることになりました。
検査自体は寝たままできるので苦痛ではないけれど、費用がかかるのと(苦笑)いわゆる点滴状態での検査なので、注射針がすんなり血管に入ってくれることを願うだけかな。
先週土曜出勤だったのもあり、今日は1日休みを取っていたので、午後からは避暑を兼ねて「ミッションインポッシブル/ローグ・ネイション」を見てきました。
これについては、明日にでもブログでちゃんと書きますが。
いや〜〜〜面白かった!!個人的には前作より今回の方がより楽しかったです。
この作品はやっぱり劇場で見てこそだな、と冒頭の大音量の音楽を聞いた瞬間に思いました。
現金なもので、映画館に入った時はけっこうもうだるくて始まるまでしんどいなぁと思っていたのですが、映画を見ている間は痛みやだるさを完全に忘れてました。
こういうシリーズものって回を重ねて行くと、どうしてもつまらなくなったりするのに、毎回飽きさせず一定以上のクォリティーを維持しているのはホントすごいなと思います。
そんなわけで、頭の中はすっかりあのお馴染みのテーマが鳴り響いてます。
そういえば、本編前の近日上映作品紹介で「ヒロイン失格」という邦画の予告が流れていたのですが、画面上には登場していませんでしたが、最後に出演者がバーンと出た時に真ん中に”柳沢慎吾(特別出演)”とあるのを見て、思わずおぉ〜慎吾ちゃん出世したなぁ、と思ってしまいましたw
読書あれこれ
2015.08.08 Saturday
今週は連日、これでもかという猛暑が続き、連夜の熱帯夜ですっかりへろへろになってしまいましたが、昨夜は少しだけ暑さがやわらぎほっとしました。
今朝の出勤時、いつもなら右折するためにかなりの待ち時間を要する信号で、1台も対向車がなく、あっさり右折できたことに何とも言えない気持ちになりました(苦笑)。
そんなわけで、連日の猛暑のせいか帰宅するともう何かをする気力がすっかりなくなり。テレビ等を見るのも疲れて億劫な有様。
寝っ転がって読書と呼べるようなきちんとしたものを読んではいなけれど、毎晩寝ながら読み物三昧でした。
ここ最近読んで面白かったのは朝井リョウの「チア男子」。
以前から気になっていたものの、そのうちと思っていたのですが夏なので読むなら今だと思い先日購入してきました。
朝井リョウなので、ストーレートな青春ストーリーではないけれど、彼にしては珍しく登場人物の誰にも悪意がまったく感じられない、一途な物語でした。
クライマックスのチアシーンは、文章でもかなり伝わるものがありますが、チアの技について詳しくない読み手からすると、やっぱり絵もしくは映像でじっくり見たいかな。
作中、ウォーターボイーズやスラムダンクがさらっとセリフで出て来るのに、どちらもいつの間にか歴史の1コマになったことを痛感してしまいました。
ヤンキーが団体競技にのめり込む話、感動作を一言であまりにも的確に一刀両断されてしまったのには笑うしかなかったです。
作者の母校には実際に男子のチアリーディング部があるようですが、一度どれだけの迫力ある演技なのか、テレビでいいので見てみたいです。
「チア男子」と一緒にタイトルに惹かれて南木佳士の「陽子の一日」という本を購入したのですが。
こちらは、久しぶりにハズレくじを引き当てたな、という結果に(大汗)。
決して読みにくくもないし、物語が破綻しているわけでもなく。単純に好みではなかった、というだけです。
もしかしたらもう少し年齢を重ねてから読み返すと、違った感想を抱くかもしれません。
あとは、少し前のブログにも書いた「村上さんのところ」を読んでいたら、無性に昔のエッセイが読みたくなり、「村上朝日堂」を読み返したり。
で、この「村上さんのところ」に回答文の中に出てきた、ドーナツを穴だけ残して食べる、というくだりが気になって気になってどうしようもなくなってしまい。ネットで検索したところ、なんとそれについて阪大の教授達が学術的なアプローチで解答したものを一冊の本にまとめたものがあるそうで。
ものすごーく読みたいけれど、いくらなんでも購入するのは躊躇われたため、図書館で借りることに。
本日家族が借りてきてくれたので、現在手元にあります。
パラパラとめくってみたところ、横書きでいかにも大学の授業の教材のような書物です。うん、これは時間がかかりそうです。なので、お盆休み中にでもじっくりのんびり読みたいと思います〜。どうせなら、暑すぎる家じゃなく、近所の珈琲店で涼みながら読もうかな。
ISSトブルームーン
2015.08.01 Saturday
今日も朝から暑〜い1日でした。
今日から8月、ということはかれんだーだれんだ〜も新しい月へとチェンジです。朝、いそいそと8月仕様にしたところ、目に飛び込んできたのは……
”暑い暑いと騒いでも涼しくならない あきらめろ!!”の力強い文字。
(全部平仮名ですが、読みにくいと思われるので変換してます)
しかも、あきらめろ!!の部分だけ1.5倍くらいの太字で強調されてます。
普通の人に言われても、そんなこと言ったって暑いもんは暑いんだもんっと反論したくなりますが、日本でも有数の暑い環境で頑張る姿を日々見ている方に言われると、素直にすみませんと白旗を上げてしまいました。
さて、昨夜はISS(国際宇宙ステーション)が肉眼で見られる、というのでこちらでの観測時間である午後8時30分少し前に近所の広いところまで行って待つことしばし。
今夜はやけに月が大きくて綺麗だなぁと思ったら、昨夜はブルームーン。なかなかこの手の天体ショーは天候の関係で見られないことがしばしばですが、昨夜はたっぷり堪能できました。
月と星を眺めていると、いきなり前触れもなく夜空の中にピカピカと光る物体が出現。明らかに星より数倍も明るいあの点滅はお目当てのISSに違いないっとテンションが上がってしまいました。
あれよあれよという間にどんどん移動していき、最後は最初と同じように夜空に吸い込まれて消えていきました。
短い時間でしたが、久しぶりの天体ショーに心も何だか華やいだ気分になりました。ブルームーンは見ると幸せになれる、との言い伝えがあるそうで。今現在も既にじゅうぶん幸せですが、そう聞くとより幸せ感が大きくなった気が。
- ご報告 (08/16)
- 星野源見つけた (06/20)
- ポート入れ替え (06/14)
- 再入退院とドセタキセル その3 (05/23)
- 再入退院とドセタキセル その2 (05/13)
- ご報告
⇒ ユウキ (08/22) - 星野源見つけた
⇒ しおん (06/30) - 星野源見つけた
⇒ ひろりん (06/29) - 再入退院とドセタキセル その3
⇒ しおん (05/25) - 再入退院とドセタキセル その3
⇒ さくら (05/24) - 腸閉塞
⇒ しおん (04/07) - 腸閉塞
⇒ ひろりん (04/05) - 腸閉塞
⇒ しおん (04/02) - 腸閉塞
⇒ さくら (04/02) - パラサイト 半地下の家族
⇒ しおん (02/01)
- 横浜移籍!?
⇒ ニュースブログ (07/25) - ぶらり東京紀行その2
⇒ 山野楽器! (06/15) - ぶらり東京紀行その2
⇒ 山野楽器! (06/15) - ぶらり東京紀行その2
⇒ 山野楽器! (06/15) - ギンギラギンにさりげなく
⇒ デボネア日記 (06/02) - 日本一おめでとう!!そしてさよなら
⇒ ノラ猫の老後 (10/27) - COI静岡公演
⇒ Color Pencils (10/16) - 今岡復活!!
⇒ 続「とっつあん通信」 (09/29) - 8連勝!
⇒ 続「とっつあん通信」 (09/29) - 快勝!
⇒ 続「とっつあん通信」 (09/24)
- August 2020 (1)
- June 2020 (2)
- May 2020 (3)
- April 2020 (3)
- February 2020 (3)
- January 2020 (8)
- December 2019 (6)
- November 2019 (6)
- October 2019 (7)
- September 2019 (5)
- August 2019 (10)
- July 2019 (3)
- June 2019 (8)
- May 2019 (7)
- April 2019 (4)
- March 2019 (6)
- February 2019 (5)
- January 2019 (7)
- December 2018 (5)
- November 2018 (7)
- October 2018 (7)
- September 2018 (10)
- August 2018 (9)
- July 2018 (9)
- June 2018 (9)
- May 2018 (16)
- April 2018 (7)
- March 2018 (10)
- February 2018 (8)
- January 2018 (10)
- December 2017 (11)
- November 2017 (9)
- October 2017 (9)
- September 2017 (10)
- August 2017 (10)
- July 2017 (8)
- June 2017 (8)
- May 2017 (10)
- April 2017 (9)
- March 2017 (10)
- February 2017 (8)
- January 2017 (9)
- December 2016 (11)
- November 2016 (9)
- October 2016 (14)
- September 2016 (12)
- August 2016 (11)
- July 2016 (10)
- June 2016 (12)
- May 2016 (10)
- April 2016 (11)
- March 2016 (11)
- February 2016 (10)
- January 2016 (8)
- December 2015 (13)
- November 2015 (11)
- October 2015 (13)
- September 2015 (16)
- August 2015 (11)
- July 2015 (11)
- June 2015 (12)
- May 2015 (9)
- April 2015 (9)
- March 2015 (10)
- February 2015 (9)
- January 2015 (8)
- December 2014 (10)
- November 2014 (9)
- October 2014 (12)
- September 2014 (9)
- August 2014 (15)
- July 2014 (17)
- June 2014 (19)
- May 2014 (22)
- April 2014 (20)
- March 2014 (16)
- February 2014 (17)
- January 2014 (15)
- December 2013 (10)
- November 2013 (9)
- October 2013 (8)
- September 2013 (15)
- August 2013 (12)
- July 2013 (11)
- June 2013 (12)
- May 2013 (5)
- April 2013 (15)
- March 2013 (14)
- February 2013 (12)
- January 2013 (10)
- December 2012 (13)
- November 2012 (12)
- October 2012 (9)
- September 2012 (12)
- August 2012 (11)
- July 2012 (12)
- June 2012 (12)
- May 2012 (13)
- April 2012 (13)
- March 2012 (10)
- February 2012 (15)
- January 2012 (9)
- December 2011 (12)
- November 2011 (11)
- October 2011 (13)
- September 2011 (10)
- August 2011 (9)
- July 2011 (11)
- June 2011 (28)
- May 2011 (10)
- April 2011 (10)
- March 2011 (11)
- February 2011 (9)
- January 2011 (8)
- December 2010 (11)
- November 2010 (10)
- October 2010 (18)
- September 2010 (13)
- August 2010 (8)
- July 2010 (13)
- June 2010 (12)
- May 2010 (11)
- April 2010 (11)
- March 2010 (12)
- February 2010 (17)
- January 2010 (11)
- December 2009 (15)
- November 2009 (14)
- October 2009 (16)
- September 2009 (13)
- August 2009 (10)
- July 2009 (18)
- June 2009 (15)
- May 2009 (16)
- April 2009 (16)
- March 2009 (15)
- February 2009 (15)
- January 2009 (14)
- December 2008 (16)
- November 2008 (9)
- October 2008 (15)
- September 2008 (13)
- August 2008 (11)
- July 2008 (13)
- June 2008 (18)
- May 2008 (11)
- April 2008 (14)
- March 2008 (17)
- February 2008 (12)
- January 2008 (12)
- December 2007 (20)
- November 2007 (10)
- October 2007 (14)
- September 2007 (15)
- August 2007 (13)
- July 2007 (20)
- June 2007 (15)
- May 2007 (17)
- April 2007 (18)
- March 2007 (19)
- February 2007 (18)
- January 2007 (16)
- December 2006 (16)
- November 2006 (22)
- October 2006 (23)
- September 2006 (21)
- August 2006 (25)
- July 2006 (22)
- June 2006 (25)
- May 2006 (23)
- April 2006 (20)
- March 2006 (22)
- February 2006 (19)
- January 2006 (15)
- December 2005 (15)
- November 2005 (14)
- October 2005 (18)
- September 2005 (11)
- August 2005 (10)
- July 2005 (10)
- June 2005 (11)
- May 2005 (13)
- April 2005 (9)
- March 2005 (2)
- January 2005 (2)
- December 2004 (2)
- November 2004 (2)
- October 2004 (1)
- September 2004 (1)
- August 2004 (3)
- July 2004 (1)
- June 2004 (1)
- May 2004 (2)