クライマーズハイ
2007.09.30 Sunday
ついこの間まで暑い〜暑い〜と言っていたのが嘘のように涼しくなりました。今日は1日何だか肌寒く、とうとう冬のお布団まで引っ張り出してきてしまいました。
昨夜の甲子園最終戦。残念ながら勝利を飾れませんでしたが、最後の最後に広大がバックスクリーンに放り込んでくれてもやもやが晴れました
しかし、雨の中あれだけのお客さんが残ってくれたのに挨拶もなしだったのは、ちょっと寂しかったというか拍子抜けしてしまいました。
いつか最終戦を見に行きたいものです。
今年は色々何だかんだと不満もいっぱいあったけど(^^ゞ、桜井、林、上園、渡辺等若い選手がいっぱい出てきてくれたおかげで、いつになく試合を見るのが楽しみでした。来年は皆レギュラーに定着してチームを引っ張っていくくらいになってくれますように!
新しくなった甲子園での活躍が今から楽しみです。
さて、少し前に読み終えていた本の感想を。
クライマーズ・ハイ (文春文庫)
横山 秀夫
1985年8月12日。羽田発大阪行JAL123便が群馬県上野村の御巣鷹山に墜落。乗客・乗員合わせて520名にも及ぶ死者を出した未曾有の大惨事。
事故から20数年を経た今でも尚、多くの人の記憶に残る、この事件を追った地元新聞記者達の姿を描いたベストセラー。
2年前にNHKがドラマ化、昨年再放送され、現在はDVD化もされているそうですが、ドラマを見ていないので全くどんな内容か知らずに読み進みましたが、先入観がない分却ってよかったです。
ベストセラーなので、既に各地の書評で多くの方が絶賛されていますが、掛け値なしに面白い!
作品中の台詞にもあるように「もらい事故」として突然振ってきた金メダル級の事件に右往左往する記者達の姿を、これでもか、という臨場感でもって活き活きと描いています。
著者は当時、群馬・上毛新聞の記者として実際にこの事故の取材に携わっていたそうですが、その経験を余すところ無く伝えるリアルさが怖いくらいです。
新聞社、それも地方の小さな新聞社ならではのしがらみや、うんざりするような人間関係など、読みながら思わず、昔、仕事の関係で垣間見た地元の新聞社のことを思い出し、どこも似たり寄ったりだな、と苦笑してしまいました。
主人公である悠木は決して優秀な記者ではなく、寧ろ不器用なはみ出しモノ。上司に疎まれ、部下からも尊敬されているとは言いがたく、家に帰れば息子との不和に悩む、いわゆるどうしようもないくたびれた中年オヤジ。
全くカッコイイところなんてないけれど、読み進むうちにその人柄にどうしようもなく惹かれていきます。
嫉妬の塊のような同期の連中や、報道のあり方よりも権力争いに奔走する上役たち、悠木を山の世界に誘った安西。どの男たちも情けない、醜い姿を晒しているにも関わらず、不思議と怒りの気持ちが沸いてこない。
件の日航機事故を扱った作品では、山崎豊子の『沈まぬ太陽』が上げられますが、あの作品では1人強力な悪役といえる人物が設定されていて、多くの読者の怒りが彼に向かうような描写があったのとは対照的な気がしました。
『沈まぬ太陽』は本当に事故の当事者たる日航側を舞台に描いたため、そういう人物の存在がどうしても必要だったのかもしれませんが、あの作品に限らず山崎作品には、各書に悪役設定がされており、その辺は作者の作風なのかもしれません。
ただ、個人的には読後もやり切れない思いがどうしても拭えなかったので、この作品は少々強引な部分もありますが、読後が爽やかだったのがよかったです。一仕事終えたような高揚感を味わえました。
悠木の生き方は、組織人間としては失格という烙印を押されてしまうものかもしれないけれど、ある程度長く会社・組織というものに携わってきた人間なら、一種の清々しさ羨ましさを感じる部分がある気がします。
どちらかというと男性が好きそうな小説ですが(^^ゞ、熱い世界が好きな人にはお薦めです。
トンネル抜けた!
2007.09.28 Friday
ようやく長〜いトンネルを抜けることが出来ました!
よかった〜〜(T-T)。もうこのまま勝てないまま、CSも横浜進出でシーズン終わってしまうのかも、とちょっぴり覚悟していたのでホッとしました。
今日は生憎残業で林ちゃんのホームランをリアルタイムで見ることはできなかったのが残念でしたが、今岡&林が帰ってきてくれてホントよかった。
まぁ今日はエラーもあったけど(^^ゞ、やっぱりこの2人が出てると見てても楽しいですもん。
最後は球児もきっちり締めてくれたし。これでまた立ち直ってくれるといいな。
去り行く人たち
2007.09.26 Wednesday
毎年この季節になると、今季限りで引退する選手の話題があちこちで聞かれます。先日のヒルマン監督や古田監督兼選手、田中幸雄らに続き今日は会社でネットに接続したら、石井貴投手(西武)が引退のニュースが流れていて「貴もとうとう引退かぁ」とちょっぴりしんみりしてしまいました。
1993年に三菱重工横浜からドラフト1位で入団。当初は中継ぎ・抑えとして登板し、V戦士達の殆どが去ってしまった1998年から先発として定着。個人的に新しい時代のライオンズのエースとして期待していのですが、その役は後から入団してきたオツ(西口)や松坂に取って代わられ、ここ数年は首脳陣との軋轢の噂もあったりで、「そういえば石井貴最近見ないけどどうしてるのかなぁ」と思っていた矢先の引退報道だったので、驚くとともにもう一花咲かせてほしかったな、と残念です。
2004年の日本シリーズではMVPを獲得しましたが、あれはどっちかというとたまたまというか半分奇跡みたいなものだし、全体的には素質があるのにいまいち活かしきれなかった、渡辺智男とややダブる印象(まぁ実働年数は石井投手の方がずっと長いですが)。
ってファンの方すいません。でも、ホント入ってきた時はもう少しタイトルもいっぱい獲って、プロ野球の歴史に名前を残す投手になることを期待していたので。(名前はそれなりに残るとは思うけど)
もう少しやれる気もしますが、自ら申し入れたとのこと。長い間お疲れ様でした。
ってホントは石井貴ではなく取り上げたかったのはこちら。
広島カープで長年活躍してきた佐々岡真司投手。先日の引退会見に思わずうるうるしてしまいそうでした。
特にファンとかそういうのではなかったのですが。これぞプロ!というのを強烈に身をもって教えてくれたのが佐々岡投手でした。
昔、もう十数年前。社会人になりたての頃、地元で開催された広島vs阪神戦を見に行った際、間違って広島側の特等席を購入してしまい(^^ゞ、120%虎党なのにこんな赤ヘル軍団のど真ん中でどーすんだ!とぶーたれ&ビクビクしながら行きました。
その日の先発が佐々岡投手。田舎の球場なのでスタンドと球場が異様に近く、丁度私達の目の前で佐々岡投手が投球練習を始めたのですが、その球がとにかく速い!
よくバラエティー番組などで、芸人が150Kmを打ってみよう!みたいな企画で実際にプロのエースピッチャーに投げてもらったものの、あまりの速さにバットを振る前に逃げ出す光景が見られますが、まさにあの心境。ネットがあるので、間違って暴投しても自分には当たらないとわかっていても、あまりの速さに怖くて逃げ出したくなったほど。
もちろん、プロ野球は学生時代も何度も観戦する機会はあったのですが、そんな至近距離で見ることはなく、それ以上に圧倒的によく見ていたのが学生野球。
こんなに速いのにコントロールは抜群だし、ものすごい勢いで球が伸びてきてもうミットに収まる音から全然違っていて、「これがプロの球かぁ」と感激してしまいました。
後年、甲子園で福原投手の150キロを見たときもびっくりしたけれど、それ以上にこの時の佐々岡投手の投球が鮮烈すぎて。
当時の試合内容などはすっかり忘れてしまいましたが、あの時の球の速さとミットにボールが収まる音は未だに記憶にしっかり焼きついています。
その後、年齢を経て当時のような剛速球投手ではなくなったけれど、テレビで見るたび「まだ元気にやってるな」と嬉しく思っていました。
愛しいタイガースが負けても、佐々岡相手だと「しょうがないな」と思う部分もあったり(^^ゞ
個人的に同い年なので(笑)、ここ数年は貴重な同世代の選手として見守っていたのですが、先の引退会見の様子を見てしみじみと「佐々岡投手も歳を取ったなぁ」やっぱり潮時なのかな、と寂しいけれど納得しました。
ホント長い間お疲れ様でした。
悔しいけど・・・
2007.09.24 Monday
今日こそは!と気合を入れて臨んだベイスターズ戦でしたが、結果は4−5の逆転負け。
球児で打たれたらもうしゃあない、と言うしかないですね(トホホ)。
でも、まぁ広大が久々にHRを打って、シーツも久しぶりに綺麗なヒットを打ったし。ひーやんがあの場面で粘って四球を選んでくれたおかげで一時は逆転できたし。と無理矢理にでも明るい材料を見つけることにします。
一番悔しいのは選手達だから、明日こそはトンネルを抜けると信じたい。けど、今日のはかなりショックが大きそう
ところで、今朝の朝刊に昨日の試合後、バスに乗り込む岡田監督に一部の心無いファンが罵声を浴びせたことが出ていました。
ウチもテレビを見ながら、あーだこーだ文句言ってばかりのとても感心できるファンではないのであんまり言えないけど(^^A でも、直接心無い言葉を浴びせる、それだけはやっちゃいけないと思います。
熱心に応援するようになればなるほど、思い入れが強すぎてその辺が難しいんだろうけど、それをやってしまったらもう終わり。
こういう時だからこそ、から元気でもいいから「明日こそは頼むで〜」の気持ちがほしかったな、と思います。
明日の先発は多分、ベイは最年長のあの方だと思うけど、いくらクドちゃんでも明日だけは何が何でもタイガースの応援をするからね!
假屋崎省吾の世界
2007.09.23 Sunday
19日から地元のデパートで假屋崎省吾の世界展が催されており、本日行ってきました。
混雑を避ける為、朝イチで出かけたにも関わらず、会場がある8Fへ向かうエスカレーターには沢山の人でびっくり。普段エムザには滅多に行かないので、初めて8Fまで登りました(^^ゞ
それでも割合最初の方に会場に入ることが出来ました。
假屋崎さんの作品を見るのは初めて。新聞に紹介されていた大きなオブジェのような作品が殆どかと思ったら、小さな花器に可愛らしくいけてあるのもけっこうありました。使用されているガラスの花器もご本人の作品だそうで。カラフルな花器に鮮やかな花がよく映えてました。
個人的に黄色い花器に黄色いオンシジュームをいけた作品がとても可愛くて気に入りました。こういうのだったら家でも出来そうだなーと、いい参考になりました。
呉服屋さんの協力による友禅の着物とのコラボもなかなか見ものでしたが、やはり一番の力作(?)の空間をいっぱいに使った作品は圧巻でした。
もちろん贅沢に蘭などをふんだんに使ってはいるのですが、想像していたのより使う花の種類がシンプルで、菊など身近な花もこういう風にいけると芸術作品になるのかーと感心してしまいました。
会場の隣はグッズコーナーになっていて(こういう展覧会のお決まりですね)、花器やポストカード、書籍、その他便乗商品(笑)が沢山売られていました。その中に假屋崎セレクションのクラシックというCDがあったので、一体どんな選曲なのかな?と手に取ってみたら。
1曲目がリストの「愛の夢」で始まり、シューマンの「トロイメライ」やラヴェルの「クープランの墓」等、らしい作品が並んでいました。
ラストのフジコ・ヘミングによるドビュッシーの「喜びの島」はかなり聴いてみたかったけど。
特に何も買う予定がなかったのですが、たまたま手にとってみた「假屋崎省吾の暮らしの花空間」に身近な花を使った色んな作品が紹介されていて普段の暮らしに参考になりそうだったので購入してしまいました。
レジで支払いを済ませると、こちらでサインをしてくださるので並んでください、と言われてそのままおば様達に混じってサインをいただいてきてしまいました(^^ゞ
ファンでも何でもなく、しかもそんなにテレビで見てるわけでもないのにいいのか?と思ったのですが、せっかくだからま、いっかーと。当たり前ですが、サインを書くスピードが早かった!
同じように並んでいた方が「流れ作業」と評した言葉どおり、ものすごく手馴れてました。もちろんテレビで見たまんま。
終わって後ろを見たら、いつの間にか長蛇の列ができてました
11時からは1Fの広場でトークショー&実演もあったのですが、エムザにこんなに人がいるのを見たことが無いよ!!というくらいの人だかりが出来ていたので、お花も見たしサインも貰ったからもういいやーと退散。
いや〜テレビの威力を思い知りました。
登場を待ちわびる観客に司会役の社員の方が「19日のトークショーにも来られた方いますか?」と確認し、「先生が同じことを話されてても『同じこと言ってる』という顔はせず、頷いてあげてくださいね」とお願いしているのが何だか面白かったです。というより、2回も来た人がそれなりにいたのが驚きでした。
帰りはサン・ニコラでおやつ。
クープ・ド・エキゾチックという名のパフェです。
ここでパフェを食べるのは開店直後以来2回目。マンゴーとパッションフルーツのソルベにココナッツアイス。上に刺さっているのはバナナのテュイル。これがパリパリでものすごく美味しい!
下に詰まっているメレンゲもサクサクで、上に乗っかっているチョコもチョコレートに定評があるこのお店ならではの甘さでした。
難をいえば、メレンゲに負けてしまい、大好きなココナッツアイスの味がいまいちしなかったことかな。ココナッツアイス、以前手作りで泣けるくらい美味しいのをいただいたことがあるのですが、なかなかあれを越える味に出会いません。
けっこうボリュームがあるので食べられるかなーとちょっぴり心配だったけど、美味しいのであっという間に完食。ごちそうさまでした〜。
初めての絵付け
2007.09.21 Friday
7月の初めに会社がらみで九谷焼の工房に行き、生まれて初めての絵付けをしてきました。
最初に工房の見学&説明を聞き、絵付けをする部屋に通され、係りの人の説明を簡単に受けたところで、後は皆さん自由に描いてくださいねー。といきなりその場に置き去り。
グループ4人で行ったのですが、全員日頃絵筆を執る機会など無く、もちろん私も絵を描くこと自体中学以来(^^ゞ。
えーどうすんだコレ、こんなもん絶対に描けないよーとぐちぐち言っていた4人でしたが、とりあえず作らないと帰れないというわけで、部屋に展示されている職人さんが作った見事な作品を参考に、見よう見まねで描き上げ、
とりあえず各人が描いた物をわいわい鑑賞し合い、お店の人に渡してきました。焼入れなど諸々の作業を施し、仕上がるのは2ヶ月後ですから連絡しますね、ということで工房を後にしてきました。
で、その焼き物が出来上がりましたーという連絡を受け、引き取ってきたものを本日当時のグループで鑑賞会&引渡し。
それぞれの個性を反映してか、仕上がった品はどれも楽しく。しかし、一体どんな魔法を使ったんだ?と思わずにはいられない、仮の作者たちの想像を遥かに超えた出来ばえにびっくり!
4人のうち1人だけ、びっくりするくらいの画才を発揮した同僚がいたのですが、残りの3人が子供の工作みたいな仕上がりなのに対し、彼のだけは「ほ、本物ですか?」と思うような見事な作品でした。
そんな嬉し恥ずかしな絵付け茶碗がこれ。
反対側はこんな感じ
工房のサービス?でちゃんと”九谷焼”の刻印入り
行く前は暑いのに面倒くさいなぁ、と思っていた行事だったけど、実際に行ってみるといい仲間に恵まれたのもあって思いの外楽しく。
なかなか貴重なこの夏の思い出になりました(^-^)。
しかし、陶器を選ぶ際全員料金をけちったのが災いしてか(笑)、このお茶碗何とも微妙な大きさなのです。お猪口には大きすぎるし。緑茶でも煎れて飲みますか。
フェイスマスク
2007.09.17 Monday
今日は9月から始まったアユーラの会員様対象サービスの第一弾、フェイスマッサージを受けてきました。
アユーラにて年4回以上買い物をした人は自動的に会員になれるそうで。
ベースメークからポイントメークまでフルでそろえている人ならともかく、化粧水とごくたまにリップを購入するくらいでもいいの!?ラッキー☆というわけで、しっかり予約。
まずは簡単なチェックシートに記入し、今日受けるマスクを選択。
マスクというと、目と鼻と口の部分だけ穴があいた、塗られただれもがおばけになれる(笑)あの白いびよーんとしたのが一般的ですが。
もちろんそういうタイプもあるのですが、私がしてもらったのはテカリが気になる人にはこちらがおすすめ、と今月23日に発売になるジェルタイプのマスク。
付属のスプーンに一さじすくったものを、顔全体にすーっと伸ばしていきます。
ジェルの中にスクラブが入っているので、塗ると顔中がつぶつぶになって面白い(笑)。
そのまま3分ほど馴染ませている間、腕のマッサージによる体の中のチェック。若い店員さんでしたが、とってもマッサージが上手で気持ちイイ。
エステに嵌る人の気持ちがわかりました。定期的にしてもらったら心身ともによさそうです。でも、○○マッサージとかでも高いもんなぁ。
(アンタの場合は、ちょこちょこ出かけるのを制限すれば行けるでしょ、という突っ込みはナシです^^ゞ)
3分が過ぎたところで、再び鏡を見ると先ほどまで沢山ついていたつぶつぶがなくなっています。僅かに残ったジェルを顔全体になじませると、いつの間にかお肌がしっとりさらさらぷりぷりに
普段はこのまま洗い流さず寝て、朝の洗顔で流せば夜のうちに出てきた老廃物も一緒に取れるそうで。
これなら、面倒くさがりな私にも簡単に出来そうです。
最後は店員さんにしっかりメイクしてもらい終了〜。1時間強ほどでしたが、なかなか楽しいひとときでした。
これに味をしめて次回もチャレンジしてみようっと♪
(って何だかお店のペースに乗せられてるような 笑)
首位決戦第二ラウンド。
このまま連敗が続くとヤバイぞ、とかなり心配でしたが。
このところ不安定だった下さんの別人のような好投と赤星の激走、最後はJFKがきっちり締めて快勝
赤星のヒーローインタビュー、冒頭で質問に答えるその前に、と雨の中スタンドを埋め尽くしたファンに感謝する笑顔がとっても綺麗でした。
こういうのってその場にいなくても、とっても嬉しいものです(^-^)。
明日も頼むよ〜〜!
逢えない人
2007.09.16 Sunday
もうかれこれファンになってから20年以上の月日が経ちますが(^^ゞ
未だに生で見たことがない工藤投手。
地方在住のため、登板日がわかりにくい投手の観戦になかなか当たらない上に、万が一打たれた姿を生で見るのが怖い、という根性なしの理由で専らテレビ観戦していましたが。遂に今年は機会を見て行こう!と決意。
丁度お盆の頃にそれまでの平日から土曜日にローテが変更になり、思い切ってチケットを取ったら、、その数週間後に体調不良で外れてしまい。
でも、そろそろ戻ってくる頃のはず、という0.00000001%くらいの可能性に賭けて行ってきました。15日の横浜vsヤクルト戦。
9月15日といえば、4年前に星野阪神が18年ぶりの優勝を決めた記念すべき日です。嬉しいことに今年も白熱の首位攻防戦が行われており、そんな場合じゃないだろーと多少後ろ髪もひかれつつ、でも、行けばきっといいことがあるさーという全く根拠のない思い込みと、チケットがある以上試合を見るのだ!という半ばヤケクソな気持ちで横浜まではるばる行ってきました(^^ゞ
試合前に少しだけスタジアム周辺を散歩したところ、球場横の通りがいつのまにか”ベイスターズ通り”に改名されていました。
お約束(?)の98年ベイV戦士の手形もあり、せっかくなので鑑賞。
小柄で有名だった万永選手、当然手も小さくこれなら私でも勝てる、と思ったとおり指の長さは勝てる大きさでした。
大魔神こと佐々木投手が大きいのは納得ですが、びっくりしたのは今や大リーガーとなってしまった斉藤隆投手。遠めに見てもでかっとおののくくらい大きかったです。甲子園に飾ってある金本兄貴の手形とどっちが大きいか比べてみたいなぁ。
コンサートで何度かスタジアムの中には入ったことはあるけれど、野球を見るのは初めてな横浜スタジアム。
どんな感じかな〜とちょっぴりわくわくして座ったスタンドは、1・3塁側とも内野のフェンスが取り払われていてものすごく見やすい!
昔の名前でいうところのGS神戸もフェンスがなくて、いいなーと思ったのですが、これはホント見る側には嬉しい配慮です。
選手との距離感が全然違いますもん。
カードがカードなだけに、お客さんの入りはそこそこかなーと思ってましたが、ファンがいっぱいのライトスタンドはともかく、1塁側はそこそこ人がいるものの3塁〜レフト側はガラ空き。
今日って一応3連休の最初の日なんだけどなぁ、、と少し切ない気持ちに。
でも、そんな環境だからか(?)球団側はお客さんサービスに一生懸命です。
スピードガンコンテストやマスコットが踊るのは、どこの球場でも見られる光景ですが。試合前にいきなり今日の先発メンバーが全員出てきて1塁側スタンドに顔見世に来たのにはびっくりしました(^^ゞ
試合中も3回に1回くらいの割合でスタンドにサインボールをマスコットが投げ込むバズーカ砲タイムが。
あとは”ダンスコンテスト”なんていう珍妙な(こらこら)催し物もあって大いに笑わせてもらいました。ダンスコンテストなのに、DJオズマのそっくりさんや何故かNYヤンキースの松井君の姿も。
しかもあまりに激似で司会者に「ダンスコンテストなのに主旨が違ってきております」と突っ込まれたにも関わらず見事優勝(苦笑)。
たまたま売店に行った折に、その彼に遭遇したのですがホントにそっくりでした。
この日の先発はベイが寺原、ヤクルトが川島。
クドちゃんじゃないのなら寺原vs石川くんがいいなぁ、とわがままなことを思っていたので、石川君は残念だったけど寺原は望みどおりだったので、一応来た甲斐はあったかな。
寺原投手は、ホークス時代に地元の球場で見て以来でしたが、この日はかなり調子がよくなかなかいい投球でした。たまにポカーンと打たれるシーンもあったけど、全体的にテンポがよく最後まで負ける気がしなかったです。
いつもクドちゃん登板の時にテレビで見ていて、横浜のファンてあったかい拍手をくれるのがありがたいなーと感心していたのですが、ここの球場はいつもそんな感じなんですね。
イニングを抑えて帰って来ると毎回1塁側のファンは大きな拍手、中には立ち上がって迎えてくれる人もいて。お客さんは少ないけど、あったかい雰囲気のいいところだなーと思いました。
しかし、昼間の試合は暑かった。甲子園と違って銀傘がないので1塁側はずーっと照りっぱなし。じりじりと肌が焦げていくのが自分でもわかるのですが、どうしようもなく。あまりに暑くて死にそうだったので思わずベイスターズのタオルを買いに走りました。こんなことなら、家からタイガースタオルを持参すればよかったと大後悔。
5回くらいから3塁側がいい感じに影になったので、ガラ空きなのをいいことに移動。のんびり浜風に吹かれながら楽しく観戦できました。
この日はとにかく暑かったため、かき氷が飛ぶように売れていて、私達も食べたのですが。パイナップルのかき氷で上にパイナップルが沢山載っていてとっても美味しかった♪
ただ、横スタのビールって350mlサイズなのね。甲子園はもちろん、パ・リーグの球場も500サイズなので、少し物足りなかったです(^^A
結局、今回も念願の工藤投手が投げる姿を見ることはできませんでしたが、クドちゃんじゃない分、すごーくリラックスしてのんびり観戦できたのでそれはそれで楽しかったです。
最後は先日の甲子園でのファンサービスぶりに株が急上昇したクルーンも登場してくれたし。いきなりHR食らったのには驚きましたが、その後はきっちり締めてくれて流石でした。
試合中、投げる寺原の姿を見ながら、ここが仕事場かーと勝手に脳内変換していたのは内緒です。
ちらほらクドちゃんユニを着たファンの姿も見られたし(^-^)。
やはりというか、全員30代以上の男の人でしたがそれも嬉しかったなぁ。
甲子園のベイ戦に行っても、これは見られない光景なので、やっぱりホームゲームだなぁと実感してました。
欲を言えば、もうちょっと手に汗を握るゲームが見たかったけれど、まぁそういうゲームが出来る両チームなら今の位置にはいないわけで。
なかなか他チームの試合をこれだけじっくり見る機会もないので、お、こんな選手がいるのかーと色んな意味で新鮮でした。
間近で見たツバメファンの東京音頭も面白かったし。でも、いちいち傘を開くのは面倒くさいなぁと思ってしまったものぐさ姫子です。
そんなわけで見事に空振りに終わった観戦でしたが、その気になれば当日券でも入れるみたいだし(こらこら)、来年以降も機会を作っていつか必ず登板試合を見届けたいと思います〜。
最後に、ヒーローインタビューで佐伯選手も言ってましたが、まだまだベイの選手達は諦めておらず、1戦1戦必死に戦っているので早く帰って来て〜!!待ってるからね!
馬車道十番館
2007.09.16 Sunday
横浜スタジアムに行くのなら、ということでお土産を買いがてら久しぶりに関内にある馬車道十番館に行ってきました。
ここの名物”ビスカウト”のファンが家族に1人いるのです。
関内駅から中華街とは反対側に市庁舎などがある通りに向かっててくてく歩くと、2本ほど筋を入ったところにひょっこり出現する明治の洋館。
(地元民じゃないのでちゃんと説明できませんが、毎回なんとなーくこの辺と思って歩くと何故かつくという 笑)
関東大震災でその殆どを失われてしまった明治・大正の建物を忠実に再現したそうですが、古めかしい佇まいの中に一歩入ると、そこも”ザ・鹿鳴館”とまでは行かないけれど、「ザンギリ頭をたたいてみれば文明開化の音がする」とその昔唄われた明治の香りがそこかしこに漂っています。
せっかくはるばる来たので美味しいお茶とケーキで休憩。
ケーキは全体的に小ぶりですが、意外と種類が沢山あります。
いつもなら、見た瞬間にコレと決まるのですが今回はどれも捨てがたく、店員さんにお薦めを色々聞きようやく選んだのがコレ。
2種類の栗を使ったモンブランです。優しい甘さで子供の頃に食べたケーキのような、懐かしい味です。
こちらは友人が頼んだフランボワーズのチョコケーキ。
下のチョコの部分がかなり濃厚でチョコ好きにはたまらない味。上のフランボワーズの部分は酸味が利いていて美味しい♪
どっちも捨てがたい美味しさですが、あっさり系が好きな私にはやっぱり上品な口当たりのモンブランで当たりでした(^-^)。
ケーキも美味しいのですが、ここはなんといっても紅茶が美味しいのです。メニューを見た瞬間、2人ともこれしかない!とオーダーした英国風ミルクティー
まろやかなミルクにしっかりした味の紅茶がよく馴染んでいて、ほっとする美味しさ。
こういう観光地って、どうしてもだんだん味が劣化していってしまうところが多いけど以前と変わらぬ美味しさなのが嬉しかったです。
値段も場所の割に手頃だし。店員さんも親切で感じがよいのも◎。
お店の写真とか色々撮りたかったのですが、なんとデジカメにメモリーカードを入れてくるのを忘れた、という大失態で
せっかくいい天気だったのに残念!
次はまた何年後かわからないけど、また行きたいと思います〜。
暑かった!
2007.09.15 Saturday
当地の今日の予想最高気温は32℃。暑〜い地元を脱出して、今日はハマスタで涼しくデーゲーム観戦するもんね!と出かけたら、、、甘かった
1?年ぶりくらいにこの時季のデーゲームを見ましたが、丸焼きになるかと思うくらい暑かったです。おかげで9月も半ばというのに完璧な土方焼けになってしまった。。
観戦の主目的は見事に果たせなかったけど(大汗)、なかなか楽しいゲームでした。途中、T−D戦が気になり携帯でチェックした時は0−0でどうなることかと心配でしたが、先ほど帰宅して確認したら、、今日は無事勝ったようでよかった(^-^)。
日帰り観戦ツアーについてはまた後日。今日はもう疲れたのでお休みなさい〜zzz
角膜炎
2007.09.11 Tuesday
そろそろ止まるだろうなーと思っていた連勝。やっぱりコイのところで止まってしまいました。
ま、敗因は色々ありますが今日は連投続きだった球児はじめJFKが休めたと考えればOKかな。一応、まだ首位だしね。明日から出直しです、うん。
先週からずっと左目がコンタクトを入れるとズキズキ痛く。そのうち治るかなと思っていたのですが、なかなか治まらないので覚悟を決めて会社帰りに眼科へ行きました。
結果は左目が角膜炎で炎症を起こしているとのこと。
丁度炎症を起こしている部分にレンズが当たるので、そのままいくら我慢していても治ることはなかったそうです
やっぱりヤセ我慢してもいいことはないのね、と実感しました。
しばらく右目しかコンタクトを入れられないので少し不便ですが、元々普段から何故か右目を殆ど使ってないので、この機会に右目もちゃんと使うようになれるかも!?
庄司紗矢香ふたたび
2007.09.09 Sunday
もう2週間前になりますが、8月最後の日曜日に「2007いしかわミュージックアカデミー」10周年記念コンサートに庄司紗矢香さんが出演する、ということで聴きに行ってきました。
いしかわミュージックアカデミー、については今回の記念コンサートで初めて知りました(^^ゞが、プログラムに記載の知事の説明によると、国際的な講師陣による世界に通じる若手音楽家の育成と地域音楽文化の振興のため、平成10年から続いている企画だそうで。
金沢だけでなく、全国はもとより韓国、中国からも参加者が集まる、”アジア版のだめ”のような感じです。
今回は、そのアジア版のだめオケの演奏に加え、このIMAにも参加したことがある2名のパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール優勝者、庄司紗矢香、ホァン・モンラをゲストに迎えた特別公演。
このコンサートのことは、春に庄司さんがOEKと共演したコンサートで知ったのですが、普段の大きな催事ではなくミニコンサートっぽい感じだったのと「たまには顔を見てみたい」という家族の言により、初めて前から3列目なんて席で見ることになりました。(クラシックの場合は、音響の関係で2階の真ん中くらいがベストなのです)
まず最初はゲストである庄司紗矢香の独奏。
ベートーヴェン/ヴァイオリンソナタ第3番。
演奏そのものも楽しみでしたが、遠目でしか見たことがない紗矢香さんが間近で見られるのがとっても楽しみでした(^^)。
シャンパンゴールドのすっきりとしたドレスで登場。
小柄で可愛らしい感じですが、当然のことながら立ち姿は堂に入った貫禄がありました。けっこう苦しそうな顔をして弾くんだなーと。でも、弾き終えた瞬間ニコッと笑う笑顔が本当に可愛くて、すっかりあの笑顔の虜になってしまいました。
肝心の演奏の方は、やっぱり後ろで聴くほうがバランスがいいなーと。ピアノの伴奏に押されてしまう部分もあったりで。前回の方が迫力満点で感激しました。でも、低音の魅力は相変わらずでした。
2人目はもう1人のゲスト、ホァン・モンラ君による、サン=サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソ。
恥ずかしながら彼のことは全く知らず、どんな演奏をするのかなーと思っていたら、、いや〜恐れ入りました。プログラムの紹介文では”中国で生まれたパガニーニ”となっていましたが、それが大げさでも何でもなく。本当にそれくらい見事な演奏でした。
音色がとにかく美しくて、なのに音量もたっぷり、超絶技巧を軽々と弾きこなすテクニックには唖然とするよりなかったです。
春に初めて庄司さんを聴いたときもびっくりしましたが、上には上がいるんだなーとしみじみ。
どちらかというとかなり個性的な音色・演奏の彼女に比べると、モンラ君の方は万人が聴きやすい演奏という感じです。もちろん技量はどちらも圧倒的ですが。
このお2方の伴奏はともに鈴木慎崇さんという方が務めていたのですが、この伴奏がまた素晴らしかった!
恐らくリハの時間とかロクに取れていないと思うのですが、それでもソリストを立てつつ聴かせどころはきっちり弾きこなして、何よりピッタリ合わせているのに感激しました。初めて知った方ですが、もう1回できれば独奏で今度は聴いてみたいです。
その後はパスカル・ロジェをピアノに迎えてのブラームス/ピアノ四重奏、休憩を挟んでIMAオケによるショスタコーヴィチ/室内交響曲と続き、最後はこの日のメイン、庄司紗矢香&ホァン・モンラ+IMAオケによる
J.S.バッハ/2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調。
パスカル・ロジェの出演は当日プログラムを見るまで知らず、会場で驚き期待していたのですが・・・・。
正直、かなりがっかりでした。多忙な中での来沢・出演なので仕方がない部分もあると思うのですが、それでも譜面と首っ引きというのはちょっと。。
(前だと見たくないものまで見えてしまうのはやっぱりマイナスですね 苦笑)細かい部分誤魔化しまくりでどうなるのかハラハラしどおしでした(汗)。弦の方はけっこう頑張っていたので残念です。
ショスタコは初めて聴く曲でしたが、いかにもロシアっぽい曲で。
こういう曲で某ロシアスケーターが滑ってくれても面白いなーなんて、ちょっぴり不謹慎なことを思いながら堪能しました。
IMAオケの方は皆さん若くてまさにアジア版のだめ、を見ているようで面白かったです。演奏はまだまだ荒削りな部分も多いけど、こういうのもたまにはいいなーと。チェロに少し松たか子似の方がいて「女優さんみたいに綺麗だなぁ」と目の保養もできました(^-^)。
で、前置きが長くなりましたが。トりの2大共演。
これを聴きにこの日のチケットを買ったのですが、わざわざ行った甲斐がありました。
第1をモンラ君、第2ヴァイオリンを紗矢香さんが担当。
4小節の前奏を経て5小節目から御馴染みのあのメロディーをモンラ君が奏でた途端、いい音だな〜とうっとり。音の柔らかさとデカさはそのままで、先ほどの超絶技巧派ぶりとは一転、ものすごく演奏に余裕がありました。
2人で掛け合いになるところは、どうしても音量の差が少しだけ気になりましたがそれでも豪華な共演には違いなく。
恐らく超多忙な中での出演となった紗矢香さんは、少々お疲れ気味なのと準備不足(モンラ君は完璧暗譜に対し、彼女は譜面を長々と広げての演奏でした)もあるのか、時たま歯がゆそうな悔しそうな表情を浮かべるのが見えて、ちょっぴり切ない気持ちになったりもしましたが、ここぞという部分ではやっぱり流石という演奏を披露してくれて、なかなか生で聴く機会がないこの曲をたっぷり堪能させていただきました。
演奏後は拍手に応えて何度も出てきてくれて、そのたびにあの素敵な笑顔を沢山見られてとっても幸せな気持ちで会場を後にしました。
この日の演奏ですっかりお気に入りになってしまったモンラ君。今回の演奏会がきっかけでまた金沢に来てくれるといいな、と今からそのときが楽しみです♪
遂に!!
2007.09.08 Saturday
あんまりここに書くと、それ以降ダメになることが多いので自粛しているのですが。でも、今日だけは。
祝・首位奪取!!
三日天下と言われないよう明日も頼むよ〜〜。
おわら風の盆
2007.09.05 Wednesday
少し前になりますが、9月1日の土曜日。友人とお隣の富山県八尾町で毎年行われている”おわら風の盆”に行ってきました。
毎年この時期になると、ニュースなどで必ず話題になる行事ですが、実際に見るのは初めて。
今では一大観光行事なので、マイカーなどの乗り入れは一切禁止。バス会社企画する日帰りツアーでの参加です。
この日帰りツアー自体も初めてなので、そちらも楽しみでした。
かなり直前に申し込んだため北鉄バスの方はもういっぱいで、小松バスのツアーでの参加となりました。
初めて乗った小松バス。座席が広くシートてとっても快適です。シートの柄も斬新なお洒落な感じで、実は北鉄バスより1000円値段が高かったのですが、あまりにバスが快適なので「こっちでよかったねー」と言っていたら、、何とこのバス。昨日バス会社に納車され、今日の午前中にお祓いをしてきたばかりの正真正銘の新車。この日が初運行とのこと。
私達以外は、けっこうバスツアー慣れしたおばさん、おじさんが多かったのですが、そんな方でも新車でバス旅行は初めてだったらしく(そりゃそうだ)ガイドさんの新車です、アナウンスに車内は大盛り上がりでした(笑)。
旅行といっても、隣県なので15時半に金沢を出て1時間くらいで八尾に到着。
今では毎年たくさんの観光客が訪れるこの行事、今年は丁度週末と重なったおかげで更に沢山の人出が予想されます、とのガイドさんの紹介どおり会場駐車場には既にたくさんの観光バスが停まっていました。
ところで「風の盆」とは不思議な名前ですが、この風の盆ってどういう意味なんだろう?と思い、調べてみました。
暴風を吹かせて農作物に災厄をもたらす悪霊を、「二百十日」に歌や踊りで鎮める行事
だそうで。風の盆の踊りには男踊りと女踊りが有名ですが、もうひとつ豊年踊りがあり、こちらの方はまさにこの風の盆の意味にぴったりな感じです。
さて、車内でもらった簡単な地図を手にいよいよおわらの町を散策です。
おわらは坂の町、と聞いていたとおり、寺町のW坂や小立野の馬坂並みの急な登り坂を登るといよいよおわらの町です。
一応、何ヶ所か決まった時間に踊りが見られる舞台があるので、それが始まるまでは町の散策をしよう、と歩き始めた途端、向こうから何やら人の波がやってきました。
もしかして、踊り流し?ラッキー☆ というわけでさっそくパチリ。
男性は男踊り、女性は女踊りと別れていて、大まかなところは同じなのですが、決めポーズやちょっとした手振りがそれぞれ違っているのが興味深いです。
この踊りを踊るのは女性は25歳以下、と決まっているそうで。大きな笠をかぶっているのではっきりと顔は見えませんが、確かに笠の下から覗く顔立ちは男性も女性もかなり若かったです。
年配の方々は「道をあけてくださーい」と交通整理をしたり、お囃子や歌にまわっているようです。
ちなみにこの踊り、各町ごとに着物の柄も決まっていて最初に見たこの一行は西町の皆さんです。
それにしても、覚悟はしていましたが人が多い!
しかも町全体が坂なので、坂の下や上から向こうを見るとものすごい群集がいるように見え、「今からあそこに行くの?(やだなぁ、怖いよう)」と恐る恐る近づいていくと、、「あれ?意外とすいてるよ??」という不思議な現象に。まるでエッシャーのだまし絵の世界を体験しているようで面白かったです。
散策しながら途中、ツアーについていたお弁当を諏訪神社の石段で休憩がてらいただき、また町の中心へと一本入った筋を折り返していたら、、またまた新しい一団に遭遇。
今回はかなり小編成でしたが、ものすごい至近距離でじっくり見ることができました(^-^)。
おわらの踊りは、三味線と歌い手の他に胡弓を使うのが特徴ですが、この胡弓が本当に何ともいえないいい音色で。独特のメロディーに癒されます。
また、踊りもどちらかというとかなりゆったりした踊りなのですが、これがまた女性のたおやかな感じがしみじみと伝わってくる、とても素敵な踊りで、日頃盆踊りさえ踊らない私ですが(^^ゞ、「あーいいなぁ」とうっとり魅入ってしまう不思議な力がありました。
その後は屋台で富山ならでは”白エビのかきあげ”をつまんだり、友人が目ざとく見つけた”桑の葉茶ソフト”を食べたり。桑の葉茶ソフト、とってもあっさりした風味でとても美味でした
途中、ボランティアの方が”豊年踊り”を教えてくれているところがあったので私達もちゃっかり参加。地元の方が優雅に踊っているのを見ると何だか誰でも出来そうな気がするのですが、いざやってみると難しい〜(><)。
ここで籠を持って種を撒く、笠をもち月を仰ぎ見る、などひとつずつ意味を教えてもらうと少しだけ踊りやすかったです。
教えてくれているのは男性ですが、踊っているのは圧倒的に女性(笑)。
すぐ近くで熱心に練習していたおばさんに、いきなり同じくらいの年嵩のおじさんが近づいてきて「さっきから何回も携帯で呼んどるのに返事もせんと何しとる!」と怒りながら連れ去られていってしまいました
せっかく楽しく踊ってたのに〜とちょっぴり気の毒でした(^^ゞ
夜も更けてきて演舞場での踊り時間が近くなったので会場へ移動。
運良く見える位置に立つことができたものの、ものすごい人の数で身動きがとれません。なのに、それでも動こうとする人がいて、あちこちで怒声が飛び交うかなり殺伐とした状況で本気で怖かったです(T-T)。
おまわりさんが注意すると逆ギレする人もいて、せっかくの踊りなのにもうちょっとお互いを思う気遣いが欲しかった。大人の行儀の悪さをつくづく実感しましたよ
ま、それでも何だかんだとじっくり踊りを堪能することができました(^-^)v
町をあげての行事なので、いくつかの家の玄関にはこんな立派なふすまや灯りを置いているところも。
また、おわらの町に入るところにある川にかかっている橋の手すりには、こんな風に踊る姿の装飾が。
全部つなげて見ると、立派な踊りの図解になりそうです。
また、夜になると雪洞(ぼんぼり)の灯りだけになるため、坂の上から下まで雪洞の明かりが揺れているのがとても綺麗でした。
写真を撮りたかったのですが、夜景は難しく友人ともども悉く失敗してしまいました。残念!
とっても楽しい一夜でしたが、この日の人出はなんと13万人。
帰りのシャトルバスに乗るだけで1時間強並ぶ羽目に。昔よく行っていた夏イベよりすごい行列を体験してしまいました(苦笑)。でも、ピストン輸送のためにやってくるバスがすごーく豪華な観光バスばかりで一緒にツアーに参加した方の「富山じゅうの観光バスを集めたみたいだね」という言葉に大きく頷いてしまいました。
当初の予定では11時過ぎに金沢着のはずが、家に着いたのは夜中の1時を回ってました。
もう少し歳を取ったら今度は泊りがけでじっくり、もう少しのんびりまた見に行きたいな。
復活!
2007.09.04 Tuesday
すっかりご無沙汰しております〜<(__)>
お盆週間も終わりの8月19日の夜半過ぎ。夜の帳が降りると供にだんだん酷くなる一方の雷に、怖いよ〜〜と身を竦ませ、ひっきりなしに通っていく消防や救急車の音に家中がごそご起き出し、どうやら近くに雷が落ちたらしい。とあまり眠れない夜を過ごした翌朝。
見事にネットがつながらなくなってました(^^ゞ
最初はルーターだけの故障と思っていたのが、ルーターを買い換えたらモデムがおかしいといわれ、N○Tの工事の方に診てもらったら、PC本体がおかしいのでは?と言われ、その度に電気店や修理業者を走り回り、最悪PC買い替えか!?とまで覚悟したのですが、結局ルーター&モデムが壊れただけですみました。
新しいモデム&ルーターを設定してもらい、緊張しつつネットにつないだ瞬間、見慣れたヤフーのメニュー画面が出てきたときはちょっぴり感動でした(笑)。
というわけで、久々のネットサーフィンを楽しんでます。
お休みしている間に出かけたあれこれについては、また明日以降ちょこちょこ書いていきます〜。
つながらない間、ネットのない生活も乙なものかな、なんて思ったりもしたけど、やっぱりネットが出来るっていいね!
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