假屋崎省吾の世界
2007.09.23 Sunday
19日から地元のデパートで假屋崎省吾の世界展が催されており、本日行ってきました。
混雑を避ける為、朝イチで出かけたにも関わらず、会場がある8Fへ向かうエスカレーターには沢山の人でびっくり。普段エムザには滅多に行かないので、初めて8Fまで登りました(^^ゞ
それでも割合最初の方に会場に入ることが出来ました。
假屋崎さんの作品を見るのは初めて。新聞に紹介されていた大きなオブジェのような作品が殆どかと思ったら、小さな花器に可愛らしくいけてあるのもけっこうありました。使用されているガラスの花器もご本人の作品だそうで。カラフルな花器に鮮やかな花がよく映えてました。
個人的に黄色い花器に黄色いオンシジュームをいけた作品がとても可愛くて気に入りました。こういうのだったら家でも出来そうだなーと、いい参考になりました。
呉服屋さんの協力による友禅の着物とのコラボもなかなか見ものでしたが、やはり一番の力作(?)の空間をいっぱいに使った作品は圧巻でした。
もちろん贅沢に蘭などをふんだんに使ってはいるのですが、想像していたのより使う花の種類がシンプルで、菊など身近な花もこういう風にいけると芸術作品になるのかーと感心してしまいました。
会場の隣はグッズコーナーになっていて(こういう展覧会のお決まりですね)、花器やポストカード、書籍、その他便乗商品(笑)が沢山売られていました。その中に假屋崎セレクションのクラシックというCDがあったので、一体どんな選曲なのかな?と手に取ってみたら。
1曲目がリストの「愛の夢」で始まり、シューマンの「トロイメライ」やラヴェルの「クープランの墓」等、らしい作品が並んでいました。
ラストのフジコ・ヘミングによるドビュッシーの「喜びの島」はかなり聴いてみたかったけど。
特に何も買う予定がなかったのですが、たまたま手にとってみた「假屋崎省吾の暮らしの花空間」に身近な花を使った色んな作品が紹介されていて普段の暮らしに参考になりそうだったので購入してしまいました。
レジで支払いを済ませると、こちらでサインをしてくださるので並んでください、と言われてそのままおば様達に混じってサインをいただいてきてしまいました(^^ゞ
ファンでも何でもなく、しかもそんなにテレビで見てるわけでもないのにいいのか?と思ったのですが、せっかくだからま、いっかーと。当たり前ですが、サインを書くスピードが早かった!
同じように並んでいた方が「流れ作業」と評した言葉どおり、ものすごく手馴れてました。もちろんテレビで見たまんま。
終わって後ろを見たら、いつの間にか長蛇の列ができてました
11時からは1Fの広場でトークショー&実演もあったのですが、エムザにこんなに人がいるのを見たことが無いよ!!というくらいの人だかりが出来ていたので、お花も見たしサインも貰ったからもういいやーと退散。
いや〜テレビの威力を思い知りました。
登場を待ちわびる観客に司会役の社員の方が「19日のトークショーにも来られた方いますか?」と確認し、「先生が同じことを話されてても『同じこと言ってる』という顔はせず、頷いてあげてくださいね」とお願いしているのが何だか面白かったです。というより、2回も来た人がそれなりにいたのが驚きでした。
帰りはサン・ニコラでおやつ。
クープ・ド・エキゾチックという名のパフェです。
ここでパフェを食べるのは開店直後以来2回目。マンゴーとパッションフルーツのソルベにココナッツアイス。上に刺さっているのはバナナのテュイル。これがパリパリでものすごく美味しい!
下に詰まっているメレンゲもサクサクで、上に乗っかっているチョコもチョコレートに定評があるこのお店ならではの甘さでした。
難をいえば、メレンゲに負けてしまい、大好きなココナッツアイスの味がいまいちしなかったことかな。ココナッツアイス、以前手作りで泣けるくらい美味しいのをいただいたことがあるのですが、なかなかあれを越える味に出会いません。
けっこうボリュームがあるので食べられるかなーとちょっぴり心配だったけど、美味しいのであっという間に完食。ごちそうさまでした〜。
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