奇跡の人
2012.01.29 Sunday
昔、表題のタイトルの映画がありましたが。
昨夜〜深夜にかけて行われたフィギュアスケートのヨーロッパ選手権でエフゲニー・プルシェンコさんがまさかの7回目の優勝を飾りました。
ショートは平日だったので、翌日のことを考えて録画したものを翌日見たのですが、昨夜はJスポーツでライブ観戦しました。
ぶっちゃけ、来週に膝の手術を控えドクター・ストップがかかった状態&今大会は来季のための試運転&年齢的にも今は競技で滑ってくれるだけで嬉しい、この状態でプルさんが若手相手にどこまでやれるか、台乗り出来なくても別にそれはそれでいい、くらいに思っていたのですが。
まさか、あんな素晴らしい演技が見られるとは。冒頭で4Tを跳んだ時は最後まで膝と体力が持つのか?とハラハラしましたが、綺麗な3A+3Tに度肝を抜かれ、ステップも繋ぎもしっかり入れて中盤のステップでは笑顔で滑る姿に胸が熱くなり、最後ものすごい顔で力強いガッツポーズをするプルさんに思わずうるっときそうでした。
滑り終えた瞬間、なんかものすごいものを見せてもらった感激で点数とか順位とか本気でどうでもいいや、と思えたくらいでした。
結果はプルさん自身のPB更新、ぶっちぎりの優勝でしたが、結果よりもこの状況で底力を発揮できるそのことが嬉しく。
プルさんらしいスケートはそのままでコンボ券をちゃんと使い切って(←密かにココ重要)、新採点にも対応したプログラムを作り、今出来る精一杯の演技をこれ以上ないくらいの気迫で滑り切った姿にプルさんの本気をしみじみ感じました。
凄いよ。怪我のせいでジャンプの難度は落としてるけど、バンクーバーの時より今の方が色んな意味で進化してる気がします。というか、どの時代のプルさんも好きだけど、今のプルさんがいちばん好きです。
インタビューでの興奮ぶりに、プルさんの喜びが窺えて。何度も自身を誇りに思うって言ってる姿に、もしかしたらもちろん勝ちに行くけど、勝てないことも覚悟して臨んだ結果だから、誰よりもプルさん自身が一番嬉しいんだなと。戻って来てくれてありがとう!と心底思うとともに、手術が無事成功してインタビューで話していたように来季はフル出場(GPS2試合にGPF、ユーロ、ワールド)、そして夢でもあるソチまで続けられることを願ってます。
とプルさんの話しかしてないので。
ガチンスキー、ショートとフリーで合わせて3本の4回転は立派です。最後バテてスピンを取りこぼしたのが痛かった&スピードを上げて全体的にもう少しリンクが広く使えるようになるのが今後の課題かな。
アモディオ、新プロに変えたとのことで、前のよりはいいと思うのですが、もう少し違うタイプのプロも見てみたいな。モロプロはワンパターンになり過ぎてて食傷気味です(^^ゞせっかく踊れるんだから別の人の振付で見たいな。4は残念だったけど、3Aは本当に綺麗でした。キスクラでの喜びっぷりが物凄くて、ちょっと貰い泣きしそうでした。
台乗り以外では、コンテスティとヘンドリクスが良かったです。
ミハルはもうちょっと頑張ってほしかったなぁ。プロ自体はけっこういいと思うのですが、せっかく点数稼ぎに来てるコンボが悉くへたるのが勿体ないというか。トマシュともども3月にはいい演技が見られることを願ってます。
ジュベールは……ショート直後のコメントを思えば頑張ったとは思うけど。今更もう無理だろうけど、コンボ券は使う為にあるんだということを忘れないでね。
フェルナンデスは、腰の影響なのかだんだん見ているのが辛くなる内容でしたが3月までには立て直してくれますように。
そして、プルさんやフェルナンデスの次に楽しみにしていたケヴィン。
本当に残念だけど、こればっかりは仕方がない&お客さんの温かさが沁みました。ワールドは昨年で引退と言っていた気がするのですが、もし、もしニースに出るのならその時は有終の美を飾る演技を期待してます。しかし、来季から見られなくなるのが寂しいよう。
とにもかくにもプルさんおめでとう!&ありがとう!!
初登板
2012.01.28 Saturday
昨夜は昼過ぎから発生した頭痛が酷く、色んなことをするのを諦めて早く寝ようと思った矢先に、そういえば今夜から報道ステーションのスポーツコーナーにクドちゃんが登場するんだった、と思い出し。
その時間まで頑張ること数十分。いや〜頑張って夜更かし(笑)した甲斐がありました。
球場でのリリーフのような紹介での登場、後ろ姿のシルエットにうわっ丸い!と思ってしまいました(^^ゞ引退を発表して一段と大きくなった気が
今年初めての動く姿を見ましたが、一気に老けたなーというか、目の周りがかなり疲れた感じで。急に環境が変わり、色々大変なんだろうなぁと。
肝心のマー君との対談、具体的に映像を見ながらの解説がすごくわかりやすく。いい特集でした。
しかし、マー君、散々言われてましたが若いのにホント何て出来た子なんだと感心しきりでした。数日前のダルビッシュのお別れ会見も、素直に凄いなぁいい子だなぁ(って完全におばちゃん目線)と感心するとともに色々考えさせられましたが、あれくらい真剣に野球と向き合っているからこそ二人とも急成長できたんだろうなと。
マー君があまりにもしっかりしているので、ひたすら感心しきり&「僕なんか22、23の頃は遊びまくってました」と何度も言ってるのが可笑しいというか。古館アナにも「それは知ってます」とあっさり同意されてましたが、ある一定以上の年代の視聴者の多くが同様な突っ込みをテレビの前でしたことでしょう。
でも、あの時代の野球選手は工藤ちゃんに限らず皆よく遊んでいた気がします。川藤の札幌遠征での話とか、何度聞いたかわからないけどそれでも毎回聞くたびに笑ってしまいますもん。
来週からは12球団を周って順番に投手を取り上げていくそうで。タイガースは一体誰と対談するのかな?と今から楽しみです。
投手もいいけどバッターとの対談も見てみたいなぁ。何にせよこれから毎週末の夜が楽しみになりそうです♪
雪の重さ
2012.01.26 Thursday
先日から各地で雪が降ったりする中、この冬は雪は降ってもすぐに溶けるしまだ一度も雪かきしなくていいから楽でいいよねぇ、なんて言い合っていましたが。遂にこの日がやって来ました(笑)。
一応昨夜の天気予報では新潟から福井にかけて大雪警報の地域として真っ赤に塗られていたのですが、それを見ながらそんなこと言ってもココはそんな大したことないだろう、と思っていたら、、今朝起きたら辺りがすっかり雪に埋もれてました。
そんなわけで、今日はこの冬初めての雪かきでした。
北陸の雪は水分を多く含んでいるため、とにかく重いのが特徴で。ヘタレな私の力ではスノーダンプでは1cmくらいしか進まないので、もっぱらスコップでせっせと地道な作業をするしかないのですが。今年は例年に比べてその雪の重さが軽いのに驚いてしまいました。裏を返せばそれだけ寒さが厳しいということなんだけど、それでもやっぱり例年ほど重くないのはすごーく助かります。
今週から職場に東北の方が入ったのですが、地元民にとってはいつもより少し軽くていいなぁと思っていた雪でさえ、その重さに驚きだったようで。こんなに重いなんて耐えられない、とひーひー言いつつ雪かきをしているのが何だか不思議でした。
ところで、この雪かき。金沢では雪すかしor雪よけというのが一般的なのですが、その方の地域では雪履きと言うそうで。言い方を比べてみても、こちらはいかにも重たいものをせっせとどかさないといけないのに対し、さらさら雪だからささっと履けば終了〜というのが感じられて面白いというか、ちょっぴり羨ましく感じてしまいました(^^ゞ
1月は小休止
2012.01.23 Monday
今月は1月に記事を投稿した数の最低値を更新しそうな勢い(この場合、勢いは明らかに誤用ですね)です。23日にしてようやく6回目。
ちなみに最低は去年の1月の8回。
1月って元々大してそんなにネタがない上に何だかんだと慌ただしかったり、寒いので早く寝たり(苦笑)でついつい明日でいいやの繰り返しで結局書かずじまいになる気がします。
で、今月はとりあえず困った時の清盛頼み。
というわけで、今のところ3回連続しっかり見てます。たった3回だけど大河ドラマを欠かさず3週間も続けて見るなんて、近年では奇蹟に近いことです。
とそれはどうでもよく。
第3回。前回で白河法皇が退場してしまったので、どうなることか少々不安でしたが、今回は初回に続いてなかなか面白かったです。
「弱いものいじめしてんじゃねーよ」なんて一昔前の少年漫画に出てきそうな台詞があって、さすがにぷぷっとなってしまいましたが、あぁいうのは最近の流れとしてもう仕方がない、と諦めて聞き流せば何とかなりそうです。
忠清様の役割は今のところ登場したら必ず大きな声で何かを発する、という役どころのようで。45分のうち正味数分しか見られないのが少々残念ですが、もうちょっと見たいなぁと思う方が来週もまた、と思うので逆に継続にはいいかも。
不足分は鳥羽上皇で補えるしね。
で、初回から鱸丸がいい味だしてるなぁとずっと思っていたのですが、もしかしなくてもあれが上川隆也さんだったんですねそりゃ上手いはずだわ。
それにしても主役の清盛の呆れかえる我儘お子様っぷりとあまりに対照的すぎる弟の家盛の出来た子っぷりが、あまりにも健気な分いっそう不憫に思えてしまいます。
しかも、弟の方は夭逝してしまうため、後の平家でなければ人にあらず、というわが世の春天下は味わうことすらないというのが何とも。あまりにいい人過ぎては世の中は渡っていけないよ、という古の教えのひとつなのかと思ってしまいます。って本人は恐らく、そんな風にはまったく思ってなさそうですが。
そんなわけで、この弟君も密かな楽しみのひつとつとして加わりました。
ま、そんな感じで来週も楽しみです。
苺のクレープ
2012.01.17 Tuesday
そういえば、年が明けて初めてのスイーツ日記かも(^^ゞ
キャラバンサライの今月の(?)新作。苺のクレープです。
最初にどーんと皿に置かれているのを見た時は、上に生の苺が乗ってたらいいのになぁと思ったのですが。それだと通年あるショートケーキとそんなに変わらなくなるかぁ、と勝手に納得してしまいました。
クレープの中に苺のムースとスポンジケーキが層になったケーキがくるまれていて、アクセントにフランボワーズがこっそり隠れています。
とっても上品な甘さで全体的に軽いケーキです。おやつに食べるには丁度いい感じ。上品な甘さだけどコーヒーとの相性もバッチリ。
冬場はどうしてもがっつり甘〜いケーキが主流になりやすいので、こういうあっさり系の食べやすいケーキは貴重です。
ってここまであっさりとか食べやすいと書くと、本当にケーキが好きな人にはいらん!て言われそう
でも、私はこういうの美味しいし大好きだけどね。
何だかどっかの知事がいちゃもんけたのが妙に話題になってしまった「平清盛」。2回目もしっかり見ました。けっこうあっという間に45分が経ってしまったので驚きでした。
オープニングの出演のところに名前があったので、一体どんな風な登場なのか楽しみにしていた藤本さん。まさかそんな風に来るとは思わなかったのでびっくりしましたが、相変わらず素敵な声でした。とりあえず鳥羽上皇と並んで楽しみです。
しかし、初回に引き続き頼朝&政子がオープニングで登場してましたが、あれずーっとあるのかなぁ。ぶっちゃけ、あのシーンいらない&これから先もあのコンビが登場するのはキツイなぁ。どう見ても頼朝にも政子にも見えないし。
見えないといえば、祇園女御で松田聖子が出ているのがNHK的には売りのようですが。まぁ聖子なので演技そのものは全然期待してないけど、どこからどう見ても聖子なのはどうなの?と思ってしまいました。公式サイトで大スターだからお茶の間の方にも聖子さんが演じているのをわかるようなメイクにしてます、とあってそれ逆でしょ!と突っ込みたくなりました。
ファンの方は知りませんが、見る側は聖子が見たいんじゃなくて祇園女御が見たいんです。普通にあのくらいの世代の女優さんか、小池栄子あたりにしとけば相当上手く役になり切ってくれた気がするのになぁ。
今回から松ケン登場でしたが、物語ではまだ子供なんだからあのまま子役の子があと数回くらいやった方が自然だった気がします。あの子上手かったのに1回でおしまいはちょっと勿体なかったな。
舞のシーン、相当頑張ったんだろうけど。きちんとした所作って大事なんだなぁと改めて感じました。やんちゃな清盛だからあれくらいでOKという見方もあるのかもしれないけど、「流石は法皇様のご落胤」という台詞がちょっと虚しく思えてしまいました。
と、2回目にしてブツブツ書いてしまいましたが。全体としては今後の展開がどうなるのか楽しみです。
デジタル遺産
2012.01.14 Saturday
今日のお昼休み。ネットニュースに、自分の死後メールはどうなる? という記事が掲載されていたので興味深く見ました。
簡単な内容は、通信の秘密は国民に認められた権利であり、犯罪時などの情報開示にも制限がある。
そのため故人の交友関係などを調べるために死後、メール情報の開示を求めても応じてくれるかはケースバイケース。
一方で故人のメールやHPのデータ等のいわゆるデジタル資産を引き継ぐのも、現時点でプロバイダ側に利用者が死亡した場合の規定を定めていない場合が多く、現状では引き継ぐのが難しい。
というもの。
急速に普及したネット社会だけれど、文明の長い歴史の中から見れば、まだまだ確かに日は浅く、利用者が亡くなるケースを想定していないのも頷けます。
この先、それも少しずつそういう部分でも整備されていくのでしょう。
と、そんな小難しいことではなく。この記事を読んで真っ先に思ったのは、普段も時々思う、もし自分が急死した場合、PCやネット上にあるしょうもないデータを自分の近しい人間に見られたら困るなぁと(苦笑)。
だったら見られて困るものを所持するなー、という話ですが、それが出来れば苦労しないわけで。
最近では年老いて身体が言うことをきかなくなる前に、持ちモノなどをある程度整理することを”老前整理”というそうですが。この中に書物や衣類、思い出の品だけでなく、デジタル情報が含まれるのが当たり前になる日もそう遠くないのかも。
平清盛
2012.01.08 Sunday
昨夜は仕事の後は職場の新年会と言う名の行事でした。
お正月に誓った禁酒を守るべく、もちろん車で出かけましたが、ホテルの中がずっと暑いくらいに暖かかったせいで季節感を見失っていたらしく、駐車場に出てみてすっかり外が白くなっていたことにびっくり!でした。
さて、今日は珍しくドラマの話です。
今日からスタートした「平清盛」。当初はまったく見る気がなく。年末の「坂の上の雲」の最終回を見終えた後、しばし感慨に耽りそのままぼーっとテレビをつけっぱなしにしていたところ、始まった予告編。何だこの小汚い男は? としばし見続けた後に出た平清盛の文字を見ても新手のスペシャルドラマ? と思ってしまったほど大河ドラマそのものの存在をすっかり忘れ去っておりました(^^ゞ
その時点でも見る気がなかったのが、お正月にかなり長い予告編を見た際、何だかここ数年の大河とはえらく雰囲気が違う+中井貴一ら往年の大河ドラマでもお馴染みだったり、多くのドラマでもよく見る何とも豪華な顔触れにもしかしてこれって面白いのかな?と興味を持ち始めたところで決定打の鳥羽院様=三上博史が登場。見ようかな、が見る!に変わった瞬間でした。
三上博史を連ドラで見るなんていつ以来だろう?しかも、相変わらず(こら)狂気に溢れた演技を披露しているではないですか。
嬉しい〜〜〜というわけで、見ることが決定。
大河ドラマを初回からがっつり見るなんて一体いつ以来?もしかして「利家とまつ」以来かも(笑)。というより、大河自体ここ10年以上、京本氏がごくたまにゲスト出演した回くらいしか見てない
新撰組の終わりの方をちょろっと見たのがまともに見た最後かも。
で、8時前にはスタンバイして先ほど見終えたのですが。
いや〜〜面白かった。井上道義がテーマ音楽指揮は予告で知っていましたが、今回の大河の脚本は藤本有紀さんなんですね。これは期待できます。
初回はやっぱり中井貴一がすべて持って行った感じですが、(いや、法皇様も相当見どころ満載だったけど)途中飽きることなく初回スペシャル堪能しました。
随所に藤本節炸裂で、何度もうるうるしてしまいました(ははは)。
海賊のシーンとか「風と雲と虹と」(古いよ!)の藤原純友を思い出してしまいました。しかし、冒頭の政子様眉毛がなくて怖かった。岩下志麻さんのイメージが強すぎて(ってこれも古すぎ 笑)、何か岩下さんとは違った意味で男っぽい政子様に驚きました。いや、数年前にCSでこの2本を全話見て感動しまくったのでつい(^^ゞ
そういえば、かつて「草燃える」で義経を演じた国広冨之(恐ろしく久々に見た)が今度は法皇側にいたのがおぉぉーと感慨深かったです。
お目当ての鳥羽上皇も良かったけど、今回はやっぱり忠盛が良かったなぁ(くどい)。年齢的には相当無理があるはずなのに、海賊退治のシーンや冒頭の朧月との対決シーンとかすごく迫力ありましたもん。
と、ここまで書いて他に誰が出るのか公式ページに行ってみたら……ななななんと平家家臣で広瀬少佐もとい藤本隆宏さんが出るではないですか!?
う、嬉しい〜〜〜〜。とりあえず、この先どんなにつまらなくなっても(オイ)藤本さんが出ている限りは頑張って見る決意を固めました。平安武士姿もカッコイイわ
あと、予告編で見た深田恭子も何気に楽しみです。年末に「セカンド・バージン」の一挙再放送をBSでやっていたのを家族が見ていて、ところどころ一緒に見た時にすごく良かったので。今まで殆ど彼女が出ている作品をきちんと見たことがなかったのもあって一気に株が上昇してしまいました。
そんなわけで珍しく無駄に熱く語ってしまいました。
来週からはいよいよ玉木クンが出るようで。しかし、予告編を見た限りでは些か不安も(ってファンの方すみません)。
いずれにせよ、しばらくは日曜夜8時が楽しみになりそうです。
ミッションインポッシブル/ゴーストプロトコル
2012.01.04 Wednesday
お正月休みも今日で終了。3が日は温泉に行った以外は見事に引きこもり生活だったので、今日は今年1本目、公開直後から見たかった「ミッションインポッシブル ゴーストプロトコル」に行ってきました。
最近は椅子の座り心地の良さから、フォーラスの映画館に行くことが多いのですが、バーゲンまっさかりのこの時期にそんなところに行っては、無駄遣いのモトというわけで家から一番近いイオンでの鑑賞となりました。
が、結果的にスクリーンがやたら大きい会場だったのでよかったです。何度もイオンの映画館も足を運んでるけど、1番スクリーンてあったかな?SWシリーズやタイタニックではもしかたらあの巨大スクリーンだった気がしないでもないけれど(^^ゞ最近は地味な作品を見に行くことが多いので、あの臨場感たっぷりなスクリーンは良かったなあ。
さて、公開前からドバイの高層ビルに駆け上がるシーン等が話題だった本作ですが、実は……その予告編を殆ど見ていなかったので、たまたま同僚からそういうシーンがあることだけは聞いていながら具体的には何の予備知識もなく行きました。(ってMI3の時も同じこと書いた気が)
いや〜〜〜〜面白かった!!
正月早々のちょっぴり鬱々とした気分が吹き飛びました。一応平日の朝イチでしたが、まだ休みの方も多いのか、館内はそこそこの入り。年齢層が高めなのがシリーズモノ&トムだもんなーという気も。
お決まりの予告編垂れ流し等が終わり、いよいよ本編が始まりますよーとなった瞬間、いきなり日本語でバーンと ミッショインポッシブル ゴーストプロトコルと出て来たのにはやれやれ、と苦笑い。この作品大丈夫か?とちょっと思ってしまいましたが、続いて流れてきたパラマント映画のロゴの登場の仕方が100周年仕様でやけに豪華&スタイリッシュになっていたので一気に気分が回復しました(単純)。
上に書いたとおり、今回の舞台がどこかも知らぬまま、いきなり始まった本編で最初に映ったのがブタペスト(てか、あの建物はどう見てもプラハだったけど 笑)の美しい風景。うわー綺麗だなーと喜んだのも束の間、いきなり緊迫感溢れるシーンからお次はモスクワの刑務所へ。
この時点でまだ主役のイーサンが出て来ず、一体どこに?と思わせたところで1人何やら獄の壁に向かってボールを投げつける謎めいた男が登場。なかなか顔は出さずに仕草だけでわかる人にはわかる、という演出が憎いです。
ここから怒涛の脱獄劇、オープニングロールと流れ込んで行くくだりが本当に楽しくて、テーマ音楽が流れる中導火線に火がついて行くあのオープニングだけでワクワクしてしまいました(^^ゞ。
このシリーズの楽しみのひとつが、ハイテクを駆使した小物類ですが、今回はクレムリン宮殿に侵入した際にいきなり登場した、CG合成スクリーンが中でも秀逸でした。ちゃんと途中に笑えるシーンも仕込んであって上手いっと手を叩きたくなりました。
ドバイの場面でのいよいよミッション開始、と緊張が高まる中でさりげなくフェイスマスクが出来あがっていくシーンを見せているのも上手かった。
しかし、せっかくのフェイスマスクを今回は使わなかったのがほんの少しだけ心残りだったり。
クレムリン爆破はちょっとCGっぽさが見えてしまったのが残念だったけど、その後の病院のシーンやIMF長官とのシーンは硬軟織り交ぜた感じで楽しかったです。サブタイトルの意味が??だったのが、ちゃんと明かされたのもすっきりできたし。
噂のドバイの高層ビルのシーン。最初にカメラが舐めるように高層ビルの下から上へと移動するのですが、高所恐怖症にはそれだけでかなり怖かったです。
肝心のビル上りのシーン。てっきりスタントを使ってるのだと思い込んでいたのですが、なんとあれ吹き替えなしだったとは。やるなぁ。壁面横走りは見ている分には楽しいけれど、いくら命綱があっても何百万ドル積まれてもあれを生身でやるのは無理
ハイテク手袋があっけなくダメになるのはお約束ということで。あの辺のくだりは色々突っ込みどころ満載ですが、上階と下階でそれぞれが騙し合いつつ協力するシーンは、チームならではの任務という感じでちょっぴりハラハラしつつ楽しめました。
ただ、アサシン・モロー、かなり手ごわそうだったのに、まさかあんなにあっさり殺られてしまったのが勿体なかったです。
砂嵐の中のカーチェイス、かなりの迫力でしたが、砂嵐が凄過ぎて少々画面が見づらかったのが難点でした。ハイテク探知機、便利そうでかなり興味をそそられましたが、暢気にそんなもん見てたら後ろから来るよ、と何度思ったことか。でも、そんなことは起こらないのがこれもまたお約束。
お約束と言えば、今回新たにチームに加わった謎の分析官ことブラント。やたら強くて渋かっこよいクセに何故か高いところや飛び降りるのは嫌い、という少々ヘタレな部分が人間味があってすっかり贔屓になってしまったのですが、前作の影響かかなり最後の最後まできっとここで……と相当疑いながら見てしまいました。
ストーリー自体は、その設定は30年前のスパイ映画ですか、と言いたくなる気がしないでもなかったり(でも、東西冷戦を知る世代には懐かしくも嬉しかった)、当局は関知しないというお馴染みの指令ながら、ちゃんと仲間と連絡が取れて装備もバッチリだったりと突っ込みどころ満載。
個人的には必死で乗り込んだ貨物車の中が……のところが一番えぇぇぇー!?となりましたが、そのあとのチームのやりとりが良かったのでOKです。
前半のスリリングな展開に比べると、後半はややダレたというか惰性的な感じがしないでもないですが、ま、この手の作品は大スクリーンをフルに使ってとことん非日常を楽しむのが一番大事なので、その点では文句なしです。
チームそれぞれの個性が確立されていて、チームワークの良さもしっかり味わえたし。クライマックスでの惑星に例えた指令をイーサンが送る部分は、台詞の妙が楽しかったな。20年前なら冥王星は仲間外れにならずにすんだのにね。
クライマックスのラスボスとの対決シーン、駐車場の仕組みを上手く使った演出はなかなか見ごたえがありました。
最後の最後アタッシュケースを操作するイーサンの横で目を剥いていたラスボスの姿に、007シリーズだと絶対にここでもう1回起き上がって来て大乱闘だよなぁと(笑)。いや、それがないのがこのシリーズの逆にいいところなんだけどね。
案外あっけなく超難関ミッションが完了した後のエンドロール、まさかの展開でこれまでのシリーズを知るファンには嬉しい〆でした。
これまでの中で今回のチームが一番見ごたえがあったので、出来ることならもう1作くらいこのチームでのミッションが見たいけれど。さすがに次はトムも50代なので無理だろうな、と思うとちょっぴり切ないです。
何はともあれ、新年最初にすっきり楽しい映画をありがとう!
完全優勝
2012.01.03 Tuesday
お正月も本日で終わりですが。
新年、明けましておめでとうございます。
去年もだらだら適当にあれこれ書き散らかしてしまった当ブログですが、今年もまったりペースでのんびり綴っていきたいと思います。
よろしければお付き合いくださいませ。
さて、新年は初めて家族で近場の温泉に行ってきました。温泉自体はお風呂もとてもよく、何より料理がとにかく美味しかったのですが……。
新年早々飲み過ぎるという、大失態をやらかしました
この体たらくに流石に自分でも呆れてしまい、しばらくは禁酒します。
幸い缶ビールとかそんなに買い貯めしたものもないし。お歳暮のおすそわけで貰って来たエビス2缶は家族がそのうち飲んでくれることでしょう。
お酒は好きだけれど飲まなくても別に死なないしね(^^ゞ
そんなわけで、昨日は二日酔いのぼーっとした頭で、今日はそれなりにがっつりと見てしまった第88回箱根駅伝。そんなにどころか陸上に全く詳しくない私でも、今や名前と顔を完全に憶えてしまっている東洋大4年の山の神こと柏原竜二選手。今回も素晴らしい走りでしたね!しかも、今年は自身の持つ区間記録を大幅に更新というオマケつき。
5区でタスキを受け取った時点で既に1位だったため、恒例の(?)ごぼう抜きが見られないのが寂しい、と贅沢なことを思ってしまったくらいですが、1人旅の重圧を感じさせない見事な走りっぷりでした
しかし、東洋大は柏原選手だけでなく、他の選手達も軒並み区間賞連発で本当に強かった!特にどこも応援しているわけでないので、まぁ接戦の楽しみはなかったですが、あまりの速さにゴールした瞬間は久々にスカッとしました。
あれだけの記録は、また当分の間破られることはないんだろうな。
それにしても昨日、今日と沿道を埋め尽くす人々の多さにもびっくりでした。
昔から正月の恒例行事のひとつですが、ここ数年は放送のおかげと柏原人気(?)もあってか、いつに増して多い人の数にびっくりでした。特に箱根の山中にあれだけの人がいたのには、ブラウン管越しとはいえ目を疑いましたよ。
昨日は東農大の5区の選手がアクシデントのせいか、まともに走れなくなってしまい、放送時間内にゴール出来ないという事態が久々に発生していましたが、その東農大、復路は一転してかなり見事な走りでした。最終的には失速してしまったのが残念ですが、最後まで勝負を捨てずに走り続けた5人には拍手です。
そんなわけですっかりエセ駅伝ファンと化していた2日間でした。
今日は駅伝の後は東京スーパーライスボウル(で合ってるのかな?)観戦。
今季のファイターズは相当強いらしいので、ひょっとしたら……と期待していたのですが、やはり社会人の壁は厚かった。
第一クォーターのギャンブルからのQBランが決まった時は、おぉぉこれはイケるかも!?と思ったんですが。。実際、第四クォーターに入るまではリードしてましたし。何より今までにない多彩な攻め、作戦が随所に見られてかなりいい試合でした。
終盤の菅原−木下の流れるような連続パスは、敵ながらいいもの見せてもらいましたーという感じで。あれだけやられてしまうと、負けてもすっきりかな。
最後の最後に意地のTDも決めたしね。10点以上の差がついた時点で気持ちが途切れてしまっても仕方ないだろうに、最後まで諦めなかった姿勢は立派です。昨年は学生王者のR大が、同じオービック相手に1点も奪えなかったことを思えば大健闘だったと思います。って年に1回しか見ない人が偉そうに言うなって感じですが(^^A
昔からアメフトの選手って、あのごつい防具もあって怖いイメージが強いですが、2年連続MVPに輝いたオービックのQB菅原選手。試合途中から何だかやけに愛らしい表情の人だなーと思っていましたが、優勝インタビューでも、知らない人が見たらアメフトの選手とはとても思えないイケメン&爽やかな話しぶりが新鮮でした。
そういえば、オービックはコーチの方もあんまり強面じゃなかったなぁ。久々に見た動く鳥内監督は相変わらず怖かったけど(笑)。
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