血液検査とらくがき
2014.05.30 Friday
このところ急激に暑くなり、初夏を飛び越して一気に夏が来た! 状態です。今のところ湿度がそれほどでもないから耐えられるけれど、これで本格的な夏が来たら……と思うと乗り切る自信が
それまでに体力つけておかなきゃ。
さて、今日は血液検査のため朝から病院でした。
前回、白血球を増加させる注射を3回打って、値を回復して麻酔科にこれでどうだっとバーンと結果を提示しよう、と言っていた先生の目論見でしたが。
てっきりもう完璧だねと思っていた数値でしたが。
白血球:2520
赤血球:303
血小板:9.8
で、白血球がギリギリ何とか許可が下りる数値だった以外は、軒並みまだ少ない状態でした。
このところ、夜はちゃんと寝てるのに昼間やたら眠いので、もしかしてそれもそのせい? と思い、聞いてみたところ。
白血球も赤血球も少ない上に貧血の数値も出てるため、疲れやすくすぐに身体が休息を求めるためとのこと。
確かに、血液検査後、結果を聞くまでの間もやたら眠くて椅子に座りながらつい、うとうとしてしまったくらいです。
とりあえず、今日もう1回、白血球を増加させる注射を打ち、月曜の入院時にもう1度血液検査をすることになりました。
これ以上、入院を伸ばされるのは嫌だなと思っていたので、どうやらそれは免れたようでほっとしました。
しかーし、これで今回は4回も増血注射をする羽目に。帰り途、ふと4回打ったということは、、フランス料理のフルコースの贅沢ヴァージョンにボトル1本足してもお釣りがくるよ、と思うと同時にそんなしょうもない換算をうっかりしたことに笑ってしまいました。
それを言いだすとキリがないもんね。何しろ抗がん剤1回で京様の限定CD-BOX2コ分ですから(苦笑)。6回だとちょっとした海外旅行に行けちゃう。
まぁ、それがなくてもきっと違うことで急に入用になったりして、そのうち諭吉様に羽が生えて飛んでいくんだろうけどね。
明日の1日店長名刺お渡し会、行きたかったなぁと思いつつ。
そんな叶わないことはすっぱりと諦めて、たくさんの人が行ってくれることを願おう。
は、渋谷のタワレコって……今年の初めにつばちゃんが1日店鳥した際、誰かがイベントをしましたってニュースの時にメディアに必ず映る、ステージ後ろの壁というかタワレコタワレコって延々書いてある衝立みたいなアレに落書き、もといサインを入れてたなぁ。
”今後、色んなイベントに名前は残ると思います、へでで”って言ってたから、きっと明日もあるはず。くぅぅぅ〜見たかったなぁ。
めにーぴーぽーのうち、誰か1人でも「あんなところに何やら黒い落書きが。”つばくろう”???」って気づいてくれたら面白いな。
バラの観賞会
2014.05.28 Wednesday
いつも地元の美味しいものを紹介してくれる、お気に入りのブロガーさんで本日10時から富樫にあるバラ園で”バラの観賞会”がある、ということを知り、行ってきました。
このバラ園、以前にも行ったことがありこのブログでも紹介したのですが。いつだったんだろう? と調べてみたところ何と8年も前でした。
平日の朝だから無料とはいえ、そんなに人は集まらないのかと思ったら……年配の方が夫婦連れ、お友達同士、おひとりさまと沢山集まっていました。
バラの観賞会としか知らなかったので、園内に咲いているバラについてあれこれ詳しい解説をしてもらえるとばかり思っていたところ。
バラの育て方がメインの観賞会。あらら、バラを育てる予定は特にないのと、今日は30度近くまで気温が上がり、立っているだけでも暑かったため、最初の方だけ聞いて後は勝手に園内を散策することに。
隣の市営プール側の入り口から入園すると、まずはツルサマースノーの大きなバラのアーチがお出迎えしてくれます。
反対側の入口は真っ赤なアンクルウォルターのアーチでお出迎え。
園内は色とりどりのバラが文字通り咲き乱れ状態。早咲きのものは散りがけのものもあったり、逆にまだ蕾でこれからが見ごろを迎えるもの、様々です。
丁度満開のユーロピアナ。綺麗な赤が目に眩しい。
こちらはホワイト・マドンナ。白いバラを見ると気持ちがすーっと落ち着きます。
バラに詳しくないので、どれを見ても珍しいですが。その中でもネーミングが面白かったものをいくつか紹介。
ディズニーランドローズ。ディズニーランドに行くとこれがいっぱい咲いているんでしょうか??
薄紫色がお洒落なブルームーン。
思わず、お馴染みのテーマを口ずさみたくなるピンクパンサー。
オスカル!アンドレ! 以下リフレインww なベルサイユのばら。
あのーどう見てもバイオレットピンクにしか見えないんですが……。蕾は真っ青でもないし。ううむ、ショッキングブルー。
黄色いバラってだ〜いすきっ。フラワーソングって名前も何だか嬉しくなります。
子供の頃からよく見慣れたバラってこんな感じだった気がします。日本で開発された花房。
まるで八重牡丹のような大輪の花びらが美しい、ダブル・デライト。
こちらも日本のバラ。金蓮歩、きんれんぽと読みますが、どういう意味なんだろう?
思わず背筋が伸びる、凛とした美しさのパスカリ。
優しいピンクと豊かな花弁に見惚れてしまう、イブ・ピアッチェ。
最後はこれ、第二次大戦終結の年に平和を願って作られた品種です。
ほんのり黄色がかったやさしい色合いが美しいピース。
かなり汗だくになったけど、綺麗な花をたくさん見て楽しかった〜〜。
副作用もどき色々
2014.05.27 Tuesday
交流戦が始まってから、まるで図ったようにどのカードも初戦●2戦目○状態が続いている我らがタイガース。
今日は昨日の雨で1日延びたロッテ2戦目。交流戦とか日シリとか短期決戦的なものには何故か信じられない強さを発揮するマリーンズ。今年はここまで負けなしだったので、今日もヤバいかも……と思ったのですが、先発が涌井と知り、勝つなら今日しかないよ! と断言したとおり、見事1戦目の雪辱を晴らしましたこれでこのカードもタイ。
貯金は増えもしないけど減らないのでヨシとしましょう。
ところで、昨日のブログで紹介した黒カビ九郎。
ご本鳥は相当気に入ったのか?あれ以来、〆の1枚の如く毎回のようにどーんと繰り出してくるのはいいのですが、”じんぐうのきゅうかんちょう”には、笑ってしまいました。
確かにそう見えなくもないですが、どちらかと言うと九官鳥よりはカラスの方が近い気がします。
でも、慣れとは怖いもので最初は怖いようと思ったのに、だんだん可愛く思えてきました。
さて、今週に入りだいぶ血液の具合が回復してきたらしく。入浴後以外はかなり元気になったのは喜ばしいことなのですが、ここに来て違う悩みが発生してきました。
それは、最後に抗がん剤を入れた右腕の血管の針を刺したところが、赤くはれ上がって痛いことと。
首の後ろや胸の上など、3カ所に吹き出物と呼ぶにはあまりに大きい、おできと言った方が正しいくらいの出来モノが出来て、これも真っ赤に腫れて痛いのです。
これまでも、少し大きめの吹き出物が出来ることはありましたが、ここまで大きく身体のあちこちに出来て全部が腫れあがるなんてことはなかったので、何が起きたのだろう?? です。
まぁ、日常生活に支障が出るほどではないので、そのうち治るかなぁと思ってますが。
ただ、右腕の血管の痛みだけは、昨日はピアノを弾いていても相当痛かったので今日はお休みしてしまいました。ちょっと固いモノとか力を入れられないため開けられないし、これは不便です。
抗がん剤治療を始めてから、手のリハビリを兼ねピアノを弾くことを始めたのですが。
難しい曲を間違えるのは、下手くそだから仕方ないのですが(^^ゞ、何でもないところでふっと意識が飛ぶじゃないけれど、何でそんなところで失敗するかなぁ?? ということがたびたび起きます。
日々、数ヶ月をかけて実験してみたところ。2ページくらいなら集中力がもつのですが、10ページ超の曲になると、ページをめくってとやっているうちに、必ず途中でふっとくる時間がやって来てしまい、せっかくここまで来たのにぃぃということに。
6回目を終えて、また練習が出来るようになってからは、体力的にもしんどいのでやさしい曲にしていたのですが、やっぱり結果は同じ。もう何故なんだーっ!となっています。
ピアノを弾く分には好きで勝手にやってるのだからいいのだけど(毎日聞かされる家族は気の毒な面もあるけど)、仕事を始めたらこれは困ります。
昔から集中してガーッとやってしまうタチなので。それが数分単位とかでポチポチ切れてしまうと効率が悪い上にミスだらけになりそうで。
これは社会復帰してから、どうなるのか身をもって実験です。
もう1つ。眉毛もまつ毛も綺麗になくなってけっこう経ちますが。
このところ、やたら目にゴミが入るのです。鼻の毛や髪と同様に、いかにこれまで身体のあちこちが毛というものによって守られていたのか実感です。
眉毛も完全になくなってしまったので、描くしかないのですが、描いてそれなりに時間が経つと消えるんだーということを遅まきながら知りました(^^ゞ
ペンシルと皮膚が合ってないのか、しばらくすると描いたところがかゆくなってくるので、うっかり掻いてしまった日には大変!しまった、と思った時にはこすったところが綺麗に眉なしになるという(苦笑)。
落ちにくいタイプのモノもあるそうなので、ネットで調べてみなくっちゃ。
カビ九郎
2014.05.26 Monday
週末に行われたわくわくイベントその2。
それは、タイトルで既に想像がつくかと思いますが。
神宮でのスワローズvsイーグルス戦で行われた”ルックおふろの防カビくん煙剤協賛デー”何でも5月26日は「風呂カビ予防の日」なんだとか??
何だかやけに長いタイトルがついていますが。要するにそろそろ近づいて来た梅雨入りを前に、カビ対策を怠ると大変なことになります!カビ対策にはルックおふろの防カビくん煙剤をどうぞ〜 という宣伝に絡んだ企画ですね。
イベントには石井一久氏とノムさんも登場し、始球式を盛り上げる+カビ対策を怠ったつば九郎の身体に変化が! とあったので、一体どんなカビ九郎になって登場するのか楽しみにしていました。
中継でも映った始球式に登場した石井、ノムさんはともかく。見たことのない不気味なつば九郎の姿に唖然!
これは、始球式直後にマウンド上で3人揃ってカメラマンの前でポーズを決めていた時の写真です。わざわざ録画した上にその場面を静止して写真を撮るって我ながら相当なアホだなーと思いつつ(^^ゞ
石井が出て来た時に、何故にハーフパンツ??と思ったのですが、こうして3人で並ぶとつばちゃんと殆ど身長が変わらない石井。ひょろっとしてるのとぬぼーっとした容貌のせいか、今まで石井に対して晋太郎とかのようにデカっとあんまり思ったことなかったけれど。この3ショットで今更ながらデカさを実感してしまいました。この写真を撮る時、最初つばちゃんは仲良しの石井とだけ肩を組んでいたのですが、注文があったのか?ノムさんの方にもするっと手羽を伸ばしたので、おぉーっでした。
球場で見ていた方やつばブロによると、始球式前には3人と黒カビ軍団による寸劇もあったそうで。オーロラビジョンには、大量の黒カビ粒子に襲われるつば九郎の映像まで流れる一コマも。そこまでするかーと笑ってしまいました。
しかし、カビ九郎ってどんな感じになるのか、一説には全身緑なんて説も聞いていたので、緑か黒いブチブチ、灰色あれこれ想像していたのですが……。
まさか、こんなまっくろくろすけな姿になるとは(大笑)。
つばブロには、黒カビ九郎単体でポーズを決めた写真も掲載されているのだけれど、黒過ぎて不気味というか、全然可愛くない(苦笑)。
今の時期だからまだ耐えられるけれど、これ真夏に見たら暑苦しさ倍増どころか見た瞬間に目が焼けそうです。
改めて、つばちゃんの可愛さってあのぷっくら大きな白いお腹と真っ赤なほっぺたがあってこそ、なんだと思い知りました。
始球式
2014.05.26 Monday
この週末は各球場で色々イベントが行われたところが多く。
その中で注目というか、個人的に楽しみにしていたのが2つ。
まずは、土曜日24日の西武ドームで行われた、ライオンズvsスワローズ戦での「ルーズヴェルト・ゲーム」チームによる始球式。
沖原くんが投げるだけかと思ったら、犬彦や鷺宮ら守備陣も定位置についての始球式とは。おやつを食べに出かけていたため、始球式のシーンはリアルタイムでは見られず。そもそもテレビ中継でちゃんと放送されたのかも不明ですが(^^ゞ
夕方になって、そういえば今日は沖原くんというかアスカ君の始球式だった、と思い出しニュースのスポーツコーナーをいくつか見たのですが、どこも取り上げてなく。日曜朝のサンデーモーニングならTBSだし、と期待したもののここでもスルー。
諦めていた矢先にパ・リーグ公式チャンネルでその様子が上がっていました。
こちら ありがとう!
KUDOH 47 だけど細っと思ってしまったくらい、細身です。
小柄な栗山と鷺宮のあまりの身長差にも、鷺宮くん大きいと笑ってしまいました。
ユニフォームを着て帽子を被り、マウンドに立ってみると。頬骨のあたりが少しぷっくりしたラインの感じが公康さんにそっくりで。やっぱり親子だな〜と思っていたら。投げる前に一瞬、ぎゅっと口元をへの字に結んだではないですか。うわっこの顔、クドちゃんも投げる時よくしてた!! と大感激。
更に、投げ終わり帽子を取った瞬間、ン十年前の公康さんがそこにいるかのような錯覚をしてしまいました。
公康さんだとアンダーシャツの色はスカイブルーだし、(今のユニの時は背番号55だから47のライオンズユニ=スカイブルーなのです)そもそも若獅子の頃だってあそこまでスマートではない(^^ゞんだけど、本当にその瞬間だけ、あ、クドちゃん!と思いましたもん。
ちょっと今の何!? とそこだけ3回もリピートして見てしまいましたよ。
ありがとうありがとう。ほんの短いシーンでしたが、とっても楽しく、幻影まで見てしまったひとときでした。
つばみがレオと一緒に主審を務めていましたが、そういえばこの日はつば九郎米の田植えに行ってたもんね。つば九郎にいじられるアスカ君というのも見てみたかったような。
とはいえ、公康さんはその昔、一部からは”カリメロ”と呼ばれていたくらいでしたが、マスコットと仲良く絡んでいるのを見たことはまったくなく。つばブロにも一度も登場しなかったのが残念でした。盟友のナベちゃんは、監督になってからもつばちゃんと仲良しぱちりしてたのになぁ。
初夏のおやつ
2014.05.26 Monday
先日から家の中で地味〜に風邪が流行していたのが移ったのか? 金曜くらいから、食べ物の味がはっきりしたものでないとわからなくなり。抗がん剤が終了したあとで味覚が変わる人もいる、ってけっこう見たのでそれかなーと思っていたのですが。
土曜になったらもっと味気ないというか、風邪をひいた時に食べ物が美味しくなくなるのと同じような感じが強くなり。しばらくこんな感じなのかなーと思っていたら……夕方になってようやく、何だか身体全体がだるく節々も痛むので、もしかして風邪をひいた? ということに思い至り、測ってみたところ高熱ではないけれどしっかり熱がありました(^^ゞ
そんなわけで、昨日は出かける予定だったのを諦めて大人しくしていました。
土曜のお昼、風邪とは知らず気晴らしにと連れて行ってもらったサンニコラでおやつを食べてきました。
アベイユと名付けられた、はちみつ味のケーキ。
お店によると”アーモンドが入ったしっかりしたビスキュイに、はちみつヌガーのクリームをサンドしてドライフルーツを散りばめました”とのこと。
上のドライフルーツを散りばめた部分も美味しかったですが、何より下のはちみつヌガークリームとクランキーチョコが混じった部分が、サクサクした食感も加わってとっても美味でした。
上にミツバチのチョコが飾ってあるのも、嬉しいポイントアップです。
見た目にわーいとなるのはミツバチですが、実際に食べて美味しかったのはハチの巣模様が描かれた板チョコの方。ビターで美味しかった〜。
ちなみにお連れの方は同じく新商品のタルトショコラを食べていたのですが、これが傍目にもでかっと思うくらい大きい上に(笑)、表面の模様が誰でも知っている有名ブランドの鞄の柄のようで色々インパクト大でした。
肝心の味はかなり濃厚なチョコ〜〜だそうで。甘党の方にはきっとこちらの方がお薦めです。
絶望社会を生きる、ということ
2014.05.23 Friday
昨年12月に入院・手術を受けて、闘病が始まった時。毎晩病院のベッドで眠れない時間を過ごしながら、ずっと思っていたことが2つありました。
ひとつは、元気に動けるようになったら、誰それに会いたい、どこそこへ行きたいというもの。
もうひとつは、頑張って治療を乗り越えて再び元気になったその時、私が戻る世界はこれまでと同じく、平和でささやかな楽しみとちっぽけな希望を抱ける場所なんだろうか? もしかしたら、せっかく何とか戻ったそこは、とんでもない場所へと変容しているのではないか? ということでした。
退院し、半年間の抗がん剤治療を終えて、再び手術に臨もうとする今、自分が暮らす世界は、残念ながら病を知らずに過ごしていた頃より確実に住みづらくなってしまったのが現実です。
ずっと家にいて、普段なら仕事をしているため、その間は余計な情報も入って来ず、必要最低限のニュースくらいしか触れる機会がなかったのが。ひと月の3分の1くらいはへたって使いものにならないとはいえ、それまで見たり聞く機会すらなかったお昼の時間のニュース、真剣に向き合おうともしなかった、今、何が起きてどうなろうとしているのか? という色んな事柄が、もちろん全部は把握しきれないけれどほんの少しずつ見えて来ました。
それに比例して、このままではとんでもないことになる! という思いは膨らむものの、とりたてて何も出来ず、現状も変わらず寧ろどんどん絶望に向かって突き進むばかり、という事態にどうしようもない怒りがこみ上げるばかりでした。
成長戦略にプロ野球の球団数云々が盛り込まれる、なんてことは単なるきっかけに過ぎず。現実的に考えてもあまり実現する可能性はなさそうな事柄で。何もあんなに頭のおかしい人になってしまったかのように、振る舞う必要は全くなく。
目にした方を不快にさせただけなのは、申し訳なく思います。
1人の人間としては失格だけれど、どうしてももう怒りを抑えることが出来ませんでした。
世の中というものは、自分が望む方向へは決していかないものだ、ということは経験則として充分すぎるくらいわかっていても、昨日は、悔しくて悔しくて悔しくて。お昼ごはんも食べず、殆ど日々の生きる糧のように楽しみにしている”つばブロ”すら読まず。PCの電源を切り、テレビのニュースにも触れないようにして過ごしました。
結局、私1人が腹を立ててハンガーストライキを決行したところで、家族が困るだけなので諦めましたが。
ストレスを溜めることが身体に一番よくないことは百も承知です。昨日、悔しくて悔しくてどうしていいかわからずに怒りだけをためていたら、覿面に傷が痛くなり、体重も1キロ減ってしまいました。
今まで、これはおかしいんじゃないの? と思うことがあっても、そういう政治色が濃い話題は、敬遠される上にややもすると、この人めんどくさーい、という目で見られることがわかっているため、そういうことには口を噤んで過ごしてきました。
でも、そうやっておかしい、そんなのは嫌だ、と思いながらも自分が言わなくても誰かが何かしてくれるだろう、と思っていた結果が今の現実です。
実際、現政権が発足して次々と??? なことが起こり始めた当初も、周囲では「あんなデタラメをやっていたら(政権は)長くはもたない」と言うばかりで傍観し続け現在に至っています。もたないどころか、このまま行くと少なくとも2016年までは政権を握り続けるため、暴走は加速する一方です。
だからと言って何かの集会に参加したり、政治的な活動をする、というのではありません。そもそも、今の状態でそんなことをすること自体、無理な話です。そんな身体にものすごーく悪そうなことをするよりは、日々を楽しく過ごした方が自分も周囲も幸せに決まっています。
でも、ただ黙っているのは卑怯だと思うので、もうやめます。これはどうしてもおかしい、と思った時はこの場で自分なりの考えを書きます。
以前、憲法記念日に憲法9条について書いた時に、メディアがまともに声をあげないのがおかしい、ということを書きましたが。
ここを読んでくださっている方はご存じでしたか?
消費税の税率が4月に5%から8%へアップしたその陰で、国家公務員(約56万人)の給与が4月から平均で約8%アップした。
東日本大震災の復興にあてる名目で2012年から給与を減額していた取り組みは、消費税アップと同じタイミングで終了。
減額の期間はわずか2年間にとどまった。
一方で、同じく震災復興のためとして、国民に負担を求めた「復興特別税」は、所得税は25年間、住民税は10年間にわたってに渡り課税され続けるという不公平さ。
私自身、教えてもらうまでそんなことは寝耳に水でした。もしかしたら、へたっている間に報道されていたのかもしれませんが、それにしてもこれまでなら、大々的にそれはけしからん、的な論調で切りだす番組なり新聞なりがあった気がします。
もうひとつ、今日の朝刊の記事で初めて知ったのですが。ウチが取っている地方紙は東京新聞系列なので、東京新聞にも恐らく同様の記事が出ていると思います。
失業したり、転職した際に多くの人がお世話になる「ハローワーク」。ここの職員は公務員だとずっと思っていました。確かに以前はそうだったのですが、今はなんと派遣社員で占められているそうです。
そこで働くAさんは、ある日突然契約を打ち切ることを告げられたそうです。Aさんには思い当る節がありました。派遣社員の待遇改善を求める活動に参加しており、そのことが引き金となったようです。一方的な契約打ち切りに、どこへ訴えればよいのか上司に問うたところ。答えは「公務員にそんなものはない」というものでした。
人々に職を斡旋する仕事をしている人が、実は一番不安定な状況に置かれている。
でも、職を求めて来る人はそんなことは知らないので、当然、公務員としての責任をちゃんと果たすことを求めます。
同じ記事には、もうひとつ。とある女性派遣社員が勤務先で働き手ではなく、単なる使い捨ての”モノ”としてしか見られていなかったことに耐えきれず、派遣社員の待遇改善を求めるネットワークを立ちあげようと模索する姿が紹介されていました。
派遣労働であることの不安定さ、深刻さは随分前から問題を指摘され、一時は改善へと向かうきざしもあったのですが……。
今、政府が進めようとしている派遣に関する法案は、これまでは3年以上になる場合は正社員への道を開く、という方向だったのに、まったく真逆の3年以上になっても人や業種を変えさえすればずっと派遣のままでいい、という方向に持って行くものです。
派遣なんて、自分は正社員だし、もしくは公務員だったり、フリーランスでちゃんと働いてるし関係ないわ。と思う人もいるかもしれません。
でも、今回の法律改正で派遣の業種が飛躍的に広がり、永遠に労働力を派遣で賄えるとなったら、心ない経営者はごく一部の幹部以外は全て派遣に切り替えよう、と思う可能性はゼロではないのです。それを抑制する法律なり決まりは今のところありません。
私自身、以前、派遣制度が世の中に出来始めた頃に数年間派遣社員というものを経験し、その時に色んなことを思いました。
恐らく、今の派遣を取り巻く状況というのは、私が経験した頃よりずっともっと深刻なのだと思います。もちろん、敢えて派遣という形態を選択している人がいることは否定しません。でも、それは全体から見ればごく僅か。多くの人はきちんと安定した雇用を得たい、と思ってもがいています。
そんな人々の思いをくみ取り、改善するのではなく、もっと酷い状況に追い込もうとするのが正しい道なのでしょうか?
某男性デュオの片割れが麻薬で捕まったことなんてどうでもいいです。
どのみち、芸能人がその手のことでお縄になったところで、びっくりするくらいあっさりと復帰をしてくるわけで。彼の動向についてなんて、ファンの方が心配し支えたいのなら支えればいいだけです。
この件について思うことは、許し難いことだけれど楽曲に罪はない、チャゲが気の毒だな、くらいです。
本当に伝えなければいけないことには、目をつぶってやり過ごし、最もどうでもいい芸能人のゴシップを延々垂れ流し続けるなんて、何かがおかし過ぎる気がします。
誰だって、面倒なことややこしいこと、困難なことを考えるのはイヤです。
でも、あれれ? これって何か変じゃないのかなぁ……と思っても面倒だからいいや、と逃げていたら何も変わらないどころか、気がついたら後戻りが出来ない状況になることだってこの先、充分あり得るんです。
ただ、何も考えずに日々流されるのではなく、少しでも自分が暮らす社会について考える人が増えたらいいな、と思うだけです。
人はそれぞれ考え方が違うので、私は何が何でも今の政権に賛成、それを支持します、というのもアリでしょう。
憲法改正にしても、私自身は反対ですが、国民投票で賛成多数で可決されるのであれば、それはもう仕方がありません。けれども、それもせず無理矢理解釈を捻じ曲げるのだけは許せません。
人は簡単には死ねません。いくら私が今の社会に幻滅したり、絶望しか見出せなくても寿命が来るまでは生きなければなりません。
その日が来るまで、歯ぎしりしながらも、ささやかな楽しみを見つけながらこれからも暮らして行くことでしょう。
ただ、この先、万が一日本が戦争を始めたり、戦争に加担するような事態になった時まで私の命の灯が消えないのなら、その時は生きることをやめるかもしれません。そんなくだらない抵抗なんか無意味だと思っても、これだけは決して譲れない一線です。
しちめんどうくさい文章を長々とここまで読んでくださってありがとうございました。
明日以降は、またいつものブログに戻ります。
1週間延期
2014.05.21 Wednesday
今日も白血球を増やす注射を打ちに病院に行ったところ。
先生からお話があります、と言われ……なんだろう?? と思ったのですが。
先日の血液検査の数値の結果だと麻酔科の審査が通らないので、入院・手術を1週間延期します、とのことでした。
白血球は注射で増やすことは出来るけれど、血小板の値はある程度抗がん剤が抜けてこないと上がらないので仕方がありません。
入院は6月2日からになりました。
ということは、自動的に退院もその先の社会復帰ももう少し先になることに。
先日、職場復帰の予定日を上司と決めたばかりだったけれど、もう一度計画のやり直しです。
これについては、焦らなくていいから無理せず良くなってから来なさい、という有り難過ぎる言葉を頂いているので何とかなりますが。
2日に入院3日に手術ということは、CD−BOXの発売日の4日は、まだ入院中です(ぐすん)。せっかく発売日に入手出来ると思ったのになぁ。
こうなったら1日でも早く出られるように頑張ろう。
挑発ポスター
2014.05.21 Wednesday
昨日から始まった交流戦。
結果はさておき。つばブロで見たマーくんの挑発ポスターがあんまり面白かったので、他のバージョンも見たくて検索したところ。
なんとマリーンズの公式HPから交流戦のポスターがダウンロード出来るようになっていて驚きました。
数日前にネットでちらっとタイトルだけ見た、”惨劇の巨人”てこれのことだったのかーと笑ってしまいました。
さて、球団別になかなか凝っているこの挑発ポスター。タイガースバージョンはこちら。
マーくんとマートン、確かに1文字違いだけど、そこなの? と思ってしまいました。
ちなみに、このキャッチフレーズについてのつばちゃんの突っ込み、「おい、まーくん!おまえ、ちゃんすにつよいのか???」が流石というか。
以前まーとんきらい、とか言っておきながら、チャンスに強いところは認めてるんだなぁと妙なところで感心してしまいました。
惨劇の巨人や鯉を煮たり焼いたりするのも面白かったけれど。個人的にこれ、いいなーと思ったのがこちら。
流れ星扱いが酷いよ、と思いつつ、これ普段の公式戦でも使えそうなフレーズなのがいいです。マーくんのポーズもお茶目で決まってるし。
マーくんは随分前から色々活躍しているけれど、最近はどの球団もマスコットの使い方が上手いというか、マスコットも立派な宣伝材料ということを認識し始めたようで。そういう面でも楽しみがまた増えて嬉しいです。
さて、昨日は散々だったけど今日は勝ってタイに持ち込めますように。
検査あれこれ
2014.05.19 Monday
今日は手術前検査のため、朝から病院でいろいろ検査でした。
このところ、どの検査よりも嫌〜というか殆ど恐怖のようになっている採血。
今回は無事1回で針がちゃんと刺さったのでほっとしたのもつかの間。トレーに並んでいる注射器の本体というか、試験管みたいな容器がざっとみたところ5本もあるではないですかっ。以前より血管がかなり細くなっている分、容器にたまるのも遅いため、5本全部採り終わるまではけっこうな時間が。3本目が終了する頃には、うーんけっこう痛くなってきたよ、と思っても痛いと言っても何かが変わるわけでないため、じっと我慢すること数分。ようやく5本全部終了です。
色んな理由でたくさん本数がいるのだろうけれど。これだけ色々技術が進歩したのだから、この採血もちょっとの量であれこれ調べられるように近い将来なってほしいものです。
その後も心電図やらレントゲン、諸々が終わり。先週のPET検査と併せて先生から結果を聞くのですが、この時の待ち時間がとにかく長かったです
月曜は大抵混んでいますが、今日の患者の数は本当に何でこんなに多いの? と思うくらい多かった。
気になる結果は、PET検査では顕著な印はありませんでした
白血球が今回、特に低かったので久しぶりに注射3回コースに。これは、もう先週から今回低いだろうなーと自覚症状もあったので仕方がありません。
でも、毎日のんびり過ごすにはそんなに支障がないんだけどね。
今度の手術について、あれこれ説明を受けたのですが、火曜に入院して一番早くて土曜もしくは日曜の退院になるとのこと。そ、そうですか。勝手に2泊3日くらいで帰れると思っていたのはあっさり却下。
機械の検査で何もなくても、開けてみて元々の手術で取り切れなかった分もあるので、取れるor取らないといけないモノがあれば取ります、だの、もし何かがあれば抗がん剤をもう少しする予定も立てないと、等そんな嬉しくないことばっかり並べないでほしいのですが。
何より、抗がん剤はやーーーっと終わったと思っているところなので、連続6回以上は身体によくないんじゃないですか? と聞いてみたところ。いや、そんな決まりは特にないです、とのお答え。いや、決まりはなくてもこれ以上連続は嫌なんだってば! と顔に書いてあるのがわかったのか。やるにしても、2ヶ月くらい休んでからもう3回ということも出来ますから。と聞き、最悪それなら仕方がないかな、と思ったり。
何にせよ、特に何もないはずだと思っているので、先生だって過去に検査で何もなくても開けてみて何かあったこともありますから、と前置きしてたしね。
あれこれ最悪のケースを先に説明してくれたのだということで。
とりあえず、来週はしばらく収容所暮らしをすることになりそうです。
帰ってきたら、CD-BOXの発売だしね! それを励みにばんがってきます。
つい、先日までまだ何となく家の中は少し肌寒いくらいでしたが。
さすがに今日は外はもちろん、家の中もすっかり暖かくというより、場所によっては暑いと感じるくらいでした。夏のように湿度が高くないので、気温がそこそこあってもサラっとしていて過ごしやすいです。
今年はエルニーニョのおかげで冷夏になる、という長期予報が出ていますが、今日みたいな日がずっと続くなら過ごしやすくていいな、と言ったら、絶対にそんなことはない、と返されてしまいました(とほほ)。
確かに気温はここ数年みたいな殺人的な温度にならなくても、湿度がむわっと上がることは避けられなさそうだもんね。
モズの鳴く夜
2014.05.18 Sunday
前日、た〜っぷりと寝たおかげで昨夜はなかなか寝付けず。
丑三つ時に目を覚まし、眠れないなーと思っていたら、外から何やら聞き慣れない鳴き声が。
鳥の声なのはわかるけれど、何とも表現しがたい奇妙というか変な声です。あえて言い表すならばギチギチギチといったところでしょうか。
これは一体何の鳥だろう? こんな真夜中に鳴く鳥ということは、夜行性のはず。でも、家の庭にフクロウやミミズクなんていないしなぁ、ムクドリかな?と思いながら、いつの間にか眠ってました。
というわけで、気になったので早速調べてみました。
色んな鳥の鳴き声が動画サイトにたくさんアップされています。いや〜なんて便利な世の中なんだ!
順番にこれかな? とクリックして聞いてみました。
どうやら、ムクドリではなくモズ(百舌鳥)のようです。
へーモズって夜も鳴いて、しかもあんな変な声で鳴くんですね。でも、たまに夜中に目が覚めても鳥の鳴き声を聞くことはなかったので、たまたま聞けてラッキーでした。
他にも夜行性の鳥がこんなにいるのか、と色々勉強にもなったし。
と、楽しく鳥の声ウォッチングというかリスニングを楽しんでいたのですが。
動画を聞いていると、右端に他にもこんな鳥の声動画があるよ、と表示されるラインナップの中に純粋な鳥に混じって必ず”あなたにおすすめ”というくくりでつば九郎やつばみの動画が1〜2コ混じってくるのです。
いや、トリには違いないけど(苦笑)。ありがたいけれど、何だか好きなもの漏れまくりで怖いような。
せっかくなので、4月のマツダスタジアムでのスライリーvsつば九郎の宮島しゃもじ対決を見て、朝から爆笑してしまいました。
スライリー強い!つば九郎も大概だけれど、スライリーもかなり負けず劣らずな傍若無人ぶりだったのね。
PET検査
2014.05.17 Saturday
昨日はPET−CT検査でした。
PET検査、聞き慣れない言葉ですが、私も先日先生に手術前に一度PET検査しましょう、と言われて初めて知りました(^^ゞ
一応、知らない方のために簡単に説明すると。って私もそんな偉そうに人に説明できるほど詳しくないのですが。先生の説明と待っている間に部屋に貼ってあった説明書きを総合して。
簡単に言うと、がん細胞は正常細胞の3〜8倍ものブドウ糖を摂取する性質があり、その性質を利用した検査です。
注射でブドウ糖の代用となる薬「FDG」を血液内に入れ、その状況により全身のがん細胞を調べる検査です。
検査当日は、検査の6時間前から絶食です。もらった注意書きには、検査の前日の運動と下剤及び下剤促進剤の服用は控えてください、とありました。
そんなわけで、昨日は朝ごはんを食べた後は、何にも口にせず。とっても空腹な状態で病院へ。
PET検査は、採血やCTなどを行うところとは違い、隔離されたところにありました。放射性なんちゃら室(←例によって不得意な分野に関しては、とことん名前が憶えられません)という物々しい名前が書かれた扉を開け、人通りのない廊下を歩いて行くと下駄箱があり、サンダルに履き替えます。
とりあえず、靴だけサンダルに替えて待っていると、検査技師の先生がやって来て今度は更衣室に案内され、検査着に着替えます。
金具のついたものだけがNGで、Tシャツや靴下などは着てもOKです。
簡単に検査の流れの説明を受けて。
1.検査薬を注射で入れます。
これが、なかなか上手くいかないだろうなとの予想通り、最初左手の甲でやってNG。次に右の手の甲でもNG。血管の中に針を射し、何とか入れられないかぐりぐり探られるので、抗がん剤ほどではないけれどけっこう痛かったです(^^ゞ
腕が悪いわけではなく、単純に抗がん剤のせいで血管が固くなってしまっているためなので、看護師さんがとっても謝るのが逆に申し訳なく。
結局、右腕の上の方に入るところを見つけてくれ、そこから入れることに。
そんなに長い時間ではないけれど、投与はそこそこ時間がかかったので腕に見つけてくれて助かりました。
ちなみに、この薬を入れるの自体は全然痛みはありません。途中何度も痛くないですか? と聞かれましたが、抗がん剤を経験してしまうと大抵の注射の痛みは耐えられます。
2.薬を全身に行き渡らせるために、リクライニングシートに腰掛けて1時間ほど安静にします。
椅子を倒すとベッドみたいになりますよ、と言われたのですが、そこまでは……と思ったので椅子に腰かけたままうたたねしている間に呼びに来ました。
3.専用の機械で撮影
CTやMRIのような、筒型の機器の中に寝たままの態勢でベッドが動いて勝手に撮影してくれます。
この時、身体が動かないように固定されますが、特に苦しくもありません。両手はバンザイでも下におろしてもどっちでも可だったので、私は下におろす方を選択しました。
時間は時計を見ていないのでわかりませんが、多分20分前後じゃないかな。
4.薬が抜けるまで専用の部屋で安静
今度の部屋はテレビがあり、見てもいいですよと言われたのですが、特に見たいものもないので普通にのんびりして過ごしました。
撮影に不備があったり、その他何か理由があれば2回目の撮影になるのですが、無事1回の撮影で済んだのでこれにて終了。
最初の注射で少し時間を食ってしまったので2時間強かかりましたが、他は特に問題なく終了です。
時間がかかる以外では、検査としてはかなり楽な部類に入ると思うのですが、終わった頃には何故かぐったり。
帰りは運転しながら少し頭痛がしたくらいでした。何でだろう? お腹が空きすぎたのが原因かも(苦笑)。
そんなわけで、昨夜はすっかりくたびれてしまい20時に寝てしまいました(汗)。
ポンペイ
2014.05.15 Thursday
ポンペイが一瞬にして消滅したことで有名なヴェスヴィオ火山の噴火があったのは西暦79年。
その火山の大噴火についての特集番組が昨夜テレビであることを知り、途中からですが見ました。
いや〜面白かった!!
古代ローマ好きにはたまらん、というかローマ帝国を云々する番組ではなかったけれど、どんな風に火山が噴火してそれぞれの町がどうなったか等、現在ではそんなことまでわかるのか、と驚きの連続でした。
しかし、300度もの高温を浴びた場合、命は一瞬で尽きてしまうのに、肉体や衣服は残るというのは初めて知りました。
それより高温の500度では脳漿が破裂する、とか考えただけで怖いですが、古代の事象について、そういうことも含め、驚くくらい色んな観点から研究している人が世界のあちこちにいることに今更ながらびっくりです。
鬼押出は以前、旅行で行ったことがありますが、その時は昔、そんな凄いことがあったんだねという認識でしたが(あの辺一帯はほんとに暑かった!)、色々説明されて俄然、興味が沸いてきました。
それにしても、浅間山の噴火で村人の殆どが死んでしまった鎌原村=現在の嬬恋村の生き残った人々が新しい家族を作ったという話には感動というか、そこで暮らす人々の強さや思いを改めて見せつけられた気がします。
富士山噴火についての検証も含め、かなりの長時間でしたが見ごたえありまくりでした。製作するのは大変だろうけれど、こういうの他の事例でもやってほしいな。
さて、明日は恐怖の?PET検査です。
2時間もかかる検査そのものも嫌だけれど、何が嫌って検査のためにお昼ご飯もおやつも抜きなのが悲しい。ご飯とおやつ、1日の最大の楽しみなのに(笑)。
試合がない代わりにツバメがまさかのG3タテ
ありがとう&やったね、つばちゃん! いよいよ5月の風が吹いてきたかな。
ぼちぼち
2014.05.12 Monday
今回も水曜日に抗がん剤を投与して、これまでは翌日くらいから食欲が落ち始めていたのですが、最後は当日夜から吐き気やむかつきがやってきてしまい。
今日の昼ぐらいからようやくちゃんとご飯が食べられるようになりました。
5日ほど寝転がってばかりだったせいで、またしても体力がすっかり落ちてしまい(^^ゞ今日からそろそろ活動開始と思ったものの、まだまだふらつくため(これは白血球が減少しているせいなので仕方ないかな)、今日も結局家で大人しくしている羽目に。
でも、ちゃんとお腹が空いてご飯が食べられるようになったので、明日からまた少しずつ途中から加速度がついて回復に向かってれっつらごー! です。
そんなとんでもな体調のクセに、昨夜は本多の森ホールへ無理矢理行ってきました(大汗)。
朝、起きてからもなかなか体調が回復せず、午前中は半ば本気でこれは無理だなー仕方がないから今回は諦めよう、と思ったくらいだったのですが。お昼を少しだけ食べてひと眠りしたところ、だいぶ気分が良くなったので行って来ました。
KYOSUKE HIMURO 25th Anniversary TOUR GREA1TEST ANTHOLOGY -NAKED-
何ーっとお叱りの声が飛んで来そうですが。当たり前ですが、チケットを取った時点ではよもやこんなことになるとは露ほども思わず。
抗がん剤の投与も初期の頃は、日曜ならもう回復期に入っているから大丈夫さーと思っていたのですが、蓄積とは恐ろしいモノで。今から思えばスケート観戦が3月でよかったなーとしみじみ思います。
それはさておき。家族にホールの前まで送ってもらい、とりあえず参加してきました。
ほぼ座っているだけが精いっぱいで、1人だけノリの悪いお客でごめんなさい状態でしたが。見えないんだろうなーと思っていたのが、途中がんばって立ちあがってみたところ、思いの外ヒムロックがピンポイントでよく見えることを知り。かと言って、ずっと立っている体力はまったくないので(^^ゞ、どうしてもじっくり見たい曲を前の座席に捕まって立ちながら見た後は、しばらく座って休憩を繰り返しつつ楽しみました。
「LOVE&GAME」のジャンプとか久しぶりにやりたかったけど、手も挙げられない状態なので心の中だけでジャンプしておきました。
半分以上、音と雰囲気を楽しむだけだったけど、そのおかげかいつになくじっくり歌も聴けたし、やっぱり行ってよかったなーと。
立ち見もぎっしりで、あれだけ入ったのは久しぶりじゃないかな。
熱気がすごくて、途中ホット・フラッシュも重なって汗が止まらなくなって困りました。
お約束のお父さんネタでお墓がある松任のことを”マット”と言うのが可笑しくて。「マット、あれ、ないの? 反応が……」と戸惑ってましたが。
いえいえ氷室さん、そうじゃなくて皆、心の中で「マットじゃなくてそれ松任」と言いたいけれど言えなくてモヤモヤしてたんだと思います。
バラードもいっぱい聴けたし、相変わらずカッコよく。最後はとびっきりの笑顔に思わず可愛い、と場違いなことを思ってしまった久しぶりのライブ。
次は何年後かわからないけれど、次回もまた今度は万全の体調で行けますように。
そんなわけで、明日からまたぼちぼち なにかしらばんがろう。
連休終了
2014.05.06 Tuesday
ゴールデンウィークも今日で終了です。
この時期の風物詩とも言える、高速道路の渋滞情報を聞くたび、お疲れ様です〜と心底思います。
今日もラ・フォル・ジュルネで素敵な演奏をたくさん聴くことができました。
連日同じようなことを延々書いてもアレなので、今日の感想は割愛です。
来年も元気で、来年はがっつり1日音楽の洪水に浸れますように。
夕方のローカルニュースでやっていましたが、来年は北陸新幹線の開通にちなんで東京の会場と連動して行おう、というプランもあるのだとか。
回数を重ねるたびに、色んな工夫がなされより楽しく音楽に触れられるようになってきているラ・フォル・ジュルネ金沢。
今年も楽しいひとときをありがとう!
さて、たっぷり楽しんだ後は、明日はいよいよ6回目の抗がん剤投与です。
右も左も血管がすっかりガチガチになってしまったので、最後は一体どこに針を射すんだろう、と思うとちょっとドキドキ(言うまでもなく決して楽しい意味ではない)ですが、無事に終えられるよう行ってきます〜。
LFJ金沢2014
2014.05.05 Monday
今年もラ・フォル・ジュルネ金沢2014に行ってきました。
例年だとほぼ1日かけてがっつり色んな公演を聴くのですが、今年は体力的にそこまでもたないので今日と明日1公演ずつに絞りました。
今日は生憎朝からGWと思えない、肌寒〜い雨がしとしと降っていました。
今年の雰囲気を楽しみたいので公演自体は夕方からですが、午後に駅に着くとさすがに連休中だけあって、駅近辺は人人人、人でいっぱいでした。
音楽堂はどんな様子かな〜? と見に行くと奥にある広場で程なくして丁度慶応大学の男声合唱団(長い名前がついていたのですが、正式名称は忘れてしまいました)のミニコンサートが始まったので鑑賞。
この公演では、学歌や応援歌を歌います、とのことで。関東の大学のそういうのって聴く機会がないので楽しかったです。
もちろん歌声は素晴らしかったです。応援歌を歌う前に司会担当の学生が、”途中早稲田を倒せー!という部分があるので、その時は拍手してください。そうすると神宮球場が金沢にやってきた、になります”と言われたので皆でその通りに。日頃体験しない新鮮な楽しさでその場一帯がすっかりえみふるに。つばちゃんはいないけど、確かにそういう意味でも神宮球場がやってきたかも。
友人と待ち合わせて、少し早目の夕ごはんを食べてからいよいよ鑑賞。
今日聴いたのは
タタルスタン国立交響楽団
アレクサンドル・スラドコフスキー(指揮)
マタン・ポラト(ピアノ)
リスト 交響詩「前奏曲」S.97
ブラームス ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調
タタルスタン、聞き慣れない名称ですが、ロシア西部にある共和国だそうで。
コンサートマスターも指揮者のスラドコフスキー氏も若くてカッコよかったです。
肝心の演奏も素晴らしかったです。客席から向かって左側にバイオリン、右側がビオラ、真ん中がチェロという配置で。というか外国の大編成のオケはこの配置が多い気がします。ビオラ特有の音色がダイレクトに聞こえるのが心地よく。
ホルンや木管・金管楽器どれもいい音でした。
リストの交響詩ってどんな曲だろう? と思っていたら、何てことはないよく耳にする曲でした。
マタン・ポラト氏を迎えてのブラームスのピアノコンチェルトは圧巻でした。
ポラト氏、黒ぶちの眼鏡で一見したところ一昔前のガリ勉君のような風貌なのですが、ひとたび弾きだすと凄かったです。
椅子の位置がかなり高めで、コンチェルトだけれど譜面を用意していて、譜めくりの合図が顎でしゃくるのが面白かったな。
この曲は正真正銘、初めて聴いたのですが。通常、バイオリンやピアノ等のコンチェルトは3楽章形式なのですが、これは4楽章形式。しかも、どう聴いてもこれは弾くのが大変だろうなと思える難曲。それを軽々と弾きこなす様に圧倒されっぱなしでした。力強さと繊細さのバランスが見事で、4楽章のような軽やかな旋律では瑞々しい音色が心地よく。
いや〜〜いいものを聴かせていただきました、という演奏でした。
リスト、ブラームスともにホルンが素晴らしかったのですが、ブラームスの3楽章ではチェロが実に魅力的なソロを聴かせてくれました。
あんまり素敵な演奏で、奏者の顔が見たかったのですが、丁度ピアノに隠れてしまって見えなかったのがちょっぴり残念でした。
毎年、ラ・フォル・ジュルネでは、金沢では滅多に聴けないような演奏家の素晴らしい演奏を生で聴けるのが楽しみなのですが、今年もまた大満足な演奏を聴くことが出来ました。
明日は、昼間に大好きなブラームスのバイオリンコンチェルトを聴きに行ってきます。こちらも楽しみ〜〜。
ルーズヴェルト・ゲーム
2014.05.05 Monday
先週から始まった「ルーズヴェルト・ゲーム」何となく面白そうだったので、見てみたら本当に面白かったので昨夜も楽しみに見ました。
初回を見た時に沖原君が爽やかで、素敵な子を見つけてきたなぁと思っていたら……数日後、なんとそれが工藤さんちの阿須加(アスカ)君だったと知ってびっくり!
更に目元がお父さんに似てますよーと言われ、昨夜の放送では確認のために顔の下半分を隠して見たところ、確かに似てました。若いころ、名電時代のクドちゃんにそっくりではないですか。それがわかった瞬間、うわーっと思わず目頭が熱くなりました(えぇぇ?)。
しかし、アスカ君いつのまにあんなにカッコよくなったのか。元々爽やかだったけど前はどっちかというと可愛らしい感じだったのが、キリッとしたイケメンに成長していて驚きでした。
しかも昨夜の放送では、ほぼメインで出ずっぱり。役にもぴったり嵌まっていて演技だってしっかりしてるし、うわー凄いと思い放送後に検索したら。
”ルーズベルトゲーム 工藤””ルーズベルトゲーム 沖原”
ルーズベルトゲームと打ったら勝手に候補でこんな文句が挙がってくるではないですか!?
こ、これはブレイクの予感??半沢直樹でのラブリンや滝藤さんのように一気に知名度が上がるチャーンス到来か。
いくつかのブログや記事を読むと、漏れなく公康さんについても紹介されていて嬉しいような照れくさいような。
中には経歴とか色々書いてくださっている方もいて。その中で何故か既に監督も経験していると書かれたものがあったのですが(^^ゞあのー、まだ監督もコーチも未経験です、ハイ。
喜んであれこれクリックしていたら、アスカ君のイケメンっぷりを称えた後で”よっぽどお母さんが美人だったんですね”という一文が。
あのー、”よっぽど”の部分がすごく気になるのですが(苦笑)。
私のフィルター付きの目では現役時代はもちろん、今のオヤジ臭い風貌すらもカッコイイ!!と思うのですが、世間の目はそうではないようです。ちーん。。
まぁ私だってクドちゃんに似なくて正解と言われて、うんうんと納得したのであまり”よっぽど〜”と書かれた方のことは言えないのですが。
ちなみにお母さんは元ミス桐生で、若い頃は本当に綺麗でしたよ。って今でも充分綺麗ですが。
そんなアスカ君。以前はプロテニスプレイヤーを目指していたため、野球の経験はなく。投球フォームは、まぁ及第点かな(←偉そう)と思っていたら、今回の出演が決まってからお父さんの特訓を受けたそうで。何て羨ましい環境なんだと思いつつ、めちゃくちゃ厳しそうで大変だったろうなと少し同情もしたり。
現在も練習中ということなので、ドラマの展開ともどもラストまでにどれだけ本物に近づけるのか、そちらも楽しみです。
ドラマそのものは、企業の立て直しもアレですが、野球部の今後がどうなっていくのかそれがとっても気になります。
けっこう半沢と被っている役者さんも多く、今回はまったく違ったキャラクターの方もいて興味深いけれど。香川照之は大和田常務の焼き直しみたいで、うーん。。
上手いのはわかってはいるけれど、同じような年代で他にあんな役が出来る役者さんはいっぱいいると思うので、今回は違う役者で見たかったなぁと思います。それを言ったら、江口洋介も唐沢版「白い巨塔」と似たような感じに見えなくもないけどね。
さて、今日はこどもの日。工藤公康さんの51回目(!)の誕生日です。おめでとうございます。
今日はつばちゃんの頭に鯉のぼりいっぱい姿が見られるかな。
いちごのサントノーレ
2014.05.05 Monday
連休中は近場でちょこちょこおでかけ、というわけで昨日は久しぶりに帰省した友人とエクラタンでおやつを食べてきました。
いつ来ても定番とともに新作や季節限定のケーキが並んでいて、どれにしようか迷ってしまいます。昨日も散々悩んで、でも最初に店に入った瞬間にぱっと眼についた誘惑には勝てず。いちごのサントノーレにしました。
すごーく心惹かれる見た目だけれど、迷った理由はただひとつ。とっても食べにくそうだから(苦笑)。
ですが、今更取り繕わなくても私の不器用さは嫌なくらい知っている相手なので気兼ねなく下手くそに食べてもいいよ、ということで決定(やた!)。
説明書きに上に乗ったシューの部分はパリパリと書いてあったとおり、このシューの外側がカリカリにコーティングしてあり、それが香ばしく。
コーティングゆえカチカチでナイフで切れそうにないので、諦めてそのまま1コ丸ごと口に放り込むことにしたのですが、それで正解でした。
リボン状にかけられた苺クリームがとっても甘酸っぱく美味でした。シューと土台の間に何かの洋酒がたっぷり効いたクリームが敷いてあり、これも美味しかった〜。
下の土台部分はパイ生地で、この生地に苺クリームと洋酒風味なクリームを載せて食べると美味しさ倍増でした。
当然のことながら、シュー3コでバランスを取って載せてあるため、1コ2コと食べて行くうちにバランスが崩れ、最後の1コを食べようとした時には今にも崩れ落ちんばかりになってました(^^ゞ
でも、この食べにくさと落ちる〜とハラハラする部分も含めてサントノーレを食べる楽しさだと思うので、懲りずにまた季節が巡ってきたら食べてしまいそうです。
ごちそうさま〜&楽しいひとときをありがとう。
やまの葉の夜ごはん
2014.05.04 Sunday
ゴールデンウィークまっさかり。今回は特に遠出の予定もないので、昨夜はやまの葉へ夜ごはんを食べに行ってきました。
やまの葉といえば、蕎麦でもちろんお蕎麦も食べたのですが、せっかく夜に行くのだからと特別に1人2500円のコースを作ってもらいました。
まずは、つきだし。
左のしゃもじに乗っているのがみそ焼き、真ん中がホタルイカの辛子あえ、右がなめこのおろし和え。
右2つはあっさりした味付けでさらさらっと食べられました。しゃもじに乗っているみそ焼き、これがとにかく美味でした。はしっこの方がほんのり焦げていてそれがまた香ばしくて美味しい〜。
次はがんどと白身の盛り合わせ。添えられたわかめとハツカダイコンがおいしかった〜。 というのも、お刺身は今は食べられないので(^^ゞ赤身と白身1切れずつだけいただきました。
3品目は鳥焼きです。焼き鳥じゃなくて鳥焼き。鶏肉をやいたものの上にみつばを散らして、ネギと大根おろしを添えていただきます。
このネギが甘くて、鶏肉も柔らかくて美味でした。
タラノメとタケノコ、キス、カボチャ、エビの天ぷら盛り合わせです。
揚げたてでサクサク〜。タケノコ苦手なのですが、天ぷらにすると意外と美味しかった。
これにメインのお蕎麦がつきます。盛りそばを、くるみ味噌、大根おろし、とろろに生卵をかけたもの、の3種のタレで頂きます。
とろろ+生卵はダブルで苦手なのでこれだけパスして(こらこら)、くるみ味噌、おろしで頂きましたが。くるみ味噌、初めて食べたのですがこれがめっちゃくちゃ美味でした。
今度機会があったら、くるみ味噌の蕎麦だけ食べたいと思ったくらいでした。
実は、せっかく夜にバスを乗り継いできたのだから、というわけでそれぞれ好みのお酒を少し頂き。グラスワインの白と赤を1杯ずつ飲んだのですが、どちらもとっても美味でした。少し前までは、お酒をちょっと飲んでみてもあんまり美味しくないなぁと思っていたのですが、久しぶりに美味しいと思えるようになっていることが嬉しかったです。
前みたいに沢山はいらないけれど、これくらいを美味しくいただく方が逆に色んな意味でいいのかも。
最後はそば湯を美味しくいただいて満足まんぞく〜。ごちそうさまでした。
憲法記念日
2014.05.03 Saturday
今日からGWも後半。もう少し暖かくなるかと思ったら、どうも外に出ると寒いとまではいかなくとも、何だかうすら寒いような陽気です。
今日は憲法記念日です。
大学時代、一般教養の必須科目の中に”日本国憲法”がありました。
文字通り憲法の膨大な条文を学ぶ科目でしたが、たった1年で全部を学べるはずもなく。今となってはせっかく学んだことの大半は忘れてしまったという、学費のむだ遣いを地で行くような有様です。
ですが、ひとつだけ憶えていることは、憲法9条がとても大切なものであり、これこそが世界に誇れるものだから、この先もこれを侵すことがあってならない、という主旨のことを当時の教授が力説していたことです。
大学の授業に限らず、当時の日本には、ごく普通に9条の大切さを思い遵守していかなければ、という風潮がありました。
この憲法9条がいつの間にか、ものすごい速度で私が知らない間に別のものに作り替えられらようとしていることに怒りと大きな恐れを感じます。
一体、誰がそんなことをしてくれなんて頼んだのか?
もちろん、中にはそれを望んでいる人がいることは否定しません。
でも、私自身はまったく望んでいないし、何がなんでもこの暴挙をやりたいのであれば、きちんと全国民にその是非を問わなければならないと思います。
子供だましにもならない、勝手な解釈でやりたいように変えてしまう、なんてことが本気で出来るのだとしたら、この国に未来や希望はもうなく。
歴史の1ページだと思っていた、過去へ逆戻りするなんてまっぴらごめんです。
もうひとつ、今の政権になってからずっと不思議でならないことがあります。
一市民レベルで政策の進め方等に異議を唱える人は、ネット上や実生活でも見受けられますが、マスコミだったり、同じ国会議員の人々の中からそうした声がちっとも聞こえてこないのは何故なんだろう?
それが必ずしもいいとは言えないけれど、これまで総理大臣が変わるたび、誰であれマスコミの批判にさらされてきました。
どの人も一長一短があり、時にはそんなくだらないことまでいちいち叩くことなのか? と思ったことも少なくありません。
けれども、今の政権になって以来、それもひっそりとなりを潜め。不気味さを覚えるほどです。何だか普通にモノが言えなくなってきている気がするのは気のせいでしょうか?
何故なんだろう、と思いネットをさまよったところ、こんな文を見つけたのでここに引用しておきます。
誰も安倍政権を批判できない、
なぜでしょうね?
もう皆「日本を」諦めているんでしょうか?
国の終りが即!自分たちの
安息の日々の終りだということに
気付かずに平和ボケして…
あるいは考えないようにして。 ゴー宣道場2014年4月28日の記事より
小林よしのり氏については、全面的に支持できない部分があるけれど。彼のブログへのコメントに上の文章が書かれていて納得したそうで、悲しいけれど私も納得してしまいました。
私には、今の政権に対して理路整然と抗議できるだけの知識も、ものごとに対する理解もありません。
なので、どこがどうおかしいのかを具体的に、感情に捕らわれずにきちんと説明できなのがもどかしいです。
ただ、私自身は体験したことがないけれど、この先も二度と戦争はしたくないです。日本が直接、戦争をしなくても、人殺しの道具を他国へ送ることも決してしたくないし、自分の近しい人でなくとも誰かを戦場へ送ることはしたくないです。
たとえくだらないことであっても、自由に色んなことが言える、今の平和な国であることがこの先も続いてほしい、心からそう願います。
アルジャーノンに花束を
2014.05.02 Friday
つい先日、姉が図書館から借りて読んでいる本が、読みづらくてなかなか進まない、と言うのでどんな感じなのか見せてもらうと……。
殆どひらがなで、確かに読みづらいけど、こういうの以前にも読んだような。そうだ、アルジャーノンに花束をみたいだねと言ったところ、まさにどんぴしゃ。それだったら持ってるから言えば貸したのにという会話を交わしたのですが。
そもそも、この本を読んだのはもう随分前。氷室京介の「DEAR ALGERNON」という曲がこの本に影響を受けて作られた、というのが読むきっかけでした(^^ゞちなみに1stアルバムのタイトルはまんま「Flowers for ALgernon」だったりします。
姉が今回、読むきっかけになったのも、さる有名人が紹介していたそうで。ダニエル・キイスの古いけれど有名なSF小説なので、きっと好きな著名人は多いのでしょう。
で、姉と会話した時は、昔読んだ時にとにかくボロ泣きして、かなりしんどい小説だった記憶があるので、もう読めないなと思っていたのですが。その数日後に逆に今なら読めるかもしれない、と思い立ち一晩で一気読みしてしまいました。
ちらっと見た時は、一瞬読みづらいと思ったのですが、そもそも再再読くらいなのでアルジャーノン以外の登場人物名はすっかり忘れているものの、大まかな筋はもうわかっているのと、つばブロですっかり鍛えられたらしく? 平仮名満載でもすんなり読めました。
一応、今更なストーリーはアマゾンから引用です。
32歳になっても幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイ・ゴードン。そんな彼に、夢のような話が舞いこんだ。大学の偉い先生が頭をよくしてくれるというのだ。この申し出にとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に、連日検査を受けることに。やがて手術により、チャーリイは天才に変貌したが…超知能を手に入れた青年の愛と憎しみ、喜びと孤独を通して人間の心の真実に迫り、全世界が涙した現代の聖書(バイブル)。
凄い、バイブルとまで書かれてます。
昔、読んだ時は若かったけれど今はもう若くないので、けっこう最後の方までは、今回は泣かないかもと思っていたのですが、最後の数ページでやっぱり泣いてしまいました。
落涙する方は、最後の”ついしん”からの1文にやられる人が多いと思うのですが。もちろんそこも更にうるっと来るんだけれど、今回はってこれを書くと、ストーリーの結末がわかってしまいますね。古い作品だし、いいかな。一応、ちょっとだけ改行して。
再び元の状態になりつつあるチャーリーが、ただ単に元の状態に戻るのではなく。今度は自分が何者であるかを知っていて、難しい文章を読んだり理解することは出来ないけれど、ようやく実体として捉えることができた両親や妹の記憶はちゃんとあり、パン屋の仲間たちやアリス、二人の教授を思いやる気持ちを持った上で自分のことを可哀想だとか不幸だと思わず、他者にもそんなことを思わないでください、と願う部分にやられてしまいました。
チャーリーが辿った経過だけを見れば、こんなに残酷な話はないと思うけれど。ただ戻るのではなく精神的というか心の部分では、ひとつもふたつももっと学んでいて、さらにもう一度学びたいと思っているというところが希望を見ることが出来ていいな、と思う一方で泣けてきます。
天才になったチャーリーは、皆いい人で友達だと思っていた過去の自分が周囲からどういう風に扱われていたのかを知り、怒りを覚えるけれども、そんな自分がかつての自分と同じような境遇の人を他者と同じように無意識に笑い物にしていたことに気づくくだりがとても印象に残ります。
状況や境遇は違っても、似たような経験を持つ人は少なくないのでは?
今回もやっぱりン十年前と同じようにか、それ以上に色々考えさせられてしまいました。色褪せないどころか、より重さが大きくなった気がします。
いつかまた、人生も残り少なくなってきた時にもう1度だけ読み返したいと思います。
追伸
今回のツアーで「Dear ALgernon」をやっているのかどうか、まだ未見なので知りませんが。久しぶりに生で聴きたいな。
毒と蚊どっちが強いのか
2014.05.01 Thursday
今日から5月。なのに、朝起きたら、左の瞼が真っ赤に腫れあがっているではないですか。
昨夜、夜中にプ〜ンというあの独特な嫌な音を響かせて私の頭の周りを飛び交っていたヤツの仕業です。
眠いし面倒くさかったので、げげっもう出現した! と思いつつそのまま放置した結果が……これとは(とほほ)。
瞼を蚊に刺されるなんて小さい時以来です。夏と違ってお布団からはみ出していたのが顔だけだったから食べたんだろうけど。
でも、以前ならともかく。今の私の血液の中には毒が混じってるので美味しいとは思えないんだけどなぁ。それとも蚊にとっては少々の毒ぐらいどうってことないんだろうか。
それにしても、この瞼の腫れ。夕方になっても一向にひかないのが何とも(^^ゞ他の部位と違ってかゆくはないのですが、おかげで今日は1日目が重かったです。
本日というか、昨夜の勝利に喜ぶつばちゃんの日記。
あけないよるはない
やまないあめはない
は、辛い時にいつも言う言葉だけれど。
なおらないふつかよいはない に吹きました。確かに!
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