チャイコフスキー三大交響曲
2015.07.31 Friday
7月も何だかんだとあっという間に終了です。
ここのところ、背中が痛いのは何でだろう? 最初は何となく背中が痛いなくらいだったのがだんだんひどくなってきました。今日は夕方になったら、遂に座っているのがけっこう辛いくらいになってきてしまい、こりゃばいや〜〜な気分です。週末にのんびりだらだらしたら、少し治まってくれるといいな。
先月のミッチーワンマンショーが楽しすぎて、3枚組ベストを買って聴いていたらものすごく楽しくて、止まらなくなってしまい、ン十年ぶりにCDの大人買いをしてしまいました(笑)。
先日、かなりの量のCDを引き取ってもらったのですが、せっかく空いたCDラックの隙間があっという間に埋まってしまいました。何やってんだか、という気がしないでもないですが、幸せなのでいいのです。
もうちょっと元気があったら、このバッキング完コピしたいっというくらいなホーン好きにはたまらない世界。せめて10年早く出会っていたら、もっといっぱい楽しめたのになぁと少々残念ですが、きっとその頃だったら素直に楽しい!って言えなかった気もするので今の出会いに満足です。
と、タイトルの話とずれてます(大汗)。
今週の月曜にチャイコフスキーの三大交響曲を一挙に演奏する、というとんでもない演奏会を聴きに音楽堂へ行ってきました。
最初にラインナップを見た時は、どう考えても体力いるし疲れそうだなぁと思ったのですが、チャイコの4,5,6番の交響曲をロシアのオケで聴けるなんて、これを逃したらないかも、と思い母と行ってきました。
ロシア政府が国の威信をかけて行われる来日公演、とチラシにあり、そんなに力が入っているのなら聴かねば、と思い行きましたが、いや〜〜〜〜もの凄かったです。素晴らしい演奏会でした。
ロシア国立交響楽団、指揮:ヴァレリー・ポリャンスキー とどこまでもロシアづくしなメンバー。
どうでもいいですが、ソウル五輪で鈴木大地が金メダルを取った時の実況で「後半、強いのはポリャンスキーだっ」というのが忘れられないのですが(大笑)、あのポリャンスキーさんは確かロシアではなくポーランドかどこかの選手だったような。東欧圏ではよくある名前なのかな。
4番から順番に5番、6番と各交響曲ごとに20分の休憩が入るため、18時30分開演と通常より早く開演したにも関わらず、終演は22時をとっくに回ってました。
4番は3つの中では最も派手な構成ですが、冒頭のファンファーレから4楽章まで圧巻の演奏でした。
特に4楽章の盛り上がりっぷりは、これが1曲目なんてウソでしょ? という凄まじさでしばらく拍手が鳴りやまなかったです。
5番は、3曲の中では個人的に一番好きな楽曲ですが、これも素晴らしかったです。特に2楽章が秀逸でした。2楽章から3楽章にかけては、聴きながら目の前に広大なロシアの大地が広がっていくのが見えるようで。
上手く言えないですが、この音はどんなに上手いオケでもちょっと出せないだろうなというのがありました。
各ソリストも素晴らしかったですが、とりわけファゴット奏者が秀逸でした。
3曲ともファゴットがいないと成立しない曲ばかりですが、このファゴット奏者がいたらそりゃぁ吹かせたくなるよなぁと納得でした。
今までも色んなオケで素晴らしいファゴットの音色を聴かせてくれる奏者がいっぱいいましたが、彼は別格というか、こんなものすごい音を出す奏者がいるんだなぁと感激でした。
ファゴットに限らず、クラリネット、オーボエの木管群は名手ぞろいで木管アンサンブルでメロディーを奏でるところがたびたび出て来るのですが、どれもうっとり聴き入ってしまいました。
あと、ホルンのトップ奏者も圧巻でした。長いソロを美しい音で見事に吹き切ったのを見た時は、曲の途中だけれど拍手したくなったほどでした。
チャイコのシンフォニーは、バイオリンコンチェルトが別にあるせいなのか? コンマスが主役になるような部分がほぼないのですが、その分ユニゾンの素晴らしさを堪能しました。あんなに綺麗で音の厚みと深みがあるユニゾンを聴いたのは初めてです。あの弦楽器のユニゾンが聴けただけでも足を運んだ甲斐がありました。
最後の「悲愴」も冒頭から素晴らしかったですが、さすがに3曲目になるとこちらの体力がかなりもたず。最後の4楽章あたりはもう疲労がピークで(^^ゞ
聴いている方がそうなのだから、演奏する側の体力消耗度を思うとただただ凄いっ素晴らしい!! としか言いようがありません。
5番の主題ともいえるメロディー、ヴァイオリン群がスラーの付け方が耳慣れたものと若干異なっていて、独特だったのですが、楽章が進むにつれてこっちの方がしっくりきてこういうのもいいなぁと思っていたのですが。
帰宅してスコアで確認したところこの楽団の方がより楽譜に忠実というか、スラーの切れ目とスタッカートを強調していたことがわかり、なるほどなぁです。
そんなわけで月曜の夜から贅沢な疲れを味わってしまったのですが、掛け値なしに素晴らしい演奏会をありがとう!!
大きなかぶの行く末
2015.07.26 Sunday
梅雨明けしてから、連日殆どそれって体温ですか? という高温気候が続いていますが。休みはものすごく待ち遠しくて嬉しいけれど、休みだと朝から暑いっ!!というしょうもないジレンマを抱えています。
暑い〜暑い〜と思っているうちにも当たり前ですが、毎日は流れて行き。
いつの間にか7月も20日が過ぎ。紙面で「村上さんのところ」の単行本が発売になったことを知り、涼を兼ねていそいそと買ってきました。
職場近くの大型書店では、納涼企画と称してプチ縁日が出ていたり、店員さんはおじさんだろうが若い女性だろうが、全員浴衣というスタイル。
少し前に乗馬の勧誘をしていたのもこの店舗ですが、色々何かにつけて”けっこうばんがってる”byつば九郎 スタイルで社員の皆さんけっこう大変だろうなぁと余計なことも思ったり。
私のもう1つの避暑地である、シャア専用トイレ仕様な大型書店の方は、そういえばその手の本とは関係ないところでのイベントって見たことがないことに今、気づきました。
期間限定ホームページでもちょこちょこ読んでいたやりとりですが、やっぱり紙媒体だと読みやすく、読みたい部分だけをすぐに読めるのもありがたいです。
フジモトマサルさんの挿絵もところどころに沢山あって和めるし。
全部の質問と解答は、電子書籍版を購入すると読むことができるのですが、そこまではいいかな。ネットサーフィンであれこれ読むのは好きだけれど、読むことの醍醐味はやっぱり紙派な昭和人としては、寝っ転がってでものんびり読むことができる昔ながらのスタイルがいちばんです。
で、書籍化にあたりもっとも気になっていた、つば九郎からの質問と解答は収録されているのか? は無事にしっかりと記載されていました。
大量の質問の中に混じると、つば九郎の文体の独特さがより一層際立ちます。でも、そこがいい(きっぱり)。
最初の方でペンギンみたいな、という質問をされた方にも、ちゃんとペンギンではなくてツバメですと断った上に、腹黒ではないとまで言われている村上さんを発見して喜び倍増でした。しかし、燕太郎の解雇理由、そんな噂が立っていたのは本書で初めて知りました。さすが名誉クルー会員2番なだけあって詳しいなぁと妙なことに感心でした。
それにしても、十人十色とはよく言ったもので。お腹を抱えて笑っちゃうようなものから、すごいことを考えるなぁと思わず唸ってしまうものまで、よくもまぁこれだけ種々雑多な質問が集まったなぁと感心させられてしまいます。
解答ももちろんおつりがくるくらい面白いけれど、質問を読んでいるだけでも楽しい。
というわけで、今日のタイトルはそんな秀逸な質問の中からいただきました。
鳥とりなかま
2015.07.18 Saturday
今日から3連休。とは言っても特にこれといった予定もなく、6月はけっこうあちこち色んな予定があった反動か、7月は全体的にのんびりしてます。
台風の影響が心配されたオールスター第1戦は、まさかの晋太郎のMVP、交流戦散々だったはずのセの圧勝でした
最近はだんだんオールスターも……と思ってしまうけれど、今年は藤浪、鳥谷のおかげでけっこう楽しめました。
柳田の送球も凄かった!
そんなオールスターのもうひとつの楽しみ。マスコット大集合は、残念ながらあまりテレビには映らず。7回のパフォーマンス終了時におどけてカメラの前でアップを決めるトラッキーは見られたものの、つばちゃんはどこに?? と思っているうちに放送終了でした。
昨夜はヤクルトの選手はあんまり活躍出来なかったけれど、セの勝利でまたお立ち台でいたずらっこらっこ〜状態なつば九郎を見たかったなぁと思っていたら、、しっかり勝利のはいたっち〜に選手側ど真ん中に入り込んでいた動画を見て安定の違和感のなさに和みました。
今日は、そんなつばブロに”とりなかま”の2ショットが(嬉)。
オールスターや侍ジャパンの試合でしか、お目にかかれない貴重な笑顔満開の鳥谷とつば九郎の2ショット。可愛すぎて朝から口元がすっかり緩んでしまいました。素敵な2ショットをありがとう!
そういえば、大谷選手とはルーキーの頃から何だかんだとせるふ2ショットだったり、本物の2ショットも何度も撮ってるけれど、藤浪とのせるふぱちりってなかったような。あれ?1回くらいあったかな??
個人的に一番見たいのは、パシフィックの監督とのこれもある意味鳥仲間(笑)なぱちりだけれど、ずいぶん前から新監督とぱちりシリーズがない今は見果てぬ夢かな。
みつばちの詩工房
2015.07.13 Monday
嫌いな病院の後のお楽しみ、ということで。今日のお昼は以前から食べてみたかった「みつばちの詩工房」に行ってきました。
みつばちの詩工房、以前は内灘にあったのですが、大桑に移転しカフェも併設され、一足先に食べに行った身内が美味しい、と絶賛していたので楽しみにしていたのです。
身内はパンケーキを食べてきたのですが、今日は検査の為に朝ご飯抜きでお腹も空いていたため、食べるなら今日しかないっということでフレンチトーストを選択。
昨年、療養中に色んな美味しいものを検索しては、食べられないけれど食べた気分だけを味わって楽しんでいた際、フレンチトーストにすごく興味を惹かれ、食べてみたいと思っていたのです。
でも、アンタにはちょっと重くて無理、とフレンチトーストがどういうものか説明され確かにそれは食べきれなさそうだと納得していたのです。
注文してから作ってくれるので、少し時間がかかりますが、待った甲斐がありました。あこがれの(?)フレンチトースト初体験です。
河北潟ミルク使用のバニラジェラートとマンゴー添え+レモンはちみつのフレンチトーストです。
とってもお腹が空いていたので、運ばれてきた瞬間は少ないかな? と思ったのですが、実際に食べ始めてみると……。
思った以上にボリュームがありました。何しろ厚切り食パン2枚分です。
日頃それだけの量のパンを一度に食べることなんてないので、美味しいけれど最後の方はふーふー言いながら食べきりました。
生のマンゴーが載っているのが果物好きには嬉しい♪ 事前にブログで見たのにはアイスとクリームがどっさりだったので、マンゴーで良かったです。
レモンはちみつが甘酸っぱくて、暑い日にはもってこいでした。
ランチタイムは、ドリンクがセットで選べます。ハニーマリナード・ドリンク。
はちみつで漬け込んだ干リンゴをソーダ水で割ったものです。
ちなみに同じもののお湯割りもあります。今日はとにかく暑かったので、迷うことなくソーダ割りを注文しました。
コースターの端にさりげなくミツバチがいるのが可愛い。
最初の一口はハチミツなので、甘いっと思いましたが、嫌な甘さではなく。慣れて来ると飲みやすくて美味しかったです。たくさん浮いている干リンゴがとっても美味しくて。リンゴ好きにはたまらず、フォークですくって全部食べてしまいました(^^ゞ
やっぱり朝ご飯抜きじゃないと食べきれなかったから、今日で正解〜まんぷくまんぷく〜と思っていたら……。
なななんと月、金限定でドリンクもしくはフードメニュー頼んだ人全員にミニデザートがつきます、ということで持ってきてくれたのは。
可愛くチョコレートでトッピングされたガトーショコラ。嬉しいけれど、この上更にガトーショコラですか、とちょっと思いました(汗)。
とはいえ、勿体ない上に美味しかったので頑張ってこれも全部綺麗に頂きました。
他にも美味しそうなハチミツを使ったおやつや飲み物がたくさんあるので、また機会があれば来たいな。
経過観察2015年7月
2015.07.13 Monday
最高気温37.4℃を記録した本日、本当に冗談でも何でもなく暑すぎて何もする気が起きない、というのをしみじみ実感してしまいました。
台風の影響でそれなりどころか、風はとてもあるのにただの迷惑な熱風でしかなく。帰宅すると部屋の中はカレンダーを始め、棚に置いてあるものが強風のせいで飛ばされ床に散らばってました。
さて、今日は久しぶりの経過観察のため、朝から病院へ。
病院も検査も大嫌いだけれど、今日ばかりは病院にいる間は涼しくて快適でした(苦笑)。
最後の抗がん剤から1年余が経った現在、血管もそろそろ採血なんてどこからでもかかってきなさい、の以前の看護師さん大喜びな差し放題に戻っているだろう、という目論見は甘かった(^^ゞ
血管を探す時点で、ギュッと握ってくださいねと何度も念を押されてしまい、何とか探して針を刺すと今度はなかなか血が流れて来ないのか(?)血管の中をぐりぐりと針でまさぐられ、ちょっぴり痛いけれどせっかく何とか刺さったんだからと堪え、ようやく流れ始めた血液を無事2本採取し終えてほっとしました。
今日は造影剤を使用したCT撮影もあるので、造影剤を入れる時に苦労したら嫌だなと思ったのですが、こちらの方は反対側の腕にしたおかげか採血ほどの手間をとらずにいけたのでよかったです。
久しぶりの造影剤は分かっていても、やっぱりあのやたら身体が熱くなるのは苦手です。
検査自体は、今日はいい感じにどこもさくさくと進み、最後の主治医との問診は結果が出るまでの時間もあるのでそれなりに待たされましたが、ちゃんと持参した本のおかげで退屈せずにすみました。
検査結果は……このところ、一頃より食べられる量が落ちてきているので、何かあったら困るなぁとほんの少しだけ覚悟していましたが。
CT等では明らかな症状は見られません。とのこと。
ただ、血液検査で腫瘍マーカーの数値が上がっているので来月また血液検査をしましょうとのことでした。
腫瘍マーカーの数値は、確かに大事な目安のひとつだけれども、今のところ体重の増減もないし、腫瘍マーカー上昇=ガンの再発ではないので。
血液検査はすっかり苦手となってしまった現在、少々憂鬱ですが、来月も半日病院で涼めると思えばいいかな。
今回みたいにあれこれ検査でなければ、諭吉様が飛んでいくこともないだろうし。
♪運がよければこの世はパラダイス 愛があればなんとかなるのさ
ですよ、うん。
支払いを待つ間、血液検査の結果を見て、んん? コレステロールの値が高いんでないかい? スイーツの食べすぎかっ と焦ったのですが、帰宅して調べてみたらなんてことはない、余裕で標準値内でした(笑)。
150を超えたらヤバイって勝手に思い込んでいただけでした(大笑)。
甲子園爆破??
2015.07.11 Saturday
昨日に引き続き、今日はまさに惨敗という名がふさわしい華々しい負けっぷりを喫した我らがタイガースのお庭をめぐってとんでもない事件が勃発していたそうで。
阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)の爆破予告を示唆する脅迫文を兵庫県警本部などに送ったとして、県警捜査1課と甲子園署は11日、威力業務妨害の疑いで、京都市伏見区向島二ノ丸町、配送業アルバイトYS容疑者(27)を逮捕した。
逮捕容疑は、昨年8月、人気グループ「関ジャニ∞」の主演映画の公開を中止させるため、県警本部や県内48署に、球場の爆破予告を示唆する脅迫文を送り付け、球場職員や警察官に不審物の点検業務などを行わせ、業務遂行を妨害した疑い。神戸新聞NEXTより
引用なので容疑者の名前はあえて伏せましたが。
まずは無事捕まってホントによかったです。
関ジャニの映画と聖地・甲子園に何のつながりがあるのか、まったくわからないのですが。
人生に絶望したから、と何故かまったく無関係の人を殺害したり、危害を加えたりして本人はそのまま生きているというケース同様、こういうことをする人の気持ちがわかりません。
特にわかろうという気もありませんが。
何はともあれ、甲子園球場に何事もなくて本当によかったです。
これをきっかけに明日こそは……です。
タイガースは散々だったけれど、タテこと館山投手1019日ぶりの白星おめでとう!!
コロッケ千夜一夜
2015.07.11 Saturday
昨夜の「コロッケ千夜一夜」のゲストは京本政樹さん、ということで楽しみにしていました。
この番組自体、初めて見たのですが、サンデーモーニングの喝のコーナーでいつも自作のイラストや工作物(とあえて言おう)を作って色んな競技や選手の紹介をしていた、唐橋ユミアナウンサーがアシスタントをしていてちょっと驚きました。最近、サンデーモーニングを見ていないので今も出演しているのか知りませんが、勝手に彼女はTBSのアナウンサーだと思っていたのだけれど、もしかして違ったのかな。
何にせよ、彼女の素直すぎるリアクションも楽しかったです。
昨夜は一週間分の疲れがピークで、夕食後は起きているのも辛いくらいくたくたで、20時前には横になってしまい番組も録画を後で見ればいいかな、と思っていたのですが21時前に一応起きだして番組を見始めたら、予想以上に楽しくて笑っているうちに元気回復、最後までそのまま見ることができました。
やっぱり笑顔は免疫力の源だね。
冒頭から「Tokyo Blue」が聴けてラッキーと思っていたら。CDだったけど、そこは贅沢を言わないw
後半は、コロッケとのまさかのカラオケ大会で本物の生歌がテレビで、しかもものすごい弾けっぷりのが聴けて楽しかった〜〜。
最後は「Doubt」もフルコーラス聴けたし。うん、やっぱりこの曲カッコイイなぁと久しぶりに聴いて思いました。
「甘い生活」、「私鉄沿線」よりこっちの方が好きなのでコロッケナイス、とテレビの前でガッツポーズをしてしまいました。
残念ながら野口五郎がリアルタイムで歌っているは、ものすごく小さい頃にきっと見たんだろうけれど、もう記憶にないので、コロッケのモノマネがどの程度似ているのか実感は出来なかったけれど(^^ゞ、可笑しさだけは余るくらいに伝わってきました。
コロッケって、モノマネしている人への愛情がちゃんと伝わってくるので、される側の人も最初はムッとしても最終的には認められて、果ては仲良くなっちゃうんだろうなぁ。
「ヤングマン」より京本さんならきっと「傷だらけのローラ」だろうな、と思ったので本人自らやりたいと言ってやってくれたのが楽しすぎでした。
贅沢を言えば、持ちネタ部分だけじゃなくてフルコーラス聴きたかったんですが。
でも、まぁコロッケにも突っ込まれてたけど、持ちネタがある俳優ってどんな人なんだ。当たり前すぎて、コロッケに突っ込まれるまでその不自然さにまったく気づいてませんでした(苦笑)。
確かに俳優さんで持ちネタがある人って珍しいとは思いますが、若い頃から散々森田健作さんのを始め見慣れてしまうと、寧ろそこがない方がつまらないと思ってしまってました。すいません。
「いちご白書をもう一度」2人で出だしはどっちか譲り合いしていたのに、最後のサビ前にしっかりと俺、上行くからコロッケさん下ね、と合図し合ってちゃんと綺麗にハモったのにはおぉぉでした。
こういう昔のフォークの話題で子供みたいに盛り上がるのって、幸ちゃん始めアルフィーの3人もときどき昨夜のお二人以上に今、仕事忘れて素のままで楽しんでるよね(笑)と思うことが。こうせつさんとかフォークの人達の懐かし番組での様子を見てもそうだし、ある一定以上の年代の人達のこの辺の音楽に対する思い入れってちょっとうらやましいものがあります。
例えば、自分が同世代の人たちと松田聖子やトシちゃん、マッチの歌なんかでそうそう! となることはあっても、あそこまでの共有感てのはちょっとない気がします。
テレビで歌うのは苦手と断言してましたが、昔、流行った「夜もヒッパレ」みたいな番組だったら、楽しく出られたかもなぁと。
定期的に色んな局がやる大々的な懐メロ音楽番組もいいけれど、それだとけっこう毎回顔ぶれも決まってしまうので、こういう感じの1人のゲストを集中的に楽しめる緩〜い音楽番組が他にもあったらいいな。
予告で流れた次週の大月みやこすら、何だかとっても楽しそうに見えてしまいました。
Fantasy On Ice 2015 in 金沢 その2
2015.07.07 Tuesday
休憩を挟んで後半です。
の前に、2日目前半、羽生くんが演技を終えて退場する前、冒頭で4Tを失敗した場所に行き、氷をかけてリンクを整えるというハプニングがありました。これには場内アナウンスも思わず「Thank you」と感謝をしていたのが何だか和みました。
以前何度も見ていた頃のFaOIでは、2プログラムを滑るのはごく僅かなスケーターでしたが、今回は半数以上のスケーターが前半と後半両方見られたのがとても嬉しかったです。
宇野昌麿
今季のSPを披露。冒頭のジャンプが綺麗に決まり、場内のテンションが一気に上がりました。初日は2本目は着地がやや乱れたけれど3Aを2本も跳んでました。いよいよシニアに本格参戦する今季が楽しみです。
鈴木明子
黒のレースがふんだんに使われたちょっとセクシーな衣装。前半での幻想的な雰囲気とはまたひとあじ違った大人の魅力をたっぷり魅せてくれました。
織田信成
ダースベーダーのテーマに乗ってお得意なコミカル演技。でも、相変わらず綺麗すぎる3A、3Sに加えて3Lz+3Tまで跳んだのには嬉しい驚きでした。2日目はダースベーダーの大事な武器を忘れて行ってしまい、慌てて取りに帰る一幕でもう一度笑いをとってました。
ここでステージに本日2人目のゲスト、サラ・オレインさん登場。
最初に英語で簡単に自己紹介した後、いきなり日本語で話しだしてびっくりしました(^^ゞしかも、日本語とっても上手でした。
トマーシュ・ベルネル
サラさんの歌とのコラボ。美しいスケーティングがサラさんの歌声によく合っていて惹き込まれてしまいました。曲名は不明ですが、この歌がまた素敵でした。
ジョニー・ウィアー
昨年のFaOI以来、友人となり今年は一緒に何かやりたいということで実現したコラボ。「You raise me up」をサラさんの生歌で。これを聴くと無条件にトリノの荒川さんを思い出しますが(ショーでも何度も見たしね)、ジョニーらしくしっとり魅せてくれました。
今回、何が楽しみって久しぶりにバトルのスケートを見られるのがとっても楽しみでした。引退後、けっこう日本でも滑ってくれていますが、何故か私が行くショーでは縁がなく。反対に友人はジュベールが今回初で、私は長野ワールド以来、初優勝にも立ち会ったもっとも縁のあるスケーターの1人なのでその辺の違いが面白かったです。
ジェフリー・バトル
踊りまくるバトル、2日間ともカッコよすぎて痺れました。先にBSの放送で幕張や静岡公演を見た時は、そこまで思いませんでしたが、生だとやっぱり躍動感が全然違う上に要所要所で決めるポーズのキレが素晴らしくて。指先ひとつの動きだけでもこんなに違うのかぁと感激でした。久しぶりに大好きなバトルの美しいスケーティングを堪能できた2日間でした。
ミーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード
今季のSP「Your Song」。前半も素晴らしかったですが、これがもうとにかく素敵すぎて。歌と調和しきった演技を見ながら、ヴォーカル曲が解禁になって本当によかったとしみじみ思いました。狭いリンクでスロー3Lzを披露したのには感激でした。シーズンが始まって更に進化した演技を見るのが今から楽しみです。
ハビエル・フェルナンデス
闘牛士の扮装で「カルメン」。コミカルな演技をこなしつつ、きっちりジャンプを跳んでくるあたりは流石。織田君とはまた一味違ったコミカルさが楽しい〜。2日間ともハビィへの声援が凄くてすっかり人気者になったなぁとちょっと感無量でした。
ここで本日3人目のゲスト、ソプラニスタの岡本知高さん登場。
生で見るのはもちろん初めてでしたが、テレビで見たとおり大きかった(笑)。
簡単な自己紹介と遠来からのお客様への感謝の挨拶。
安藤美姫
岡本さんとのコラボで「アメージング・グレース」。初めて生で聴くソプラニスタの歌声に圧倒されっぱなしでした。ふわりと跳ぶジャンプを見ながら、やっぱり彼女のスケートが好きだなと再確認。
ここでサラさんが再びステージに。岡本さん+サラさんのツインボーカルに。
ブライアン・ジュベール
「Time to say Good-bye」初日は、フルボリュームの高音2人はちょっとキツイなぁと思ったのですが、2日目は丁度いいバランスになっていました。
今年のFaOI一番の演技はプルさんでも羽生くんでもなく、なんとブライアンに持っていかれてしまいました。初日の時点でうわぁぁぁとなっていたのですが、2日目は更に良くなっていて圧巻でした。
衣装が上が赤で下は黒で、とにかく赤が目につくため賛否両論あるようですが私はあの衣装好きです。
曲想に合ったしっとりとした、雄大なスケーティングが素晴らしくて。緩急を上手く使い分けたエッジワークやツイズル、イーグル、スピンにステップとどこを取っても素敵すぎて。ブライアンもこんな滑りが出来るようになったんだなぁと思ったら、いつの間にか目から汗が出ていました。
これが見られて本当に幸せでした。ありがとう!!
チェスナ夫妻
これがないとFaoIに来た気がしない、というくらいエアリアルけっこう好きです。流石に2日続けてだとちょっと飽きたけど(こらこら)、いつ見ても美しく夢の世界へ連れて行ってくれるような彼らの世界、大好きです。
以前に比べるとちょっとぶら下がり系が減った気がしないでもないですが、今回も充分堪能しました。初めてっぽい地元のおばちゃん、おじちゃんもやっぱり大喜びでした。
再び岡本さんがステージに登場。
ステファン・ランビエール
「ネッスンドルマ」。先ほどのジョニーといい、前半の「トスカ」といい今回は何だかトリノ五輪の頃にタイムスリップしたような気持ちを何度も味わった公演でした。誰も寝てはならぬ、岡本さんの絶唱凄かったです。
幻想的なちょっと宇宙っぽい照明の中でしなやかに滑るステファン、素敵でした。かつての会場中を熱狂させずにいられない演技とは一味違った、落ち着いた演技で魅了してやっぱり多くの観客の心をわしづかみにしてました。
今回もやっぱり演技後、岡本さんに駆け寄って拍手を送る姿がありました。
エフゲニー・プルシェンコ
「カルミナ・ブラーナ」。先の公演を見てもんのすごく楽しみにしていました。変曲は多々あれど、こういう雄大な正統派の曲で滑るプルさんを見られたことが何より嬉しい。ぱねーおーら(つば語でものすごいオーラのこと)全開でどう見てもリンク狭しと跳び、滑り、踊るプルさん楽しかった〜。ちょっとくらい軸が曲がってても降りちゃうもんねーとずさっと3Aを跳び、笑顔で投げキスを振りまいてました。初日は本当に自分でも嬉しかったらしく、ものすごい笑顔で最敬礼でした。プルさん、金沢に来てくれて本当にありがとう!!
羽生結弦
新しいエキシビナンバーを披露です、とのアナウンス。前半は和風な力強い演技を見せてくれましたが、今回はピアノの優しい調べに合わせて繊細な中に力強さのある演技でした。衣装がミントグリーンというか黄緑に水色を混ぜたような色でとても綺麗。2日目、前半がミスが多かったので今回は絶対意地でも決めてくるんだろうなーと思った通り、ループとサルコウをしっかり決めてました。ジャンプだけでなくスピンやステップ、イーグル等色んな要素で魅せることが出来るのはやっぱり強いなと思います。
今回見た2つのプログラムどちらもとても羽生君に合っていて素敵でした。
楽しい夢のような時間もとうとう終了。最後は楽しいフィナーレです。
岡本さんが再びステージに現れ、スケートファンにはお馴染みボレロが流れ始め、オープニングにも登場したダンサー達が白い布を持って登場。
ボレロ特有のリズムに合わせ、若手から順番にスケーターが登場してきます。
あっこさんと美姫さんが揃ってあっこさんのお得意ポーズを披露したのが楽しかった〜。
ブライアン、ジェフ、織田くん、トマーシュ、宇野くん、ナムくんでの3Tは圧巻でした。初日は宇野君がすっ転んでしまい、照れる様子が可愛かったです。
美姫さん、あっこさん、デュハメル、ジョニーでのスピンも壮観でした。
岡本さんの生歌ボレロも素敵でした。だんだん曲調がクラシックからポップスへと変化していくに従って、群舞も盛り上がっていくのが見ごたえありました。
ステファンにフェルナンデス、と役者が揃ったところでいよいよプルさん登場。
あっさり3Tを跳び、初日は相当ご機嫌だったらしくスピンやらあれこれ披露してくれてちょっとしたプルさんタイムでした。
会場がこれ以上ないくらい盛り上がったところで、最後に羽生くん登場。
4Tを綺麗に決めて勢いのままリンク中央へ。群舞の中、次々披露するスピンがとても綺麗でした。うっかり見惚れてしまい、プルさんよりスピンにくぎ付けになってしまった2日間でした。
ラストのポージングでブライアンとプルさんが手をつないでるよ! と遠い昔が嘘のような光景に和みまくりでした。
すっかりお馴染みになってしまったFaOIのテーマが流れる中、場内から手拍子が沸き起こり殆ど総立ちで周回するスケーターを迎えます。
どのスケーターもえみふる咲き乱れ〜でしたが、とりわけラドフォードのお茶目っぷりが楽しかった。
お楽しみの最後のジャンプ大会。
既に記憶があいまいなのでうろ覚え。
織田君&バトルのスピン。眼福眼福な美しさでした。
ナムくん4T、初日は成功2日目は確かすっ転んでご愛嬌。
宇野くん4T。こちらは両日とも成功で先輩スケーター達も大拍手。
ジョニーがダンサーの方に投げられ、とても綺麗に決まったのには会場から笑いとどよめきが起こってました。
まりんちゃん、3F+3Lo 初日は失敗、2日目見事リベンジ。
若手のチャンレジが終了し、最後は羽生くんが4Lo。初日は失敗だったけれど2日目は見事に成功。
戻ってきた羽生くんをプルさんやバトル、ステファンらが駆け寄って嬉しそうにハイタッチする姿にいいもの見られたなぁとこちらまで嬉しくなってしまいました。
本当に夢のような2日間でした。素晴らしいショーをありがとう!!
と、ショーは掛け値なしに素晴らしかったのですが。
今回、トイレの絶対数が足りない&トイレについての案内が不十分だったことがとても残念でした。
以前、プリンスのショーが泉野体育館に来た時は仮設トイレが設置されていたのですが、今回はそれを遥かに上回る観客数なのに会場内のトイレしかなく。
主催が違うので一概には比べられないけれど、何で? と思ってしまいました。
トイレの心配があるためか、演技中に座席移動する人が後を絶たなかったのも残念です。アイスショーは年齢層も高いし、特に今回は寒かった上に史上最高の観客数でトイレの心配があるのはわかるけれど、演技中に堂々と腰も屈めずに移動するのはやっぱり控えてほしいなと思います。
せっかく地元で開催されるので、日頃リンクに行ったことがない人にも気軽に見てほしいけれど、今回のトイレにまつわる件といい近所のバス停の貼り紙を見ても、少し前までは当たり前なことが当たり前に出来ない人が多くなっているのかなと思うと、何だか悲しくなります。
雨の中、わざわざ遠回りさせての入場といい、遠方からはるばる来た方には色々申し訳なく思ってしまったところがあった今回の運営でした。
トイレのアナウンスについては、最終日はさすがに少し改善されていたようなので、もしこの先またいつか、同じ会場でアイスショーが開催される時には今回の教訓を活かしてほしいなと思います。
Fantasy On Ice 2015 in 金沢
2015.07.05 Sunday
先週末の6月26、27日の2日間、地元で行われたアイスショー、Fantasy On Ice(以下FaOI)に行ってきました。
会場のいしかわ総合スポーツセンターでこのショーが行われるのは、FaOIの前身であるIce Jeweryが開催された2009年、震災後にも関わらず来日してくれた海外スケーターが嬉しかった2011年に続き3回目。
何だかんだとFOIは地元だったり福井でも2回あったりと近場で見られる豪華なショーとして何度も足を運んでいましたが。
今回最初にプルさん、織田くん、安藤さん、鈴木さんといった出場メンバーが発表され、えぇぇぇプルさんがあの、あの体育館にやって来るの!? と仰天していたら、追加発表になるスケーターがランビエール、ジョニー、ジュベール、バトル、ベルネル、果てはフェルナンデスに宇野君、ナムくんと信じられない男子祭りにこれが地元で見られるなんて何の夢なんだろう状態になっていました。
怪我の影響もあって当初名前がなかった羽生くんに関しては、それこそIce Jeweryでジュニアポジションで滑っていた頃から皆出演なので、そのうち追加になるだろうと勝手に確信してました。
そもそもプルさん目当てなので早々にチケットを取りましたが、羽生くんinが出た途端に売り切れた挙句に最終的に立ち見が出ていたのには恐れ入りました。
職場でも母娘が行ったという声があったり、日頃大してフィギュアスケートに興味もない母でさえ、出演が決まる前「羽生くんが出るんだったら見てみたいわ〜」なんて言っていたくらいなので(^^ゞ金メダルから1年を経ても衰えない羽生君人気の凄さを改めて知りました。
元々、プルさん仲間の友人を地元に呼んで一緒に行く計画を立てていたのですが、同僚が一度見てみたい、という嬉しいことを言ってくれたため、金、土と2日続けて素敵すぎるショーを堪能することが出来ました。
両日ともS席ですが、初日は2F正面ど真ん中、2日目は2F1列目のショート寄りという絶好のポジションで見られてラッキーでした。初日でショーの様子を全体的に見ながら、やった明日はジャンプポジション&ショートサイドへのアピールが目の前で見られるよ、と思った通りジャンプ好きには堪らない位置でした。
新横浜や東伏見といった常設リンクと違い、特設会場はえてして会場内は寒くはない、というのが定説ですが。今年は梅雨ど真ん中な上に連日気温が平年よりも低く6月末とは思えないくらいだったのもあってか、2日間とも会場に入った途端、寒っと思ってしまったくらい冷えてました。
今回、連日道路を挟んで向かいで木下大サーカスの公演が行われていたり、立ち見が大量に出るくらいの大盛況で車の整理が追い付かず大渋滞になっていたせいか? 初日は開演が10分以上押して始りました。
超満員の中、お馴染みの男性アナウンスが流れいよいよショーの開始です。
2公演まとめてのレポになりますので、ちょっと読みづらい部分がありましたらすみません。
暗闇の中、スケート靴が氷を滑る心地よい音とともに布を持ったスケーターが登場し、位置につきます。白いシャツに黒のパンツで統一された衣装がシックでお洒落です。
ヤキメンコさんが連続バック転を披露し、場内が盛り上がったところで順番に本日のゲストスケーターが紹介され、まずは宇野昌麿君がいきなり3Aを決めて場内を沸かせます。
本田真凛ちゃん、細くて可愛い〜と思ったらこちらも3Fを決めていてびっくりでした。
織田君は綺麗なイーグルからの2A。ジュベールはルームランナーで会場が一気に和みます。あっこさんや安藤さんの優雅なスピンにうっとりしたり。
久しぶりのステファン、ジェフに喜び、フェルナンデスが来て、いよいよだーと思ったところでプルさん登場。あっさり3T決めて貫録ぷりたつっぷりを改めて実感しました。
会場の熱気も頂点に達したところで真打・羽生くん登場。両日とも歓声が凄かったです。イーグルを交えた3A綺麗に決めて更に大歓声。これにはさすがに見ている側もテンションが上がりまくりでした。
ちなみに2日目は着氷でバランスを崩してしまい、昨夜すごく頑張りすぎてたからなぁとちょっぴり心配してしまいました(^^ゞ
全員登場し、それぞれが所定の位置に着いたのですが、初日の公演ではななななんと丁度目の前にプルさんがっ!!2F後方ですがそんなことは関係ありません。同僚が「よかったね」と囁いたくらい本当に目の前でポーズを決めるプルさんにくぎづけでした。
全員での群舞、相変わらず適当な(こらこら)プルさんに和みつつ、ブライアンがちゃんと振付をこなしてるよ、先頭の羽生くんに頼もしさを覚え、ジョニーの靴裏が真っ赤でとにかく目を惹くことに流石だなと感心しているうちにオープニングは終了。
オープニングだけでこんなに楽しくていいんだろうか、というくらいどこを見ても(の割に初日はプルさんしか見てなかったけど 笑)楽しかったです。
トップバッターは本田真凛さん。
ピンクの衣装がとても似合っていて、ベートーベンのヴァイオリンソナタ「春」に乗せて軽やかに魅せてくれました。3−3をあっさり決めて、スピンも綺麗でした。幕張・静岡公演では樋口さんで、当初彼女の追加が発表された際、樋口さんが見たかったなぁなんて失礼なことを思ったのですが、2日間とも本当に可憐で素敵な演技でした。これから体形変化もあって大変だと思うけれど、上手く乗り越えていってほしいなと思います。
ナム・ニュエル
Pさんに続くカナダ期待の星が地元で見られる、と知りとても楽しみにしていました。黒の衣装で最初のジャンプは初日が転倒、2日目は何とか堪えたもののオーバーターンでしたが、それ以外はスピンもステップもしっとり見せてくれました。本田さん同様、これからが楽しみです。
演技を終えたナムくん、挨拶をしながら後ろへ下がっていくとステージ前に妙なポーズで立っている人形のような女の子をポンポンと叩きますが、反応がありません(笑)。諦めずに今度はフラフープを持ってきて渡したところで、機械仕掛けのような動きから一気に動き出す演出が楽しかったです。
イリナ・ウセンコ(フラフープ)
フラフープは初めて見ましたが、初日はとにかく新鮮で綺麗で楽しかったです。
同僚も大喜びで順番に1本ずつ増えて行くフラフープの輪に凄いなぁとひたすら感心でした。最後は何本あるのかわかならい銀輪をまるで昆虫のような姿で回したのが圧巻でした。
過去に何度も見たアクロバットもそうですが、こういうアイスショーならではのサーカス的な演目は一般のお客さんには本当に受けがよく、連日大喝采でした。
トマーシュ・ベルネル
ジーンズにVネックの白のカットソー。体形がまったく変わってなく、少し髪が短くなったかな。ショーでは面白パフォーマンスが多い彼ですが、今回はしっとりと寂しい大人の男心(?)を見せてくれました。美しいスケーティングは変わらず、初日はジャンプが乱れた部分もありましたが、2日目はそれもなく流れるような滑りにうっとりでした。
ブライアン・ジュベール
ピンク・フロイドのナンバーを何とも言えない独特な派手な衣装で黄色い丸い模様のライトの中見せてくれました。高いジャンプは健在でショート前ではルームランナーをこれでもか、と披露するサービスっぷり。なかなか面白かったのですが、まさかアイスショーでピンク・フロイドを聴くことになるとは思わず、何故にピンク・フロイド?? とそれが不思議だった2日間でした。
鈴木明子
ベルリンで活躍中のピアニスト・福間洸太朗さんとのコラボ。
ドビュッシーの「月の光」に併せて、青い衣装で滑るあっこさん。ジャンプ、ステップ、スピン、スパイラルどれをとっても本当に美しく綺麗でした。
福間さんのピアノが心地よく、とても幻想的な空気に包まれた夢のようなコラボでした。
織田信成
今やテレビでこの人を見ない日はないくらい、人気者ですと紹介されての登場。
初日はジェフリー・バトル振付の「愛の夢」2日目はステファン・ランビエール振付の「リバー・ダンス」。どちらもしっとり系でしたが初日は真っ白な衣装、2日目は墨黒と同じしっとりでも内容も雰囲気も異なっていて素敵でした。
個人的には、初日の「愛の夢」があまりに素敵すぎて鳥肌がたちました。ルッツ、アクセル、ループ、サルコウどれをとっても美しいわ、スパイラルも個人的に大好きなパンケーキスピン、滑らかな滑りに引き込まれっぱなしでした。
バックスパイラルからの3Lzは凄かった。
「リバーダンス」では後半に3A-3Tを成功させていて、これなら現役でも行ける、という多くの声も頷けると同時に、引退した今だからこそこれだけのものが見せられるんだろうなあと。元々全ての要素に高い技術を持っていた彼に精神的な強さも加わり、本当に素晴らしいプログラムを見せてくれました。
唯一2日間で違った演目(しかもどちらも最高の)を見せてくれてありがとう!!
安藤美姫
再び福間さんとのコラボ。黒の衣装でしっとり柔らかな演技を見せてくれました。初日は最初のジャンプで手をついたものの、2日目は綺麗に決めていたのはさすが。大好きなI字スピンもスパイラルもたっぷり見られて嬉しかったけれど、贅沢を言えばまたキレッキレなナンバーで踊る姿も見たいな。
初観賞の同僚は、安藤さんも鈴木さんもテレビで見るよりずっと綺麗、可愛い!!素敵だったと大喜びで、その感想がとっても嬉しかったです。
ジョニー・ウィアー
一時期、ショーや試合で本当によく見ていたジョニー君。久しぶりに見た彼の変わらぬ逆回転の綺麗なジャンプに懐かしさを感じてしまいました。
変わらぬ人気ぶりも凄かった。マイムやちょっとした小芝居も盛り込んだ色んな見せ場たっぷりなカルメン、靴底まで含めた衣装、演技の見せ方の上手さは変わらず会場を魅了してました。
ハビエル・フェルナンデス
白いシャツにサスペンダーと黒のズボン、とちょっと見普段着のように見えなくもない衣装に、カルメンの闘牛士の衣装が豪華だからこっちはお金をかけないようにしたのかしらん、なんて余計なことを思ったくらい(苦笑)シンプルでしたが、美しい滑りと安定のジャンプ、スピン、ステップでしっかりと魅了してくれました。
ステファン・ランビエール
再び福間さんとのコラボ。ステファンの演技を見るのも久しぶりで嬉しかった〜。さすがに現役の頃のような凄さはもうないけれど、代わりにしなやかさと柔らかさが増したラフマニノフに、こういうのもいいなぁと浸ってしまいました。
2日目はステファン君もさることながら、福間さんのピアノが素晴らしすぎて、そちらにも大拍手でした。
演技終了後、ささっとステージに寄り福間さんを称える姿に、もっと拍手をくれ、皆俺を褒めてくれ〜〜!とアピールしていたかつての姿を思い出し、大人になったなぁとしみじみしてしまいました。
ステファン、最後のフィナーレでも若者達の挑戦をプルさんやブライアンらと楽しそうに見守っていて、そんなところも微笑ましかったです。
あ、そうそうステファン君の靴のエッジが金色で、ジョニーの靴底赤と同様こちらもお洒落でした。
羽生結弦
ステファン色に染まった世界を「ゆずる・はにゅう」のコールで一瞬にして塗り替えた本日の主役登場です。
トリノ直後の荒川さんも凄かったですが、羽生くんの人気はそれ以上かも。
陰陽師の和風なメロディーの中、4Sはステッピングアウトにお手付き、4Tは転倒でしたが、後半からは前半失敗した4Tもしっかり決め、3A+3Tもあっさり決めてました。スピン、ステップ、イナバウアーにイーグル、と随所に見せ場をちりばめたプログラム。恐らく来季の競技用だと思いますが、個人的にはかなり好きな感じです。
それまでしっとり系のプログラムが続いていたのもあって、スピードがもの凄かったです。
今回、羽生くん人気が凄くてとんでもないことになったらどうしよう、なんて一抹の不安もあったのですが、本当にものすごい歓声だったけれど、それ以外はいたって普通で安心しました。初めて生で見るお客さんにも凄さはおつりがくるくらい伝わる演技をありがとう!
ミーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード
今回、男子祭りの煽りでアイスダンスがなく、ペア1組になってしまったのが唯一残念だったのですが。彼らの演技が心の底から素晴らしくて大満足でした。
難しいリフトもスロージャンプもスパイラルもどれもが美しく、ずーーっと見ていたいと思うくらい引き込まれてしまいました。
2日目、前が通路だったのもあってか、羽生くん直後に彼らの演技を見ずにトイレにダッシュする人がけっこういて、気持ちはわかるけれど勿体なかったです。
エフゲニー・プルシェンコ
一部最後はやっぱりこの人。暗がりの中、何の紹介もなくすーっとマートンがリンクの中央にバイオリンを携えて移動していくのがちょっと可笑しかったです。
マートンとくれば、これしかない、というわけで「トスカ」。
数年前の福井以来でしたが、冒頭の3Tをあっさり跳んで、おぉぉ今日は調子よさそうと思ったとおり初日の方がかなり絶好調でした。2日目は昨日の疲れがちょっぴり窺えて途中、お手付きもあったりでしたが、相変わらず3回転が2回転に見えるような軽々しさにソチでの怪我からここまで戻してくるとは、と感無量でした。
怒涛のステップとおなじみ高速スピンに観客も大喜び。初日は最前列にいたファンの一団へかなりアピールしていて、その辺もお元気そうで何よりでした。
2日目は目の前で跳んだ3Tの高さにおぉぉぉっで嬉しかったなぁ。
あと、髪の毛が伸びてて何だか昔のキノコヘアに近いものがありました。
演技そのものは、やっぱり福井の時の方が若いし大怪我前なのでキレッキレで有無を言わせぬものがありましたが、地元で元気に楽しそうに滑るプルさんが見られただけで大満足です。
長くなったのでここでいったん終了。後半へ続きます。
爽やかタルト
2015.07.04 Saturday
先週、Fantasy On Iceに行く前にスイーツ仲間でもある友人とサロン・ド・シュクールへ行ってきました。
はるばる旅行を兼ねて金沢まで来てくれた友人をどうやってもてなそうかあれこれ考え……ケーキもいいけれど、美味しいケーキなら都会の方が沢山あるし、と思った矢先に浮かんだのが去年以来、すっかり嵌っているタルト専門店。
ここまで豪勢な盛り付けはなかなかないはず、と踏んだ通り果物をこれでもかとふんだんにつかったタルトと盛り付けはグルメな友人も大喜びでした。
今回、食べたのは今が旬なアメリカンチェリーのタルト。
これでもか、というくらいにたっぷり乗ったアメリカンチェリーが嬉しいです。
少し前に食べたレモンのタルト同様、甘さ控えめでとっても爽やかなタルトでした。
お連れの方はデコポンのタルトをチョイスしたので、1口ずつ交換しましたが、デコポンのタルトもデコポンの酸味とクリームの甘さがいい感じに同居していて美味でした。
このタルトを食べた後に隣のお蕎麦屋さんでお蕎麦を食べる予定にしていたのですが、タルトのボリュームがすごくて(苦笑)結局、お蕎麦は諦めて途中でこ腹が空いた時にとパンを購入して会場入りしたのでした。
うるう秒
2015.07.01 Wednesday
今日から7月。でも、梅雨まっさかりなので今日も懲りずに雨。
しかもずーーっと雨が続いているせいかあまり暑くもなく。
先週末は少し寒いくらいでした。これまでアイスショーや試合に行って寒いっと感じたことはなかったのに、今回初めてちょっと寒いなぁと思ったくらい冷えてました。
でも、同行した友人が今まで見たショーの中でいちばん楽しかった! と言ったくらい本当に素敵な夢のような2日間でした。
そんなショーのレポはもうしばらくお待ちください。
さて、今日は8時59分から9時までの間に8時59分60秒という世にも珍しい1秒間の閏秒(うるうびょう)が入るという貴重な日でした。
閏年は4年に1回、2月がまるっと1日長くなりますが、閏秒は今回初めて知りました。地球の自転速度が少しずつ遅くなっていることに対応するために1秒の誤差を入れたそうで。
ということは、この先速度がもっと落ちてきたら、閏秒も1秒が2秒、3秒となっていくということに??
それはともかく。普段、地球の自転なんて意識したこともなかったけれど、今この瞬間にも地球は動き続けているんだなぁ、と思うと何だか不思議な気がします。
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