森林浴ランチ
2007.03.31 Saturday
金曜日の開花宣言を受けて少しずつ桜が咲き始めました。
桜の季節と言えば『薄桜記』。今日は久しぶりに聴きました。
♪何故になぜに忘れ〜られない〜
もう3年も経っちゃったけど、こうして毎年この時期になると聴きたくなる曲が出来て嬉しい♪
さて、本日のお昼はプチドライブと少し早いお花見を兼ねて獅子吼高原にある『もく遊りん』でランチをしてきました。
ここ、出来たばかりの頃に一度来たことがあるのですが、その時はまだ出来たばかりという感じで。今日久しぶりに来て見たら中がすっかり充実していて驚きました。
”もく遊りん”の名が示すとおり、どこもかしこも木造り木の香りがいっぱいです。
ログハウスのような造りの店内は階段の段を利用したテーブルと普通のテーブルに別れているのですが、やっぱりみんな階段が珍しく嬉しいのかそっちにばかり人が固まってました。
ピザランチとパスタランチとちょっぴり豪華なコースランチの3種類。
ピザランチをオーダー。
ベーコンととき卵のピザ と バジリコと角切りトマトのピザの2種類があったので両方頼んで半分ずつにすることに。
食べる前はバジリコの方がいいなーと思ってたけど、実際に食べてみたらベーコンの方がほんのり卵が甘くて美味しかったです。
窯焼きピザの生地がカリカリで香ばしい♪ サラミソーセージとサラダ菜のサラダも、サラダ菜が新鮮でグー。
窓の外からは市街地や山が見えるのですが、生憎今日は天気があまりよくなく気温も低かったので、新緑のいい季節になら森林浴も出来てもっとよさそうです。
デザートは手作りのレアチーズケーキ。
チーズケーキはこんがり焼いたのが好きなので、レアは殆ど食べないのですが、これはレモンの風味がきいていて、クリームチーズのしっとりした食感と爽やかな味が食べやすく、たまにはレアもいいなーと。
先日、地元の情報誌clubに掲載されたせいか、次から次へとお客さんが来てましたが、どれも美味しくてちょっとしたドライブにもなるしここはお薦めです(^-^)。
もく遊りんには他にも木で作ったおもちゃや、ビーズやガラスの手作りアクセ、本格的なオーダーメイド家具の展示・販売をしていてそれを見るのも楽しいです。
でも、今日はとにかく寒かったので(^^Aもうちょっと暖かくなったらまた来たいな。
華麗なる一族(原作)
2007.03.30 Friday
ドラマ終了と同時に読み始め、先週のフィギュア観戦旅行の前夜翌日が早いのにも関わらずやめられなくなり、結局寝不足覚悟で読破してしまいました(^^ゞ
華麗なる一族〈中〉
山崎 豊子
冒頭に我慢できずに最後は一気読み、と書いたとおり読み始めると先の展開が気になりページを繰る手が止まらなくなります。
大まかに言ってしまうと地方都市銀行頭取一家という、平凡な庶民には想像すら出来ないような財閥一家を舞台にした複雑な人間模様に銀行再編・財界・政界との軋轢を絡めた長編小説です。
が、各登場人物それぞれがとても丁寧に描かれていて、どの人物に焦点を合わせても楽しむことが出来る、とても緻密なストーリーで最後まで飽きさせません。
銀行と大蔵省の関係や、融資を巡る様々なからくりなど銀行界独特の世界の疲れを癒すかのように描かれた鉄鋼マン達の活き活きとした様子が心に残ります。作者本人があとがきで書いているように、綿密な取材を重ねただけあって読み進むうちに知らずと銀行だけでなく、製鉄についてもミニ知識が得られたような気になります。
組織を巡る軋轢や技術と経営の両立の難しさ、等今の時代も変わらぬモノが多々ある中、ベアリングについてのくだりで”ニードルベアリング”が最新技術となっていた部分に、あーそういう時代だったのかと感慨を覚えました。(現在は更なる高速対応としてニードルからボールベアリングが主流)
単なる親子の愛憎劇という一言では言い表せない、それぞれの思いにかなり感情移入して読みふけってしまいました。
『白い巨塔』や『沈まぬ太陽』でもそうであったように、山崎氏の作品ではとにかく敵役の描き方が絶妙ですが、この作品でも万俵大介と高須相子という2人の悪役(だと私は思います)のこれでもか、というくらい人間の嫌な部分を見せ付ける言動にすっかり嵌り、時折激しい憤りを感じるくらいのめりこんでしまいました。
これくらい非情でなければ一筋縄どころか幾重あるのかわからない、おどろおどろしい世界でのし上がっていくことは出来ない、と頭でわかってはいても最後までこの2人を許す気には到底なれず(^^A
特に次々と娘たちの閨閥結婚を目論み、万俵家の人々を意のままに操ろうとする相子には、同性として受け入れがたいものを感じてしまい、あのラストを迎えても尚、一抹の虚しさを感じたのみで同情するとか、そういう気持ちはとうとう持てなかったです。
もっと若い頃に読んだなら、多くの読者同様きっと鉄平のあのひたむきさに惹かれたと思いますが、それなりに会社の中で長年過ごしてしまった今となっては、鉄平よりも寧ろどうしようもない現実を受け入れながらも、ささやかでしょうもない抵抗を続ける銀平の方に惹かれてしまいました。
普段は誰に対しても心を閉ざす銀平が、母に対してだけは人並みの息子らしい気遣いを見せるところに、世の中の息子の母への愛情の深さを見た気がしました。
って色々理屈をつけてますが、ドラマで銀平を演じていたのが山本耕一クンだったというのも大きいのかも(苦笑)。
苦しみは深いけれど、自分の信じるやりたいことをとことんやり抜く鉄平の方が、見方によってはワガママに生き、結末はどうあれ幸せだった気がします。通常ならば決して受け入れられない、彼の選んだ道ですが、この話に限って言えば彼はこうしなければならなかったんだな、と納得しました。
誰1人幸福そうに見えない万俵家にあって、夢というものを持ち、それを信じた鉄平と二子の存在は眩しく、鉄平が自分の生き方にけじめをつけたくだりは流石に胸にこみ上げるものがありました。
当初はいわゆる上流階級を舞台にした小説なので「華麗なる一族」なのかなー、と思っていましたがラストシーンを読み終えた時に、あーこの話はこのタイトルしかないな、と思いました。上手く言えませんが、ラストシーンの宴の後ともちょっと違う、何ともいえないやるせなさが漂うあのシーン、これを書きたいがために作者はあの長い長い話を書いたのかもしれないな、そう思わずにはいられないラストです。
あったかいっていいね
2007.03.27 Tuesday
日曜日に起きた地震に関して、県外の友人やネット上でお世話になっている方から心配や励ましのメールや電話を貰い、久しぶりに人の心の温かさをしみじみと感じました。中には日頃そんなに頻繁に連絡をとっていない友人からも大丈夫?と連絡があったりして、こんなときに不謹慎だけどとても嬉しかったです。ありがとうございます!
申し訳ないくらい私が住んでいる市は何ともないので、ありがたや〜嬉しいよう〜と感激しつつ、ちょっぴり後ろめたさも感じてしまいました(苦笑)。
職場でも昨日、今日はお見舞いを兼ねた電話が沢山かかってきて、仕事の一環とはいえほのぼの暖かい気持ちになりました。
地震から2日たち、実際に被害のあった能登地方の惨状が明らかになるにつれ何ともいえない気持ちになります。
職場でも被害のあった地域に実家がある人が何人かいて、手伝いなどで休んでいるのですが中には家が丸々倒壊したところもあり、本当に大変なことだったんだなーと今更ながら実感してます。
そんな中、今日は一番被害のあった門前地区で断水が復活した、というニュースを先ほどローカルでやっていて、「シャンプーなんて久しぶりや」と嬉しそうなおじいさんの映像に和んでしまいました。
東京で遊んできたことや、読み終えた本の感想とか色々書きたいことはあるのですが、年のせいか遊び疲れのツケがなかなか抜けず。
今夜は旅行前後に録りダメした番組をあれこれ見ていたら、もうこんな時間になってしまいました。
「Music Lover」ようやく見ることが出来ました。BEGINのサウンドってホント癒し系ですね。疲れた身体にあの歌声は効きました。
『島人ぬ宝』前に某K氏絡みのNHKの番組で聴いた時もいいなーと思いましたが、これ大好きです。今度CD買ってこようかな。
で、途中テレビに切り替えた時に偶然見たのですが。
先日からメルボルンで行われている世界水泳選手権。女子1500M自由形で遂にあのジャネット・エバンスが持っていた世界記録が塗り替えられました。破ったのは同じアメリカのケイト・ジグラー選手。
柴田亜衣選手も日本人としては初めて16分の壁を突破する15分58秒55で銅メダルを獲得。
これもものすごいことだけど、何よりジャネット・エバンスが驚異の世界新記録を打ち立てたのが19年も前ということに驚きました。
もうそんなにたってたんですね。そんな昔だと思ってなかった自分の感覚が怖い(^^ゞ ジャネット・エバンス、中〜長距離の鬼でものすごい数のタイトルホルダーでしたが、当時の水泳選手にありがちな強面じゃなくキュートで可愛くて、見た目を裏切るとんでもない強さが好きでした。
と、ここまで書いて公式サイトをチェックしたらWRじゃなくてCR=大会新記録になってます。れれ、どっちなんだろう?
ゴールの瞬間、アナ氏が遂に最古の世界記録が打ち破られましたーって絶叫してたけど。でも、テレ朝のスポーツ中継はかなりいい加減だからなぁ。。
じ、地震だ〜〜!
2007.03.25 Sunday
今しがた、掃除をしていると突然部屋がグラグラと揺れ始め、すぐに収まるかと思ったら、、どんどん大きくなり棚から本やビデオが降ってきました。
慌ててともかくこれだけは、とストーブとテレビを切り、安全な場所は?と考えて廊下に出て無駄に巨大なシャンデリアがぐらぐら揺れるのを眺めてしまいました(^-^ゞ
今まで感じたことのない揺れだった為、もしかして次にドーンて来たらどうしよう。家が潰れるんじゃ・・・と思いつつ、お財布のひとつでも持って部屋を出ればいいのに何もせずひたすら揺れが収まるのを待ってしまい、こういう時の無力さをしみじみ感じました。
ニュースによると金沢は震度5弱だそうで。とにかく生まれてから阪神大震災時の余波以外、うわー揺れたっ!と思うような地震を感じたことがない地なので、朝から本当にびっくりしました。少〜しだけ寿命が縮まったかも(苦笑)。
とこれを打ってる今も余震で少しぐらぐらして焦りました(^^ゞ
試しに家族が電話をかけてみたら、皆一斉に電話をしているらしく、全くつながらなくなってました。
これを教訓に今から棚の物の置き方を考えようかな。
美姫ちゃん金メダル!
2007.03.24 Saturday
今週に入り1人で俄然盛り上がっているフィギュアスケート世界選手権。
今夜はいよいよ競技最終日の女子フリー。
外出先から戻り、結果を確認したところ昨日のSP2位から安藤美姫選手が逆転で金メダル。やったね!
そのままテレビ放映を楽しみに見ました。
最終G最終滑走のプレッシャーの中でのあの演技、よかったです。
ジャンプもよかったけど、終盤のストレートラインステップ。素人なので詳しいことはわからないけど、今シーズンのあのステップすごく好きなんです。
SPもフリーもどちらも毎回あの力強いステップを見るのが楽しみでした。
詳しい人からは汚い、という意見も目にしましたが、フィギュアは美しさを競うスポーツではあるけれど、何ていうか彼女のあの鬼気迫る迫力満点のステップはものすごく見ているものの心に訴えかけてくるものがあって、真央ちゃんの優雅な演技はもちろん素敵なんだけど、やっぱり私は多少荒削りでも必死さが伝わってくるような、少し泥臭いくらいの方が好きなんだなーと毎回実感していました。
全日本の時は怪我で残念だったけど、今日はダイナミックな伸び伸びしたステップが見られて嬉しかったです。それにしても、あの緊張感の中での落ち着きは凄いです。美姫ちゃん、本当におめでとう!!
昨夏のアイスショーで初めて生で見て以来、すっかり魅せられてしまい、トリノで色々酷いことを言った反省も込めて今シーズンはずっと密かに美姫ちゃんを応援していたので今日の結果がすごく嬉しいです。
おめでとう〜〜!!
今夜はさすがにもう睡魔に勝てないので、感激のアイスダンス&男子フリー観戦記はまた改めて。
東京観光&美味しいもの
2007.03.23 Friday
今回の上京はフィギュアスケート観戦がメインですが、せっかくなので美味しいものを食べたり、普段行けないところにも行ってみよう!というわけで
今回の旅行で食べたものや行ったところの紹介です。
まずは22日の昼ごはん。
観戦は長丁場なのでお昼はしっかり食べよう、と新大久保にあるソムオーでランチ。
東南アジアレストランというかカラオケパブのような感じ。
昼間からあちこちに設置されたテレビモニターにタイ?(歌詞がタイ語独特の花文字だったのでそうかなーと)の歌謡曲のようなものが映し出されてます。何となーくお気楽な気分になるメロディーです。
ランチはどれを頼んでも800〜900の間というお手ごろ価格なのが嬉しいです。しかもドリンクは飲み放題。
いっぱいあるメニューの中から2人ともオーダーしたのがベトナムチャーハン。トムヤンクンのラーメンもかなり心惹かれたんだけど、長丁場を前に刺激物はアレかも、、とこちらにしました。
ベトナム風だけど、香草などきつくなくほんのり甘いてとても食べやすく、とっても美味でした。セットで出てきたスープがまたあったかくて何とも言えない出汁というかコクがあってベリーグッド♪
飲み物はライチジュースを選んだのですが、美味しいけどあっさり派の私にはかなり甘かったです。マンゴージュースはもっと甘いらしいのでそれは多分飲めないかも(^^ゞ
サラダも美味しくて満足満足〜と思っていたところに、何とも言えない気分にさせてくれたのがコレ。
タピオカとココナツミルクのデザートなのですが、何故か中につぶつぶコーンが沢山。元々生ぬるいと形容したいくらいの微妙な温度にコーンが止めを刺してくれました。
ま、でも¥800でお腹も膨れてメインは文句なしに美味しかったし、駅からも近いしかなりお薦めです。
感激から一夜明けての23日。
朝早くからゆりかもめに揺られ向かったのが日本科学未来館
科学オンチが何しに来たかというと。ここで毛利さんが見た宇宙が再現された世界最多・500万個の恒星が投影されたプラネタリウムを見るためです。1日3回上映、定員制というので開館前から春休みの子供たちに混じり並びました(苦笑)。
プラネタリウムなんて子供の頃以来でとっても楽しみにしていたのです。
並んで入った場内は綺麗で椅子がふかふか。頭上全体がスクリーンでリクライニングシートでゆったりと星空(宇宙)鑑賞。
・・・・のはずだったんですけど。最初の10分くらいは見たこともないくらいの星の数に綺麗だなーと圧倒されていたのですが。。
リクライニング、というのが仇となりました。前日の観戦疲れでいつしかぐっすり夢も見ずに眠りこけてしまい、気づいたときには場内の電気が点いてました
滅多に来られない場所なのにぃぃぃ。宇宙空間を擬似体現の楽しみは儚く消えてました(トホホ)。
気を取り直して下の階に降りるとHONDAのアシモの実演をやっていたので見学。
ロボットというよりは宇宙服を着込んでいるように見えます。
一応横にお姉さんがいて、あれこれ話しかけたり、色んなお願いをしてアシモ君に応えてもらうというもの。
こうやって歩くことも出来ます。でも、横から見ると後ろにしょってる弁当箱のような箱といい、全身真っ白なスーツとヘルメットで固めているところといい、某ガンダムに出てくる主人公のよう(笑)。
丁度改装中で一部閉鎖されていたところがあったのが残念ですが、なかなか面白い施設でした。
全国に色んなこういう施設がありますが、¥500でプラネタリウムや実演、科学のあれこれを見聞き出来るのが嬉しい♪
中々ゆっくり来る機会がないですが、いつかまた今度こそプラネタリウムをちゃんと見たいです。
この日のお昼ご飯は、北千住にあるCURRY BAR GAKUというカレー屋さんのチキンカレー。
数十種類のスパイスを煮込んだカレーは、コクがあってしっかりした辛さが美味しいです。ほろほろに煮込んだチキンも美味しい♪
見た目どおりのかなりのボリュームで食べても食べても中々減りません(^^A 気さくな店主のおばちゃんの「ごめんねー。ウチはいつもこの量だから残していいよ」とのお言葉に甘えて完食を断念。
サラダと食後にグリーンティーをベースにした美味しいお茶がつきます。
これで800円だったかな。夜はカレーバーになるそうで。
こういうお店が地元にもあればいいのになーと思ったくらい、美味しいカレー屋さんでした。
その他にもあちこち買い物に行ったり、花見を兼ねて東京タワーの近くに行ったら当然のことながらまだ桜は咲いてなく。でも、電車の窓から見える道沿いに菜の花や蓮華が咲いていてここはすっかり春なんだなーと実感しました。
23日の夜に友人に連れて行ってもらった新宿の高層ビルから眺めた夜景がとっても綺麗でした。ずーっと果てまで光の洪水が続いていて、一体東京はどれくらい広いんだろう、と思ってしまったほど。
見られそうで滅多に見られない光景を見せてくれてありがとう!
2007世界選手権・男子フリー編
2007.03.22 Thursday
さて、今回最大のお目当て男子フリー編。
こちらも感激のままに綴った、アイスダンス以上に主観入りまくりのレポになります。ただのミーハーの戯言と思って流してくださるようお願いします<(__)>
思わぬ嬉しい表彰式のおかげで、ものすごい慌しさでホテルのチェックイン
を済ませ、どうかルターイ君までには戻れますように!と願いつつ再び会場に戻ると丁度第1グループ3番滑走のヴォロノフ(ロシア)が始まるところでした。ラッキー☆
ロシア勢が2人とも第1グループにいる時点で、ものすごく寂しさを覚えます。頑張れーとの願い虚しく、初のワールドの緊張と世界の壁は厚いことを感じさせてくれる演技でした。
特に贔屓の選手でなくても、どの選手も自身が満足のゆくいい演技をしてほしい!と思うのは同じようで。この辺のグループを見る観客の空気がとにかく温かいです。ミスをした時に思わず「あー」と漏らしてしまう声がプレッシャーになりそうでごめん!と思いつつ、その分次に成功したときの拍手の大きさが嬉しいです。
とっても楽しみにしていたルターイ君。
ヴォロノフ君同様、初のワールドはほろ苦いものとなりました。色々ミスはあったけど、ちょっとした振り付けやステップなど、プル君を彷彿させる部分が多々あって、あーミーシンチームの滑りだな〜と。
キスクラで傷心のルターイ君の肩に手を回すミーシン氏の姿が切なくも、可愛い孫を見守る祖父のようで和んでしまいました。
来季一回り成長した姿をまたワールドでも見たいけれど、公言どおりプル君が復帰したら、遂に1枠になってしまったロシアの枠は間違いなくプル君の指定席になってしまう、と思うと複雑です。
第2グループには早くも織田君登場。
6分間の練習の声がかかった途端、真っ先にものすごい勢いでリンクに飛び出していった織田君。体中に気合が漲ってました。
グループ最終滑走なのもあってか、とにかく何度も何度もジャンプを跳びまくり、その度に大歓声があがってましたが、あまりに跳ぶ様子につい昨夜の悪夢を思い出してしまい、「もう跳ばないで。それは本番に取っておいて!」と思ったほど。
この練習タイムの時に、会場のFMラジオ解説であるみどりちゃんが紹介され、もんのすごい笑顔と勢いで手を振る姿がオーロラビジョンに映し出されたため、一時「みどりはどこだ?」状態に(苦笑)。東側の放送ブースで激しく手を振る姿を見つけ再び大歓声。しばしリンクの上の選手たちが忘れ去られかけたひとときでした(笑)。
第二グループ1番滑走は中国のウー君。
今シーズンのN杯にも登場した日本でもなじみの深い選手です。頑張ってほしかったけど、最初の3Aで失敗したのが響いたのか思うようにジャンプが決まらず最後は完全に足にきたような状態に(泣)。
演技終了と見せた同時に落胆しきった表情が痛かったです。この悔しさをバネに来季もガンバレ!
ワールドの重圧からか、なかなか思うような演技が出来ない中頑張ったのが
スイスのクリストファー・ベルントソン君。冒頭いきなり2つのコンビネーションジャンプを決め、その後の3Aが凄かった。スピンも楽しくてスイスの選手は何でみんなスピンが上手いのかなー、なんてバカなことを思いつつすごくいい演技でした。PB大幅更新には場内からも大歓声。
そして同様によかったのがリンデマン君(ドイツ)。若干のミスはあったもののPBを大幅に更新する素晴らしい出来。冒頭の3フリップが美しかった!
そしてこのグループ最後の登場、織田君。
会場も織田君本人も気合が入りまくりで場内が熱い熱い。
最初の3A+3T+3Loのコンビネーションが決まった瞬間、ものすごい歓声でした。本当に彼の着氷は綺麗。その後も次々とジャンプを決めていき、凄い凄いよっしゃー、このままガンバレー!と思った中盤。2A+3Tを決め、次に3Lz+2Tを跳んだときに「あれ?」と思ったのですが、とにかく興奮していたので気になりつつも最後スピンが終わった瞬間、スタオベ。私たち周囲の少ない日本人より目の前のカナディアンの一団が先に立ち上がってくれたのが嬉しかったです。
ルッツの失敗が痛かったねーと言いながら得点を見ると、、やっぱり今回もやらかしてしまったのね。。
急遽ワールド直前に新しくしたプログラムでしたが、織田君の雰囲気にあったいいものだったと思います。それだけにまたしても同じ過ちをやらかしてしまったのが惜しい!前夜の失敗で思うところがあったんだろうけど、来季こそはこういうのを無くすよう、コーチ陣も含めてしっかりやってほしいです。ファイトー!
ここで一旦製氷タイム。織田君でものすごいエネルギーを消費したので(大笑)持参したパンで腹ごしらえ。たまたま宿泊するホテルが赤坂プリンスのすぐ近くだったので、東京では有名らしい赤プリのパン屋で調達したのですが、お腹がすごく空いていたことを差し引いてもとっても美味しいパンでした。
休憩時間が終わる頃には、先ほどまで気になっていた北側S席の空席もほぼ埋まり。以降に登場する選手たちへの期待とともに会場のテンションも上がっていきます。
いよいよ第3グループの登場。GPSでもすっかりお馴染みの面々に明らかに会場内の温度が更に上昇しているのがわかります。
エキゾチックな風貌と長い手足でただでさえ人目を惹くカナダのエマニュエル・サンデュ。黄色いコスチュームのおかげで異様に目立ってました。
彼の前ではプレオベールも霞んで見えます(^^ゞ
そのプレオベール。名前を告げられ演技を始めるギリギリまでコーチの手を握っていて、恐ろしいまでに緊張しているのが伝わってきました。
テレビで見ているときに、彼を生で見たら絶対に笑ってしまうんだろうなと思っていたとおり、妙にピンク系な音楽も手伝ってやっぱり笑ってしまいました。ごめんよ。
SPがあぁいう構成なのでフリーはもう少し雰囲気変えた方が・・という気もしますが、あくまでこの路線を貫く心意気は立派かも。
緊張の為かベストには程遠い出来になってしまいましたが、来シーズンも楽しみです。
密かに楽しみにしていたカナダの若手、メイビー君。
彼もロシアの若手同様やっぱり初ワールドの壁は厚く、ちょっと残念な結果になってしまいましたが生で見ることが出来て嬉しかったです。
で、圧巻だったのがチェコのトマーシュ・ベルネル君。
冒頭いきなり4T+3Tを決めたと思ったら、次はびっくりするくらい綺麗な4T。ジャンプだけでなくつなぎの部分も綺麗で、ステップ・スピンどれも楽しく見ていてワクワクしっぱなしでした。最後の3Fの失敗が本当に惜しかった!でも、それでもまさかこんな演技が見られるとは、と思ってもみなかった素晴らしい内容に場内騒然、スタオベの嵐。
本人も本当に嬉しそうで、会心の笑顔がまたよかったです。
そして、遂に最終グループ。
長野のときもそうでしたが、この瞬間場内の空気が変わったのがひしひしと感じられます。もう練習から何を見ても嬉しい、目が4つくらい欲しいーと思う豪華な競演。
人気者ぞろいのこのグループですが、その中でもやっぱり
高橋君への声援が凄かった。その高橋君、すっきりしたいい表情で滑ってました。こっちで誰かがジャンプを決めると向こうで別の誰かがジャンプ。とと練習から火花がバシバシ飛んでる感じです。
1人、ジョニー君だけがやっぱり少し調子が悪そうなのが気がかりです。
いよいよ始まった最終グループ。
まずはエヴァン・ライサチェク(米)。エヴァン君のカルメン、凄く凄く楽しみにしていました。昨季のオリンピックやワールドで見せた、鬼気迫る演技を期待したのですが。。冒頭の4回転の失敗が尾を引いたのか全体的にそんなに悪くはないけれど、こうぐっと来るものが少ないという感じで。
それとこれは本当に彼には何の罪もないので申し訳ないのですが。「カルメン」だったのが逆に少し辛かったです。5年前、プル君が見たくてワールドに行き欠場で振られ、今回は最初からわかっていてチケットを取ったけど、それでもやっぱり寂しさを感じていたところに「カルメン」だったので、無性に悲しくなってしまいました。
続いて同じくアメリカのジョニー・ウィアー。
ジョニー君、夏のアイスショーで演技だけでなくその人柄にすっかり魅せられて以来、密かにものすごーく応援していたので、とにかくいい演技が出来ますように!と殆ど祈るような心境でした。
今季一度もクリーンに滑りきったことがない「ナザレの子」。冒頭の3Aからのコンビネーションが綺麗に決まったのは本当に嬉しかったです。
独特な雰囲気を持った選手だなーと改めて感じました。曲調もありますが、彼が滑り始めた瞬間、場内の空気がしーんと静まり返って魅入っているのが感じられます。後半からはやはり疲れが出てしまい、ジャンプが抜けたりスピンのスピードが落ちたり、と色々ありましたが、個人的には今季一番に近い出来だった気がします。
昨日同様、キスクラで場内にも聞こえる声で「アリガトウゴザイマスー」
と言っている姿が彼らしかったです。とにかく人気者のジョニー君。終わった後のプレゼント攻勢が凄かった。あまりに凄すぎてなかなか終わらず、しかもちゃんと封をしないで花を投げた人がいるらしく、リンクの上に花びらが飛び散ってしまい、かなりの時間を取られました。
ちなみにこのときに出来た傷がかなりのものだったらしく、その後1人滑り終えるたびにフラワーガールがその場所に行って様子を見ていました。
次のステファンがずっと待っているのが心底気の毒で。とても楽しかったこの日唯一腹立たしく思った出来事でした。
貴方の好きなスケーターはもう出番が終わったかもしれないけれど、次に滑る人のことも考えて行動してほしいです。好きとか感謝の気持ちは拍手で伝えることもできるでしょ。
気を取り直して。この日一番心に残った演技を見せてくれたステファン君登場。
開催前は欠場も覚悟しただけに来てくれて本当に嬉しかった。
フラメンコの衣装に身を包み、髪型もぐっと大人っぽくなっていてびっくり!ものすごい期待に胸を膨らませつつ、昨日の失敗をどうか引き摺ってませんように(><)と願う中、演技開始です。
冒頭の3Aに続き、4T+2T+2Tが決まった瞬間嬉しさで理性が飛びました(^^ゞその後も期待を裏切らないというより、こんなものを魅せてくれてありがとうーと思わずにはいられない内容で。果敢に挑んだ2回目の4回転とコンビネーションでのミスが本当に惜しかった。
途中、フラメンコ独特の手を叩く仕草が堂に入っていて本当に観客の乗せ方が上手くなったなーと感激。ステファン君といえばスピン、も期待以上の内容で特に最後の足換えコンビネーションから目が回るほどの高速でのラストは圧巻。終わった瞬間、自分でもわけのわからない叫び声とともに立ち上がってました(^^ゞ
演技が終わってしまうのが本当に名残惜しくて、このままずーっと時間が止まればいいのにと思って見ていました。
昨年、図らずも彼のスケートを2度も見る機会に恵まれましたが、とりわけ彼のファンではないのに、毎回必ず魅了されずにはいられない私はもしかしてステファン君のファンなのか?と自問自答してしまったくらい、彼の演技にはいつも心を揺さぶられてしまいます。
来季、たっぷりこのプログラムが見られることを願ってます。
素晴らしい演技でこの時点で一気にトップに立ったステファン君。
次のブライアン君にこれでプレッシャーがかかるぞ〜、と意地悪な目で見てしまったブライアン・ジュベール君。
傍目にも緊張しているのがよくわかります。場内を異様な空気が包む中、冒頭あっさりと4Tを決めたのは流石。丁度目の前だったので嬉しかったです。スピンやステップは正直、他の選手に比べてかなり見劣りするものの、あの重圧の中で殆どミスらしいミスなく滑りきったのは立派です。
ちょっとアレかな、と思ったけど今シーズンお疲れ様の意味も込めてスタオベ。
ただ、やっぱり意地悪なことを言えば、ランビのショートでの失敗がなければ負けてたんだよ、という思いが残り少〜しだけ物足りなさを感じてしまいました。
ま、でもその辺は当の本人がいちばんよくわかっていると思うので、来シーズンどんなスケートを見せてくれるのか今から楽しみです。
この時点で正直、ジュベール金、ランビエール銀は固いかなーと思ってました。だから高橋君にはとにかく頑張って何とか銅でいいからメダルを獲って欲しい!そんな気持ちで迎えた高橋君。
ものすごい声援が場内を包み、期待と不安で苦しくなりそうな中、いよいよ演技開始です。
南側なので冒頭のシーンは丁度、彼の背中を見ることになるのですが、その背中からものすごい緊張感が伝わってきて「だ、大丈夫か?」と思ったほど。北側から西側を周り目の前での4T。「ヤバイッ!」と思ったときにはもう手をついてました。悲鳴のようなため息が上がる中、もしかしてこのままずるずるいったら・・・という思いが過ぎります。でも、今季の高橋君はやっぱり違ってました。
次の3Aは本当に綺麗で、そのまま次の3Aからのコンビネーションも成功。スピンの速度がやや遅く、全体的に疲れと緊張がすごいのが感じられ、中盤以降の怒涛のジャンプ攻勢はもうとにかく「降りてー!」とひたすら願ってました。最後のサルコウを決めた瞬間は「よっしゃー!」と思わずガッツポーズ。そしてあのストレートラインステップの為東の端で構えた瞬間、心の底から頑張れーー!と願った私は本当に単純な日本人です(笑)。
いつもは音とずれるのが気になるのでしない手拍子を、このときだけはどうしても頑張れという気持ちが抑えられず、とにかくこの気持ちを伝えたい一心でしてしまいました(苦笑)。
文字通り必死の形相で怒涛のステップを終え、最後のターンを決めた瞬間、西側からものすごい拍手。そのまま最後のスピンを終え、ラスト仮面を剥ぎ取った瞬間のスタオベが凄かった!!
もちろん私たちも恥も外聞もかなぐり捨ててスタオベ。
冷静な目で見れば、全日本やN杯の方が完璧な演技だったけど、でも、地元でのワールド、ましてメダルがかかったこの場でこれだけの演技が出来たこと、それをこの目で見られたことが本当に本当に嬉しかったです。
生でもはっきりわかる高橋君の涙にこっちまでもらい泣きしそうでした。
誰もが興奮を抑えきれず、期待の手拍子で得点待ちをする中、86.52という技術点が出た途端、ものすごいどよめきと歓声が起こり、再び場内スタオベ。PCSと合わせてランビエールの得点を抜き、フリートップの点数が出たのにはちょっとびっくりでしたが、純粋にこの時点で2位になったのがただただ嬉しくて、何だか信じられないものを見たような気分でした。
そんなわけで、とてつもない盛り上がりの中最終滑走のジェフリー・バトル君登場です。
今回一番見たかったのが実はバトル君。とにかく綺麗と言われる彼のスケーティングをこの目で見たくて。本当にびっくりするくらい美しいスケーティングでした。荒川さんの滑りも綺麗だけど、バトル君もそれに負けないくらい綺麗な滑りに感激。期待したイナバウアーも見られたし。
ジャンプの方は果敢に挑んだ4Tはともかく、前日あれだけ調子のよかった3Aを含め殆どボロボロ、と言っていいような状態でしたが、あの異様な状況で迎えた最終滑走で頑張ったと思います。
友人も「すごい綺麗だった〜」と感激したステップや滑りそのものの美しさを堪能させてもらいました。
来シーズンは怪我を治して、また元気な笑顔を見られることを願ってます。
なかなか難しいけれど、またバトル君のスケートをいつか見たいです。
全員滑り終えた時点で高橋君の銀メダルが確定!!
まさかこんな日が来るとは!?本当に嬉しかったです。おめでとう〜〜!!
表彰式と場内一周を終え、リンクサイドに出てきた高橋君を出迎える本田君と荒川さん。本田君が高橋君をハグしたシーンに感動。
高橋君や場内の観客以上に一番嬉しかったのは本田君かも、と思った瞬間でした。
そして悲願の金メダルを獲得したブライアン君、表彰台の上で見せた涙が印象的でした。インタビューでファンや会場の皆に感謝した時に、しっかりお母さんへの感謝を口にしていたのも彼らしくて微笑ましかったです。
しかし、インタビュアー氏最初に日本の皆様に感謝と言ってるのに「それでは最後にもう一度、今日この会場にいる方々に何か一言」と強要したのは余計でしたね。ブライアン本人も「え、もう1回言うのかよ」って感じで「ONE MORE?」って聞いてたし。
4回転を2度飛ばなかったことを突っ込まれ「疲れてたから……」と答えたのには苦笑とも爆笑ともつかない笑いが場内から漏れ、でも来季は絶対2回入れます、と約束したのは偉い。
とにかく笑顔笑顔のブライアン&高橋君に比べ、冷静だったステファン君。やっぱり3位は悔しいんだろうなーと、そんなところに頼もしさを感じてしまいました。
来季はプル君も帰ってくるし、このメンバーにプル君は果たして太刀打ちできるのか?という不安と、いつか高橋君にはプル君に勝ってチャンピオンになって欲しい、というプルファンにあるまじきことも思いつつ、来季が楽しみでなりません。
見る前は、前日のSPのような感じになったらどうしよう、、という一抹の不安があった男子フリー。納得のいく演技が出来なかった選手もいましたが、全体的には白熱したとてもいい試合でした。
生で見られて、あの感激を会場にいた方々と供に共有できて本当によかったです。
次に日本でワールドが開催されるのはいつかわからないけれど、その時もまた行きたいなーと強く思います。
というわけで、信じられない長さのものを読んでくださった方、お疲れ様でした&長すぎてごめんなさい〜
2007世界選手権・オリジナルダンス編
2007.03.22 Thursday
ずーっと楽しみにしていたフィギュアスケート世界選手権 in 東京。
22日のみですが行ってきました(^-^)。
早朝に家を出て朝一便で東京へ。前日の予報チェックの時点から暖かいかも、、と思っていましたが、羽田に降り立った瞬間、暖かいというよりは観戦仕様の服装もあって暑い!と思ったほど。
実際、電車を乗り継いでホテルに荷物を預け、友人との待ち合わせの新大久保に着いた頃には既に汗だくに。♪春なのに〜スプリングコートが汗びっしょり〜♪ という自分でも信じられない事態になってました。
でも、電車や通りを歩くごく普通の現地の皆様はダッフルやらロングブーツにマフラー、ダウンジャケットetc.完璧冬仕様。
もしかして東京の皆様は超がつく寒がりやさんが多いのか? としばし考え込んでしまいました(^^ゞ
長丁場なのでまずは腹ごしらえということで、新大久保のソムオーで美味しい&ボリューム満点のランチを食べてからいざ会場へ。
今回の会場は千駄ヶ谷にある東京体育館。文字通りの駅の目の前です。
田舎モノにはありがたい絶好のロケーション。
向かって左手にスケート靴の大きなモニュメントが立っていて、多くの人がその前で記念撮影をしています。せっかくなので私たちもパチリ。
もうちょっとゆっくり会場の外観とかぐるっと回って見たかったのですが、なんせもう競技が始まっているのでそのまますぐに場内へ。
場内は撮影禁止なので、看板とそれぞれの記念撮影だけで終了〜。
予想通りの(笑)めちゃ緩〜い荷物チェックと、でも係員の方の気持ちの良い笑顔に迎えられて場内へ。既に競技は始まっているので何ともいえない緊張感が漂っているのが気持ちいい。
今日は昼間がアイスダンス・オリジナルダンス。休憩を挟んで夕方から男子フリー。
えーと。。ここからは恐ろしく個人的な感想に満ち溢れた観戦記になります。しょっちゅう競技会に足を運ぶような詳しいファンでもなく、日頃は専らテレビ観戦、ワールド生観戦は5年前の長野以来というミーハーなスケート好きが好き勝手に書き散らしたものになります<(__)>。それでもいいよという方のみどうぞ。
26歳差対決
2007.03.20 Tuesday
下に書いた『華麗なる一族』読破中です。上・中・下巻のうち上は終了。ようやく中巻にさしかかりました。
昔の本なので(なんたってハードカバーで¥600の時代ですよ!でも、物語中に出てくるサラリーマンの手取りの額と較べるとかなり高額)字が細かくて1ページにびっしりのため、なかなかページを繰る手が進みませんが面白いです。
しかし、これに夢中になると他のことが出来ないし、でも続きは気になるし。でジレンマです(^^ゞ
昨日、帰宅した途端、家族に「ハマのおじさん、田中くんに負けたよ」と
にやにや笑って言われ(いちいちいいっちゅうねん!)、「オープン戦だし、調整中だからいいんじゃない」と一応負け惜しみ(でも、半分本気)で返しつつ、もしやボロ負け?と内心ヒヤリとしていましたがいつもどおりで安心しました。お互いけっこういい刺激になったようで(^-^)。
サンスポの記事。
年齢差とかあまり考えてなかったけど、実際、殆ど息子と投げ合うみたいなものなのね(苦笑)。交流戦しかチャンスはないので、かなり確率低いですが、年の差対決見たいです。
それにしても、ハマのユニフォーム似合うなぁ。やっぱりスカイブルー系は見慣れているのもあってしっくり来ます。
開幕してローテ確定したら観戦計画立てなきゃ。遂に今年はかなり本気で見に行く気満々なのです。
さて、今日から遂に東京ワールド開幕。明日は出勤&夜の男子SPに備えて早くも荷造りしながらペアの放送をちら見。
会場の雰囲気や、当日の座席はあの辺かな〜とさりげなくチェック。
今回、流石に激しいチケ争奪戦だっただけあって、ダンス規定とペアSPなのに客席がかなり埋まっていたのが新鮮な嬉しい驚きでした。
もうすぐ生で見られる〜と思うとワクワク、特に○○選手に優勝してほしい、とかそういうのもないのに緊張してきました(笑)。楽しみだ〜〜(><)
明日はにやけて1日仕事が手につかなさそうです(^^ゞ
華麗なる一族
2007.03.18 Sunday
今クールでは『ハケンの品格』と並ぶ人気だった、ご存知キムタク主演のドラマ。
笑っちゃうくらい豪華なキャストと山崎豊子原作なので、多分面白いんだろうなーと思いつつ、キムタク苦手なので(^^A敢えて見てなかったのですが。
今日の夕方やっていた最終回に向けての特番をうっかり見たら、面白かったので最終回だけ見ました。
ストーリーとか細かい部分は全然わかりませんでしたが、面白かったです。しかも、不覚にも泣いてしまった(苦笑)。
鉄平が死ぬトコじゃなくて、鉄鋼会社の社員が立ち上がってるとこで(オイ)。前に新聞の投書欄だったかで、鉄鋼会社の現場がよく描かれているという投稿を見ましたが、これ鉄鋼とか工作機械とか大型製造業系に携わる人間にはけっこうぐっと来るモンがあるんじゃないかな、と思いました。
しかし、最後はあんなオチだったとは。血縁を巡る悲劇はこれも映像化何回されたかわからない『氷点』とか、ちょっと毛色違うけど『血族』とか。他にもタイトル忘れましたが、これと全く同じような(忌まわしい血縁の子だと思っていたら実子だった)という大作があったはず。。この時代、こういうのが流行したというか、けっこう深刻な社会現象だったのかな、と思ってしまいました。
それにしても、、北大○X也さん。現代劇のメイクなのに時代劇にしか見えなくて怖かった(^^A
で、細かいストーリーとか気になってしょうがないので。
ごそごそと下の書棚を漁って原作を持ってきました。子供の頃からタイトルだけすごく気になっていて未読だったので丁度いい機会です。いつも山崎豊子は読み出すと止まらなくのですが、今回は残りは飛行機の中で読めばいいや、ということで(笑)。
ホッカイロ
2007.03.17 Saturday
このところ連日、東京の週間天気予報を睨めっこしては、着るものなどあれこれ考えてしまう、完全に遠足前の子供状態です(苦笑)。
来週半ばくらいから気温も15度前後になるようで、これなら春コートでOKかな(^-^)。
長野ワールドの時は行き先が長野だったので、着る物は全然悩まなくてすみましたが、今回は東京なのでやっぱりあんまりアレな恰好は……と無駄に悩んでしまいます。ま、そういうのも含めて旅行って楽しいんだけどね。
で、そんな願いが通じたわけではないけれど。今日、所用で近くの電気店に行ったところ、丁度N○Tの光乗り換えキャンペーン中だったらしく。福引(って今は言わないよね^^ゞ)でカイロが2個当たりました(^-^)v。
これ、多分いわゆるハズレの等なんだと思うのですが。今の私にはまさにピタリな賞品で当たった瞬間、やったー来週東京で使える!と心の中でガッツポーズ。思わず無駄に「ありがとうございます!」と景品所の方々に愛想を振り撒いてしまいました。
普段、車通勤なので街中で配っているものとか貰う機会もなく。かと言ってわざわざ買うのもなぁと思っていたところだったので嬉しい♪
ところで。ワールド終了とともに、少〜しスケートはお休みかなぁと思っていたら。。昨年本当に楽しかったCOI日本公演が今年も開催されるそうで。しかも、去年は静岡と仙台でしたが、今年は新潟と別府と知り、またうずうず虫が動き出してます。新潟なら日帰りできる&丁度公演日は休日。
これは頑張って働かないと(苦笑)。だってホントに本当に去年の公演が楽しかったんだもん。
まだメンバーは未定ですが、今度こそプル君が見られるといいな。
そわそわ
2007.03.15 Thursday
今日は3月15日。来週の今頃は……と思うと早くもそわそわして落ち着きません(^^ゞ。続々と各選手の入国のニュースも入ってきて気分はすっかり1週間後に飛んでます(笑)。
しかし、少し前までは暑いくらいに暖かくて、外の気温とのギャップが心配だったのですが、このところの寒波のぶり返しのおかげでそれはなくなったものの、逆に寒すぎて着る物に困ってしまいます。
せっかく春らしい装いが出来る〜と喜んでたのにぃぃ。今更セーターとか着込みたくないけど、薄着をして風邪をひいては元も子もないし。来週から暖かくなってくれるといいんだけどなぁ。
もう一つ、早く暖かくなったおかげで桜の開花時期が早まるとのニュースに、上手い具合に満開の桜が見られるかな、とほくそえんでいたら、これも開花予報に誤りがあったとかでどうやらずれ込む模様。満開とまではいかなくても5分咲きくらいは見られるといいな。
さて、なんだかんだと今クール楽しく見ていた『ハケンの品格』が終了。
けっこう忘れてたりして、結局半分くらいしか見られなかったけど、最後まで楽しかったです。流石に昨夜のスカイダイビングで空から降ってくるシーンは「マンガだよ!」と苦笑してしまいましたが。晴子のキャラが最後まであのままだったのは気持ちよかった。
ま、実際にはあんな派遣はいないって!と突っ込みどころ満載の晴子さんだけど、とことん自分の信念を突き通すあの言動が清々しくも羨ましく。
数年間派遣をしたこともある身としては、色々考えさせられる部分もかなりあるドラマでした。
ここ最近は、派遣やパートと正社員の賃金格差が大きな問題となってますが。派遣時代にお世話になった某社は、面倒くさい&きつい&汚い系の仕事は殆ど派遣・パートさんにお任せ、派遣はともかくパートは本当にびっくりするような低賃金で雇われていてそれはあんまりじゃ・・と思いました。
が、その反面会社によっては、最初の1〜2時間がサービス残業となり残業代がつかない正社員より15分単位で残業がつく派遣の方が手取りが多くなる、というケースもあったり。正社員になりたくてもなれないから派遣の人もいれば、逆に色んなことに縛られたくないから派遣をする、という人もいて。実際、初めて派遣をした時に「派遣は時給のいいパート感覚」と断言する方がいて驚きました。
使い捨てのように派遣・パートを使うのはどうかと思うけど、派遣・パートの側にも全く問題がないといえない部分もあって。でも、一生懸命やっているのになかなか正社員になれない友人の話などを聞くといたたまれない気持ちにもなります。
と、ここまで書いて公式ページの掲示板を覗いてみたら。。
派遣先で色んな目に遭って耐え切れないのはわかるけど。あまりにも正社員や他の派遣社員を攻撃する内容が多くて、かなり凹みました(苦笑)。
賃金格差って、別に派遣と正社員同士だけじゃなく。ウチは派遣ゼロの零細企業&低賃金がウリ(笑)の会社ですが、その中で高い賃金をもらっている人すべてがとても優秀な人材かといえば、もちろんそんなことはなく(^^A
全員が同賃金の会社なんてありえなく。どこに行っても格差はあります。
でも、転職を繰り返したダメ社会人暦も長くなってくると、毎月きちんとお給料が貰えて、それなりに不満はたくさんあるけど働く場所があるのはありがたいなーと思います。
文句が多い人はどこに行っても文句言いなんです、結局。わが身を振り返ってもすごーくそう思います。
人と較べてどうこうじゃなく、それこそ晴子さんのように人は人、自分は自分それが何か? と思える強さ(度量)がほしいです。
逆戻り?
2007.03.12 Monday
寒い〜〜。先日までのうららかな日和はどこへやら。
一度しまいかけた冬用下着を再び取り出してごそごそ着込んでます(^^ゞ
何だか北日本を中心に大雪の恐れ、という予報が出ているようで。先週雪が降ったときに冗談でここから冬のやり直しが始まったりして、なんて言ってたのが半分ホントになりそうで怖い。
昨日、音楽堂に5月の公演のチケットを買いに行った帰り、通り道の百番街をちらっと覗いたら春の靴がたくさん並んでいました。
今年はゴールドやシルバー、メタリックが流行らしいですが。金や銀の靴なんてめっちゃ派手やん!と実物を見るまでは思っていましたが、ゴールドは意外と落ち着いた渋い感じで1足あると重宝しそうです。形の可愛さに思わずふらふらっと釣られそうになってしまいましたが、ぐっと我慢(笑)。
購入したチケットに同封されていた5月のOEKの公演予定を見てビックリ!5月22日の公演に庄司紗矢香が来るんですね。
先に知ってたら、諏訪内晶子じゃなくてこっち買ったのにぃぃぃ。
庄司紗矢香、今すごくお気に入りのソリストなのです。先日購入したCDでベタ彫れしてしまい、これは生で聴いてみたいっと願っていたら、、こんなに簡単に地元に来るとは。
4月21日の金聖響+OEKの公演のプログラムもめちゃ好みなんだけど。こっちは生憎Aチームと重なってしまったので泣く泣く諦めました。
うー見たいものってなんか一気に来るなぁ。
しかし、これを逃したら次いつ金沢に来てくれるかわからないし。。
顰蹙覚悟で庄司紗矢香も行こうかな(苦笑)。
花見だんご
2007.03.10 Saturday
今日は朝からぽかぽかと日が差す、春の足音を感じさせる暖かい1日でした。
今週思いがけず降った雪もこれで溶けるかな。
朝から雑用をすませ、先日から行くチャンスを窺っていた六星農協へ行って来ました。
松任アピタ近くに出来た、地元の農家の方が作った品を販売する、地方では割とどこにでもあるような農協です。
が、何をそんなに張り切って朝から出かけたかというと。
花見だんごを買うためなのです(笑)。
先日、偶然この農協を見つけた家族が野菜などと一緒にここで売られている”みたらし団子”を買ってきてくれたのですが。これが信じられないくらい美味しい!!ぷりっぷりの団子に何ともいえない絶妙な甘さ控えめなタレがそれはそれはいい感じにかかっていて、一口食べた瞬間「なんて美味しいの!(><)」と久々の感動を味わいました。
で、無類のだんご好きとしては、今の時期しか手に入らないここの花見団子を是が非でも食べたいっ!というわけで、この日を心待ちにしておりました(^^A。
一見ごく普通の農協ですが、中に入るとすぐにだんごやおはぎなどが並べられた和菓子コーナーが目につきます。
おはぎや大福餅、いちご大福などどれも美味しそうです。
しかもどれも安い!お団子に至ってはなんと1本¥72ですよ。
あの絶品みたらし団子が1本¥72とは!? 嬉しいよ〜〜。
個人的には1杯¥262と書かれたぜんざいがとても気になりました。
他にも新鮮な飲むヨーグルトや100%のリンゴジュースなど、美味しそうなものがいっぱい。信州や飛騨などに行くと、道の駅で地元の産物を買うのが大好きなのですが、それに近い楽しさがあります(^-^)。
で、肝心の花見団子がこちら。
無添加・無着色なので全体的にかなり淡〜い色です。
お味の方も、色合いと同じくかなり優しい味でした。ほんのり桜色のいちばん上の玉は、桜餅と同じ香りがします。ただ一番下の草団子が全然草の香りがしなかったのがちょっと残念。ここのお薦めは”みたらし団子”に決定です。
数年前に私的市内ナンバー1の花見団子を販売していた、近所の古い和菓子店がご主人の病気で廃業して以来、毎年美味しい花見団子を求めているのですが、なかなかあれを越えるものに出会うことはなく。今回、かーなーり期待していたのですが、やっぱり適いませんでした。
今のところ市内ナンバー1の花見だんごは高木屋さんのかな。でも、ここ味は本当に美味しいんだけど、ものすごーく小さい上に1本170円もするのです。同じ時期のもうひとつの定番、桜餅だって120円くらいで手に入るのに、お団子1本に170円も出せないよー。
ところで、高橋大輔選手と上戸彩ちゃんが共演しているオロナミンCのCM。なかなか見る機会がないので、ネットで記者会見やメイキングを含めた動画を見ました。
高橋君、あぁいう恰好をすると年相応というか、普通の大学生っぽくて爽やかで可愛いなぁと思ってしまいました。特にファンとかではないけれど、ちょっとイメージ変わりました。再来週が楽しみです。
シューズクリーニング
2007.03.09 Friday
冬になると愛用するロングブーツ。
昨シーズンしまうときの手入れの仕方がまずかったらしく今年履こうと思ったら、全体的に白っぽくなっていて、靴磨きであれこれしても取れず。シーズン中はしょうがないや、と履いていたものの、このままだと来シーズンも困るなぁ。と思案していたところ行きつけのクリーニング店で”シューズクリーニング”のポスターを見かけ、物は試しでお願いしてみました。
暖冬でもうこの先寒くならないだろうと2月半ばに早々とクリーニングに出してしまい、今週の不意打ちにちょっぴり後悔しましたが(^^ゞ、そのブーツがようやく仕上がってきました。
どうなったかなーと引き取りに行ってびっくり!!
新品同様とはもちろんいかないけれど、綺麗な革本来の色が戻りいい感じに光ってます。3650円と決して安くはないですが、思い切ってやってみてよかったです。毎年は勿体無くて出来ないけど、これなら3年に1回くらいお願いすれば大事なブーツも長〜く履けそうです(^-^)。
そんなに履くんかい!と突っ込まれそうですが。えぇ履きます(苦笑)。だって長〜く履くために流行に左右されないモノを買ったんだもん♪
さて、突如公表された西武ライオンズ球団で学生と社会人への利益供与事件。
一場投手の件であれだけ騒がれたのにまたか、という思いが強いですが、ドラフト・自由枠がある限り完全になくなることは難しいんだろうな、と思います。西武に問題があるのは間違いないですが、ただ今回の報道を見て、お金をもらっていた早大野球部選手の父という方の”「将来返済する奨学金のような感覚。一場一場選手のように、複数球団から栄養費をもらったというわけではない。こういうことは、どこ(球団)もそうでしょう」と主張した。 ”
というこのコメントの方が気になりました。
ウチだけが悪いわけじゃない、見方によってはウチは被害者ということを言いたかったのかもしれませんが、一言「知らなかったとはいえ、申し訳ありませんでした」くらい言えないのかと。
そもそも100万単位のお金をタダで貰えばどこかおかしい、と思うのが普通の感覚じゃないのかな。それとも有望な選手はこれくらいの(裏金)を貰って当然、とでも思っていたのでしょうか。
いつまでたっても無くならない、裏金疑惑の根底は実は、あげる側よりも寧ろ受け取る側の罪の意識の薄さにあるのでは? と思います。
ぶるぶる
2007.03.07 Wednesday
早々とタイヤを交換し、週末ごとにちまちませっせと冬物の片づけをして着々と春を迎える心積もりいっぱいな日々を送っていたこの頃。
今朝目覚めてカーテンを開けたら、、一面真っ白(銀世界というほどすごくはない 笑)でびっくり!
ひぇぇぇ〜タイヤ替えちゃったよー、マズイということで、今朝はいつもよりかなり早く出勤。特に滑ることもヒヤリとすることもなく到着。
どうせおどかしだから、帰りには溶けてなくなっているだろうと思っていたのですが、後から後から降ってきてみるみるうちに辺り一面白い世界となりました。このところの陽気で、社内でも既にタイヤを交換してしまった人がそこそこいて。何より会社の除雪用具は倉庫の奥深くに仕舞いこんでしまった後で、このまま降り続いたらどうしよう。帰りは歩きだよ〜(とほほ)と常に空模様とにらめっこな1日でした。
幸い、4時過ぎくらいから雪も殆どなくなり、無事車で帰ることができました。本日の金沢の積雪は9cm。そう、大したことは全然ないのですが、何しろ市民の殆どが既に春モードだったので(^^ゞ、けっこうあちこちでスリップ事故が頻発していた模様です。
こんな時期の雪は嫌だけど今年はこのままの状態で春になってしまったら、とうとう地球温暖化も本格化でシビアな対策を考えないとやばいのでは?と思っていた部分もあったので、少しとはいえ一応雪が降ってちょっぴりほっとしました。
チケット到着〜
2007.03.04 Sunday
3月に入りそろそろかな、と心待ちにしていた世界フィギュアスケート選手権のチケットが届きました。
外出先から戻り、恐る恐る開けてみたら、、南(ジャッジ)側真ん中でした。スタンド9列目なのでそれなりに距離はありますが、真ん中なのが嬉しい♪
確か前回の長野ワールドの時は、ジャッジと反対側でわくわくしながらも、あっち側は沢山アピールがあっていいなーなんて贅沢なことを思っていたので(^^A、今回南でよかった〜。
チケットも無事届いたし、いよいよという感じです。
で、先日の発売以来979円もするので(苦笑)どうしようかなーと躊躇っていた毎日ムック『フィギュアスケート07』。フィギュアとは全く無関係なところで背中を押されることがあったので本日購入してきました。
噂どおりメーテ○がビールマンスピンをしている表紙が、かなり微妙です。
個人的にはメーテ○よりイナバウアーらしきものを行っている鉄○の方がこっぱずかしいかも。これをそのままレジに出す勇気はなく、裏返しで出しましたが、レジのお姉さんはちゃんとそのまま袋に入れてくれたのでほっとしました(笑)。
肝心の中身は噂に聞いていたとおり、なかなかディープでマニアックな内容。フルッツや巻き足、グリンコなどオタ専門用語(?)の解説まであるすぐれもの。何気にイナバウアーの説明でバトルの写真と同じくバトルのイーグルもさりげなく説明してくれているのが嬉しい。
パラパラマンガで表現するジャンプとか、一体誰が考えたんだって突っ込みつつも、意外とすごくわかりやすくてグー
ちょっぴり心配だった記者による覆面座談会も、心配なく寧ろけっこう楽しんで読めたし。ま、自分の贔屓の選手についてあれこれ言われてないのもあるかもしれないけど、プロ野球の覆面対談に較べれば全然問題ないレベルじゃないかな。少々キツイこと言ってても根底に愛が感じられるし。
ってたかだか雑誌に何かすごいムキになってあれこれ書いてしまいました。ま、写真や似顔絵も含めそれだけ楽しい読み物でしたということで(^^A
ノルンの永い夢
2007.03.02 Friday
先日、久しぶりに図書館に行きパラパラとめくってみて面白そうだったので借りてきた本をようやく読み終えました。
ノルンの永い夢
平谷 美樹
図書館でぱらっと見た時は、目に付いた名前などから1930〜40年代のドイツを舞台にした小説かなと思って借りてきたのですが、数ページほど読み進んでみるとSFだったのでびっくりしました(^^A
2001年秋、新世紀SF新人賞を受賞したばかりの作家・兜坂亮は、新興出版社ハイネマン書房の時野から、数学者・本間鉄太郎をモデルにした小説の執筆を依頼される。
第2次大戦下のドイツで消息を絶った本間は、高次元多胞体理論なる独自の時空論に到達していたというのだ。
取材をすすめる兜坂の周囲で、公安調査庁が不気味な活動を開始する。
いっぽう1936年のドイツ、学術都市ノルンシュタットを訪れた若き日の本間は、何かに導かれるかのように、空軍総司令官ヘルマン・ゲーリングに接近していくが…。 紀伊国屋オンラインより
SF、一時期はコナン・ドイルやフィリップ・K・ディックなどのアメリカの古典(?)系を読み漁ってましたが、最近は全くといっていいくらい遠ざかっていたので、読破できるか少々心もとなかったですが、無事最後まで読めました。
中盤くらいまでは、主人公の正体や次はどうなるのか?といったそれなりのワクワク感があって飽きさせません。
が、最後はそれぞれ少しずつ違った多次元の世界が同時進行で描かれるのでだんだん頭が混乱してきてしまい、やや読みづらく感じました。
時空を越えた空間移動を可能にする”高次元多胞体時空論”については、そういった方面にはとんと疎いので(苦笑)、辻褄が合っているかどうかとかはよくわかりませんが、中盤で主人公の正体や何故彼がそこに存在していたかというようなことが種明かしというか、色んな登場人物のつながりが明かされるくだりは、なかなか面白かったです。
ある特定の事象を避ける(変えたい)ために、時空を越えて何度も何度もその時間をやり直す、という話は以前何度か読みましたが、やればやるほど少しずつ間違ったもしくは望まない方向にどんどんずれていくのがやりきれなく。終盤で、だからこのタイトルなのかーと気づいた時に何とも切ない思いになりました。決して解決はしていないけれど、どこか希望を感じさせるラストに少しだけ救われました。
すごーくお薦めではないけれど、まぁまぁ面白い部類に入るかな。
割とどーでもいい雑学的な知識もちょっと得られた気分にもなるし。
さて、ようやく週末です。明日も出勤しかも棚卸なのでかなりきつそうだけど、気分的にはもうちょっとでお休みだーと少〜し上昇してます。
獲れた(ほっ)
2007.03.01 Thursday
もうすぐ世界選手権だ〜と浮かれていたら、、昨日が公式戦一斉発売の日だということをすっかり忘れていました。
今朝、5時過ぎに目覚め「何か忘れている気が……」と思った途端、チケット発売のことを思い出し急いでぴあにアクセスすると”AM4時〜AM7時頃までシステムメンテナンス云々”の哀しい文字がっ
気を取り直して&まだ残っているかドキドキしつつ7時過ぎに再度アクセス。無事チケットを獲れました。よかった〜〜〜。
1ヶ月以上前にあーでもない、こーでもないとそれぞれの予定を出し合って年に一度の甲子園観戦試合を決めたので取れなかったら責任重大(苦笑)。
今年も暑〜い最中での観戦だけど、めっちゃ楽しみ♪
今年こそは楽しい、いい試合が見られますように!
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