2007世界選手権・オリジナルダンス編
2007.03.22 Thursday
ずーっと楽しみにしていたフィギュアスケート世界選手権 in 東京。
22日のみですが行ってきました(^-^)。
早朝に家を出て朝一便で東京へ。前日の予報チェックの時点から暖かいかも、、と思っていましたが、羽田に降り立った瞬間、暖かいというよりは観戦仕様の服装もあって暑い!と思ったほど。
実際、電車を乗り継いでホテルに荷物を預け、友人との待ち合わせの新大久保に着いた頃には既に汗だくに。♪春なのに〜スプリングコートが汗びっしょり〜♪ という自分でも信じられない事態になってました。
でも、電車や通りを歩くごく普通の現地の皆様はダッフルやらロングブーツにマフラー、ダウンジャケットetc.完璧冬仕様。
もしかして東京の皆様は超がつく寒がりやさんが多いのか? としばし考え込んでしまいました(^^ゞ
長丁場なのでまずは腹ごしらえということで、新大久保のソムオーで美味しい&ボリューム満点のランチを食べてからいざ会場へ。
今回の会場は千駄ヶ谷にある東京体育館。文字通りの駅の目の前です。
田舎モノにはありがたい絶好のロケーション。
向かって左手にスケート靴の大きなモニュメントが立っていて、多くの人がその前で記念撮影をしています。せっかくなので私たちもパチリ。
もうちょっとゆっくり会場の外観とかぐるっと回って見たかったのですが、なんせもう競技が始まっているのでそのまますぐに場内へ。
場内は撮影禁止なので、看板とそれぞれの記念撮影だけで終了〜。
予想通りの(笑)めちゃ緩〜い荷物チェックと、でも係員の方の気持ちの良い笑顔に迎えられて場内へ。既に競技は始まっているので何ともいえない緊張感が漂っているのが気持ちいい。
今日は昼間がアイスダンス・オリジナルダンス。休憩を挟んで夕方から男子フリー。
えーと。。ここからは恐ろしく個人的な感想に満ち溢れた観戦記になります。しょっちゅう競技会に足を運ぶような詳しいファンでもなく、日頃は専らテレビ観戦、ワールド生観戦は5年前の長野以来というミーハーなスケート好きが好き勝手に書き散らしたものになります<(__)>。それでもいいよという方のみどうぞ。
場内に入ると既に第三グループが始まっていました。演技の途中なので、まずは後方通路から立っての観戦。リンク全体が見渡せてとても見やすいです。
今回S席南側だったので、自然と北側に目が行くのですが、色とりどりのバナーが貼られていて、あちこちに見られる各国の旗を手にした観客の姿にあー競技会に来たんだな〜と実感。
演技終了と同時に自席に移動した途端、真っ先に目に飛び込んできたのは北側中央に貼られた”関西大学応援団”のバナーというか垂れ幕。
うわ〜懐かしい、と♪関西大学X3 長き歴史♪ のあの学歌を口ずさみそうになりました。(←あ、関大OGではありません。念のため^^ゞ)
しかし、数ある各国選手のバナーの中で、一際異彩を放つアレがいちばん目立つ位置にどーんと貼られているのはさすがと言うべきか(^^ゞ
普段、テレビでもあまり熱心に見ない(汗)アイスダンスですが、こうした競技会やアイスショーで見ると、純粋にいいなー素敵だな〜とうっとりしてしまいます。あまりに軽やかにステップを踏む姿が楽しそうで、何だか自分でもやってみたくなるのです。
同じタンゴの曲でも、各組ごとに衣装から振り付け、構成それぞれ個性があって、それぞれに見ごたえがあって飽きません。
ダンスはシングルと違い、たまにバランスを崩したりとかがあっても、シングルのようにジャンプで転倒、のような素人目にもはっきりわかる大きなミスが目に付きにくいので、見る側もゆったりした気持ちで見ることが出来ます。同じ音楽でもこの組はこういう解釈、滑りなんだなーとひたすら楽しく見ているうちにあっという間に時間が過ぎていきます。
そうこうするうちに第三グループが終了。
第四グループは、今季限りでの引退を表明している渡辺・木戸組が登場です。6分間の練習で彼らが登場した途端、場内から大きな声援が飛んでいました。
グループ3番目に登場した渡辺・木戸組。彼らを生で見るのは昨夏のアイスショー以来でしたが、あの時よりずっと滑りがスムーズで難しそうな技も次々とこなしていく様子がすごく嬉しくて、もう見られないんだなーと思うとじーんとしてしまいました。
世界のトップと比べれば、やっぱり差を感じますが、それでも先に滑った組の選手たちの演技と比べても遜色ない、何よりもすごく楽しそうにダンスをする姿に魅了されました。日本人でもこれだけ出来るんだよ、ということを身を持って教えてくれた2人にホント感謝感謝です。
演技終了と同時に大きな拍手に包まれる場内。今回、外国人席のすぐ後ろの席だったのですが、日本人だけでなく、周囲の外国の方々も惜しみない拍手を送ってくれる姿が暖かく、最後の大会が地元でよかったなーとうるうるしてしまいました。
続く第五グループからはトップレベルが続々登場、だけあって先ほどまで空席がかなり目立っていた場内もだいぶ埋まり、盛り上がってきます。
6分間の練習でリンクに各組が登場した途端、場内の空気が一瞬にして変わりました。隣の友人が思わず「練習から既にちがーう」とびっくりしていたとおり、ものすごいオーラがリンクの上に漂います。
動きはもちろん、衣装もそれまでも素敵なんだけど、この組の面々はもう格段にうわっ素敵〜♪と言いたくなるようなものばかりで。身のこなしからメイクまでたっぷり目の保養をさせてもらいました(^-^)。
全部の組を書いているときりがないので。一部だけ。
昨年の覇者のデンコワ・スタビスキー組。凄かった!何が凄いのよって突っ込まれそうですが、全部です。会場中が2人の世界に引き込まれてました。
今回、後半はこれでもか、というくらいピアソラの曲で滑る組が多かったですが、見事に音楽と調和したダンス、圧巻でした。
次々と繰り出される技の数々に手を叩きすぎて痛くなったくらい。
あんまりびっくりしすぎてスタオベし損ねましたが(どんくさっ)、周囲は一斉にスタオベ、異様な盛り上がりでした。
デンコワ・スタビスキー組の興奮を引き摺ったまま、最終第六グループ。
こちらも練習から大盛り上がり。
このグループの1番滑走、日本でもおなじみのベルビン・アゴスト組。
若さ溢れる楽しい演技で、妖艶系が多い中にあってすごく楽しかったです。
デンコワ組も凄かったのですが、個人的にこの日一番印象に残ったのがロシアのドムニナ・シャバリン組。
この組もピアソラでしたが、あのピアソラ独特の細かな音の動きをこれでもか、というくらい見事にスケーティングで表現していたのに感動。
また、ダンスは2人ペアで滑りますが、スピンやステップの2人の動きが一分の狂いもないくらいぴたりと合っているのにはびっくり。
競技なので難しい技ありき、だとは思いますが、彼らのあまりに音楽と一体化した動きにダンスということの意味を改めて教えられた気がします。
ダンスは本当にど素人で採点についても無知なため、技の難易度とかさっぱりですが、自分の感激の大きさに比べ点数があまり出なかったのが残念。
感激と大興奮で頭の中にピアソラが渦巻く状態でオリジナルダンスが終了。
次の男子フリーまでの休憩の間にホテルのチェックインを済ませて少〜しのんびりできるはず・・・・だったのですが。
ダンス終了直後にフィギュアスケート世界殿堂入りの表彰式が行われ、今回の殿堂入りがアメリカのフランク・キャロル氏と伊藤みどり。
アイスダンスの間から何度もこの表彰式のアナウンスが流れ、是非ともみどりちゃんの晴れ姿を見たい!というわけでこれも見学。
リンクの上に毛氈(赤じゅうたん)が敷かれ、まずはキャロル氏から表彰。
場内のオーロラビジョンに過去の映像が流れ、クワンのコーチであったことからクワンの映像がバンバン流れるので、キャロルじゃなくてクワンが表彰されるみたいだな、と思ったくらいでした(苦笑)。
続いてパンツスーツのみどりちゃん登場。同じようにオーロラビジョンに金メダルを獲った'89パリの世界選手権で3Aを成功させた映像や、「羊てい(漢字でないよ!)の祭」等懐かしい映像が流れます。
世界中の人に愛された、と紹介されてましたが、ホント今でも大好きです。
表彰の瞬間、私たちを含め多くの方がスタオベで祝福。
まさか今日ここでみどりちゃんの晴れ姿を見られると思ってなかったので本当に嬉しかったです。おめでとう!!
しかし、みどりちゃん小さい!キャロルと並んだら多分、半分くらいしかないんじゃ・・なんて友人と言っていたのですが、本当にキャロルの肩くらいまでしかなかったです。
呆れるくらい長くなりましたが、ひとまずアイスダンス編は終了〜。
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