ブラックボックス
2018.09.30 Sunday
無性にささっと読めるものではない、後味が悪い小説が読みたくなり。
先週末にネットで表題の小説を見つけ、書店を3軒まわってようやく見つけました。
篠田節子『ブラックボックス』
真夜中のサラダ工場、最先端のハイテク農場、地産地消を目指す学校給食……「安全安心」を謳う「食」の現場でいま何が起きているのか。利益追求と科学技術への過信の果てに表れる闇を、徹底した取材と一流のサスペンスで描くエンターテインメント超大作。文庫本裏表紙より
590頁超の分厚さで、見つけた時にうわっと思いましたが休日だったことと、先の展開が気になり1日で読み終えてしまいました。
後味の悪さを期待しての読書でしたが、色々考えさせられることはあっても後味はさほど悪くなかったです。
この小説ではオーガニックを売りにするカット野菜サラダを製造する工場が舞台ですが、想像以上に過酷な労働環境に驚きました。
綿密な取材を行った上で書かれているので、恐らく実態にほぼ近いのだと思うのですが、チェーン店などに流通している食材も普通の会社勤め人からすれば信じられないような環境で働かされている人たちによって支えられていることに愕然としました。
小説の肝は、あらすじにもあるように食の安全です。それももちろん怖さを感じたのですが、工場で働くフィリピーナをはじめとする外国人労働者の方が印象に残りました。エリートコースから転落し、身分を隠して働かざるを得ない主人公・栄美からすれば、信じられないような低賃金で働く彼女達がコツコツ貯めたお金がフィリピンでは家を建てることが出来るという事実。
研修生としてやって来る彼女たちの研修の中身を知った栄美が漏らした「それのどこが研修なの?」という問いに「私たちは働きに来ているのよ。日本で学ぶことなんかひとつもないわ」という大学を出てやって来たマリアの答えが突き刺さります。
工場ではセクハラ、パワハラも当たり前のようにあり、栄美の目から見ればセクハラだと怒りを覚えることも、フィリピン人側では以前の職場にいた日本人とは比べものにならないくらい、片岡さんは優しいしニュートリションの環境はいい、と彼女たちに言わせてしまうことに頭を抱えたくなりました。
それでも、物語の後半でそんな自分の思いは所詮豊かな国に暮らす側からの一方的な視点でしかない、ということを思い知らされる描写があり、そこでもまた色々考えさせられます。
一貫して嫌な人間として描かれる片岡ですが、彼にも抱えている闇があり、案外人を見る目は確かなところも明かされ、彼のやり方を肯定も共感も出来ないけれど企業人としては一定の評価を得るだろうな、と納得です。
ここに書かれていることすべてが本当のことではないだろうけれど。近年、子供達に以前では想像も出来なかった食物アレルギーがあちこちで散見している理由の一端を見たようで、それがものすごく怖かったです。
スーパーで売られているカット野菜はとても便利ですが、やっぱり採れたての野菜は多少不格好でも味が全然違います。
いつの頃からか、トマトやキュウリ等本来は夏の食べ物だったものが当たり前のように1年中食べられるようになりました。
「一日に多品目を食べる必要はありません。旬のものを食べることで、一年を通じて自然にバランスが取れていくのです」
栄養士である聖子の台詞のような食生活がごく普通に出来るようになってほしいけれど。この先の未来は恐らくもっと真っ暗になっていくんだろうな、としか思えないのが残念です。
太陽がいっぱい
2018.09.26 Wednesday
先日、次はアラン・ドロン作品を見たい、と書いたらちゃんとその機会がやってきました。
昨日またしてもBSプレミアムで『太陽がいっぱい』をやっていたので録画して見ました。
アラン・ドロンのことは何にも知らなくてもこの作品が彼の主演作だということは何故か昔から知っていた有名な作品です。
当然、ストーリーもアラン・ドロンの顔も知らない為、始まってしばらくはフィリップとトムという男性2人のシーンが続くのですが、どっちがアラン・ドロン?? でした。小遊三師匠にほんのり(?)似てるのはフィリップ・グリーンリーフの方な気がするからこっちかなぁ。でも、どう見てもトムの方が若いしハンサム度で言ったらトムだなぁ、と悩んでいるうちに物語は進みトム・リプリーがアラン・ドロンだと判明しました。
何故なら、フィリップ途中で殺されちゃったので(苦笑)。
確定した瞬間、1ミリどころか1ミクロンすらも似てないよ! と思いました。希代のハンサム相手なのだから当たり前ですね。確かにびっくりするくらい綺麗ですが個人的にはちょっとクド過ぎてどちらかというと苦手な風貌でした(こらこら)。昔の名優ならハンフリー・ボガードの方が好きです。
タイトルだけでは内容がさっぱり浮かばず。どんな話かと思ったら、サスペンスというか完全犯罪を目論む話だったんですね。
貧しいアメリカ人トムが富豪の息子フィリップの父に頼まれ、イタリアで放蕩三昧の生活を続ける息子をサンフランシスコへ連れ帰れば報酬を払う、という契約を彼と結び、フィリップから僕のような扱いを受けながら彼とイタリアを旅するうちに彼を殺害し、フィリップの財産とフィアンセであるマルジュを自分のモノにすることを思い立ち実行していく物語です。
今どきの映画にすっかり慣れている身には、ちょっとのんびりした印象も受けますが、イタリアの海や街並みがとても綺麗で。青い海、白い雲ならぬ白いヨット、はらぐろうぢゃなくて(^^ゞ若い青年2人のコントラストが美しいです。
説明的な台詞は殆どなく、会話とそれぞの動きで物語が進行していくので、これはどういうことなんだろう?とあれこれ考えながら見るため、最後まで退屈することがなかったです。
何気ないシーンが後でこれはあの時のとなったり。
序盤のイヤリングもそうですが、フィリップの家でトムがフィリップの服を着て鏡に映る自分に向かって語りかけているシーンが、ただの悪ふざけではなかったとわかった時はそういうことかーと愕然としました。
中盤、トムがナポリの市場を歩くシーンが印象的でした。市場の魚を順番に映していくのですが、トムが見ている景色をそのまま見ている感じで楽しかったです。
パスポートを偽造する為にトムが粘土を使って細工するシーンは、へーなるほどと感心してしまいました。パスポートやサインの偽造等はなかなか利発だな、と思うのに殺害後の行動がけっこう抜け作で。おまけに警察の捜査も、え?そんなんでいいの? という手ぬるさで。当時のイタリアは色んな意味でのんびりしていたんだなぁと。公開当時は逃げ延びることが出来るのか? ときっと多くの人がハラハラしたんだろうな、と思うと時代が進み過ぎてそれを味わえなかったのはちょっぴり残念です。
ラスト直前の船を引き揚げるシーンは、ホラー映画ばりに怖かったです。
でも、あれはないんじゃないかなぁと冷静に突っ込みたくなったのは後世の無粋ですね。次々と罪を重ねていくにつれ、周囲の人間全てが”お前がやったことはお見通しだぞ”とでも言うようにトムには見えてくるカメラワークがいいです。
トムもフィリップも魅力的とは言い難い人物ですが、トムがフィリップを殺したいと思う気持ちはわからないでもないです。お金に対する物凄い執着もずっと貧しくてフィリップやフレディらお金持ちから見下されてばかりではそうなってしまうだろうな、という気もします。
太陽がいっぱいは、ラスト直前の台詞ですがそれを邦題にしてしまったのが憎いです。「明日に向かって撃て」「俺たちに明日はない」「未知との遭遇」etc.その邦題素敵、と思う作品は色々ありますが、これもいい邦題だと思います。
フランス映画だから、太陽が眩しかったから殺人を犯してしまった「異邦人」にひっかけたのもあったりして。
ラスト直前から♪らーソ(#)ラーファレーミファーソ の音楽が流れてきて、それがとてもしっくり来ると同時に昔からよく知っているこのメロディーはこの映画の音楽だったのかーと初めてつながったのでした。
因みに原作のアメリカ小説では、トムの完全犯罪が成立する結末だそうで。
それはそれでありだと思うので、どんな内容なのか図書館で探してみようかな。
結末がわかってもう一度見ると違う部分も見えて来そうなので、数ヶ月後にもう1回見返してみたいと思いますー。
もちもちパスタ
2018.09.19 Wednesday
先週の3連休初日は、久しぶりの友人とご飯を食べてきました。
今年初めてこんな美味しそうなお店があったのかー、とネットの口コミで見つけて3回目の訪問となる、エムザの裏手にある美味しいパスタ屋さんNodos。
武蔵ヶ辻界隈なので、なかなか頻繁に行くことは難しいですが本当に美味しいので近くにあったら月1ペースくらいで通いたいくらいです。
前回は夏だったので冷製パスタがありましたが、季節が巡り今回は秋らしいメニューが並んでいました。
6種類くらいの中から迷った末に選んだのがこちら。
チキンとかぼちゃのクリームパスタです。上にたくさん乗っている黄色い塊。ぱっと見た時は何故か、パ、パパイヤ?? と思ってしまいましたが、もちろんそんなはずはなく。チキンにかぼちゃソースをたっぷり絡めたものでした。
かぼちゃは、ゴロンと切ったものが入っているのを想像していたのですが、かぼちゃソースで食べて時にほんのり後からかぼちゃだーとわかるくらいです。
パスタがもっちもちでかぼちゃソースとよく合ってました。
こちらはサンマのトマトパスタだったかな。正確な名前はうろ覚えです。
上の黒っぽいのがサンマです。サンマとチキンと1コずつ交換してみましたが、サンマとトマトソースって合うんだなーと。
こちらのパスタも見た目通り、多分同じパスタを使用しているようでもっちもち。
なかなかここまでもっちりしたパスタってあまり食べる機会がないです。生パスタが売りのお店にそれを求めちゃいけないのはわかっているけれど。このパスタでナポリタンが食べたいっと思ってしまいました(^^ゞ
絶対にすんごく美味しいナポリタンが出て来ると思うのですよ。パスタとしては邪道だろうけれど、本格パスタ屋さんが作るナポリタン食べてみたいです。
オムレツやサラダ、マリネ等盛りだくさんな前菜とミニデザートのティラミスまで食べてお腹いっぱい。ティラミス久しぶりに食べたけれど美味しかった〜〜。
もう少し寒くなってきたら、熱々のクリームパスタを食べにまた行かなくっちゃ。
至福のメロンパフェ
2018.09.17 Monday
今月唯一の3連休。
久しぶりに友人と会ったり美味しいものを食べたりしてのんびり過ごしました。
順番にアップしていきますが、まずは2日目に食べたタイトルの話題です。
久しぶりにHORITA205へ行くと、連休中だけあって既に沢山の人が順番待ちでした。
待つこと30分弱、今回は奥の席に案内されましたおかげで奥にもテーブル席がいくつもあることを知りました。
地元の雑誌に取り上げられたりしたからか、以前に来た時より更にお客さんが増えている気がします。
待っている間にメニューを決めておいたので今回は即決でした。
何だか素敵な名前がついていましたが、すっかり忘れてしまったので
メロンと杏仁のパフェです。
パフェは全部で7種類くらいありましたが、見た瞬間からこれ一択でした(^^ゞ
お連れの方のケーキとメロンジュースはとっくに運ばれてきて、10分くらい待ちましたが待った甲斐がありました!
写真ではメロンが緑色だったので、あれれ?メロンボールが黄色いよ?と思ったのですが、そんなことは全くの杞憂でした。
まずは上に刺さっているチョコを1枚齧ってみました。優しい味で美味しい。
崩れないようにまずは1番上に乗っかっているメロンボールを1コ頂きます。
ウソ!? と思うくらいビックリな甘さです。先にチョコを食べたのにメロンの方が遥かに甘いです。美味しい〜〜。
すぐ下の部分はアイスの中に凍らせたカットメロンがいくつも入っています。
冷たくて美味しい。
食べ進めていくと、途中にコーンフレークが出てきました。アイスと絡めると冷たくて甘い中にカリカリとした食感でたまりません。
更に進んでいくと……あれれ?何だか黄緑色のモノが見えてきました。
もしやこれは? と思ったとおり何とメロンアイスです。よくあるカップに入った色だけメロン色の嘘くさいのじゃなくて正真正銘混じりっ気なしの本物のメロンアイスです!!ほんのり上品な甘さで美味しすぎる。
この辺りから、あまりの美味しさに顔が完全に嬉しさでにやけてしまい、とっても怪しい人になってました。
更に写真でもちらっと見えるちょっと茶色がかった部分は、お店でも売られている恋するレモンティーのゼリーが入っているではないですかっ。
確かにそれなりにいいお値段だったけれど、まさかここまでの大サービス美味しさだとは。恐れ入りました。
杏仁は下の方にちょっと入っている感じでしたが、メロン好きとしてはここまでメロンづくしを味わえて言うことないです。
アイスやゼリーよりも何よりも一番美味しいくて甘いのが、メロンボールだなんて嬉しすぎです。
これ、通年あるのかなぁ。秋から冬になったらメロンの季節が終わるから別の果物になるのかしら。
美味しいという語彙以外で伝えられないのがもどかしいですが、本当に掛け値なしに美味しくて大満足でした。
次回、来た時にまたあったらもう1回食べたいです。ごちそうさま〜。
カサブランカ
2018.09.15 Saturday
先月末から今週にかけて『カサブランカ』『男と女』、『シェルブールの雨傘』と往年の名作3本が、昼間のBSプレミアムで放映していたため、留守録して順番に鑑賞しました。
どれも名前は知っているけれど内容は知らず。後者2本は有名な音楽のみ知っていますがストーリーや出演者等全く知らず。カサブランカは本当に何も知らず、カサブランカ=香りが強い大輪のユリ くらいの認識です。
「カサブランカ・ダンディ」なら知ってるよーと。イントロだったか間奏だったかでお酒をブワーッと吹くのが子供心にカッコ良かったです。
あぁいうのって今なら絶対にアウト何だろうな、と思うとつくづくつまんない世界になっちゃったなと寂しいです。
さて、肝心の映画ですが。どれも相当古い作品です。うっかり最初の『カサブランカ』を見るまで当時は当たり前のモノクロであることを失念していて、最初の画が出て来た時に白黒かーと間抜けなことを思ってしまいました。
戦後に作られた『男と女』は一部カラー、シェルブールのみカラーでした。
『カサブランカ』は本当に何にも知らず、初めてハンフリー・ボガードの顔と名前が一致しました(^^ゞ
当然、イングリッド・バーグマンが出ていることも知らず、最初の主な出演者の名前が出た時に初めてあ、「誰が為に鐘は鳴る」に出ていた物凄く綺麗な人が出るのかと気づきました。
なので、第二次大戦中のカサブランカ(アフリカにある当時仏領の都市名)が舞台だからそのタイトルなのか、と冒頭1分で初めて納得でした。
これは文句なしに面白かったです。予備知識がない分、ストーリーも素直に楽しめて最後はえ、そうなるの!?と少々驚きましたが意外に明るい結末で気持ちよく終わりました。
ハンフリー・ボガード演じるリックは確かにものすごく魅力的でしたが、ヒロインのイルザは正直に言って、超絶美人な面以外はあまり魅力を感じなのかったのですが、あのリックがそこまで惚れた女なんだからきっと良い女なんだろう、と無理やり納得しました(苦笑)。
リックやサムも魅力的なのですが、個人的にはルノー署長がいい味出し過ぎていて良かったです。
結末は賛否両論分かれそうですが、私はあれしかなかった気がします。もし、リックがイルザの思いに応えて自分のために通行証を使ってしまったら、きっとあとで後悔したと思います。
”We have always Paris”だったかな。ウロ覚えですが、2人の関係はこの一言に尽きます。俺たちにはパリがある=その幸せな思い出だけでこれから先もずっと幸せだ なんて一生に一度でいいから言って(言われて)みたい台詞です。
”Here’s looking at you,kid.”君の瞳に乾杯 が最も有名な台詞だそうですが、私は上に挙げた台詞が一番グッときました。
そう、何の知識もなかった分、漫画や小説等で散々目にした君の瞳に乾杯 はこの映画から来てたのかーと物凄い驚きでした。
中盤の「ラインの守り」が「ラ・マルセイエーズ」にかき消されてしまうシーンはちょっと胸が熱くなりました。当時の詳しい国際情勢を理解していなかったので、そんなことをしたら店にいる人全員がドイツ軍の牢屋に入れられてしまうのでは? とハラハラしたのですが、モロッコではナチの力がそこまで及んでいなかったこともこの作品を通して知りました。
戦意高揚のプロパガンダ作品の1つだそうで。
言われてみればそんな面もありますが、知らなければ普通に戦時下のラブストーリーと思って見ます。実際、見ている時は戦意高揚は殆ど感じなかったです。
同じプロパガンダでもドイツや日本で作られた映画とは随分趣が違うんだなーと妙な感心をしてしまいました。
で、カサブランカはかなり楽しんだのですが。
『男と女』は正直、それほど楽しくなかったです。有名なテーマ音楽は確かにとてもストーリーに合っていましたが。肝心の物語が、所詮美男美女の絵空事だなーと思ってしまって(汗)。
ヒロインがごく普通の女性だったら、きっとその先の展開も何も生まれなかっただろうなと興ざめしてしまいました。
結局、ルイってただの女たらしじゃないの、と思った私はつくづく恋愛映画に向かないんだなと自分で苦笑してしまいました。
最後の『シェルブールの雨傘』。これ、ミュージカル映画だったのですね。
知ってたら見てません(おいおい)。しかも「コーラスライン」とか「アマデウス」とか普通(?)のミュージカル(アマデウスはオペラかな?)は台詞の部分もありつつ、肝心な場面が歌と踊りですが、シェルブールは徹頭徹尾、台詞が全部歌で。5分でもう勘弁してーと涙目になりましたよ。
カトリーヌ・ドー・ヌーブの若かりし姿ってこんなのだったのか、というのが唯一の収穫かなぁ。
物語も、え?それってあんまりな展開じゃないの、というものだったし。
有名なあの音楽はもの悲しいメロディーだけど……と冒頭思っていたら、だからそういう話にしたのかしらと思ったくらいです。
というわけで、これも私の貧しい感性ではまったく楽しむことが出来なかったのでした。
そんなわけで、今回の3本は1勝1敗1分かな。
何事も体験しないとわからないので、好みに合わないのもあったけど見ることが出来てよかったです。
そのうち「ひまわり」どこかでやってくれないかな。死ぬまでにこれは見ておきたいです(←レンタルしなさい)。
あ、♪ボギーボギー あんたの時代は良かった はハンフリーボガードのことを歌っていたんですね。40年くらいたって初めて理解しました。
確かにボガードは今見てもカッコ良かったけれど。あんたの時代は良かった、男がピカピカの気障でいられた のが良いというのは全面同意は出来ないかなぁ。
冒頭部分の歌詞とか、今それを実地に移したら大問題になりそうです(^^ゞ
かなり違うけれど、「笑点」でよく小遊三師匠が自身をアラン・ドロンに重ね合わせた発言をして笑いを取っていますが、アラン・ドロンの名前しか知らないので師匠が憧れる(?)くらい素敵であることがよくわかりません(ぽりぽり)。
あんまり気が進まないけれど(え?)、アラン・ドロンの出演作品も近いうちに見て確認したいと思いますー。
わからない時点での勝手なイメージはアラン・ドロン=フリオ・イグレシアスなのです。フリオ、子供心にまっっったく良さが分からなかったからいい意味でそれが壮絶な間違いであることを願おう。
社会復帰
2018.09.08 Saturday
今回の副作用もようやく峠を越え、今日から普通の生活が送れるようになりました。
月曜日に抗がん剤を入れ、夕方の時点から既に副作用の兆候(吐き気やだるさ)が出始め、火曜日は半日だけでもと出勤したら、丁度接近してきた台風21号の影響でなんと会社自体が午前中で休業という僥倖に。
長年勤めてますが、去年の大雪の際にも近隣の取引先が休業する中、頑なに営業していたのが一体どうしたんだ!? と皆で初めての快挙を喜び合いつつ帰宅しました(笑)。
この日は当地も市内を走るバスが午後3時で終了したり、JRも運休を決めたり近所のスーパーも早々に店じまいをしたりと、各所で早めの備えが進められてよかったです。ただ、市内全域に避難勧告が出され、殆ど避難した人はいなかったのですが、もし本格的に避難となったら自分は間違いなく避難所で吐き続けるわけにもいかないし、避難場所の境遇に耐えられる自信も全くなく。本当に避難しないといけない状況になったら、自分達だけで避難してねと家族に言いました。
今年は本当に次から次へと、目を覆いたくなるような大きな災害があちこちで起きていますが、ニュース映像などで見る避難所生活って子供の頃から殆ど変わっていない気がします。
これだけ災害が多い国なのに、何十年経っても避難者に究極の我慢をひたすら強いる状況が一向に変わる様子がないのが悲しいです。
私のように足手まといにしかならない者は、災害が起こって動けない場合はそれが天命と思って諦めもつきますが、元気で避難した人が避難所生活によってだんだん元気でなくなってしまう状況は本当に何とかしてほしいです。
今回は、主治医からも酷くなったらガマンしないで病院へ来てください、と念を押されていたので、水曜日に何とか頑張って少しだけ仕事をして病院へ行き、点滴を打ってもらおうと思ったら……。
ご飯が食べられないのなら、入院して点滴になりますが? と代わりの若い先生に言われ、丁重にお断りして帰って来ました。
ふらふらの状態でやっと病院へ行ったのにぃぃ。副作用の嵐が治まるまでじっと耐えるしかないですね、なんて言われなくても毎回やってるわ! と心の中で呟きましたよ(とほほ)。
木曜日は諦めて1日完全に寝て過ごし、金曜に午前中だけ溜まった仕事を片付けてようやく週末になり、今朝は久しぶりに朝ごはんを食べることが出来ました。
毎回、思うことだけれど。栄養が身体に入らなくても爪は何故か伸びるのです。だから動けるようになると、毎回最初にしているのは指の爪を切ることだったりします。あと、前回から薬を変え脱毛が止まったので、髪が生えてきました。これも栄養がないのにちゃんと伸びているから不思議です。いつの間にかカツオ君くらいに髪があるようになりました(笑)。
まだ体力がないのですぐに疲れてふらふらですが、これからまた3週間ほど美味しいものを食べて楽しく暮らしていきます〜。
トシ・ヨロイヅカの世界
2018.09.03 Monday
神宮観戦の前に京橋ミッドタウンにあるトシ・ヨロイヅカのお店で贅沢なスイーツランチを味わってきました。
トシ・ヨロイヅカ、以前からグルメな観戦仲間のお1人から、ここのスイーツは食べる価値があると聞いていて、いつか行ってみたいなーと思っていたのがようやく叶いました。
お店は銀座線の京橋駅7番出口を出たところにどどーんとあります。
ガラス張りの外観がお洒落です。この日は酷暑だったため、待ち合わせの時間まで向かいにある明治屋さんを見学して涼みました。
無知な私、明治屋=ジャムと思い込んでいて店中ジャムだらけを想像していたら……違いました(大汗)。
成城石井とかあんな感じの高級スーパーでした。見慣れない調味料や酒類、面白そうな輸入食材等、見ていて飽きなかったです。ちょっと買ってみたい食材もありましたが荷物になるので諦めました。
さて、時間になったのでいよいよ入店です(ドキドキ)。
1Fがカフェ、2Fがサロンになっています。1Fにはお持ち帰り用のスイーツの他にパンも売られていて、このパンがとーーーっても美味しそうで3人とも欲しかったのですが、これから球場へ行くので泣く泣く諦めました。
2Fのサロンはコの字型のカウンター席のみ。席から職人さんの作業を見ることが出来ます。テーブルや椅子などの調度品が黒で統一されていてシックな感じで落ち着きます。
昼食を兼ねて前菜とリゾットとメインのデザートが選べるランチコースにしました。迷った末にめいめいがデザートと飲み物を選び楽しい甘〜いランチのスタートです。
注文を終え、おしゃべりしながら職人さんの作業を眺めていると前菜がやって来ました。
カットされたグレープフルーツとオレンジにいちじくのソース。
真ん中はクッキー生地でサンドされた果物風味のチーズクリームだったかな?
オレンジが甘くて美味しい!!クッキー生地にいちじくソースを絡めると抜群でした。真ん中のクリームが爽やかでものすごく美味しかったのだけど、何の果物風味だったのか忘れちゃったのが悔しい。すぐにメモっておくんだった。
こちらはお昼ごはんのメイン? マンゴーと生ハムのリゾット。
お皿が素敵なので、お皿の全景を入れたくて肝心のリゾットがちっちゃくなってます。このリゾットがものすごく美味でした。チーズのリゾットでチーズと生ハムとマンゴーって合うんだ!と実感しました。生ハムはリゾットの熱であったまっているのですが、マンゴーが冷たいままで。リゾットと一緒に食べるとマンゴーの冷たさと甘味が口の中に広がって最高でした。
このリゾットは季節ごとに変わるみたいで、酷暑は嫌だけどこの時期に行くことが出来てよかった〜。
リゾットで小腹が膨れて来たところで、いよいよメインのデザートの登場です。
散々迷って選んだのは、”シャルロット オ リュバーブ”。
北海道産リュバーブのコンポートとココナッツのムースを合わせたシャルロット。ハチミツとフランボワーズのアイスを添えてだそうです。
シャルロットのアップです。このリュバーブのコンポートが甘酸っぱくてものすごく美味しい!中のココナツムースもココナッツ好きには嬉しいしっかりした味で。外側のシャルロットはふわふわのカリカリ。上に飾られたチョコがまた甘さ控えめで美味しかった!
実はお友達がチョイスしたスイカのデザートと迷って、決め手となったのはこちらのアイス。ハチミツとフランボワーズのアイス。大好物の掛け合わせのアイス、すっごく楽しみでしたがこれが本当に美味しかった!!
アイスの中にフランボワーズがザクザクで。食べると本当にザクザクと音がするくらい凍ったフランボワーズがたっぷり。ベリーの酸味とハチミツの優しい甘さが絶妙でした。
こちらが候補その1だった、”ミルフィーユ ド パステーク”
Mさんは以前、食べたことがあるそうで。ミルフィーユって食べるのが難しいと主張する私達にここのミルフィーユは本当にサクサクで、ナイフを入れた時にすーっと縦に切れるのよと力説してました。
お皿の金と白スイカの赤、アイスの卵色のコントラストが美しい!
このスイカ、綺麗に種も取ってあり四角のカットけっこうなボリュームです。
食したお友達によると、やっぱり食べるのは難しかったけれどものすごく美味しかったそうです。
こちらもピスタチオ好きとして、かなり迷った”ゴルゴンゾーラ ピスターシュ”
これ、盛り付けがアート過ぎてそれだけで嬉しくなります。
チーズ好きな友人が一口食べて絶賛するほど濃厚なチーズ。お裾分けで少し頂きましたが、本当にチーズ!でもしっかりピスタチオも味わえる上に甘くない!!
大人のデザートです。しかも、あとの2つは夏らしく冷たいデザートでしたが、これは温かくてそれも高ポイントでした。
美味しい美味しいと味わいながら、職人さんが作る他のデザートを眺めるのも楽しかった〜。いい感じに他グループの注文と私達のが1品も被らなかったため、次から次へと色んなデザートを作っているのを見ることが出来ました。
中でもおぉっと感動したのがスフレ。中の生地はこんな風に作るのかーと感心する一方で、えっポッ〇レモン入れちゃうの??とも思ったり。
いや、ウチも何かと便利なんで愛用してますが、まさか一流ケーキにも採用中とは。凄いわ。
春の時期は苺尽くしなデザートになるそうで。これから秋になったらこの果物やあの果物のデザートになるのかな? と色々予想するのも楽しいです。
来る前はお腹が膨れるのか心配でしたが、最後まで食べ終えたらいい感じに八分目になってました。
次回はランチじゃなくてデザートのみでまた食べに行きたいです。あと、今度はパンも是非とも買って帰らなくっちゃ。
ご馳走さまでした〜。幸せ過ぎるひとときをありがとう!
お土産に焼き菓子を買って帰りましたが、これも美味しかった〜〜。辛口採点の家族も絶賛でした。
抗がん剤治療5−5
2018.09.03 Monday
今クール5回目(!)の抗がん剤治療のため朝から病院へ。
今日からほぼすべての学生の新学期が始まるため、バス混むんだろうなーと覚悟した通り行きも帰りも高校生でいっぱいでした。
帰り、病院のすぐ近くの調剤薬局の前からバスに乗ったら、とっても混んでいて駅まで少しあるけどそれまで頑張って立つしかないなーと思ったら、すぐ近くにいたおじさんに「あちら座りますか?」と声を掛けられ、示された方向に優先座席が1つ空いていたのでお礼を言って座らせてもらいました。
すごく助かったけれど、そんなに死にそうな顔してたのかしらん(とほほ)。
バスもですが病院も9月最初の月曜だから混むだろうなと思っていましたが、想像以上に混んでました。
新病棟になって半年以上過ぎたくらいから、近隣の総合病院から患者が減り始め、代わりに私が通う病院が目に見えて混んできています。
どうしてもココじゃないと困る人以外は、出来れば今なら空いている近くの病院で受診してほしいけれど。一患者にはどうしようもなく。2〜3年くらいしたら落ち着くのかなぁ。
いつも治療の前に採血と採尿があるのですが、今日は何故か採血しかなく。看護士さんに採尿は? と確認したところ、今日はないみたいですとの返答。そのまま婦人科で受付し、待つ間にトイレを済ませておこうと行って帰ってきたら、スタッフの方が「採尿がまだみたいなんですが……」と。かくかくしかじかと説明し、たった今トイレから帰って来たばかりだから出ませんよーと言ったら、謝罪と先生に説明しておきますとなり、ひとまずほっ。
採尿の為に家を出る前にわざわざコップ1杯の水を毎回飲んで来るので、え?今日ないの?ってとても拍子抜けしたのです。
今日はいつもよりたくさん待って、問診の時間がやって来たのですが、待ち時間にすっかり眠りこけてしまい何だかぼーーっとした頭で応答する羽目になりました(苦笑)。おかげで会話する時に、いつもはすんなり出て来る薬の名前が出てこない(汗)。
前回、新薬に変えた際に吐き気止めも弱いタイプに変えたら、史上最悪に吐きっぱなしとなったので、今回からまた以前の吐き気止めに戻します、となりました。薬の形状が少しだけ変わったので、不味い味はそのままだろうけど、少しは飲みやすくなるかな。
前回の薬剤師さんとの会話で、吐き気止めが変わる話を聞いた際、うっかり現状のデカドロンが苦くて不味いと言ってしまい、薬剤師さんもそうそうあれ、苦いと思いますーと盛り上がったのですが。何故か現状の薬が不味いから新しい吐き気止めに変えたと先生に伝わっていたようで。
そうじゃなくて、吐き気の強度が最強から中の上くらいになるから、と薬剤師さんの方で替えてくれたんですと説明したら笑ってました。
うっかりしたことは言えないわー。でも、PC関連の話は流石にご本人には伝わってなかった模様でよかった。
そんなわけで投薬の開始が少し遅れた分、終了もしっかり遅くなり。しかも、投薬の途中で採尿はやっぱりいるので帰りにしていくこととなりました。毎回、投薬でものすごい量の水分が身体に入る+投薬しながら途中でお茶を飲んだりもするため、いつものように採尿しようとしたら、いつもはコップの底にほんのちょっとしか出ない尿が、コップから溢れそうになるくらいになって焦りました
今回は、投薬の前から吐き気止めを飲んだため、前回よりは今日の夕食も食べることが出来ました。既に胸のむかつきが始まってますが、明日の朝不味い不味い吐き気止めを飲んだら少しは効き目があるかな。
前回はあまりの吐き気の酷さに、火曜しか出勤出来なかったので、今回は毎日半日だけでもいいから出勤出来るといいな。
神宮観戦記その2
2018.09.01 Saturday
練習ならぬつばちゃん見学。最初はずらっと最前列に陣取ったファンの方たちの頭の間を縫うようにして写真を撮ったりしていたのですが。近くにいた女の子が「ここどうぞ」とスペースを少し開けて入れてくれたおかげで、途中からはしっかり見ることが出来ました。
本当にありがとう!席に戻ってから感激してそのことを話したら、「だってその恰好見たらそうなるでしょ」と。
そんなにつば印が目立つ格好だったかしらん。甲子園でもっと強烈なのを見慣れているせいか感覚がよくわかりません(苦笑)。
今度はこれまた仲良しな上田くんとのじゃれ合い。
上田くんの左手甲がつばちゃんの頬に入ってます。羨ましい。一生機会はないだろうけれど、あのぷっくらほっぺに一度でいいから触れてみたい。。
本日のしっぽばんど。小さくてよくわからなかったのですが、イルカに乗ってる??毎度のことながら職人さんの芸が細かくて素晴らしいです。
この日も練習終了間際の曲かけに合わせて激しくノリノリで踊ってました。
暑いのにすごいなーと感心してしまいました。曲ダンスの時は見学時間終了で席に戻っていたため写真はありません。せっかくノリに乗っていたのに時間切れで途中で終了してしまい、キレるつばちゃんが可愛かったです。
17時30分になり、恒例のパトリックさんとの本日のひとことコーナー。
この日はいきなり、”今日は石井琢朗コーチの誕生日です”と数日前もあった誕生日ネタでスタート。石井さんいつの間にかスワローズのコーチになっていたんですね、知りませんでした(汗)。
”ベイスターズの皆さん、分かってますね?石井コーチに忖度よろしくお願いします”と流石な無茶ぶりで笑いを取ってました。
この日は東京音頭を作曲した、作曲家・中山晋平にちなみ”信州・中野デー”。
中野出身だそうで。中野では以前に何度もキノコや果物を購入しているのですっかり身近に感じていましたが、ゆるキャラの存在までは知らず。
この日は中野市のマスコットキャラクター、えのたんとアップルちゃんが来ていました。えのたんは頭の上にキノコが生えているのでエノキタケだとすぐにわかったのですが、アップルちゃんは丸くて桃色だったので紹介されるまでずっと桃のキャラクターだと思ってました(^^ゞ
アップルちゃんはともかく、つばちゃんはえのたんの頭が気になって仕方がないようで。やたらとガン見したり、手を突っ込んだりしてましたw
夕方になっても一向に気温が下がらず、暑い暑い中18時に試合開始。
この日の先発はカラシティーとウィーランドの外国人投手対決でした。
ベイ戦って試合が無駄に長くなるんだよなーと危惧したとおり、いきなり先制されたと思ったら、すぐに猛攻というほど素敵なものではない(こらこら)。どっちかと言うと拙攻なのに何故か長〜〜い攻撃で逆転。
序盤から東京音頭で傘を振りまくりでした。最初は、元気があったので神宮以外で歌うことはない東京音頭を歌って傘を振って楽しんでいたのですが。試合時間がものすごーく長くなるにつれ、バテてきて終盤になると傘ふりをする気力もなくなってしまいました(とほほ)。
汗をぬぐってもぬぐっても流れてきてとにかく蒸し暑い!
この日のチケットは完売していたそうですが、あまりの暑さに棄権した方もおられたのか内野はちらほら空席があり、私のすぐ横の席も空いていて助かりました。あれで超満員だったらホントにやばかったかも。
いつの間にかすっかり通いなれてしまった神宮観戦ですが、以前はあった試合開始直前のスタンドへのボール投げ入れやつば九郎のバズーカ砲によるTシャツプレゼントってここ数年のうちになくなってしまったんですね。
バズーカはともかく(バズーカとカゴを持ったつばちゃん可愛かったのよー!)、試合直前のボール投げはお客さんがボール欲しさに立ち上がってハイタッチで選手が飛び出していく様子とかが全然見えなかったので、なくなったのは寂しい気もするけれどありがたい面もあるかな。
両投手がピリッとしない展開で試合進行がものすごーくゆっくり進んでいきます。久しぶりに特等席で大和をたっぷり見られたのは嬉しかったけれど、この日の大和は全然いいところなしでした(汗)。
移籍は寂しかったけれど、新しい応援歌もちゃんと作ってもらって毎試合出場出来てるし本人の為にはこれでよかったのかも。試合中、ずっと大和のコンバットってどんなんだったっけ? と考えていて♪ゆけー猛虎戦士やーまーと のイントロ部分は出て来るのに肝心の部分が出て来ず。もやもやしたのですが、ホテルに帰った途端、ちゃんと♪誰しものこの夢のため〜 と出てきました(苦笑)。
中盤に出た筒香の一発は凄かった!それまでココやてっぱちくんがあとひと伸びがなくて外野フライに終わっていたのが、打った瞬間ものすごい速度でスタンドへ飛んで行ってました。
宮崎、桑原といった普段、タイガース戦でも大活躍な選手たちがこの日もよく働いてましたが、上手くつながらず何故かスワローズが大量リードという展開でした。ウィーランド序盤で7失点だったのにその後もかなり長い間投げ続けていたのが不思議だったのですが、交代したらもっと大変なことになっていたので何となく納得してしまいました。
ってベイスターズのことばかり書いてる気が。
スワローズはココが要所でよく打つ活躍でしたが、守備がねー華麗すぎて(笑)。あまりの暑さにただでさえ嫌いな守備のやる気スイッチが完全にオフになっている感じでした。
久しぶりに青木さんが見られたのは嬉しかったな。
神宮観戦のお楽しみ。空中くるりんぱ。今年から?パトさんの実況中継がつくようになったんですね。ビックリしました。
入りっこないよーなんて思ってみていたら、なななななんとこの日は史上最高に惜しいくるりんぱでした。くるくるくるくるくるくるくる回してヘルメットを投げたー! と高く上がったメットが落ちてきたーと思ったら、なんとカポッと黒い大きな頭に嵌りかけてぽてっと横に落ちてしまいました。
これにはつばちゃんも、両手羽で両目を覆って悔しがってました。
いいもの見られました。貴重なシーンをしっかり撮影された方がネットに画像を上げているのを見ましたが、ホントに惜しかった!!
スローすぎるテンポで進んだ試合は、この日のお目当て花火大会がある5回の時点で8時30近かったんじゃなかったかな。
遠いため、小さくて荒い写真でアレですが、兄妹とトルクーヤで花火鑑賞中。つばちゃんの左手がちゃんとメットに入れたすわくろうが倒れないように支えているのがツボでした。トルクーヤ、最初はもっと右側にいたのにだんだん真ん中の方に寄っていってるのが笑えました。
トルクーヤ、暑いのにけっこうな頻度でスタンドを巡回していました。試合前はビール売りのお姉さんの物まねもする、というサービスぶりでしたが芸が細かすぎて誰にも伝わってなかったのが悲しい。かくいう私も友人に言われるまであの動きは何だろう? と思ってましたから。
花火は豪華で綺麗でした。今年は地元の花火大会も見ていないので、暑かったけれど神宮で花火が見られて楽しかった〜〜。
大輪の花火を見ながら、野外イベントで花火がドカンドカン打ちあがることもなくなったなーと。昔見た夏イベの豪華すぎる花火を懐かしく思い出しました。
花火が終わり、すわくろうを抱えて鳥小屋に戻る途中のつばちゃん。音楽に合わせてノリノリなサービスぶりでした。
ヘルメットを後ろ向きに被るつばちゃん曰く”やんちゃ被り”。このやんちゃ九郎大好きなので鳥小屋に戻って来る時によく見えてすっごい嬉しかったです!
7回裏の東京音頭。傘を振りながら、つばみちゃんとトルクーヤはちゃんと所定の位置にいるけれど、つばちゃんがいないぞー。暑さでバックレたのかしら? と失礼なことを思っていたら、「ほら、いるよ」と友人が見つけてくれました。なんとバックネット前でえのたんと戯れてというより、いつも持っているこん棒をえのたんの頭にブスブス射すという暴挙中でした。しかも、曲が終わる前に2本とも頭に刺したまま自らはすたこらさっさと鳥小屋へ戻っていくという鬼畜ぶり。久しぶりに”はらぐろう”を堪能したひとときでした。
えのたんはこん棒が刺さったまま、バックネット裏へ消えて行きました。後でこん棒を外して返しに行ったんだろうなぁ。ごめんね、えのたん。
その後もちんたら試合は進み。9回表の時点で21時30分を回っているという事態に。体力も限界に近付いていたため、お立ち台でのつばちゃんを見たい思いもあったけれど、ここで無理したらその後の生活に支障が出ると判断して9回表途中で球場を後にしました。外周を歩いている時にものすごい歓声が上がっていて、逆転されちゃったりしてと失礼なことを思いましたが、どうやら辛くも逃げ切ってスワローズの勝利となりました。
お立ち台の横から新グッズ、シャボン玉マシーンでシャボン玉シャワーを浴びせながら登場するつばちゃんの模様を公式さんが公開してくれたのを眺めながら幸せな眠りにつきました。
つばちゃんは可愛いすぎるし、つばみちゃんは相変わらずキレキレなダンスで恐れ入ったし花火は楽しかったけど来季はもっと過ごしやすい時期の観戦にしよう、と固く決心しました。
神宮観戦記2018
2018.09.01 Saturday
猛烈に暑すぎて本気で熱中症の心配をした先週の土曜日。
猛暑にめげずに暑い暑いX∞神宮球場でスワローズvsベイスターズ戦を観戦してきました。
ギリギリまで向かいの日本青年館ホテルのレストランで涼み、開場時間の16時30分過ぎに球場へ。横断歩道を渡れば球場という立地条件、行きもそうですが暑くさでグロッキーになった帰り本当に有り難かったです。
今回は久しぶりのびーはなナイターなので、花火がよく見えるよう張り切ってネット裏の席を取ったら、1塁側寄りのはずがやや3塁側寄りになってしまいました(とほほ)。試合も花火もとーーーっても見やすかったけれど、鳥小屋を出入りするつばちゃんが見られなかったのだけが心残りです(ぜいたく?)。
ネット裏は正面にある7番入場口からの入場です。入り口でパッションの皆様がお出迎えしてくれてました。あ、この人つば九郎タイムスに出てた人だーと思わず凝視してしまったら、お姉さんも何故かこちらをニコニコ見てます。
何なに? と思ったら、この日の私はつばタオルを首からかけすぱん九郎を持つというどこからどう見てもつばファン丸出し(苦笑)。つばちゃんファンがやって来たと見ていたのですね、きっと(照)。
場内へ入る前にお弁当確保、というわけで久しぶりに”つば九郎米弁当”を購入。お友達は迷った末、神宮球場肉むすを選択。これも美味しそうだったのでちょっと迷いましたが、少しだけリニューアルしたつばちゃん弁当今食べなきゃ次はいつになるかわからないので初志貫徹です。
入場するとまだベイスターズの選手の練習中でした。つばちゃんは? と探すといたいたいた、目の前にいました。
横からなのでわかりにくいですが、ラミちゃん監督とブログ用に2ショット撮影中でした。バッチリ正面からの画像は8月29日のつばブロを見てね。
横からだとVサインが右手羽を頬に当てているように見えて可愛い♪
ここには写ってませんが、この2ショ撮影、ベイの選手数人もカメラを構えて撮ってました。ってもしかしてうち1人はつばちゃんに頼まれて撮影してたのかも?
けっこうのんびりラミちゃんと語り合ってました。そうこうするうちにベイスターズの練習時間終了となり、つばちゃんも1塁側へ移動。
スワローズの選手達が少しずつ入場して来る中、1塁側のハイタッチネット前でサイン大会。ちょっと距離があったので写真はありませんが、大きな手羽で一生懸命1人ずつにサインをする様子をにへらーっと眺めてました。
サインをしながら次々と差し入れをもらったつばちゃん、戦利品を両手羽に持ってダグアウトに帰ってきます。
画像が荒くて申し訳ないですが、かなりの数のプレゼントを握っているのがわかります。
そんなつばちゃんを見て、近くで見学していた男性ファンが「つば九郎ってすごい人気あるんだね」と連れの方に感嘆の声を上げてました。ふふふふふ、つばちゃんの人気はごいすーなんだよ、と心の中で呟いたのは言うまでもありません(^^ゞ
わらわらと集まって来た選手、裏方さんと楽しく談笑中。同じ顔のはずなのにとっても楽しそうに見えます。
アップが始まりいつものように横に立ち見守っていたつばちゃんですが、仲良しのココがやって来るとすかさず駆け寄っていきます。
アップしながら語らう1人と1羽。このあと、2人で組んでハートマークならぬ柔軟体操も。果敢にシャッターを切りましたが、動きが激しすぎて見事にブレブレでした。周りには立派な一眼レフで連写しまくっている方がちらほらいましたが、古いデジカメ君ではこれが精いっぱい(汗)。
以前は川端くん、てっぱちくんとネクストバッターズサークルでわちゃわちゃしてする図が見られましたが、今回はてっぱち君との絡みはほぼゼロでした。
しばらく皆のアップに付き合っていたつばちゃんでしたが、どうやらホーム近くに誰か見つけたようです。
よっという感じで片手羽で合図するつばちゃん、最高におっさん臭いですがそこがたまらんち。
その2へくづつ。
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