新型インフルエンザ
2009.06.28 Sunday
今朝、起きたらラジオのニュースで昨日のアイスジュエリーに出演していたロシア人スケーター3人が新型インフルエンザに感染していることが判明しました、との報道が何度か繰り返されていてびっくりしました。
市内に感染が広がる云々ももちろん心配ですが、それよりはるばる来てくれたスケーター達に感染が広がらないよう祈ってます。
主催新聞社のHP内にあるアイスジュエリーのページにも早速下記のようなお知らせが出ていました。
お知らせ
本日、本公演関係者3名に新型インフルエンザの感染が確認されました。金沢市の対策本部から中止を要請される段階ではありませんが、主催者側はその他の要請を受け、下記の通り対応させていただきます。皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。
1.発症者は宿泊施設の個室で療養中であり、濃厚接触者8名も外出自粛の要請を受け本会場には来ておりません。
2.スケート関係者はお客様の2メートル以内には近づかず、スケーターはお客様との握手、ハイタッチなどは行いません。
3.会場出入り口に置く消毒液を増やし、お客様には手の消毒の徹底をお願いします。
4.スケーターへの花束、プレゼントなどは昨日と同様、入場口近くに設けてある受付コーナーでお預かりします。
5.プログラムを一部変更いたしますが、主力選手の予定には影響はございません。
主催者
プログラムの変更や、色々な制約が増えて大変ですが、楽しみにされていた方々の為にも中止にならなくてホッとしてます。今日もいいショーになることを願ってます。
ところで昨夜、素晴らしいショーに大満足して帰宅したら、、丁度対横浜戦も終盤の9回表。お、4−3で今日は横浜が勝ってる〜と思ったらタイガースの3点は本家本元の47番氏が被本塁打2で取られたものだったんですね(涙)。1アウトも取れずに降板だそうで(T-T)。
交流戦はいい調子だったのに。うーんG時代からどうも甲子園ではトコトン打たれまくっている印象があります。いや、もっと遡れば1985年のシリーズもバース、真弓とボコボコ打たれまくってたなぁ。。思い出の甲子園はどうも相性が悪いのかな。
とにかく昨夜はジェフのおかげで何とか横浜が無事逃げ切ってくれてホッとしました(えぇぇ?)。打たれたのはもちろんものすごいショックだけど、それ以上に三浦の勝ちを消しちゃったらその方がもっと申し訳ないので。。それにしても、相変わらずのトラキラーぶり。交流戦でメッタ打ち食らってた時の様子とか見ていい加減対策を練ろうよ。
でも、やっぱり対横浜戦は複雑です。工藤ちゃんが出たら打たれるのは絶対イヤだけど銀行に負けちゃったら他に勝てるところがなくなっちゃうし。
とにかく、次回は気持ちを切り替えてまた頑張ってくれると信じてます。
Ice Jewelry in 金沢
2009.06.27 Saturday
今日は待ちに待ったIce jewelry(アイスジュエリー)。地元でこんな豪華なアイスショーが見られるなんて夢のようとワクワクすること数ヶ月。ついにこの日がやって来ました。若干風が吹いているだけマシなものの、今日も朝から猛暑。
去年のPIW金沢公演の時は友人を誘いましたが、今回は義姉をダメ元で誘ってみたところ、なんとスケート好きという願ってもないことが判明。いそいそと2人で出かけてきました。
会場となったいしかわ総合スポーツセンターは数年前にできたばかりの新しい体育館。外から見たことはあっても中に入るのは初めて。SC前にも駐車場はありますが、午後の公演だと駐車場はまちがいなく空いてないだろうとアタリをつけて、お隣の産業展示館4号館前に駐車。少しだけ歩きますが(といっても徒歩7〜8分くらい)、ここだと帰りもまったく渋滞もなく快適でした。なので、万が一明日の公演に行かれる方でココをご覧になった方がおられましたら、西武緑地公園でも4号館側に駐車することをお薦めします。体育館に近い方は帰り激混みで駐車場から出るだけで30分以上かかったそうです。(ま、でも30分くらいなら野球観戦の帰りとかもそんなもんだけどね)
初めて入ったいしかわ総合SC。見た目どおり大きいです。でも、入口がスロープを上がった3階とは知らず普通に1階から入り、階段を上がろうとしたら「ここは途中入場専用です。外に出てスロープを上がってください」と言われてしまいました。おかげでせっかくここまでの道のりを歩いてきてお茶で水分補給しただけ、また水分が出て行く羽目に(とほほ)。
なので、これも明日行かれる方、くれぐれも入口は3階です。お気をつけくださいね。ってココに書いても役に立つとは思えないけど(苦笑)。
さて、こんな地方でしかもDOIのすぐ直後にこれだけ豪華なアイスショーをやってお客さん入るかな〜とかなり直前まで心配でしたが。ちゃんとほぼ満席でした。地元民はもちろん遠方からはるばる来てくださった皆様、本当にホントにありがとうございます!ちなみにお隣のお姉さんは大阪からでした(^-^)。
日頃から、お風呂やさんやスポーツ施設のロッカーなどではいつも47番にすごく拘るのですが。47って4が入っているせいか、けっこうこの番号自体がないことが多いのです。今回のアイスショー、いつものようにアイクリ先行で申し込んだところ、なななんと座席番号が47番と48番が来たのです。ど真ん中の良席ということはもちろんですが、それ以上に47番が来たことが嬉しくて嬉しくて。これは幸先がいいよ〜と期待が膨らむばかりでした。言うまでもないことですが、お義姉さんには「こっちの方がより見やすいからね」と言って48番を渡しました(笑)。
席に腰かけ、開演までの間お義姉さんとあれこれしゃべっていたら、、左隣の方に突然「あの、申し訳ないですけどお願いしたいことがあるんですけど」と関西なまりで話しかけられ。ホント申し訳なさそうにおっしゃるので、一体どんな恐ろしいことがと内心ドキドキしつつ「何ですか?」と問いかければ。足元からごそごそと大きな布を出され「これ、一緒に持ってほしいんです」とのこと。
おーこれは会場やらテレビでよく見かけるバナーという代物ではないですか。「いいですよ。ちなみにどなたのですか?」と聞くと「ジョニーです」とのお答え。別に誰のでも手伝う気満々でしたが、ジョニー君以前DOIで初めて生で見た時の印象がものすごく良くて。それ以来、密かに応援していたので他でもない、ジョニー君ならとお義姉さんと3人でバナーを持つことになりました。
このお手製バナーとっても綺麗に作られていて、凄いな〜と感心しきりでした。ひざかけ代わりにもなって一石二鳥な上にちゃんとジョニー君のサイン入り。
その後、ちょこちょことお隣のお姉さんともお話しているうちにいよいよ開演。
今回のショーは東が出入り口なので、北が正面。南はいわゆる裏正面になりますが、逆に決めポーズを反対側から見られたりして面白かったです。
男性アナウンスの開始を告げる声と同時にまずは4組の男女スケーターが登場。名前がわからないのですが、8人によるダイナミックな滑りはこれからショーが始まるよーというワクワク感を盛り上げてくれます。
それぞれの見せ場が一通り終わると、いよいよ各スケーターの登場。
ロカビリーなロックンロールナンバーに乗せて次々に踊りながら登場する各スケーター。
リード姉弟とれなちゃん&ジョンのラブミーテンダー素敵でした。
ジョニー、ランビエール、ペト様、村上大介、本田君による革ジャンでの監獄ロック。
もう豪華すぎて誰を見たらいいか迷うほど。ペト様、相変わらず華麗な滑りですが3年前より更にお腹周りが大きくなったような(苦笑)。
本田君、もしかして先月よりもふっくらしてるのは何故だー(笑)。
久しぶりに見たステファン、髪が長くなったな〜と。早速めくるめくスピンを披露し拍手喝采でした。
途中からボナリー加入で、ボナリーは男扱い?と突っ込みを(^^ゞ
COIで見てから3年も経っているのに全然衰えを感じさせないのには脱帽。相変わらず見事なバックフリップに場内大喜び。
織田君、ノリまくってました。美姫ちゃんの赤いビキニスタイルにはうわっと思わず目が釘づけに。
赤ビキニと思っていたら、荒川さんはなんと黒ビキニでこれもぶったまげました。ティアラもしていて相変わらず綺麗です。
もうどこを見ても楽しくて、あっちでもこっちでも色々披露してくれるので目が4つくらい欲しい状態に(笑)。
最初の群舞からこんなに楽しくていいの?と思うくらい楽しかったです。
1部開始。
最初は村上大介君。生で見るのは初めてでしたが、一生懸命踊る姿が若さが溢れていてとてもよかったです。今季のGPSが楽しみです。
村上佳菜子ちゃん
ピンクの衣装がとてもよく似合ってました。笑顔がとにかく可愛い。ジャンプも次々決まってました。振り付けや全体の構成がさすが山田組、という感じで楽しかったです。
羽生 結弦君
今回、ジュニアの中では一番楽しみにしていました。2A高さもあってとても綺麗でした。ジャンプはどれもキレがあるし、スピンも見ごたえ十分。特にドーナツは見事。ビールマンは年齢的にそろそろキツそうでしたが、柴田君とはまた違った魅力的なビールマンでした。
ヴィクトール・ペトレンコ
世界選手権、ヨーロッパ選手権、オリンピックを制した伝説のスケーターというアナウンスで登場。FLY ME TO THE MOON。白いシャツに黒いパンツでサスペンダーが胸のところにひらひらとついてます。多分、以前にCOIで見たのと同じプログラムだと思うのですが、相変わらず綺麗すぎる滑りにうっとり。ふくよかになられても当たり前のように3回転を跳ぶ姿が素敵すぎます。コミカルな笑顔が歳を重ねられても現役の頃まんまなのが嬉しくて、またしてもときめいてしまいました。
この辺から少し順番があやふやになってます(^^ゞ
太田由希奈さん欠場のアナウンスの後、本人が直接挨拶。すごく悔しさがにじんでいる様子が切なかったです。先月のPIWがとてもよくて、今回もすごくすごく楽しみにしていたので残念でしたが、無理せず早くよくなることを願ってます。
ロバート・コーディン&アレクセイ・ポーリシュク組
お馴染みアクロバットの2人組。もちろん北陸では初お目見え。驚異的なアクロバットの数々にあちこちから歓声があがってました。
毎回思うのですが、あの腕力は人間とは思えません(苦笑)。
スルヤ・ボナリー
ヴォーカルつきでのダンスナンバー。金の衣装が黒い肌にとってもよく映えてました。年齢を感じさせないキレのある動きは流石。ジャンプでちょっとお手付きがあったのが残念でしたが、とっても楽しいプログラムでした。
ジョニー・ウェアー
「愛の賛歌」青と白と黒にスパンコールを散りばめたお馴染みの衣装。近くで見るとホント素敵でした。しなやかすぎる動きにうっとり。ジャンプはフリップがエラーっぽかったり、全体的に本調子ではない感じでしたが、スピンや美しいスケーティングとあのとてつもないオーラは健在。やっぱりショーでのジョニー君はホント惹き込まれます。
去年があんなことになってしまっただけに、今年はぜひとも頑張って欲しいな。
終了と同時に3人で立ち上がってバナーを振って声援。人生初バナーでしたが楽しかった〜。目の前の北側中央にズラリとジョニーバナーが並んでいて人気の高さは相変わらずだなと実感でした。
井上怜奈&ジョン・ボールドウィン
グレーと黄色の衣装が雰囲気にぴったりで素敵でした。れなちゃん髪がボブになっていてとても可愛かったです。息の合った演技にうっとり。ジャンプで若干乱れたところもありましたが、リフトやスピンなどすっかり魅入ってしまいました。大好きなデス・スパイラルが間近で見られて大満足。
荒川静香
It's a Beautiful days。白い衣装で青い布を持って登場。(リンクサイドで
布の片側持ってたのは多分本田君?)白一色の世界に青い布がたなびいてとても綺麗。スケーティング、スピン、スパイラル、安定したジャンプどれをとっても素晴らしいの一言に尽きます。見るたびに見せ方やお客さんの乗せ方が上手くなっている感じで凄い。でも、先月見た夕顔があまりにも良すぎて、ちょっぴり物足りなく感じてしまうほど。
お客さんの歓声が物凄かった!
終わった直後に義姉さんの一言「手を広げた時にジュディ・オングに見えた」には大笑い。でも、自分も初めてこのプログラムを見た時に同じことを思ったので(大汗)そこはやはり家族?
ステファン・ランビエール
初めて見るプログラム。茶系の衣装の前の部分が凝っていて素敵でした。2部に備えて(?)全体的に抑えめな気がしましたが、久しぶりに生で元気な姿を見られて嬉しかった。スイス国旗の数が物凄かったです。
1部最後は再び群舞。
村上佳菜子ちゃん、織田君、美姫ちゃん、本田君、ジョニー、ランビ、ペト様、れなちゃんず&リード組、ボナリー、荒川さんという超豪華メンバー。
どのスケーターも見せ方を心得ていて、これぞプロの舞という感じで圧倒されました。
本田君、ジョニー、ステファン、ペト様の豪華4人衆そろい踏み。ペト様と並ぶと本田君のお腹も目立たないわ、とそんなところでニヤリ。3人黒づくめの中ジョニー君1人が真っ白の衣装なので目立ちまくりでした。
最後の舞では、男衆があちこちでジャンプを披露する中、1人真ん中でジョニー君がくるくる華麗なスピンを披露してました。
1部終了。製氷タイム。ザンボカーが小さくてお茶目な感じです。
スタッフの方がお揃いの「海人」ならぬ「氷人」黒Tシャツ(文字は白抜き)を着ていて、一瞬あのTシャツいいなーと思ってしまいました。
パンフやらそのTシャツやらの売り子さんが客席を回っていてTシャツは3千円と判明。た、高いと断念。(いや、だってこの先夏の予定が目白押しで先立つものが 汗)どれも購入している方がちらほらおられました。
25分の休憩を挟んで第二部。
トップバッターはレジェンドオブ日本のアナウンスで本田君。
「ハナミヅキ」PIWの時も思いましたが、このプロとてもよく合ってます。手つきやステップなど一段と洗練されてました。今日もジャンプはお手付きが1回あっただけでほぼ完璧。またまた近くでイーグルが見られて大満足でした。ホント、本田君のイーグルは迫力満点大好きです。
キャシー・リード&クリス・リード組
ブリトニーの曲に合わせてキレキレの踊りを披露。キャシーの腰のくびれっぷりに目が釘づけでした。コミカルな要素も散りばめられていて楽しかった〜。ただ、クリスさんの衣装がちょっとアレで最初、目のやり場に困りました
ヴィクトール・ペトレンコ
まさか2プロ滑ってくださるとは思ってもみなかったので大喜び。今回はガラリと雰囲気を変えての登場です、とのアナウンスに乗り登場したペト様を見てびっくり。胸のあたりに見えるブロンド頭にえ?今回はペアなの??と。でも何だか変だよ、とよーく見るとなんと女性ではなくお人形をお腹にくくりつけてあるではないですか。
これには大爆笑。人形の手を使ってまるで本当にペアのような動きを次々披露する姿が可笑しくて可笑しくて。しかも、そのまんまジャンプもしっかり跳んでくるんですよ。最後は高速スピンまで披露。軸がまったくぶれないのに感動しまくりでした。あの体型、あの人形付きの姿であの演技。ありえないよ!優雅にコミカルに滑りながらしてやったりの表情を浮かべるペト様。いくつになっても凄すぎ&素晴らしすぎです。
これが見られただけでも今日来てよかったーと心の底から思いました。
これぞエンターテナーな演技に場内やんやの大喝采でした。
最後Mr.&Msペトレンコと紹介されていたのが可笑しかった。ペト様最高!
スルヤ・ボナリー
「メモリー」。彼女も2プロ、この2人には本当に頭が下がります。今度はターコイズブルーの衣装でこれもとても素敵でした。
1部も彼女らしい楽しいノリノリな演技でよかったですが、個人的には2部のプログラムの方が感激でした。
井上怜奈&ジョン・ボールドウィン
今回は生歌つきのバラード。衣装はブルーグレーでこちらも素敵です。怜奈さん元がいいのもあって何を着ても素敵です。見事なスロージャンプにはおぉっと思わず声をあげてしまいました。最初から最後までしっとりした演技に魅了されっぱなしでした。
ロバート・コーディン&アレクセイ・ポーリシュク組
十八番ともいえる、お馴染みのパントマイム付きのアクロバットプログラム。COIでも見たのに、数々の力技には思わず見ていて力が入ります。わざと(?)不安定そうにして煽るのなど、わかっていてもついつい心配になってしまいます。お客さんの受けも最高でした。
織田信成
ド派手な衣装がよく似合ってました。冒頭の3Aは跳び上がった瞬間、あちゃーでしたが中盤のジャンプはよかったです。柔らかい高速スピンは相変わらず見せてくれます。お客さん弄りは織田君はこの先、村主さん路線を目指すんだろうか……とちょっと思ったり(^^ゞ
全体的にジャンプはイマイチでしたが、とても楽しそうに滑る姿に遅まきながら帰って来たんだな〜と実感。織田くーんという歓声があちこちで上がってました。
エカテリーナ・チェスナ&アレクサンドル・チェスナ
登場してしばらくしたら、突然頭上から2本の白い布が垂れ下がってきて、???と思っていると。2人で身体に巻きつけて一体何が?と思った瞬間2人とも宙づりに。いや〜ほんっとにぶったまげました。
空中スピン、怖いけど素晴らしすぎです。舞い上がってくるくる回る度、お客さんの拍手・歓声が物凄かったです。今日一番の話題の人達かも。
最後、会場に挨拶し終わった後、暗闇の中でアレクサンドルさんが自分で白い布をはずしていたのが何とも。物凄いものをありがとう!
ジョニー・ウィアー
新EX初披露です、とのアナウンスにどんなのだろう?と楽しみでしたが。
POKER FACEこれ、すっごくよかったです。黒いエナメル衣装に水色のフェイスペイント&右目だけ眼の周りに黒のアイメイクで片メガネのように見えました。スピンはもちろん、スパイラルがとても素敵でした。
中盤でこちら側に来た際、近くにジョニーファンの方が何人もいてくださったおかげで思いっきり流し眼を送られ、あまりの色気に鳥肌立ちそうでした(^^ゞ思わぬおこぼれに預かり、感謝感謝です。間近で見た美形ぶりにお義姉さんも大喜びでした。シーズン始まったらこれが再び見られるのが楽しみです。開幕までにジャンプの調子を上げて今季は再び代表になってくれることを願ってます。(><)
安藤美姫
今回とりわけ楽しみだった美姫ちゃんがようやく登場。曲はモーツァルトのレクイエム。暗めの薄布をまとったかのような衣装も曲に合っていて、登場した瞬間からオーラ出まくりでした。ジャンプも綺麗ですが、ひとつひとつの動きにキレがあり惹き込まれます。I字スピンやスパイラルは生で見るとやっぱり凄い迫力でした。中盤のストレートラインステップが曲と同化していて見事でした。迫力あるステップに思わず場内からちらほら手拍子が起こってましたが、モツレクで手拍子はないだろうーと思い自重しました。
3年ぶりの生美姫ちゃんの演技、期待以上に素晴らしかったです。今季のプログラムがとても楽しみです。終わった後の場内の歓声、特に男性からの声援が物凄かった。
ステファン・ランビエール
タンゴとアナウンスされ、期待しまくりでしたが。ほんっとに素晴らしかったです。黒地にオレンジの紅葉をイメージした衣装とオレンジ、赤とこちらも紅葉色のライト、照明によりリンク一面に描かれた紅葉の影絵、すべてが一体化した見事なステファンワールドでした。
次々とジャンプを跳んで行く様に、嬉しいけど嬉しいけどあんまり無理しないでーと余計な心配をしてしまうくらい跳びまくってました。
ピアソラのタンゴに乗って氷上を舞う姿はファンでなくとも魂を揺さぶられっぱなしでした。最後はバリエーション豊かなスピンをこれでもか、と披露。終わった瞬間思わず「ブラボー」と叫んでスタオベしてしまいました(^^ゞ同じく立ち上がってしまったお隣のお姉さんと「やっぱりタンゴ似合いますよねぇ」「素敵でしたねー」としみじみ。これぞランビエールという演技が地元で見られるなんてホント夢のようなひとときでした。
荒川静香
「夕顔」。ステファンの衝撃・感動が残る会場を登場した瞬間に静香色に塗り替えてしまいました。
PIWの時も素晴らしすぎて感激しまくりでしたが、更に磨きがかかってました。
ホントにこのプログラム大好きです。衣装といい全体の雰囲気・構成といいひたすらため息しか出ないくらい素敵で。金メダルを取ったトゥーランより好きかも。優雅な動きとダイナミックなジャンプ、迫力満点のスパイラル。そしてラストにこれでもか、と披露してくれたイナバウアー。どれも見ごたえありまくりで物凄い貫録でした。扇子さばきというか、扇子を持つ仕草がホントに優雅で時にはピシッと決めて。ホントこの人は一体どこまで凄くなるんだろう、と思ってしまいました。
こちらも終わった瞬間、スタオベ。最後にこれが見られて本当に大満足です。去年に引き続き2年も金沢に来て素晴らしいモノを見せてくれて、本当にありがとう!
フィナーレ
オープニングに登場した8人による群舞に続き、ジュニア勢から順番に登場。羽生君、ジャンプ華麗に決めてました。
織田君、本田君による同時3回転は織田君はまたしても転倒でしたが、本田君バッチリ決めてくれて嬉しかった!
リード組&怜奈ちゃん組、アクロバット勢らに続いてペト様&ジョニー君登場。それぞれ技を披露してうわっ今度は目の前に来た〜と喜んでいたら、次に登場した安藤さんもこちら側に。美姫ちゃん白い衣装がとても素敵でした。バナー持ち協力しながらも、美姫ちゃんを見られるのは次もういつになるかわからないので視線はひたすら安藤さん&ペト様に集中してました(苦笑)。
ステファン、そして最後はこの人荒川さんと登場し、全員で場内一周。
本田君と佳菜子ちゃんが最後尾で談笑していて微笑ましかったです。ジョニー君バナーを振りながら、こんなチャンスはもう二度とないかも、と本田君や美姫ちゃんに声援を送ってしまいました(^^ゞだって、わざわざ金沢くんだりまで来てくれたのが本当に嬉しかったんだもん。
ペト様だーステファンだーと喜びまくっていたので、主役の静香様がどこでどうされていたのか全然記憶にありません(苦笑)。この頃には客席も殆ど総立ち状態。2周して黒幕の奥に引っ込んだ後も拍手は鳴りやまず。
しばらくして再び全員で戻ってきてもう1周し、最後は1列になってお辞儀。笑顔で手を振りながら消えて行きました。
行く前は、せっかく来てくれたのにもしかして盛り上がらなかったらどうしよう、と思ったりもしましたが終始手拍子いっぱい、とても暖かい雰囲気で。スケーターの皆さんも素晴らしい演技をこれでもか、と見せてくれました。そんなに回数行ってないですが、今まで見たアイスショーの中で一番楽しかったです。素敵過ぎるひとときをありがとう!!
長々と書きましたが、ここまで読んでくださった方ありがとうございます&長すぎてごめんなさい〜。
尚、今日の公演の模様は7月26日午後1時〜MROテレビで1時間30分にわたり放送されます。こちらも楽しみですー。
暑い日に食べるチョコレートケーキ
2009.06.26 Friday
梅雨入りと同時になぜか晴天が続き、おまけにここ数日は連日30℃超えの猛暑と連日の肉体労働ですっかりへたってしまったので、ここは甘いものを補給しようということで。久しぶりに野々市にあるエクラタンのケーキを買って来ました。
普段はフルーツ系のあっさりしたものを迷わず選ぶのですが、紺かいばかりは珍しく甘〜いチョコケーキが食べたい!というわけで。その名もオペラ。
お店のHPによると、アーモンドたっぷりのジョコンドと小麦粉を使わないで焼き上げたビスキュイショコラにコーヒークリームをサンドし、リッチに仕上げた逸品。
とあります。
ジョコンドって何?というのが正直な感想ですが、ダークチョコとコーヒークリームのサンドがとてもコクがあり。上にコロンと飾られたチョコだけがミルク味であとはダークチョコ、というのが大人のチョコケーキな感じです。意外としっかりしたボリュームでとても美味しい満足感の高いケーキでした。
実は、アステカという新商品のチョコケーキもあったのですが、これはかなり濃厚というのであっさり断念(苦笑)。でも、オペラがとても美味しかったので、これもきっととても美味しいはず。濃厚なチョコケーキ好きな方はぜひお試しあれ。
職場からも家からも少し遠いので、なかなか行けないですがエクラタンますます進化している印象。お気に入りのケーキ屋さんベスト3入りする日も近いかも。
ところで、オペラつながりで(かなり強引^^ゞ)昨夜はBSで「オペラ座の怪人」の映画をやっていたので見ました。
オペラ座の怪人といえば、鹿賀丈史か市村正親かという印象ですが。音楽だって有名だけど(高橋大輔君の当たりプロとしてもお馴染み)、どんなストーリーかは全く知らず。この機会に見てみよう、と思い見たのですが……。
元々オペラもミュージカルも苦手だということをすっかり忘れてました。劇団四季の方はミュージカルだと理解してましたが、映画もなんですね(大汗)。20分を過ぎた頃には、早くもかなり辛くなってきてしまい「なんで台詞も歌なのよー。普通にしゃべってよ」とあるまじきことを思いながら、それでも途中で逃げ出すのもしゃくなので、頑張って最後まで見ました。
ヒロイン役の方の歌声はとっても綺麗でした。でも、肝心の主役のオペラ座の怪人の歌声はあんまり好みじゃなく。あれで音楽の天使と言われても、少々説得力に欠ける気が。
オペラ座の怪人の正体は、そういうことだったのかと納得。
でも、これミュージカルで見る分にはいいけれど、1本の映画として見るにはいまいち説得力に欠けるストーリ展開な気がしました。
ミュージカルと映画はやっぱり別モノ、ということなのかな。でも「サウンドオブミュージック」は昔、映画で見てものすごーく感動したので、作品が良ければジャンルは関係ないかな。
華麗なオペラ座の内装は目の保養になりました。
予告編で見ていた豪華絢爛なシャンデリアが落下するシーンは、それなりにワクワクしましたが。ヒロインの女性が満員の観客の前で彼の仮面を剥ぎ取ったのは、たとえそれが正しいことだとしても、やっぱり残酷な仕打ちな気がします。だって、あれって完全なるだまし討ちですよ?墓地ではあんな風に歌ったのに。
あと、オペラ座の怪人をオペラ座に連れてきてしまった女性(当時は子供)もちょっとずるいんじゃないかなぁ。とどこまでも身も蓋もない感想ばかりですが。
あの有名なテーマはおぉーという気分で嬉しかったです。へーこんな内容の歌なんだというものわかったし。これ、出来るなら数年前に知っておけば、高橋君のプログラムを見る時にもっと楽しめたかも、と思いました。
ラストの薔薇の花に指輪が光っているシーンは、ほんのりじんわりきてよかったです。
さて、今夜はいよいよ最終回。見逃さないようこれからテレビの前に座ります〜。
かなざわ史跡コンサート2009
2009.06.21 Sunday
昨日から梅雨明けした?というような暑い日差しが一気に降り注ぎ、今日も何もしなくても勝手に汗が流れてくる、そんな暑い中、市民芸術村で行われたかなざわ史跡コンサート2009〜歴史と未来のハーモニー〜に行ってきました。
友人が出演するので来てねーということで行って来たのですが、ゴスペルを生で聴くのは初めて。以前、教育テレビでやっていた「ゴスペルを歌おう」という番組は何度か見て楽しそうだな、と思いつつもなかなか機会がなく。
どんなのかなーと楽しみでした。
今回はK−WISHという地元のゴスペルクワイヤグループと、COCORO*COさんの2組。
K−WISHの方は皆さんとっても楽しそうで。最初は、あまりのハイ・テンションに「うわっテンション高〜」とびっくりしましたが(^^ゞそれもすぐに慣れ。大人数でのコーラスの迫力が凄かったです。2曲目の「LEAN ON ME」という静かな曲でリードヴォーカルを取った4人の方のうち、最後の最後にソロで歌われた方の声がとっても素敵でした。
メインのCOCORO*CO さんは、グループの名前自体、友人からもらったチラシで知ったような有様でしたが素晴らしかったです。
出てきて最初の一声を発した瞬間、もう全然違いました。特に低音の響きが凄くて4人のうちどの人がどのパートを歌ってるんだろう?と耳をダンボにしてしまいました。
すぐにオレンジの衣装のこの大きな人に違いない、と当たりをつけた通り低音担当のHALさんの素晴らしすぎる歌声に終始釘づけでした。
今日は張り切っていちばんいい姫まつげを装着したという(笑)MOGさんのパンチの効いた張りのある歌声も凄かった!
ゴスペスソングに混じって聴かせてくれた「ふるさと」では、最初はMOGさんのソロで始まり、多分ここからコーラスになるんだろうな、と思ったとおりだったにも関わらず、想像を超えるハーモニーの厚みに圧倒されてしまいました。思わず女性版ダークダックス(ってダークダックスが何人か忘れちゃったけど)と思ってしまいました。
会場の皆で指導の下、掛け合いで歌ったり、一緒になって手拍子したり。とっても楽しすぎるひとときでした。
なんだかだんだん身体の中からこみあげるものが出てきてしまい、「願い」という曲では、一番高音担当のMIKIさんの綺麗な歌声を聴きながら、いつのまにか頬を滴が伝ってました。
アンコールで歌ってくれた「笑う門には福来たる」も楽しかった〜。思わず「ちりとてちん」を思い出したり(^^ゞ
最後はK−WISHとのジョイント。迫力あるコーラスをバックにこれまたCOCORO*COの豪華な歌声がとっても気持ちよく。ずっと盛り上げ役に徹していた感のあったパンダさんが見事な歌声をしっとり聴かせてくれて素敵でした。空に星が瞬いているかのような照明が綺麗で、とってもすがすがしい気持ちになりました。
あ、そうだ。書き忘れてたけど、COCORO*COのバックについてきたピアノの方の演奏がまたとてもよくて。メンバー紹介で彼が手を挙げるたび、ひときわ熱心に拍手してしまいました(笑)。
歌もそうだけど、ピアノもやっぱりプロは違うな〜と。音の大きさはもちろん、ちょっとしたところでもフレーズの中での音の聴かせ方が気持ちいいくらい、曲にぴったり合っていて、すぐ近くな分思う存分堪能できました(^-^)。
終演後はCOCORO*COのサイン会付きCD即売会が催されていて、あんまり感激したので買って帰ろうかなと思ったのですが。あいにく持ち合わせが少なく(大汗)。お客さんにサインをするメンバーの方を眺めてました。
明日からまた一週間仕事だ〜(ーー;と思う日曜の終りにとても素敵なひとときを過ごすことが出来たおかげで一週間なんとか乗り切れそうです。
一週間頑張れば、週末はいよいよICE JEWERYめちゃくちゃ楽しみです〜☆
シャンパンとカシスのパルフェ
2009.06.20 Saturday
今日は食べ物の記事ばかりですが
前から気になっていたカカオテのイートインコーナー限定のスイーツ。
これが新しくなったという情報をHPで見て以来、気になっていたので行ってきました。
見た目も鮮やかなシャンパンとカシスのパルフェです。
シャンパンとカシスの2層のパルフェ。
グリュエドカカオのヌガチーヌとカシスソース、クッキー、ブルーベリー、
生クリームをそえて。
との紹介文どおり、豪華にあれこれ散りばめられた中に聳え立つのはカシスのパルフェ(アイス)。中にシャンパンのアイスが隠れてます。カシスが甘酸っぱくて美味しい♪シャンパンの方はあんまりシャンパンて感じがしなかったです。
上に突き刺さっているヌガチーヌと周りに散りばめられているクッキーがけっこう甘く。アイスが甘酸っぱいので丁度いいバランスでした。
これで600円はかなりお得な感じ。
こちらはお連れの方が食べたヌガーグラッセ。
ナッツとドライフルーツの入った蜂蜜パルフェ(ムースアイス)。
ベリーソース、生クリーム、飴をそえて。
だそうで。蜂蜜のアイスにヌガーや飴が添えてあり、かなり甘そう〜と思って(苦笑)上のカシスとシャンパンにしたのですが、意外とそんなに甘くないそうで。パルフェはナッツが沢山入っているのでナッツの味が強く、周りに散りばめられているラズベリーの酸味もあって甘さは想像したほどあまり感じなかったとのこと。
でも、まぁ甘党な方の感想なので私が食べたら甘〜い(><)となるのかもしれませんが(笑)。飴やヌガー好きの方にはとってもお薦めです(^-^)。
のざきの焼魚のうな重
2009.06.20 Saturday
明日は父の日。
1日早いですが、今日は姉と二人で父に好物の鰻を食べてもらおう、というわけで近江町市場の鰻屋さんにお昼ごはんを食べに行ってきました。
下調べをした姉の情報では”ひつまぶし”とのことだったのですが、行ってみたらなんてことはない、普通のうな重でした(^^ゞ。
なんでもリニューアルオープンした当初はひつまぶしの看板が出ていたのですが、お客さんに指摘されたのか今は普通にうな重になってました。
メニューは並とご飯が1.5倍の大盛り、ご飯は並と同じで鰻が2倍の特盛りの3種類。そのどれにもお吸い物と小鉢がつきます。
私と姉は並、父は特盛りをオーダー。
注文を受けてから鰻を焼くので少しだけ時間がかかります。
セルフサービスのお茶(ほうじ茶とせん茶がそれぞれ温・冷選べます)を飲みながら待つことしばし。いい匂いがしてきたなーと思ったらようやく出来上がりです。
じゃーん、出来たてのうな重です。お好みで山椒をつけてもOKです。
こちらはお吸い物。小鉢はたけのこのごま油炒めでした。うぇーたけのこと思ったのですが、これがごま味がよく効いていて、とっても香ばしく。たけのこを食べている感じが全然せずとても美味でした。
肝心のうな重は、秘伝のタレがほんのり甘くて鰻が食べやすい一口サイズに切ってあるのでとても食べやすく。食べられるかな?と心配だった量も女性が丁度いいくらいの量でとても美味しかったです。
うな重自体食べたのって子供の頃以来でしたが、最後の一粒まで美味しい〜と言いながらいただきました。
ちなみに特盛りはうなぎがご飯の上に2列に並べてありました。
2人がかりでうな重の特盛りっていささかチープすぎる父の日のプレゼントですが、本人はことのほか大喜びだったので大成功。
ご飯の後は、3人で近江町市場の中を見て回り、むすっとしていることの方が多い普段からはありえない父の嬉しそうな顔に、いつもなら「そんなに買ってどうするの。食べすぎ」というお小言を今日ばかりは封印。
珍しいor美味しそうな食べ物を見つけてはあーだこーだ言いながら見て回り。すっかり果物屋さんのいいカモにされてしまいましたが(^^ゞ、楽しいひとときでした。
見られない?
2009.06.17 Wednesday
7月22日に見られるという、46年ぶりの本格的な皆既日食。
南西諸島や小笠原諸島など一部地域のみでしか見られないと思っていたら、日本各地でかなり全貌に近い部分日食が見られるというので、いそいそと各地は何時ごろが見ごろという地図を見てみたら………。見事に太平洋側の都市しか記入がありません(泣)。ねーこれってウチらのところは見られないっていう意味?と家族に問いかけるとあっさり「そうやろ」の返事。
元々見られると思ってなかったので、いいといえばいいんだけど。あっち側は見られるのに〜〜と思うと羨ましい&残念に思うのが人の気持ちというもの。当初の予定どおり、当日のニュースなどでプロが本格的な機材で撮った映像で満足することにします。
ちなみに国立天文台では、日食を見るにあたっての注意などを細かく記しているので興味がある方は注意書きを参考に楽しんでくださいね。
次に日本で日食が見られるのは2035年9月だそうで。このときは北陸・北関東中心なので、そのころまでもしまだ生きていたら、じっくり楽しむことにします。
青豆
2009.06.14 Sunday
先日の発売以来、何だかものすごい勢いで売れ続けている「1Q84」。
近所の書店や市内の中心部にある書店はもちろん、昨日行った大型書店でもベストランキングの1位で。しかも肝心の現物は置いていないという有様でした。
我が家ではとっくに読み終わり、今は母が読んでいる最中ですが、先週くらいからちらほらと新聞にも書評が載るようになり。先週は中央紙、今週は出先で見た地元紙に出ていました。
それぞれ見た感想は、なんかどれも難しくて(苦笑)。
もともと村上春樹の作品て書評を書きにくいと思うのですが、今回はあまりに話題作になってしまった&先のエルサレムでの授賞式の壁と卵のスピーチの影響もあるのか、ことさら小難しい解釈になっている印象を受けました。
個人的には、ものすごく面白いと思ったし、お気に入りの「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」に近い作風が何だか懐かしくも感じたのですが、えーみんなそんな難しいこと考えながら読んだの?というのが率直な感想です。
まぁ、書評なんてどれもことさら難しく書いてあることの方が多いので、読み手がそれぞれ楽しめばいいんだけどね。
そういえば、村上春樹の小説は殆どが何かが解決したり、めでたしめでたしになることは皆無ですが。この作品と「世界の終わり〜」だけはラストがほのかに希望が感じられる未来を予感させるものになっていて、そういう点でも世界観が共通しているのかも。
それはさておき。昨日友人からこの本の話題が朝の情報番組でも取り上げられていて、その中でストーリーのさわりが紹介されていたということを聞き、ホントに大ブームなんだなぁとしみじみ実感しました。その中で主人公の1人、テロリストの青豆が…と言われ、青豆はわかるけど青豆ってテロリストなの?と驚いてしまいました。
テロリストの定義が何か、と言われると困るけど。テロリストというのは現体制や自分たちが現在置かれている状況に何らかの不満があり、それを倒すことを目的としている人たちだと思うのです。とすると、青豆は殺人者ではあっても特に現状に大きな不満を抱いているわけでないので当てはまりません。どちらかというと、銃を持たないスイーパーもしくはアサシン(暗殺者)に近いんじゃないかなぁ……と考えて、ハタと思い当たりました。
青豆って仕事人だよ、と(笑)。普段はスポーツジムの評判の良いインストラクターとして生計を立て、とある人物から依頼があった時のみ、仕事(殺人)を行う。彼女自身はそれに関しては興味がまったくないにせよ、もちろんその報酬はしっかりと支払われる。
そして彼女は生まれ育った環境がそうさせてしまったのだけれども、人との深い関わりを極力避けているという点に置いてもバッチリ当てはまります。
更に、殺られる相手は死んで当然の男達ばかりだとしても、青豆本人はちゃんとこれは許されざることなのだ、ということをきちんと自覚している。
とここまで来たら、完璧に仕事人ですよ。
だから何?と言われること必至ですが。今日の午後、庭の草むしりをしながら青豆って何だろう?とつらつらと考えていて、仕事人だ!と思い当たり、ものすごくすっきりしました(苦笑)。
でも、その直後に雨が降ってきて作業はあえなく中断になってしまったんだけどね。やれやれ。
ル・マルカッサン
2009.06.14 Sunday
土曜日は友人と鞍月にあるフランス・ベルギー料理のお店「ル・マルカッサン」でランチを頂いてきました。
この辺はあまり来ることがない地域なので、ここにこんなお店があったことも知らず。すぐ近くにも、ココにこんなお店があるんだーという料理店がちょこちょこありました。入ってみたいけれど、どこも車でないと来れないのが難点かも。
お店のすぐ近くにある大型書店・ビーンズで待ち合わせをしたのですが、数日前にたまたま同僚からこの書店のトイレが赤い、という話を聞いたのでせっかくなので行ってみました(笑)。
ドアを開けてびっくり、壁も洗面台も何もかもホントに赤一色。
誰もいないのをいいことに証拠として(?)1枚撮ってきました。
そんな便器の写真なんかいらん!と言われそうですが、ホントに真っ赤です。どうせなら便器も赤にすればよかったのにと思ってしまいました(^^ゞちなみに市内の観光地のどこだったか忘れましたが、赤い便器のトイレがあります。
さて、肝心のお店ですが。こじんまりとした感じの中に漂う高級感。足を踏み入れた瞬間、いや〜失礼しましたとちょっぴり思いました(苦笑)。
ランチのコースは2,990円、3,580円、5,250円、7,350円の4種類。
前日の疲れ&お財布の中身と昼からそんなに沢山いらないわ、というわけで2990円のコースをオーダー。
まず最初に一口サイズのリエッタ?(名前忘れちゃった)。これ、お皿が1人ずつ色も柄も違うのです。私のは黄色の小花模様でしたが、あとの1人は赤の花柄、もう1人は緑の柄で、どれもとても綺麗でした。
肝心の料理の味は、一口食べるとチーズの濃厚な味が広がって美味しい♪
こちらは前菜のホタテ貝とトウモロコシのムース。見た目はまるでデザートのようですが、食べるとしっかりホタテとトウモロコシの味でした。
そら豆とエンドウ豆の冷スープ。これ、ものすごく豆の風味が効いていて美味しかったです。
パンも小ぶりだけどもっちりしていて美味しくて、全員もう1個いただきました。
メインの鴨のロースト。いんげんと北海道産のじゃがいも、ひょろっとしているのはフランスのアスパラガスだそうで。ジャガイモがほくほくしていてバターとじゃがいもの甘さがいい感じに溶け合っていて、美味しい〜。
最後はお待ちかねのデザート。クレームブリュレのチェリー添え。プリンもすごく美味でしたが、上に添えられたチェリーがとても甘酸っぱくて美味でした。
全体的にどれも丁寧に作られた、優しいお味で。美味しいと評判だから一度行ってみたかったという友人の言葉どおり、確かに美味しかったです。
一番のお気に入りは前菜のホタテとトウモロコシのムースかな。この食材を組み合わせてムースにしよう、という発想も凄いし、見た目も綺麗で味もさっぱりしていてわざわざ食べに来た甲斐がありました。
お店の雰囲気も静かで落ち着いていてよかったです。
しかし、3日前から要予約の7350円のランチコースっていったいどんな内容&どんな方が食するのかちょっぴり気になりました。
宝くじでも当たったら試して・・・・やっぱりみないなぁ。お昼にそれだけ使うよりハードカバーの読みたい本を大人買いする方がいいな
そうそう、私たちが食事している間も次から次へとお客さんがやってきていたので、こんなところにありながらかなりの人気店なんだなーとびっくりでした。
「ル・マルカッサン」
金沢市鞍月5-110
電話 076-238-0858
営/11:30〜14:00(L.O.)、18:00〜20:30(L.O.)
休/月曜(祝日の場合は翌日休)
井上揚水40th Special Thanks Tour in ウエルシティ金沢
2009.06.12 Friday
今夜は母を連れて井上陽水さんのライブに行ってきました。
ウェルシティ金沢=石川厚生年金会館、というわけで、毎週厚生年金に通ってます状態になってしまいました(^^ゞ
陽水さんのライブを見るのは6年ぶりくらい?前回もやはり母の付き添いでその時は観光会館の2Fでしたが、初めて聴く生歌の素晴らしさにただただ圧倒されました。
2年くらい前の全国ツアーの時は金沢はなく富山のみ。年寄りを連れて隣県まで夜のライブに行くのは無理というわけで断念。その分、今回のツアーを母はものすごく楽しみにしていた模様(当たり前か 笑)。
新聞に載ったツアー日程を目ざとく見つけ、それ以来指折り数えて待っておりました。今回は後方ど真ん中、前が丁度通路になっているのでとても楽ちん&見やすい場所でした。最近とみに目と耳が悪くなってきているので、出来れば前方の方がいいなと贅沢なことを思っていたのですが、何しろライブは大音響。慣れていない母の耳にはこれくらいで丁度よかったようで、時折持参したオペラグラスでステージを覗いて楽しんでました。
さて、ここから例によってネタバレです。金沢はけっこうツアー終盤のようですが、それでも内容を知りたくない、という方はご注意くださいね。
都バスで飛ばすぜぃ!
2009.06.10 Wednesday
先月のOAをうっかり見逃してしまった火曜サプライズの「京様・慎ちゃんの都バスで飛ばすぜぃ!」。昨夜の後半は見逃さないように留守録しておいたものを今日ようやく見ました。
どうでもいいですが、都バスなのに何をどう勘違いしたのか見るまで2人ではとバスに乗る企画だと思ってましたはとバスじゃなくて、いわゆる路線バスですね。東京の路線バス=都バス、数年前に味をしめて以来すっかりファンです。バスの移動はいいですよ!時間がないときは電車ですが、余裕があるときはバスに限ります。なんたって普通に街中を走ってくれるので(当たり前)、景色がとても興味深くどれだけ見ていても飽きません。
って都バスの魅力についてじゃなく。肝心の内容ですが。
後半でだんだん疲れてきたのか、少々2人のテンションが落ち気味だったのがすこし気になりました。まぁ、それでも普通の方から見ればとんでもないハイテンションだけど。あの2人が絡むとどうもウンナンの沖縄地獄旅レベルの見るのが嫌になるくらい(笑いすぎたり呆れたりで疲れるの意味です)のものを期待してしまうので、今回は割と大人し目でよほど疲れてるのか?と余計な心配をしてしまいました。
西郷さんの銅像を見る前は「写真撮ろう」とあんなにはしゃいでいた慎吾ちゃんだったのに、いざ目の前にしたら2人とも無言になってしまったのが何とも。確かにあの銅像を見てはしゃぐのは難しいかも(^^ゞ
そのおかげ(?)で慎吾ちゃんが気を使って殺陣を仕掛けてくれたのはラッキーでした。
このところすっかり色んなものを見逃していたり、こちらではOAがなかったりと現在の姿を見る機会がなかったので、あ、髪がすっかり黒くなってるーと新鮮でした。あと、棒差しパイナップルあっという間に(?)食べていたのが笑えました。やはりよほどお疲れだったのか?
しかし、たったビール2杯ですっかりいい気分になってしまう慎吾ちゃん楽しすぎます。まぁ番組としてのサービスも多分にあるだろうけど。
あの定番中の定番のパトカーギャグ、もっと見たいと思ってしまった自分の感覚にびっくりでした(苦笑)。
昔はあの異様なまでのサービス精神がうるさくて、疲れたときには見たくないという感じだったのが、今は逆に疲れたときこそ1時間でいいからあのものすごいハイテンションを目の当たりにして笑いたい、と思ってしまいます。いや、疲れていたら笑えないでしょ、と突っ込まれそうですが、あれだけ一生懸命やられたら、たとえ疲れていてもあのパワーに巻き込まれて、疲れていることを忘れさせてくれそうです。
しかし、誰かがそばにいると絶えず、盛り上げようとしてしまいそうなイメージが勝手にあるので、慎吾ちゃんの1日の消費カロリーってものすごそう。横綱コロッケで栄養補給たっぷりしてください、と思ってしまった本日のOAでした。
何だかんだと久々の悪魔コンビ、やっぱり笑わせていただきました。月イチは大変そうなので、季節ごとにルートを変えてまた2人で都バス巡りしてくれるといいなぁ。
CONFIDENCE in 石川厚生年金会館
2009.06.06 Saturday
昨日から金沢では”百万石まつり”という名の市祭。
でも、特に周囲では盛り上がっているわけでもなく(^^ゞ昨日、会社で他の町在住の方に「金沢の人って今日から祭りだけど、よっしゃー祭りだ〜って血が騒がないの?」と聞かれ、その場にいた市民全員「別に……」でした(苦笑)。だって、子供の頃ならいざ知らず。今更別になぁ。ご贔屓の俳優さんが利家役で来てくれれば、おぉぉぉ〜とものすごくテンションが上がるけれど、今年は永島敏行さんとお松の方が熊谷真実さん。申し訳ないけれど、微妙すぎて。
会社で若い子に「永島敏行って何出てたんすか?」と聞かれ、同年代の男性が「連合艦隊」と答えたもののもちろんそんなのわかるはずなく。永島さんいい役者さんだと思うけど、代表作は?と聞かれたら困ります。
と、それはともかく。今日はほぼ1年ぶりのTHE ALFEEの春ツアー 35TH ANNIVERSARY 2009 "CONFIDENCE"に参加しに石川厚生年金会館に行ってきました。
久しぶりの厚生年金。確かほくでんに譲渡され、ウェルネス金沢だったか石川が正しい名称のはずですが、チケットにもしっかり石川厚生年金会館と明記されてます。(ウェルネスなんちゃらて書かれてもわかんないもんね)
過去にも百万石祭りのパレードとライブが重なったことが何度かありますが。迂回していけば大丈夫と思い夕方少し早めに家を出て通行止めを迂回して小立野から石引に回り厚生年金の駐車場に行こうとしたところ、交差点を曲がる前から大渋滞。これでは入れるのはいつになるかわからないと諦め、一端家に戻り家族に頼み込んで桜橋まで送ってもらいました(感謝)。長年アルコンに通ってますが、こんなことは初めてです。家に戻る途中、石浦神社の交差点から広坂通りを見たら、気持悪くなるくらい人がいっぱいでびっくりしました。
そんなこんなで迎えた1年ぶりのアルコン。昨秋は新幹線が通る地域のみのツアーだったので不参加。もしかして、このままもう地元で見ることはなくなる=ライブに行くことがなくなるのか、と少々寂しい覚悟をしましたが、再び全国行脚に来てくれてありがとう!です。
今回は、ホントに事前の予備知識もまったくなく。どんな内容か見てのお楽しみ、ということで。
さて、ここからは例によって備忘録を兼ねたネタバレです。もうツアーも残りわずかなのであまり影響はないと思いますが。気にされる方はスルーしてやってくださいね。
天使と悪魔
2009.06.04 Thursday
今日は会社で四苦八苦しつつ(苦笑)、『天使と悪魔(イルミナティ)』を薦めてくれたドイツ人技師に、映画面白かったよ!ここがあぁであそこがあぁでという感想メールを仕事のやりとりのオマケとして(って断然そっちが主の内容だったけど)交わしてました。
当たり前だけど、あちらはキリスト教の国なので宗教観は日本人とはかなり異なると思うのですが、それでも作品の中で描かれているカトリック独特の儀式がとても興味深いと感じていたり、とその辺の感覚は同じなのか〜と映画の内容同様異国の方から見た感想が興味深かったです。
ってあ、そうかドイツは基本的にプロテスタント圏だからカトリックにあまり馴染みがないのかも。
しかし、仕事じゃなくこういう内容のやりとりを交わす時、猛烈にもっと英語が堪能だったら、、と切に思います。
さて、というわけで予告どおり昨夜見てきた『天使と悪魔』の感想です。
例によって思いっきりネタバレしていますので、困るという方はスルーしてください。
既に見た方もけっこうおられるかもしれませんが。一応簡単なあらすじを。
欧州原子核研究機構(セルン)で、初めてこれまで前例のない量の反物質の生成に成功したその日、その反物質が何者かに盗まれるという事件が発生。
同じ頃、ハーヴァード大学の宗教象徴学の権威であるロバート・ラングドン教授の元に1人の男が訪ねてくる。彼が示した1枚の紙片から、歴史上最も謎に包まれた秘密結社・イルミナティ復活の証拠を発見したラングドンに、男はカトリック教会=ヴァチカンが脅威にさらされていることを告げ、手を貸してくれるよう頼む。
ヴァチカンに飛んだラングドンは、セルンの天才科学者・ヴィットリアとともにイルミナティに囚われた4人の枢機卿とヴァチカンを救うため、ガリレオの暗号コードを手掛かりに事件の解明に奔走する。
今回も前作の『ダ・ヴィンチコード』同様原作を読まずに映画を見たのですが、それが逆によかったです。細かな部分があまり気にならず、純粋に謎解きとヴァチカン観光を大画面で楽しむことが出来ました。
コンクラーベやカメルレンゴ等、カトリック独特の役職や儀式の模様等、初めて見る光景にかなり興味をそそられっぱなしでした。
タイムリミットまで1日とあまりに短いため、全体的にものすごい勢いでストーリーが進んでいくのが勿体なく感じましたが、あれだけの分量を2時間強にまとめるには仕方がないかも。
昨夜も書きましたが、カメルレンゴがとてもいい雰囲気を醸し出していて、つい手を差し伸べたくなるというか、かなりギリギリまでコンクラーベを取り仕切っている老枢機卿が犯人だと疑ってしまいました(^^ゞ この役者さんが、慈愛に満ちた仕草をする一方で、何ともいえない常に腹に一物ありそうな表情を浮かべるのにすっかり騙されました。
前半はかなりグロテスクな場面も多く、次の場所に移動する度、また今度はどんな残虐なシーンが待ち受けているのかとハラハラ怖々でした(^^ゞ
CGを多用しているので全てが本物ではないと思いますが、それでも大画面に映し出されるサン・ピエトロ寺院やラ・ファエロ、ベルルスコーニの彫刻などの美しさ・迫力は圧巻。以前からイタリア、特にヴァチカンには行ってみたいと思っていますが、映画を見てますます現地に行ってみたいとの思いを強くしました。まぁ先立つものはもちろんそんな長期の休みなんて夢のまた夢ですが(苦笑)。
カメルレンゴ役のユアン・マクレガーやリヒター隊長、シュトラウス枢機卿役の方など脇役の面々がそれぞれものすごい存在感を放っていたのに対し、ラングドン役のトム・ハンクスはずっと出ずっぱりな割に印象が薄く。主役というよりは次から次へと歴史とイルミナティにまつわる謎をわかりやすく解説してくれる、ありがたい先生、という印象を受けました。
ですが、今思うとその方が観客がストーリーそのものに入り込みやすく、余計なことを考えずに次はどうなるのだろう?と集中できた気がします。
基本的に主役のあり方が『インディー・ジョーンズ』などのヒーローものと根本的に違いますもんね。そういう面でもトム・ハンクスやっぱり上手いなぁと感心でした。
カメルレンゴの描写については、時間の都合で足りない部分も感じられましたが、盲目的な信仰の怖さというものを改めて考えさせられました。
もし、ラングドンがあの鍵に気づかず真相は闇に葬られたまま、彼が新教皇になっていたら、、と思うと恐ろしいです。
彼については色々細かな設定があるそうなので、それは原作を読んで補完したいと思います。
科学と宗教、中世以降常に対立してきた両者ですが、ラストは対立から新しい時代への扉が開かれることを予感させる描写で、ほっとしたというか救われたような気持になりました。
この世に完璧な宗教などない。完全な人間がいないように。もちろん私も完全な人間ではない。という意味のラスト近くのシュトラウス枢機卿の台詞がとても印象的でした。
単純ですが、こういう思想を持った人間が80億人といわれるカトリック教徒の頂点に立つのであれば、世界は変わるのでは?と思います。
最近の大作映画はけっこうがっかりさせられることが多いけれど、これは期待していなかった分純粋に楽しめました。
まぁいわゆるトンデモ映画に入る部類だとは思いますが、もともと秘密結社や中世ヨーロッパのトンデモ雑学みたいなものが大好きな人間にとっては、イルミナティに関する着眼点や、一般には目に触れることのないカトリック教会内部のあれこれなど、かなり興味深い内容てんこもりで、なるほど〜こういう視点で見ると歴史もこうなるのか、と。
原作より、久しぶりにウンベルト・エーコーの作品を読み返したくなりました(^^ゞ。
あ、そうそう前作同様あのカルミナ・ブラーナを彷彿させる、テーマ音楽が再び大音響で聴くことが出来たのも見終わった後の高揚感をそそられました。あぁいうこれぞ映画音楽、みたいなの大好きです。こういう娯楽大作って音楽も間違いなく料金の一部だと思うので、そういう面でも元はしっかり取れました。
覚えられない顔
2009.06.03 Wednesday
今夜は会社帰りに『天使と悪魔』を見てきました。
前作の『ダ・ヴィンチコード』は映画も原作も制覇しましたが、今回は公開前は別にいいや〜と思っていました。が、ドイツの取引先の方から「イルミナティ見た?原作読んだんだけどすっごい面白かったよ!」というメールが来たので、そんなにいいのなら見に行こうとなりました(単純)。
でも、イルミナチ(つづりだけだと勝手にドイツ語読みでそう読んでしまったのよ 笑)という単語を知らなかったため、最初はナチスに関連したドイツ映画なのかな?と思い、ネットであれこれ検索するうち、もしかして天使と悪魔のことか?、とようやく思い至りました(^^ゞ
肝心の映画は、少々突っ込みどころはあれど面白かったです。本屋の店先にやたらベタベタと貼られている「ダヴィンチコードも読んだ読者全員が天使と悪魔の方が面白いと言っています」という宣伝文句、どうせただの煽りだろう、と醒めた目で見ていたのですが、映画も個人的にはこちらの方が単純に楽しめました。
詳しい感想は明日改めて書くとして。ひとつだけ。
カメルレンゴ=教皇の侍従がカッコよくて、途中からトム・ハンクスそっちのけで彼に注目していたのですが、最後のエンドロールを見るまでユアン・マクレガーだと全く気づきませんでした
『トレイン・スポッティング』から彼の出演作は何本も見ているのに、トレイン〜以外いつも最後のエンドロールを見るまで彼だと気づかず、いい加減に顔覚えようよと自分で自分に突っ込みを大きく入れてしまいました。
とても特徴のある俳優さんだとすぐ覚えられるけど、基本的に外人さんて殆ど同じ顔に見えてしまって……。コロンボ見てる時も「ねー今の人ってさっきXXしていた人?」と毎回のように確認してしまうひどさ(苦笑)。
帰宅したところ、丁度最後球児がランナーをたっぷりためていてハラハラしましたが、なんとか勝ててよかった(ほっ)。
誘惑に負けた
2009.06.02 Tuesday
先日から何度か書いている「1Q84」。無事、手元に入手し、とりあえずおあずけ、、と思ったはずがやはり目の前にあるとどうしても読みたい誘惑には勝てず。朝、出かける前に1章だけ、夜寝る前に2章だけ、と少しずつ読んでます。
今のところ、初期作品を彷彿させるような感じが多々あり、とても面白いです。
ところで、この作品は「1Q84」というタイトルが示すように1984年に関連した物語なのです。読み始める前は、1984年ということは10代、20代前半の読者にとっては生まれる以前の想像するしかない時代のことになるんだなーと思っていたのですが。さて1984年てどんな年だったっけ?と考えても、サラエボ五輪とロス五輪があった年で、山下泰裕さんが感動的な勝利を収め、具志堅幸司さんが男子体操個人総合で見事な演技で優勝した、ことくらいしか思い出せず
あ、数年前に亡くなられた石田投手を擁した取手二高がKKコンビのPL学園を破って夏の甲子園優勝したのも1984年のはず。これはすごく自信があります。ってオリンピック以上に更にどうでもいい記憶かも。
しかし、他に大きな事件などは?といっても御巣鷹山の日航機墜落事故は翌年の1985年夏だし、ホテルニュージャパンの火災と日航機の羽田沖墜落のいわゆる逆噴射事件が立て続けて起こったのは1982年。うーん何があった年なんだろう??
さすがに流行歌はよく覚えてるけれど、意外とその時代に青春真っ盛り(笑)だった割に世の中がどうなっていたのかなんてちっとも覚えてないんだなーと。まぁ、毎日学校へ行き、部活に明け暮れていたせいもあるのかもしれませんが。翌年の1985年がやたら派手というか記憶が鮮明すぎるおかげで飛んでしまったのかも。
6月最初のスイーツだより。
キャラバン・サライの初夏の新作。”ライチ風味の杏仁”です。
写真がしょぼいですが、ライチ風味の杏仁の上に苺ソースがかかった白玉と苺、パイナップル、グレープフルーツといった季節のくだものがあしらわれています。全体的にものすごーくあっさりした爽やかなデザートです。
とっても暑い日に食べるといい感じです。欲を言えば、あっさりしすぎていて、もう少し甘味があってもいいかな。
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