ミュシャ展と美味しい洋食
2017.05.04 Thursday
5連休初日の昨日は、それまでの疲れもあって家でのんびりまったり。
ご飯を作るのとちょこっと掃除以外は本当にのんびり過ごし、前日が職場の飲み会だったのもあり、夜は9時前に寝てしまいました。
飲み会と言ってもカルピスソーダだったから、アルコールはゼロなんだけどね。ここ1年くらいは職場の飲み会はずっとソフトドリンクで過ごしてます。少しくらいは飲めるけれど、そもそも職場の飲み会は業務が終ってからなので、その時点でくたびれ果てていて、くたびれた状態でアルコールを飲んで帰ると思うと面倒で(^^ゞ
普通のお店だとビールコップ1杯とかできるけれど、飲み放題だとジョッキでどーんと来てしまって飲みきれないし。ソフトドリンクだと注がれない、という利点も発見して(何をいまさら 笑)すっかりクセになりました。
そんなわけで、昨日書くつもりだった先日の旅行記の2日目。
ワンマンショーで至福の時を過ごした翌日は、国立新美術館で開催中のミュシャ展を見てきました。
連休中だし混みそうだよね、ということで開館前に集合して行ったのですがこれが大正解。ほぼ並ばずにスムーズに見ることが出来ました。
前夜の打ち上げと興奮で寝不足だったので半端じゃなく眠かったけれど、頑張って早起きした甲斐がありました。
今回のミュシャ展の目玉は何といってもスラブ抒情詩全編が一気に見られる、というもの。もちろん生で見るのは初めて、というよりミュシャの絵画自体初めて生で見ましたが、繊細で奥行きのある大胆な描写が素晴らしく、とても好きな作風でした。
今回、作品が大きいのと人が多くて解説文を読みづらいかも、と初めて音声ガイドを借りてみたのですが、これがもうとにかく有り難かったです。
何しろ絵が大きいのでちゃんと見ているつもりでも、解説で右上にある○○と言ってそちらを見ると、こんなところにと見落としているポイントがいっぱいで。そして、個人的にとっても嬉しかったのが音声ガイドを務めていたのが檀れいさんだったこと。ミッチーを堪能した翌日は檀ちゃんのガイドで絵画鑑賞♪、と1人ほくそえんでしまいました。
真面目な話、檀さんのガイドとても聞きやすくてよかったです。
スラブ抒情詩はスラブ民族の歴史でもあるので、1枚ずつずっと見て行き最後の絵になった時はこれまでの苦難の歴史にこみあげるものがありました。
1枚の絵が本当に大きいため、遠くから全景を眺めて近寄って細かい部分を見る、と1粒で2度美味しいグリコみたいな楽しみ方が出来ます。
全景も真ん中で見るのと右より左寄りに立って見るのとでは、少し印象が違ってみえたり。1枚ずつにけっこう時間がかかるため、それなりに疲れるのだけが難点(^^ゞ でも、真ん中にちゃんと大きな椅子が容易してあるので、休憩しつつ見ることもできます。
全体的には柔らかいタッチなんだけれど、絵によって幻想的だったり、とても素朴な感じだったり、悲しみが溢れていたりと色んな表情になるのが当たり前だけど上手いなあ、凄いなぁと感心しきりでした。
これを見ていると、猛烈にもう1回チェコに行きたくなりました。
最初の方に展示されていた絵でとても好きなものが何枚かあったので、途中戻ってもう1回見たかったのですが、人が多いので諦めましたが、近くであればもう1回見に行きたいと思った展覧会でした。
お土産コーナーで大きな図鑑があり、ちょっと欲しいなぁと思ったのですが、そんな重いものを持って歩く体力もないため、いつもどおり気に入った絵のポストカードを数枚購入しましたが、それくらい好きな絵でした。
ちなみに、同じ会場で草間弥生展も開催されていて、ちらっと見えた作品は当たり前ですが、あの強烈にカラフルな世界で。カラフルな色は好きですが、あれをこれでもか、と見続ける自信は体力気力ともにちょっとないです(^^ゞ
国立新美術館は初めてでしたが、会場の広さが丁度いい感じでとても見やすかったです。千代田線なのがちょっと面倒くさいけれど(←単に自分が乗り慣れてないだけ 笑)、駅に直結で便利だし。
休憩スペースもお手頃価格で安心で、また機会があれば何か見に行きたいです。
さて、展覧会を堪能したあとはお腹がとっても空いたのでお昼ごはん、というわけで入谷へ移動して美味しい洋食を食べてきました。
入谷に昔からある洋食屋さん、香味屋(かみや)。
いつもこのメンバーでご飯を食べる時は、私は旅行者ということもあり、連れて行ってもらうのに慣れてしまい、普段だときちんと道順を調べていくのが今回ものんびり構えていたら……。全員入谷駅から少し歩いたところ、としか知らず(笑)移動の電車の中で慌てて確認し、無事にたどり着くことが出来ました。
駅からほぼ道なりに左折するのみの1本道なのでわかりやすいです。
入谷に行ったのは初めてでしたが、生まれる前の昭和の風景がそこかしこに残っていてへぇぇぇでした。
お店はこじんまりとした一軒家。ドアを開けると白いテーブルクロスが敷かれたテーブルがいくつも並んでいて、むかーし、子供の頃に連れて行ってもらったレストランてこんな感じだった、と何だかそれだけで懐かしく嬉しくなってしまいます。
洋食屋さんなのでメニューには美味しそうなものがいっぱい並んでいて迷いましたが、下調べをした時から気になっていた1品にやっぱり落ち着きました。
タンシチューのハーフサイズ。
このお店はデミグラスソースがとても美味しい、とあったので楽しみにしていたのですが本当に美味しかったです。
お肉はトロトロに柔らかくてクセがなく。付け合わせの人参のグラッセが甘すぎずとても美味しい。
ジャガイモだーと喜んだら、なんと上にチーズがかかっていてそれがカリカリで香ばしくてとにかく美味しかったです。
量もハーフサイズで充分。ごはんもしっかり完食。美味しかった〜。
お友達は3段重ねの重箱に入ったお弁当を食べていて、それもとても綺麗で美味しそうでした。1品1品とても丁寧に作ってある、と感心していましたが、自分が食べた料理を鑑みても頷けます。
エネオスのCMに出て来る、怖そうなお姉さんもこれならきっと「丁寧な仕事ぶりだったわ」とお墨付きをくれること間違いなしです。
食後に珈琲を頂きましたが、予想通り淹れたての美味しい珈琲でした(^-^)。
入谷って普段の行動範囲から離れているので、なかなか行く機会はなさそうだけれどもう1回別のメニューを食べに行きたい、と思ったくらい大満足なお店でした。ごちそうさま〜。
本当に最初から最後までひたすら楽しかった旅行でした。
お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。
今回の旅行ではつばちゃんに全く会えなかったのだけが唯一心残りです。最近は観戦でなくても、時間を作ってせっせと神宮近辺もしくはブラジリアに必ず寄っていたので(笑)。つばちゃんには秋にはまた会える予定だから、めんごー。
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