たかはたワイナリーと浜田広介記念館
2007.05.04 Friday
明けて2日目。
朝ごはん前に軽く宿の周りを散歩。
石段を百段ほど登った先にあったのは小さな神社でした。
酢川温泉神社の表示があります。古より温泉街の氏神として崇められてきた温泉神社。最上川の支流のひとつがこの酢川。火山性の硫黄を多く含むため酸っぱい川の意味でこの名がつきました。
散歩でお腹を空かせたところで朝から美味しいご飯を沢山頂きました。
おかずも美味しいけれどご飯そのものが美味しい〜。
ここで蔵王を後にし、同じ山形県の上山市へ。
蔵王ハイラインをどんどん車で登っていくと、周囲の景色がだんだん初春から冬へ逆戻り。中ほどから上は立山の「雪の大谷」も霞んでしまうくらい大きな雪の壁が両側にずっと続きます。
壁の外側はスノーモンスターとして知られる、アオモリトドマツの群生林がびっしり。殆ど雲のない青空との対比が綺麗〜。
宮城県との県境や苅田峠を過ぎ、ようやく山頂に到着です。先ほど通ってきた雪の壁が象徴するように外は寒いだろうな〜と思ったとおり、ここは真冬。風がぴゅーぴゅー吹いて寒い〜(>_<)。
しかし、寒さに負けていては本日の目的が果たせません。がっちり上着のボタンを留めて寒風吹きすさぶ中お釜へ向かって歩くこと数分。遂にお釜が見えました!
お釜は綺麗なエメラルドグリーンと聞いていたのですが。まだ寒いこの時期、なんとお釜は凍っていました。見るだけで寒い〜。
とにかく風が強く、写真を撮るのも一苦労。それでも何枚か写真を獲り終わる頃には耳がすっかり痛くなってました。
反対側にある小さなお堂を見て、逃げるようにもと来た道を引き返し暖かい室内に入りようやく人心地つきました。お釜は珍しかったけど、ここはもう少し暖かくなってからの方がいいかも(^^ゞ
さて、お釜(蔵王連峰)をくだりお次は高畠ワイナリーへ。
ワイナリーって一度行ってみたかったのです。目的はもちろん試飲(笑)。
連休中なのでさすがに混んでましたが、それでも身動きできないほどでもなく。
まずはマイグラス(おちょこ)を持ち、いちばん奥のさくらんぼのワインから試飲開始です。さくらんぼワイン、真っ赤な色が綺麗だけど甘い〜。甘すぎて何だかジュースみたい。
目の前に辛口ワインコーナーがあったので、お口直しに赤と白それぞれ頂きましたが、、美味しいけどこれ辛口かなーと首を傾げたくなるくらいこれも甘いです。
その次は最上の樹氷の名がついた甘口白ワインに、、と順番に飲み干します。いちばん美味しかったのは「まほろばの貴婦人」の名がついたこの春売り出しの新商品。キンキンに冷えていて、極甘の名のとおり甘かったけど飲みやすくて美味でした。
あんまり美味しかったので、全部試飲し終えた後にもう1回もらいに行ったくらい(笑)。全体的にどれも甘めだけど、上品な甘さで甘口ワインが好きな人にはお薦めです(^-^)。ほどよく混んでいたのでたっぷり(といっても一口大のおちょこだけどね)何杯もおかわり出来て満足まんぞく〜♪
他にもワインケーキや干しぶどうのヨーグルトチョコがけのおやつにジャム、ヨーグルトソースなど試食のオンパレード。旅の恥はかきすて、とばかりにしっかりほぼ全部頂きました。ごちそうさま〜。
奥にはワインの製造工程を説明したコーナーや、コルクの木についての説明コーナーもあり、真ん中の広場ではイベントも開かれていて賑わってました。
ワイナリーの後はお昼ご飯。最初米沢市内に行ったのですが、殆どのお店が休み&空いてるところはどこもいっぱいです。で、諦めて次の目的地・浜田広介記念館に向かったところ・・なんと、GW限定で浜田広介氏の生家を開放しそこで即席のお蕎麦やさんが開かれていました。ラッキー。
こんな風に真ん中に囲炉裏があって、柱には死ぬまで大事にしていたベルリン製の柱時計がかけられていたり。風情のある古〜い民家といった感じです。開け放たれたドアというか壁からはそよそよと風が吹いてきて気持ちがいい〜。風と一緒に虫がやってくるのもご愛嬌(^^ゞ
お蕎麦の前にまず、竹を使ったお皿(?)につけ合わせが出てきます。
山菜と薬味、オレンジ色の棒状のものは大根のお漬物。ほんのり甘くて食べ応えがありました。
お蕎麦も同じ入れ物に十割そば(蕎麦粉100%使用の蕎麦のこと)が盛られてきます。なかなかしっかりした歯ごたえでこちらも美味でした。
お腹が膨れた後は、お隣の記念館本体へ。
綺麗でのんびり落ち着いた雰囲気で、各展示物がゆっくりと見られるのが嬉しい。浜田広介さんて誰?という方でも「ないた赤おに」の話は知ってますよね。その作者がこの方なのです。他にも「むくどりの夢」や「龍の目のなみだ」など、動物を主役にほのぼのとしたしんみりと少し哀しい童話を沢山書かれた方です。
今まで知らなかった生い立ちなども詳しく書かれ、あのお話が出来た土壌はこんなところにあったんだなーと。
丁度、GW中は「童話まつり」なるものが開催中で、ちびっこ相手に世界の童話の読み聞かせも開かれていました。休憩がてら3本ほど見学。すっかり寛いでしまいました。
のーんびり和んだところで本日のお宿へ。
ところで、ここ山形県は丁度さくらんぼの花が満開。沿道にびっしりとさくらんぼの木が立ち並びそのどれもがぷりっぷりの白い花を枝もたわわに咲かせている様子は壮観です。
さくらんぼの花は初めて見ましたが。桜の花と見まごう感じですが、桜の花より全体的に少し大きく、1本の枝にとにかくたっぷり花がついてるのが特徴のようです。
これが次はさくらんぼの実になるとしたら、、一体どれだけのさくらんぼが獲れるのでしょう?綺麗で可愛い花を見ながら、つい食べ物のほうに関心がいってしまいました。
さくらんぼの木の周りには必ずと言っていいくらい菜の花も植わっていてこちらも満開。至る所で黄色と白の可愛い花々の共演が見られ、何となくウキウキとした気分になります。
この日のお宿は白布(しらぶ)温泉・中屋旅館不動閣。
古めかしい佇まいの景色が美しい山間の温泉宿です。
お風呂は、東京オリンピックを記念して作られたとーっても長いオリンピック風呂(実際、20Mはゆうにありました)とほおの木の大木が茂り、森林浴とお風呂の両方を楽しめる露天風呂の2つ。こちらもお湯はとっても熱く、でも蔵王温泉のように硫黄の匂いがきつくない、気持ちのいいお風呂でした。
この日の夕食も山菜づくし&米沢牛。
ぶっちゃけこちらの方が料理が美味しかったです。特に米沢牛は肉厚なのに柔らかくてご飯がすすむすすむ。連日食べきれないほどの量が申し訳なくなりつつ、この日もすっかり満腹となりました。
ところで、、GW突入と同時に連敗街道をひた走るタイガース。
この日も5−11の惨敗。ようやく今岡に今季初HRが出たのだけがほっとした材料でした。しかし6連敗が3年ぶりとは・・。何だかんだとこの数年強かったのね。。
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