ミッション:インポッシブル/フォールアウト
2018.08.15 Wednesday
昨日、今日と連日35℃越えの猛暑で外を少しでも歩くと気持ち悪くなるくらいの暑さです。
昨日は避暑を兼ねて、先日公開になった『ミッション:インポッシブル・フォールアウト』を見てきました。
毎回のことですが、前々からわーい楽しみだっと事前に情報収集してわくわく待つではなく(^^ゞ
たまたま何かを見に行って予告編に遭遇とか、CMやニュース等で新作が公開になるのか、じゃぁ行こうというまったり感なので今回も予備知識は一切なし。
今作の舞台がどこなのかすら知らず、トム・クルーズが撮影中に怪我したこともそんなこと言ってたかなぁ?? 程度ののほほんさでしたが、多分今回も楽しいはずという何の根拠もない思い込みで行ってきました。
例によってネタバレ満載なので折りたたんでおきます。
大抵このシリーズを見る方は、過去作を見たことがある人が大半で。でも、それまでのシリーズを知らずに単体で見ても楽しめるのがこのシリーズの特徴です。
今回もいきなり6作目を見ても、多少の戸惑いはあるかもしれませんがOKです。
イーサン、ルーサー、ベンジーのIMFメンバー以外は、毎回敵、味方ともども入れ替わるのがこのシリーズの特徴ですが。
今回は今回で初登場のキャラクター以外は、5作目のローグネーションのメンバーがそのまま登場する、というもしかして初めて? の構成でした。
なので、前作を見ていなくても楽しめますが、物語の流れをつかむにはそれぞれの関係性を理解しておいた方がより楽しめると思います。
そもそも、毎回説明的な台詞やシーンが殆どなく、何らかのトラブルに巻き込まれ中のイーサンの元にいきなりミッションが届く、といのがお決まりの流れ。
今回もイーサンのジュリアとの結婚式の悪夢に魘されるシーンでの幕開けでした。
続く豪雨の中、どこかの街の一軒家に身を潜めているイーサンの元に指令が届けられるシーン、雷鳴が轟く中での合言葉のやりとり等コテコテのお約束ですが、それが嬉しくてにんまりしてしまいます。
今回の敵は前作に引き続き、シンジケートの残党が結成した「アポストル」。
イーサン達が奪った3体のプルトニウムを使い、世界の破滅を目論む彼らからプルトニウムを奪還し、核爆発を未然に防ぐことが使命。
ルーサー、ベンジーとともに任務を開始しようとするイーサンの元に、イーサンの単独行動を快く思わないCIA長官のエリカが腕利きの部下・ウォーカーを配備し協力監視し合いながらのミッション遂行となりました。
ウォーカー役のヘンリー・カヴィルはスーパーマン役で有名な方だそうで。
スーパーマンに関して無知なため、その豪華さは全く伝わらず(苦笑)、ガタイのいい渋いおじさんだなーとずっと思って見ていました。
序盤、イーサンとウォーカーがカギを握る男ジョーン・ラークと見られる男相手にトイレで大暴れするのですが、ジョン・ラークもどきが中国系でとにかく強い!007シリーズ初期の不死身の悪役を彷彿させるくらいの強さでした。
物語上ではそんな大したポジションではなかったことが、ずっと見ていくとわかるのですが、インパクトは最強だったかも。
毎回、派手なアクションがウリのこのシリーズ。今回はパリの凱旋門広場付近でのカーチェイス。見ているだけで目が回りそうになるくらいでした。
あれをスタント無しで全部自前でこなしているトム・クルーズ。御年56歳だそうで。化けモノという形容以外見つかりません。
流石に容貌はトムだけでなく、ルーサーやベンジー役の方も全員、うわーみんな老けたなーと思いましたが(^^ゞ、トムさんの動体視力とか反射神経って一流アスリート並みなのではと思わせる動きの数々には、参りましたーと言うほかはありません。
上に挙げたトイレのシーンで前作のヒロイン・イルサが登場し、窮地を救ってくれたので今回はがっつり味方かと思いきや、カーチェイスのシーンではどうみても邪魔をしているようにしか見えず、一体どっちなの? と思いました。
プルトニウム引き渡しの仲介人、ホワイト・ウィドウがものすごく綺麗なのに実はかなりのナイフの使い手で。パーティー会場をイーサンと抜け出すシーンで魅せたナイフさばきがカッコ良くて、野上冴子(←わかる人だけわかってね)みたいと思ってしまいました。
イルサもそうですが、ホワイトも敵なのか味方なのかが終盤までわからず。それが余計にストーリーに上手く絡んで楽しめました。
毎回、登場するハイテク小道具がこのシリーズの楽しみのひとつですが。今回は、お馴染みの特殊マスク生成装置がジョン・ラークを殺してしまったせいで上手く作動しなかったり、彼を拉致するための特殊注射器がいきなり大パンチで吹っ飛んでいったりと、あまり目ぼしい活躍がなく。
その分、謎解きのような展開とアクションで惹きこんだ印象です。
ウォーカーがイーサンを嵌めようと上司のエリカにイーサン=ジョン・ラーク説を証拠付きで力説していましたが、流石に6作目になるとそれは絶対にないないない、寧ろこれで貴方が敵だと確信してしまいました。
なので、終盤イーサン達が張った罠にウォーカーが引っかかったシーンでの驚きは全くなかったけれど。あの長官も含めた4人での連携プレーは胸がすく思いでした。うわーっ楽しすぎる、と大喜びしていたのに。まさかのハンリー長官死亡がショックでショックで。
前作からアレック・ボールドウィンを見るのがこのシリーズの楽しみのひとつでもあったのにぃぃぃぃぃ。エリカの大馬鹿な判断のせいで死んじゃったじゃないのよっと軽い怒りを覚えました。
エリカも流石にあの判断は失敗だったと思ったからこそのラストシーンでの行動になったのかなと勝手に思ってます。
しかし、次シリーズはIMF長官はまた違う人になるのかなあ。
クライマックスのインド・カシミール地方でのウォーカー&レーンとの最終対決。これもスタント無しって凄すぎるーと思って見ていましたが、絶対に何があってもイーサンが勝つとわかっているため、他の作品だとハラハラドキドキして手に汗を握ること間違いなしなのに、妙〜に冷静に見てしまいました。
イーサンより宙づりになりかけたベンジーの方がよほど心配になりましたよ。さっきの長官のことがあるので。しかし、あのシーンでのイルサが強すぎて(汗)エイリアンに出て来る女主人公とどっちが力が強いんだろう? と思うくらいの怪力には恐れ入りました。
舞台はカシミールでしたが、エンドロールで ニュージーランドユニットと出て来たので、あ、あのシーンニュージランドで撮影したのね、と。
ジュリアを不幸にしてしまったのでは? と思い悩んでいるイーサンにラスト、ジュリアが貴方がいるから安心して眠ることが出来る、という答えをくれたのを見て、シリーズはきっとトムが元気で身体が動くうちはまだあと1、2作続くだろうけれど、今回で最後でもいいかなと思いました。
あと、ハンリー長官が序盤でルーサーを助けることを優先してプルトニウムを奪われたイーサンに、その優しさが君の弱さだと言っていたのが、終盤たった1人を守ろうとする思いが世界を守ることに繋がる、とハントを全肯定に変わっていたのがちょっと嬉しかったな。でも、その直後に死んじゃったのであれが分かる人には死亡フラグだ、となったんだろうなぁ。
レーンが繰り返し言っていた ”平和は苦しみのあとにやってくる。苦しみが先で平和は後だ”がこれまでの歴史を振り返ってもその通りかもしれない、ととても印象に残りました。
主張は間違っているし到底受け入れられないけれど。アポストルが掲げた声明はアメリカの大国主義への批判ともとれるところもあり、真理を突いている部分もある気がします。
そんなわけで、今回もしっかり涼んでたっぷり楽しめました。
大体3年に1本くらいのペースなので、次があるとしたらまた3年後。流石にその頃もまだ元気に映画館へ行けるかどうかは自信がないけれど。
運が良ければ次回作も楽しみたいです。
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