台場に立つ
2009.08.14 Friday
夏イベ旅行2日目は雨の中、お台場に行ってきました。
目的はもちろんアレ、18mの巨人に会うために(笑)。
最初に等身大ガンダムがお目見え、というニュースを聞いた時は凄いな〜と思いつつもメカオンチ&遠方なのもあり、さほど興味もなく。
ふーん世の中には凄い人たちがいるもんだ、くらいに思っていたはずが……。
7月末にBS−2にて1週間放送されていたガンダム30周年特集を見ていたら、無性に見てみたくなってしまい。せっかく横浜まで行くんだからついでに見て来ようというわけで同じくガンダム好きな友人を誘ってみたところ快くOKをもらったので(大感謝)、雨にも負けず会ってきました。
昨日の何とかもった天気とは打って変わり。この日は朝から雨。神奈川のホテルを出る頃はそんなに降っていなかった雨も、新橋に着くころにはかなりの本振りに。
夏休み&お盆休みに突入したところも多いのか月曜の午前中にも関わらず、新橋駅には次から次へと人がやって来てどんどんエスカレーターへと吸い込まれていきます。大都会の凄さを実感してしまいました。
台場駅に着いても、雨はやむ気配もなく寧ろどんどん酷くなり。2人ともお台場に慣れていないのと駅にあったガンダムの矢印が曖昧だったのもあり(って人のせいにしてはいけません 笑)、最初間違えて反対方向に行ってしまい、突如出現した自由の女神像にびっくり。何でも夏休み中にフジテレビで行われている”お台場合衆国”の一環だそうで。でも、あんなところに自由の女神もどきって『猿の惑星』のラストシーンじゃあるまいし(苦笑)。
そんなわけでてくてく歩くこと10分少々。目指す会場=公園がありました。雨の中同じようにたくさんの人が公園内に入っていきます。
いわゆるアキバ系(って実際にどんなのかよくわからないけど)の人ばっかりなのかなーと、少々おっかなびっくりだったのですが、ごく普通のその辺にいるようなおじさんから家族連れ、おばさん、ガンプラ少年がそのまま大人になったような男性グループ等、幅広い層の人で溢れていました。
ガンダム人気、恐るべし!
場内に入り、ガンダムはどこ?と見まわす必要もなく聳え立つRX-78が目に入り、いよいよ感激のご対面。
で、でかい!さすが18mはダテじゃない。しかも色といい形といい、よくぞここまでと思うくらいの完璧さ。
この時点で相当な土砂降りでしたが、ずぶぬれになるのも構わずカメラのシャッターを切りまくってしまいました(^^ゞ
あっちもこっちも雨の中、濡れることも厭わずカメラを構える人だらけ。
そうこうするうちに、懐かしい音楽とともになななななんと目の前の巨人が動いたではないですかっ!?
モノアイが光り、頭部が動く姿にただただ感動(単純)。
すごーい、凄すぎです。そうこうするうちに胸の青い部分からシャーっと白いものが吹き出してくるわ、でずぶ濡れになっても構わずひたすら「うわーうわー」と心の中で思いながら見上げてしまいました。
同じようにますます土砂降りになっていく雨の中ずぶ濡れになりながら、まるで子供のように見上げている多くの人を見ながら、自分も含めて「どんだけ好きやねん!」と突っ込みを(苦笑)。
や、でも。近くに住んでいる人なら期間中何度か足を運べますが。田舎モノにとっては今日を逃したらもう二度と見られない。しかも、なんたってあのアムロが乗っていた1stの機体の再現が目の前にあるんですよ!!
昨夜濡れなくてよかった〜と心から思っていたのに、今日ここでありえないくらいずぶ濡れになっている自分て一体……と複雑な気もしますが(^^ゞ。
あの嬉しさ&感激はちょっと言葉では言い表せません。
メカオンチでこれだけ嬉しいんだから、自分でプラモデルとか作ったことのある人などの感激はものすごいものがあるんじゃないかな。
後ろ姿も手を抜いていないところが素晴らしい。ちゃんとランドセルしょってるーと友人ともども大喜び。「これ、数センチでも跳び上がったら凄いよねー」とおバカ極まりない会話を交わしつつ見惚れっぱなしでした。
しかし、ホントこれ凄いですよ。設計した人も凄いし、実際にパーツを作り組み上げていく工程を思うと、携わった人はこの上もなく楽しかっただろうなーと。
で、等身大ガンダムを堪能した後、記念に(?)グッズ売り場に行ってみたら、、なななんと長蛇の列。90分待ちです、と言われ一瞬めまいがしましたが頑張って並ぶことに。待っている間も雨は容赦なく降り続け。でも、友人が作ってきてくれたお握りを頬張りながら(めっちゃくちゃ美味しかった&ありがとう〜)、雨に煙る向いの景色を眺めたり。そういえば、ここってベイエリアをやった都有13号地があったすぐ横だよなぁと思うとちょっぴり感慨深かったです。(というより、そんなところで何をしてるんだか 笑)
並んでいるうちに雨も上がり。再び始まった動くガンダム像を眺め「1時間ごとって何だかからくり時計みたいだなぁ」と思ってしまいました。
そんなこんなでようやく入れたテントの中では、スタッフの方がスクレッパーを使って泥水を一生懸命外へかいだしてました。
夏休みに入ってしばらくたつので、既に売り切れいている商品もけっこうありましたが。こういうイベントの定番土産・お菓子のタイトルが「ガンダム、台場に立つ」だったのに笑ってしまいました。
いや、ありがちというか、あまりにもありえそうというかそのまんまなネーミングが嬉しいやら可笑しいやら。
記念Tシャツやらポスターやら、限定プラモデル等全体的に対象年齢が高いのがよーく伺える(笑)大人なお値段で。
でも、皆さん大人なので凄いです。レジで大人買いをする人続出の様子に感心しきりでした。
そんなこんなでとんでもない土砂降りの中、ずぶ濡れになってのご対面でしたがほんっと嬉しかったです。
帰りにゆりかもめの窓から見える姿さえも嬉しく。行きも見えていたはずですが、どこにあるかわからなかったのが、帰りはあれだと思うと改めてその大きさに感動でした。
なんか頭のおかしい人丸出しの記事になっていて恥ずかしい限りですが。
でも、あれは一見の価値大ありです。
今までそんなことを思ったことはなかったですが、実物を目の当たりにして大きさはもちろん、ガンダムって綺麗だなーとしみじみ思いました。
友人が言った「でも、あれが飛び回る世の中になってほしくない」には大いに同感です。いつか本当に人類はあぁいう巨大ロボットを開発・運用してしまう日が来るのかもしれないと思うと、人の叡智の凄さに驚くとともにその時は戦いではなく平和利用に徹してほしいな、と切に思います。
そんなわけで少しでもガンダムを知っている人なら見て損はないと思うので機会があれば是非、ご自身の目で堪能してくださいね!
Legendary Summer2009 YOKOHAMA PERFECT BURN 2009.8.9
2009.08.14 Friday
行ってきました。THE ALFEE最後の夏のイベント、通称夏イベに。
最後にイベントに行ったのは20回目の夏のさいたまスーパーアリーナ公演。この時も数年ぶりで。次に行くとしたら暢気に30回目の夏かなーなんて思っておりました(ぽりぽり)。この日のMCでも言われてしまいましたが、えぇほんっとアルフィーの夏はずっとあると油断してましたよ(苦笑)。
そういう事情なので、今年も夏イベなんて当初は全然頭にもなく。たまたま発表があった翌日に「今年で最後だよ」と聞き、えーそうなの!?休み取りづらい時期だけどやっぱり最後は見届けたい&見届けなきゃというわけで久しぶりに参加してきました。
途中中断も含み1982年から数えること26回目の夏は、夏イベといえば横浜と思うくらいかなりの回数会場になった、横浜市みなとみらい地区。横浜赤レンガパーク特設会場。
赤レンガでの夏イベ自体3度目で初めてココで夏イベがあったのは1996年。その時はまだ赤レンガが出来たばかりで何もなく。その後21世紀になってもあったようですが。
横浜みなとみらい地区自体、初めて来た頃と比べると以前の姿が思い出せないくらいすっかり変わっていて。年に一度横浜界隈へイベントに来るたび、だんだん変わっていく街並みに驚いていた頃が懐かしいです。夏イベから遠ざかると同時に横浜に来ること自体殆どなくなり。2年前に横浜スタジアムに観戦に来た時にもすごく久しぶりで。あー昔イベントの時にこの辺歩いたなぁと懐かしかったです。
本当に久しぶりに足を踏み入れた赤レンガパーク。倉庫の前に砂場が出来ていて白い砂場で遊ぶ子供達の姿に夏休みだなぁと実感。お店の前の階段付近にもたくさんのお客さんがいて、すみません本日はお騒がせします〜なんて思いながら会場に入りました。実は、倉庫前にいた沢山の人達には後で思いっきり驚かされる&感動させられたのですが、それはまたあとの話。その時は、いやー日曜日だけあって観光客がいっぱいだわーなんて本気で思ってました(苦笑)。
細長い会場だと聞いてはいましたが、会場を見た率直な感想は。狭いー&長細い(^^ゞ。夏イベというと、何にもないだだっぴろいところにででーんと巨大なセットがある、というイメージだったので月日の流れをしみじみ感じてしまいました。
最後の夏イベなので、開演前にステージ写真を撮っている方がたくさんおられました。アーチ状になった巨大な鉄骨がどーんと構えているセットはとてもシンプルでいい感じです。しかも肉眼でもちゃんと見える距離なのが嬉しすぎるー。
夏イベといえば見えない、音もずれて聞こえるけれど、その場にいるのが楽しい&最後の大花火を楽しむものだと思っていたので(ごくたまに肉眼でも見える席が来たこともあったけどね)、最後の最後に端とはいえこんないい席で見ちゃっていいのー?ありがとう〜でした。
席に着いて昨日も参加された、という隣席のお姉さんに昨日の様子をあれこれ聞いたり、過去のイベントの思い出話をしたりしているうちにあっという間に開演時間に。
と延々書いていると際限がなくなるので。とりあえず最後の夏(2日目)のセットリストです。
01.Count Down 1999
02.AFFECTION
03.恋の炎
04.二人のSEASON
05.メリーアン
06.シンデレラは眠れない
07.白夜
(MC)
08.SUNSET SUMMER
09.真夜中を突っ走れ
10.夜明けのLANDING BAHN
(MC)
11.夏しぐれ
12.風の詩
13.GATE OF HEAVEN
14.祈り
15.Mind Revolution
16.終わりなきメッセージ
アンコール1
17.星空のディスタンス
18.FLOWER REVOLUTION
19.恋人になりたい
20.Stand Up,Baby〜愛こそすべて〜
21.夢よ急げ
22.SWEAT & TEARS
アンコール2
23.明日なき暴走の果てに
24.ROCKDOM −風に吹かれて−
25.See You Again
開演前の雑談で昨日はわらわらと出てきたんだよー、と聞き今日はちゃんと決めて出てくるか見届けるはずが、私達の席のすぐ後ろが関係者席で。昨夜のナオコさんのように今日はどなたか来られてないかなーとまだ明るい中、後ろを見渡していたら、、突然ものすごい歓声に前を向くといきなり始まりで。登場の瞬間を見逃しました(爆)。
しかも、最後のオープニングは何だろう?と楽しみにしていたのが、音が鳴った瞬間えーこれなの!?と。すみません(平謝り)。でも、おかげで1曲目はじっくりステージのセットや3人の衣装などを鑑賞出来ました。
桜井さんが黄緑のスーツに青緑のネクタイ、幸ちゃんはたかみー曰く”なんて形容したらいいかわからないけど、とりあえずオレンジでまとめましたー”なオレンジの柄シャツにオレンジ系のパンツに黒のサンバイザー。
たかみーが白のロングコートに白のパンツ。
今回、アルコン初参加の友人は「たかみー衣裳がオスカルだー」と喜んでましたが、個人的には意外と地味に抑えたな、と(笑)。それより、髪型にびっくり。わかる人にしかわからない(汗)京本さんと似たような感じの肩口までのレイヤーショートにあれ??いつの間に短くなったのー。まさか夏イベのために切ったってありえないよなーとぐるぐる。
結局、あの髪はウィッグらしいですが(確かに言われてアンコールでじっくり見たら色々不自然な部分もありました^^ゞ)、20年ぶりくらいに短い髪のたかみー新鮮でした。
1曲目で思わぬ観察タイムをいただいた後は、怒涛のナンバー。
「AFFECTION」はやっぱり夏の野外で聴くと気持ちがいい。
「恋の炎」で花道に来たたかみー、目の前の観客を煽るより先に赤レンガの方に向かって手を振った姿がなんだか可愛かったです。
その後2コーラス目でやってきた幸ちゃんも「どうも〜」という感じで手を上げてました。この時点でもまだ外の状況に気づかず、赤レンガに来たお客さんにもサービスしてて微笑ましいなぁなんて思っていた、相当おめでたいヤツです(大汗)。
5曲目の「メリーアン」は前日やったと聞いていたので、まさか今日も聴けるとは思わず、すごく嬉しかったです。
開演前に一瞬、ポツポツと来た空模様。しっかりビニールで覆われた撮影用カメラや機材が動くのを時折眺めながら、いつ土砂降りが来るかカッパの準備をしてはらはしていましたが。
「白夜」の♪星も見えない夜だから闇と光の間 でホントに星も見えない夜だよなぁと空を見上げれば、上空を飛ぶ飛行機のライトが点滅して綺麗でした。久しぶりのシングルバージョンも嬉しかったし、白夜色の照明に影絵のような透かし模様がとても綺麗でした。
OPから7曲連続で、今日はこのまま突っ走るのかな?と思ったところでようやく一息。空模様は客席だけでなく、演る側も気になるようで(そりゃそうだ)。幸ちゃんの「1曲目からいきなり”嵐が近づいてくる”ですからね。選曲ミスったなと」の挨拶に大いに頷いてしまいました。
この後いつものお二人で横浜の思い出語り。子供の頃はこの辺は何にもなかった、という幸ちゃんに「俺、子供の頃は来たことなかったもん」と拗ね気味の桜井さん。修学旅行で氷川丸に泊まったという話に、時代を感じてしまいました(^^ゞ氷川丸って泊まれるんだね。知らなかったよ。
衣装替えして出てきたたかみーに本日の意気込みを聞かれ、桜井さんは「完全燃焼〜〜」と美声を披露したのに対し、坂崎氏一瞬の間ののち「ダーッ!」と絶叫し「何にも考えてなかったんだな」と突っ込まれてました。
この辺はお約束だと思うけれど、あの一瞬の間はホントに何も考えてなくて困った挙句っぽいかな(笑)。
この恒例の長いMC、最初は皆立ったままで。今日は最後だから休憩はなしかな?と思った頃に「あ、皆さん座ってください。言うの忘れてました」と言ってもらえてホッとしました(苦笑)。
座るといえば、今回パイプ椅子なのが心底ありがたかった!昔は、イベントといえばスタジアムなどを除けばパイルというか建設鋼材(鉄骨などを組む時に足場用に組む板)で。座るに座れず単なる荷物置き場だったのがゆったり座れるとは。ありがたいといえば、スクリーンの進化も凄いよな〜とそんな部分にもしみじみ時の流れを実感してしまいました。
久しぶりに聞く「SUNSET SUMMER」。夏イベといえば海に沈んでいく夕陽を眺めながらこの曲を聴いたな〜としみじみ。ちなみ初日は「セイリング」だったようで。贅沢を言えばそっちも聴きたかったな。
「夜明けの〜」、出だしの音が少し割れてしまったのが残念だったけど、一体いつ以来かも忘れてしまった久々のLANDING BAHN♪ めっちゃくちゃ楽しかったです。今回最後の夏イベで何が聴きたいってこれと「ROCKDOM」目当てで行ったので念願叶って嬉しかったです。
今回、全体的にどの曲も最後だからか?原曲アレンジに忠実で、歌も演奏もいつになく丁寧だったのが何より嬉しかったです。丁寧=完璧ではもちろんないんだけれど(^^ゞ、その辺は野外だしたかみーだし(こら)、何より出来がどうこう以前にその姿勢が嬉しかったな。
1982年所沢から始まった夏イベを振り返り、いちばん印象に残っているのはやっぱり所沢で衣裳が上下紫に黒のスパッツ(!)と自分で突っ込みながら当時まだ20代だったしと言い訳(?)する姿が何だか微笑ましかったです。朝霞のイベントについても全員ミリタリールックで怖いライブでした、と感慨深げ。ファンの側からするとベイエリアや日本平、横浜3DAYSあたりがいちばん思い出深い人が多いと思うのですが、その辺の違いがなかなか興味深かったです。
ちなみに26回皆勤賞はメンバー3人と(そりゃそうだ)PAの田島氏、トランポのAちゃん、それと関口さんだけだそうで。そして観客の中にも僅かに数名?手があがってました。
26回も夏イベやっていたけれど、実は夏が大嫌い。あの肌にまとわりつくムシムシした湿気!と夏大嫌い宣言をした上で、でもデビューは夏だからアルフィーは夏のバンドなのだ、とオチ(?)がついたところで「夏しぐれ」。
今日は心をこめて演奏します、と言ったとおりもともと滅多に聴く機会がない曲ですが、こんなに丁寧にやったのって初めてじゃないかな、というくらいの演奏がすっかり日が暮れた夜空にこだまして、こうして聴くといい曲だったんだなぁとしみじみ。
いちばん古い曲に続けていちばん新しい曲「風の詩」は狙っての曲順だと思いますが、歴史が感じられてよかったです。
この頃になると、あれだけどんより低かった空がすっかり高くなり、厚く覆われていた雲がすっかり小さくなっているのにびっくり!
熱気と湿気によるむわっとした暑さは変わらないけれど、もう雨の心配はないかな、とほっとしました。
普段のツアーだとそんなに好きではない「祈り」がこの日は何だか心に沁みました。続けて演奏された「Mind Revolution」(これが来るとは想像外だったので嬉しい驚きでした)を聴きながら何だか無性に「On the Border」が聴きたいなと思ってしまいました。
正直、この頃になると早朝からの疲れがどどーんと押し寄せてきて立つのもしんどくなってきたのですが(苦笑)、55歳のおじさん達はずっと休憩なしで頑張ってるんだから、一回り以上も年下のヤツがそんなんでどうする!とわけのわからん理屈で頑張りました。♪海へ帰りたい〜 のコーラスが本当に横浜の海へ溶けて行くようで綺麗でした。
「On the Border」が聴きたいけれど本編ラストは間違いなくアレだろうな、と思ったとおりの「終わりなきメッセージ」。サーベル状の杖というか指揮棒というかドラムメジャーが持つようなヤツを持って登場したたかみー。剣を持ってるーと喜ぶ友人に思わず「面白いから、注目して見てるといいよ」と言ってしまいましたが、まさかアレでゴンドラに乗るとは思いませんでした(苦笑)。でも、久しぶりに夜空での大合唱、気持よかった〜。
お決まりの「You can change your mind?」に対する反応、場内はもちろん赤レンガからの声が凄かった!
LANDING BAHNの後くらいから、場外から「たかみー」や「幸ちゃーん」の声援が飛んで来るようになり、ようやく入れなかった人が外から参加してるんだーと気づくとともに凄いなぁと。客席からは遮られているので彼らの姿は見えないのですが、ステージの上からはきっとよく見えたんでしょう。花道に来るたび目の前のお客を煽るより、外に向かって手を振ったり時には煽ったりして正直、羨ましいくらいでしたが。あんなに外から熱く盛り上がられたら、そりゃ嬉しかっただろうなーと。
しかも、本編終了後アンコールまでの間、自分も含めて場内では束の間の休憩と水分補給をする人がほとんどだったのですが、その間外からのアンコールの声が凄くて、じーんとしてしまいました。
さて、アンコール1回目。ツアー同様何か出し物でもするのかな?という思いをあっさり裏切りいきなり始まったメーンイベント。
黒のポロシャツに黒のサンバイザー(黒のウィッグ付)ないでたちの幸ちゃん、なんかゴルフに行くみたいな恰好が新鮮でした。
たかみーは青の派手な衣装。本編での白&シルバーの豪華衣装よりこっちの方が個人的には好きでした。
相変わらず星は見えなかったけれど、久しぶり&最後に野外で聴いた☆ディス、すごく気持ちかったです。
フラレボ〜恋人になりたいの流れはもう、先ほどまでの疲れはどこへやら。一体どこにそれだけの体力が有ったのか自分でもびっくりするくらい楽しかった〜。
ちなみフラレボのジャンプの際、なんと横浜では地震があったそうで。まったく気づきませんでした。また後方のスクリーンには、札幌ドームの稲葉ジャンプのように揺れる場内が映し出されていたそうで。静かな曲ならまだしも、自分も跳んでるあの状況では呆れるくらいわかりませんでした(^^ゞ
しかし、大雨も覚悟だったのに最後までなし&地震も大したことなくすんだのは神のおかげか、あの場にいた皆のパワーか。ホント何もなくてよかった〜と改めて思います。
次は何だろう?と思っていたところにいきなりやってきた「Stand up Baby」嬉しすぎて、イントロが鳴った瞬間「やったー!」と叫んでしまいました(^^ゞよく考えなくても夏イベならほぼ毎年聴けると思うのですが、すっかり遠ざかっていたので最後的な曲ばかりが頭にあり、すっかり失念していたので嬉しさ倍増・元気100倍。
ステージの上を所狭しと走る姿を久しぶりに見たなぁと。間奏の間にあっちの花道からこっちの花道へ必死に走って、何とか間に合うように辿りつき、そんなに走って歌えるのかな、とハラハラしてしまいましたが(^^ゞちゃんと2番の出だしから歌う姿におぉぉぉっと感心。当然といえば当然だけど、それでも55歳という年齢と普段のホールとは比べモノにならない距離を全力疾走できることに素直に感動。
怒涛の疾走感のまま突入した「夢よ急げ」。これも前日にやっていて諦めていたので最後の夏に聴けて嬉しかった!夢中になって参加しながら、過去のイベントのシーンが頭を過りました。
曲が終わり、ゴンドラがステージ中央へと降りてきて男の約束が云々という声とともに桜井さんが乗ったのにはびっくり&拍手喝采でした。
どうやら最後だから大大大嫌いなゴンドラに乗る約束を昨日のステージでしてしまったそうで。面白すぎるけど(こら)、同じく高所恐怖症としてはホントに乗るとは!?とその心意気に脱帽。手すりにつかまり場内を見下ろす姿に「手を振れ、手を振れ。桜井、手を振れ!」と煽りまくるたかみー。はっきり言って鬼です(笑)。
握ったまま僅かに身体の角度を変えるだけの様子に、どれだけ怖いかがよーくわかります。ずっと手すりを握ったままでしたが、最後の最後こわごわ手すりから手を離して本当に手を振った桜井さんに大拍手
偉いよ!いつものおふざけコントよりずっとずっと楽しかったです。ありがとう〜〜。
「まだまだ行くぞー!」の声が終わりきらないうちにブーンというお馴染みの音で始まった「SWEAT & TEARS」。これも昨日に引き続いてのナンバー。昨夜我慢できずに初日のセトリを確認した際、えーもうやっちゃったの!?と残念に思っていたので大満足。ステージ中央に並んでお馴染みのスタイルを披露する3人。昔はひぇぇぇちょっといつまでやるんですかぁぁぁぁ?と参加してる方が音を上げてしまうほどだったのが、今ではお願いもうちょっと頑張ってーーと言いたい気もするくらいになったことに改めて時の流れを感じてしまいます。でも、最後の夏にあれが見られて嬉しかった。
そういえば、今回のイベント、この曲もそうですがただすけさんの音がよく聴こえてそれがとても気持ちよかったです。耳に馴染みすぎてしまった音・フレーズとは微妙に違う部分もあるけれど、「GATE OF HTEAVEN」の間奏を聴いた時、初めてこれからも彼が奏でる音を聴いていこうと思いました。
束の間の休息の後、2度目のアンコールは思った以上にすぐに出てきたのでびっくりしました。
前置きも何もなく流れてきたのは、これも絶対にどこかで飛び出すだろうと思っていた『明日なき暴走の果てに』。
アコギを忙しく奏でる2人と対照的に、1人楽器もなく手持無沙汰なとてもリラックスした状態の桜井さんがスクリーンに大写しになったのが新鮮というか、いいなーと和みます。
この曲は私をこの世界に引きずり込んで自分はすっかり別世界へと旅立ってしまった方(苦笑)が大好きな曲で。いつだったかのライブのアンコール、普段は絶対にそういうことがありえない当人がこの曲を聴きながら瞳を潤ませていたことがあったなーなんて思いだしたり。最後の夏イベで流れるこの曲を彼女じゃなく、自分が聴いていることが何だかすごく不思議でした。
未だゴールは見えず、僕らのテーマソングでもある云々と毎度この曲を歌ったあとに言い続けているコメントをした後。
今夜ここに集まったみんなの思いが雨雲を吹き飛ばしてくれたことに心から感謝します。
今回、最後の夏ということでもしかしたら、久しぶりに参加してくれた人もいるかもしれない。みんな、アルフィーの夏はいつまでもあると思って油断してただろ? 最後の夏を過ごすため全国各地から集まってくれたココにいるみんな、今日残念ながらココに入れなくて外から熱い声援を送ってくれたみんな、すべての人に感謝します。(赤レンガ組に言及した時の声援がホントに凄くて感動でした。あとで聞いたところによるとなんと外に3000人もいたそうで)
ここにいるみんなにとってアルフィーが青春だった、今も青春だという人がいるように僕らにとっても青春で。そんなみんなの青春であるアルフィーを命ある限り絶対に終わらせない、ということを今日ここで宣言します。
そんな感じの長いコメントの後(うろ覚えなのでコメントそのものは正確ではなくもっと色々言っていたと思います。ま、そういう感じのことを言ってました。ただ、ぜったいに終わらせないと言ったときに”ぜ”と”た”の間につが5つくらい入るくらいの力強さだったことだけは覚えてます^^ゞ)、最後の夏にそんなみんなの思いを込めて心を込めてこの曲を。で始まった『ROCKDOM』。
場内のあちこちで涙をぬぐう人、流れるに任せる人の姿が見られ。
かくいう私にとっても「ROCKDOM」は随分昔の地元ライブで号泣(苦笑)して以来、大好きだけれど鬼門の曲で。でも、細々と地元のライブに行くだけではなかなか聴く機会もなく。多分10年ぶりくらいに聴くメロディーに、静かにそっと生温かいものが頬に伝ってました。
正しい意味での私にとっての青春は、申し訳ないけれどいいも悪いもすべてひっくるめて学生時代の部活動でそれを超えるものはあり得ないけど、アルフィーが青春の1ページであったことは間違いなく。音楽だけじゃなく偏り過ぎな(笑)読書傾向等、一番多感な頃に受けた影響の大きさは笑ってしまうくらいです。
この曲を初めて聴いた時は、いつか自分もバーボンなるものを飲む時が来るのかな、と憧れたまま未だにバーボンが飲めるような大人にはなれなかったなーなんてしょーもないことまで、色んなことを思いながら熱風に吹かれていました。
そういえば、2回目のアンコールで出てきた時、途中で話していたベイエリアの衣装と同じような白のロングコートに白のロングブーツ姿のたかみーに場内からどよめきというか、何ともいえない反応が起きてました。暑いのに大変だろうに、と思う反面こういう細かな心遣い(?)が憎いというか、なんというか嬉しかったな。
俺たちの時代を忘れないでと歌い、向けられる遠くのマイクに向かって風に吹かれていたあの頃を の大合唱リフレインが終わり、本当のラストはやっぱり「SEE YOU AGAIN」。
この頃には生温かいものもすっかり乾き(笑)、最後の夏を思いっきり楽しんでました。SEE YOU AGAINの大合唱、綺麗だったなー。またしても1人だけ思いっきり上パートでそこだけハーモニー状態ですみませんでした(汗)。
最後の最後、1234の掛け声とともに始まった最後のお楽しみ花火大会。
ステージの3人も一緒になって夜空を見上げて夏の風物詩を見上げてました。連射に次ぐ連射でイベントの花火もすっかり現代風になったなー、どこの会場か忘れてしまったけど、光のシャワーが降ってきたかと思ったくらい凄かったあの大きなのは見られないのかな〜と思っていたら、最後の最後にその光のシャワーが降って来ました。記憶の中のよりは若干小さい気もするけれど、最後の最後に再び光のシャワーを体験できてホント嬉しかったです。
最後は前日同様、海側に用意されたトロッコ(?)に乗って3人が場内半周。赤レンガ側には思いっきり遠いので嬉しさとは無縁だけど(笑)、楽しかったな〜と温かい気持ちと満足感でいっぱいでした。
終わってみれば、普段のライブのようで、でもちょっぴり特別なセットリスト含めて意外とあっさりした感のある最後の夏イベ。でも、やたら湿っぽくなるよりは元々真夏のお祭りだし、個人的にはとても楽しかったので大満足です。
今回は、どう書いていいかわからずセトリと簡単な感想だけ書いて終わらせようと思ったはずが、結局とんでもない長さに。なんだかんだとこれだけ書くのに4日もかかってるし(爆)。
あまりおられないと思いますが、ここまで読んでくださった方ほんっとお疲れ様&お粗末様でした<(__)>。
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