ごきげんいかが？

このところテレビをつければどこどこが大規模リストラだ、バブル崩壊後を上回る不況だ、スーパーは生き残りをかけて安売り合戦だ、みぞうゆう（笑）の危機だ、等など景気が悪い話しか出てこない暗〜い年の瀬。
世間の空気に影響されてか、はたまた年のせいなのか、今年はクリスマスと聞いてもあんまりわくわくもせず、ふーんて感じです。
もちろんケーキはしっかり食べるけどね（＾＾ゞ
それにしても、今まで散々１人勝ちに近い状態で大もうけしてきて、少し景気が傾いたら期間従業員のカットを断行する世界的大企業ってどうなの？と毎朝ニュースを見ながらぷちぷち怒りがこみあげてしまってます。

ってそれを語りだすと切りがないので、ひとまずおいといて。

ウチの会社ももちろん例に漏れず、先月から電話や問い合わせの数が激減しており、ひしひしと情勢の変化を感じている日々です。

さて、そんな職場へ今日、馴染みの赤帽さんがやってきたのでしばし雑談。赤帽業界は本当に覿面に大打撃のようで。この２ヶ月間遠出の仕事がない、と嘆くおじさんに同情はしたものの、ウチもそんな遠出の依頼の予定はなく。
バブル崩壊時と違って今回の不況は世界的規模だからどうしようもないよねぇ、なんて話をひとしきりした後、でもこのご時世景気のいい業界なんてあるのかな？と口にしたところ、即座に「ある」とのお答えが。そんな羨ましいところがどこに？と聞いてみたら……「葬儀屋」とのこと。
確かに、好景気でも不況でも人が亡くなるのは止められない＆日本人の習性として葬儀代をケチるのは何となく憚られるような風潮がある、ということでいたく納得してしまいました。
おじさん曰く、超高齢化社会あと２０年は葬儀屋の好景気は続くだろう、との予測に同意しつつも思わず苦笑してしまいました。
軽口ついでに「葬儀場のアナウンスとかあるやん？あぁいうのどう？」と言われ、やんわり否定しておきましたが。
いくらお給料がよくても、あの業界の人ってものすごい重労働だと思います。勤務形態とか全然わかりませんが、いくらシフトを組んでいてもその日突然葬儀の仕事が入ってしまえば何をおいても駆けつけなければいけないし、時間も不規則です。
ただ、美しい立ち居振る舞いだけはしっかりと身につきそうですが。
だんだんいい年になってきて、プライベートや仕事関係で葬儀の場へ行く機会が増え、彼らの働きぶりを見るにつけしみじみ思います。
でも、職安や街の求人情報誌とかで葬儀会社の人員募集って見たことない
なぁ。そもそも新卒で立派な葬儀屋になろう、と熱い希望に燃えて葬儀会社の扉を叩く人ってどんな人なのかな？　と別の部分で非常に興味をそそられてしまいました。