音叉
2018.07.22 Sunday
連日、猛烈な暑さが続いて帰宅するとへろへろです。
今日の昼間、外出時に表示されている温度計が35℃になってました(^^A
今年の夏は暑いです、と長期予報が春頃出ていましたが、まさかここまで暑くなるとは(とほほ)。
ほとんどの方がそうだと思いますが、今まで生きてきて間違いなく一番の猛暑です。7月でこれだけ熱い(もはや暑いを通り越して文字通り熱いですね)と8月はどうなるんだろう? と思ってしまいます。
そんなにたくさん海外旅行をしたわけではないけれど。今まで時差ボケというものを経験したことがありません。これまでアメリカ圏内に行ったことはなく、日本より東といえばオーストラリアしか経験がなく。専ら西の地域で。東に行くほうが時差ボケがしんどい、と聞いていましたが。今回も、しないんじゃないかなぁと勝手な自信をもっていたのですが。帰ってきてから暑さと疲れで夜更かしが出来ずに早くに寝てぐっすり、はあっても昼間の変な時間に眠くて仕方がないいわゆる時差ボケは全くありませんでした。
滞在期間が短かったのもあると思うけれど。どこの国へ行っても着いた途端にその国時間で活動し始めるからなのかな?
そういえば、以前は到着すると時計をその国の時間に合わせて変更していましたが、今回はスマホを時計代わりにするからと腕時計もせずに行き、時刻はスマホを見て時差分計算すればいいやと思っていたら……。
着いてから入国審査の列に並びながら、スマホを取り出したらあらまびっくり!
なんと時刻がちゃんと現地時間で表示されているではないですかっ。
帰りは成田に到着してスマホの電源を入れたら、またちゃんと日本時間に戻っていてすごい時代になったんだなーと感心してしまいました。
さて。今週水曜日から4日間かけて毎晩少しずつ表題の本を読み進めて昨夜ようやく読み終わりました。
今月13日に発売になった、高見澤俊彦さん初の小説『音叉』。
去年の夏頃にオール読物で連載が始まった時は、ちょっと読んでみようかなーと思っていたのですが、何となく読みそびれているうちにま、いっかーとなり。書籍化されるというニュースを聞いた時もふ〜ん、という感じで。そのうち機会があればくらいに思っていたところ。なんと家族がいそいそと購入し、旅行から帰ったら机の上にでーんと置いてありました(苦笑)。
帰国の翌日は流石に疲れて本を読む気力がなく、翌日から読み始めたのですが。
私はけっこう本を読むのが早く。特に面白いと続きが気になって寝る間を惜しんで読了してしまい、翌日がとても辛くなるということを何度も繰り返してしまう悪癖の持ち主です。
が、これは読み終えるのに4日もかかってしまいました。
70年代の東京を舞台にしたプロデビューを目指す大学生の青春群像、とある通りの内容です。
どんな内容なんだろう? と期待交じりに冒頭から読み始め、すぐにうーん読みにくいなと思ってしまいました。
途中からは少し面白くなるよ、というのが一足先に読み終えた家人の言でしたが。確かにそうでした。たかみーの文体のクセにも慣れたのか、3日目くらいからは割とすんなり読み進めて「音叉」は3日で読破。4日目は書き下ろしの短編を読みました。
恐らく「音叉」を書き終えてご本人も書くことにかなり慣れたのか、書下ろし短編のほうはけっこう面白かったです。
音叉は、登場人物の行動範囲として六本木周辺や原宿、赤羽といった地域がよく出てくるのですが、地名や店の名前が出てくるばかりであまり風景描写とかそういうのがないからか、全然風景や情景が浮かんでこず(汗)。
読んでいて行ったことがなくても、情景がありありと浮かんできたり、登場人物に思いを巡らせたり、ここへ行ってみたい、あれを食べてみたいと思わせる本職の作家はやっぱり凄いんだなと改めて実感してしまいました。
話自体は最後まで読めて、後半はまぁまぁ展開が楽しみな部分もあったけれど。
ファン以外の人にお薦めはちょっと厳しいかな。
たかみー自身が好きな、最近読んだ本とかはハズレがなく面白いと思えるものが多いんだけどね。
案外、音楽とはまったくかけ離れた話の方が面白いものが出来上がったかも?
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