2013全日本
2014.01.13 Monday
今更ですが、昨年末に行われたフィギュアの全日本選手権について。
かなり時間が経ってしまったので、既に記憶があやふやな部分もかなりありますが簡単に感想を。面倒なので全員敬称略でいきます。
いや〜、今回の全日本は見ごたえがありました。毎回、オリンピックの選考がかかった年の全日本は熱戦ですが(2005年の恩田の渾身の演技とか、未だに忘れられないです)、今回は本当にいい大会でした。
シーズン序盤のGPSでは怪我や不調などで満足のいく結果をなかなか出せなかった選手達が次々に素晴らしい演技を披露してくれたのがとにかく嬉しかったです。
全日本の期間はまだ入院中で。ショートの時は消灯時間までに放送が終了するので問題なしだけれど、肝心のフリーは放送が夜遅くまであるので、一番大事な結果がわからないよう〜と半ば諦めていたのですが。
初日のショート放送の際、巡回に来た看護師さんにフィギュアの楽しさや各選手の良さ等をあれこれ熱く語った成果か(?)、皆イヤホンつけてこっそりテレビ見てる人が多いから、そんな大事なもの見なきゃ遠慮せずに見てもいいよ、というお墨付きをもらい、心おきなくテレビ観戦できました。
まずは男子。ショートもフリーも個人的には町田劇場でした。特にショートは圧巻でした。あのショートのプログラム好きだなぁ。羽生も良かったけど、フリーでも「オリンピックに行くのは僕だ」まさにその通りの見事な演技でした。町田のポエミー満載なコメントは時に、いやそれはちょっと……と思うことがしばしばですが(こらこら)、今回に限っては有言実行でカッコ良かったです。
織田はショートのミスが響いてフリーにも影響してしまった感じで残念でした。密かに今度こそ大舞台でザヤックなしで有終の美を飾ってほしいなぁ、と思っていたので結果は残念でしたが、長い間本当にお疲れ様と言いたいです。
織田は何と言っても膝や足首がとても柔らかいので、ジャンプの着氷がとても綺麗で試合やショーで見る度惹き込まれたなぁ。あと、彼のパンケーキスピンが大好きでした。かつての本田もそうだけど、リンクの外で見るとお世辞にもカッコイイとは言えないのに、リンクの上でいい演技をした時はそれがとてつもなくカッコ良く見える、そのギャップが好きでした。
小塚はシーズン序盤の不調からよく立ち直り、あそこまで仕上げて来たのが嬉しかったなぁ。あとはもう少し4回転の精度が上がれば文句なしだったんだけどね。でも、3位はおめでとう!五輪は仕方がないけれど、世界選手権は小塚に行ってほしかったと今でも思います。
小塚のスケーティングは生で見ると本当に惚れ惚れするので、あれが3月に見られないのは悲しいよう。
あ、羽生のことが書いてないや。うん、彼は今シーズン本当に一皮向けましたね。って偉そうだな(^^ゞ昨年まではショー等で見てもやっぱり後半になるとバテてきて、プログラムもいかにも詰め込むだけ詰め込んでやってますという感じがどうしても拭えなかったのですが、今季はフリーに関しては多少詰め込み感が残るものの安定感が全然違っているので、安心して見ていられるようになりました。ただ、個人的には明らかに跳べる確率が低い4Sを中間点狙い(じゃないのかもしれないけれど)で序盤に組み込むのは好きじゃないです。
不完全な技よりも多少難度は低くても、美しいGOEが沢山つくような流れるようなジャンプの方が見ていて気持ちがいいです。
その辺は点数との闘いだから仕方がないのかもしれないけどね。
女子は、何と言っても鈴木ですよ。
フリーはベッドで横になって見ていても鳥肌立ちましたもん。彼女のスケートは、ジャンプ、スケーティング、スピン、ステップどれも質がいいので全てが上手く行った時の演技は本当に素晴らしいです。何よりスケートが好きで好きでたまらないというのが見ている側にも伝わってくるのが気持ちがいい!悲願の全日本優勝本当におめでとう!
今や世界のトップクラスでは必須の3-3のコンビネーションを含む5種7トリプル跳べる世界でも数少ない素晴らしいスケーターであるのに、そういう都合の悪いことは一切無視したかのような、日本フィギュアの代表は某選手1人みたいな報道、いい加減にしてほしいです。
村上はシーズン中ずっと調子が上がらず、下手したら3枠に入るのが厳しいのではと思ったくらいだったので、今回一番の嬉しい誤算でした。しっとり系も似合ういいスケーターになったなぁとしみじみ。
今井もよかったなぁ。彼女に関しては、ここ数年地元や近郊のショーで見る機会が多くいいものを持ってるけど中々伸びきれないのが残念だなぁと思っていたので、今回の成長がとても嬉しかったです。来季が楽しみです。宮原も同様に来季は世戦等の大舞台で世界と戦って大きくなってほしいなぁ。
今回、一番楽しみにしていた安藤。恥ずかしながらショートの時はベッドの上でボロ泣きしてました。色んなことがあり、全日本の時点で五輪は難しいだろうなと思って見ていたのですが、マイ・ウェイでの全ての思いを浄化したかのようなあの表情を見た時、五輪がどうとかきっと彼女の中では既に目指すものはそこじゃないんだな、と思いました。それくらい素敵な表情と素晴らしい演技でした。
フリーはこれは心して見ねば、と頑張って起き上がって見たのですが、登場した時から、全体的に固くて大丈夫かなと思ったとおりの結果になってしまいましたが、最後の最後失敗したけれど3S-3Tに挑んだ心意気が嬉しかったです。
彼女に関しては、トリノの年のドリーム・オン・アイスで初めて生で見た時に、本当に楽しそうにいきいきと滑る姿に魅了されて以来、ずっと密かに応援していたので今回の結果はとても残念だけれど、最後の最後にもう一度競技者としてリンクに戻ってきてくれて本当にありがとう、と言いたいです。
試合はもっぱら男子専門なので、残念ながらショーでしか見ることはなかったですが、幸い私が行ったショーにかなりの確率で出演してくれ、女子スケーターの中では荒川に次ぐくらいたくさん色んな演技を見ることが出来ました。
若い頃の溌剌とした演技も良かったけれど、いつの頃からかしっとりと大人の女性らしい演技が似合うようになり、本当に素敵なスケーターでした。
安藤といえばジャンプのイメージですが、私は彼女のあの豪快なI字スピンが大好きで。最後の試合でも見せてくれて嬉しかった〜。
織田ともどもこの先、コーチとして是非未来のスケーターを育てていってほしいです。教え子が大活躍したら、選手よりよほど号泣する織田コーチとか今から目に浮かぶなぁ(笑)。そういえば、今回、岳斗先生は宮原始め教え子が皆、いい演技をすることができてよかったね。
ソチまでとうとう1ヶ月を切りましたが、各国とも選手達はオリンピックに向けて調子を上げてきているようで、今年はどんな名勝負が見られるのか今からとても楽しみです♪
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