至福のボレロ
2013.05.03 Friday
今日からゴールデンウィークも後半の四連休。5月に入り1、2日は天候が悪く、おまけに1日は3月に気候が逆戻りという有様でこんな寒いゴールデンウィークは初めてだよ!というくらい寒い日でした。
今日は朝から陽が射し、初夏の陽気には程遠いもののそれでもやっぱり太陽が昇るのは嬉しく。午前中は例のごとく雑用を済ませ、昼過ぎからは恒例のラ・フォルジュルネに行ってきました。
音楽祭自体は前半にオープニング・ギャレがあり、街中のあちこちでミニコンサートが既に実施されていますが、本格的な演奏会は今日と明日の2日間。
今年のテーマは”パリ、至福の時 〜フランスとスペインの音楽〜”
と題し、その名のとおりフランスとスペインの印象派を中心に様々な曲があちこちで演奏されています。
フランス音楽だ〜いすき♪ としては、かなり楽しみな2日間です。
駅のコンコースでは、この時期にもはやお馴染みとなったアマチュア団体の演奏が行われ、地下や駅前広場、音楽堂の交流ホール等、あちこちから色んな音楽が聞こえてきます。
さて、春風に誘われて音楽堂の方へ行くと、音楽堂の前にはフランスとスペインの国旗が掲げられていて、毎年恒例の飲食ブースはたくさんの人で賑わっていました。
今日聴いたのは公演番号112番。
フランス国立ロワール管弦楽団
指揮:井上道義
ピアノ独奏:アンヌ・ケフェレック
ラヴェル ラ・ヴァルス
ラヴェル ピアノ協奏曲ト長調
ラヴェル ボレロ
なラヴェルづくしな公演。
今回も2日にかけて色んな公演に行くのですが、その中で一番楽しみにしていたのがこの公演です。
フランスのオケでラヴェルの名曲が聴けるなんて!しかも大大大〜好きな「ラ・ヴァルス」を生で聴けるのがとにかく嬉しくて。
フランス語で「ワルツ」というシンプルなタイトルのこの曲。学生時代に「ボレロ」の練習の為に買ったCDの中にダフクロ(今回の音楽祭でこれがないのが残念!)やボレロ等ラヴェルの名曲集の最後にひっそりと収録されており、初めて聴いた時に「なんっって楽しい曲なんだ!!」と思って以来、ずっといつか生で聴きたいと思っていたのです。
しかし、ラヴェル自体、ピアノコンチェルト以外、普段行く演奏会で聴くことは稀で、今回のプログラムにこれを見つけて小躍りしたいくらい嬉しかったのです。
完売公演だけあって、ホールは3階までびっしり。立ち見も出る盛況ぶり。久しぶりにパイプオルガンの前に観客がいるのを見ましたよ。
ステージの上にはもうこれでもか、というくらいびっしりと椅子が並べられ、ラヴェルらしくハープも2台。オケは男性が圧倒的に多く、ちらほら見える女性の団員の方の着こなしがどれも素敵でした。長髪を束ねたコンマスの方もなかなかでしたが、コンマスのすぐ後ろの席の第一ヴァイオリン奏者が彫刻みたいな風貌で素敵でした。
満員の観客に道義氏も嬉しそうです。何度も3Fを見上げ、満面の笑みを浮かべていました。
てっきりボレロからだと思っていたプログラムは1曲目が上にも書いたとおり、「ラ・ヴァルス」。
冒頭の何とも言えない混沌とした部分から楽しくて楽しくて。オーボエがほんっとに素敵な音色でした。曲がどんどん進むにつれ、「どうしよう。ここのトランペットめっちゃ好み♪」と思ったら、もう頬が緩みっぱなしでした。
明るい音色はもちろん、高音の響き方が本当に気持ちよくて。後半のワルツの盛り上げ方は道義節が炸裂って感じでちょっと泥臭い部分もあったけど(笑)、最初から最後までほんっとに素敵な演奏でした。
ワルツで満員の聴衆のハートを鷲掴みにした次はピアノ協奏曲。
ど真ん中にドーンとピアノが置かれ、おかげで後ろの管楽器が全く見えないよ!と思いましたが、その分ソリストの表情がよく見えて楽しめました。
朱赤のブラウスに墨黒のロングフレアースカートで登場したケフェレックさん。
小柄で何だかとっても気さくな感じのおばさんですが、とってもキュートな方でした。
ここ数年、何故かこの曲を聴く機会が多いのですが、フランス人が弾くラヴェルのコンチェルトってどんな感じだろう? という期待を裏切ることなく、というより素晴らしかったです。
軽やかさと力強さがいい感じに配分されていて、1楽章はとにかく楽しくて、絵具箱をひっくり返したみたいな鮮やかな色彩を見せたかと思えば、2楽章は繊細にしっとりと聴かせてくれました。長いピアノソロの部分は、オケの方もうっとり聴き入っている様子が客席からもよく見えました。木管のソロで繋いで行く部分もどのパートも見事な力量で、中でもコールアングレの音色がたまらなかったです。
3楽章はもう楽しさ全開で。何であんなに軽やかなに弾けるんだろう? と思うくらいもう目まぐるしいタッチで軽やかに弾きこなしていく姿にひたすら圧倒されっぱなしでした。ここでも奏でられるトランペット、トロンボーンの響きが楽しくて。どうしよう、楽し過ぎる〜〜と思っているうちに終了。
終わった瞬間、2階席から「ブラボー!」の声が飛んでいましたが、それにふさわしい素晴らしい演奏でした。
熱演で後ろで結んでいたリボンが解けてだらーんとすっかり垂れさがってしまいましたが、そんな姿もとってもキュートなケフェレックさんでした。
興奮覚めやらぬ中、いよいよ最後の曲です。
ピアノが片づけられ、「ボレロ」ならではの楽器を手にした団員の方が続々と入場してきます。個人的なお目当てはもちろんピッコロトランペット。先ほどまですごーく好みな音色をこれでもか!と聴かせてくれていた、年配奏者の方が大きな身体に小さなラッパを手に入って来るのを見た瞬間、「来た〜っ!」と心の中でこっそり歓声をあげてしまいました。
オケのど真ん中、指揮者の目の前にスネアドラムが設置されたのを見て、「うんうん。この曲の真の功労者は各ソリストじゃなくスネアドラムだもんね」とにんまり。
客席のみならず、ステージの上も照明が落とされ??? と思っているとすぐにその謎は判明。ステージ最後列ひな壇の上にずらーっと各ソリストが並んでいます。左からトランペット、オーボエ・ダ・モーレ、クラリネット、フルート、ファゴット、Esクラリネット、テナーサックス、ソプラノサックス、トロンボーンの順です。
薄明かりの中、ボレロ独特のリズムをスネアが刻み始め、いよいよ始まります。
第二バイオリン、ビオラ群が静かに奏でるピチカートに乗ってまずはフルートのソロです。ソリストに順番に薄くスポットが当てられるこの演出、すごくよかったです。フルートのソロ、低音の響きが豊かで聴き惚れてしまいました。フルートって高音楽器だけど、低音の響きもとっても魅力的なんです。
続くクラリネットもほっこりと温かい音色でとっても良かったです。その次のファゴットが絶品でした(>_<)。ちょっと泣きが入った音色で本当に素敵でした。
Esクラ、オーボエ・ダ・モーレ(これも素晴らしかった!このオケのWリード群は素敵すぎです)と続き、ホルンの高音ボレロに乗せて、フルートとトランペット(ストレートミュート付)。フルートに合わせて軽やかというよりは、ちょっとベタちっくな吹き方が新鮮でした。
続くテナーサックス、アジア系の方でしたが、ほんっとに素敵でした。「サックス吹きはスケベでなければいかん!」というのが学生時代の恩師の口癖でしたが、メロディーを歌い出した瞬間、この人ドすけべだろうなーと思ってしまったくらい(こらこら)、ものすごく色気たっぷりの演奏でした。いや〜あれだけ色っぽい演奏が聴けて本望です。
続くソプラノサックスもアジア系に見えましたが、これも素敵でした。バックに流れるミュートトランペットのボレロのリズムも心地よく。次のピッコロ+オルガンの響きもよかったなぁ。一体どこで弾いてるんだ? と観客の多くが頭上に聳え立つパイプオルガンを注視していたのも楽しかったな。
木管群によるユニゾンを経て遂に真打ち登場。トロンボーンソロ、甘〜い高音の音色が本当に心地よく、後半は甘い音色はそのままにトロンボーンらしい太い低音の響きを聴かせてくれました。しかも、このトロンボニストがイケメンすぎてびっくりでした。
一連のソリストの演奏が終わると、セクションごとのボレロのメロディーが続き、それに伴いどんどん楽曲も盛りあがり、ステージの照明もだんだん明るくなり聴く側のテンションもアップ。そんな中、1人高い位置の真ん中でじっと出番を待つピッコロトランペット氏。そう、この曲でドラとティンパニー以外のメロディ楽器で一番最後に登場するのがピッコロトランペットなのです。もうすぐだーと思うとこっちまでわくわくしてきます(笑)。弦と木管がメロディーを奏でブラスセクションがリズム&打ち込みを刻み、盛り上がりが最高潮に達したのその時……遂に遂に待ちに待った瞬間がやって来ました!
心待ちにしたあのお馴染みの音色がハイトーンで本当に頭の上から降って来る心地よさ!!たまりません。もうこの音の厚みが楽し過ぎます。
転調してティンパニーが加わり、クライマックスへ向かって一直線の頃にはもう楽し過ぎて楽し過ぎてどうにかなってしまいそうでした(^^ゞ
最後のトロンボーンの見せ場の響きが凄かった!華々しくドラが打ち鳴らされ、終わった瞬間の高揚感はちょっと言葉では伝えられないくらいでした。
今日、これが聴けてほんっとーに心の底から嬉しかったです。
ありがとう!!ここ数日、かなり気分が下降していたのが素晴らしい演奏のおかげで元気をもらいました。
ものすごい拍手でしたが、クラシックの演奏会で久しぶりに掌が真っ赤になるくらい拍手しましたよ。
スタオベしている人もたくさんいたので、前の方だったけど私もしてしまいました。だってホントに素晴らしかったんだもん。ちゃんと感謝の気持ちは伝えなきゃ。
ソリストが順番に紹介され、拍手をもらっていましたが、皆さん思いは同じだったようでやっぱり、この人最高!と思った奏者には一段と大きな拍手が送られていました。ですが、何と言っても最大の立役者である、スネア氏に対する拍手は本当に凄かったです。
実は、この公演が押してしまい、次の公演が始まっている時間だったのですが、あまりの感激にちゃんと終わるまで席を立てない、と拍手を送り続けてしまいました。結局、そんな人は他にもたくさんいたようで。終演後、アートホールへダッシュする人が続出でした。
毎年思うのですが、3つの会場を使っているので、その移動も含めて各公演ごとの時間は15分ではなく30分はとってほしいなぁ。
今日は次の公演の開演を遅らせてくれたので、無事聴くことができましたが、来年以降改善してほしい点です。
とてつもない幸福感に包まれながら向かった次の公演はアートホール。
これがまたビルの上にある上に、エレベーターがなかなか来ない&箱が小さいのないないづくし(苦笑)。観客の多くは音楽堂からの移動組のはずだから、多分配慮してくれるんじゃないかな、の期待どおり配慮してくれてありがたかったです(ぺこり)。
フランス音楽の次はスペインです。
毎回ラ・フォルジュルネでは普段、あまり聴かないものを1つ聴こう、と決めているのですが今回チョイスしたのがこのスペインギターのリサイタル。
パブロ・サインス・ビジェガス さんによるスペインギターの名曲がたくさん聴くことができました。
アルベニス アストゥリアス(スペイン組曲より)
タレガ アルハンブラの思い出
ロドリーゴ 祈りと踊り〜ファリャへのオマージュ
タレガ アラビア奇想曲
ヒメネス 「ルイス・アロンソの結婚式」より
聴く前はアルハンブラの思い出、ぐらいしか知らないなーと思っていましたが、蓋を開けて見れば、1曲目と最終曲もあ、これかーと馴染みのある曲でした。
スペインギターを生でしかも近くで聴くのは初めてでしたが、迫力満点でした。
上手過ぎる(って当たり前ですね)。
左手の運指はそれほど速くないのにあんなに速いパッセージを奏でることが出来るってギターって面白いな、右手の動きだけであんなに旋律と伴奏の両方が出来るんだーとか、アホな感想を抱きまくりでしたが、クラシックギターの奥深さを少しだけ体感できた気がします。
曲によっては、途中ギター本体(何て言うんだろう?ギター詳しくないのでわからん)を叩く場面がしばしばあるのですが、その音がまたいい音でした。
パブロさんの男前っぷりにもびっくりでした。最後「ありがとう」と片言の日本語でお礼を言っていたのも好感度大アップ。
アンコールでタンゴなんちゃら(ここ、よく聞き取れなかった)をやります、と言って弾き始めた曲が、タンゴ・アモーレに良く似ていてとても楽しかったです。スペインらしい情熱さ溢れる曲で素敵でした。
その後は周辺で無料コンサートをちょこちょこ楽しんで帰路につきました。
そんなわけで、1日目は大満足な今年のラフォルジュルネでした。
明日は、「ボレロ」に引き続きこれまた楽しみな「幻想交響曲」。裏の裏の裏まで覚え尽くした(苦笑)この曲を、まさかの大フィルで聴く日が再び来るとは、長生きってするもんですね。どんな演奏が聴けるのか楽しみです。
と、非常に満ち足りた気持ちで帰宅したら……。
とっくに終わっていると思っていた試合がまだ続行中でしかも14−3というありえない点差で勝っていたのに笑ってしまいました。
今日は確か苦手なカツオくんだったのになぁと思ったら、その石川くんが大乱調だったそうで。どうも今年のツバメは甲子園との相性が最悪っぽいなぁ。
横浜戦以来、他力本願お守りのご利益もなくなってしまったようで。
つば九郎モデル一般販売決定してくれた矢先だけに、あまりの結果が申し訳ないような気がしないでも。
いや、虎党にとっては勝ってくれて嬉しい限りなんだけどね。
というか、フランク三浦氏も生粋の虎党だからいいのか(笑)。
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