甲子園球場のグラウンドに立とう!
2010.12.27 Monday
♪あらし木枯らし〜 という歌がまさにぴったりくるようなぴゅーぴゅー風雪流れ旅が吹きすさぶ昨日、甲子園レンガメッセージ感謝イベント『甲子園球場のグラウンドに立とう!』にはるばる甲子園まで行ってきました。
甲子園球場の中は、学生時代に幸運にも何度も入る機会に恵まれたのですが、まさか社会人になり遠く離れてしまった今となっては、そんなチャンスは二度とないだろうと思っていたところにやってきた今回の企画。
未だに甲子園球場の中へ入ったことがない父に一度あの感激を体験してもらおう!というわけで、申し込んでみたところ難なく当選。(実際に参加してみて思いましたが、あれきっと応募した人は日にちの変更くらいはあってもほぼ全員OKだったんだろうな)
雪の中、朝から電車に揺られ一路大阪へ。途中の福井は当たり前に雪が多く、でもその先の滋賀に入りしばらくすると、それまでの天候が嘘のように青空が広がり。毎度のことながら、同じ国内でこうも気候が違うのかと思うとちょっぴり悲しくなります。
お昼丁度くらいに甲子園に到着。既に球場前にはたくさんの人が。へーこんなに参加者がいるのか、とびっくりしながら、集合時間までもうひとつのお目当てである「甲子園歴史館」へ。
今年開館して以来、行ってみたいなと気になっていたのです。が、ここも今日はイベント参加のついでに見に来られた方で賑わっていました。
館内は主に高校野球ゾーンと阪神タイガースゾーンに分かれており、他に甲子園ボウルのコーナーや球場にまつわる展示物のコーナー等がありました。
父は当然、古いタイガースのコーナーが見たいのですが、個人的にどうしても見たいコーナーがあるため、集合場所と時間を決めてそれぞれ好きに見て回ることに。
というわけで、まず向かったのが中央にある甲子園ボウルのコーナー。
何でそこ?という突っ込みはあるかと思いますが、だって高校野球やタイガースに関しては普通にテレビで見ることが出来るけれど、地方在住では甲子園ボウルの試合はおろか、こんな展示品や特集なんてココでしか見られないんだもん。なので、開館した当初からとても楽しみにしていました。
甲子園ボウル所縁の各チームのユニフォームとヘルメット、見慣れた母校のモノはもちろん懐かしいフェニックスやギャングスターズのモノを久しぶりに間近で見て、そういえばこんな色だったなーと。
コーナーに設置されたスクリーンでは甲子園ボウルの歴史をダイジェストで紹介していて、初めて見る昔の映像など新鮮でした。日大のお家芸ショットガンやそれを見事に封じたギャングスターズの雄姿、当時の各大学の名物監督の姿等、すっかり見入ってしまいました。
しかし、当たり前ですがこのコーナーの前だけは空いてたなぁ(^^ゞ。
そんな感じでこのコーナーで随分時間を使ってしまったため、慌てて隣の高校野球のコーナーを回り。ある特定の年代以上の地元民には高校野球といえばコレ、な伝説の試合の両投手が使っていたグローブが展示されていて、その上に史上最高の名勝負のコピーがついているのが何だか嬉しかったです。
近くには、ドカベン香川、牛島1点に泣くのコピーとともにやはり思い出の品が飾られていて、それぞれの試合につけられたコピーを見ているだけでも楽しい。5打席連続敬遠の試合のコピーは「意外な結末」だったかな。でも、あの試合リアルタイムで観戦しながら、松井君の敬遠がなくても星稜が勝てるとは思えなかったので、そのコピーの方が意外な気がしました(^^ゞ
中高時代大好きだった池高ユニや、KKコンビ時代のコーナーには金足農のユニもありました。奥の暗室では何席かの椅子の前に置かれたテレビからハンカチvsマー君の試合が流れ休憩がてら鑑賞している人が沢山いました。
タイガースコーナーでは、引退を記念しての矢野捕手のコーナーや、志半ばで引退に至った赤星選手のコーナーにちょっぴりうるっときたり。1985猛虎戦士のコーナーや優勝ペナントをざーっと見て回りましたが、何しろ時間がないのが残念でした。
入る時に受付のお姉さんが1時間はかかりますけど、(集合があるからそんなに回れないけど)大丈夫ですか?と聞かれたとおり、40分くらいでは全く足りませんでした。個人的には1時間どころか半日でもじっくり見たいものが目白押し。なので来年、また時間を作って今度は心ゆくまでのんびり鑑賞したいと思います。
さて、いよいよイベント。というわけで集合場所に行くと、実に幅広い年代の方が集まっていました。今回のイベント参加記念としてネックウォーマーが全員にプレゼントされました。
色はこの緑と黒の好きな方を選べます。係のお兄さんが「私の個人的な意見ですが、女性は緑、男性は黒が似合うと思います」と言われたのでその意思を尊重してそれぞれ緑と黒をいただきました。
こちらは当日、参加者が首から下げていたパスカード入れ。これもそのままプレゼントです。これ、仕事で使えるなーと思わずほくそ笑みました。
今回のイベントでは、1塁側アルプスと1塁内野席の間の通路から、高校野球の入場行進と同じルートで球場内をウォーキング、その後外野で自由に撮影タイムというもの。まずは1塁側アルプス席で係りの方から注意事項を聞き順番待ちです。が、その辺はやはり関西人。注意事項の説明がやたら面白かったです。
みぞれがぱらつくこと数分。いよい入場です。
このようなゲートをくぐっていざ、出発。事前アナウンスの際、「高校野球の入場行進のように腕を大きく振り足を高く掲げて行進してくださってもかまいません」と言われていましたが、さすがにそんな人はどこにもいませんでした(^^ゞ
当たり前ですが、殆どの参加者はグラウンドに入るのは初めて。おじいさんもおじさんも子供もおばちゃんも皆大感激。足を踏み入れてまず「甲子園は広いなー」と喜ぶ父の姿に連れてきてよかったなーと思った瞬間でした。
まずは1塁ベンチです。ベンチの奥にあんなにゴミ入れ(なのか?)が並んでいたとは。もちろんベンチの中には入れませんが、よく選手達が身を乗り出している前のクッションに腰掛けて撮影するのはOK。なので、皆順番に思い思いのポーズで撮影していました。
これは、こっからしか撮れないぞーというわけで、グラウンドから銀傘を見上げた図です。
じゃーん、ホームベースです。この小さな五角形めがけて皆必死になるんだよなーと思うと感慨深いものがあります。今回のイベントではダイヤモンドの中は柵で囲われて入場禁止(そりゃそうだ)になっていましたが、間近で見ることは可能。ここも絶好の撮影ポイントで多くの人が記念撮影に興じていました。
こんな感じで皆さん楽しんでいます。
ショート後方、つまり内野手から見た光景です。こんな感じでプレーしているのかな、と思うと楽しい。
こちらは改装中のバックスクリーン。一体どんな風に仕上がるのか来季が楽しみです。
こちらは見てのとおり、外野フェンスです。フェンスどのくらいの固さだろう、と2人で触ったりグーで殴ってみたり(こらこら)しましたが、思ったよりは固かったです。クッションがあるとはいえ、ここに物凄い勢いで走ってきて激突したら、、改めて大変な仕事だなと。
球児のハリボテです。皆順番にこの球児の置物の横や前で記念撮影をするのですが、1人のおっちゃんが「まず最初は球児ピンで撮らな」と言われたので、皆素直にそれに従いハリボテの撮影タイムとなりました(笑)。
置物でも大事なのが、可笑しくも哀しいファン心理です。
外野には他にレフト側に新井さんのハリボテ、ライト側は確認してませんが恐らくアニキのハリボテ。リリーフカーも展示され乗るのはダメだけど前で撮影するのはOK。
お立ち台の上でヒーロー賞の看板を持ってパチリ、も出来ました。これはさすがに恥ずかしいのでやりませんでしたが。ここにも長い列が出来ていました。あと、東海大相模と興南のプラカードが置いてあるので、それを手に開閉会式の真似ごとも出来るようになっていました。
撮影に興じる人、元気に外野を所狭しと走り回る子供達、ひたすら芝生の上に寝そべり感触を楽しむ人。気温はかなり寒いですが、でも皆さん本当に楽しそうです。
こんな感じで皆、思い思いに楽しんでいます。写真が小さいので分かりづらいかと思いますが、芝の上に先日の甲子園ボウルの名残でラインが引いたままなんですよ。思わず、歩いてみて1stダウン、と1人アメフトごっこをやってしまいました。思ったより距離が短いのにびっくり。あれだけの距離を巡ってあんな激しい攻防を繰り広げるんだなーと思うとすごいスポーツだなと改めて思いました。
これは予想外の嬉しさでした。だってグラウンドの中ならかつて、遊んだ(こらこら)ことがあるけれど、アメフトのラインが引いたフィールド内に入る機会なんて過去にもこの先も二度とないので、二重に楽しかったです。
楽しかった数十分間は過ぎ、今度はレフトスタンドに移動して外野からしばらく球場全体を眺めて楽しみました。
レフトスタンド最上段からの光景です。が、高いところが大大大嫌いなので、決死の覚悟でカメラを構えましたが、本気で怖かった
でも、こうして上から見ると本当に美しい球場です。よく大リーグから助っ人に来た選手が口を揃えて「こんな美しい球場は世界のどこにもない」と言ってくれますが、本当にそう思います。今は冬なので芝生の色も薄いけれど、真夏に外野席からグラウンドを眺めると青空と緑の芝生の対比が本当に綺麗です。
そんなわけで遥々ン百キロを超えて参加した甲斐がありました。
とっても寒かったけれど、とても楽しいひとときでした。素敵な楽しい企画をありがとう!!
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