THE ALFEE 新世界 AUBE2010 NEO UNIVERSE in 本多の森ホール
2010.05.04 Tuesday
昨年11月から約半年ぶり。今年も春ツアーに参加してきました。
これを書くにあたり、いつもライブレポのタイトルをどうしてたっけ?と確認したところ、ライブレポ自体が去年の秋ツアー以来。そういえば、このところクラシックのコンサートには足を運んでも、ライブには全然行ってなかったかも(^^ゞ
ま、そんな前置きはともかく。チケットが届いた中に同封されていたツアー日程の本数の少なさにちょっぴり驚いた今回の春ツアー。最近は一定数の客入りを保つ状態の中、律義に来てくれることに感謝しつつ、珍しく新アルバムもしっかり聴き込んで参加してきました(購入後すぐに車にセットしたら、そのあと替えるのが面倒だったので、結果的に近年稀に見る聴き込み回数になりました^^ゞ)。
まだ半分も消化していないツアー。まだまだネタばれしたくないよ、という方はここでお帰りくださいね。例によって完全ネタバレ、個人的な突っ込み感想満載のレポですので、それでも構わないよという方のみどうぞ〜。
熱狂の日音楽祭2010
2010.05.04 Tuesday
長かったGWも残り2日。今日は夕方出かけるついでに、とラ・フォル・ジュルネ金沢に行ってきました。東京で始まったこの音楽祭も金沢でも開催されるようになって3年目。一番最初は、初めて&大好きなベートーヴェンだったこともあり、けっこう足を運びましたが、昨年、今年はコレと思ったものを選んでの参加。しかも、今年はショパンと聞き最初は行くのやめようかなぁと思ったくらい(^^A。
いや、別にショパンが嫌いなわけではなく、ショパンならわざわざコレで聴かなくても普通に有名なピアニストの公演で堪能できるので。
と、そんな風に主催者が聞いたらがっかりするようなことを思っていたところに、丁度4日にライブに行く用事が出来たため、ならその前についでにこれも行っちゃえというわけで、プログラムとにらめっこした結果、折よくあまり普段の演奏会では聴くことのないリストのピアノ曲があったので、参加してきました。
今回のお題目は
リスト:ハンガリー幻想曲
リスト・ピアノ協奏曲第2番 い長調
指揮:ジャン=ジャック・カントロフ
ピアノ:プラメナ・マンゴーヴァ
管弦楽:シンフォニア・ヴァルソヴィア
という、なかなかマニアック(?)な顔触れとプログラム。ソリストはともかくポーランドのオケなんてこういう機会でもないと地方ではなかなか生で聴く機会がありません。というわけで、かなり楽しみにしていました。
が、2日3日と旅行に出かけていたおかげで、今日は朝から身体がだるく。
せっかくの演奏会もこれは寝てしまうかも……という感じでしたが。
超人気プログラムではないので、音楽堂のコンサートホールの入りは8割くらい。それでも、この音楽祭らしくおめかしした方からウォーキングの途中のようなラフな格好のおじさんまで普段の演奏会では見られないようなバリエーション豊かな客層。
ブルガリア出身のソリスト、プラメナ・マンゴーヴァさんてどんな方かなーという会場中の期待が、彼女が登場した瞬間何とも言えないどよめきに近い空気が流れました。というのも、小錦?と思うくらいそれはそれは素晴らしい体格の女性がのっしのっしと登場。オペラ歌手とか歌い手の方はかなりふくよかな方が多いですが、ピアニストでこれだけ見事な体型を生で初めて見ました。思わずあんな体型でハイヒールって大丈夫かな?と心配してしまったほど(^^ゞ
そんな思いがけない驚きとともに始まった演奏。
いろんな意味で凄かったです。まず何といっても音がデカイ!かと思えばとても繊細なタッチで聴かせる部分もあり。最初の数分はさすがに疲れで眠かったのが、途中からあまりの凄さに完全に眠気が吹っ飛びました。
オケも、世界的に有名なオケのような完成度はないものの、こちらもとにかくパワーが凄く。演奏が進むにつれて、弾き手それぞれにエンジンがかかった感じでした。
もしかして、この公演すごく当たりなんじゃ?と思ったとおり、続くピアノ協奏曲は出だしから迫力満点。明らかに音の鳴りが1曲目と違いました。
ピアニストも物凄いけれど、オケの各人の音量がとにかく大きくて。オーボエの彼女がとっても楽しそうに吹くのをうっとり眺めたり、この曲で登場したチューバの人はいつ出番が来るんだろう?とか色々見どころがいっぱいでどこを見ても飽きることなく楽しい。各木管楽器の奏者も素晴らしかったですが、個人的にはチェロの首席奏者の女性には、「チェロでこんなものすごい音量が出るの?」と感心しきりでした。カンタさんも凄いですが、彼女は音質もとても個性的で、改めてチェロの魅力を再発見できました。
実は、今日演奏された曲は聴くのも初めて(苦笑)でしたが、リストだからそこそこ派手だろうとは思っていましたが、予想を遥かに上回るド派手さと迫力で金管好きにはたまらない2曲でした。数年前にマリス・ヤンソンスを大阪に聴きに行った時も大音量に圧倒&満足しきりでしたが、今回の方が遥かに編成が小さいのにこの迫力。いく分荒削りな部分があるのも一層楽しいというか、魅力的でした。
それにしてもプラメナ・マンゴーヴァさんは凄かった!確かな技術に裏打ちされた豊かな表現力にただただ圧倒。聴き終わる頃には疲れはどこへやら。あまりなかった食欲もすっかり回復(笑)。
久々にいいもの聴かせていただきました!という演奏会でした。
残念ながらこのコンサートはアンコールがないのが基本なので、この2曲のみでしたが、(かなり長い間鳴りやまなかった拍手は、聴衆のもっと聴きたいという思いの表れだったと思います)この組合せもしくはマンゴーヴァ女史だけでも、もう1回金沢に来て他の作品も演奏してほしい。そう思わせる演奏でした。
やっぱりいい音楽を聴くと元気になれるね、と改めて実感した演奏会でした。
夜のライブについては明日また別項で。こちらも楽しかった!でも、スピーカーの前だったので耳がエライことになってます(苦笑)。
- ご報告 (08/16)
- 星野源見つけた (06/20)
- ポート入れ替え (06/14)
- 再入退院とドセタキセル その3 (05/23)
- 再入退院とドセタキセル その2 (05/13)
- ご報告
⇒ ユウキ (08/22) - 星野源見つけた
⇒ しおん (06/30) - 星野源見つけた
⇒ ひろりん (06/29) - 再入退院とドセタキセル その3
⇒ しおん (05/25) - 再入退院とドセタキセル その3
⇒ さくら (05/24) - 腸閉塞
⇒ しおん (04/07) - 腸閉塞
⇒ ひろりん (04/05) - 腸閉塞
⇒ しおん (04/02) - 腸閉塞
⇒ さくら (04/02) - パラサイト 半地下の家族
⇒ しおん (02/01)
- 横浜移籍!?
⇒ ニュースブログ (07/25) - ぶらり東京紀行その2
⇒ 山野楽器! (06/15) - ぶらり東京紀行その2
⇒ 山野楽器! (06/15) - ぶらり東京紀行その2
⇒ 山野楽器! (06/15) - ギンギラギンにさりげなく
⇒ デボネア日記 (06/02) - 日本一おめでとう!!そしてさよなら
⇒ ノラ猫の老後 (10/27) - COI静岡公演
⇒ Color Pencils (10/16) - 今岡復活!!
⇒ 続「とっつあん通信」 (09/29) - 8連勝!
⇒ 続「とっつあん通信」 (09/29) - 快勝!
⇒ 続「とっつあん通信」 (09/24)
- August 2020 (1)
- June 2020 (2)
- May 2020 (3)
- April 2020 (3)
- February 2020 (3)
- January 2020 (8)
- December 2019 (6)
- November 2019 (6)
- October 2019 (7)
- September 2019 (5)
- August 2019 (10)
- July 2019 (3)
- June 2019 (8)
- May 2019 (7)
- April 2019 (4)
- March 2019 (6)
- February 2019 (5)
- January 2019 (7)
- December 2018 (5)
- November 2018 (7)
- October 2018 (7)
- September 2018 (10)
- August 2018 (9)
- July 2018 (9)
- June 2018 (9)
- May 2018 (16)
- April 2018 (7)
- March 2018 (10)
- February 2018 (8)
- January 2018 (10)
- December 2017 (11)
- November 2017 (9)
- October 2017 (9)
- September 2017 (10)
- August 2017 (10)
- July 2017 (8)
- June 2017 (8)
- May 2017 (10)
- April 2017 (9)
- March 2017 (10)
- February 2017 (8)
- January 2017 (9)
- December 2016 (11)
- November 2016 (9)
- October 2016 (14)
- September 2016 (12)
- August 2016 (11)
- July 2016 (10)
- June 2016 (12)
- May 2016 (10)
- April 2016 (11)
- March 2016 (11)
- February 2016 (10)
- January 2016 (8)
- December 2015 (13)
- November 2015 (11)
- October 2015 (13)
- September 2015 (16)
- August 2015 (11)
- July 2015 (11)
- June 2015 (12)
- May 2015 (9)
- April 2015 (9)
- March 2015 (10)
- February 2015 (9)
- January 2015 (8)
- December 2014 (10)
- November 2014 (9)
- October 2014 (12)
- September 2014 (9)
- August 2014 (15)
- July 2014 (17)
- June 2014 (19)
- May 2014 (22)
- April 2014 (20)
- March 2014 (16)
- February 2014 (17)
- January 2014 (15)
- December 2013 (10)
- November 2013 (9)
- October 2013 (8)
- September 2013 (15)
- August 2013 (12)
- July 2013 (11)
- June 2013 (12)
- May 2013 (5)
- April 2013 (15)
- March 2013 (14)
- February 2013 (12)
- January 2013 (10)
- December 2012 (13)
- November 2012 (12)
- October 2012 (9)
- September 2012 (12)
- August 2012 (11)
- July 2012 (12)
- June 2012 (12)
- May 2012 (13)
- April 2012 (13)
- March 2012 (10)
- February 2012 (15)
- January 2012 (9)
- December 2011 (12)
- November 2011 (11)
- October 2011 (13)
- September 2011 (10)
- August 2011 (9)
- July 2011 (11)
- June 2011 (28)
- May 2011 (10)
- April 2011 (10)
- March 2011 (11)
- February 2011 (9)
- January 2011 (8)
- December 2010 (11)
- November 2010 (10)
- October 2010 (18)
- September 2010 (13)
- August 2010 (8)
- July 2010 (13)
- June 2010 (12)
- May 2010 (11)
- April 2010 (11)
- March 2010 (12)
- February 2010 (17)
- January 2010 (11)
- December 2009 (15)
- November 2009 (14)
- October 2009 (16)
- September 2009 (13)
- August 2009 (10)
- July 2009 (18)
- June 2009 (15)
- May 2009 (16)
- April 2009 (16)
- March 2009 (15)
- February 2009 (15)
- January 2009 (14)
- December 2008 (16)
- November 2008 (9)
- October 2008 (15)
- September 2008 (13)
- August 2008 (11)
- July 2008 (13)
- June 2008 (18)
- May 2008 (11)
- April 2008 (14)
- March 2008 (17)
- February 2008 (12)
- January 2008 (12)
- December 2007 (20)
- November 2007 (10)
- October 2007 (14)
- September 2007 (15)
- August 2007 (13)
- July 2007 (20)
- June 2007 (15)
- May 2007 (17)
- April 2007 (18)
- March 2007 (19)
- February 2007 (18)
- January 2007 (16)
- December 2006 (16)
- November 2006 (22)
- October 2006 (23)
- September 2006 (21)
- August 2006 (25)
- July 2006 (22)
- June 2006 (25)
- May 2006 (23)
- April 2006 (20)
- March 2006 (22)
- February 2006 (19)
- January 2006 (15)
- December 2005 (15)
- November 2005 (14)
- October 2005 (18)
- September 2005 (11)
- August 2005 (10)
- July 2005 (10)
- June 2005 (11)
- May 2005 (13)
- April 2005 (9)
- March 2005 (2)
- January 2005 (2)
- December 2004 (2)
- November 2004 (2)
- October 2004 (1)
- September 2004 (1)
- August 2004 (3)
- July 2004 (1)
- June 2004 (1)
- May 2004 (2)