ダ・ヴィンチ・コード
2006.05.25 Thursday
巷で盛んに宣伝されている『ダ・ヴィンチ・コード』を昨夜見てきました。
東京あたりでは、上映初日にかなりの混雑があったようですが、こちらは
静かなもので新聞にも県内は静かな出足、と書かれてました(^^ゞ
チケット売り場にはそこそこ列が出来ていたので、レディースデーだから
混んでるかな?と思ったのですが、真ん中から後ろは大体埋まっている
そこそこの入りでした。
で、肝心の映画ですが。なかなか面白かったです。
まだ公開してそんなに日にちもたっていないので、ここから先は
それでもいいよという方のみどうぞ。
全体的にややあっさりしている感はありましたが、上手くまとまっていて、2時間30分という長丁場を飽きることなく楽しめました。
原作未読でしたが、ストーリーも思ったよりわかりやすく、もちろん集中
していないと難しい部分もありますが、すんなり物語の世界に入ってい
くことができました。
ミステリーという面では、犯人が捕まるくだりがちょっとあっけなさ
過ぎだったり、もうちょっとどんでん返しが欲しい気もしましたが、
キリスト教に関する謎解きとしては、そういう説もあるのかと興味
深かったです。
この作品に対してバチカンがかなりの反応を示しているようですが、
深い信仰心もないモノの目から見れば、そんな目くじらたてるほどの
ものでは・・(^^ゞという気がしました。ま、でもやっぱりマズイ部分
はあるのでしょうがないのかな。
原作を読んでなくても充分楽しめる内容だと思いますが、ただ、
ローマ帝国から15〜16世紀くらいまでの西洋史の簡単な
流れやキリスト教についてのごく基本的な知識がないと、ちょっとわか
りづらい部分が多いかもしれません。
そういえば、普通の映画だと上映が始まってもポップコーンなどを
食べたり、お茶を飲んでいる人が多いですが、これに限っては皆、
集中しないとついていけないからか、飲み食いする人がいなかったです。
新聞や雑誌ではキーワードはダ・ヴィンチの絵画の名前を挙げてました
が、個人的には「ルーブル美術館」「テ○プル騎士団」「最後の晩餐」
の方がいいんじゃないの?と思いました。
あ、でも犯人探しという点から見れば、名画でいいのか。
ルーブル美術館やウェストミンスター寺院、ロスリン教会など、ちょっと
やそっとではお目にかかれない場所の中をじっくり、大きなスクリーン
で見られたのは嬉しかったです。しかし、ルーブル美術館の前って
あんな巨大なオブジェがおいてあるんですね。
原作では主役のラングドン教授は、H・フォードをイメージしている
そうですが、個人的にはトム・ハンクスで正解だったかも。
H・フォードだとどうしても「インディージョーンズ」や「スター・ウォ
ーズ」のイメージが強すぎて、冒険活劇を見ている気分になりそう
で(苦笑)。いや、見方によっては冒険活劇と取れなくもないんだ
けどね。
何の予備知識もなく見たので、てっきりトム・ハンクスとジャン・レノ
が協力し合うのかと思ってましたが、なるほどそういう役柄だったのか
ーと。
でも、せっかく出した割にジャン・レノの出番はもう終わり?という
くらいあっけなく出てこなくなったのが残念。
しかも、結果的には騙されたのにあれで納得したの?という思いも、
ちょっとあります。
あとはシリス役の人がとにかく強烈で、あの殆どイッちゃってる表情が
すっかり頭から離れなくなったくらい怖かったのと、ヒロイン役の
オドレイ・トトゥが、なかなかチャーミングでよかったです。
しかし、二部になっても大どんでん返しがあるに違いない、と信じ込んで
いたので、教会でわらわら人が出てきた時に思わず身構えてしまいまし
た。ま、ラストが大どんでん返しと言えなくもないけれど。
それと、全体的に音楽が雰囲気があって、場面場面に上手く合っていて
よかったです。
ラスト近くで、つい、来シーズンあたり誰かこの映画のサントラで
滑ってくれないかなーなんて思ってしまいました(^^ゞ
そんなわけで、個人的には中当たりくらいの映画でした(^-^)。
映画の中でひとつどうしてもわからないことがあったのが気になったので、
本日早速原作を購入してきました。
これからじっくり読みたいと思います〜。って何だかんだ言って
既にどっぷり嵌ってるのか(苦笑)。
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