ごきげんいかが？

先日から始まった２００６カルガリー世界選手権。
今日は男子フリーの放送が地上波であったので、セットしておいたビデオを先ほどようやく見終わりました。

五輪直後で主要選手は故障や体調不良を抱えている人が多い、と聞いていたのでどうなるのかなと心配でしたが。
気合の入ったいい演技が沢山でなかなか見ごたえがありました。
特にエヴァン・ライサチェクにはびっくり！　（体が）相当酷い状態だと聞いていたので、大丈夫なの？途中でひっくり返るんじゃ・・と思っていたら、、流石に五輪ほどのスピードはなかったけど、両足着氷とはいえクワドも跳んだほぼ完璧な演技に思わず録画なのに、やったね！凄いよアンタ！！（←ファンの方すみません）と思ってしまいました。
トリノの時といい、がけっぷちになると恐ろしい精神力を発揮するタイプなのかも。いや〜恐れ入りました。銅メダルおめでとう！！

ジュベールとランビエールは、きっちりトリノの悔しさを晴らしましたね。
特にジュベールは、明らかにこっちのプログラムの方が合ってる気がします。今季のプログラムは内容も、あのウルトラマンみたいな衣装（苦笑）もどうもなぁと思っていたので(^^Ａ
どっちも素晴らしかったですが、出来るならそれをトリノでやってほしかったよ〜〜(T-T)。それだけ五輪は大変ということ＆あの悔しさがあって今日の演技があるんだろうけど。シーズン最後に絶好調って、９月に入ったら急に打ち出すプロ野球選手じゃないんだから！とテレビの前で突っ込みを入れてしまいました。
ステファンは本当に嬉しそうでしたねー。何だかんだと２連覇なんですよね。あのシマウマ衣装実はものすごく好きです。あんなインパクトのある衣装他にないですよ？来シーズンも内容はもちろん、素敵な衣装を是非是非期待しております☆

しかし、いい演技が見られたのはとっても嬉しいけど、、こうして時代は移っていくんだよねぇと思うと、淋しい＆非常に悔しくもあったり。去年は怪我で途中棄権だから、これでワールド２年連続欠場。下手したらこの先ずっとこれが続くのかーと思うと、織田くんや高橋くん、（そのうち小塚くんも）ら自国の未来のスターの成長を見られるという贅沢な楽しみがありながら、、物足りなさが募り
ます。何だかんだと気がつけば８年だもんなぁ。超熱心でないとはいえ、いつの間にかそんなにたってたんだと我ながらびっくり。
わかっていても不在に慣れるのには時間がかかりそうです。

ジュベール才能もあるし、いいスケーターだと思うけど、ごめん！どうしても好みじゃないわ。。と今日の放送を見てしみじみ再確認してしまいました。
小生意気な言動は嫌いじゃないというより寧ろ好きではあるけれど、何だろう、あの仰々しさが肌に合わないというか。
てか、彼よりプルさんの方がよっぽど仰々しいわ！とお叱りが飛んできそうですね。すみません。
うーん、ホント単なる好みの問題なので、ちょっと変なたとえだけど、古いスケートファンの方々が技術は認めるけどプルの滑りは嫌い。。と思うのと似てるのかもしれません（汗）。

期待の織田君は、今日は流石に緊張もピークなのか全体的に固くなってましたが。初めての大舞台、最終グループの１番滑走で大崩れすることなく魅せてくれたのは立派です。豪快なジャンプも魅力ですが、個人的にはジャンプより彼のスピン、衣装のせいもあるのか、雛鳥が舞っているように見えてすごく好きなんです。
これから１年間頑張って、来年の東京ワールドではどんな演技を見せてくれるのか今から楽しみです☆

ウィアーとバトルはどちらも体調もあって、哀しい出来になってしまいましたが。特にバトルは地元開催だから、頑張ってほしかっただけに本人も悔しそうで。。しかし、綺麗な滑りは相変わらずですね。
元はアイスダンスの選手だったと知り納得。
バトル不調な分は、サンデゥーが思いのほか楽しませてくれたのでよかったけど。
しかし、ウィアー遂にクワド完全ではないけど降りたよ！
おぉやはりあのインタビューで語っていた某氏の助言が効いたのか！？
とそれはすごく嬉しかったです。最後の数分はあまりに辛そうで見ているのも辛かったですが(T-T)。ともかく１年間お疲れ様でした。

それと、最初にイリヤ・クリムキンの映像が流れたのにはびっくりでした。
何故？ジェーニャの代わりにロシアとりあえず出しとけ、ってことなんでしょうか。滅多にない機会なので楽しかったのでいいんだけど。
イマイチ不完全燃焼っぽい内容だったのは残念でしたが。
しかし、トリノでもちらりと見え隠れしていた、ヤグ・プル時代のツケがここに来て完全に露呈した気がします。
ファン以上にプルさんの現役続行を切望しているのは、実はロシアスケート連盟なのでは？
国のためでなく自分のために滑りたい発言の根底にはやっぱりこういう事情もあるのでは？　と余計なことを考えてしまいます。
そう思うと、色々叩かれまくってますが、みどり、本田の１人苦労時代を経て、後進の育成に成功した日本スケ連の功績は、問題はあるにせよ認められるんじゃないかなと思ったり。

ところでクリムキンは黒地に黄緑の模様を入れるのが好きなのかしらん。
かつて「牧神の午後〜」のプログラムの時も似たような色を着ていた印象があったのは気のせいだったかな。
あーこれで遂にロシアは１枠か。。。１枠なんて見たことあったっけ？
来年の東京ワールドがっ！と途方に暮れかけたら、、グリャーゼフと合わせた順位が２８位以上なら２枠なんですね。ギリギリ何とか２枠確保でほっとしました。

うぅまたしても長文に。ここまで読んでる人は少ないと思いますが、だらだらとどーでもいいことを失礼しました。

最後に、みどりさん。。また太りましたね。あまりにパンパンなお顔に身体悪いんじゃ？　と余計な心配をしてしまいました。
相変わらずテンション高くて元気そうだったけど。以前私がペトレンコの姿にショックを受けたように、きっと今のみどりの姿にショックを受けている人が世界のあちこちにいるんでしょうね（泣笑）