再入退院とドセタキセル
2020.05.02 Saturday
またまたお久しぶりです。
ようやく起き上がってPCの前に座ることが出来るようになりました。
3月末に再入院から何とか退院し、毎日訪問看護サービスによる点滴治療を受けながら日常復帰を目指していたのですが。
今後の治療方針を話し合うために再診に向かう4月14日。この日は前日夜に激しい嘔吐があり、手足がしびれてフラフラで起き上がるのもままならず。
訪問看護サービスに助けを求めたところ、病院へ行けるようにすぐに点滴しましょう、と駆けつけてくれました。
こういうきめ細かい対応をしてくれるのが本当に助かります。
急ぎ、入れられるだけ点滴してタクシーまで送ってもらい、何とか病院に辿り着いたものの。病院は広い!何とか婦人科の受付まで這うように行き、とても座っていられないため順番までベッドで休ませてもらい。
対面した主治医にこれこれこういう状況だから、点滴をお願いしますと伝えたところ、即座に血液&尿検査と点滴をすることに。
3時間ほどの点滴を終え、何とか動けるようになり検査結果を伝える先生がマグネシウムの値が危険水域です。腫瘍マーカーも上昇してますし、一度戻ってもいいけれどこのまま入院した方が……という提案に、前回とは違い一も二もなく同意してました。
病棟まではもちろん自力で行けないので車椅子を押してもらっての移動です(^^ゞ
家族に入院になったので必要な荷物を依頼し、今度は勝手知ったる婦人科病棟へ。
このご時勢なので幸い、病棟が空いていて助かりました。
しかし、激しい嘔吐等で脱水症状は覚悟していましたが、まさかのマグネシム欠乏。短くなってしまった小腸からの栄養吸収が上手くいかなかいためで、これは予想外でした。何だか見たことがないいつもの先生の態度とは違う慌てぶりが自分が思うよりも危険な状況だったんだなーと。今日が丁度受診日で良かったと思いました。
病衣に着替えてほどなくして点滴が始まりました。
今回は24時間の点滴だけでなく、あまり馴染みのない心電図の装置が取り付けられ、これが無駄に重い。
マグネシウム値が崩れると不整脈や心不全の危険性があるそうで。真剣に訴える先生をよそに、ふーんそうなの? とどこまでもお気楽な私(^^ゞ
入院した週末に取り外されるまでずっと邪魔だなーと思ってました。
ベッドに横になり、点滴を入れられてひと眠りするうちにだいぶ気分がよくなってきました。そうすると、吐くのが怖くて食べられなかった食欲が急に沸いてきました。
家だと日に日に食べられる量が減って行ったのに、今回の入院では入院した日の夕食からどんどん逆に食べられるようになりました。
前回の入院時は、もう病院のご飯飽きたー嫌だーと思っていたのが、あれ?これ食べやすくて美味しいと感じるまでに(苦笑)。
今回の入院では、入院した時はこの人どうなるんだろう? 状態だったのにその日の夕食から食べられるようになり、点滴で栄養も補給したおかげか数日は手足の痺れがあったものの、みるみるうちに回復していくのが自分でもわかりました。
当初は病棟のすぐ隣のトイレに行くのもやっとだったのが、程なくして病棟から続く談話室へ自力で行けるようになり。入院した週末には他所のフロアやコンビニに買い物へも行けるようになりました。
前回はまだまだ慣れず、粗相をしてばかりだったイレオストミーの扱いも看護士さんに褒められるほど上手くなっていて、数日に一度行わなければならない装具の交換もスムーズに出来ました(^-^)v
今回の入院では、血液検査の数値を回復させることと同時に入院中に新しい抗がん剤を投与する目的も。
順調に回復し、入院した翌週の水曜に新しい抗がん剤、ドセタキセルの投与を受けました。
事前に薬剤師から副作用の説明を一通り受けていましたが、投与当日と翌日はほぼ影響なく先生とも今回のはよさそうですね、と話していたら……。
くづつ
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