牙狼ー月虹の旅人ー
2019.10.17 Thursday
日曜日に公開中の映画「牙狼<GARO>−月虹の旅人−」を見てきました。
ちなみに何て読むんだ? という方へ”ガロ げっこうのたびびと”と読みます(^^ゞ
GAROシリーズは一番最初の冴島鋼牙シリーズに京本さんが出演していたのですが、テレビ東京系列のため地元では放送がなく。
ファン友さんにDVDを送ってもらい、少し遅れて見たところ……特撮モノに興味がなかったはずが、独特の世界観と丁寧な物語にすっかり嵌り数多の出演作品の中でもかなり好きな作品でした。
今調べてみたら、最初のシリーズは何と2005年!そんな前だったのかーと月日の流れに驚きました。
ちなみに地元では本放送から1年くらい遅れて深夜で放送されました。パチンコになった頃だったか、職場の上司の着メロが一時期ガロのテーマでびっくりしました。何で知っているのか説明するのが面倒だったので、着メロが鳴るたびに心の中でだけ「あ、ガロだ!」とうきうきしてました(苦笑)。
さて、今回の映画に久しぶりにバラゴ様として出演する、と知り当初はこっちではやらないんだろうな、くらいに思っていたのですが。
公式サイトの上映劇場をダメ元で調べてみたところ。地元でも上映していることを知り行ってきました。
地元にいくつかあるシネコンのうち、唯一行ったことがなかったコロナワールドに初めて行く機会が出来ました。
知る人ぞ知る作品なので、ほぼ貸し切り状態なのでは? といらぬ心配をしてしまいましたが、県内で唯一の会場&連休中だったこともあり、沢山ではないけれど男女比半々のそこそこの客入りでした。
最初のシリーズ以外は全く知らず。小西くんとナベさん以外の出演者が誰かも知らずにぶっつけで見ましたが、いや〜〜面白かった!!
見終わって帰り道、すっごい楽しかったーとずーーーーっと思っていたくらい楽しみました。
今回の主役、冴島雷牙、マユリ??誰それ? 状態でしたが、物語が始まってすぐに鋼牙の息子なのは分かりましたし、あの白マントと懐かしいゴンザと音楽、独特の魔戒文字にあっという間に物語に馴染むことが出来ました。
冒頭に出て来た女ホラーの身体の柔らかさが凄かったです。鋼牙シリーズでも何人も物凄い身体能力を備えたホラーが登場しましたが、それに匹敵する凄さでした。
マユリを追って乗り込んだアカモク行きの列車が999みたいだなーと思ったり、外観は999だけど中身はどちらかと言うと「さよなら銀河鉄道999」の幽霊列車に近いなーとかいらんことも。
列車の乗客達が悉く個性的で衣装から仕草に至るまで全てが凝っていて楽しかったです。
最後の偽マユリがいる車両(というより豪華な一室)、これでもかというくらいの耽美な世界で。ストーリーとは直接関係がないこういうシーンに物凄く拘りが詰まっているのがガロだなーと懐かしかったです。
じっくり見返したら色々面白い小ネタがいっぱい仕込んでありそうです。
雷牙を導く少年・パデル、口調は生意気なんだけれど憎めないキャラクターで好きです。クライマックスで彼の正体が明かされた時、だから出会った当初から「雷牙!」と呼び捨てだったんだーと納得しました。
でも、可愛らしいパデルからいきなり大河=渡辺裕之さんに変身した瞬間、ナベさんが出ることをすっかり忘れていて(^^ゞ、あまりの変わりっぷりに思わず笑ってしてしまいました。
序盤で回想シーンではない、動く鋼牙が登場した時は身のこなしや剣の使い方に鋼牙だーっとちょっと胸が熱くなりました。
バラゴ様もゴンザも皆時の流れを超越してしまった感がありますが、小西くんも若い!顔つきとかはちゃんと中年男性になってますが、ぱっと見た目は昔と変わらなくて。親子というよりは兄弟?と思ったくらいです。
中盤までは冴島親子の物語にちょっぴりうるっとしつつ、楽しく見ていましたが。
英霊の塔で雷牙、鋼牙、大河と戦う白孔(しろく)が「すべては私が蘇る為」(台詞うろ覚え)と言った瞬間、キターーーー!!となりました(笑)。
バラゴ様が降臨した瞬間、オーラと存在感に圧倒されました。瞳が赤い!!
早速始まった超高速な剣でのバトルにもう胸がワクワクしっぱなしです。序盤で左手に持っていた剣をぱっと右に持ち替えた仕草のキレが凄くてカッコ良かった!!あのシーン最高に好きです。(そこかいっ)
親子3代の剣を受け止めて払うところもたまりません。
力強い立ち回りを披露しながら、要所要所でケレン味溢れるタメや決めポーズを入れてくれるのが嬉しくて。
今ってこういうケレンを見せてくれる役者さん少なくなっちゃったけど、やっぱり剣劇にはこれがないとね!と頬が緩みっぱなしでした。
冴島家の物語だからもちろん最後に勝つのは魔戒騎士チームなのは決まってるんだけど、全力で心の底からバラゴ様の応援をしてました(笑)。
いや、応援というか1分1秒でも長く立ち回りを見たい、というその一心だけです。
初挑戦のワイヤーアクション、予想以上に動きがしなやかで見ごたえがありました。空中でくるんと回るのとか、昔なら吹き替えになるのが本当にやってるー、回り方綺麗〜と感激でした。
バラゴ様が王牙の鎧を召還し、まとってしまった時はバラゴに絶大な力が宿るので有利になるんだけれど、そうしたらスーツアクターに入れ替わるから立ち回りが見られなくなるよう(泣)、と贅沢なことを思ったら、まさかの顔面アップで悶絶する姿がこれでもかというくらい見られるというサービスっぷり。ありがとうありがとう!!
それでも鎧を召還出来ない冴島親子達が腕など身体の一部のみ金色の鎧を装着しながら騎士に変身せずに戦うのがひたすら羨ましかったです(^^ゞ
無事、バラゴを倒し3人がそれぞれの持ち場へ帰っていくシーンはうるっときました。大河が鋼牙を、鋼牙が雷牙を、各親が子を思う気持ち、雷牙の父への思い、親子の絆の深さが短い台詞に込められていて良かったです。
個人的な感想としては、この映画の主役は雷牙だけれど影の主役というかシリーズ全体としては鋼牙の物語なんだな、と思いました。
戦いを終え、止まっていた時間が再び動き出した瞬間のゴンザ、最高でした。蛍雪次郎さん、今おいくつなんだろう? と調べたら68歳でした。20年くらい前からずっと変わらない気がするのですが(苦笑)。
ゴンザの変わらなさ(見た目だけでなく、性格などのキャラクターも)が一番嬉しかったかも。
徐々に時間が止まり、冴島家の庭園の芝や景色がすーっと枯れていく映像にアナログ世代なので純粋に感動してしまいました(汗)。
宙に浮いた英霊の塔の下部分のガリガリした感じとか、そもそもあの宙に浮いた図がとっても好みで、引きで全体像が映るたびに無駄にワクワクしてました。
エンディングでゼロこと藤田玲さんの名前を見て、やっぱりそうだったんだーと嬉しくなりました。このエンディング、出演者の名前は見たいわ左側に懐かしい過去の映像が走馬灯のように流れるわでどっちも見たくて困りました。
あと景山ヒロノブが歌う主題歌がいいのと、相変わらず上手すぎる歌に痺れました。
ほんっとに楽しくてあっという間の2時間弱でした。
ありがとうバラゴ様、ありがとう雨宮監督。もうちょっと家から近かったらナイトショーでもう1回見られるのになぁ。
久しぶりに初代牙狼、見返そうっと。
そうそう。雷牙役の中山麻聖さん、色んなことに疎いため全く知らなかったのですが三田村邦彦さんの三男ですよ、と教えてもらいびっくりでした。確かに目のあたりとかとても面影がありますね。
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