飛び込み
2019.06.30 Sunday
地方住みなので、日常生活で飛び込みによる遅延に遭遇するケースはほぼありません。ごくたまに旅行で乗った電車が置き石や何らかの事故等、前の電車が遅れている等の事情で車内に閉じ込められる、ということがありますが。それも大抵数十分くらいのことです。
都会に住んでいる人にとってはその場面に遭遇せずとも、それに伴う影響により自分が乗っている電車が遅延する、ということはそれなりの確率で起こるようです。
そんな電車への飛び込み、漠然とした感覚ではかなりの高確率で死に至る気がしていたのですが、飛び込みによる死とはどんなものなのか、具体的な数値を挙げて分析解説しているコラムを見つけ、すっかり読みふけってしまいました。
興味がある方は自分で読んで頂くことにして。ざっくり結論を言ってしまうと、電車への飛び込みとは即死とは程遠い、文字通り想像を絶する苦痛を伴うものであり、しかも成功する確率は50%と極めて低い、到底人に薦められるものではない、ということでした。
予定はないけれど、もし何らかの事情で自死の方法どれかを選べと言われたら、へたれな私は真っ先に除外します。
しかし、ここまで多角的に色んな方向から飛び込みについて考え、難しい計算をして資料を調べてコラムを執筆する人がいるのかーと感心してしまいました。
根っからの文系頭な私にも分かるように書かれているのがすごいです。
紹介したのが飛び込みというかなり、普通の人なら引いてしまう内容ですが、他にも介護や働き方改革等、今を生きる自分達が言葉だけで実際には深く分かっていないことについて、数字を使ってあれこれ解説しているのが興味深いです。
世界を「数字」で回してみよう、で検索すれば見つかると思います。
ところで、書き手の方が飛び込みについて考察しようと思った動機は、ご自身が飛び込みによる遅延が嫌だから、こんな非効率な方法を取る人が減ってくれたらという思いだそうで。
実際に人身事故による遅延が発生した場合、乗り合わせた人の多くは腹立たしく思ったり、迷惑なという感情を抱きます。自分がその立場になったとしても、急いでいれば尚更、よりによってという思いを強くするでしょう。
死ぬときくらい迷惑をかけるな、という呟きも件のコラムで紹介されていました。とても正論だしその通りなのだけれど。
どうにもこうにもならなくて思いつめた結果にその人が最後にとる手段として、お薦めは全く出来ないけれど。死ぬときくらい当人の好きなやり方でもいいのでは? と思ってしまいました。
物心ついた時から死ぬまでずっと、人に迷惑をかけるな、という有言無言の圧力の中で生きてきて最後までそれを強要されるのはあまりにも辛すぎる気がします。
ちなみに意外にも飛び込みの半数近くは酔っぱらいが誤って転落、というケースだそうで。ごくまれに軽傷や無傷で済む場合もあるようですが、その後に起こる悲劇(惨劇)を考えるとお酒はほどほどに、と心から思います。
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Comments
6月に東京行ってきましたが、その時電車で人身事故のため一時間おくれになりましたよ😭土地勘がないから代わりの移動方法も分からないし… ホントに勘弁してほしかった
Comments
せっかくの旅行で災難だったね。確かに知らない土地で電車が止まってしまうと代替ルートも分からないし途方に暮れるよね。
鉄道会社やメディアとかで、迷惑云々じゃなくて事故の悲惨さ苦痛をもっと周知してちっとも楽に死ねないよーと周知したら少しは減るのかなぁ。
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