ごきげんいかが？

元日の昨日、公開以来ずっと行こう行こうと思っていた「スターウォーズ　フォースの覚醒」を見てきました。
毎月１日は映画ファン感謝デー。なのにいつの頃からか１月１日のみ除外となっていましたが、これまたいつの間にか復活していたようで。１１００円で見られてラッキーでした。

お正月だけど元日はそこまで混んでいないだろうと思ったとおり、新幹線の開業以来、休日はいつ行っても激混みな駅も以前までの休日くらいの賑わいで。映画館もいい感じに空いていました。

ものすごーくこの新作を待ち焦がれていた人はきっと公開直後に行っただろうし、そろそろいいかなとは思いますが。念のためここから先はネタバレになるので折りたたんでおきますね。

公開直後に見た方の感想がテレビでも紹介されていて、その中で「旧作（ルークの物語）を知っている人にはぐっとくる内容」と言っている方がいましたが。
まさにそのとおり。懐かしい顔ぶれが揃った今作、とっても楽しかったです。

何しろオープニングであのスターウォーズのテーマが大音量で流れただけでもうワクワク。右のスピーカーからトランペットら金管高音群が、おなじみのテーマを奏で左のスピーカーからは弦楽器＋中低音でブンブンブンブンとリズムを刻み、チャチャチャーンの部分ですべての音が一体化した瞬間、うわーーーっと大興奮（笑）。
これだけでも劇場に来た甲斐があったというもの。嬉しくて嬉しくて冒頭の物語の説明部分、字幕を読んでいるのが面倒で、仕方がないので音楽を堪能しつつ画面に流れる英文で大まかな内容をつかみました。

一足先に見た身内から、ガンダムっぽいと聞いていたのですが、本当にそうでした（苦笑）。ポーが「見えるよ！」と言った瞬間ホントだわと思いました。レイが初めてなのにいきなり操縦できちゃったり。ファーストオーダーご自慢の新兵器、まんまソーラレイでしたね(^^ゞ
太陽光云々と説明のシーン、思わずぷぷっと噴き出してしまいました。

それはともかく。ジェネラルことレイア姫、子供の頃に見たときはお姫様なのになんでこんなおばさんなの？　と失礼なことを思いましたが、年齢を重ねた今回はいい感じにキリッと芯のある素敵な女性だなぁと。ハン・ソロとも実際に一緒にいた時間は短いけれど、長い年月を共にした夫婦の風格ばっちりでした。
そのハン・ソロ。若い時よりさらにカッコいいよ！とときめいていたら、うわーん(>_<)アンタって昔から、肝心な時に詰めが甘かったよね、と画面に向かって心の中で叫んでしまいましたよ。

３部作の１本目は大抵、フォース側が勝利を収めるけれども大事な人を失ったりもするのがお決まりだけれど。まさかそうなるとは……予想してませんでした。
もう次回作からは見られないのかと思うと悲しい。ルークなんかよりよっぽどいいのに（こらこら）。
チューバッカがとても有能なのに改めてびっくりでした。チューバッカの嘆きっぷりにちょっともらい泣きしそうでした。

新キャラでは何といってもＢＢ−８。最初出てきたときは、何このサッカーボールみたいなの？　と思いましたが、ものの数分もしないうちにあのコロコロ転がる姿の虜に（笑）。
動きや目みたいな部分の輝き加減で色んな感情が読み取れるところがたまりません。
愛しのR2-D2、せっかく出てきたのにずっと冬眠なのかなぁ、とがっかりしていたら終盤でようやくお目覚めでチカチカ点滅が見られて満足です。
C-3PO、腕が赤いのでわからないかもしれませんが、ってそんな金ピカのポンコツでしかもべらべらうるさいのはアンタしかいないでしょ、と(^^ゞ

敢えて何の予備知識もなく見たので、冒頭に登場したポーがてっきり２代目ルークになるんだと思っていて、行方をくらましたきり出てこなくなったため、やきもきしましたが、途中から覚醒するのはレイの方かと気づきました。
カイロ・レンについては、今作中で正体があっさり明かされましたが、レイはもしかしてルークの娘？　勝手にそうかなぁと思い、２人が戦うシーンは２世同士の戦いに胸を熱くしてしまいました。

マスターヨーダはジェダイの復讐でお亡くなりなったため、もちろん出てきませんが、ヨーダの女性版みたいなハン・ソロの友人。眼鏡をとると優しい目が印象的でこの先も登場するのか楽しみです。

ルークは、え？たったこれだけ？　なのにエンドロールでのクレジットの扱いが大きくて仕事量に見合ってないよ、と思いましたが(^^ゞ。実は、途中までカイロ・レンの中身はルークがダースベーダー化しちゃったんだと思い込んでいました。

エピソード３から１０年経ての公開なので、エピソード８の公開がいつになるのか気長に待つしかないですが。なるべく早く続きが見たいです。
次の公開にも元気に映画館に行けるようにがんばらなくっちゃ。