一歩ずつ
2013.12.08 Sunday
朝起きた時はとても寒くて、今日は1日こんな感じかな〜? と思ったら、昼前からどんどん日が差してきて昼間はホッカイロを貼っていると暑いと思ったくらいでした。
午前中は軽く掃除をして前から予約しておいたタイヤ交換をしてもらいに近くのGSへ。冬になり毎日のような雨と先日、高速道路で長距離をすっ飛ばしてきたおかげで、車が随分汚れてしまっていたため、スタンドの方からコーティングを薦められ。しばらく乗ることもないし、多分洗車をする体力もすぐにはないだろうし、何よりそんなに乗らなければガソリン代もかからないしなーということで初めてスタンドで洗車+コーティングをしてもらいました。
約2時間後、車を引き取りに行くとまるで新車のようにピカピカになった愛車がいました。わーい。
明日もちょこっとだけ出かけると思うので、それを最後にしばし愛車とはお別れですが、またこれを乗りこなせる日がちゃんと来ますように。
帰りに運転しながら前方を見ると、天気がよかったせいか綺麗に雪化粧をした山が見えて、あー綺麗だなぁなんてしみじみ見入ってしましました。
ここ1週間ほどで急に何だか疲れやすくなったなあ、と感じています。
検査や仕事に行った日はもちろん、今日も昼間ほんの少しだけ外出したのですが、夕方になると大したことは全然していないのに、疲れたなぁと思ってしまい、こんなに体力なしだったかなぁ? と思うとちょっぴり情けない気分になります。
あさってからはいよいよ入院です。と言ってもすぐ手術なので、もうまな板のコイ状態。それ自体はなるようになるさー という心境になりつつあります。手術は痛いし怖くないと言えばウソになるけれど。いい加減それなりに生きてきて、人間って案外すごくて痛みも傷もそのうち和らいでいく、というのを知っているのでそれはそこまで心配していなかったりします。
ただ、最初は手術のことで頭がいっぱいで、その後から始まる抗がん剤治療というのをすっかり忘れていて……。傷が治れば定期的に病院に通って治していけばいいんだーと思っていたのです。が、便利なんだか不便なんだか(苦笑)、抗がん剤治療ってどんなのだろう? なんてうっかり検索してしまったおかげで、うわー髪の毛抜けるんだ、人によっては吐いたりするんだ、とか余計ないらん知識を得てしまい、そっちの方が正直に言って怖いです。
いい歳して今更怖いもへったくれもないとは思うのですが。自分にとってはまったくの未知の世界なのでやっぱり怖いです。ま、それもやってみなきゃわからないんだから、その時そのときで頑張るしかないんだけどね。
今回のことがあってから、家族はもちろん何人かの友人から”絶対に完治するって祈ってるからね”という言葉をいただきました。
涙が出るくらい嬉しかったし、本当にそうなりたいと思います。
立場が逆で私の近しい人がそうなったら、きっと自分もそう言うだろうなと思います。ありがとう。
何て声をかけていいかわからなくて、そっと見守ってくれてる人も、やっぱり逆だったら自分もそのクチだろうなーと思ったりするので、それもとっても嬉しかったりします。ありがとう。
お医者さんに手術の説明を受けた際、費用だのワールドに行けるかどうかより何より本当に一番聞きたかったことは「あと何年生きられますか?」でした。
でも、そんなことお医者さんだって今の段階では答えられないし、困るだろうなーと思って我慢しました(笑)。
ネットで卵巣がんで検索するとすぐ出て来ますが、この病気の場合術後の○年生存率は他の癌に比べてとっても少ないです。
そんな統計、打ち破ってみせるわ、という決意も大事だし、上司からは「絶対に勝負に勝って来いよ」と激励されました。嬉しかったけど、いつの間にか試合になってるよと突っ込みたかったり(笑)。
話が飛びますが、今年の夏、地元に金本アニキがトークショーに来た時、「どうしてそんなに長い間、過酷なトレーニングに耐えて来られたのか? 継続させる秘訣は?」 みたいな質問があり、その時のアニキの答えがものすごく心に残っています。
「ダイエットでも勉強でも何でも最初から、何年続けようとか思うと絶対に続けられません。まずは1週間続けてみてください。1週間続けることが出来たら、次はもう1週間頑張ろう。それが1ヶ月になり1年続いた時、1年出来たんだからまた1年頑張ろう、そう思って僕はやってきました」と言っていました。
それを聞いてから、私が実際に実行したのは用もないのにコンビニに行かない、という実にしょうもないことでしたが(大笑)。実際に始めてみて1月たった時に金本の言う通りやった〜、とすごく納得して現在に至ってます。
なので、今回もその方式で行こう、と。最初から絶対に5年行きぬくぞ〜!10年生きるぞ〜とか思うと、もし叶わなかった時の落胆もすごくすごく大きいと思うのです。さすがにいきなりあと1年とかそんなことはないと思ってますが(^^ゞ1ヶ月ずつ、今月も生き延びることが出来た、わーいありがとう! というのを積み重ねて行ってその先に何年、何十年と続けていこうかな、と。
遠い希望としては、つば九郎の主催連続試合出場2000試合を見届けたい、というのがあったりしますが(^^ゞ。単純計算でもあと8年以上かかるようなので、叶ったらいいなーという願いとして、傍からみたらもっとマシな願いを立てろー!という突っ込みは当然のものとして、でも本人は割と真剣に思ってます。
だって今のところ具体的で一番わかりやすい目標地点なんだもん。好きなアーティストの○○が見たいとか、京本さんがこんな役をやったら……とか、タイガースがもう1回優勝するまで、月旅行が可能に等実現するかどうかわからないことを目標にしても仕方がないでしょ。
そんなわけで、あと1日娑婆の空気を満喫したら、頑張って来ます〜。
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Comments
ある偉いお坊さんが癌になった後、インタビューして出来た本の中から、少し書きますね。
・過ぎた事に落ち込んだりするのは馬鹿らしいことなんだな。
・逆に誰も解らないのに未来がどうなるかについて、心配するのもおかしいんだな。
・知識ばかりで頭をいっぱいするよりも、焦らず頭空っぽにしてもくもくと進むだけなんだな。
・人は1人1人違うのだから、こうしたら良いというお手本なんてないんだな。
人生に意味がなっかたなんて、ありえないし無駄な人生なんて1つもないんだな。
僕なりの解釈で書きなぐりの文書になってしまいすいません。
こんな文章なんて‥と感じたかも知れませんし、きれいな事言ってと思われたかも知れませんが、もし何か引っ掛たところがあったら幸いです。
参考:酒井雄哉 著『この世に命を授かりもうして』
Comments
何をどう励ましたら良いのか、言葉になりません。
漠然とした不安と動揺・・多分ものすごく怖いのだろうけど。頑張ってきますと伝える紫苑さんの強さと優しさ。
何の励ましにもならないけど
何の根拠もないけど、
きっと大丈夫、絶対大丈夫です。
実は9ヶ月ほど前、ダンス発表会の直前に
ダンサーズの仲間が突然、本当に突然、白血病にかかり、診察に行った次の日から、入院し、化学治療と抗ガン剤治療を始めました。4回の化学治療を乗り越え、先日ダンス教室に挨拶に来てくれました。抗ガン剤治療で髪は抜け、以前より痩せていましたが、とりあえず治癒したとのこと。年明けから踊りたいと言っていました。
紫苑さんもきっとこうやって笑って話せるようになるはず。
人生には時々神様の落とし穴があります。
でも人間はその落とし穴から抜け出すことの出来る唯一の存在だと私は思います。
辛い検査や治療が続くかもしれませんが、
痛みは薄紙がはがれるように一日一日良くなっていきます。
どうぞ焦らず、ゆっくり養生なさってください。
手術の成功と術後の経過が良いものであることを願っています。
Comments
手術頑張ってください。
無事終わりますようお祈り申し上げます。
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