吹奏楽部あるある
2012.07.16 Monday
本日、涼みを兼ねて出かけた折、お連れの方が見つけて「これ、きっとアンタならわかるんじゃない?」と薦めて来たので思わず立ち読みしながら爆笑してしまいました。
吹奏楽部あるある
吹奏楽部あるある研究会,菊池 直恵
この先に野球部あるある、というシリーズもあるそうで。学生時代に吹奏楽部だった人には多少の差はあれ、共感する小ネタがいっぱい詰まった1冊。
私は中学〜大学までやってしまった上に、高校も信じられないようなエピソード満載で大学はせっかく都会に行くのだから楽しく泳いで過ごそう、と思っていたはずが……上(この場合下なのか?)には上があるのだとしみじみ思い知らされたほどのありえない逸話満載の筋金入りの吹奏楽学生時代を送ってしまったため、パラパラめくっただけでもわかるわかる!とあるある過ぎて悲しくなったくらいでした。
個人的にツボだった例を上げると
■別名は「体育会系文化部」。
■ドラマや映画の楽器演奏シーンに全力で突っ込む。
■『星条旗よ永遠なれ』を頭の中で再生すると、エンドレスになる。
■校内のマラソン大会で陸上部員とデッドヒートを繰り広げたことがある。
■高校野球でブラバン強豪高が出ると演奏に注目してしまう。
体育会系文化部はその名のとおり。強豪でもなく、単なる部活動の一環だった中学時代でさえ、中学の部活動にありがちな意味のないトレーニングとか満載だったなぁ。
これと似たようなので未だに練習中に水を飲むことを禁止している学校がある、というくだりには、21世紀でまだそんなこと言っている学校があるのかと驚きでした。水飲み禁止は運動部でも定番ネタですが、昭和期の笑えない部活の七不思議のひとつかも。
ドラマや映画の楽器演奏シーンに、はブラバン出身でなくても楽器をやっていた人ならついついやってしまう習性な気も。
ちなみに吹奏楽部のことをブラバンと呼ぶか吹部と呼ぶかで世代が分かれるそうで。吹部という呼称自体初めて聞いたのでへぇぇぇでした。
へぇぇぇついでに、もう1コ驚きだったのが。
福山雅治、堺雅人、つるの剛士は学生時代ブラバンでホルンを吹いていたそうで。後者の2人はともかく、福山とブラバン、しかもホルンてイメージが違い過ぎてびっくりでした。
星条旗はホントそのとおりで、この項を見たおかげで未だにエンドレスになってしまい、誰か止めて〜〜状態です。
校内のマラソン大会は、人によるんじゃないかな。というより、私の周囲は高〜大学含めてマラソンが得意な部員って殆どいなかった記憶が。
私自身は大学時代にやらかしましたが(デッドヒートというか、ぶっちぎりの優勝だと思ったら既に陸上部の子が到着していてすごく悔しかった 爆)、そんな部員はお前だけや、と呆れられたし、単純に子供の頃にずっと水泳をやっていたおかげでマラソンが得意だと思っていたので、これがあるあるの項目にあって逆に驚きでした。
甲子園での応援は、強豪校じゃなくてもまず、この子いいプレーするなーよりも先に応援に耳が行ってしまいます。ついつい「おっここの応援、切り変わりが早くて上手いなぁ」と感心したり。でも、家族は誰もそんな部分に着目していないのでついて来れずけっこう寂しいひとときです。
他にも
■休みがずーっと続いた挙句に少しだけ吹く場面で、うっかり吹きそびれてしまい知らん顔した
というのもタセット(楽章全休)が多い楽器だとありがちかも。ちなみに私自身は、このタセット部分で本番中に熟睡したことが(^^ゞ
それまでの練習がキツ過ぎて演奏会当日はもうフラフラで、前日に練習が早く終わり、帰りに寄った美容院でもカット中に寝入ってしまったほど疲れ果てていたという。
後半の方は強豪校あるある、として現在の吹奏楽界で有名な北海道の高校が取り上げられていたのですが。
●放課後の練習のほかに、朝練、昼練がある
●休みは正月とテスト期間のみ
●部活しかしていないので、当時流行ったドラマや歌を知らない
●土日なのに朝練がある
これはもう首がもげるほど同意でした。でも、これに関してはあまり厳しくない部出身だと逆にそんなのありえない!となるそうで。
あと、パラ読みなので本書に書かれているかどうか不明ですが。
大学時代、行事等の演奏する場でミスをやらかしてしまった場合、その日の終わりのミーティングで必ず全員の前で「本日は何の曲のでミスをやらかしてしまい、ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした」と詫びると「アホ!」という突っ込みと言うか喝を入れるという儀式があり。入部当初はものすごく驚いたのですが、学年が上がるにつれ抵抗なく喝を入れる側になれるようになっていったのが、今から思うと恐ろしいなぁ。
確か交流のあった他大学でも程度の差こそあれ割と馴染みな光景だったので、当時の関西特有のしきたりだったのか、未だに謎です。
あと、最初の方で”雨なのに金管だけ外で練習”という項目には、思わず雨ならいいじゃない、こっちは雪だったんだからね!と突っ込んでしまいました(苦笑)。これについては、未だに当時の友人に会うと、あれはありえなかったという話になるのですが、今これを打っていてもそう思います。ったく八甲田山じゃないんだから。
でも、雪も嫌でしたが、真夏の炎天下に金管だけずーーーーっと外というのもいったい何の罰ゲームだったのか(笑)。
そんな毎日だったせいで、下宿のおばさんと顔を合わせた際に「あら、いい色に焼けてるわねぇ。ハワイにでも行って来たん?」と聞かれ返答に困ったというトホホな思い出が。
他にもありえない、でもごく一部の界隈ではきっとあるあるな数々が山ほどあるのですが、あまりここで書くと身バレしそうなので。この辺で。
そんなわけで。学生時代、少しでも吹奏楽をかじったことがある方なら、かなり笑えると思いますので、見かけたら手に取ってみてはいかがでしょう?
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