星野源見つけた
2020.06.20 Saturday
コロナ禍で過去の人気ドラマが色々再放送してます。
夜は早く寝てしまう&テレビを見るのはかなり体力が要るので、
調子がいい時に昼間の再放送を見たり、録画しておいた番組を見たり。しか今のところできないため、ゴールデンタイムの再放送とは無縁ですが(^^;
先月、ネット記事で今こそ、このドラマを再放送してほしい!という中で大好きな「ウォーターボーイズ」を熱く推している方がいて。
理由として今、活躍中の俳優の若かりし頃の作品で出演の山田孝之、森山未來、瑛太らに混じって星野源の名前を見てえええΣ(Д゚;/)/となり、改めてDVD-BOXを久しぶりに開いてみたら…。ボーイズの出演者一覧の最後のほうに確かに写真つきで載っているではないですか!?一応、『星山』という役名がついてます。
この作品、主要メンバーはちゃんと役名があるんだけど、モブに近い役だと水泳部員なら前畑、千葉、長崎、岩崎とどこかで聞いたような名前がついてたり。
因みに、重要な水泳部キャプテンの役名は北嶋大地です(笑)。
これ、何が凄いって北京五輪の前年の作品だから北島選手がまだ金メダル獲る前なのよね。
その他の生徒役は、関田→関口のように役者の名前から一文字とってつけたのがほとんどです。だから星野→星山。
2000年代は夏が近づくと毎年のように再放送していて。その度に飽きもせず見て(笑)途中で続きをDVDで見るのがパターンでしたが、いつしか見なくなり。
未來君や瑛太、田中圭の活躍をたまに見かけると何だか嬉しくなってました。
今回、とても久しぶりに見たら当たり前だけど、皆若い!
たまたま見てるところに顔を出した家族が瑛太を見てこれ、誰?ときいて教えたら今と全然違う子供や〜と驚いてました。
さて、星野源です。どこにいるのかな〜と見始めたら初回からいました。どうしてもシンクロがやりたい進藤が同好会メンバーを集めるため、かつてシンクロをやりたいと燃えていた元水泳部員の星山に声をかけると、今は軽音楽部でギターをかき鳴らしながら「お前まだそんなことやってんの?」と冷たくあしらう台詞まで!?
黒縁メガネをかけて、小柄で地味です。
台詞があるよ、と驚きましたがその後は徹底してただのモブ。時折軽音3人組で外階段の踊り場に現れて妙ちきりんな歌の横でギターを鳴らしてます。
特典盤によると劇中で歌われるくだらない歌(本人談)は全て僕が作りましたとのこと。本業が役に活かされてます。
♪シンクロ、シンクロ、シンクロやってモテたいのさ〜 とかね(笑)
次に分かりやすかったのは夏休み前後に校長の訓示を聞くシーン。休み前はぼーとっと立っているのが明けは大あくびをしてて芸が細かい(笑)。
後は文化祭の看板を作っている時に乱入した町の人達に押されてペンキ缶が落ちそうになり「落ちる落ちる」と慌ててたり。この後お決まりのドリフのコントの如く下を歩いていた教頭の背中に落下して背広が台無しになり青くなるオマケつき。
そんなほぼ目立たない星山君ですが、クライマックスの教頭が市長らにプール取り壊しを延期し唯野高校は文化祭でのシンクロ公演を敢行します!と宣言するくだりで会議の行方を仲間と見守るシーンでは主役達に混じって何故か最前列にいるという(笑)。
出演を知った時は星野源の人となりを知らないので、スポーツましてや過酷な地獄合宿を伴ったボーイズの一員なことが結びつかず。特典盤に収録されている最後のボーイズ1人ずつ挨拶で真っ黒に日焼けした身体で北島選手ばりに何も言えねえ状態で声を絞り出す姿はめちゃくちゃ熱いっ。「これは一生忘れないわ」と感無量でほぼ叫んてたけど今でもあの日々を覚えているといいな。
ひょんなことから10年ぶりくらいで見たけれど。やっぱり好きだー。毎回ボロ泣き。細かい部分は忘れているおかげで、あっそうだったと改めて楽しめました。
当時は未來君が演じた勘九郎の相棒、元気印のお調子者、タテノリこと立松憲男が大好きで未來君のキレッキレのダンスにも惚れてしまいDVDを買ったのですが。
今見ると、タテノリもいいけど断然、瑛太演じる変わり者の田中君がイチオシです!
田中、最初は相当屈折してるけど(笑)あんないい子いないよ。最初は好きな子を振り向かせる為に恩着せがましく「僕が入部してやった」と5人めの部員になるのに。だんだん本気になり、「お前ら少しは頭つかえよ」と呆れながらも凄く頼りになるし。教頭に無理矢理行かされた夏季講習で講師に罵倒されながら従ってたのが本当に大切なのは何か気付いて啖呵を切って堂々と出ていく姿にしびれました。
花村さんを巡って勘九郎に焼きもち妬くのもいいなあ。
最後、念願叶って花村さんにOKもらえて良かったね。
しかし、田中以上の天才的な頭脳の持ち主、タテノリは窮地におちゃらけてばかりでいい知恵を授けなかったのは何でだろう?わざと?面倒くさかったから?
主役の進藤は今見てもやっぱり少し苦手(^^;凄く純粋でいい子だし、決して諦めない姿は素敵だけど。優柔不断過ぎてそれが色んなトラブルを引き起こしてるっていい加減気付いてよ、とおばちゃんは思ってしまうのよ。
そして、すっかり忘れていたけど憎まれ役の山岡教頭の布施明が最高でした。
最初はもう地団駄踏むくらいやな奴だったのが、最後の最後に味方になるのが美味しすぎて。上に挙げたシーンは何度見ても涙腺崩壊します(^^;
素直になってからは本当に楽しそうで。最終回のシンクロ公演を見る姿がいいのよねえ。
たまたま、3月の入院時に談話室で「君は薔薇より美しい」を変わらぬ歌声で熱唱するのを見て、うわ〜と感激すると同時にものすごいおじいちゃんになったなあと思ったので。若いなあと当たり前のことにしみじみしてしまいました。
最後のシンクロ公演は今見ても圧巻。こういう作品、今はもう作れないんだろうなあと思うと少し寂しくなるけれど。
久しぶりに見返す機会をありがとう\(^o^)/楽しかった〜。
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