バブル世代の意地
2013.09.16 Monday
お盆休みから突然見始めた「半沢直樹」が面白すぎて止まらなくなってます(^^ゞ
お盆に友人達と会った際、初回から見ている友人に皆で「そんなに面白いの?」と聞いた時に「面白い。録画して次週までに録画したものをもう一度見直す」との返答にそこまでするのー!? と思ってしまった自分がいまや彼女と同じことをしてます(苦笑)。実際、ここ数週は本当にリアルタイムで録画しながら見て、もう1〜2回録画見直すくらいです。
最初に新聞やネットで話題になっていた時は「倍返し?何それ」状態で興味もなかったはずなのに。こんなに面白いのなら最初から見ておけばよかったと後悔するくらいになりました。
結末そのものは大体わかっているので(随分前に読んだのでもううろ覚えだけど^^ゞ)、普通だとそこまでのドキドキワクワクもないはずなのに、この先どうなる!? という思いがずっと持続するのが凄いです。
これ、主役脇を問わず演じている役者にも惹き込まれますが、さりげなくナレーションもいいのです。2度目くらいで山根基世さんだと気づきびっくり。
映像の20世紀での名調子を思い出してしまいました。あの声と口調で”ろくでもない相手”なんて台詞を淡々と読まれるのがたまりません。
あと音楽もいいなぁ。盛りあがって来た時にかかるあのテーマみたいなのが流れて来ただけで何とも言えない高揚感があります。
昨夜はミッチーの「バブル時代にやりたい放題やった上のヤツラのしりぬぐいをするために俺達は行員になったんじゃない」という台詞にぐっときました。
バブル期就職組は、確かに就職そのものは余程のことがない限りそんなに苦労しなくても出来たので、今では何かにつけてやり玉にあげられがち。それは本当のことだしたくさんいる分、使えない人間がそれなりにいるのも否定しませんが。
入るのは簡単でも上に行くのは同期の数が多かったり、その上の世代がぎっちり詰まっていたりで決して簡単ではなく。就職してすぐにバブル崩壊、その後は阪神大震災やリーマンショックで合併・統合、会社そのものがなくなったり人生観が根底から覆されたりした人も少なくなく。中堅でバリバリ働く頃になってバブル時代のつけを払う為に奔走、矢面に立つことになってしまったなんて人もたくさんいます。だから、あの台詞をクールな渡真利が言った時、思わずそうだそうだ!と喝采を叫びたくなりました(単純すぎ 笑)。
そのミッチーですが、未だに黒幕説を信じている人がとても多いのが凄いというか、いい加減信じてあげようよというか。ミッチー確かに怪しい雰囲気があるけれど。何だか一時期のサスペンスに京本政樹が出る度にやましい役どころでなくても犯人に違いない、と思われていたのと同じ匂いを感じて笑えます。
渡真利、ミッチーだから怪しそうに見えるけれど(こら)、親友のためならの台詞どおりで最後まで裏切りませんから。
ミッチー、しょっちゅう食堂や半沢の部署で大事な話をしていたり、地下2階にもいち早くいたりで、いつ自分の仕事をしてるんだ? と余計な心配をしてしまいますが、金融庁調査のクライマックスに絶妙のタイミングで登場しての「交渉成立」と指をパチンと鳴らしたのは、役人がいる前でその仕草はありえない、と突っ込みつつもカッコよかったな。フェイクの箱を黒崎達が開けて悔しがっている時の1人百面相も面白かったし。
と今週はミッチーのことばかり書きましたが。目下のところ一番楽しみにしているのはタミヤ電機の野田課長だったりします。上手過ぎる。社長も何だかんだで上手いし、無駄にお洒落だし。襟足の裏側だけ花柄ってポールスミスが好きそうな遊び心だけど、それがやたら似合うのが素敵すぎです。
しかし、社長室のよくわからない習字の額縁がそこだけやけにリアルで笑えます。うん、職場の社長室にも文面は違うけれど確かにあります(苦笑)。
そんなわけでタミヤパートを見るのが最大の楽しみです。
あのくらいの規模の会社の経理や総務課長ってどんなに頑張ってもその上の部長職は取引銀行から出向してきた人が数年単位で入れ替わりでやってくるため、絶対にそれ以上の役職に行くことはないし、社長はワンマンだしで何とか会社を変えたいと思ってもどうにも出来ず、結局はモチベーションが下がってしまったところに近藤が現れてもう一度、という気持ちに変化していっているのを色んな表情や態度で見事に表現していて上手過ぎるっと毎回見入ってしまいます。
ネットでは近藤の裏切りでもちきりですが、確かにあれはわかってても何てことをしてくれるんだーとなりますね。しかし、国井先生まで出てくるとは思いませんでした(笑)。ここまで来たら田沢先生も見たいけれど、大物すぎてそれは無理かな。最終回、近藤の件をどうカタをつけるのか楽しみですが、タミヤ電機の件をどう着地させるのか、もすごく気になります。
予告で流れていた100倍返しは、ちょっとやり過ぎな気もしますが最後どうなるのか楽しみで楽しみで。あと1回で終わってしまうのが寂し過ぎる〜〜。
新記録達成
2013.09.16 Monday
遅ればせながら、昨夜のタイガース戦でヤクルトのウラディミール・バレンティン選手が遂に王さんらが持つ年間55本のプロ野球記録を塗り替えました。
ココ、おめでとう〜〜〜!!
真剣勝負した榎田くんもそんなことで残ってもアレかもしれないけれど、球史に名前が残ることになったね。来季こそは飛躍してくれますように。
まさかの初回での達成にびっくりです。実はその前日に神宮に観戦に行っていたため、ココが歴史に残る1本を打った時は飛行機の中。今日は決めてくれるといいなぁと思っていたら、まさかの2本連発とは恐れ入りました。
タイガースは大負けしちゃったけど、ココの新記録達成本当に本当に嬉しいです。記念ボードを渡したつばちゃんとの熱〜い抱擁にうるうるじーんときてしまいました。つばちゃん、記録が近づいて来るにつれどんどんプレッシャーがかかって苦しんでるココをずっと近くで見守ってたもんね。
試合後、レフトスタンドの虎党にも何度も深々とお礼を示してくれてありがとう!
本拠地で満員のお客さんが見守る中での記録更新。前日も満員御礼でココが打席に立つたびに球場中が経験したことのないような、ものすごい空気に包まれていてあの雰囲気を体感出来ただけでも神宮に行ってよかったなーと思いました。
詳しい観戦記はまた別記にて。
ココの記録達成のおかげで、ずっと何でココってあだ名なんだろう?? と気になっていた謎が解決しました。子供の頃にココナッツみたいな頭をしていたからココ、ココと皆に呼ばれていたそうで。微笑ましいエピソードをありがとうです。
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