Tokyo Blue
2013.03.28 Thursday
孤独な天使たちと言ってもベルトルッチの映画ではなく。
3月20日にビクターより発売された京本政樹ゴールデンベスト『Tokyo Blue〜孤独な天使たち〜』のことです。
その昔、京本さんがビクターからアルバムをたくさん出していた時代の楽曲から選りすぐりの21曲を厳選したスペシャルなベストなのです。
で、入手以来すっかりヘビロテして楽しんでいるわけですが。
ちゃんとした(?)誰がそんな聴き方するんだ、というオタク色満載なレビューはそのうちどこかで勝手に書きますが、なかなかじっくり纏める時間がないので。とりあえず呟きというか覚え書きみたいなものです。
普通、ベストというと大抵は移籍やバンドだと解散、はたまた引退等で所属のレコード会社を離れた場合、かつて所属していたレコード会社の方で割と勝手に大人の事情(笑)で出すことが殆どで。酷い時になると本人はそんなベストが出たことさえ知らないというケースもけっこうあったり(^^ゞ
かつて勝手に出されて「みんな、あんなもん買うんじゃないぞ!」とライブでのたまった人が、いるとかいないとか(苦笑)。
もちろん、ファンへのプレゼントとか何周年の集大成等の前向きな嬉しいベストも世には沢山あるんだけどね。
ってそんな当世ベストアルバム事情ではなく。
このアルバムはもちろん、明るい未来派。今では入手不可となってしまった珠玉の名曲達をCD音源として出しましょう!という何とも太っ腹なありがたすぎる、嘘のような嬉しい企画が実現したものです。
ヒット曲があるわけでも、世間的にシンガーソングライターとして広く知られているわけでもないのに、ホントにありがとうございます!です。
でも、京本さんの楽曲って、決して一般受けするようなタイプではないけれど、いい曲創るなぁと唸らされる曲が多いのです。聴けば聴くほど何だかどんどん味が出るというか。嵌まるとクセになる何とも言えない魅力があるのです。
今回のベストは、全編デジタルりマスタリング、ということで発売前からクリアな音源+恐らくLPやMDではよく聴こえなかった音も聴こえるんだろうなーと楽しみにしていました。
で、実際聴き始めたら……。あまりにクリアな音質に驚いただけでなく、音の響きや広がりが信じられないくらい良くなっていて、現代の技術の素晴らしさに脱帽しました。
上に挙げたおとなのじじょうで出されたベストだと、各曲ごとのレベル(程度じゃないですよ、音量とか音質そういうのね)も合わせず。ただ、音源を順番に入れただけなんてのもけっこうあったりするのですが、このベストは何が凄いって、その辺の調整もバッチリな上に、各楽器や歌のバランスがこれ以上ないくらいに調整し直されているのです。だから、同じ曲なのにこれまで聴き込んでいたのと違って聴こえたり、あ、この曲このドラムやおかずをこっそり強調し直したのね、と色んな新しい発見があちこちに。
一番、新鮮だったのは最初からCDを聴き始めて、3曲目になった途端、れれ?なんか急に変わったよ、と。
そう、音の組み立て方が最初の2曲と3曲目ではガラリと違うのです。
色んなアルバムから厳選された楽曲なので、曲ごとに色んなアレンジャーの方が編曲を担当されているのですが、簡単に言えばキーボーディストとギタリストでは音の作り方が随分違うなーと。
一番わかりやすいのはリズム隊の使い方が全然違うこと。ドラムやベースに注目して聴くとかなり面白いです。あとは、ホーンセクションを使うにしても、アキラさんや大谷さんだとかなりメロディー主体な使い方をするのですが、椎名さんはバッキングやメロディーを吹かせるのでもリズム隊の一部として使っていて、それがまた気持ちいい!
これは、色んなアルバムからセレクトしたベストならでは。まさか、こんな面白いオマケがついてくるとは思わず、そっかーそういうことか、とまさに目から鱗な発見でした。
上手く言えないのですが、鍵盤楽器は1人で楽曲が成立しますが、ギターやベース、その他の楽器だと他の楽器とセッションすることで初めて楽曲が成立するのが遠因にある気がします。もちろん個人のセンスの差が一番大きいですが。大元のどの楽器に何をさせるか、という部分で鍵盤とそれ以外の人ではかなり違いがある気がします。もっと突っ込んで言えば、その他の楽器でもメロディー担当か縁の下の力持ち担当かでも違ってくると思います。
と、そんなんどうでもいいわ!と言われそうなので。
「口づけさえも…」のカスタネットが楽し過ぎる〜〜。入れ方というか、この拍のところに入れるんだーというのが、またいいんだよなぁ。ってそんな聴き方するな!っと言われてもそんな聴き方しか出来ません(苦笑)。
ライナーノーツ、色んなエピソード満載ですごく楽しかったけど、女性プロデューサーとのエピを読んで、あー他の人ってそういう聴き方するんだーと逆に新鮮でした。
「たどりつけないレインボー」は、何だか泣きたくなるくらいアキラさん節が炸裂していていいなぁ。おかずとしてピアノをふんだんに使ってるのですが、大谷さんとはまた違っていて、これ絶対アキラさんだよなぁというのが気持ちいいくらいわかります(笑)。
逆に「ため息のリプライズ」は大谷さんのセンスが炸裂。これ、ホントお洒落だよなぁ。やっていることはものすごーくシンプルなのに、それでこの仕上がり、凄いよなぁ。この曲、歌詞も好きなのです。
「海岸線ストーリー」は、こっちのアレンジの方が断然いいな!
でも、音が良くなったら余計に出だしのベースのFisの音が気になるというか、どうにも落ち着きません。いや、ちゃんと合ってるんだけど低すぎてしっくりこないというか。上はどれだけ高くても平気なんだけどね。
あと、「どこまでも女になりたい」の間奏のラッパのソロ、ここだけフリューゲルホルンじゃないの? というのがものすごく気になってます。以前から違うかなぁと思っていたのですが、今回のリマスターでより一層そんな気が。ってそんなん知るかって話ですが(^^ゞ いや、Trpでもあぁいう柔らかい音色は出せるけど、あの響・音質はすごーくそれっぽいんだよなぁ(しつこい)。どっちなんだろう? 気になる〜〜〜〜〜。
「闇の道」すんごく楽しみにしていたのですが、これをこの音質で聴けるのは何よりの贅沢です。でも、よりクリアな音でじっくり聴き込んでみて思ったことは……。うん、これ絶対に主題歌にはならなかったと思う、です(こらこら)。
いい曲だし、雰囲気バッチリだけど、何て言うかストレートすぎるのです。
ど真ん中直球過ぎて逆に主題歌には不向きな気がします。濃厚な本編の後はやっぱり「さよならさざんか」や「女は海」の方が見る側もほっとできるというか。
と、なんかどんどん纏まりがなくなってきたので、この辺で書き逃げっ。
いよいよ
2013.03.28 Thursday
♪ハァ〜 踊りおどるなら ちょいと東京音頭 ヨイヨイ
といきなり何故か東京音頭です。
百万石音頭は冒頭のほんの1フレーズのみしか歌えない自分が、よそ様の東京音頭を一応なんとか歌えるのは、ひとえにスワローズのおかげだったりします(笑)。
子供の頃に紅白等で三波春夫が歌っているのを多分、見ているとは思うのですがそんなものが記憶にあるはずもなく。
でも、どっかのチームも今は北海道に移転したパのチームも一応、本拠地は東京だったのに、何でスワローズ=東京音頭なんだろう?
神宮が本拠地だからなのか? うぅむ謎です。
さて、明日からいよいよ今季のペナントレースが開幕です。
我らがタイガースは神宮でのヤクルト3連戦。噂ではルーキーの藤浪が3連戦で登板するそうで。あんまり騒がない方が……と思いつつも、もう充分にキャンプから騒がれっぱなしなので、今更その辺はあまり関係ないのかも。
そんな神宮3連戦の2戦目と3戦目のオープニング。国歌斉唱のあとにつば九郎先生が東京フィルが演奏する東京音頭を燕尾服姿で指揮する、というニュースが飛び込んで来ました。
既に特注のw燕尾服は発注済だそうで。(そりゃそうだ。だってあさってには着るんだもん)
つばちゃんの指揮ぶりももちろん楽しみですが、東フィルが演奏する東京音頭、一体どんなものなのかとーーっても気になります。
いや、普通にオケバージョンになるだけなんだろうけど(^^ゞ、そこでもやっぱりあのミニ傘を皆さん振るんだろうなぁ。タイガース戦では、虎党の皆さんもかなりの確率で一緒にヨイヨイヨイとやってますが(苦笑)。きっと今週末も盛大にヨイヨイヨイの大合唱になるんだろうな。いいなー楽しそうで。
こちらも既に完成済のフランク三浦特製・つば時計は果たして開幕からお披露目になるのか、それとも7日のベイ戦までおあずけなのか、そっちもとっも楽しみです♪
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