ニュースの天才
2006.05.18 Thursday
本日の日ハム戦。試合前の練習で新庄がタテジマユニを着て参加して
大歓声を浴びたそうで。おとといの倉敷での試合では、虎ファンが
「やめたらあかんで新庄」のボードを掲げてたし。相変わらず愛されて
ます。それにしても今年の下さんはずっとイマイチだなぁ。。
ま、今日はダルビーを見られたからよし、としておきます
久しぶりに映画でも、とレンタル屋で散々迷った挙句、
何となくタイトルに惹かれて見たのがコレ。
ニュースの天才
1998年にアメリカで起きた、若手ジャーナリストによる、最高権威と
されていた政治雑誌での大量の記事捏造事件を映画化。
アマゾンに載っていたあらすじを紹介すると。
「スター・ウォーズ」シリーズのアナキン役ヘイデン・クリステンセンが、才能ある若者の光と陰を巧妙に演じ分けた一作。権威ある政治雑誌に寄稿する若手人気ジャーナリスト、スティーブン・グラスの記事に捏造疑惑が持ち上がる。真偽を調査する編集長や、捏造を発見した側のネットマガジンの編集者、ひたすら弁明を駆使するスティーブンらのドラマがスリリングに進行。スティーブンは実在の人物であり、捏造事件も事実に基づいて映画化された。
パッケージにトム・クルーズが製作指揮に参加、とありどんな内容なん
だろう?と見てみたら、、予想以上に地味な、でも最後まで退屈する
ことなくなかなか面白い作品でした。
原題は「shattered glass」ですが、この邦題はなかなかナイス。
言いえて妙、というかこの一言でスティーブンを現しているなと感心
しました。主役は捏造を行ったスティーブンですが、個人的には彼の
上司チャック編集長がとても印象に残りました。
部下から見れば、窮地にたったときに矢面に立ちかばってくれる上司が
理想&ありがたい存在ですが、でも時にはチャックのように心を鬼にして
ものごとをきちんと見分けた上で行動できるのが本当の理想的な上司
なんだろうなと思います。
「何でかばってくれない」とスティーブンがチャックをなじればなじる
ほど、スティーブンが可哀想という気持ちよりも、チャックはどう出るか
?そちらに興味がいってしまいました。
母校で講演するスティーブンと、実際の事件が進行していく過程を交互に
描き、これは彼の体験談を再現する形で行くのかな?と思わせておいて、
最後にそういうことだったのね、と時間軸を合致させる手法は、あれ?
あれ?と思いながらもそのおかげで最後まで目が離せないこととなり、
スリリングさが増すことになりました。
最後の最後までスティーブンが何故、こんなことをしてしまったのか、
というのを説明することなく、その後の彼らの消息を字幕で紹介した
のもあれこれ考えたり想像できてよかったです。
もうちょっと背景やこの事件が引起こした影響などを描いたほうが
わかりやすい気もしましたが、あえてそこには触れないのもアリかな、
と。
アメリカでも日本でも多かれ少なかれ、ニュースの捏造は後を
経ちません。もちろん許しがたいことだけれど、それは決して記事を作る
側だけの責任ではない、ということを暗に見る側に伝えたかったのかも
しれません。
劇中の「(彼の文章が)面白かったから記事にした。それが問題だ」とい
う台詞が核心を突いている気がします。
ものすごくお薦め!ではないけれど、何故か心に残るいい作品でした。
ところで、この映画アマゾンの紹介にもあるように、アナキン・スカイ
ウォーカー役のヘイデン・クリステンセンの好演が売りのようですが、
エピソードシリーズ全部映画館でわざわざ見たのに
これを読むまでどっかで見たことある青年だけど・・・とは思っても
アナキン氏を思い出しもしなかった私って(苦笑)。あの扮装して
くれないとわかんないよ!
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