Best Hit ALFEE Autumn 2015.11.08 at 高岡市民会館
2015.11.11 Wednesday
日曜日に1年ぶりにアルコンへ行ってきました。
6月に行ったミッチーのワンマンショーがものすごく楽しくて、CDを大人買いするくらい嵌まってしまったのですが、楽しかったなぁとCDを聞きつつ、ALFEEの秋のツアーが地元に来たら行こうと何故か素直に思いました。
果たして発表されたツアー日程、北陸は……と探したところ高岡市民会館。
富山じゃなくて高岡?? 高岡なら金沢からも近いから日曜でも大丈夫かな、と行くことにしました。
高岡市民会館は高校生の頃、演奏会を聴きに行って以来ン十年ぶり。小さいハコだった記憶はあるもののどんなホールだったかはもう憶えておらず。まだあったんだーというのが正直なところ。
今回もチケットを取った時点では、もちろん治療中とは露も思わず。届いたチケットは10列目の真ん中。前過ぎず後ろ過ぎずとても見やすい位置です。最後の抗がん剤投与の週末なので、元気いっぱいとはいかなくともご飯が食べられれば大丈夫かなと思い行ってきました。
思いの外すんなり目的地に着き、早目の夕ご飯を軽く食べて雨が降る中、会館るへと向かったのですが、これが予想以上に遠かった!
いや、普通の状態ならそんなに大したことはない距離なのですが、何しろ体力がないので早く歩けないのと知らない道は遠く感じる(苦笑)。20分くらいかけて辿り着いた時にはもうへろへろ。
高岡市民会館は古城公園の中にあるのですが、記憶になかったはずのホールの外観を見た瞬間、あ、ここ来たことあるわと遠い記憶が甦ったのには我ながらびっくりでした。
失礼ながら近年の客入り&今回もまた良席が来たので、小さいハコでも埋まらなかったのかな? なんて思っていたら……ななななんとこの日はソールドアウトだったそうで。新幹線効果?で関東からの遠征の方もいますよ、と関西から来られたというお隣の方に聞いてびっくり!!
でも、日曜の夜にわざわざ高岡なんて地味なところに? と思ったら、初めてのホールはメンバーも張り切るため、それを目当てに遠征するファンも多いと知りまたまたびっくり。
誕生日公演を目当てに地方でも遠征する方が多いのは昔からありましたが、初ホール目当ての遠征、という発想自体がなかったです。凄いなぁ。
何にせよ、北陸でソールドアウトっていつ以来だろう? コミュニケーションツアーの時に地元公演で追加のパイプ椅子が出た以来?? てことは20年ぶり!?
売り切れを裏付けるように、普段だとあちこちに空席が目立つホールがぎっしり埋まってました。昭和の良き思い出のようなホールの内装が昔の観光会館を小さくしたみたいだなぁと懐かしく。人いきれと熱気で開演前から非常に暑かったです。
ここから先はいつもの通りネタバレなので、一応折りたたんでおきます。
ほぼ定刻に始まったライブは、スモークが立ち込める中ステージ中央から3人が同時に登場。
自由の女神の頭の部分のようなオブジェがどーんと聳えるセットが印象的。そのオブジェと照明が連動していてとても綺麗でした。
セットリストは以下のとおり。
1.STARSHIP−光を求めて−
2.Justice For True Love
3.恋人になりたい
MC 幸ちゃん
4.Frower Revorution
5.夜明けを求めて
6.LONG WAY TO FREEDOM
お座りタイム
MC 幸ちゃん→幸+桜 →3人
7.From The Past To The Future
8.恋人の歌がきこえる
9.COMPLEX BLUE −愛だけ哀しすぎて−
10.木枯しに抱かれて…
MC たかみー
11.メリーアン
12.Final Wars!
13.Wake Up 〜Goodbye 20th century boy
14.壁の向こうのFreedom
15.100億のLove Story
アンコール1
16.SWEET HARD DREAMER
17.恋の炎
昭和ブラザーズ+グッズ紹介
18.YELLOW SUNSHINE
19.絶狂!ジャンピング・グルーピー
20.星空のディスタンス
アンコール2
21.希望の詩
MC たかみー
22.Going My Way
オープニングのスターシップは素直に嬉しかったです。衣装は幸ちゃんがベージュのジャケットにエンジというかワインレッドのパンツという秋らしいスタイル。桜井さんは……ダークチャコールのスーツだったかな、でこちらもシックに秋色です。
たかみーはメタリックシルバーのパンツに上は紫と深緑メインにキラキラな飾りがついて裾がピラピラしたノースリーブ。色んな色が沢山使ってある上に、どれもメタリックでパンツは銀ギラで眩しいというか、凄い衣装だなぁと久しぶりに見てしみじみ思いました。今回、最初から最後までずーーーっとノースリーブでしたが、一段と腕が逞しくなったような。
超満員の会場はオープニングからものすごいノリと歓声。私自身も最初からすごく楽しかったですが、やっぱり周囲が盛り上がっているとそれだけで楽しい。
最初の短い挨拶の後に流れて来たフラレボのイントロが嬉しくて、治療以来初めて跳んでしまいました。流石にちょっとキツかったけれど久しぶりにこの曲が聞けて嬉しかったです。夜明けを求めてを挟んでLONG WAY TO FREEDOMが流れて来た時は、嬉しいけれどここでこれをやられたら最後までもたなくなるよ、とちょっぴり不安に。
一時期欲望男が席巻していた「LONG WAY〜」あれも楽しかったけれど、やっぱり元のバージョンが一番だな、と。
怒涛のような序盤が終わり、お座りタイムがこれほど有り難かったことはなかったです(^^ゞ
幸ちゃんに呼ばれた桜井さん、自己紹介の後おもむろに ♪SMOKE ON THE WATERE 空に炎 と熱唱。何でそこだけ日本語と思ったら、しっかり幸ちゃんに「何でいきなり日本語、ちゃんとFIRE IN THE SKY」と歌いなさいよ」と突っ込まれ「THAT'S DIFFICULT」と何故か流暢に返したのに大笑い。
2人で相変わらずのトークを繰り広げる中、着替えを済ませたたかみーを見て唖然。メタリックゴールドのパンツに上が林家パー子さんが好きそうなローズピンクと白のキラキラした何とかムーンのようなコスチューム系。ご丁寧に後ろに同じ色でふわっと尾長のような飾りがついてます。
それだけなら、まぁいつものことですが、メタリック赤&金のポンポンを両手に持っているではないですか。
いぇーいという感じで、2、3回ポンポンを両手にポーズを取ると、客席にも何人かの方が同じポンポンを持って応える姿が。いつの間にかポンポンを振るようになったの?? アルフィーでポンポンはちょっと……と驚きましたが、たかみーのソロであのポンポンを使っていたそうで。
還暦を超えてポンポン振るのに目覚めた、とのたまうたかみーに幸ちゃんが、「貴方は振ってないでしょ。ポーズ取ってるだけ」と突っ込み。自分でも納得したのか反論せずにそのままポンポンをあっさり片づける姿にちょっとほっとしました。
この相変わらず派手すぎる衣装に関して、この後のMCだったかで桜井さんと幸ちゃんが意外といた初めてのお客さんに、目が疲れたらこっちを見ていただいて、と自分達を差していたのが可笑しかったです。更に桜井さんの「俺は最初からそっち見ないもん。目が痛くなるから」との発言に妙に納得してしまいました。
「恋人の歌が聞こえる」が久しぶりに聴けたのは嬉しかったな。
「COMPLEX BLUE」は古尾谷さんを思い出して、ちょっぴり悲しくなったり。
「木枯らしに抱かれて」は学生の頃(年がばればれ 笑)キョンキョンが歌うこの曲が大好きだった思い出の曲なのでまさか聴けるとは思わず。これが聴けただけで大満足です。
直後のMCで昔、小泉今日子さんに書いた曲で、これはやっぱり女の人が歌った方がいいね、おじさんが歌うとちょっと気持ち悪いよね、と自虐的に言っていたたかみーですが、私は貴方の歌うのも好きですよ。
とんでもない暴論でアルフィーの41年間を語り、僕らがこうして41年経った今でも続けていられることになったこの曲を、とたかみーが言った瞬間、何の曲かわかった会場から大きな拍手が沸き起こり。「こうやって曲紹介した途端、わーって拍手してくれるのは嬉しいねぇ。ありがとう!」と始まった「メリーアン」。それまでの会場では「孤独のHERO」だったそうで。個人的には「メリーアン」で良かったなぁと思いました。
「Wake up」は随分久しぶりだったんじゃないかな。そんなにライブで聞いてないけれど、ちゃんと憶えてるのが自分でも不思議です(苦笑)。
アンコールで登場した昭和ブラーザーズ。綺麗な着流しで登場の桜井さん&幸ちゃん。水色の生地に綺麗な花が描かれていて涼しげな感じなんだけれど、柄が女性向けな気がしないでも。春のツアーでも登場していたそうで桜井さんは「春も着てこの秋もこれでツアー回るのかと思うと」とちょっぴり(いや、かなり?)嫌そうでした。
昭和ブラザーズの紹介時だったかに、2人が取る掛け声とポーズに合わせてうっかり(?)同じようにポーズを取ったところ、「今回のツアーで初めてだよ。反応してくれたの。高岡のお客さんは優しいなぁ」と大喜びの桜井さんでした。
あれだけ身体を張って反応なかったら確かにやってる方は辛いかも。今回、最初から最後までやたら熱い客席だったおかげか、ステージ上の3人とも終始ホントに嬉しそうで見ている方も楽しかったです。
ミッチーのワンマンショー以来、レッツ自己解放でステージの上からの呼びかけに反応したり、踊ったり同じポーズを取るのに全く抵抗がなくなりました(笑)。口角上げ〜っと心の中で思いながら、しんみりした曲以外はずーーっとえみふるだった気がします。
「YELLOW SUNSHINE」がまた聴けるとは思わず、最高に楽しかった〜!
手袋はないけれど素手で両掌を思いっきりくるくるさせながら、嬉しくて嬉しくて。これ1曲で相当免疫力がUPした気がします。
昭和ブラザーズの衣装のまま黄色い手袋を嵌めている姿が何だかシュールで可笑しかったです。♪いかした女と噂になりたい、で黄色手袋で胸元で手をクロスするたかみーが可愛かったな。バナナギターを持っていたのもこの曲だったかな。
絶叫!ジャンピンググループー後の恒例のグッグッグッアンケート。これまでどこもグーが上がらなかった孫と来た人、が高岡で初めていて3人とも大喜びでした。一時期子連れがあちこちで見られたことがありましたが、遂に孫と…になったのかーと思うと月日の流れを実感です。
このジャンピンググルーピーの時にバンッとステージから飛んだテープがなんと2階席の前方にまで届き、2階でもグッグッグッ とカラフルな色が舞っているのが綺麗でした。
あと、この曲の際、2階席の端で跳んでいる方がいたそうで。タカミー曰く「大丈夫か? と思ったよ」これにはタカミーならずとも床が抜けなくてよかったと思いました(^^ゞ「でも、嬉しいよねぇぇ」と実感をこめて喜ぶ様子にそうだろうなぁとしみじみ。コンパクトな会場なので、客席の様子が普段よりよく見えるのか、呆れられたと凹んだり喜んだり、いつにも増して一喜一憂する様が面白かったです。
この会館の楽屋は通常のホールと反対側にあるのか、向かって右側にはけていくのが毎回新鮮でした。
最後まで大盛り上がりのライブ。3人揃って全方向に深々とお時儀をして手を振りながら去って行く際、桜井さんが行きかけてまたムーンウォークばりに後ろ向きで戻って来て行きかけて戻る、というのを何度か繰り返して場内を沸かせてました。
そんなわけで久しぶりのライブはほんっとに楽しかった〜〜!
贅沢を言えばもうちょっとだけ早く終わってくれると助かります(^^A
終演後、駐車場に着いて時計を確認してびっくりでした。
来春は6月18日本多の森ホール。
その頃も元気いっぱいなんて贅沢は言わないので、今回くらいの体力がありますように。
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