ごきげんいかが？

せんだがや　もよりのくせに　１５ふん…。

つば九郎かるたの”せ”の読み札が最高過ぎて大笑いです。
もよりのくせに、に球団関係者の思いが込められている気が（笑）。
甲子園もハマスタも東京ドームも駅から近いもんね。ナゴドは行ったことないけれど、名古屋在住の友人が駅の前だけど、その駅に行くのが面倒と言ってたので（苦笑）一応近く。マツダスタジアムはどうなんだろう？

まだ神宮球場が馴染みの地ではない頃、一度行ってみたくて上京した折に千駄ヶ谷駅から歩いて行ったのですが……。
これがまぁ遠かった！知らない道は実際以上に遠くに感じるの言葉どおり、歩いても歩いても着きません。最初はお散歩気分だったのが、真夏で暑かったのもあって着いた時には汗だく。あれ以来、二度と千駄ヶ谷駅から神宮へは行かないと決意して今に至ってます。千駄ヶ谷駅周辺の雰囲気は好きだけどね。


さて、公開から１ヶ月が経過したのでそろそろいいかな。というわけで年末に表題の映画を見てきました。
ネタバレしたくないという方のために一応、折りたたんでおきます。

エピソード７から２年。その間にサイドストーリ「ローグワン」を挟んでいるのもあって、７ってどんな話だったっけ？？　と半ば忘れかけ。最後にルークが出て来たところで終わったのとハン・ソロが死んじゃったのは強烈に覚えていたのですが、細かい部分は抜けていて。あのものすごーく印象的なオープニングはエピソード７？？　とか思いながら上映開始を待ちました。

エピソード７〜９は次世代の物語なので、レイとカイロ・レンことベン・ソロが主役ですが、このエピソード８に限って言えば主役はルークです。
エンドロールも一番最初に彼の名前が出てきてちょっと嬉しかったオールドファンです。

前作では絶海の孤島みたいなところに閉じこもっているルークをレイが発見するところで終了しましたが、何故彼がそんなところにいるのか？　ということが本作では語られます。
この作品におけるルークは文字通り最後のジェダイですが、決して伝説の英雄などではなく、彼とベンとの間のエピソードも最初はえぇぇ、そんなルーク小さいよ！と思いましたが、彼自身が自分は伝説の英雄などではないと言っているとおり、ジェダイも１人の人間に過ぎないということを描きたかったのかな、と思いました。

クライマックスでのレンのスノークへの翻意は予想どおりでしたが、このままだと本当にダースベイダーの２番煎じになっちゃうよ、と思ったのもつかの間。そう来ましたかーという展開と想像以上にレンがお子ちゃまで苦笑してしまいました。それが魅力と取る人もいるだろうし、ここから成長した姿が９では語られるのだと思いますが、現時点ではやっぱりレンは苦手です（苦笑）。

今回、ボーグ以外予備知識がなかったため、中盤でヨーダが出てきたのは本当に嬉しかった！！ちゃんと動いてしゃべってるーと思うとそれだけでうるうるでした。あとクライマックスのルークとレイアの再会は、ベタすぎるとわかっていてもうるっときてしまいました。

ボーグ、ネットで見た時にあまりに狙ってる感じでこれには心惹かれないもんね、と思っていましたが……鳥好きには抗えませんでした。チューバッカがご飯を食べているのをじーーっと大きな瞳で見つめる様子が可愛くて。ご飯を食べそびれたチューイは気の毒だけど、あんなに見つめられたらそりゃ食べられないよねぇ。

小動物といえば、ルークの特訓を受けたレイがフォースの練習で巨岩を破壊した際、丁度リヤカーみたいなのに食料らしきものを乗せて運んでいる、ルークの家の掃除等をしてくれている動物の上に落ちてきてしまったのが気の毒で。何てことをしてくれるのよ！こら、ごめんなさいくらい言いなさいっと画面に向かって憤慨してました(^^ゞ

本筋ではホルド提督がかっこ良かったです。最初は単純なので、ポーに同意してえーい融通が利かんやっちゃ、と思ってしまったのですが、途中からこの人もしかしてとても有能？　と思い始め最後は……残念でした。
皆を輸送船に移動した時点で多分そうなるんだろうなーと薄々思いましたが、いくら戦果を挙げたとはいえ、あの作戦は絶対に使っちゃいけなかった手だと思います。

レイとベンの交流にはさほど魅力を感じませんでしたが、対照的にフィンとローズは良かったなぁ。結果的に何もしてないという声がけっこうあって、そう言えばそうかも……と思いましたが、あぁいう必死さは好きです。馬に乗って逃げるシーンはワクワクして楽しかった〜。最後ローズがちゃんと生き延びてるのも嬉しかったな。これ、日本だとこういう場合ほぼ１００％ローズも下手したらフィンも死んでしまうけれど、死＝名誉ではないという考えが根底にあるのがよくわかるシーンです。

それにしてもキャプテン・ファズマって最後まで強いのか弱いのかよくわからないキャラクターだったなぁ。
ＢＢ−８の有能ぶりに驚きましたが、Ｒ２Ｄ２がやっぱり好きです（笑）。
Ｃ３ＰＯのこんな顔ってどんな顔？　は可笑しかった。

そんな感じでストーリーがどうとか何も書いてませんが、今回も楽しめました。あの何度聞いても身体の奥底から高揚してくる音楽もたっぷり大音量で聴けたし。オープニングで向かって右側から金管の高音、左側から弦楽器とホルンやバスの低音が聴こえきてスクリーンの上で綺麗に混ざり合うのがたまらなかったです。スターウォーズのテーマって、音数としては実はそんなに多くないのに、これだけハーモニーに厚みを響かせるジョン・ウィリアムスって天才だわーと思いながら聴き入ってしまい、意識が耳に集中しすぎるあまり最初のナレーションの部分のストーリーがいまいち頭に入ってこないという失敗をしてしまいました(^^ゞ

エピソード９では、我儘独裁者となったレンとレイの対決になるのか、はたまた全く予想外の展開になるのか？この長大なシリーズがどんな最期を迎えるのか楽しみです。