相棒 劇場版4
2017.02.15 Wednesday
先週末から公開になった相棒 劇場版4を昨夜仕事帰りに見てきました。
映画ってずっと1700円だと思っていたのですが、いつの間にか1800円になっていたんですね。ドコモチューズデーのおかげで1100円で見られてラッキーでした。映画を見る時はいつも何某かの割引サービスを利用していますが、700円引きはかなりお得感があります。
相棒の劇場版も4作目。スピンオフも含めると6本目かな。
映画は本放送に比べるとどうしても、ストーリーの粗さが目立ってしまうのですが、内容はともかく(こらこら)大きなスクリーンで神戸君が見られる、というので行ってきました。
このブログを読んでいる人で相棒の映画をわざわざ見に行く人はあまりいないと思いますが、公開間もないので念のため折りたたんでおきます。
今回のサブタイトルは”首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断”
毎回これでもか、というくらい大げさなサブタイルがつくのが最近の傾向ですが、前作の完全に内容と合ってないよ!というツッコミどころ満載だったサブタイトルよりはちゃんと物語とリンクしてました。
7年前、駐英日本領事館関係者の集団毒殺事件で生き残った少女が国際犯罪組織に誘拐されていた。そして現在。特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)は、国際犯罪組織バーズを追って来日した国連犯罪情報事務局の元理事マーク・リュウ(鹿賀丈史)に同行することになる。そんな中、7年前に誘拐された少女の現在の姿の動画が公開され、犯行グループは身代金を要求し……。 シネマトゥデイ
前作があんまりだっただけに、今回も期待せずにとにかく神戸君を大きなスクリーンで堪能するのだ! という恐ろしくミーハーな心持で見ましたが、結論としては前作より遥かに面白く最後まで飽きずに楽しめました。
冒頭の7年前の事件の部分が少し洋画っぽく、またちょっぴりホラーっぽくもあり。タイトルバックの出方がやけにカッコ良かったです。
鑑賞した多くの方が言われているとおり、犯人は最初の方の時点でバレバレでした(苦笑)。北村一輝と鹿賀丈史だったら、誰がどう見ても……になりますもん。でも、久しぶりの鹿賀さん存在感ありまくりで良かったです。
手法は決して褒められたものではないし、思いっきり間違っているけれど、彼の主張や思いには共感できる部分が多く、終盤に流した涙の重さにちょっぴりうるっときてしまいました。
架空の南の島での出来事にしてあったけれど、実際にリュウ氏と同じような境遇にあった人は当時たくさんいただろうし。数年前、舞鶴の引き上げ記念館に行った時も展示品の中で引き上げ経験者が”戦争になったら一番に犠牲になるのは女性や子供といった弱いもの”と訴えていたのを思い出してしまいました。
お目当ての神戸君。ご本人が出番は少ないけれど楽しかったー、と言われていたとおり、出番は少な目でしたがとっても神戸君らしい神戸君が見られて嬉しかった〜。お久しぶりのあの人やあの人、ほんとにほんのちょっとだけの絡みでしたが、予想通りの暇課長と伊丹&芹沢コンビでにんまりでした。
特命係の小部屋でのシーン、インタビューでのコメント通り隠しきれない嬉しさが滲み出てました(笑)。
しかし、自分で呼び出しておいて「君、仕事を抜け出してきていいんですか?」って右京さん相変わらずですねぇ。神戸君じゃなくても呼び出しておいてそれかよってなります。
先日の前後編でも思いましたが、随分と2人の間に流れる空気が和やかになったことに月日の流れを感じました。
今回、何が凄いって神戸君が杉下さんに邪険にされていないし頼られてます。利用されてるとも言うけれど(^^ゞ
冠城さんとは、小部屋で右京さんを待ってる間にメル友になったのかなぁ、なんてものすごく短いシーンなのに想像が膨らみました。
捜査本部で内村部長に咎められるシーン、普通に「コラ、神戸!」でいいのになぜにフルネームで呼びかける? と笑ってしまいました。相棒時代に比べてあたりが柔らかいのはやっぱり警察庁の職員だから? でも、元特命だから普通の職員に対するよりかは強気に出てる? なんて思ってしまいました。
先日の本放送での君に借りが出来たの意味は、結局最後までわからずじまいだったのがちょっぴり残念でした。本当にナポリタンの美味しいお店を教えたことだったらずっこけますが、何となく右京さんが復帰するまでの期間ずっとそばについていたことに対してなのかなーなんて勝手に思ってます。
今回、伊丹&芹沢コンビにもちゃんと見せ場があったのも嬉しかったー。血みどろの格闘なんて珍しいものも見られたし。感染源が自分だとわかった時の伊丹さんの表情が素敵すぎて(苦笑)。
あんなに邪険に断っていたはずが、結局協力してしまった米沢さんの言い訳というか述懐を聞くリュウ氏がその可笑しさに思わず笑ってましたが、あれは台本で笑うとなっていたのか、それともついうっかり笑ってしまったのかどっちなんだろう? と思ってしまったくらい自然な笑顔のリュウ氏に和んだシーンでした。
米沢さんなら音だけで○X線とか当てられるのかも、すごーい、と依頼するシーンでは思ってしまったのですが、さすがにそれはなくてほっとしたようながっかりしたような。
クライマックスのパレードシーン。銀座パレードなんだけれど、どう見ても銀座ではなく地方の大通り感の漂いっぷりがすごく、いけないと思いつつ心の中で突っ込んでしまいました(苦笑)。きっと北九州在住や出身の方だと逆に嬉しいだろうなぁ、なんて余計なことまで思いました。
右京さんの不死身っぷりが凄すぎる、とか”冠城亘”って何にも知らない、帰国子女に近い人間がぱっと見てすぐに読めるかなぁ(”かんべそん”読みした伊丹さんがいい例)とか他にも細かなツッコミを入れたい部分やあれだけの思いを抱えたリュウ氏が何故、冒頭モリスを殺してしまったのか、という疑問は残るけれど。
訴えたいテーマが明確で色々考えさせられることも多く、ストーリーも退屈することなく楽しめたし、ところどころに笑える要素も盛り込まれていたので個人的には満足です。
映画だからとやたら大掛かりに風呂敷を広げず、じっくり犯人を追い詰めるような群像劇が見たいなぁという思いはあるけれど。そういうのはテレビドラマの映画版ではまず無理なのが現実だしね。
ラストの相棒二人のシーンも良かったな。
過去も現在もひたすらクズな官僚だった元駐英大使、この人誰? と思ったら最後のエンドロールで江守徹さんとわかりびっくりでした。
篠井英介さん、なかなかいいキャラクターだったのに全体的に扱いが中途半端で勿体なかったです。尺の関係であれ以上篠井さんに限らず閣僚達は膨らませようがなかったんだろうけれど。同じことが北村一輝さんにも言えるかな。
冠城さんが相棒のうちに、もう1回くらい神戸君出てくれないかなぁ。冠城・神戸vs杉下右京 みたいな話を見てみたいな。
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